JP2007150085A - 双方向プレーナ型ダイオード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】双方向プレーナ型ダイオードを有する半導体チップSCにおいて、n++型半導体領域1と、n++型半導体領域3,4との間のp+型半導体領域2にライフタイム制御領域13を設けた。ライフタイム制御領域13は、ライフタイムを短縮する機能を有する領域である。このようなライフタイム制御領域13を設けたことにより、n++型半導体領域1と、p+型半導体領域2と、n++型半導体領域3,4とにより形成されるpnp構造あるいはnpn構造のトランジスタ構造での電流増幅率を下げることができるので、双方向プレーナ型ダイオードの耐圧を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
本実施の形態1では、双方向プレーナ型ダイオードの阻止特性の向上を実現するため、一方の導電型の半導体領域の間に介在する他方の導電型の半導体領域のライフタイムをライフタイムキラーの導入(軽元素のイオン打ち込みや重金属の拡散)により低減する技術を説明する。
本実施の形態2では、半導体チップの第1主面の第2電極と半導体チップの第2主面の第3電極との接続構成の変形例について説明する。
本実施の形態3では、前記実施の形態2の構成に前記実施の形態1で説明したライフタイム制御領域を設けた場合について説明する。
図12は本発明の他の実施の形態である双方向プレーナ型ダイオードを有する半導体チップの上面から見た平面図、図13は図12の双方向プレーナ型ダイオードを有する半導体チップのD―D線の断面図である。なお、図12の平面図では図面を見易くするために一部にハッチングを付している。
図14は本発明の他の実施の形態である双方向プレーナ型ダイオードを有する半導体チップの上面から見た平面図、図15は図14の双方向プレーナ型ダイオードを有する半導体チップのE―E線の断面図である。なお、図14の平面図では図面を見易くするために一部にハッチングを付している。
図16は図4で説明したパッケージ構成の双方向プレーナ型ダイオードDPの他に、図4と同様のパッケージ構成のキャパシタCP、抵抗RPおよびインダクタンスLP等の受動部品を、1つのダイオードモジュールDMとして組み込んだ例を示す。また、図17は図16に示したダイオードモジュールDPの要部断面を示す。
明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることは言うまでもない。
2 p+型半導体領域(第2半導体領域)
3 n++型半導体領域(第3半導体領域)
4 n++型半導体領域(第3半導体領域)
5 n+型半導体領域(第4半導体領域)
8 第1電極
9 第2電極
9a 主要部
9b 接続部
10 第3電極
11 第1パッシベーション膜
11a,11b,11c 開口部
12 第2パッシベーション膜
13 ライフタイム制御領域
15 絶縁膜
15a 開口部
16 絶縁膜
16a,16b 開口部
20 半田
21a,21b リード電極
22 ワイヤー
23 モールド樹脂
25 重なり部分
28 p++型半導体領域(第5半導体領域)
30 n+型半導体領域(第6半導体領域)
33 リード電極
34a,34b モールド樹脂
SC 半導体チップ
DP ダイオード
DM ダイオードモジュール
CP キャパシタ
RP 抵抗
LP インダクタンス
Claims (5)
- 厚さ方向に沿って互いに反対に位置する第1主面および第2主面を有する半導体チップを備え、
前記半導体チップは、
前記第2主面を持つ第1導電型の第1半導体領域と、
前記第1半導体領域上に形成され、前記第1導電型とは反対の第2導電型の半導体領域であって、前記第1主面を持つ第2半導体領域と、
前記第2半導体領域の前記第1主面に、互いに離間するように設けられた2つの第1導電型の第3半導体領域と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域の各々から離間して設けられ、前記第2半導体領域の第1主面から前記第2半導体領域を貫通し、さらに前記第1半導体領域に接するように設けられた第1導電型の第4半導体領域と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの一方の第3半導体領域にオーミック接続された第1電極と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの他方の第3半導体領域と前記第4半導体領域とにオーミック接続された第2電極と、
前記第1半導体領域の前記第2主面にオーミック接続された第3電極とを有し、
前記第1電極にオーミック接続された前記一方の第3半導体領域と、前記第1半導体領域との間にある前記第2半導体領域にライフタイムキラーを導入したことを特徴とする双方向プレーナ型ダイオード。 - 厚さ方向に沿って互いに反対に位置する第1主面および第2主面を有する半導体チップを備え、
前記半導体チップは、
前記第2主面を持つ第1導電型の第1半導体領域と、
前記第1半導体領域上に形成され、前記第1導電型とは反対の第2導電型の半導体領域であって、前記第1主面を持つ第2半導体領域と、
前記第2半導体領域の前記第1主面に、互いに離間するように設けられた2つの第1導電型の第3半導体領域と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの一方の第3半導体領域にオーミック接続された第1電極と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの他方の第3半導体領域の一部と重なるように設けられ、前記第2半導体領域の第1主面から前記第2半導体領域を貫通し、さらに前記第1半導体領域に接するように設けられた第1導電型の第4半導体領域と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの他方の第3半導体領域と前記第4半導体領域とにオーミック接続された第2電極と、
前記第1半導体領域の前記第2主面にオーミック接続された第3電極とを有することを特徴とする双方向プレーナ型ダイオード。 - 厚さ方向に沿って互いに反対に位置する第1主面および第2主面を有する半導体チップを備え、
前記半導体チップは、
前記第2主面を持つ第1導電型の第1半導体領域と、
前記第1半導体領域上に形成され、前記第1導電型とは反対の第2導電型の半導体領域であって、前記第1主面を持つ第2半導体領域と、
前記第2半導体領域の前記第1主面に、互いに離間するように設けられた2つの第1導電型の第3半導体領域と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの一方の第3半導体領域にオーミック接続された第1電極と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの他方の第3半導体領域の一部と重なるように設けられ、前記第2半導体領域の第1主面から前記第2半導体領域を貫通し、さらに前記第1半導体領域に接するように設けられた第1導電型の第4半導体領域と、
前記2つの第1導電型の第3半導体領域のうちの他方の第3半導体領域と前記第4半導体領域とにオーミック接続された第2電極と、
前記第1半導体領域の前記第2主面にオーミック接続された第3電極とを有し、
前記第1電極にオーミック接続された前記一方の第3半導体領域と、前記第1半導体領域との間にある前記第2半導体領域にライフタイムキラーを導入したことを特徴とする双方向プレーナ型ダイオード。 - 請求項1、2または3記載の双方向プレーナ型ダイオードにおいて、前記第1電極にオーミック接続された前記一方の第3半導体領域を取り囲む位置に、前記第2半導体領域よりも高い不純物濃度を持つ第2導電型の第5半導体領域を、前記第2半導体領域の前記第1主面から所望の深さで設けたことを特徴とする双方向プレーナ型ダイオード。
- 請求項1、2、3または4記載の双方向プレーナ型ダイオードにおいて、前記2つの第1導電型の第3半導体領域の各々を取り囲む位置に、前記第3半導体領域よりも低い不純物濃度を持つ第1導電型の第6半導体領域を、前記第3半導体領域の各々に接するように、かつ、前記第2半導体領域の第1主面から所望の深さで設けたことを特徴とする双方向プレーナ型ダイオード。
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