JP2007151368A - ファンモータ - Google Patents

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JP2007151368A
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Shuhei Ishida
周平 石田
Masashi Yaginuma
雅志 柳沼
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Abstract

【課題】インペラの小型化の促進を可能にしたファンモータを提供する。
【解決手段】このファンモータ1のボス部20には、先端側から基端側に向けて凹部30が延在し、この凹部30によって、空気の取り込み量を多くすることができ、その結果、風量を増大させることができる。このことは、インペラ3の小型化を図る際に適している。さらに、インペラ3の回転軸線L及び径方向に沿って延在する第1の壁面30aによって、羽根部22の基端側に空隙を無くすことができるので、空気のスムーズな取り込みを可能にする。このことも、インペラの小型化に寄与する。さらに、第1の壁面30aを採用することにより、インペラの製造時において、インペラの回転軸線に沿った型抜きを可能にするので、インペラが小型化されればされる程、効果的である。
【選択図】図7

Description

本発明は、カーナビ、ビデオカメラ、パソコンなどに利用される小型のファンモータに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2004−297942号公報がある。この公報に記載されたファンモータは、図8に示すように、5枚の羽根部101が設けられたインペラ100を有し、このインペラ100の裏側には、環状のマグネットが固定されている。このマグネットは、コイルに対峙して配置され、ブラシレスモータ部の一部をなしている。さらに、プラスチック製のインペラ100の各羽根部101は、ボス部102の外周面に一体成形され、ボス部102は径の異なる2段で構成され、径の小さな上段部102aと径の大きな下段部102bとの段差面103上に各羽部部101の基端部が延在している。
特開2004−297942号公報 特開2005−121166号公報
しかしながら、前述した従来のファンモータのインペラ100の羽根部101は、ボス部102の外周において、インペラ100の回転軸線に対して斜めに傾けるように形成されている。その結果として、羽部部102と段差面103との間に空隙Sが形成され、この隙間Sの存在により、インペラ100を射出成形する際の型抜きを難しくしている。そして、インペラ100を小型化すればする程、型抜きはより困難になる。さらに、羽根部101の傾き角度によっては、この空隙Sが空気のスムーズな取り込みを悪くする場合がある。
本発明は、インペラの小型化の促進を可能にしたファンモータを提供することを目的とする。
本発明に係るファンモータは、ボス部の外周面に複数の羽根部が一体に形成されたインペラと、インペラを回転させるモータ部とを有するファンモータにおいて、インペラは、羽根部間でボス部の外周に設けられると共に、ボス部の先端側から基端側に向けて延在する凹部と、ボス部の裏面側に設けられたマグネットと、マグネットとボス部の裏面との間でボス部に固定されたヨークとを備え、凹部は、インペラの回転軸線及び径方向に沿って延在する第1の壁面と、羽根部の基端側の表面をなす第2の壁面と、インペラの回転軸線方向に延在して第1及び第2の壁面に連結された第3の壁面と、ボス部の基端側で第1〜第3の壁面に連結されて底面をなす第4の壁面とによって形成されていることを特徴とする。
このファンモータのボス部には、先端側から基端側に向けて凹部が延在し、この凹部によって、空気の取り込み量を多くすることができ、その結果、風量を増大させることができる。このことは、インペラの小型化を図る際に適している。さらに、インペラの回転軸線及び径方向に沿って延在する第1の壁面によって、羽根部の基端側に空隙を無くすことができるので、空気のスムーズな取り込みを可能にする。このことも、インペラの小型化に寄与する。さらに、第1の壁面を採用することにより、インペラの製造時において、インペラの回転軸線に沿った型抜きを可能にするので、インペラが小型化されればされる程、効果的である。
本発明によれば、インペラの小型化の促進を可能にしている。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るファンモータの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、小型のファンモータ1は、樹脂製のハウジング4内にインペラ3及びブラシレスのモータ部Mを格納することで、ファンユニットとして構成されている。このインペラ3の回転中心にはシャフト2の基端が固定され、シャフト2は、ハウジング4の排気側に一体的に設けられたベース部4aによって保持されている。このベース部4aは、ハウジング4の矩形の枠部4bに対し3本の梁部4cを介して連結されている。
ベース部4aの中央には円筒状の軸受保持部4dが立設され、この軸受保持部4d内に含油焼結メタル軸受5が圧入されている。この軸受保持部4dの底部にはシャフト2を保持するスラスト軸受6が配置され、シャフト2の先端部分に設けられたクビレ部2aにクリップ7が嵌め込まれている。さらに、シャフト2の基端部分に設けられた首部2bにワッシャ8が嵌め込まれている。
ベース部4aの内側には、モータ部Mの構成要素をなす回路基板9が固定され、回路基板9からリード線12が引き出されている。回路基板9の表面にはコイル10が固定され、ベース部4aに固定されたフラックスプレート11は、回路基板9によって覆われている。回路基板9上には、モータ部Mの構成要素をなす磁気検知用のホール素子、駆動IC及びその他の電子部品が搭載されている。そして、駆動ICは、ホール素子からの電気信号に基づいて電流を制御しながらコイル10へ電流を供給する。このような駆動ICが回路基板9上に設けられているので、コイル10への給電を行う駆動回路がファンモータの外部に別途設けられている場合と比較して、使用時における利便性が高い。
さらに、図3及び図4に示すように、ファンモータ1には、直径10〜25mmの樹脂製インペラ3が設けられている。インペラ3の中央に設けられたボス部20の裏面には、環状のマグネット収容部20dが設けられている。マグネット収容部20d内には、モータMの構成要素をなすリング状のマグネット21が収容され、マグネット21はコイル10に対面している。環状の板状ヨーク23は、マグネット21とボス部20のマグネット収容部20dの底面(ボス部20の裏面)との間に配置されると共に、ボス部20に埋設されている。このように、ヨーク23をマグネット21の裏面側に配置することで、磁気回路を効率的に作り出すことができる。
図5〜図7に示すように、インペラ3の中央に設けられたボス部20の外周面には、5枚の羽根部22が一体成形され、ボス部20は、径の小さな上段部20aと径の大きな下段部20bとからなる。そして、上段部20aと下段部20bを連結するように、インペラ3には、上段部20aの周面から下段部20bの周面まで径方向に膨出する台座部20cが設けられ、羽根部22の基端側は台座部20cと一体化されている。
羽根部22間において、ボス部20の外周には凹部30が設けられ、この凹部30は、ボス部20の先端側から基端側に向けて延在する。そして、凹部30は、インペラ3の回転軸線L及び径方向に沿って延在する第1の壁面30aと、羽根部22の基端側の表面をなす第2の壁面30bと、インペラ3の回転軸線L方向に延在して第1及び第2の壁面30a,30bに連結された第3の壁面30cと、ボス部20の基端側で第1〜第3の壁面30a,30b,30cに連結されて底面をなす第4の壁面30dとによって形成されている。そして、第3の壁面30cは、上段部20aの外周面であり、第4の壁面30dは、ボス部20における段差面20eである。
このような凹部30は、羽根部22間に一個ずつ配置されると共に、計5カ所設けられ、図7に示すように、矢印A方向にインペラ3を回転させると、各凹部30によって、空気の取り込み量を多くすることができ(矢印B参照)、その結果、風量を増大させることができる。このことは、インペラ3の小型化を図る際に適している。さらに、インペラ3の回転軸線L及び径方向に沿って延在する第1の壁面30aの採用によって、台座部20cが形成され、羽根部22の基端側に空隙が無くなるので、空気のスムーズな取り込みを可能にする。このことも、インペラ3の小型化を図る際に適している。さらに、第1の壁面30aを採用することによって、インペラ3の製造時において、インペラ3の回転軸線Lに沿った型抜きを可能にするので、インペラ3が小型化されればされるほど、効果的である。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、羽根部22の枚数は5枚に限定されない。さらに、第4の壁面30dは、内側から外側に向けて延在する下り傾斜面として形成されてもよい。
本発明に係るファンモータの一実施形態を示す正面図である。 図1に示したファンモータの背面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 本発明に係るファンモータに適用するインペラを裏面側から見た斜視図である。 インペラを正面側から見た斜視図である。 インペラの側面図である。 インペラを側面側から見た斜視図である。 従来のインペラを示す斜視図である。
符号の説明
1…ファンモータ、3…インペラ、20…ボス部、21…マグネット、22…羽根部、23…ヨーク、30…凹部、30a…第1の壁面、30b…第2の壁面、30c…第3の壁面、30d…第4の壁面、M…モータ部、L…回転軸線。

Claims (1)

  1. ボス部の外周面に複数の羽根部が一体に形成されたインペラと、前記インペラを回転させるモータ部とを有するファンモータにおいて、
    前記インペラは、
    前記羽根部間で前記ボス部の外周に設けられると共に、前記前記ボス部の先端側から基端側に向けて延在する凹部と、
    前記ボス部の裏面側に設けられたマグネットと、
    前記マグネットと前記ボス部の裏面との間で前記ボス部に固定されたヨークとを備え、
    前記凹部は、前記インペラの回転軸線及び径方向に沿って延在する第1の壁面と、前記羽根部の基端側の表面をなす第2の壁面と、前記インペラの回転軸線方向に延在して前記第1及び第2の壁面に連結された第3の壁面と、前記ボス部の基端側で前記第1〜第3の壁面に連結されて底面をなす第4の壁面とによって形成されていることを特徴とするファンモータ。
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