JP2003069495A - 光パルス列一致判定装置 - Google Patents

光パルス列一致判定装置

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JP2003069495A
JP2003069495A JP2002157817A JP2002157817A JP2003069495A JP 2003069495 A JP2003069495 A JP 2003069495A JP 2002157817 A JP2002157817 A JP 2002157817A JP 2002157817 A JP2002157817 A JP 2002157817A JP 2003069495 A JP2003069495 A JP 2003069495A
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optical pulse
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JP2002157817A
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Setsu Moriwaki
摂 森脇
Akira Okada
顕 岡田
Takashi Sakamoto
尊 坂本
Yoshihisa Sakai
義久 界
Kazuto Noguchi
一人 野口
Shigeto Matsuoka
茂登 松岡
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路から時間的に不規則に到着する高速な
光パケット信号の光ラベルパルス列と特定パルス列とを
比較して一致・不一致を判定する。 【解決手段】 光分岐回路で2分岐された一方の光パケ
ット信号を入力し、その連続光パルス列の先頭の光パル
スを抽出して光タイミングパルスとして出力する光タイ
ミングパルス生成手段と、その光タイミングパルスを元
に特定光パルス列を生成する光パルス列生成手段と、他
方の光パケット信号の光ラベルパルス列と特定光パルス
列が同時に入力されるように、光遅延線を介して光分岐
回路および光パルス列生成手段に接続され、光ラベルパ
ルス列と特定光パルス列が全ビットで一致のときに出力
がなく、1ビットでも不一致があるときに光パルスを出
力し、光ラベルパルス列と特定光パルス列が一致してい
るか否かの判定結果を出力光パルスの無しまたは有りで
通知する光パルス列比較手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路から時間的
に不規則に到着する光パケット信号を受信して信号処理
を行う光パケット通信網において、光パケット信号に含
まれる光ラベルパルス列が、所定のビットパターンを有
する特定光パルス列に一致しているか否かを判定する光
パルス列一致判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光パケット通信網では、光パケット信号
の経路を選択する際に、光パケット信号に宛先情報とし
て含まれる光ラベルパルス列が特定パルス列と一致する
か否かを判定する方法をとっている。例えば、リング型
の光パケット通信網(リング型ネットワーク)の各ノー
ドでは、光ラベルパルス列が特定パルス列と一致する光
パケット信号をリング型ネットワークの外部に分岐(ド
ロップ)し、その他を次のノードに送り出す二者択一の
経路選択が行われている。
【0003】このような光パケット信号に含まれる光ラ
ベルパルス列が特定パルス列と一致するか否かを判定す
る従来の方法としては、光ラベルパルス列を並列に展開
して複数の低速信号に分離し、各パルス(ビット)ごと
に電気的に一致不一致を比較する方法が知られている。
【0004】図12は、従来の光パルス列並列読み取り
装置の構成例を示す。図において、入力する光ラベルパ
ルス列(ここでは4ビット)91は、光分岐部92で4
分岐され、遅延付加部93でそれぞれ適当な遅延が与え
られ、制御信号合成部94の光カプラ96−1〜96−
4でそれぞれ制御光95と合成され、光非線形素子97
−1〜97−4に入力される。光非線形素子97は、光
ラベルパルス列91と制御光95が同時に入力されたと
きに光パルス信号を出力し、それ以外のときに光パルス
信号を出力しない構成である。この結果、時系列上に並
んだ光ラベルパルス列91が空間的な並列光パルス列に
変換される。
【0005】並列光パルス列は、個別に受信装置98−
1〜98−4で電気信号に変換される。各ビット対応の
電気信号は、図外の判定装置で特定パルス列と一致不一
致が判定され、すべてのビットで一致しているときに光
ラベルパルス列91が特定パルス列と一致していると判
定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12に示
すような従来の光パルス列並列読み取り装置を用いて電
気的にパルス列の比較を行う構成では、光ラベルパルス
列のビット数が増えて読み取りの並列度が増加すると、
それに比例して光非線形素子をはじめとするハードウェ
ア量が増大する問題がある。また、光パケット信号に含
まれる一部の光ラベルパルス列が特定のパルス列と一致
するか否かを判定する目的で、光ラベルパルス列を電気
信号に変換して個別に一致判定を行うことは必ずしも効
率的とは言えなかった。
【0007】さらに、図12に示す構成では触れていな
いが、光パケット信号が伝送路から時間的に不規則に到
着する場合には、光パケット信号から光ラベルパルス列
を分離するための仕組みが別途必要になっている。
【0008】本発明は、伝送路から時間的に不規則に到
着する高速な光パケット信号を電気信号に変換すること
なく、簡単な構成で光ラベルパルス列と特定パルス列と
の比較を行い、一括して一致しているか否かを判定する
ことができる光パルス列一致判定装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、先頭
から順に連続光パルス列、光ラベルパルス列、データ光
パルス列が配置された光パケット信号を入力し、固定数
n個(1≦n<N)の光パルスを含むNビットの光ラベ
ルパルス列と、固有のビットパターンを有するNビット
の特定光パルス列とが一致するか否かを判定する光パル
ス列一致判定装置において、光パケット信号を2分岐す
る光分岐回路と、光分岐回路で2分岐された一方の光パ
ケット信号を入力し、その連続光パルス列の先頭の光パ
ルスを抽出して光タイミングパルスとして出力する光タ
イミングパルス生成手段と、光タイミングパルスを入力
し、その光タイミングパルスを元に、特定光パルス列を
生成して出力する光パルス列生成手段と、光分岐回路で
2分岐された他方の光パケット信号の光ラベルパルス列
と特定光パルス列が同時に入力されるように、光遅延線
を介して光分岐回路および光パルス列生成手段に接続さ
れ、光ラベルパルス列と特定光パルス列が全ビットで一
致のときに出力がなく、1ビットでも不一致があるとき
に光パルスを出力し、光ラベルパルス列と特定光パルス
列が一致しているか否かの判定結果を出力光パルスの無
しまたは有りで通知する光パルス列比較手段とを備え
る。
【0010】また、請求項2の発明は、上記の光パルス
列生成手段および光パルス列比較手段に替えて、光タイ
ミングパルスを入力し、その光タイミングパルスを元
に、特定光パルス列に対して論理を反転させた反転論理
光パルス列を生成して出力する光パルス列生成手段と、
光分岐回路で2分岐された他方の光パケット信号の光ラ
ベルパルス列と反転論理光パルス列が同時に入力される
ように、光遅延線を介して光分岐回路および光パルス列
生成手段に接続され、光ラベルパルス列と反転論理光パ
ルス列が全ビットで不一致のときに出力がなく、1ビッ
トでも一致があるときに光パルスを出力し、光ラベルパ
ルス列と特定光パルス列が一致しているか否かの判定結
果を出力光パルスの無しまたは有りで通知する光パルス
列比較手段とを備える。
【0011】上記の光タイミングパルス生成手段は、光
分岐回路で分岐された一方の光パケット信号を入力し、
光パケット信号の先頭に付加された連続光パルス列の先
頭光パルスを含む一定時間だけ通過させて遮断するゲー
ト制御を行う光ゲート手段と、光ゲート手段を通過した
連続光パルス列を入力し、その先頭光パルスのみを通過
させて光タイミングパルスとして出力し、それ以降の光
パルスを反射する非線形ループミラーとを備える。
【0012】また、上記の光パルス列生成手段は、光タ
イミングパルスを入力し、特定光パルス列のビット数N
に分岐して並列Nビットの光タイミングパルスを生成
し、その並列のビットパターンが特定光パルス列のビッ
トパターン、またはその反転論理のビットパターンに等
しくなるように変換する手段と、並列のビットパターン
を直列のビットパターンに変換し、特定光パルス列また
は論理反転光パルス列を生成する手段とを備える。
【0013】また、請求項1に記載の光パルス列一致判
定装置における光パルス列比較手段は、マッハツェンダ
干渉計の2つのアームに半導体光増幅器を挿入し、第1
の光信号を一方の半導体光増幅器のみに入力し、第2の
光信号をマッハツェンダ干渉計に入力分岐して2つの半
導体光増幅器を通過させて結合し、第1の光信号の反転
論理で変換された第2の光信号を出力する構成であり、
第1の光信号として光ラベルパルス列を入力し、第2の
光信号として特定光パルス列を入力し、光ラベルパルス
列と特定光パルス列が全ビットで一致のときに出力がな
く、特定光パルス列に光パルスがあり光ラベルパルス列
に光パルスがない不一致のビットがあるときに、その特
定光パルス列の光パルスを出力する。
【0014】また、請求項2に記載の光パルス列一致判
定装置における光パルス列比較手段は、マッハツェンダ
干渉計の2つのアームに半導体光増幅器を挿入し、第1
の光信号を一方の半導体光増幅器のみに入力し、第2の
光信号をマッハツェンダ干渉計に入力分岐して2つの半
導体光増幅器を通過させて結合し、第1の光信号の論理
で変換された第2の光信号を出力する構成であり、第1
の光信号として光ラベルパルス列を入力し、第2の光信
号として特定光パルス列を入力し、光ラベルパルス列と
特定光パルス列が全ビットで不一致のときに出力がな
く、光ラベルパルス列と特定光パルス列で一致するビッ
トがあるときに、その特定光パルス列の光パルスを出力
する。
【0015】さらに、以上の光タイミングパルス生成手
段と、光パルス列生成手段と、光パルス列比較手段が同
一基板上に形成されるようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>図1は、本発
明の光パルス列一致判定装置の第1の実施形態を示す。
図において、入力する光パケット信号1は、先頭から順
に連続光パルス列2、光ラベルパルス列3、データ光パ
ルス列4が配置されている。なお、連続光パルス列2お
よび光ラベルパルス列3は、通常はデータ光パルス列4
と同じ光強度で同じビットレートに設定される。Nビッ
ト(ここではN=4)で構成される光ラベルパルス列3
には、固定数n個(1≦n<N、ここではn=2)の光
パルスが存在する。すなわち、Nビットで「1」となる
ビット数は固定である。
【0017】この光パケット信号1は光分岐回路11で
分岐され、一方が光タイミングパルス生成手段12に入
力され、他方が光遅延線14を介して光パルス列比較手
段15の入力ポートaに入力される。光タイミングパル
ス生成手段12は、光パケット信号1の先頭に配置され
た連続光パルス列2の先頭光パルスを光タイミングパル
ス5として出力する。すなわち、光タイミングパルス5
は、光パケット信号1の到着時刻に同期して出力され
る。光パルス列生成手段13は、この光タイミングパル
ス5を入力して固有のビットパターンを有する特定光パ
ルス列6を生成し、光パルス列比較手段15の入力ポー
トbに入力する。ここで、光パルス列比較手段15の入
力ポートaに入力される光ラベルパルス列3と、入力ポ
ートbに入力される特定光パルス列6のタイミングが一
致するように、光遅延線14の遅延量が調整される。
【0018】光パルス列比較手段15は、入力ポートa
の光ラベルパルス列3と入力ポートbの特定光パルス列
6が全ビットで一致のときに出力ポートcに出力がな
く、1ビットでも不一致があるときに出力ポートcから
光パルスが出力されるように構成される。すなわち、出
力ポートcの光パルスが出力されなければ、光ラベルパ
ルス列3が特定光パルス列6と一致であると判定するこ
とができる。
【0019】<第2の実施形態>図2は、本発明の光パ
ルス列一致判定装置の第2の実施形態を示す。本実施形
態の特徴は、光パルス列生成手段13’および光パルス
列比較手段15’の構成にあり、その他は第1の実施形
態と同様である。
【0020】光パルス列生成手段13’は、第1の実施
形態における特定光パルス列6に対して論理を反転させ
た反転論理光パルス列6’を出力する。光パルス列比較
手段15’は、入力ポートaの光ラベルパルス列3と入
力ポートbの反転論理光パルス列6’が全ビットで不一
致のときに出力がなく、1ビットでも一致があるときに
光パルスが出力されるように構成される。すなわち、出
力ポートcに光パルスが出力されなければ、光ラベルパ
ルス列3が反転論理光パルス列6’と不一致である(正
論理の特定光パルス列6と一致である)と判定すること
ができる。
【0021】<光タイミングパルス生成手段12の構成
例>図3は、光タイミングパルス生成手段12の構成例
を示す。図において、光タイミングパルス生成手段12
は、図1,2の光分岐回路11で分岐された一方の光パ
ケット信号1を入力し、光分岐回路21で2分岐してそ
れぞれ光ゲート駆動回路22および光ゲート23に入力
する。光ゲート駆動回路22は、光パケット信号1の入
力(到着)に応じて制御信号を光ゲート23に出力し、
光パケット信号1の先頭に付加された連続光パルス列2
の先頭光パルスを含む一定時間だけ通過させて遮断する
制御を行う。
【0022】例えば、光ゲート23が通常開いており、
連続光パルス列2が通過している間(連続光パルス列2
の先頭光パルスの通過後)に閉じ、光パケット信号1の
全てが通過した後に再度開くように光ゲート23を制御
し、次の光パケット信号1の到着に備える。あるいは、
光ゲート23が通常閉じており、連続光パルス列2の先
頭光パルスが通過する前に開き、連続光パルス列2が通
過している間(連続光パルス列2の先頭光パルスの通過
後)に閉じるように光ゲート23を制御するようにして
もよい。ただし、後者の場合には、光分岐回路21と光
ゲート23との間に遅延線を挿入し、連続光パルス列2
の先頭光パルスが光ゲート23に入力する前に、光ゲー
ト駆動回路22が光ゲート23を開くタイミングを確保
するための遅延調整を行う必要がある。
【0023】光ゲート23を通過した連続光パルス列2
は、非線形ループミラー24に入力される。ここで用い
る非線形ループミラー24は、2入力2出力の方向性結
合器25の2つの出力ポートb,cをループ接続し、そ
のループ内の非対称な位置に半導体光増幅器26を配置
した構成である。方向性結合器25の入力ポートa,b
は、非線形ループミラー24の入力ポートおよび出力ポ
ートとなる。
【0024】方向性結合器25の入力ポートaに入力さ
れる連続光パルス列2は、出力ポートb,cに分岐され
てそれぞれ時計回りと反時計回りに周回して出力ポート
c,bに入力する。ここで、半導体光増幅器26は、時
計回りと反時計回りに周回する連続光パルス列2の先頭
光パルスが相前後して入力されるように非対称な位置に
配置される。具体的には、図3および図4(a) に示すよ
うに、時計回りと反時計回りの連続光パルス列2が交互
に(1/2ビットずれて)半導体光増幅器26に入力さ
れるような位置に配置される。図4において、t1〜t
4は半導体光増幅器26の位置における時間経過を示
す。これにより、半導体光増幅器26に最初に入力され
る光パルス(ここでは時計回りの連続光パルス列2の先
頭光パルス)のみが無信号状態の半導体光増幅器26を
通過し、2番目以降に入力される光パルス(反時計回り
の連続光パルス列2の先頭光パルスを含む)は、直前の
光パルスによって飽和されて利得回復過程にある半導体
光増幅器26を通過することになる。
【0025】この結果、ループを双方向に周回した光パ
ルスが方向性結合器25で結合されるときに、連続光パ
ルス列2の先頭光パルスに時計回りと反時計回りでπ程
度異なる位相遅延が生じるように設計すれば、その先頭
光パルスは入力ポートaと反対の入力ポートdから出力
される。これが、光パケット信号1の到着時刻と同期し
た光タイミングパルス5となる。一方、連続光パルス列
2の2番目以降の光パルスには、時計回りと反時計回り
で同程度の位相遅延が与えられるので、入力ポートaに
反射出力され、光タイミングパルス5から分離される。
【0026】ところで、光タイミングパルス生成手段1
2の半導体光増幅器26は、時計回りと反時計回りの連
続光パルス列2が交互に(1/2ビットずれて)入力さ
れるような非対称な位置に配置しなければならず、光パ
ケット信号1のビットレートが変化するとそれに応じて
位置を調整する必要が生じる。そこで、光パケット信号
1のビットレートがK倍(Kは2以上の整数)になった
場合でも、光タイミングパルス生成手段12の構成(半
導体光増幅器26の位置)を変えずに対応できる方法に
ついて説明する。それは、光パケット信号1を構成する
連続光パルス列2および光ラベルパルス列3のパターン
をビットレートに応じて変更する方法である。
【0027】光パケット信号1のビットレートが2倍に
なると、図4(a) に示す連続光パルス列2を図4(b) に
示すようなパターンに変更する。すなわち、連続光パル
ス列2の1ビットを2ビットにする際に「1」と「0」
のパターンに置換し、「10,10,10,…」あるい
は「01,01,01,…」などの周期光パルス列とす
る。このとき、光タイミングパルス生成手段12の半導
体光増幅器26に、時計回りと反時計回りの周期光パル
ス列が1ビットずれて入力されるようにすれば、時計回
りと反時計回りの周期光パルス列が交互に入力されるこ
とになる。ただし、ビットレートが2倍になっているの
で、半導体光増幅器26の位置および利得回復時間は連
続光パルス列2が入力される場合と変わらない。
【0028】同様に、光パケット信号1のビットレート
が4倍になると、図5(a) に示す連続光パルス列2を図
5(b) に示すようなパターンに変更する。すなわち、連
続光パルス列2の1ビットを4ビットにする際に「1」
と「000」のパターンに置換し、「1000,100
0,1000,…」あるいは「0100,0100,0
100,…」などの周期光パルス列とする。このとき、
光タイミングパルス生成手段12の半導体光増幅器26
に、時計回りと反時計回りの周期光パルス列が2ビット
ずれて入力されるようにすれば、時計回りと反時計回り
の周期光パルス列が交互に入力されることになる。ただ
し、ビットレートが4倍になっているので、半導体光増
幅器26の位置および利得回復時間は連続光パルス列2
が入力される場合と変わらない。
【0029】一般に、光パケット信号1のビットレート
がK倍になると、連続光パルス列2の1ビットをKビッ
トにする際に1ビットの「1」と(K−1)ビットの
「0」のパターンに置換する(「1」のビット位置は任
意)。このとき、光タイミングパルス生成手段12の半
導体光増幅器26に、時計回りと反時計回りの周期光パ
ルス列がK/2ビットずれて入力されるようにすれば、
時計回りと反時計回りの周期光パルス列が交互に入力さ
れることになる。ただし、ビットレートがK倍になって
いるので、半導体光増幅器26の位置および利得回復時
間は連続光パルス列2が入力される場合と変わらない。
【0030】また、光パケット信号1のビットレートが
2M倍(Mは2以上の整数)になり、連続光パルス列2
の1ビットを2Mビットにする際に、連続Mビットの
「1」と連続Mビットの「0」のパターンに置換しても
よい。このとき、光タイミングパルス生成手段12の半
導体光増幅器26に、時計回りと反時計回りの周期光パ
ルス列がMビットずれて入力されるようにする。M=2
の場合は、図5(c) に示すように「1100,110
0,1100,…」あるいは「0011,0011,0
011,…」などとする。このとき、光タイミングパル
ス生成手段12の半導体光増幅器26に、時計回りと反
時計回りの周期光パルス列が2ビットずれて入力される
ようにすれば、時計回りと反時計回りの周期光パルス列
が2ビットずつ交互に入力されることになる。ただし、
ビットレートが2M倍になっているので、半導体光増幅
器26の位置は連続光パルス列2が入力される場合と変
わらない。
【0031】以上のように、光パケット信号1のビット
レートが変化した場合でも、連続光パルス列2を上記の
ような周期光パルス列に変更することにより、その先頭
光パルスのみを光タイミングパルス5として抜き出すこ
とができる。
【0032】なお、光ラベルパルス列3についても、ビ
ットレートの変更に応じて同様にパターン変更する。本
発明の光パルス列一致判定装置51に入力する光パケッ
ト信号1のビットレートを4倍にした場合の一例を図6
に示す。光パケット信号1a,1b,1dがRZフォー
マットであり、光パケット信号1cはNRZフォーマッ
トである。ビットレートAの光パケット信号1aに対し
て、光パケット信号1b,1cはビットレートが4Aの
場合である。光パケット信号1aの連続光パルス列2a
および光ラベルパルス列3aのビット「1」をそれぞれ
「1000」に置換し、周期光パルス列2b,2c、光
ラベルパルス列3b,3cとする。また、光パケット信
号1dはビットレートが4Aの場合であるが、光パケッ
ト信号1aの連続光パルス列2aのビット「1」を「1
100」に置換し、光ラベルパルス列3aのビット
「1」は「1000」に置換し、それぞれ周期光パルス
列2d、光ラベルパルス列3dとする。
【0033】<光パルス列生成手段13の構成例>図7
は、光パルス列生成手段13の構成例を示す。図におい
て、光パルス列生成手段13は、光タイミングパルス生
成手段12から出力された光タイミングパルス5を入力
し、光分岐回路31で特定光パルス列6(光ラベルパル
ス列3)のビット数Nに分岐する(ここでは4分岐)。
4分岐された各光タイミングパルス5は、遅延付加部3
2でそれぞれ1ビットずつずれた遅延が与えられ、光ゲ
ート33−1〜33−4に入力される。各光ゲートは、
特定光パルス列6のビットパターンで開閉が制御され、
その出力を光合流回路34で結合することにより、固有
のビットパターンを有する特定光パルス列6が生成され
る。
【0034】図1の例では、光ゲート33−1,33−
4が開となり、光ゲート33−2,33−3が閉となる
ことにより、「1001」の特定光パルス列6が生成さ
れる。また、図2の例では、光ゲート33−1,33−
4が閉となり、光ゲート33−2,33−3が開となる
ことにより、特定光パルス列6に対して論理を反転させ
た「0110」の反転論理光パルス列6’が生成され
る。
【0035】なお、図7の構成において、遅延付加部3
2と、光ゲート33−1〜33−4の順番を入れ替えて
もよい。
【0036】<光パルス列比較手段15の構成例>図8
は、光パルス列比較手段15の構成例を示す。なお、こ
こに示す例は、波長変換装置あるいは波形整形装置ある
いは光再生装置として用いられているものであるが、こ
こでは波長変換装置として説明する。
【0037】図において、波長λp の励起光(被変換
光)は、光カプラ41−1で2分岐して2つの半導体光
増幅器(SOA)42−1,42−2に入力される。波
長λsの信号光は、光カプラ41−2を介して反対方向
から一方の半導体光増幅器42−1に入力される。2つ
の半導体光増幅器42−1,42−2の出力光は、光カ
プラ41−3で合波される。この光カプラ41−1、半
導体光増幅器42−1,42−2、光カプラ41−3に
よりマッハツェンダ干渉計が構成される。
【0038】ここで、半導体光増幅器42−1に信号光
を入力すると屈折率が変化し、通過する励起光の位相が
変化する。そのため、2つの半導体光増幅器42−1,
42−2の出力端に取り出される各励起光の位相が異な
り、光カプラ41−3で結合すると位相変化が強度変化
となって現れ、その出力端には、波長λs の信号光と反
転論理または同一論理の波長λp の励起光が波長変換光
として出力される。なお、波長変換光が信号光と反転論
理になるか同一論理になるかは、半導体光増幅器の駆動
電流の調整により選択することができ、前者を「逆相の
波長変換装置」、後者を「同相の波長変換装置」とい
う。
【0039】図9(a) は、逆相の波長変換装置における
信号光と波長変換光の関係を示す。図9(b) は、同相の
波長変換装置における信号光と波長変換光の関係を示
す。
【0040】以下、このような波長変換装置を光パルス
列比較手段15として使用できることについて説明す
る。なお、光パルス列比較手段15として用いる場合に
は、図8に示す励起光の波長を信号光と同じ波長に設定
してもよい(λp =λs)。すなわち、この場合には図8
の構成で実現できる波形整形装置または光再生装置とし
ての機能を利用することになる。
【0041】図1における光パルス列比較手段15とし
て、入力ポートaの光ラベルパルス列3と入力ポートb
の特定光パルス列6が全ビットで一致のときに出力ポー
トcに出力がなく、1ビットでも不一致があるときに出
力ポートcから光パルスが出力されるように構成する場
合には、逆相の波長変換装置を用いる。ただし、信号光
を光ラベルパルス列3とし、励起光(被変換光)を特定
光パルス列6とする。なお、以下の説明では、4ビット
で構成される光ラベルパルス列3には2個の光パルスが
存在するものとする。
【0042】逆相の波長変換装置では、図10(a) に示
すように、光ラベルパルス列3と特定光パルス列6が全
ビットで一致すれば、出力はない。一方、図10(b),
(c) に示すように、光ラベルパルス列3と特定光パルス
列6が1ビットでも不一致があれば、特定光パルス列6
の不一致の光パルスが出力される。すなわち、光パルス
列比較手段15から光パルスが出力されない場合は、光
ラベルパルス列3と特定光パルス列6が全ビットで一致
しており、光パルスが出力された場合には、光ラベルパ
ルス列3と特定光パルス列6が不一致であることがわか
る。
【0043】一方、図2における光パルス列比較手段1
5’が反転論理光パルス列6’を出力し、入力ポートa
の光ラベルパルス列3と入力ポートbの反転論理光パル
ス列6’が全ビットで不一致のときに出力がなく、1ビ
ットでも一致があるときに光パルスが出力されるように
構成する場合には、同相の波長変換装置を用いる。ただ
し、信号光を光ラベルパルス列3とし、励起光(被変換
光)を反転論理光パルス列6’とする。なお、以下の説
明では、4ビットで構成される光ラベルパルス列3には
2個の光パルスが存在するものとする。
【0044】同相の波長変換装置では、図11(a) に示
すように、光ラベルパルス列3と反転論理光パルス列
6’が全ビットで不一致になれば、出力はない。一方、
図11(b),(c) に示すように、光ラベルパルス列3と反
転論理光パルス列6’が1ビットでも一致すれば、光パ
ルス列6’の一致の光パルスが出力される。すなわち、
光パルス列比較手段15から光パルスが出力されない場
合は、光ラベルパルス列3と反転論理光パルス列6’が
全ビットで不一致(正論理の特定光パルス列6に対して
は全ビットで一致)である。また、光パルスが出力され
た場合には、光ラベルパルス列3と反転論理光パルス列
6’の少なくとも1ビットが一致(正論理の特定光パル
ス列6に対しては少なくとも1ビットが不一致)である
ことがわかる。
【0045】さらに、以上示した光タイミングパルス生
成手段12、光パルス列生成手段13、光パルス列比較
手段15は、いずれも光導波路等の受動光部品で構成す
ることができるので、同一基板上に形成することが可能
である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光パルス
列一致判定装置は、光タイミングパルス生成手段と、光
パルス列生成手段と、光パルス列比較手段を用いること
により、伝送路から時間的に不規則に到着する高速な光
パケット信号を電気信号に変換することなく、簡単な構
成で光ラベルパルス列と特定パルス列との比較を行い、
一致しているか否かを判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光パルス列一致判定装置の第1の実施
形態を示す図。
【図2】本発明の光パルス列一致判定装置の第2の実施
形態を示す図。
【図3】光タイミングパルス生成手段12の構成例を示
す図。
【図4】半導体光増幅器26の光パルス通過タイミング
の例を示す図。
【図5】半導体光増幅器26の光パルス通過タイミング
の例を示す図。
【図6】光パケット信号の構成例を示す図。
【図7】光パルス列生成手段13の構成例を示す図。
【図8】光パルス列比較手段15,15’の構成例を示
す図。
【図9】波長変換装置における信号光と波長変換光の関
係を示す図。
【図10】逆相の波長変換装置による光パルス列比較手
段15の動作例を示す図。
【図11】同相の波長変換装置による光パルス列比較手
段15’の動作例を示す図。
【図12】従来の光パルス列並列読み取り装置の構成例
を示す図。
【符号の説明】
1 光パケット信号 2 連続光パルス列 3 光ラベルパルス列 4 データ光パルス列 5 光タイミングパルス 6 特定光パルス列 11 光分岐回路 12 光タイミングパルス生成手段 13 光パルス列生成手段 14 光遅延線 15 光パルス列比較手段 21 光分岐回路 22 光ゲート駆動回路 23 光ゲート 24 非線形ループミラー(NOLM) 25 方向性結合器 26 半導体光増幅器(SOA) 31 光分岐回路 32 遅延付加部 33 光ゲート 34 光合流回路 41 光カプラ 42 半導体光増幅器(SOA) 51 光パルス列一致判定装置 91 光ラベルパルス列 92 光分岐部 93 遅延付加部 94 制御信号合成部 95 制御光 96 光カプラ 97 光非線形素子 98 受信装置
フロントページの続き (72)発明者 坂本 尊 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 界 義久 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 野口 一人 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 松岡 茂登 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2K002 AA02 AB12 AB22 AB23 AB40 BA02 CA13 DA07 DA08 DA11 HA16 5K102 AA15 AA63 AH23 NA03 PH00 PH15 RB01 RB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先頭から順に連続光パルス列、光ラベル
    パルス列、データ光パルス列が配置された光パケット信
    号を入力し、固定数n個(1≦n<N)の光パルスを含
    むNビットの光ラベルパルス列と、固有のビットパター
    ンを有するNビットの特定光パルス列とが一致するか否
    かを判定する光パルス列一致判定装置において、 前記光パケット信号を2分岐する光分岐回路と、 前記光分岐回路で2分岐された一方の光パケット信号を
    入力し、その連続光パルス列の先頭の光パルスを抽出し
    て光タイミングパルスとして出力する光タイミングパル
    ス生成手段と、 前記光タイミングパルスを入力し、その光タイミングパ
    ルスを元に、前記特定光パルス列を生成して出力する光
    パルス列生成手段と、 前記光分岐回路で2分岐された他方の光パケット信号の
    光ラベルパルス列と前記特定光パルス列が同時に入力さ
    れるように、光遅延線を介して前記光分岐回路および前
    記光パルス列生成手段に接続され、前記光ラベルパルス
    列と前記特定光パルス列が全ビットで一致のときに出力
    がなく、1ビットでも不一致があるときに光パルスを出
    力し、前記光ラベルパルス列と前記特定光パルス列が一
    致しているか否かの判定結果を出力光パルスの無しまた
    は有りで通知する光パルス列比較手段とを備えたことを
    特徴とする光パルス列一致判定装置。
  2. 【請求項2】 先頭から順に連続光パルス列、光ラベル
    パルス列、データ光パルス列が配置された光パケット信
    号を入力し、固定数n個(1≦n<N)の光パルスを含
    むNビットの光ラベルパルス列と、固有のビットパター
    ンを有するNビットの特定光パルス列とが一致するか否
    かを判定する光パルス列一致判定装置において、 前記光パケット信号を2分岐する光分岐回路と、 前記光分岐回路で2分岐された一方の光パケット信号を
    入力し、その連続光パルス列の先頭の光パルスを抽出し
    て光タイミングパルスとして出力する光タイミングパル
    ス生成手段と、 前記光タイミングパルスを入力し、その光タイミングパ
    ルスを元に、前記特定光パルス列に対して論理を反転さ
    せた反転論理光パルス列を生成して出力する光パルス列
    生成手段と、 前記光分岐回路で2分岐された他方の光パケット信号の
    光ラベルパルス列と前記反転論理光パルス列が同時に入
    力されるように、光遅延線を介して前記光分岐回路およ
    び前記光パルス列生成手段に接続され、前記光ラベルパ
    ルス列と前記反転論理光パルス列が全ビットで不一致の
    ときに出力がなく、1ビットでも一致があるときに光パ
    ルスを出力し、前記光ラベルパルス列と前記特定光パル
    ス列が一致しているか否かの判定結果を出力光パルスの
    無しまたは有りで通知する光パルス列比較手段とを備え
    たことを特徴とする光パルス列一致判定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光パル
    ス列一致判定装置において、 光タイミングパルス生成手段は、 前記光分岐回路で分岐された一方の光パケット信号を入
    力し、光パケット信号の先頭に付加された連続光パルス
    列の先頭光パルスを含む一定時間だけ通過させて遮断す
    るゲート制御を行う光ゲート手段と、 前記光ゲート手段を通過した連続光パルス列を入力し、
    その先頭光パルスのみを通過させて前記光タイミングパ
    ルスとして出力し、それ以降の光パルスを反射する非線
    形ループミラーとを備えたことを特徴とする光パルス列
    一致判定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光パルス列一致判定装
    置において、 前記光パケット信号のビットレートをK倍(Kは2以上
    の整数)にしたときに、前記連続光パルス列および前記
    光ラベルパルス列の「1」を、1ビットの「1」と(K
    −1)ビットの「0」に置換したパターンを用いること
    を特徴とする光パルス列一致判定装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の光パルス列一致判定装
    置において、 前記光パケット信号のビットレートを2M倍(Mは2以
    上の整数)にしたときに、前記連続光パルス列の「1」
    を連続Mビットの「1」と連続Mビットの「0」に置換
    し、前記光ラベルパルス列の「1」を1ビットの「1」
    と(2M−1)ビットの「0」に置換したパターンを用
    いることを特徴とする光パルス列一致判定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の光パル
    ス列一致判定装置において、 光パルス列生成手段は、 前記光タイミングパルスを入力し、特定光パルス列のビ
    ット数Nに分岐して並列Nビットの光タイミングパルス
    を生成し、その並列のビットパターンが特定光パルス列
    のビットパターン、またはその反転論理のビットパター
    ンに等しくなるように変換する手段と、 前記並列のビットパターンを直列のビットパターンに変
    換し、前記特定光パルス列または前記論理反転光パルス
    列を生成する手段とを備えたことを特徴とする光パルス
    列一致判定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の光パルス列一致判定装
    置において、 前記光パルス列比較手段は、マッハツェンダ干渉計の2
    つのアームに半導体光増幅器を挿入し、第1の光信号を
    一方の半導体光増幅器のみに入力し、第2の光信号をマ
    ッハツェンダ干渉計に入力分岐して2つの半導体光増幅
    器を通過させて結合し、前記第1の光信号の反転論理で
    変換された第2の光信号を出力する構成であり、 前記第1の光信号として前記光ラベルパルス列を入力
    し、前記第2の光信号として前記特定光パルス列を入力
    し、前記光ラベルパルス列と前記特定光パルス列が全ビ
    ットで一致のときに出力がなく、前記特定光パルス列に
    光パルスがあり前記光ラベルパルス列に光パルスがない
    不一致のビットがあるときに、その特定光パルス列の光
    パルスを出力することを特徴とする光パルス列一致判定
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の光パルス列一致判定装
    置において、 前記光パルス列比較手段は、マッハツェンダ干渉計の2
    つのアームに半導体光増幅器を挿入し、第1の光信号を
    一方の半導体光増幅器のみに入力し、第2の光信号をマ
    ッハツェンダ干渉計に入力分岐して2つの半導体光増幅
    器を通過させて結合し、前記第1の光信号の論理で変換
    された第2の光信号を出力する構成であり、 前記第1の光信号として前記光ラベルパルス列を入力
    し、前記第2の光信号として前記特定光パルス列を入力
    し、前記光ラベルパルス列と前記特定光パルス列が全ビ
    ットで不一致のときに出力がなく、前記光ラベルパルス
    列と前記特定光パルス列で一致するビットがあるとき
    に、その特定光パルス列の光パルスを出力することを特
    徴とする光パルス列一致判定装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項2に記載の光パル
    ス列一致判定装置において、 前記光タイミングパルス生成手段と、前記光パルス列生
    成手段と、前記光パルス列比較手段が同一基板上に形成
    されていることを特徴とする光パルス列一致判定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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