JP2007152043A - 車椅子足台の開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の車椅子用足台(フットプレート)の開閉手段にはフットプレートにロッドを連結し、車椅子肘当て前方に設けたハンドルを操作してフットプレートを開閉する構造を用いたものがあるが、ロッドが車椅子から張り出し、かつ機構部が露出しているため本来の車椅子操作や乗り降りのときに障害となっていた。
【解決手段】、基軸1は上端を斜めに切断された挿入管1a及び下面を斜めに切断された固定ナットとこれに螺合する締付ボルトにより足台取付管Aに挿入、固定される。
足台6の取付穴を基軸1に挿入しボルト4で回転自在に取り付ける。
コイル状のシフトスプリング2を基軸2の外周に沿って一端を足台6の底部に、他端を基軸1の外周に取り付ける。
足台6の空洞部に基軸1を包んで、開放ボタン3a及びロックピン3bを有する角管状の遊動子3をロックスプリング5を介して配置する。
【選択図】図1
【解決手段】、基軸1は上端を斜めに切断された挿入管1a及び下面を斜めに切断された固定ナットとこれに螺合する締付ボルトにより足台取付管Aに挿入、固定される。
足台6の取付穴を基軸1に挿入しボルト4で回転自在に取り付ける。
コイル状のシフトスプリング2を基軸2の外周に沿って一端を足台6の底部に、他端を基軸1の外周に取り付ける。
足台6の空洞部に基軸1を包んで、開放ボタン3a及びロックピン3bを有する角管状の遊動子3をロックスプリング5を介して配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、簡単な操作で開ける車椅子用足台の開閉機構及び構造に関する。
従来の車椅子用足台(フットプレート)の開閉手段には、フットプレートにロッドを連結し、車椅子肘当て前方に設けたハンドルを操作してフットプレートを開閉する構造を用いたものがある。(非特許文献1参照)
商品名「パタパタ」株式会社サンユー
以上に述べた従来の車椅子足台の開閉装置では、フットプレートを動かすロッドが車椅子から張り出し、かつ機構部が露出しているため本来の車椅子操作や乗り降りのときに障害となっていた。
本発明は上述の問題を解決するため、基軸(1)の一端に、車椅子の足台取付管(A)に挿入するための挿入管(1a)を約直角に固着し、基軸に足台(6)を回転自在に嵌入しボルト(4)で脱落を防止する。
コイル状のシフトスプリング(2)を基軸の外周に巻きつけ、一端を足台に、又他端を基軸に固定して足台を撥ね上げ開放状態を保持させる。
また、基軸の外周に、開放ボタン(3a)及びロックピン(3b)を有する角管状の遊動子(3)を足台の下からロックスプリング(5)を介して配置し、開放ボタンは足台上部を貫通して摺動自在に取付け、ロックピンは基軸の下側に設けられたロックピン穴(1b)に嵌入させる。
コイル状のシフトスプリング(2)を基軸の外周に巻きつけ、一端を足台に、又他端を基軸に固定して足台を撥ね上げ開放状態を保持させる。
また、基軸の外周に、開放ボタン(3a)及びロックピン(3b)を有する角管状の遊動子(3)を足台の下からロックスプリング(5)を介して配置し、開放ボタンは足台上部を貫通して摺動自在に取付け、ロックピンは基軸の下側に設けられたロックピン穴(1b)に嵌入させる。
第2の手段として、前項の足台開閉には障害者自身(又は介助者)が足で操作する必要があるが、障害程度により足による操作が困難な場合(又は介助者がいない場合)、手動により足台開閉を操作する方法がある。
すなわち、シフトスプリング(2)により足台を撥ね上げ開放状態を保持させる手段は前述と同様であるが、可撓管(8)の中を通した鋼索(7)を基軸の下をまわして足台下部に固定し、他端を鋼索牽引機構(9)のレバー(9a)の先端に固定する。レバーを引き上げた位置でレバーのロック部をロックレバー(9b)に噛み合わせレバー位置をロックする。鋼索牽引機構はレバー、ロックレバー及びロックスプリングから構成され車椅子肘掛の下に取り付ける。
又、可撓管及び鋼索は足台取付管(A)沿わせるか、管内を通して配置しレバーの先端に取り付ける。なお、左右の足台からの2本の鋼索及び可撓管を1つの鋼索牽引機構に纏めて取り付け左右の足台を同時に操作する事も出来る。
すなわち、シフトスプリング(2)により足台を撥ね上げ開放状態を保持させる手段は前述と同様であるが、可撓管(8)の中を通した鋼索(7)を基軸の下をまわして足台下部に固定し、他端を鋼索牽引機構(9)のレバー(9a)の先端に固定する。レバーを引き上げた位置でレバーのロック部をロックレバー(9b)に噛み合わせレバー位置をロックする。鋼索牽引機構はレバー、ロックレバー及びロックスプリングから構成され車椅子肘掛の下に取り付ける。
又、可撓管及び鋼索は足台取付管(A)沿わせるか、管内を通して配置しレバーの先端に取り付ける。なお、左右の足台からの2本の鋼索及び可撓管を1つの鋼索牽引機構に纏めて取り付け左右の足台を同時に操作する事も出来る。
本発明の車椅子足台の開閉装置は、既存の開閉装置に比べて機構部が足台及び車椅子本体の骨組みを構成する管体に沿わせるか、内蔵されているので、障害者等の乗り降りや車椅子操作に支障を及ぼすことなく、安全性を高める効果がある。
また、単独のユニットを構成しているので、一般の車椅子の足台と容易に入れ替えることができるほか、介助者の労力軽減や、足台に手を触れることによる細菌感染を防止する効果がある。
また、単独のユニットを構成しているので、一般の車椅子の足台と容易に入れ替えることができるほか、介助者の労力軽減や、足台に手を触れることによる細菌感染を防止する効果がある。
本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1において、基軸1は上端を斜めに切断された挿入管1a及び下面を斜めに切断された固定ナットとこれに螺合する締付ボルトにより足台取付管Aに挿入、固定される。
足台6の取付穴を基軸1に挿入しボルト4で回転自在に取り付ける。
コイル状のシフトスプリング2を基軸2の外周に沿って一端を足台6の底部に、他端を基軸1の外周に取り付ける。
足台6の空洞部に、基軸1を包んで、開放ボタン3a、及びロックピン3bを有する角管状の遊動子3をロックスプリング5を介して配置する。
足台6の取付穴を基軸1に挿入しボルト4で回転自在に取り付ける。
コイル状のシフトスプリング2を基軸2の外周に沿って一端を足台6の底部に、他端を基軸1の外周に取り付ける。
足台6の空洞部に、基軸1を包んで、開放ボタン3a、及びロックピン3bを有する角管状の遊動子3をロックスプリング5を介して配置する。
足台はシフトスプリングにより、撥ね上げられ開放位置に保持されており、足台を使用する場合は足台を押し下げれば足台は遊動子と共に回転してロック位置に来た時ロックピンは、基軸のロックピン穴1bにロックスプリングに押し上げられた遊動子と共に上昇して嵌入し閉鎖状態にロックされる。ロックを解除して開放位置にする場合は開放ボタンをおしさげれば、ロックピンは遊動子と共に下降してロックを解除し、足台はシフトスプリングにより開放位置に戻る。
図2において、基軸1は上端を斜めに切断された挿入管1a及び下面を斜めに切断された固定ナットとこれに螺合する締付ボルトにより足台取付管Aに挿入、固定される。
足台6の取付穴を基軸1に挿入しボルト4で回転自在に取り付ける。
コイル状のシフトスプリング2を基軸2の外周に沿って一端を足台6の底部に、他端を基軸1の外周に取り付ける。
次に、可撓管8の中を通した鋼索7の一端を基軸1の下を回して足台6の底に、他端を鋼索牽引機構9のレバー9a先端に固定する。レバー9aを引き上げた位置でレバー9aがストップスプリング9cによりロックレバー9bの鍵部に噛み合うように配置する。
足台6の取付穴を基軸1に挿入しボルト4で回転自在に取り付ける。
コイル状のシフトスプリング2を基軸2の外周に沿って一端を足台6の底部に、他端を基軸1の外周に取り付ける。
次に、可撓管8の中を通した鋼索7の一端を基軸1の下を回して足台6の底に、他端を鋼索牽引機構9のレバー9a先端に固定する。レバー9aを引き上げた位置でレバー9aがストップスプリング9cによりロックレバー9bの鍵部に噛み合うように配置する。
足台はシフトスプリングにより、撥ね上げられ開放位置に保持されており、足台を使用する場合は鋼索牽引機構のレバーを押し下げれば鋼索は足台を回転し、レバーはストップスプリングによりロックレバーに噛み合い閉鎖位置にリックされる。ロックを解除して開放位置にする場合はロックレバーを押し上げれは鋼索のロックは解除され足台はシフトスプリングにより開放位置に戻る。
1 基軸 1a 挿入管 1b ロックピン穴
2 シフトスプリング 3 遊動子
3a 開放ボタン 3b ロックピン
4 ボルト 5 ロックスプリング 6 足台
7 鋼索 8 可撓管 9 鋼索牽引機構
9a レバー 9b ロックレバー 9cストップスプリング
A 足台取付管
2 シフトスプリング 3 遊動子
3a 開放ボタン 3b ロックピン
4 ボルト 5 ロックスプリング 6 足台
7 鋼索 8 可撓管 9 鋼索牽引機構
9a レバー 9b ロックレバー 9cストップスプリング
A 足台取付管
Claims (3)
- 車椅子脚部に装着する開閉装置の基軸を中心として回転する足台をスプリングにより開放位置を保持し、又逆回転して閉鎖位置にロックする手段を用いた車椅子足台の開閉装置。
- 車椅子脚部に装着する開閉装置の基軸を中心として回転する足台をスプリングにより開放位置を保持し、鋼索による牽引により閉鎖してロック及びロック解除する鋼索牽引機構を用いた車椅子足台の開閉装置。
- 開閉装置基体を車椅子脚部に着脱出来るようにした請求項1及び請求項2の車椅子足台の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005379893A JP2007152043A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 車椅子足台の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005379893A JP2007152043A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 車椅子足台の開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007152043A true JP2007152043A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38237122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005379893A Pending JP2007152043A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 車椅子足台の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007152043A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013055912A1 (en) * | 2011-10-14 | 2013-04-18 | American Track Roadsters, Inc. | Dynamic seating components for wheelchairs |
JP2016158809A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社カワムラサイクル | 車いす |
JP2020185210A (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 薮田 尚子 | 車椅子 |
-
2005
- 2005-11-30 JP JP2005379893A patent/JP2007152043A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013055912A1 (en) * | 2011-10-14 | 2013-04-18 | American Track Roadsters, Inc. | Dynamic seating components for wheelchairs |
US8888190B2 (en) | 2011-10-14 | 2014-11-18 | American Track Roadsters, Inc. | Dynamic seating components for wheelchairs |
US9463123B2 (en) | 2011-10-14 | 2016-10-11 | American Track Roadster, Inc. | Dynamic seating components for wheelchairs |
US9962304B2 (en) | 2011-10-14 | 2018-05-08 | American Track Roadster, Inc. | Dynamic seating components for wheelchairs |
US11065167B2 (en) | 2011-10-14 | 2021-07-20 | American Track Roadster, Inc. | Dynamic seating components for wheelchairs |
JP2016158809A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社カワムラサイクル | 車いす |
JP2020185210A (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 薮田 尚子 | 車椅子 |
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