JP2007151312A - 誘導電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじれや曲げによって変形せず、剛性の高いステータを備えた誘導電動機を提供する。
【解決手段】各ティース21a〜21lを被覆するためのセグメント32a〜32lを薄肉ヒンジ部34を介して屈曲自在に連結するインシュレータ30を有し、インシュレータ30の薄肉ヒンジ部34にステータ2の剛性を高めるための補強手段40を設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば空気調和機のファンモータとして用いられる誘導電動機に関し、さらに詳しく言えば、ストレートコア構造のステータの剛性強度を向上させる技術に関する。
例えば特許文献1に示されているように、誘導電動機は、回転出力軸を有するロータ(回転子)と、ロータの軸線に沿って同軸的に配置されるステータ(固定子)とを備え、ステータがロータの内側に配置されるものがインナーロータ型、ステータがロータの外側に配置されるものがアウターロータ型に分類される。
通常、ステータは、電磁鋼板などからなる固定子鉄心(ヨーク)と、固定子鉄心を絶縁するインシュレータとを備えている。ヨークには、ロータに向かって半径方向に沿って突設される複数のティースとを有し、各ティースの間には、コイルが収納されるスロットが形成されている。
特許文献1に示すインシュレータには、固定子鉄心の両端に取り付けられる端板と、ティースの間に形成されたスロット内に沿って差し込まれる絶縁シートとが設けられており、インシュレータを介してティースの外周にコイルが巻回されている。
ところで、特許文献1に記載のステータは、最初、固定子鉄心の各ティースが薄肉部を介して直線状(棒状)に形成されている(ストレートコア構造)。したがって、その棒状の固定子鉄心にインシュレータを取り付けたのち、各ティースにコイルを巻回することができる。
コイルが巻かれたステータは、両端が内側に折り曲げられ、両端を溶接することにより環状に形成される。しかるのち、合成樹脂で一体にモールドすることによりステータが形成されていた。これによれば、巻線工数や材料コストや抑えることができ、生産コストを抑えることができる。
しかしながら、特許文献1に記載のステータには次のような問題があった。すなわち、従来の固定子鉄心は、薄肉部が特に補強されていないために剛性が弱く、コイルを巻回した後、固定子鉄心を折り曲げるまでの間に、固定子鉄心にねじれ方向や曲げ方向の応力が加わると、コイルの緩みや断線などの発生原因となり好ましくない。
特開2002−247786号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ねじれや曲げによって変形せず、剛性の高いステータを備えた誘導電動機を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、回転出力軸を有するロータと、上記ロータに同軸的に配置されたステータとを含み、上記ステータは、複数のティースが上記ロータの磁極面に向かって突設された固定子鉄心と、上記固定子鉄心を絶縁するインシュレータとを備える誘導電動機において、上記インシュレータは、各ティース毎に独立して被覆される複数のセグメントを有し、それらが薄肉部を介して互いに屈曲自在に連結されているとともに、上記薄肉部の剛性を高めるための補強手段が設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記インシュレータには、上記固定子鉄心に対してその軸線方向の両側から被せられる一対の第1および第2インシュレータが含まれ、上記補強手段は、上記第1および第2インシュレータの各々に設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項2において、上記補強手段は、上記固定子鉄心を挟んで対向的に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1,2または3において、上記補強手段は、隣接するセグメント間に配置されたほぼU字状のベース部と、上記ベース部の両端に屈曲自在に一体的に形成された補強片とを備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項4において、上記補強片は両端が各ベース部に連結され、そのほぼ中央がV字状に折り曲げられていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項1ないし5のいずれか1項において、上記固定子鉄心は、少なくとも2つ以上のヨークブロックに分割されており、各ヨークブロックは上記インシュレータを介して連結されるとともに、隣接する上記各ヨークブロック同士の連結部に対応する上記薄肉部に上記補強手段が設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、上記請求項1ないし6のいずれか1項において、上記インシュレータは直線状に展開可能であり、その両端の上記セグメントには、コイルに結線される端子ピンが設置される端子ピン支持部が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、各セグメント同士を連結する薄肉部に補強手段を設けることにより、薄肉部における剛性が高められているため、ストレートコア構造のステータを環状に折り曲げるまでに、ねじれ方向や曲げ方向の応力によって、固定子鉄心が変形して、コイルが緩んだり断線するなどの不具合を防止することができる。
請求項2および3に記載の発明によれば、インシュレータが固定子鉄心を挟んで第1および第2インシュレータに分割され、その各々に補強手段を備えることにより、より剛性を高めることができるばかりでなく、補強手段が固定子鉄心を挟んで対向的に配置されていることにより、ねじれ方向や曲げ方向の変形応力に抗することができる。
請求項4に記載の発明によれば、特に複雑な機構を用いることなく、確実に剛性を高めることができるばかりでなく、生産コストを抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、補強片がV字状に形成されていることにより、ティースの変形に追従して無理なく変形することができ、曲げ工程の作業性の低下を防止できる。また、補強手段がインシュレータと一体構造としたことにより、剛性が高く、さらに安価に製造することもできる。
請求項6に記載の発明によれば、各ヨークブロック同士の連結部に対応する薄肉部に補強手段が設けられていることにより、強度の弱い連結部を確実に補強することができる。
請求項7に記載の発明によれば、両端に位置するセグメントの一部に端子ピンを支持する端子ピン支持部を設けたことにより、ステータを環状に折り曲げると、端子ピン支持部が隣接することにより、駆動用の回路基板などを小型化できるばかりでなく、組立作業性も向上する。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる誘導電動機のステータの正面図であり、図2は、直線状に展開された状態のステータの正面図である。また、図3は、ステータを固定子鉄心とインシュレータとに分解した状態の分解図である。
図1に示すように、この誘導電動機は、回転出力軸11を有するロータ10と、ロータ11の外周側に同軸的に配置されるステータ20とを有するインナーロータ型である。本発明において、ロータ10は任意の構成であってよく、例えばかご形や巻線型であってよい。
ステータ20は環状のヨーク(固定子鉄心)21を備え、ヨーク21の内周面側には、複数のティース(磁極歯)22a〜22lがロータ10の半径方向に沿って突設されている。この例において、ティース22a〜22lは、誘導電動機が6極であることから、2×6=12個突設されているが、ティースの数は仕様に応じて任意であり、例えば4極の場合には8個のティースが設けられる。
各ティース22a〜22lには、図示しないコイルが巻回されるが、本発明において、コイルの構成は任意であってよい。すなわち、例えば奇数番目のティース(22a,22c,22e,22g,22i,22k)に主巻線を巻き、偶数番目のティース(22b,22d,22f,22h,22j,22l)に補助巻線を巻回するなどしてもよい。さらには、各ティース22a〜22lに減速巻線をさらに巻回するなどしてもよい。
図2および図3を参照して、巻線が施される前において、ヨーク21は直線状に展開されている。この例において、ヨーク21は、それぞれに4つのティースを含む3つのヨークブロックB1〜B3から構成されている。
すなわち、ティース22a〜22dを含むヨークブロックB1と、ティース22e〜22hを含むヨークブロックB2と、ティース22i〜22lを含むヨークブロックB3とを有し、それらが一直線上に並んで配置されることにより、ストレートコア構造を形成している。
各ヨークブロックB1〜B3は同一構成のため、図4にそのうちのヨークブロックB1を示し、これについて説明する。図4(a)はヨークブロックB1の平面図であり、図4(b)は、そのティース面側から見た正面図である。なお、ヨークブロックB2,B3に対応する参照符号については括弧内に記す。
ヨークブロックB1は、電磁鋼板をプレスで打ち抜いた板体を軸線方向に沿って所定枚数積層することにより形成されている。各ティース22a〜22dは、それぞれ度栗下状態で打ち抜かれ、それらが薄肉ヒンジ23を介して一体的に連結された状態として作製されている。薄肉ヒンジ23は、プレス打抜時にV字カットを入れることにより、形成される。
再び図3を参照して、各ヨークブロックB1〜B3はインシュレータ30を介して連結される。インシュレータ30は合成樹脂などの絶縁材料からなり、ヨーク21に対して軸方向の一方の面から被せられる上部インシュレータ(第1インシュレータ)31と、他方の面から被せられる下部インシュレータ(第2インシュレータ)32とが含まれている。
上部インシュレータ31および下部インシュレータ32はともに、ヨーク21のティース22a〜22lに対応して12個のセグメント33a〜33lを備えている。この例において、上部インシュレータ31は、それぞれ6個のセグメント33a〜33f(33g〜33l)を一体に有する第1上部インシュレータ31Aと、第2上部インシュレータ31Bとに2分割されている。
同様に、下部インシュレータ32も、それぞれ6個のセグメント33a〜33f(33g〜33l)を一体に有する第1下部インシュレータ32Aと、第2下部インシュレータ32Bとに分割されている。
第1上部インシュレータ31Aと第2上部インシュレータ31Bはともに同一構成であるため、図5,図6(a)〜(c)および図7にそのうちの第1上部インシュレータ31Aを示し、これについて説明する。なお、第2上部インシュレータ31Bに相当する部位の参考符号を括弧内に記す。
各セグメント33a〜33fは、それぞれ各ティース22a〜22lの外周に沿って合致可能に形成されており、それらが薄肉ヒンジ34を介して屈曲可能に連結されている。各セグメント33a〜33fの先端の一部は、ヨーク21のティース面を露出させるため切り欠かれている。
薄肉ヒンジ34には、ステータ20の剛性を高めるための補強部40が設けられている。補強部40は、隣接する各ヨークブロックB1〜B3同士が連結される連結部に対応する薄肉ヒンジ34に設けられていることが好ましい。
すなわち、図3に示すように、この例では各セグメント33a〜33fのうち、ヨークブロックB1とヨークブロックB2の対向面を連結するセグメント33dとセグメント33eの間の薄肉ヒンジ34と、ヨークブロックB2とヨークブロックB3の対向面を連結するセグメント33hとセグメント33iの間に位置する薄肉ヒンジ34とに、それぞれ設けられている。
図8(a)および(b)は補強部40を正面側と背面側から見た斜視図であり、図9(a)および(b)は、補強部40の平面図と側面図である。補強部40は、基本的には同一構成であるため、以下においてはセグメント33bとセグメント33cの間に設けられた補強部40を例にとって説明する。また、補強部40は、実際にはインシュレータ30に一体に形成されている。
補強部40は薄肉ヒンジ34を頂部として、その両端が隣接するセグメント33b,33cの側面に向かって延設されるほぼU字状(あるいは、ほぼV字状)のベース部41と、両端がベース部41を跨ぐように取り付けられた補強片42とを含んでいる。
ベース部41は、セグメント33b,33cの軸方向に沿ってそれぞれ一体的に形成され、各セグメント33a〜33fを折り曲げた際、頂部を中心に両端41a,41bが互いに弾性的に近接可能に形成されている。補強片42は、それぞれ4枚の補強片メンバー42a〜42dがそれぞれM字状に組み合わせされて形成されている。
4枚の補強片メンバー42a〜42dのうち、補強片メンバー42a,42bはそれぞれベース部41の各片に一体的に取り付けられている。補強片メンバー42c,42dは、一端が補強片メンバー42a,42bの端部に連結され、その他端同士がさらに連結されることにより、図9(a)に示すようにV字状に形成されている。
これによれば、図10(a),(b)に示すように、セグメント33a〜33fを直線状から環状に折り曲げてゆくと、セグメント33bとセグメント33cとの間隙が縮まるのに伴って、ベース部41の両端41a,41bが互いに近接する方向に折り込まれる。
ベース部14の折り曲げに伴い、補強片メンバー42c,42dも、互いに近接する方向に向かって折り畳まれる。これにより、補強片42がステータ20の軸方向に沿って立設されたビーム(梁)構造となり、ステータ20の剛性が確実に向上する。
この例において、補強部40は、各セグメント33a〜33fの薄肉ヒンジ34に2つおきに合計2カ所設けられているが、より剛性を高めるために、全ての薄肉ヒンジ34に対して設置してもよい。また、補強片メンバー42a〜42dは4枚をM字状に組み合わせているが、少なくとも2枚の補強片メンバーをベース部41に対してV字状に組み合わせて設置するだけでよい。
再び図6(a)を参照して、第1上部インシュレータ31Aの各セグメント33a〜33fのうち、両端側に位置するセグメント33a,33b,33e,33fには、コイルが結線される端子ピンが設置される端子ピン支持部35が設けられている。なお、端子ピン支持部35はともに同一構成であるため、以下においてはセグメント33bの端子ピン支持部35を例にとって説明する。
図7を併せて参照して、端子ピン支持部35はセグメント33bの側面に軸方向に沿って突設されており、その中央には図示しない端子ピンが差し込まれる支持孔35aが設けられている。この例において、支持孔35aは、端子ピンを支持孔35a内に確実にガイドするため、開口部から内側に向かうについてすり鉢状(テーパードスリーブ)に形成されている。
これによれば、図1に示すように、ステータ2を環状に折り曲げて連結することにより、端子ピン支持部35がステータ2内の一カ所(図1では2カ所)に隣接して設けられることにより、ステータ2に沿って直付けされる図示しない制御基板を小型化することができる。このような態様も本発明に含まれる。
次に、第1下部インシュレータ32Aと第2下部インシュレータ32Bはともに同一構成であるため、図11〜13にそのうちの第1下部インシュレータ32Aを示し、これについて説明する。なお、第2下部インシュレータ32Bに相当する部位の参考符号は括弧内に記す。
図11に示すように、第1下部インシュレータ32Aは、上述した第1上部インシュレータ31Aとほぼ同じ構成を有する6つのセグメント33a〜33fを有し、それらが薄肉ヒンジ34を介して屈曲可能に連結されている。
各セグメント33a〜33fのうち、セグメント33bとセグメント33c、および、セグメント33dとセグメント33eの間には、インシュレータ30の剛性を高めるための補強部40が一体的に設けられている。本発明において、補強部40の構成は上述したものと同一構成であるため、説明は省略する。
なお、剛性を高める上で、上部インシュレータ31に設けられた補強部40と、下部インシュレータ32に設けられた補強部40とは、ヨーク21を挟んで互いに対向的に設けられていることが好ましいが、非対向であってもよい。
第1下部インシュレータ32Aには、コイルの渡り線を処理するためのリブ36が立設されている。リブ36は、各セグメント33a〜33fから軸線に沿ってほぼ垂直に立設されており、この例では各セグメント33a〜33fに3カ所づつ設けられている。
このヨーク21を組み立てるに当たっては、まず、図3(b)に示すように、3つのヨークブロックB1〜B3を直線状に並べ、その上から第1および第2上部インシュレータ31A,31Bを順次被せる。
同様に、裏側にも第1および第2下部インシュレータ32A,32Bをそれぞれ被せる。これにより、図2に示すように、3つのヨークブロックB1〜B3が1つのヨーク21として屈曲自在に連結される。その後、図示しない巻線機を介して各ティース22a〜22lに巻線を施す。
巻線を施したのち、ヨーク21の両端を互いに近接する方向に折り曲げてゆくことにより、図1に示すように、環状のヨーク21が形成される。しかるのち、ヨーク21の端部同士をスポット溶接によって固着し、最後にそれらを合成樹脂で一体にモールドすることでステータ2の完成体が得られる。
上述した実施形態において、ステータ2はインナーロータ型の電動機用のものを例にとって説明したが、本発明のステータ構造はステータの外周にロータが配置される、いわゆるアウターロータ型電動機にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る誘導電動機のステータの平面図。 上記ステータを直線状に展開した状態の平面図。 上記ステータのヨークとインシュレータの分解正面図。 (a):ヨークブロックの正面図,(b):ヨークブロックをティース面側から見た正面図。 上部インシュレータの斜視図。 (a):上部インシュレータの平面図,(b):上部インシュレータをティース面側から見た正面図,(c):上部インシュレータの底面図。 図6(a)のA−A線断面図。 (a):補強部を裏側から見た斜視図,(b):補強部を正面側から見た斜視図。 (a):補強部の平面図,(b):補強部の側面図。 (a):インシュレータを環状に折り曲げたときの補強部の状態を示す斜視図,(b):その平面図。 下部インシュレータの斜視図。 (a):下部インシュレータの平面図,(b):下部インシュレータをティース面側から見た正面図,(c):下部インシュレータの底面図。 図12(a)のB−B線断面図。
符号の説明
10 ロータ
11 回転出力軸
20 ステータ
21 ヨーク
22a〜22l ティース
23 薄肉ヒンジ
B1〜B3 ヨークブロック
31 上部インシュレータ
31A 第1上部インシュレータ
31B 第2上部インシュレータ
32 下部インシュレータ
32A 第1下部インシュレータ
32B 第2下部インシュレータ
33a〜33l セグメント
34 薄肉ヒンジ
35 端子ピン支持部
36 リブ
40 補強部
41 ベース部
42 補強片

Claims (7)

  1. 回転出力軸を有するロータと、上記ロータに同軸的に配置されたステータとを含み、上記ステータは、複数のティースが上記ロータの磁極面に向かって突設された固定子鉄心と、上記固定子鉄心を絶縁するインシュレータとを備える誘導電動機において、
    上記インシュレータは、各ティース毎に独立して被覆される複数のセグメントを有し、それらが薄肉部を介して互いに屈曲自在に連結されているとともに、上記薄肉部の剛性を高めるための補強手段が設けられていることを特徴とする誘導電動機。
  2. 上記インシュレータには、上記固定子鉄心に対してその軸線方向の両側から被せられる一対の第1および第2インシュレータが含まれ、上記補強手段は、上記第1および第2インシュレータの各々に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の誘導電動機。
  3. 上記補強手段は、上記固定子鉄心を挟んで対向的に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の誘導電動機。
  4. 上記補強手段は、隣接するセグメント間に配置されたほぼU字状のベース部と、上記ベース部の両端に屈曲自在に一体的に形成された補強片とを備えることを特徴とする請求項1,2または3に記載の誘導電動機。
  5. 上記補強片は両端が各ベース部に連結され、そのほぼ中央がV字状に折り曲げられていることを特徴とする請求項4に記載の誘導電動機。
  6. 上記固定子鉄心は、少なくとも2つ以上のヨークブロックに分割されており、各ヨークブロックは上記インシュレータを介して連結されるとともに、隣接する上記各ヨークブロック同士の連結部に対応する上記薄肉部に上記補強手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の誘導電動機。
  7. 上記インシュレータは直線状に展開可能であり、その両端の上記セグメントには、コイルに結線される端子ピンが設置される端子ピン支持部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の誘導電動機。
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