JP2010283960A - ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続線固定部を導線口に接近させることにより、電源接続線が上記接続線固定部を経由して直接上記導線口を貫穿して伸び入れて通過することにより、電源接続線の組立作業の便利性を高めることができる。
【解決手段】 フレーム10には導線口16が形成される。複数個の連接部材20のうちの一個の連接部材20は接続線固定部20’からなり、接続線固定部20’には導線口16に向くように結合端21が形成され、結合端21は導線口16とは相対して連接するように形成される。基板30はフレーム10に結合され、基板30には電気的接続ポート32が形成される。電源接続線40の一端は電気的接続ポート32に接続され、かつ他端は電線口16を貫穿して伸び入れるように形成される。ファンホイール50は回転自在にフレーム10の内側に結合するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファンに関するもので、特に電源接続線の組立作業がさらに簡単になるとともに、リブ(または静的羽根)を有するファンに係るものである。
従来のファンの構造として、通常としては電源接続線を有し、そして上記電源接続線の位置を妥当に処理して按排することにより、上記ファンが実際の運転過程において上記電源接続線が緩んで脱落したり、ファンに巻き込まれたりするのを有効に避けることにより、上記ファンの正常な運転を維持することができる。また、現在市場でよく見られている各種のファンにとって言えば、大体として二種が分けられ、そのうちの一種のファンにはリブ(静的羽根)の設計を有せず、そしてもう一種のファンにはリブ(または静的羽根)の設計を有し、また上記二種の従来のファンにおける電源接続線の処理方式も異なるものである。
例を挙げて言えば、例えば中華民国公告番号第449682号「超薄型冷却ファンの構造」(特許文献1を参照)および中華民国新型公告番号第443435号「送風ファンの電線係止部材の構造改良」(特許文献2を参照)においては、前述した第一種の従来のファンが掲示されている。上記第一種の従来のファンにおいては、主に框体(またはファン座と称す)において溝道(または導線溝と称す)を形成することにより、電源接続線は直接上記溝道(または導線溝と称す)を経由して外部まで貫穿して伸び入れて電源と外接することができるようにとしたものがある。
また、従来のファンの構造として、例えば中華民国新型公告番号第502821号「ファンの線整理構造」(特許文献3を参照)において、図9を参照すると、前述した第二種の従来のファンが掲示されている。従来のファン70には線整理構造(すなわちリブである)71と複数個の導風孔73が含まれる。線整理構造71には底部711、二個の側面支持部712、712と二個の止め板部713、713が含まれる。これにより、線整理構造71により線材(すなわち電源接続線である)72を迂回の方式で底部711、側面支持部712および止め板部713の間に設置することができるようにとしたものがある。
中華民国公告番号第449682号 中華民国新型公告番号第443435号 中華民国新型公告番号第502821号
上記のような中華民国公告番号第449682号と中華民国新型公告番号第443435号に掲示されている従来のファンにおいて、一般として下記の問題点を有している。従来のファンによれば、電源接続線は直接溝道を経由して外部まで貫穿して伸び入れて電源と外接することができるが、上記電源接続線は相変わらず相当複雑な巻き付けによる固定方式を利用しなければならないため、組立上において大変不便になるという問題点があった。
また、上記のような中華民国新型公告番号第502821号に掲示されている上記第二種の従来のファン70において、一般として下記の問題点を有している。従来のファン70において、線材72がファン70の外部まで貫穿して伸び入れた時、線材72によって導風孔73を遮蔽して送風の効果に影響を与えないようにするべく、一般として先ず線材72の一端をファン70の下方の導風口73を貫穿して外部まで延伸させてから、再び迂回による巻き線の方式を通じて線材72を順序よく底部711、側面支持部712と止め板部713の間に係止させなければならず、このようにして線材72によって導風孔73を遮蔽することがないように確保することができるが、線材72の組立作業の難度が増えてしまうのも事実である。その他に、従来のファン70によれば、線材72を固定する構造としても相当に複雑であるため、全体の製造コストも相対的に高くなるという問題点があった。このように、全体としてリブ(または静的羽根)の設計を有する上記のような従来のファン70の構造をさらに改良しなければならない。
本発明はこのような問題点に鑑みて発明したものであって、その主な目的とするところは、従来のリブを有するファンによる電源接続線の巻き付けの固定作業に難度が増えてしまうとともに、組立上において大変不便になるという問題点を解決することができるファンを提供しようとするものである。
本発明の第二な目的は、全体の軸方向の高さを有効に低く抑えることができるファンを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明によるファンは、下記のようになるものである。すなわち、
フレーム、複数個の連接部材、基板、電源接続線およびファンホイールを有する。フレームには側壁部が形成され、側壁部の内側には収容空間が形成され、収容空間には軸座が設けられ、側壁部は収容空間の導線口と連通するように形成される。複数個の連接部材は軸座と側壁部との間に結合され、そのうちの一個の連接部材は接続線固定部からなり、接続線固定部には導線口に向くように結合端が形成され、結合端は導線口とは相対して連接するように形成される。基板はフレームに結合され、基板にはコイル組と電気的接続ポートが設けられ、コイル組と電気的接続ポートとは電気的に接続される。電源接続線は接続線固定部に位置するように形成され、電源接続線の一端は電気的接続ポートに接続され、かつ他端は電線口を貫穿して伸び入れるように形成される。ファンホイールにはハブが形成され、ハブには中心軸と永久磁石が設けられ、中心軸は軸座と結合するのに用いられ、永久磁石はコイル組とは相対するように形成される。
また、本発明によるファンは、接続線固定部の結合端は軸座と導線口を通過する基準線上に位置するように形成され、基板の電気的接続ポートはフレームの導線口に向くように形成されることもできる。また、接続線固定部の結合端は軸座と導線口を通過する基準線上に位置するように形成され、基板の外周縁には凸部が形成され、凸部は接続線固定部と結合するとともに、フレームの導線口に向くように形成され、電気的接続ポートは凸部の表面に形成されることもできる。また、基板の電気的接続ポートはファンホイールの永久磁石の回転範囲の外に位置するように形成され、かつ電気的接続ポートは永久磁石の外周縁と側壁部の内側壁との間に位置するように形成されることもできる。また、導線口は位置決め部材と結合し、導線口には第一当接面が形成され、位置決め部材には第二当接面が形成され、第一当接面と第二当接面とは共同で電源接続線を押圧して挟むように形成されることもできる。また、導線口の第一当接面には第一階段部が形成され、位置決め部材の第二当接面には第二階段部が形成され、第二階段部は第一階段部に対応するように互いに嵌合されることもできる。また、導線口は側壁部のその内の一個の隅の位置に位置するように形成されることもできる。また、フレームの側壁部の内側には底板が形成され、底板は収容空間の内において複数個の係止爪が設けられ、軸座は底板に結合され、かつそれぞれの係止爪の間に位置するように形成され、基板はフレームの収容空間に結合されて底板に当接するように形成され、それぞれの係止爪は基板の外側周縁を係止して結合するように形成されることもできる。また、コイル組はプリントパターンによって形成されて基板の表面に結合されることもできる。
本発明の請求項1のファンによれば、上記接続線固定部は上記導線口とはより接近になるように形成されることにより、上記電源接続線が上記接続線固定部を経由して直接上記導線口を貫穿して伸び入れて通過するのを確保することができるため、電源接続線の組立の便利性を高めることができるという利点がある。
本発明の請求項2のファンによれば、上記電気的接続ポートは上記導線口とはより接近になるように形成されることにより、上記電源接続線の他端はより一層簡単に上記接続線固定部を経由して直接上記導線口を貫穿して伸び入れて通過することができるため、上記電源接続線は巻き付けの方式を利用して上記導線口から伸び出る必要性がないという利点がある。
本発明の請求項4のファンによれば、上記ファンホイールの永久磁石から上記基板までの間に形成される間隔は、上記電気的接続ポートと電源接続線を収容する必要がないため、上記間隔を適当に縮小することができ、上記ファンの軸方向の高さを有効に低く抑えることができるという利点がある。
本発明の請求項3のファンによれば、上記電気的接続ポートはさらに上記導線口に接近するように形成され、上記電源接続線はさらに容易に上記導線口を貫穿して伸び入れることができるため、より一層組立の便利性を高めることができるという利点がある。
本発明の請求項5、6のファンによれば、上記電源接続線の結合の安定性を高めることができるという利点がある。
本発明の請求項7のファンによれば、上記電源接続線が引っ張りによって脱落するのを防止することができるという利点がある。
本発明の請求項8、9のファンによれば、上記電気的接続ポートと上記導線口との間の距離をさらに短縮することができるため、上記電源接続線を迅速かつ簡単に直接上記導線口を経由して上記フレームの外部まで貫穿して伸び入れることができるという利点がある。
本発明の請求項10、11のファンによれば、上記基板と上記フレームの両者の結合の安定性を高めることができるという利点がある。
本発明の請求項12、13のファンによれば、上記基板の軸方向の高さを低く抑えることができるという利点がある。
本発明の実施形態のファンによる分解斜視図である。 本発明の実施形態のファンによる組み立てられた状態の平面図である。 本発明の実施形態のファンが位置決め部材により電源接続線を押圧する状態の分解斜視図である。 本発明の実施形態のファンによる基板の電気的接続ポートが永久磁石の外に位置する状態の分解斜視図である。 本発明の実施形態のファンによる基板の電気的接続ポートが永久磁石の外に位置する組み立てられた状態の平面図である。 本発明の実施形態のファンによる基板の電気的接続ポートが永久磁石の外に位置する組み立てられた状態の断面図である。 本発明の実施形態のファンによる基板が凸部を有する状態の分解斜視図である。 本発明の実施形態のファンによる基板が凸部を有する組み立てられた状態の平面図である。 従来のファンによる底部の説明図である。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態のファンによる分解斜視図で、図2は本発明の実施形態のファンによる組み立てられた状態の平面図である。図1、2を参照すると、本発明の実施形態のファンには少なくともフレーム10、複数個の連接部材20、基板30、電源接続線40およびファンホイール50が含まれる。フレーム10はリブ(または静的羽根)を有するフレームの構造からなる。複数個の連接部材20(すなわちリブまたは静的羽根)はフレーム10内側に位置するように形成される。基板30はフレーム10の内側に結合され、基板30はファンホイール50が回転して作動するのを駆動するのに用いられる。電源接続線40は基板30と電気的に接続され、そしてそのうちの一個の連接部材20とは結合するように形成されることにより、電源と外接することができる。ファンホイール50は回転自在にフレーム10の内側に結合されることにより、送風による放熱の効果を提供することができる。
フレーム10には側壁部11が形成され、側壁部11の内側には囲むように収容空間12が形成され、収容空間12の内には軸座13が設けられる。また、フレーム10には他に収容空間12と連通するための風入口14と風出口15が設けられる。また、側壁部11には導線口16が形成され、導線口16は収容空間12と連通するように形成され、そして導線口16は好ましくはフレーム10の側壁部11のそのうちの一個の隅の位置に位置するように形成される。
複数個の連接部材20は軸座13と側壁部11との間に結合され、そのうちの一個の連接部材20は接続線固定部20’からなり、接続線固定部20’には導線口16に向くように結合端21が形成され、結合端21はフレーム10の導線口16とは相対して連接するように形成される。
基板30はフレーム10の収容空間12の内に設置され、そして好ましくは軸座13とは互いに結合するように形成される。基板30にはコイル組31と電気的接続ポート32が設けられる。コイル組31は好ましくはプリントパターンによって形成され、またはその他の適当な方式を利用して基板30の表面に整合されることにより、基板30の軸方向の高さをより一層低く抑えることができる。電気的接続ポート32はコイル組31とは電気的な接続状態に形成される。
電源接続線40は接続線固定部20’を通過することにより、電源接続線40がフレーム10の風出口15を遮蔽しないのを確保することができるため、その送風の効果に影響を与えるのを避けることができる。電源接続線40は好ましくは接続線固定部20’の表面に固定されることにより、以確保該電源接続線40が任意に移動したり脱落したりしないように確保することができる。そのうち、電源接続線40と接続線固定部20’との両者の固定方式は粘着、係合または適当な固定部材を採用して固定を行うことができる。
その他に、電源接続線40の一端は基板30の電気的接続ポート22に接続され、そして電源接続線40の他端は接続線固定部20’を通過した後、直接フレーム10の導線口16を経由して外部まで貫穿して伸び入れるように形成されるため、電源と外接することができる。そのうち、電源接続線40は各種の固定手段(例えば粘着または固定部材を利用して固定するなど)を利用して導線口16に固定することができるため、電源接続線40が任意に緩んで移動するのを防止することができる。これにより、電源接続線40を利用してファンホイール50が回転して作動するのに必要とする電流を基板30のコイル組31に提供することができる。
ファンホイール50にはハブ51が形成され、ハブ51には中心軸511と永久磁石512が設けられ、中心軸511は軸座13に結合されることにより、ファンホイール50はフレーム10の内側において回転して作動することができ、永久磁石512はコイル組31とは相対するように形成される。
本発明のファンを実際に使用する時、コイル組31と永久磁石512との間には磁束鎖交の作用が生じられるため、ファンホイール50が回転して作動するのを連動することができる。これにより、本発明のファンは風入口14から気流を引き入れることができ、そしてファンホイール50を利用してより一層上記気流を駆動して風出口15を経由して外部の空間まで排出することができるため、ファンが各種の電子装置または電子儀器に取り付けられる時、一定の放熱の作用を提供することができる。
前述した構造の特徴によれば、本発明の実施形態によるファンは少なくとも下記の主な利点を有しており、そのうちの一個の連接部材20を接続線固定部20’として選定し、そして接続線固定部20’の結合端は対応するように導線口16と連接することにより、接続線固定部20’は導線口16に接近するように形成される。これにより、電源接続線40の一端が電気的接続ポート32に接続された後、電源接続線40の他端は直接導線口16を経由してフレーム10外部まで貫穿して伸び入れることができる。このように、電源接続線40はフレーム10内部において巻き付けの方式を利用することなく導線口16を貫穿して伸び入れて通過することができ、すなわち電源接続線40は比較的真直ぐに導線口16を貫穿して伸び入れて通過することができるため、さらに接続線固定部20’を利用して電源接続線40を有効に固定することができるため、電源接続線40の組立上の便利性を高めることができる。さらに、本発明のファンは実際の運転において、電源接続線40がファンホイール50の中に巻き込まれるのを避けることができる。
上述した本発明の構造の設計概念によれば、本発明においてはその他の附属構造の特徴を変化させることにより、本発明のファンの功能をより一層完全なものに形成させることができる。
そのうち、図1、2を参照すると、軸座13から導線口16まで延伸するように基準線Lが形成され、基準線Lは主に軸座13と導線口16を通過するように形成される。接続線固定部20’の結合端21は好ましくは基準線L上に位置するように形成され、基板30の電気的接続ポート32は対応するようにフレーム10の導線口16に向くように形成される。これにより、電気的接続ポート32がより一層導線口16に接近するとの条件において、電源接続線40の他端はさらに簡単に接続線固定部20’を経由して導線口16を貫穿して伸び入れて通過することができるため、電源接続線40の組立上の便利性を高めることができる。
再び図1、2を参照すると、フレーム10の側壁部11の内側には好ましくは底板111が形成され、底板111は収容空間12の内において複数個の係止爪112が設けられ、軸座13は底板111と結合するように形成され(一体成形または組み立ての方式を利用して結合を行うことができる)、そしてそれぞれの係止爪112の間に位置するように形成される。また、それぞれの連接部材20の一端は側壁部11の内側壁と連接し、そして他端は底板111の外周縁と連接するように形成される。これにより、基板30がフレーム10の収容空間12に設置され、そして底板111に当接される時、それぞれの係止爪112は基板30の外側の周縁に係止して結合されることにより、基板30により一層安定した結合の効果を提供することができる。
再び図1、2を参照すると、フレーム10の導線口16は好ましくは位置決め部材17と結合し、そのうちに導線口16には第一当接面161が形成され、位置決め部材17には第二当接面171が形成される。これにより、電源接続線40が導線口16を貫穿して伸び入れた後、位置決め部材17を導線口16に結合させることにより、第一当接面161と第二当接面171を利用して共同で電源接続線40を押圧して挟むように形成されるため、電源接続線40の固定効果を高めることができ、そして電源接続線40の一端が任意に電気的接続ポート32から緩んで脱落しないのを確保することができる。
図3は本発明の実施形態のファンが位置決め部材により電源接続線を押圧する状態の分解斜視図である。図3を参照すると、導線口16の第一当接面161にはさらに第一階段部162が形成され、位置決め部材17の第二当接面171には好ましくは第一階段部162の形状に対応するように第二階段部172が形成され、さらに第一階段部162と第二階段部172とは互いに対応するように嵌合される。これにより、第一当接面161と第二当接面171が共同で電源接続線40を押圧して挟むように形成される時、電源接続線40は第一階段部162と第二階段部172によって図3に示されるような折り曲げの状態が形成される。それにより、比較的よい引っ張り防止の功能を提供することにより、外力によって不意に電源接続線40を引っ張ってしまうのを防止することができるため、電源接続線40の一端が電気的接続ポート32から緩んで脱落しないのを確保することができる。
図4は本発明の実施形態のファンによる基板の電気的接続ポートが永久磁石の外に位置する状態の分解斜視図で、図5は本発明の実施形態のファンによる基板の電気的接続ポートが永久磁石の外に位置する組み立てられた状態の平面図である。図4、5を参照すると、本発明の実施形態のもう一種の基板30aの構造が掲示されている。基板30aの電気的接続ポート32は好ましくはファンホイール50の永久磁石512の回転範囲の外に位置するように形成され、詳しく言えば、電気的接続ポート32は永久磁石512の外周縁と側壁部11の内側壁との間に位置するように形成される。これにより、図6に示されている本発明の実施形態のファンによる基板の電気的接続ポートが永久磁石の外に位置する組み立てられた状態の断面図において、ファンホイール50の永久磁石512から基板30aまでの間に形成される間隔Dは電気的接続ポート32(例えば溶接点など)と電源接続線40を収容する必要がないことにより、間隔Dを相対的に適当な距離まで縮小させることができ、そしてファンの全体の軸方向の高さを有効に低く抑えることができる。
図7は本発明の実施形態のファンによる基板が凸部を有する状態の分解斜視図で、図8は本発明の実施形態のファンによる基板が凸部を有する組み立てられた状態の平面図である。図7、8を参照すると、本発明の実施形態のもう一種の基板30bの構造が掲示されている。接続線固定部20’の結合端21は好ましくは基準線L上に位置するように形成され、そして接続線固定部20’の位置に合わせて基板30bの外周縁には好ましくは凸部33が形成され、凸部33はフレーム10の導線口16に向くように形成され、凸部33も基準線L上に位置するように形成される。その他に、凸部33は接続線固定部20’と結合することができ、電気的接続ポート32は凸部23の表面に形成される。これにより、基板30bの凸部33の設計により、同様に基板30bの電気的接続ポート32をファンホイール50の永久磁石512の回転範囲の外に位置させることができる。さらに重要なのは、凸部33が接続線固定部20’に結合された後、電気的接続ポート32は凸部33の表面に形成されることにより、電気的接続ポート22はより一層導線口16に近付くことができ、そして電源接続線40をさらに簡単に導線口16を貫穿して伸び入れて通過させることができるため、電源接続線40の組立上の便利性をより一層高めることができる。
上述の如く、本発明のファンによれば、確実に接続線固定部20’の結合端21を利用して対応するように導線口16に連接される結構の設計により、従来のリブ(または静的羽根)を有するファンの構造が有した電源接続線30の取り付けが困難であるという問題点を改善することができるため、接続線固定部20’はより一層導線口16に近付くことができ、そして電源接続線40はさらに簡単に接続線固定部20’を経由して直接導線口16を貫穿して伸び入れて通過することができるため、電源接続線40の組立上の便利性を有効に高めることができる。
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なものであり、限定的なものではない。
10 フレーム
11 側壁部
111 底板
112 係止爪
12 収容空間
13 軸座
14 風入口
15 風出口
16 導線口
161 第一当接面
162 第一階段部
17 位置決め部材
171 第二当接面
172 第二階段部
20 連接部材
20’ 接続線固定部
21 結合端
30、30a、30b 基板
31 コイル組
32 電気的接続ポート
33 凸部
40 電源接続線
50 ファンホイール
51 ハブ
511 中心軸
512 永久磁石
70 ファン
71 線整理構造
711 底部
712 側面支持部
713 止め板部
72 線材
73 導風孔

Claims (13)

  1. フレーム(10)、複数個の連接部材(20)、基板(30)、電源接続線(40)およびファンホイール(50)を有するファンにおいて、フレーム(10)には側壁部(11)が形成され、側壁部(11)の内側には収容空間(12)が形成され、収容空間(12)には軸座(13)が設けられ、側壁部(11)は収容空間(12)の導線口(16)と連通するように形成され、複数個の連接部材(20)は軸座(13)と側壁部(11)との間に結合され、そのうちの一個の連接部材(20)は接続線固定部(20’)からなり、接続線固定部(20’)にはフレーム(10)の導線口(16)に向くように結合端(21)が形成され、結合端(21)は導線口(16)と相対して連接するように形成され、基板(30)はフレーム(10)に結合され、基板(30)にはコイル組(31)と電気的接続ポート(32)が設けられ、コイル組(31)と電気的接続ポート(32)とは電気的に接続され、電源接続線(40)は接続線固定部(20’)に位置するように設けられ、電源接続線(40)の一端は電気的接続ポート(32)に接続され、かつ他端は電線口(16)を貫穿して伸び入れるように配設され、ファンホイール(50)にはハブ(51)が形成され、ハブ(51)には中心軸(511)と永久磁石(512)が設けられ、中心軸(511)は軸座(13)と結合するのに用いられ、永久磁石(512)はコイル組(31)と相対するように形成されることを特徴とするファン。
  2. 接続線固定部(20’)の結合端(21)は軸座(13)と導線口(16)を通過する基準線(L)上に位置するように形成され、基板(30)の電気的接続ポート(32)はフレーム(10)の導線口(16)に向くように形成されることを特徴とする請求項1に記載のファン。
  3. 接続線固定部(20’)の結合端(21)は軸座(13)と導線口(16)を通過する基準線(L)上に位置するように形成され、基板(30b)の外周縁には凸部(33)が形成され、凸部(33)は接続線固定部(20’)と結合するとともに、フレーム(10)の導線口(16)に向くように形成され、電気的接続ポート(32)は凸部(33)の表面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のファン。
  4. 基板(30a)の電気的接続ポート(32)はファンホイール(50)の永久磁石(512)の回転範囲の外に位置するように形成され、かつ電気的接続ポート(32)は永久磁石(512)の外周縁と側壁部(11)の内側壁との間に位置するように形成されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の放熱ファン。
  5. 導線口(16)は位置決め部材(17)と結合し、導線口(16)には第一当接面(161)が形成され、位置決め部材(17)には第二当接面(171)が形成され、第一当接面(161)と第二当接面(171)とは共同で電源接続線(40)を押圧して挟むように形成されることを特徴とする請求項1、2または3に記載のファン。
  6. 導線口(16)は位置決め部材(17)と結合し、導線口(16)には第一当接面(161)が形成され、位置決め部材(17)には第二当接面(171)が形成され、第一当接面(161)と第二当接面(171)とは共同で電源接続線(40)を押圧して挟むように形成されることを特徴とする請求項4に記載のファン。
  7. 導線口(16)の第一当接面(161)には第一階段部(162)が形成され、位置決め部材(17)の第二当接面(171)には第二階段部(172)が形成され、第二階段部(162)は第一階段部(172)に対応するように互いに嵌合されることを特徴とする請求項5に記載のファン。
  8. 導線口(16)は側壁部(11)のその内の一個の隅の位置に位置するように形成されることを特徴とする請求項1、2または3に記載のファン。
  9. 導線口(16)は側壁部(11)のその内の一個の隅の位置に位置するように形成されることを特徴とする請求項4に記載のファン。
  10. フレーム(10)の側壁部(11)の内側には底板(111)が形成され、底板(111)は収容空間(12)内において複数個の係止爪(112)が設けられ、軸座(13)は底板(111)に結合されかつそれぞれの係止爪(112)の間に位置するように形成され、基板(30)はフレーム(10)の収容空間(12)に結合されて底板(111)に当接するように形成され、それぞれの係止爪(112)は基板(30)の外側周縁を係止して結合するように形成されることを特徴とする請求項1、2または3に記載のファン。
  11. フレーム(10)の側壁部(11)の内側には底板(111)が形成され、底板(111)は収容空間(12)の内において複数個の係止爪(112)が設けられ、軸座(13)は底板(111)に結合され、かつそれぞれの係止爪(112)の間に位置するように形成され、基板(30)はフレーム(10)の収容空間(12)に結合されて底板(111)に当接するように形成され、それぞれの係止爪(112)は基板(30)の外側周縁を係止して結合するように形成されることを特徴とする請求項4に記載のファン。
  12. コイル組(21)はプリントパターンによって形成されて基板(30)の表面に結合されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の放熱ファン。
  13. コイル組(21)はプリントパターンによって形成されて基板(30)の表面に結合されることを特徴とする請求項4に記載の放熱ファン。
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