JP2007150833A - D級アンプ及びこれを備えた音響機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、回路規模の増大を招くことなく、サンプリング周波数の異なる入力信号毎に適切な増幅処理を行うことが可能なD級アンプを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るD級アンプは、周波数8k〜64kの入力信号S1を周波数16k〜128kのPWM信号S2に変換するPWM信号生成回路と;PWM信号S2のドライブ能力を高める駆動回路と;64kに対応した時定数でPWM信号S2を平滑化するLPFと;を有して成り、PWM信号生成回路は、PWM信号S2につき、128kであれば、各Tb毎にパルスの前寄せと後寄せを交互させながらその生成及び出力を行い、64kであれば、いずれのTbについてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律としてその生成及び出力を行い、32k或いは16kであれば、本来のパルスだけでなく、各Tbを2等分或いは4等分する追加パルスを挿入してからその出力を行う構成とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、D級アンプ及びこれを備えた音響機器に関するものである。
従来より、D級アンプ(ディジタルアンプ)は、音声信号等の増幅手段として広く一般に用いられており、これに関する従来技術も種々開示・提案されている(例えば、本願出願人による特許文献1、2を参照)。
図3は、D級アンプを備えた音響機器の一従来例を示すブロック図である。
本図(a)、(b)に示す通り、従来の一般的なD級アンプ20(20’)において、ディジタル音声信号S1に応じたPWM[Pulse Width Modulation]信号S2の生成及び出力を行うPWM信号生成回路20aは、スピーカ30における再生音質の向上を最優先とすべく、サンプリング周波数f1(本図では32、16、8[kHz])のディジタル音声信号S1に対して、一律的にそのn倍(本図では2倍)のPWM周波数f2(本図では64、32、16[kHz])を有するPWM信号S2を生成する構成とされていた。
すなわち、従来のD級アンプ20(20’)において、PWM周波数f2は、サンプリング周波数f1に応じた変動値となっていた。
そのため、従来のD級アンプ20(20’)は、PWM信号S2から効率的にアナログ音声信号S3を得るべく、ローパスフィルタ20c(20c’)の時定数をPWM周波数f2に応じて適宜切り替える構成とされていた。
なお、上記時定数の切替動作を実現する構成としては、図3(a)に示すように、ローパスフィルタ20cとして、各PWM周波数f2に対応する複数のローパスフィルタを設けておき、そのいずれか一を切替信号に応じて適宜選択する構成や、図3(b)に示すように、可変ローパスフィルタ20c’を設けておき、切替信号に応じてその時定数を適宜調整する構成などを挙げることができる。
特開2001−223536号公報 特開2001−223538号公報
確かに、音声信号等の増幅手段として、D級アンプを用いれば、その出力段の単純さやエネルギ効率の高さから、音響機器の小型化や低消費電力化に貢献することができる。
しかしながら、図3(a)の構成では、複数のローパスフィルタを設ける必要があるため、各々を構成するディスクリート素子(抵抗、コンデンサ、インダクタなど)の数が増加して、回路規模の縮小を阻害する一要因となっていた。また、図3(b)の構成でも、スイッチドキャパシタ等の大型ディスクリート素子が必要とされるため、やはり回路規模の縮小を阻害する要因となっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑み、回路規模の増大(ディスクリート素子の増加)を招くことなく、サンプリング周波数の異なる入力信号毎に適切な増幅処理を行うことが可能なD級アンプ、及び、これを備えた音響機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るD級アンプは、サンプリング周波数2f、f(f≠0)のうち、いずれか一でサンプリングされたディジタル音声信号の入力を受け、各ディジタル音声信号をそのn倍(nは自然数)のPWM周波数n×2f、n×fを有するPWM信号に変換して出力するPWM信号生成回路と;前記PWM信号のドライブ能力を高めて出力する駆動回路と;PWM周波数n×fに対応した時定数で、前記駆動回路からのPWM信号を平滑化するローパスフィルタと;を有して成るD級アンプであって、前記PWM信号生成回路は、PWM周波数n×2fを有するPWM信号については、各周期毎にパルスの前寄せと後寄せとを交互に切り替えながらその生成及び出力を行い、PWM周波数n×fのPWM信号については、いずれの周期についてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律としてその生成及び出力を行う構成(第1の構成)とされている。
なお、本発明に係るD級アンプは、サンプリング周波数f、(1/2)f、…、(1/2)mf(f≠0、mは自然数)のうち、いずれか一でサンプリングされたディジタル音声信号の入力を受け、各ディジタル音声信号をそのn倍(nは自然数)のPWM周波数n×f、n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfを有するPWM信号に変換して出力するPWM信号生成回路と;前記PWM信号のドライブ能力を高めて出力する駆動回路と;PWM周波数n×fに対応した時定数で、前記駆動回路からのPWM信号を平滑化するローパスフィルタと;を有して成るD級アンプであって、前記PWM信号生成回路は、PWM周波数n×fのPWM信号については、その直接出力を行い、PWM周波数n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfのPWM信号については、本来のパルスだけでなく、各周期を2m等分する追加パルスを挿入してからその出力を行う構成(第2の構成)としてもよい。
また、上記第1、第2の構成をいずれも併せ持った構成として、本発明に係るD級アンプは、サンプリング周波数2f、f、(1/2)f、…、(1/2)mf(f≠0)のうち、いずれか一でサンプリングされたディジタル音声信号の入力を受け、各ディジタル音声信号をそのn倍(nは自然数)のPWM周波数n×2f、n×f、n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfを有するPWM信号に変換して出力するPWM信号生成回路と;前記PWM信号のドライブ能力を高めて出力する駆動回路と;PWM周波数n×fに対応した時定数で、前記駆動回路からのPWM信号を平滑化するローパスフィルタと;を有して成るD級アンプであって、前記PWM信号生成回路は、PWM周波数n×2fを有するPWM信号については、各周期毎にパルスの前寄せと後寄せとを交互に切り替えながらその生成及び出力を行い、PWM周波数n×fのPWM信号については、いずれの周期についてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律としてその生成及び出力を行い、PWM周波数n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfのPWM信号については、いずれの周期についてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律としてその生成を行うとともに、本来のパルスだけでなく各周期を2m等分する追加パルスを挿入してからその出力を行う構成(第3の構成)としてもよい。
また、本発明に係る音響機器は、上記した第1〜第3いずれかの構成から成るD級アンプと、その出力信号によって駆動されるスピーカと、を有して成る構成(第4の構成)にするとよい。
本発明によれば、回路規模の増大(ディスクリート素子の増加)を招くことなく、サンプリング周波数の異なる入力信号毎に適切な増幅処理を行うことが可能なD級アンプ、及び、これを備えた音響機器を提供することが可能となる。
図1は、本発明に係る音響機器の一実施形態を示すブロック図である。
本図に示すように、本実施形態の音響機器は、デコーダ1と、D級アンプ2と、スピーカ3と、マイコン4と、を有して成る。
なお、上記のD級アンプ2は、PWM信号生成回路2aと、駆動回路2bと、ローパスフィルタ2cと、を有して成る。
デコーダ1は、図示しないソース(メディア再生回路やマイク入力回路など)からの音声信号に対して各種のデコード処理(サンプリングレート変換処理、音声フォーマット変換処理、圧縮/伸長処理など)を施すことで、ディジタル音声信号S1の生成及び出力を行う手段である。
なお、本実施形態において、ディジタル音声信号S1は、相異なる複数のサンプリング周波数f1(本実施形態では64、32、16、8[kHz])のうち、いずれか一でサンプリングされたディジタルデータであり、2f、f、(1/2)f、…、(1/2)mf(f≠0)という一般式で表すことができる。すなわち、本実施形態の例は、f=32[kHz]、m=2の場合に相当する。
PWM信号生成回路2aは、サンプリング周波数の異なるディジタル音声信号S1の入力を受け、各ディジタル音声信号S1をそのn倍(本実施形態では2倍)のPWM周波数f2(本実施形態では128、64、32、16[kHz])を有するPWM信号に変換して出力する手段である。なお、上記パラメータnとして、n=1と設定することも可能ではあるが、音質の向上(劣化低減)を鑑みれば、n≧2と設定することが望ましい。
駆動回路2bは、PWM信号S2のドライブ能力(電流供給能力)を高めて出力する手段(電流バッファ回路)である。
ローパスフィルタ2cは、駆動回路20bからのPWM信号S2を平滑化することで、ディジタル音声信号S1に応じた電圧レベルを有するアナログ音声信号S3の生成及び出力を行う手段であり、一般には、抵抗とコンデンサから成るRC時定数回路や、インダクタとコンデンサから成るLC時定数回路によって構成される。なお、本実施形態のローパスフィルタ2cは、64[kHz]のPWM周波数f2を有するPWM信号S2に対応した時定数を備えた構成とされている。
スピーカ3は、D級アンプ2の出力信号(ローパスフィルタ2cにて得られるアナログ音声信号S3)によって駆動される音声出力手段である。
マイコン4は、音響機器の統括的制御を行う手段であり、機器各部の動作制御を行うほか、デコーダ1から入力される情報信号(例えば、ディジタル音声信号S1に含まれるタグ情報)に基づいて、ディジタル音声信号S1のサンプリング周波数f1を認識し、その認識結果に応じてPWM信号生成回路2aへの信号生成指示を行う構成とされている。
次に、マイコン4からの信号生成指示を受けたPWM信号生成回路2aの動作について図2を参照しながら詳細に説明する。
図2は、PWM信号生成回路2aの一動作例を示すタイミングチャートである。
なお、本図(a)では、64[kHz]のサンプリング周波数f1を有するディジタル音声信号S1が入力された場合について、上から順に、ディジタル音声信号S1、本願発明のPWM信号S2、及び、従来構成のPWM信号が示されている。同様に、本図(b)〜(d)では、32、16、8[kHz]のサンプリング周波数f1を有するディジタル音声信号S1が入力された場合について、各々上から順に、ディジタル音声信号S1、本願発明のPWM信号S2、及び、従来構成のPWM信号が示されている。
まず、本図(a)の場合、すなわち、64[kHz]のサンプリング周波数f1を有するディジタル音声信号S1が入力された場合について説明する。
この場合、PWM信号生成回路2aでは、128[kHz]のPWM周波数f2を有するPWM信号S2の生成が行われる。すなわち、PWM信号S2としては、サンプリング周期Ta毎に得られる音声データd1、d2、…、d8に対して、2つずつパルスが生成されることになる。このとき、PWM信号生成回路2aは、マイコン4からの信号生成指示に基づいて、ディジタル音声信号S1のサンプリング周波数f1を認識し、各PWM周期Tb毎にパルスの前寄せと後寄せとを交互に切り替えながら、PWM信号S2の生成及び出力を行う。
なお、上記したパルスの前寄せとは、PWM周期Tbの開始からその途中まで、所定の幅だけハイレベル電位を印加することを言い、パルスの後寄せとは、これと逆に、PWM周期Tbの途中からその終了まで、所定の幅だけハイレベル電位を印加することを言う。
このような信号生成制御により、PWM信号生成回路2aで得られるPWM信号S2のPWM周波数f2は、擬似的に64[kHz]に相当するものとなる。
なお、当該信号生成制御を行ったとしても、PWM信号S2に含まれるパルスが間引かれるわけではないので、ローパスフィルタ20cを通して得られるアナログ音声信号S3の電圧レベルが意図しない電圧レベルに変動してしまうことはほとんどない。
次に、本図(b)の場合、すなわち、32[kHz]のサンプリング周波数f1を有するディジタル音声信号S1が入力された場合について説明する。
この場合、PWM信号生成回路2aでは、64[kHz]のPWM周波数f2を有するPWM信号S2の生成が行われる。すなわち、PWM信号S2としては、サンプリング周期Ta毎に得られる音声データd1、d3、d5、d7に対して、2つずつパルスが生成されることになる。このとき、PWM信号生成回路2aは、マイコン4からの信号生成指示に基づいて、ディジタル音声信号S1のサンプリング周波数f1を認識し、いずれのPWM周期Tbについてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律として、PWM信号S2の生成及び出力を行う。なお、本実施形態では、いずれのPWM周期Tbについてもパルスを一律に前寄せとしてPWM信号S2の生成及び出力を行う構成とされている。
このような信号生成制御により、PWM信号生成回路2aで得られるPWM信号S2のPWM周波数f2は、従来と同様に、64[kHz]となる。
次に、本図(c)の場合、すなわち、16[kHz]のサンプリング周波数f1を有するディジタル音声信号S1が入力された場合について説明する。
この場合、PWM信号生成回路2aでは、32[kHz]のPWM周波数f2を有するPWM信号S2の生成が行われる。すなわち、PWM信号S2としては、サンプリング周期Ta毎に得られる音声データd1、d5に対して、2つずつパルスが生成されることになる。このとき、PWM信号生成回路2aは、マイコン4からの信号生成指示に基づいてディジタル音声信号S1のサンプリング周波数f1を認識し、いずれのPWM周期Tbについてもパルスを一律に前寄せとしてPWM信号S2の生成を行うとともに、本来のパルスだけでなく各PWM周期Tbを2等分する追加パルスを挿入してPWM信号S2の出力を行う。
このような信号生成制御により、PWM信号生成回路2aで得られるPWM信号S2のPWM周波数f2は、擬似的に64[kHz]に相当するものとなる。
なお、上記した追加パルスの挿入に関しては、その直前に存在する本来のパルスを複写して挿入すればよい。このような構成とすることにより、当該信号生成制御を行ったとしても、元々PWM信号S2に含まれていたパルスを反復重畳しているに過ぎないため、ローパスフィルタ20cを通して得られるアナログ音声信号S3の電圧レベルが意図しない電圧レベルに変動してしまうことはほとんどない。
最後に、本図(d)の場合、すなわち、8[kHz]のサンプリング周波数f1を有するディジタル音声信号S1が入力された場合について説明する。
この場合、PWM信号生成回路2aでは、16[kHz]のPWM周波数f2を有するPWM信号S2の生成が行われる。すなわち、PWM信号S2としては、サンプリング周期Taに含まれる音声データd1に対して、2つずつパルスが生成されることになる。このとき、PWM信号生成回路2aは、マイコン4からの信号生成指示に基づいてディジタル音声信号S1のサンプリング周波数f1を認識し、いずれのPWM周期Tbについてもパルスを一律に前寄せとしてPWM信号S2の生成を行うとともに、本来のパルスだけでなく各PWM周期Tbを4等分する追加パルスを挿入してPWM信号S2の出力を行う。
このような信号生成制御により、PWM信号生成回路2aで得られるPWM信号S2のPWM周波数f2は、擬似的に64[kHz]に相当するものとなる。
なお、上記した追加パルスの挿入に関しては、先述と同様、その直前に存在する本来のパルスを複写して挿入すればよい。このような構成とすることにより、当該信号生成制御を行ったとしても、元々PWM信号S2に含まれていたパルスを反復重畳しているに過ぎないため、ローパスフィルタ20cを通して得られるアナログ音声信号S3の電圧レベルが意図しない電圧レベルに変動してしまうことはほとんどない。
このように、本実施形態のD級アンプ2であれば、PWM信号生成回路2aで生成されるPWM信号S2のPWM周波数f2をいずれも64[kHz]に統一することが可能となる。従って、回路規模の増大(ディスクリート素子の増加)を招来するローパスフィルタ2cの時定数切替制御を要することなく、単一の時定数を備えたローパスフィルタ2cを共用しながら、サンプリング周波数f1の異なるディジタル音声信号S1毎に適切な増幅処理を行うことができ、延いては、D級アンプ2、及び、これを備えた音響機器(ディジタルオーディオプレーヤ、ディジタルICレコーダ、ディジタル音声合成装置など)の小型化や省電力化を図ることが可能となる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、D級アンプ及びこれを備えた音響機器(ディジタルオーディオプレーヤ、ディジタルICレコーダ、ディジタル音声合成装置など)の小型化や省電力化を図る上で有用な技術である。
は、本発明に係る音響機器の一実施形態を示すブロック図である。 は、PWM信号生成回路2aの一動作例を示すタイミングチャートである。 は、D級アンプを備えた音響機器の一従来例を示すブロック図である。
符号の説明
1 デコーダ
2 D級アンプ
2a PWM信号生成回路
2b 駆動回路
2c ローパスフィルタ
3 スピーカ
4 マイコン
S1 ディジタル音声信号
S2 PWM信号
S3 アナログ音声信号

Claims (4)

  1. サンプリング周波数2f、f(f≠0)のうち、いずれか一でサンプリングされたディジタル音声信号の入力を受け、各ディジタル音声信号をそのn倍(nは自然数)のPWM周波数n×2f、n×fを有するPWM信号に変換して出力するPWM信号生成回路と;前記PWM信号のドライブ能力を高めて出力する駆動回路と;PWM周波数n×fに対応した時定数で、前記駆動回路からのPWM信号を平滑化するローパスフィルタと;を有して成るD級アンプであって、前記PWM信号生成回路は、PWM周波数n×2fを有するPWM信号については、各周期毎にパルスの前寄せと後寄せとを交互に切り替えながらその生成及び出力を行い、PWM周波数n×fのPWM信号については、いずれの周期についてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律としてその生成及び出力を行うことを特徴とするD級アンプ。
  2. サンプリング周波数f、(1/2)f、…、(1/2)mf(f≠0、mは自然数)のうち、いずれか一でサンプリングされたディジタル音声信号の入力を受け、各ディジタル音声信号をそのn倍(nは自然数)のPWM周波数n×f、n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfを有するPWM信号に変換して出力するPWM信号生成回路と;前記PWM信号のドライブ能力を高めて出力する駆動回路と;PWM周波数n×fに対応した時定数で、前記駆動回路からのPWM信号を平滑化するローパスフィルタと;を有して成るD級アンプであって、前記PWM信号生成回路は、PWM周波数n×fのPWM信号については、その直接出力を行い、PWM周波数n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfのPWM信号については、本来のパルスだけでなく、各周期を2m等分する追加パルスを挿入してからその出力を行うことを特徴とするD級アンプ。
  3. サンプリング周波数2f、f、(1/2)f、…、(1/2)mf(f≠0)のうち、いずれか一でサンプリングされたディジタル音声信号の入力を受け、各ディジタル音声信号をそのn倍(nは自然数)のPWM周波数n×2f、n×f、n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfを有するPWM信号に変換して出力するPWM信号生成回路と;前記PWM信号のドライブ能力を高めて出力する駆動回路と;PWM周波数n×fに対応した時定数で、前記駆動回路からのPWM信号を平滑化するローパスフィルタと;を有して成るD級アンプであって、前記PWM信号生成回路は、PWM周波数n×2fを有するPWM信号については、各周期毎にパルスの前寄せと後寄せとを交互に切り替えながらその生成及び出力を行い、PWM周波数n×fのPWM信号については、いずれの周期についてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律としてその生成及び出力を行い、PWM周波数n×(1/2)f、…、n×(1/2)mfのPWM信号については、いずれの周期についてもパルスの前寄せ或いは後寄せを一律としてその生成を行うとともに、本来のパルスだけでなく、各周期を2m等分する追加パルスを挿入してからその出力を行うことを特徴とするD級アンプ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のD級アンプと、その出力信号によって駆動されるスピーカと、を有して成ることを特徴とする音響機器。
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