JP2007151404A - 砕土装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耕耘ロータリーの耕耘量が深くなる程、附勢手段による附勢力が弱くなる課題があった。
【解決手段】作業機本体1と、耕耘ロータリー12に上下方向に回動自在に設けられる第1整地板2と、第1整地板2に上下回動可能に設けられている第2整地板3と、作業機本体1に連結され第1整地板2と第2整地板3と第2リンク41と第1リンク40とをそれぞれ回動自在に連結してなるリンク機構である整地板リンク機構4と、第1整地板2と整地板リンク機構4の間に設けられ第2整地板3を上方に付勢する付勢手段5とを有しており、第1リンク40と第1整地板2の間に両端部分で連結して設けられる付勢手段5は、一端を回動自在に連結し、他端を回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結する砕土装置による。
【選択図】 図2

Description

この発明は、トラクタ等の走行車に装着して使用する耕耘作業や代掻き作業等を行う砕土装置に関する。詳細には、耕耘ロータリーの後方に設けられる第1整地板と第2整地板の作動を制御するリンク機構を有する砕土装置に関する。
砕土装置の第1整地板と第2整地板の作動に関する従来技術としては、特許第2972599号(従来技術1)が公知である。従来技術1は、「耕耘作業機」に関し、「ロータリー作業体を回転自在に設けた作業機本体と、この作業機本体の前記ロータリー作業体の後方部に位置して上下方向に回動自在に配設され前記ロータリー作業体にて砕土された泥土を整地する整地体と、前記作業機本体に設けられリンク機構を介して前記整地体を代掻き作業姿勢に回動操作する操作ハンドルを有する整地体操作機構と、前記リンク機構を後上方に向かって附勢して前記整地体操作機構にて代掻き作業姿勢に切り換えられた前記整地体の下降回動を規制する附勢手段とを具備し、前記附勢手段は、前記作業機本体に上下方向に回動自在に軸着された前後方向の進退杆と、前記リンク機構のリンクに回動自在に設けられ前記進退杆を進退自在に挿通した回動体と、前記進退杆に捲回され前記回動体を介して前記リンク機構のリンクを後上方に向かって附勢するスプリングとを有することを特徴」としている。
特許第2972599号(従来技術1)
一般的に、耕耘ロータリーの後方に設けられ耕耘ロータリーによって耕耘された耕土を整地均平する整地板は、スプリング等による加減圧装置がないと、各作業条件に対応して安定した整地作業ができない。従来技術1に開示された整地板は、「附勢手段は、前記作業機本体に上下方向に回動自在に軸着された前後方向の進退杆と、前記リンク機構のリンクに回動自在に設けられ前記進退杆を進退自在に挿通した回動体と、前記進退杆に捲回され前記回動体を介して前記リンク機構のリンクを後上方に向かって附勢するスプリングとを有する」ものである。
すなわち従来技術1では、「作業機本体に上下方向に回動自在に軸着された前後方向の進退杆による附勢手段」であるため、耕耘ロータリーの耕耘深さにより変化する耕耘ロータリーの高さによって整地板の角度も変化し、作業機本体側とリンク機構に連結された附勢手段の附勢力が変化してしまう問題点があった。すなわち、耕耘ロータリーの耕耘量が深くなる程、附勢手段による附勢力が弱くなる課題があった。
上記課題を解決するため、装着フレーム及び回転自在な耕耘ロータリー及び耕耘ロータリーの上面に設けられるロータリー上面カバーとを有する作業機本体と、耕耘ロータリーの後方部に位置して上下方向に回動自在に設けられる第1整地板と、第1整地板に上下回動可能に設けられている第2整地板と、作業機本体に連結され第1整地板と第2整地板と第2リンクと第1リンクとをそれぞれ回動自在に連結してなるリンク機構である整地板リンク機構と、第1整地板と整地板リンク機構の間に設けられ第2整地板を上方に付勢する付勢手段とを有しており、
第1リンクと第1整地板の間に両端部分で連結して設けられる付勢手段は、一端部分を回動自在に連結し、他端部分を回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結することを特徴とする砕土装置を提案する。
また、装着フレーム及び回転自在な耕耘ロータリー及び耕耘ロータリーの上面に設けられるロータリー上面カバーとを有する作業機本体と、耕耘ロータリーの後方部に位置して上下方向に回動自在に設けられる第1整地板と、第1整地板に上下回動可能に設けられている第2整地板と、作業機本体に連結され第1整地板と第2整地板と第2リンクと第1リンクとをそれぞれ回動自在に連結してなるリンク機構である整地板リンク機構と、第1整地板と整地板リンク機構の間に設けられ第2整地板を上方に付勢する付勢手段とを有しており、整地板リンク機構を介して整地板の作業姿勢を切換え操作する作業姿勢切換えリンク機構とを有しており、
第1リンクと第1整地板の間に両端部分で連結して設けられる付勢手段は、一端部分を回動自在に連結し、他端部分を回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結することを特徴とする砕土装置を提案する。
更に、付勢手段が、スプリングと付勢調整部とロッドとを有するスプリングロッドからなり、スプリングロッドの一端部分を第1リンクの長さ方向中央部より第2リンク連結部側の位置で回動自在又は回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結する付勢手段である0005欄又は0006欄に記載の砕土装置を提案する。
この発明によれば、耕耘の深さが深く変化した場合でも、付勢手段による第1整地板及び第2整地板を上方に付勢する付勢力がほとんど変化しないため、第2整地板の水平に近い姿勢が保たれ接地を面状で行うことができるため一定の押圧力で整地することができるという効果がある。
また、請求項2に係る発明のように整地板の作業姿勢切換えリンク機構を有することで、通常砕土作業の他に土引き作業を行うことも可能で、その作業姿勢の切換えも簡単にでき、作業姿勢切換えリンク機構と整地板リンク機構を兼用させることで構造を簡略化できる。また、砕土装置が装着されるトラクタが変更されて装着姿勢が変化(前傾・後傾)しても、接地圧や第2整地板の姿勢の変化が少なく整地板の性能を十分に発揮することができる。
更に、請求項3に係る発明であると、第1整地板の上下回動に対して第2整地板が平行に移動しやすくなるとともに、第1リンクの回動支点側に位置するよりも回動ストロークが大きくなるため、付勢手段の長さ方向の付勢調整範囲が広く取れて微妙な圧力調整が可能になった。
この発明の実施形態について図1乃至図11に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態である砕土装置の側面図、図2は、図1の一部切欠側面説明図であり浅い砕土作業状態の場合、図3は、図1の一部切欠側面説明図であり深い砕土作業状態の場合、図4は、図1の一部切欠側面説明図であり土引き作業状態の場合、図5は、図2の要部拡大説明図、図6は、図3の要部拡大説明図、図7は、図4の要部拡大説明図、図8は、作業姿勢切換えリンク機構の説明図、図9は、付勢手段の第1リンクと第1整地板との連結状態を示す斜視説明図、図10は、この発明の砕土装置が、左右に側部作業体を有する折畳み砕土装置である場合の側部作業体を作業状態に展開した状態の背面図、図11は、同じく折畳み砕土装置の駆動伝達図を示す。
この発明の砕土装置は、一つの作業体からなる砕土装置Aである実施形態の場合においても、中央作業体A1と、中央作業体A1の左右に作業幅を延長する左右の側部作業体A2、A2との3部分からなる折畳み砕土装置である実施形態の場合においても共通する構成である。
図1乃至図4に示すこの発明の一つの実施形態の砕土装置Aについて説明する。1は作業機本体であり、トップマスト10a及びロアピン10bを有する装着フレーム10によってトラクタ3点リンク機構(図示せず)に連結される。作業機本体1は、左右方向に亘って設けられるパイプ状のセンターフレーム11及び回転自在な耕耘ロータリー12を有する。センターフレーム11は、中央部に入力ケース13を設け、入力ケース13から入力軸13aが前方へ突設される。入力軸13aへはトラクタPTO軸より駆動伝達するようユニバーサルジョイントが連結される。入力軸13aは、ベベルギア13bを介してセンターフレーム11内に設けられている出力軸11aに伝動可能に連結している。
センターフレーム11の片側に伝動チェーンケース14を設けており、出力軸11aから伝動チェーンケース14内に設けられているスプロケット14a、ローラチェーン14bを介して耕耘ロータリー12のロータリー回転軸12aに回転伝動可能に連結する。12bは、ロータリー回転軸12aに周囲幅方向に亘って多数設けられている砕土爪である。
耕耘ロータリー12は、上面にロータリー上面カバー15を設けている。ロータリ上面カバー15は、その後端辺で第1整地板2を第1整地板回動軸20を介して上下回動可能に設けている。第1整地板2は、その後端辺(若しくは下端辺)に第2整地板3を第2整地板回動軸30を介して上下回動可能に設けている。第1整地板2は、第1レーキ21を備えている。
第1整地板2及び第2整地板3は、整地板リンク機構4のリンク機構の一部であり作業機本体1に連結される。整地板リンク機構4は、第1リンク40と第2リンク41と第1整地板2と第2整地板3とからなり、作業機本体1と回動自在に連結するとともに、付勢手段5であるスプリングロッド5によって第1リンク40と第1整地板2とを連結し、更に第1整地板2及び第2整地板3の作業姿勢を切換え操作する作業姿勢切換えリンク機構6と連結している。
整地板リンク機構4の第1リンク40は、前方側端部40aで作業機本体1に回動自在に連結し、後方側端部40bで第2リンク41の上側端部41aと回動ピン410を介して回動自在に連結する。第2リンク41は、上側端部41aの回動ピン410で第1リンク40の後方側端部40bと回動自在に連結し、下側端部41で第2整地板3の上面と回動自在に連結している。
付勢手段5は、第2整地板3を上方に付勢する作用を有するもので、この実施形態ではスプリングロッド5からなる。スプリングロッド5は、図9に示すようにロッド50、付勢調整部51及びスプリング52からなる。棒状のロッド50は、その上部に固定孔を有しパイプ状の付勢調整部51と摺動可能に嵌合している。付勢調整部51は、その長さ方向に複数、この実施例では3つの調整孔510を設けており、その一つとロッド50の固定孔とに固定ピン53を挿入することによって取り付け長さを調整可能に連結固定することができる。スプリング52は、付勢調整部51の下部と第1整地板2の摺動回動連結部22とに両端部を固定されて連結している。
第1整地板2の摺動回動連結部22は、図9に示すように第1整地板2に固定される2枚の連結支持板220の間に設けられ、中央部の円筒体221の両側に突設した回動軸222により連結支持板220に回動自在に支持されているとともに、円筒体221には回動軸222と直交する方向に摺動孔223を貫通させて形成しており、摺動孔223にロッド50の下部を挿入させロッド50の長さ方向に摺動自在でかつ第1整地板2と回動自在に連結している。
スプリングロッド5は、上端部に設けた回動連結部5aによって第1リンク40に設けられた回動軸400と回動自在に連結している。スプリングロッド5の回動連結部5aの位置は、第1リンク40の長さ方向中央部40cより第2リンク41との回動連結部である後方側端部40bに寄った位置である。
スプリングロッド5の他の実施形態としては、ロッド50に設けられる付勢調整部51とスプリング52の上下位置を交換して、スプリング52を上部に配設し付勢調整部51を下部に設けてもよい。この実施形態では、スプリングロッド5は、その上端部側の位置5aに0019欄記載の摺動回動連結部を設け第1リンク40と回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結させ、下端部側である第1整地板2との連結部の位置22では回動自在に連結する構成となる。
6は、整地板リンク機構4を介して第1整地板2及び第2整地板3の作業姿勢を切換え操作する作業姿勢切換えリンク機構である。作業姿勢切換えリンク機構6は、作業機本体1に取り付けられ整地板リンク機構4と回動自在に連結しており、ストッパーレバー60と、スライドロット61と、リンクプレート62と、ストッパー63と、捩りバネ64とを有している。
作業姿勢切換えリンク機構6のストッパレバー60は、装着フレーム10に回動支点600を中心に回動自在に設けられており、前後方向に作業者によって回動操作される。ストッパーレバー60は、回動支点600の上部の連結部601でリンクプレート62の一端と回動自在に連結している。リンクプレート62は、他端に設けた棒状の連結部620でストッパー63と回動自在に連結されるとともに作業機本体1の後部取付部16に三角形状に形成された係止孔17に棒状の連結部620を孔内において移動自在に係止している。
スライドロット61は、直線状の杆体からなり後端部で第1リンク40の上面に設けた回動連結部42に回動自在に連結し、前端部にはストッパー63の係合溝630と係合可能な棒状の係合部610を有する。回動連結部42は、第1リンク40の上面に立設される2枚の板状体からなる連結支持体420と、連結支持体420間に回動自在に設けた回動ピン421とからなり、スライドロット61の後端部を回動ピン421に連結している。スライドロット61は、その前部をストッパーレバー60の回動支点600部分の上に載置された状態で前後に移動可能である。
ストッパー63は、リンクプレート62の連結部620と回動自在に連結し、ストッパー回動支点631を中心に回動自在であるとともに捩りバネ64によって姿勢により正逆両方向に回動付勢されている。ストッパー63は、スライドロット61の係合部610と係合可能な係合溝630が形成されている。捩りバネ64は、その一端である取付部連結部640が作業機本体1の後部取付部16に固定されており、他端であるストッパー連結部641がストッパー63に固定されている。捩りバネ64のストッパー連結部641が、ストッパー回動支点631と捩りバネ64の取付部連結部640とを結ぶ仮想線のいずれかに寄った位置になると、捩りバネ64の付勢力により仮想線より寄った方にストッパー63はストッパー回動支点631を中心に付勢回動される。
次に、この発明の実施形態である砕土装置に作動について説明する。浅い耕耘を行う砕土作業の状態を示す図2及び図5、及び深い耕耘を行う砕土作業の状態を示す図3及び図6においては、ストッパー63は、捩りバネ64の付勢力により矢印R方向へ付勢回動されており、スライドロット61の係合部610とは係合していない。したがって整地板リンク機構4の第1リンク40に連結するスライドロット61は、ストッパー63と係止されずフリー状態のため、第1整地板2と第2整地板3からの接地圧によって第2リンク41、第1リンク40は角度が変る。
第1整地板2は、スプリングロッド5からなる付勢手段5のスプリング52の上方への付勢力によって弾性を持って支持されており、第1リンク40と第2リンク41とスプリングロッド5と第1整地板2と第2整地板3とがそれぞれ回動自在にリンク機構として連結している。スプリングロッド5の上方への付勢力を変更する場合は、固定ピン53を外して付勢調整部51の調整孔510を変更して再び固定ピン53を、その調整孔510とロッド50の固定孔とに挿入することによって取り付け長さを変更し、上方への付勢力を調整する。
スプリングロッド5は、第1リンク40と第1整地板2との間で長さ方向にも摺動しつつ第1整地板2を上方に付勢するため、砕土作業(代掻き作業)時は、第1整地板2が耕耘ロータリー12の耕耘土によりロータリー上面カバー15に上下回動自在に設けられる第1整地板2及び第1整地板2の後方に上下回動自在に連結した第2整地板3が上方に回動される。このとき、第2整地板3は、第1整地板2と第2リンク41とにそれぞれ回動自在であり、第1リンク40を介して第2リンク41が上方に回動するため第2整地板3は略水平姿勢のまま上下回動して浅い代掻き作業と深い代掻き作業に自動的に対応することができる。
次に、図2、図3、図5、図6の砕土作業状態から図4、図7の土引き作業状態へ作業姿勢を変更するためには、ストッパーレバー60を回動支点600を中心に後方へ回動させると、リンクプレート62が連結部620の係止孔17の移動範囲内で後方へ移動する。するとリンクプレート62に連結しているストッパー63が回動し、捩りバネ64のストッパー連結部641が、ストッパー回動支点631と捩りバネ64の取付部連結部640とを結ぶ仮想線から上部に寄った位置になると、捩りバネ64の付勢力により図7のL方向へ回動される。
この回動によりストッパー63は、その係合溝630によってスライドロット61の係合部610と係合してスライドロット61の移動を停止させて図4及び図7に示すように第2整地板3は耕地面とは角度を有して深い位置に位置及び姿勢を変更させ土引き作業の状態になる。このとき付勢手段であるスプリングロッド5は、第1整地板2と長さ方向へ摺動可能なため、第1リンク40と第1整地板2との間隔が狭まってもロッド50が円筒体221の摺動孔222より突出して対応することができる。
また、土引き作業状態から砕土作業状態へ変更するには、逆の作業を行えばよい。土引き作業状態からストッパーレバー60を前方へ回動させ、リンクプレート62を介してストッパー63を逆に回転させ、スライドロット61の動きをフリーにさせるとともに第1リンク40を引き上げ、第1整地板2を引き上げ、第2整地板3をほぼ水平の姿勢に変更することができる。
また、リンクの長さを変えることにより第2整地板3を水平ではなく前傾・後傾に保つことも可能で圃場条件等によりそれぞれ対応した姿勢を選択するとよい。
図10及び図11は、の発明の実施形態である砕土装置が、左右に折畳み可能な側部砕土装置A2、A2を有する中央砕土装置A1である場合を示したもので、図10は側部砕土装置A2、A2を作業状態に展開した状態の背面から見た図であり、図11は、折畳み砕土装置A1の駆動伝達を示す。
この発明は、圃場においての砕土作業時に整地板の整地圧を一定に保つとともに接地面を水平姿勢近く保って行うことができ、整地板の姿勢を土引き作業や砕土作業に簡単に変えることができ、更にトラクタ変更による装着姿勢の変化などにも容易に対応できる砕土装置であり、このような代掻き作業、砕土作業、土引き作業を行える砕土装置として利用可能性が高い。
この発明の実施形態である砕土装置の側面図 図1の一部切欠側面説明図であり浅い砕土作業状態の場合を示す。 図1の一部切欠側面説明図であり深い砕土作業状態の場合を示す。 図1の一部切欠側面説明図であり土引き作業状態の場合を示す。 図2の要部拡大説明図 図3の要部拡大説明図 図4の要部拡大説明図 この発明の実施形態である砕土装置の作業姿勢切換えリンク機構の説明図 この発明の実施形態である砕土装置の付勢手段の第1リンクと第1整地板との連結状態を示す斜視説明図 この発明の砕土装置が、左右に側部作業体を有する折畳み砕土装置である場合の側部作業体を作業状態に展開した状態の背面図 同じく折畳み砕土装置の駆動伝達図を示す。
符号の説明
A 砕土装置(作業体)
A1 中央砕土装置(中央作業体)
A2 左右の側部砕土装置(左右の側部作業体)
1 作業機本体
10 装着フレーム
10a トップマスト
10b ロアピン
11 センターフレーム
11 出力軸
12 耕耘ロータリー
13 入力ケース
13a 入力軸
13b ベベルギア
14 伝動チェーンケース
14a スプロケット
14b ローラチェーン
15 ロータリー上面カバー
16 後部取付部
17 係止孔
2 第1整地板
20 第1整地板回動軸
21 第1レーキ
22 回動摺動連結部
220 連結支持板
221 円筒体
222 回動軸
223 摺動孔
3 第2整地板
30 第2整地板回動軸
4 整地板リンク機構
40 第1リンク
40a 第1リンクの作業機本体との回動端部
40b 第1リンクの第2リンクとの回動端部
40c 第1リンクの中央部
400 回動軸
41 第2リンク
41a 第2リンクの第1リンクとの回動端部
410 回動ピン
41b 第2リンクの第2整地板との回動端部
42 回動連結部
420 連結支持板
421 回動ピン
5 スプリングロッド(付勢手段)
5a 回動連結部
50 ロッド
51 付勢調整部
510 調整孔
52 スプリング
53 固定ピン
6 作業姿勢切換えリンク機構
60 ストッパーレバー
600 回動支点
601 連結部
61 スライドロット
610 係合部
62 リンクプレート
620 連結部
63 ストッパー
630 係合溝
631 回動支点
64 捩りバネ
640 取付部連結部
641 ストッパー連結部
L、R ストッパー回動付勢方向

Claims (3)

  1. 装着フレーム及び回転自在な耕耘ロータリー及び耕耘ロータリーの上面に設けられるロータリー上面カバーとを有する作業機本体と、耕耘ロータリーの後方部に位置して上下方向に回動自在に設けられる第1整地板と、第1整地板に上下回動可能に設けられている第2整地板と、作業機本体に連結され第1整地板と第2整地板と第2リンクと第1リンクとをそれぞれ回動自在に連結してなるリンク機構である整地板リンク機構と、第1整地板と整地板リンク機構の間に設けられ第2整地板を上方に付勢する付勢手段とを有しており、
    第1リンクと第1整地板の間に両端部分で連結して設けられる付勢手段は、一端部分を回動自在に連結し、他端部分を回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結することを特徴とする砕土装置。
  2. 装着フレーム及び回転自在な耕耘ロータリー及び耕耘ロータリーの上面に設けられるロータリー上面カバーとを有する作業機本体と、耕耘ロータリーの後方部に位置して上下方向に回動自在に設けられる第1整地板と、第1整地板に上下回動可能に設けられている第2整地板と、作業機本体に連結され第1整地板と第2整地板と第2リンクと第1リンクとをそれぞれ回動自在に連結してなるリンク機構である整地板リンク機構と、第1整地板と整地板リンク機構の間に設けられ第2整地板を上方に付勢する付勢手段とを有しており、整地板リンク機構を介して整地板の作業姿勢を切換え操作する作業姿勢切換えリンク機構とを有しており、
    第1リンクと第1整地板の間に両端部分で連結して設けられる付勢手段は、一端部分を回動自在に連結し、他端部分を回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結することを特徴とする砕土装置。
  3. 付勢手段が、スプリングと付勢調整部とロッドとを有するスプリングロッドからなり、スプリングロッドの一端部分を第1リンクの長さ方向中央部より第2リンク連結部側の位置で回動自在又は回動自在かつ長さ方向に摺動自在に連結する付勢手段である請求項1又は請求項2に記載の砕土装置。
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