JP2007150957A - アドレス認識装置 - Google Patents

アドレス認識装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007150957A
JP2007150957A JP2005345230A JP2005345230A JP2007150957A JP 2007150957 A JP2007150957 A JP 2007150957A JP 2005345230 A JP2005345230 A JP 2005345230A JP 2005345230 A JP2005345230 A JP 2005345230A JP 2007150957 A JP2007150957 A JP 2007150957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
address
normalization
photodiode
maximum value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005345230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4645427B2 (ja
Inventor
Masayuki Suehiro
雅幸 末広
Shinji Iio
晋司 飯尾
Daisuke Hayashi
大介 林
Morio Wada
守夫 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2005345230A priority Critical patent/JP4645427B2/ja
Priority to US11/563,570 priority patent/US7738788B2/en
Publication of JP2007150957A publication Critical patent/JP2007150957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4645427B2 publication Critical patent/JP4645427B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0066Provisions for optical burst or packet networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0007Construction
    • H04Q2011/0024Construction using space switching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0037Operation
    • H04Q2011/0039Electrical control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0037Operation
    • H04Q2011/0041Optical control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】光パケット信号の光強度が大きく変動した場合において、正確に光パケット信号のアドレスを認識する。
【解決手段】光パケット信号を2分岐し、一方を固有に割り当てられた所定時間だけ遅延させて第1、第2の光分岐信号を出射する光分岐器と、第1の光分岐信号を受光して第1の受光信号を出力する第1の受光素子と、第2の光分岐信号を受光して第2の受光信号を出力する第2の受光素子と、第1の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第1の規格化手段と、第2の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第2の規格化手段と、第1の規格化手段によって規格化された第1の受光信号と第2の規格化手段によって規格化された第2の受光信号とに基づいて前記光パケット信号の送信先アドレスを判定するアドレス判定手段とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光パケット通信におけるアドレス認識装置に関する。
近年、インターネットの急激な発展に伴い、ネットワークの高速化・大容量化への要望を実現するため、情報を電気信号ではなく光ファイバを伝送路とする光信号によって伝達する光ファイバ通信が開発及び実用化されている。このような光ファイバ通信においても、電気信号によって情報を伝送する場合と同様に、情報をパケット(光パケット)に分割して伝送する光パケット通信が採用されている。
ところで、光信号を用いて情報を伝送する場合、伝送速度の低下を防止するために、光ファイバ内を伝送中の光信号を電気信号に変換して信号処理することは極力避けることが望ましい。このような観点から、光パケット通信において、光パケットの送信先アドレスを認識するためのアドレス認識装置は図5に示すような構成となっている。
図5に示すように、アドレス認識装置10は、第1の光路1、第2の光路2、第1のフォトダイオード3(受光素子)、第2のフォトダイオード4、直流電源5、抵抗素子6、増幅器7及びアドレス判定部8から構成されている。また、符号20は光パケット信号を伝送する光ファイバ、20aは遅延用光ファイバ、30は光パケット信号処理装置である。
第1の光路1は、所定の光路長を有する光ファイバからなり、光ファイバ20から伝送された光パケット信号を分岐して伝送し、当該光パケット信号を示す分岐光を第1の出射端1aから第1のフォトダイオード3に向けて出射する。第2の光路2は、上記第1の航路1に対して光路長差ΔL1を有する光ファイバからなり、光ファイバ20から伝送された光パケット信号を分岐して伝送し、当該光パケット信号を示す分岐光を第2の出射端2aから第2のフォトダイオード4に向けて出射する。
第1のフォトダイオード3は、周知のように受光した光強度、つまり上記第1の出射端1aから入射された光パケット信号を示す分岐光の光強度に応じた電気信号を出力する受光素子であり、そのカソード電極は直流電源5に接続され、アノード電極は第2のフォトダイオード4のアノード電極、抵抗素子6の一端及び増幅器7の入力端に接続されている。第2のフォトダイオード4は、上記第2の出射端2aから入射された光パケット信号を示す分岐光の光強度に応じた電気信号を出力する受光素子であり、そのカソード電極は直流電源5に接続され、アノード電極は第1のフォトダイオード3のアノード電極、抵抗素子6の一端及び増幅器7の入力端に接続されている。
直流電源5は、直流電圧VCCを第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4のカソード電極に出力する。抵抗素子6は、抵抗性のインピーダンスを有する回路素子であり、その一端は第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4のアノード電極と増幅器7の入力端とに接続され、他端はアースされている。増幅器7は、抵抗素子6の両端電圧Voを増幅し、増幅信号V1としてアドレス判定部8に出力する。
アドレス判定部8は、増幅器7から入力された増幅信号V1を基に所定の信号処理を行うことで、光ファイバ20から伝送された光パケット信号のアドレスが自局宛てのアドレスか否かを判定し、その判定結果を示すアドレス判定信号をアドレス認識装置10の後段に設けられた光パケット信号処理装置30に出力する。遅延用光ファイバ20aは、遅延用光路長ΔL2を有する光ファイバであり、光ファイバ20から伝送された光パケット信号を分岐して光パケット信号処理装置30に伝送する。光パケット信号処理装置30は、上記アドレス判定信号に基づいて、遅延用光ファイバ20aから伝送された光パケット信号を用いて所定の信号処理を施し、または上記光パケット信号を光通信網に再伝送する。
次に、このように構成されたアドレス認識装置10の動作について説明する。
光ファイバ20を介して伝送された光パケット信号は、第1の光路1、第2の光路2及び遅延用光ファイバ20aに分岐及び伝送される。図6は、光パケット信号を示す模式図である。図6(a)に示すように、光パケット信号は、フレームデリミタと呼ばれる先頭ビットd1、送信先のアドレスを示すアドレスビットd2及び各種データを含むペイロードd3から構成されている。なお、光パケット通信の場合、アドレスビットd2が時間軸上に対して立つ位置を異ならせることで、アドレスを設定している。例えば、図6(a)の光パケット信号と図6(b)の光パケット信号とでは、異なるアドレスが設定されている。
このような光パケット信号は、第1の光路1を介して伝送され、第1の出射端1aから第1のフォトダイオード3に向けて出射される。一方、第2の光路2を介して伝送された光パケット信号は、第2の出射端2aから第2のフォトダイオード4に向けて出射される。ここで、第1の光路1と第2の光路2とには光路長差ΔL1が存在するため、第1のフォトダイオード3で受光される光パケット信号s1と、第2のフォトダイオード4で受光される光パケット信号s2との間には時間遅れが発生する。
この時間遅れによって、図7に示すように、第1のフォトダイオード3で受光される光パケット信号s1のアドレスビットd2と、第2のフォトダイオード4で受光される光パケット信号s2の先頭ビットd1とが同位相になるように光路長差ΔL1を事前に設定しておく。つまり、所定のアドレスを有する光パケット信号が伝送されてきた場合のみ、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されることになる。
このように、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光された場合、第1のフォトダイオード3に流れる光電流と第2のフォトダイオード4に流れる光電流とはほぼ等しくなり、抵抗素子6の両端電圧Voは2倍の光電流に比例した電圧値となる。一方、上記のように設定された光路長差ΔL1では、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されないような光パケット信号が伝送されてきた場合、つまりアドレスが異なる光パケット信号が伝送されてきた場合、第1のフォトダイオード3と第2のフォトダイオード4とには、どちらか一方にしか光電流は流れず、従って抵抗素子6の両端電圧Voは、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光された場合と比べておよそ1/2の電圧値となる。
抵抗素子6の両端電圧Voは、増幅器7によって増幅され、増幅信号V1としてアドレス判定部8に出力される。アドレス判定部8は、図8に示すように、増幅信号V1の最大値と閾値とを比較し、最大値が閾値以上の大きさであった場合、光ファイバ20を介して伝送された光パケット信号は自局宛てのアドレスと判断して、その判定結果を示すアドレス判定信号(例えばHi信号)を光パケット信号処理装置30に出力する。一方、アドレス判定部8は、増幅信号V1の最大値が閾値より小さい場合、光ファイバ20を介して伝送された光パケット信号は自局宛てのアドレスではないと判断し、その判定結果を示すアドレス判定信号(例えばLo信号)を光パケット信号処理装置30に出力する。
遅延用光ファイバ20aに分岐された光パケット信号は、遅延用光路長ΔL2によって所定時間遅延して光パケット信号処理装置30に伝送される。この遅延用光路長ΔL2は、上記のようなアドレス判定部8によるアドレス判定処理が完了するまでの時間を考慮して設定されている。
光パケット信号処理装置30は、Hi信号のアドレス判定信号が入力された場合、つまり自局宛てのアドレスであった場合、遅延用光ファイバ20aから伝送された光パケット信号を用いて所定の信号処理を行う。また、この光パケット信号処理装置30は、Lo信号のアドレス判定信号が入力された場合、つまり自局宛てのアドレスではない場合、遅延用光ファイバ20aから伝送された光パケット信号を光通信網に再伝送する。
以上のように、光パケット通信におけるアドレス認識装置10は、第1の光路1と第2の光路2との光路長差ΔL1で規定されたアドレス、つまり第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されるようなアドレスを有する光パケット信号が伝送されてきた場合のみ、自局宛ての光パケット信号と認識する。
この他、例えば特開2002−305478号公報には、光パケット通信のアドレス処理装置において、アドレス処理に必要な部品点数を削減し、装置の小型化とそれに伴う高速化を実現する技術について開示されている。
特開2002−305478号公報
ところで、図5に示すようなアドレス認識装置10において、次のような問題がある。
光ファイバ20から伝送される光パケット信号の光強度は、常に一定ではなく大きく変動する場合がある。例えば、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されたとしても、閾値を越えるような増幅信号V1が得られないほど光パケット信号の光強度が小さい場合、アドレス判定部8は、自局宛てのアドレスの光パケット信号が伝送されているにも関わらず、自局宛てではないと判断してしまう。
また、例えば、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されなくても、閾値を越えるような増幅信号V1が得られるほど光パケット信号の光強度が大きい場合、アドレス判定部8は、自局宛てのアドレスではない光パケット信号が伝送されているにも関わらず、自局宛てと
判断してしまう。このように、従来のアドレス認識装置10では、光パケット信号の光強度が大きく変動した場合に誤動作を引き起こすという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、光パケット信号の光強度が大きく変動した場合において、誤動作を起こすことなく、正確に光パケット信号のアドレスを認識することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、第1の解決手段として、送信先に応じてアドレスビットの先頭ビットからの遅延時間が設定される光パケット信号の送信先を認識する装置であって、前記光パケット信号を2分岐し、一方を固有に割り当てられた所定時間だけ遅延させて第1、第2の光分岐信号を出射する光分岐器と、前記第1の光分岐信号を受光して第1の受光信号を出力する第1の受光素子と、前記第2の光分岐信号を受光して第2の受光信号を出力する第2の受光素子と、前記第1の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第1の規格化手段と、前記第2の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第2の規格化手段と、前記第1の規格化手段によって規格化された第1の受光信号と前記第2の規格化手段によって規格化された第2の受光信号とに基づいて前記光パケット信号の送信先アドレスを判定するアドレス判定手段とを具備する、という手段を採用する。
また、本発明では、第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記アドレス判定手段は、前記第1の規格化手段によって規格化された第1の受光信号と前記第2の規格化手段によって規格化された第2の受光信号との加算信号の最大値と所定の閾値とを比較し、最大値が閾値より大きい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスであると判定し、最大値が閾値より小さい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスではないと判定することを特徴とする。
また、本発明では、第3の解決手段として、上記第1または2の解決手段において、前記第1の受光素子は第1の電流信号を出力する第1のフォトダイオード、前記第2の受光素子は第2の電流信号を出力する第2のフォトダイオードであり、前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードのカソード電極に直流電圧を供給する直流電源と、一端が前記第1の規格化手段及び第2の規格化手段の出力端と前記アドレス判定手段の入力端とに接続され、他端がアースされた抵抗素子とをさらに備え、前記第1のフォトダイオードのアノード電極は前記第1の規格化手段の入力端に接続され、前記第2のフォトダイオードのアノード電極は前記第2の規格化手段の入力端に接続され、前記第1の規格化手段は、前記第1の電流信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、前記第2の規格化手段は、前記第2の電流信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、前記アドレス判定手段は、前記抵抗素子の両端電圧の最大値と所定の閾値とを比較し、最大値が閾値より大きい場合、前記パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスであると判定し、最大値が閾値より小さい場合、前記パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスではないと判定することを特徴とする。
また、本発明では、第4の解決手段として、上記第1または2の解決手段において、前記第1の受光素子は第1の電流信号を出力する第1のフォトダイオード、前記第2の受光素子は第2の電流信号を出力する第2のフォトダイオードであり、一端が前記第1のフォトダイオードのアノード電極及び第1の規格化手段の入力端と接続され、他端がアースされた第1の抵抗素子と、一端が前記第2のフォトダイオードのアノード電極び第1の規格化手段の入力端と接続され、他端がアースされた第2の抵抗素子と、前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードのカソード電極に直流電圧を供給する直流電源とをさらに備え、前記第1の規格化手段は、前記第1の抵抗素子の第1の両端電圧の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、前記第2の規格化手段は、前記第2の抵抗素子の第2の両端電圧の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、前記アドレス判定手段は、第1の規格化手段によって規格化された第1の両端電圧と、第2の規格化手段によって規格化された第2の両端電圧との加算信号の最大値と所定の閾値とを比較し、最大値が閾値より大きい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスであると判定し、最大値が閾値より小さい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスではないと判定することを特徴とする。
また、本発明では、第5の解決手段として、送信先に応じてアドレスビットの先頭ビットからの遅延時間が設定される光パケット信号の送信先を認識する装置であって、前記光パケット信号を2分岐し、一方を固有に割り当てられた所定時間だけ遅延させて第1、第2の光分岐信号を出射する光分岐器と、前記第1の光分岐信号を受光して第1の受光信号を出力する第1の受光素子と、前記第2の光分岐信号を受光して第2の受光信号を出力する第2の受光素子と、前記第1の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第1の規格化手段と、前記第2の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第2の規格化手段と、前記第1の規格化手段によって規格化された第1の受光信号に基づいてHi信号またはLo信号を出力する第1のコンパレータと、前記第2の規格化手段によって規格化された第2の受光信号に基づいてHi信号またはLo信号を出力する第2のコンパレータと、前記第1のコンパレータの出力信号と第2のコンパレータの出力信号とのAND処理を行い、出力信号としてHi信号またはLo信号を出力するAND手段と、当該AND手段の出力信号に基づいてパケット信号の送信先アドレスが自局宛てのアドレスか否かを判定するアドレス判定手段とを具備する、という手段を採用する。
本発明では、前記第1の受光素子から出力される第1の電気信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、また、前記第2の受光素子から出力される第2の電気信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、規格化された第1の電気信号と規格化された第2の電気信号とを加算して得られる第3の電気信号を用いて前記パケット信号の送信先アドレスが自局宛てアドレスか否かを判定している。このようにして得られる第3の電気信号は、光パケット信号の光強度が大きく変動した場合であっても最大値が変動しない。従って、本発明によれば、光パケット信号の光強度が大きく変動した場合において、誤動作を起こすことなく、正確に光パケット信号のアドレスを認識することが可能である。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態におけるアドレス認識装置の構成ブロック図である。なお、図1において、図5と同様の構成要素には同一符号を付し、説明を省略する。また、図1において、遅延用光ファイバ20a及び光パケット信号処理装置30の図示を省略する。
図1に示すように、第1実施形態におけるアドレス認識装置40は、従来の図5のアドレス認識装置10と比較して、新たに第1の規格化用電流増幅器41(第1の規格化手段)と、第2の規格化用電流増幅器42(第2の規格化手段)とを備えている。
第1の規格化用電流増幅器41の入力端は第1のフォトダイオード3のアノード電極に接続され、出力端は抵抗素子6の一端、第2の規格化用電流増幅器42の出力端及び増幅器7の入力端に接続されている。この第1の規格化用電流増幅器41は、APC(Auto Power Control)機能を有し、第1のフォトダイオード3に流れる光電流Iの最大値が所定の規定値Iとなるように規格化を行う。第2の規格化用電流増幅器42の入力端は第2のフォトダイオード4のアノード電極に接続され、出力端は抵抗素子6の一端、第1の規格化用電流増幅器41の出力端及び増幅器7の入力端に接続されている。この第2の規格化用電流増幅器42は、APC(Auto Power Control)機能を有し、第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iの最大値が規定値Iとなるように規格化を行う。
次に、このように構成されたアドレス認識装置40の動作について説明する。
第1の光路1を介して伝送された光パケット信号s1は、第1の出射端1aから第1のフォトダイオード3に向けて出射される。一方、第2の光路2を介して伝送された光パケット信号s2は、第2の出射端2aから第2のフォトダイオード4に向けて出射される。
ここで、光パケット信号s1、s2を構成する先頭ビットd1、アドレスビットd2及びペイロードd3が図2(a)に示すような光強度であると想定する。この時、図2(b)に示すように、第1のフォトダイオード3に流れる光電流I及び第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iの最大値が規定値Iと比べて小さい場合、第1の規格化用電流増幅器41は、図2(c)に示すように、第1のフォトダイオード3に流れる光電流Iの最大値が規定値Iとなるように電流増幅を行い、また、同様に第2の規格化用電流増幅器42は、第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iの最大値が規定値Iとなるように電流増幅を行う。
また、光パケット信号s1、s2の光強度が大きくなり、図2(d)に示すように、第1のフォトダイオード3に流れる光電流I及び第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iの最大値が規定値Iと比べて大きい場合、第1の規格化用電流増幅器41は、図2(c)に示すように、第1のフォトダイオード3に流れる光電流Iの最大値が規定値Iとなるように電流制限を行い、また、同様に第2の規格化用電流増幅器42は、第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iの最大値が規定値Iとなるように電流制限を行う。
このように、第1の規格化用電流増幅器41及び第2の規格化用電流増幅器42によって、光パケット信号s1、s2の光強度の大小に関わらず、第1のフォトダイオード3に流れる光電流Iの最大値と第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iの最大値とは、常に規定値Iに規格化される。
つまり、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光された場合、つまり光パケット信号が自局宛てのアドレスであった場合、抵抗素子6の両端電圧Voは、規定値Iの2倍の電流値に比例した電圧値となる。一方、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されない場合、つまり光パケット信号が自局宛てのアドレスではない場合、抵抗素子6の両端電圧Voは、規定値Iの電流値に比例した電圧値となる。
上記のような抵抗素子6の両端電圧Voが増幅器7によって増幅され、増幅信号V1としてアドレス判定部8に出力されることになる。アドレス判定部8の動作は、従来と同様であるので説明を省略する。
以上のように、本第1実施形態のアドレス認識装置40によれば、第1のフォトダイオード3に流れる光電流Iの最大値と第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iの最大値とを規定値Iに規格化することにより、光パケット信号の光強度が大きく変動した場合でも、アドレス判定部8にて閾値との比較が行われる増幅信号V1の最大値は変動しないため、誤動作を起こすことなく、正確に光パケット信号のアドレスを認識することが可能である。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は第2実施形態におけるアドレス認識装置の構成ブロック図である。なお、図3において、図1と同様の構成要素には同一符号を付し、説明を省略する。また、図3において、遅延用光ファイバ20a及び光パケット信号処理装置30の図示を省略する。
図3に示すように、第2実施形態におけるアドレス認識装置50は、第1実施形態のアドレス認識装置40と比較して、抵抗素子6の替わりに第1の抵抗素子6a及び第2の抵抗素子6bを備え、また、第1の規格化用電流増幅器41及び第2の規格化用電流増幅器42の替わりに、第1の規格化用電圧増幅器51及び第2の規格化用電圧増幅器52を備え、さらに加算回路53を備えている。
第1の抵抗素子6aの一端は、第1のフォトダイオード3のアノード電極及び第1の規格化用電圧増幅器51の入力端に接続され、他端はアースされている。第2の抵抗素子6bの一端は、第2のフォトダイオード4のアノード電極及び第2の規格化用電圧増幅器52の入力端に接続され、他端はアースされている。
第1の規格化用電圧増幅器51は、APC(Auto Power Control)機能を有し、第1の抵抗素子6aの両端電圧Vo1の最大値が規定値Vo3となるように規格化を行い、第1の電圧信号Vo1’として加算回路53に出力する。第2の規格化用電圧増幅器52は、APC(Auto Power Control)機能を有し、第2の抵抗素子6bの両端電圧Vo2の最大値が規定値Vo3となるように規格化を行い、第2の電圧信号Vo2’として加算回路53に出力する。加算回路53は、上記第1の電圧信号Vo1’と第2の電圧信号Vo2’とを加算し、加算信号V’として増幅器7に出力する。
次に、このように構成された第2実施形態におけるアドレス認識装置50の動作について説明する。
第1の光路1を介して伝送された光パケット信号s1は、第1の出射端1aから第1のフォトダイオード3に向けて出射される。一方、第2の光路2を介して伝送された光パケット信号s2は、第2の出射端2aから第2のフォトダイオード4に向けて出射される。
第1のフォトダイオード3には光パケット信号s1の光強度に応じた光電流Iが流れ、第1の抵抗素子6aの両端電圧Vo1は、上記光電流Iに比例した電圧値となる。また、第2のフォトダイオード4には光パケット信号s2の光強度に応じた光電流Iが流れ、第2の抵抗素子6bの両端電圧Vo2は、上記光電流Iに比例した電圧値となる。
第1の抵抗素子6aの両端電圧Vo1は、第1の規格化用電圧増幅器51によって最大値が規定値Vo3となるように規格化される。つまり、光パケット信号s1の光強度が小さく、両端電圧Vo1の最大値が規定値Vo3と比べて小さい場合、第1の規格化用電圧増幅器51は、両端電圧Vo1の最大値が規定値Vo3となるように電圧増幅を行い、また、光パケット信号s1の光強度が大きく、両端電圧Vo1の最大値が規定値Vo3と比べて大きい場合、第1の規格化用電圧増幅器51は、両端電圧Vo1の最大値が規定値Vo3となるように電圧制限を行う。
同様に、第2の抵抗素子6bの両端電圧Vo2は、第2の規格化用電圧増幅器52によって最大値が規定値Vo3となるように規格化される。つまり、光パケット信号s2の光強度が小さく、両端電圧Vo2の最大値が規定値Vo3と比べて小さい場合、第2の規格化用電圧増幅器52は、両端電圧Vo2の最大値が規定値Vo3となるように電圧増幅を行い、また、光パケット信号s2の光強度が大きく、両端電圧Vo2の最大値が規定値Vo3と比べて大きい場合、第2の規格化用電圧増幅器52は、両端電圧Vo2の最大値が規定値Vo3となるように電圧制限を行う。
このように、第1の規格化用電圧増幅器51及び第2の規格化用電圧増幅器52によって、光パケット信号s1、s2の光強度の大小に関わらず、第1の抵抗素子6aの両端電圧Vo1の最大値と第2の抵抗素子6bの両端電圧Vo2の最大値とは、常に規定値Vo3に規格化される。
上記のように規格化された両端電圧Vo1(第1の電圧信号Vo1’)と、規格化された両端電圧Vo2(第2の電圧信号Vo2’)とは加算回路53にて加算され、加算信号V’として増幅器7に出力される。
つまり、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光された場合、つまり光パケット信号が自局宛てのアドレスであった場合、加算信号V’の最大値は、規定値Vo3の2倍の値となる。一方、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されない場合、つまり光パケット信号が自局宛てのアドレスではない場合、加算信号V’の最大値は、規定値Vo3と等しくなる。
上記のような加算信号V’が増幅器7によって増幅され、増幅信号V1としてアドレス判定部8に出力されることになる。アドレス判定部8の動作は、従来と同様であるので説明を省略する。
以上のように、本第2実施形態のアドレス認識装置50によれば、第1のフォトダイオード3に流れる光電流Iに比例する両端電圧Vo1の最大値と、第2のフォトダイオード4に流れる光電流Iに比例する両端電圧Vo2の最大値とを規定値Vo3に規格化することにより、光パケット信号の光強度が大きく変動した場合でも、アドレス判定部8にて閾値との比較が行われる増幅信号V1の最大値は変動しないため、誤動作を起こすことなく、正確に光パケット信号のアドレスを認識することが可能である。
なお、上記第1及び第2実施形態では、主にアナログ回路から構成されたアドレス認識装置について説明した。これは、光パケット通信では非常に高速度の通信が要求されるため、アドレス認識処理にかかる時間を極力短くするためにアナログ回路を用いることが望ましいからである。
しかしながら、光パケット通信で要求される通信速度を満足可能であれば、デジタル回路を用いてアドレス認識装置を構成しても良い。例えば、図4に示すように、図3のアドレス認識装置50の第1の規格化用電圧増幅器51の後段に、規格化された両端電圧Vo1(第1の電圧信号Vo1’)の最大値と所定の閾値とを比較し、当該最大値が閾値以上なら‘1’(Hi信号)を出力し、当該最大値が閾値未満であれば‘0’(Lo信号)を出力する第1のコンパレータ54を設ける。また、第2の規格化用電圧増幅器52の後段に、規格化された両端電圧Vo2(第2の電圧信号Vo2’)の最大値と所定の閾値とを比較し、当該最大値が閾値以上なら‘1’(Hi信号)を出力し、当該最大値が閾値未満であれば‘0’(Lo信号)を出力する第2のコンパレータ55を設ける。
そして、これら第1のコンパレータ54及び第2のコンパレータ55から出力された各信号は、デジタルAND回路56にてAND処理されてアドレス判定部8に出力される。
つまり、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光された場合、つまり光パケット信号が自局宛てのアドレスであった場合、第1のコンパレータ54及び第2のコンパレータ55は‘1’(Hi信号)を出力するので、デジタルAND回路56はアドレス判定部8に‘1’(Hi信号)を出力する。
一方、第1のフォトダイオード3及び第2のフォトダイオード4において、先頭ビットd1とアドレスビットd2とが同時に受光されない場合、つまり光パケット信号が自局宛てのアドレスではない場合、第1のコンパレータ54と第2のコンパレータ55とのいずれか一方は‘1’(Hi信号)を出力し、他方は‘0’(Lo信号)を出力するため、デジタルAND回路56はアドレス判定部8に‘0’(Hi信号)を出力する。アドレス判定部8は、デジタルAND回路56から‘1’(Hi信号)が入力された場合、光パケット信号が自局宛てのアドレスであると判定し、また、‘0’(Hi信号)が入力された場合、光パケット信号は自局宛てのアドレスではないと判定する。
以上のように、デジタル回路を用いた構成であっても、光パケット信号の光強度が大きく変動した場合に、誤動作を起こすことなく、正確に光パケット信号のアドレスを認識することが可能である。
本発明の第1実施形態におけるアドレス認識装置の構成ブロック図である。 本発明の第1実施形態における光電流の最大値の規格化処理を示す説明図である。 本発明の第2実施形態におけるアドレス認識装置の構成ブロック図である。 本発明の第2実施形態においてデジタル回路を用いて構成したアドレス認識装置の変形例である。 従来のアドレス認識装置の構成ブロック図である。 従来のアドレス認識装置におけるアドレス認識原理を示す第1説明図である。 従来のアドレス認識装置におけるアドレス認識原理を示す第2説明図である。 従来のアドレス認識装置におけるアドレス認識原理を示す第3説明図である。
符号の説明
10、40、50…アドレス認識装置、1…第1の光路、1a…第1の出射端、2…第2の光路、2a…第2の出射端、3…第1のフォトダイオード、4…第2のフォトダイオード、5…直流電源、6…抵抗素子、6a…第1の抵抗素子、6b…第2の抵抗素子、7…増幅器、41…第1の規格化用電流増幅器、42第2の規格化用電流増幅器、51…第1の規格化用電圧増幅器、52…第2の規格化用電圧増幅器、8…アドレス判定部、20…光ファイバ、20a…遅延用光ファイバ、30…光パケット信号処理装置

Claims (5)

  1. 送信先に応じてアドレスビットの先頭ビットからの遅延時間が設定される光パケット信号の送信先を認識する装置であって、
    前記光パケット信号を2分岐し、一方を固有に割り当てられた所定時間だけ遅延させて第1、第2の光分岐信号を出射する光分岐器と、
    前記第1の光分岐信号を受光して第1の受光信号を出力する第1の受光素子と、
    前記第2の光分岐信号を受光して第2の受光信号を出力する第2の受光素子と、
    前記第1の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第1の規格化手段と、
    前記第2の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第2の規格化手段と、
    前記第1の規格化手段によって規格化された第1の受光信号と前記第2の規格化手段によって規格化された第2の受光信号とに基づいて前記光パケット信号の送信先アドレスを判定するアドレス判定手段と
    を具備することを特徴とするアドレス認識装置。
  2. 前記アドレス判定手段は、前記第1の規格化手段によって規格化された第1の受光信号と前記第2の規格化手段によって規格化された第2の受光信号との加算信号の最大値と所定の閾値とを比較し、最大値が閾値より大きい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスであると判定し、最大値が閾値より小さい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスではないと判定することを特徴とする請求項1記載のアドレス認識装置。
  3. 前記第1の受光素子は第1の電流信号を出力する第1のフォトダイオード、前記第2の受光素子は第2の電流信号を出力する第2のフォトダイオードであり、
    前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードのカソード電極に直流電圧を供給する直流電源と、
    一端が前記第1の規格化手段及び第2の規格化手段の出力端と前記アドレス判定手段の入力端とに接続され、他端がアースされた抵抗素子とをさらに備え、
    前記第1のフォトダイオードのアノード電極は前記第1の規格化手段の入力端に接続され、前記第2のフォトダイオードのアノード電極は前記第2の規格化手段の入力端に接続され、
    前記第1の規格化手段は、前記第1の電流信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、
    前記第2の規格化手段は、前記第2の電流信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、
    前記アドレス判定手段は、前記抵抗素子の両端電圧の最大値と所定の閾値とを比較し、最大値が閾値より大きい場合、前記パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスであると判定し、最大値が閾値より小さい場合、前記パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスではないと判定する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のアドレス認識装置。
  4. 前記第1の受光素子は第1の電流信号を出力する第1のフォトダイオード、前記第2の受光素子は第2の電流信号を出力する第2のフォトダイオードであり、
    一端が前記第1のフォトダイオードのアノード電極及び第1の規格化手段の入力端と接続され、他端がアースされた第1の抵抗素子と、
    一端が前記第2のフォトダイオードのアノード電極び第1の規格化手段の入力端と接続され、他端がアースされた第2の抵抗素子と、
    前記第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードのカソード電極に直流電圧を供給する直流電源とをさらに備え、
    前記第1の規格化手段は、前記第1の抵抗素子の第1の両端電圧の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、
    前記第2の規格化手段は、前記第2の抵抗素子の第2の両端電圧の最大値が所定の規定値となるように規格化を行い、
    前記アドレス判定手段は、第1の規格化手段によって規格化された第1の両端電圧と、第2の規格化手段によって規格化された第2の両端電圧との加算信号の最大値と所定の閾値とを比較し、最大値が閾値より大きい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスであると判定し、最大値が閾値より小さい場合、前記光パケット信号の送信先アドレスは自局宛てアドレスではないと判定することを特徴とする請求項1または2記載のアドレス認識装置。
  5. 送信先に応じてアドレスビットの先頭ビットからの遅延時間が設定される光パケット信号の送信先を認識する装置であって、
    前記光パケット信号を2分岐し、一方を固有に割り当てられた所定時間だけ遅延させて第1、第2の光分岐信号を出射する光分岐器と、
    前記第1の光分岐信号を受光して第1の受光信号を出力する第1の受光素子と、
    前記第2の光分岐信号を受光して第2の受光信号を出力する第2の受光素子と、
    前記第1の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第1の規格化手段と、
    前記第2の受光信号の最大値が所定の規定値となるように規格化を行う第2の規格化手段と、
    前記第1の規格化手段によって規格化された第1の受光信号に基づいてHi信号またはLo信号を出力する第1のコンパレータと、
    前記第2の規格化手段によって規格化された第2の受光信号に基づいてHi信号またはLo信号を出力する第2のコンパレータと、
    前記第1のコンパレータの出力信号と第2のコンパレータの出力信号とのAND処理を行い、出力信号としてHi信号またはLo信号を出力するAND手段と、
    当該AND手段の出力信号に基づいて光パケット信号の送信先アドレスが自局宛てのアドレスか否かを判定するアドレス判定手段と
    を具備することを特徴とするアドレス認識装置。










JP2005345230A 2005-11-30 2005-11-30 アドレス認識装置 Expired - Fee Related JP4645427B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345230A JP4645427B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 アドレス認識装置
US11/563,570 US7738788B2 (en) 2005-11-30 2006-11-27 Address recognition apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345230A JP4645427B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 アドレス認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007150957A true JP2007150957A (ja) 2007-06-14
JP4645427B2 JP4645427B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=38087671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005345230A Expired - Fee Related JP4645427B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 アドレス認識装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7738788B2 (ja)
JP (1) JP4645427B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284305A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Fujitsu Ltd 信号検出装置、信号受信装置および信号検出方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150180383A1 (en) * 2012-07-27 2015-06-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air blower equipped with brushless dc motor

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04280522A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Nec Corp 光接続装置とその駆動方法
JPH0888605A (ja) * 1994-09-10 1996-04-02 Korea Electron Telecommun 光パケット交換器の光ファイバアドレス検出器およびその製造方法
JP2000201113A (ja) * 1999-01-07 2000-07-18 Nec Corp バ―スト光信号の受信方法及びその装置
JP2003069495A (ja) * 2001-06-12 2003-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光パルス列一致判定装置
JP2006157202A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Yokogawa Electric Corp アドレス判定回路および光通信システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5060305A (en) * 1989-08-29 1991-10-22 The Trustees Of Princeton University Self clocked, self routed photonic switch
JP3612560B2 (ja) 2001-04-06 2005-01-19 独立行政法人情報通信研究機構 光パケット通信におけるアドレス処理方法および装置
JP4221716B2 (ja) * 2004-03-04 2009-02-12 横河電機株式会社 光論理素子

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04280522A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Nec Corp 光接続装置とその駆動方法
JPH0888605A (ja) * 1994-09-10 1996-04-02 Korea Electron Telecommun 光パケット交換器の光ファイバアドレス検出器およびその製造方法
JP2000201113A (ja) * 1999-01-07 2000-07-18 Nec Corp バ―スト光信号の受信方法及びその装置
JP2003069495A (ja) * 2001-06-12 2003-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光パルス列一致判定装置
JP2006157202A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Yokogawa Electric Corp アドレス判定回路および光通信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284305A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Fujitsu Ltd 信号検出装置、信号受信装置および信号検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4645427B2 (ja) 2011-03-09
US20070122150A1 (en) 2007-05-31
US7738788B2 (en) 2010-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5138990B2 (ja) 前置増幅器および光受信装置
US6031219A (en) Bias voltage supply circuit for photoelectric converting element and photodetection circuit
JP4833124B2 (ja) トランスインピーダンスアンプ及びトランスインピーダンスアンプの制御方法
US9054655B2 (en) Transimpedance amplifier
JP2007274032A (ja) 光受信器
US20080002993A1 (en) Optical receiver with dual photodetector for common mode noise suppression
US10511294B2 (en) Cross-point offset adjustment circuit
JP4645427B2 (ja) アドレス認識装置
EP1503496A1 (en) Photocurrent-to-voltage conversion apparatus including non-diode-connected clamping MOS transistor
CN102185647A (zh) 一种光电流监控装置
US20080159755A1 (en) Optical signal receiving apparatus
JP2006050145A (ja) トランスインピーダンスアンプ
US8569674B2 (en) Multiplexed photocurrent monitoring circuit comprising current mirror circuits
KR101539196B1 (ko) 코히어런트 광통신 시스템의 수신 장치 및 방법
US6960754B2 (en) Photoelectric current and voltage converting circuit
US6956195B2 (en) Photoelectric current and voltage converting circuit
US20210075518A1 (en) Circuit for multiplexing mon pin of receiver optical sub-assembly for optical communication
JP2006050146A (ja) 受信方法および受信回路
JP2005045560A (ja) 光信号受信方法、光信号受信装置、光通信装置、及び光通信システム
US7435938B2 (en) Optical packet communication device with an applied negative voltage for canceling an offset voltage
JP2002350791A (ja) 光パワー等化装置
JP2005123350A (ja) 平均パワー検出回路、レーザーダイオード駆動回路及び光送信モジュール
JP4221716B2 (ja) 光論理素子
WO2016006047A1 (ja) 光受信モジュール
JP2005124085A (ja) 光受信器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees