JP2008138559A - ブロア型ファンモータ - Google Patents

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Hayato Kazama
隼人 風間
Yasuo Takahashi
安夫 高橋
Tomoaki Hoshina
智昭 保科
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Abstract

【課題】径方向に関するインペラの小型化を図りつつ、高風量化を可能にしたブロア型ファンモータを提供する。
【解決手段】 ブロア型ファンモータ1は、5枚の羽根部14を有する。羽根部14は、ボス部11と一体的に形成されると共に、インペラ3の回転軸線Lに対する傾きをもって延在する第1の羽根部分14aと、第1の羽根部分14aのベース部4a側端部14aAで一体的に形成されると共に、回転軸線Lに対して平行に延在する第2の羽根部分14bとからなる。第2の羽根部分14bは、ボス部11に一体的に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カーナビ、ビデオカメラ、パソコンなどに利用される小型のブロア型ファンモータに関する。
従来、このような分野の技術として、特開2001−99096号公報がある。この公報に記載されたブロア型ファンモータは、複数の羽根部が設けられたインペラを備え、各羽根部は、インペラの回転軸線に対し所定の角度をもってボス部の周面に設けられた内周側部(第1の羽根部分)と、内周側部の径方向の先端に設けられると共に、回転軸線に対して平行に延在する外周側部(第2の羽根部分)とから構成されている。そして、内周側部は吸気機能として作用し、外周側部は排気機能として作用することにより、モータ内部の空気の流れをスムーズに形成し、排気効率の向上が図られている。
特開2001−99096号公報 特開2004−92446号公報 特開平2−231940号公報
しかしながら、前述した従来のブロア型ファンモータでは、羽根部の外周側部が内周側部の径方向の先端に設けられているので、径方向に関するインペラの大型化を招来する。さらに、内周側部によって取り込まれた空気を排気口から排出させるためには、導入後の空気を、内周側部の外端に形成された外周側部に移行させる必要があるので、導入された空気はスムーズに排出され難く、高風量化を実現させ難いといった問題点がある。
本発明は、径方向に関するインペラの小型化を図りつつ、高風量化を可能にしたブロア型ファンモータを提供することを目的とする。
本発明に係るブロア型ファンモータは、ボス部の外周面に複数の羽根部が形成されたインペラを有するブロア型ファンモータにおいて、インペラの回転軸線に対して略直交して延在するベース部を有すると共に、モータ部とインペラとを格納するハウジングを備え、各羽根部は、ボス部と一体的に形成されると共に、インペラの回転軸線に対する傾きをもって延在する第1の羽根部分と、第1の羽根部分のベース部側端部で一体的に形成されると共に、回転軸線に対して平行に延在する第2の羽根部分とを有することを特徴とする。
本発明に係るブロア型ファンモータでは、インペラの回転軸線に対する傾きをもって延在する第1の羽根部分を有するため、この第1の羽根部分の傾きにより、滑らかな空気の流れを形成し、空気をスムーズに且つ大量に取り込むことができ、吸気効率が向上する。そして、第2の羽根部分は、第1の羽根部分のベース部側端部で第1の羽根部分と一体的に形成されると共に、回転軸線に対して平行に延在しているので、取り込まれた空気は第1の羽根部分から第2の羽根部分にスムーズに移行でき、気流は、回転軸線方向からから径方向にスムーズに転向され、第1の羽根部分によって導入された大量の空気を無駄なく排出することができ、高風量化を図ることが可能となる。しかも、第2の羽根部分は、第1の羽根部分のベース部側端部で形成され、回転軸線に対して平行に延在するので、インペラを小さくすることができ、径方向に関するインペラの小型化を図ることが可能となる。さらに、この構造は、風切り音を小さくでき、低騒音化にも寄与している。
本発明に係るブロア型ファンモータにおいて、第2の羽根部分は、ボス部に一体的に形成されていることが好適である。この場合、第1の羽根部分から第2の羽根部分に渡ってボス部に沿うような空気の流れが作り出されるので、空気を第1の羽根部分から第2の羽根部分へスムーズに且つ確実に流動させることができ、排気の効率化及び静音化の向上を図ることができる。
本発明によれば、径方向に関するインペラの小型化を図りつつ、高風量化を可能にしたブロア型ファンモータを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るブロア型ファンモータの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、ブロア型ファンモータ(以下、ファンモータと略称する)1は、樹脂製のハウジング4内にインペラ3及びブラシレスのモータ部Mを格納することで、ファンユニットとして構成されている。このインペラ3の回転中心にはシャフト2の基端が固定され、シャフト2は、ハウジング4の底部をなすベース部4aにより支持されている。
ハウジング4は、矩形の平板状に形成されたベース部4aと、ベース部4aの周縁に沿って立設されると共に、ベース部4aと一体的に形成された側壁4b,4cとからなる。ベース部4aは、インペラ3の回転軸線Lに対して略直交して延在している。ハウジング4の一側面は開放され、ベース部4aと側壁4b,4cにより、排気口4eが形成されている。
ベース部4aの中央には円筒状の軸受保持部4dが立設され、この軸受保持部4d内には含油焼結メタル軸受5が圧入されている。シャフト2は、メタル軸受5内に挿入され、メタル軸受5の上端に当接するように、シャフト2にワッシャ6が嵌め込まれている。
ベース部4aの内面には、モータ部Mの構成要素をなす回路基板7が固定され、回路基板7からリード線8が引き出されている。リード線8は、ハウジング4の隅部でハウジング4と嵌合するリード線固定部材15により固定されている。
回路基板7の表面にはコイル9が固定され、ベース部4aに固定されたフラックスプレート10は、回路基板7によって覆われている。回路基板7上には、モータ部Mの構成要素をなす磁気検知用のホール素子、駆動IC及びその他の電子部品が搭載されている。そして、駆動ICは、ホール素子からの電気信号に基づいて電流を制御しながらコイル9へ電流を供給する。このような駆動ICが回路基板7上に設けられているので、コイル9への給電を行う駆動回路がファンモータ1の外部に別途設けられている場合と比較して、使用時における利便性が高い。
さらに、ファンモータ1には、直径10〜25mmの樹脂製インペラ3が設けられている。インペラ3の中央に設けられたボス部11の裏面には、環状のマグネット収容部11aが設けられている。リング状のマグネット収容部11a内には、モータMの構成要素をなすリング状のマグネット12が収容され、マグネット12はコイル9に対面している。環状の板状ヨーク13は、マグネット12に当接するように、ボス部11内に埋設されている。このように、ヨーク13をマグネット12の裏面側に配置することで、磁気回路を効率的に作り出すことができる。
インペラ3の中央に設けられたボス部11は、回転軸線Lを頂点とした山型形状の上面部と回転軸線L方向に垂下した側部で外周面を形成し、ボス部11の外周面には、5枚の羽根部14が一体成形されている(図1参照)。羽根部14は、インペラ3の回転軸線Lに対する傾きをもって延在する第1の羽根部分14aと、回転軸線Lに対して平行に延在する第2の羽根部分14bとからなる。
図3及び図4に示すように、第1の羽根部分14aは、回転軸線Lに対する傾きをもって、ボス部11の外周面に沿って延在し、ボス部11と一体的に形成されている。一方、第2の羽根部分14bは、第1の羽根部分14aのベース部4a側端部14aAで第1の羽根部分14aと一体的に形成されると共に、回転軸線Lに対して平行に延在している。そして、この第2の羽根部分14bは、ボス部11に一体的に形成されている。
このような構造を有するインペラ3は、図1に示すように、矢印A方向に回転すると、第1の羽根部分14aの傾きにより、滑らかな空気の流れを形成し、空気をスムーズに且つ大量に取り込むことができ、吸気効率が向上する。そして、第2の羽根部分14bは、第1の羽根部分14aのベース部4a側端部14aAで一体的に形成されると共に、回転軸線Lに対して平行に延在しているので、取り込まれた空気は第1の羽根部分14aから第2の羽根部分14bにスムーズに移行でき、気流は、回転軸線方向Lから径方向にスムーズに転向され、第1の羽根部分14aによって導入された大量の空気を無駄なく排気口4eから排出することができ(矢印B参照)、高風量化を図ることが可能となる。
また、第2の羽根部分14bは、第1の羽根部分14aのベース部4a側端部14aAで一体的に形成され、回転軸線Lに対して平行に延在するため、径方向におけるインペラ3の大きさを小さくすることができ、径方向に関するインペラ3の小型化を図ることが可能となる。しかも、この構造は、風切り音を小さくでき、低騒音化にも寄与している。
さらに、第2の羽根部分14bは、ボス部11に一体的に形成されていることにより、第1の羽根部分14aから第2の羽根部分14bに渡ってボス部11に沿うような空気の流れが作り出されるので、空気を第1の羽根部分14aから第2の羽根部分14bへスムーズに且つ確実に流動させることができ、排気の効率化及び静音化の向上を図ることができる。さらに、第2の羽根部分14bの下端の内側には、インペラ3の回転時にコイル9との衝突を回避するための矩形の切欠き部16が形成されている。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、ハウジング4の側面に設けられた排気口は一つに限定されない。また、上記の実施形態では、羽根部14の枚数を5枚としたが、用途等に応じて枚数の増減も可能である。また、モータ部Mとして、ブラシ付きモータも適用可能である。
本発明に係るブロア型ファンモータの一実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るブロア型ファンモータの一実施形態を示す断面図である。 インペラを示す平面図である。 インペラを示す正面図である。
符号の説明
1…ブロア型ファンモータ、3…インペラ、4…ハウジング、4a…ベース部、7…回路基板、9…コイル、11…ボス部、12…マグネット、14…羽根部、14a…第1の羽根部分、14aA…ベース部側端部、14b…第2の羽根部分、L…回転軸線。

Claims (2)

  1. ボス部の外周面に複数の羽根部が形成されたインペラを有するブロア型ファンモータにおいて、
    前記インペラの回転軸線に対して略直交して延在するベース部を有すると共に、モータ部と前記インペラとを格納するハウジングを備え、
    前記各羽根部は、
    前記ボス部と一体的に形成されると共に、前記インペラの回転軸線に対する傾きをもって延在する第1の羽根部分と、
    前記第1の羽根部分のベース部側端部で一体的に形成されると共に、前記回転軸線に対して平行に延在する第2の羽根部分とを有することを特徴とするブロア型ファンモータ。
  2. 前記第2の羽根部分は、前記ボス部に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブロア型ファンモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281241A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd 放熱ファン
JP2011012620A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Nidec Servo Corp 遠心ファン

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JPH0359369U (ja) * 1989-10-09 1991-06-11

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