JP2007149581A - コネクタの吸着用キャップ部材及びコネクタ - Google Patents

コネクタの吸着用キャップ部材及びコネクタ Download PDF

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剛 今野
Yoshinori Ota
好紀 太田
Yasuhiko Shinohara
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Abstract

【課題】 配線基板等に対して自動実装を可能とするとともに、削りカス等の発生を防止して信頼性の向上を図る。
【解決手段】 コネクタ本体2のハウジング6に形成されたプラグ嵌合空間部9に組み合わされて端子部材8を保護するとともにハンドリング装置4による移送が行われるようにする。プラグ嵌合空間部9を閉塞する板状部位からなり主面が吸着面19を構成する閉塞板部15と、閉塞板部15の閉塞面20側にプラグ嵌合空間部9の外側に位置してハウジング6に形成された嵌合孔12,13に圧入される一対の嵌合凸部17,18を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コネクタに装着されることによって端子部を保護するとともに自動実装機によって配線基板上に移送する等の取り扱い時にハンドリング装置等に吸着される吸着部位を構成する吸着用キャップ部材及びこの吸着用キャップ部材を備えたコネクタに関する。
コネクタは、一般にハウジングの内部に収納された多数個の端子部材が、外周面に開口させたプラグ嵌合空間部から接続部を外方に臨ませるとともに端子引出し開口部から接続部を外方に突出させて構成される。コネクタは、プラグ嵌合空間部を機器筐体の開口部から外方に臨ませて各端子部材が相対するランドと接続されて配線基板等に実装され、機器筐体の開口部に差し込まれたプラグがプラグ嵌合空間部に嵌合されることによって入出力部を構成する。
コネクタには、ハウジングの内部に金属製の筒状シールドケースが組み付けられ、このシールドケースが各端子部材を取り囲むようにする。コネクタは、シールドケースによって、プラグとの接続部位における電磁的ノイズの混入が防止されるようにする。また、コネクタは、シールドケースによってプラグが位置決めされた状態でプラグ嵌合空間部内に嵌合されるようにし、嵌合時に各端子部材がプラグから直接大きな嵌合力を作用されないようにする。
ところで、コネクタにおいては、電子機器の小型化に対応して小型、薄型化或いは多ピン化が図られるとともに、電子部品や半導体チップ等と同様に表面実装部材として自動実装機によって配線基板に対して表面実装される。かかるコネクタは、チップマウンタに装着されるリールに巻回したマウントテープに長さ方向に並んで形成された開口部内にそれぞれ配置され、マウントテープをリールから引き出した状態でハンドリング装置によって吸着されて開口部から取り出されて配線基板上に移送されてリフロー半田付け等が施されて実装される(例えば、特許文献1を参照)。
小型のコネクタには、ハンドリング装置によって吸着される際に充分な面積を有する平坦な吸着面を構成するとともにプラグ嵌合空間部に接続部が臨まされた多数個の端子部材を保護する等のために、プラグ嵌合空間部に吸着用キャップ部材が装着される。従来の吸着用キャップ部材は、一般に合成樹脂材によって一体に形成され、コネクタのプラグ嵌合空間部と略同幅に形成されて主面が平坦な吸着面として構成された板状の基部と、この基部の底面に幅方向に対向して形成され先端部に弾性力によりシールドケースを挟み込むフック部を有する嵌合凸部とから構成される。
小型のコネクタにおいては、嵌合凸部を弾性変形させるようにしてプラグ嵌合空間部内に嵌合することによって、フック部がシールドケースを挟み込むことで吸着用キャップ部材が着脱自在に組み付けられる。小型のコネクタにおいては、この状態で上述したマウントテープに配置され、このマウントテープをリールから引き出して吸着用キャップ部材の吸着面をハンドリング装置等に吸着される。小型のコネクタにおいては、配線基板に実装された後に吸着用キャップ部材がプラグ嵌合空間部から引き抜かれる(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
特開平10−172694号公報 実開平5−31188号公報 登録実用新案第3014608号公報
以上のように構成されたコネクタは、吸着用キャップ部材を装着することによって、表面実装型部品を構成して他の電子部品等と同様に自動実装機によって配線基板上に表面実装することが可能となり、実装工程の合理化が図られるようにする。コネクタは、吸着用キャップ部材によって端子部材の接続部が保護され、信頼性の向上が図られる。また、吸着用キャップ部材は、構造簡易で廉価な部材であり、コネクタに対して簡単な操作により着脱されることからコストをほとんど上昇させることは無く、しかも再使用することが可能である。
ところで、上述した従来の吸着用キャップ部材においては、上述したように合成樹脂材によって形成され、プラグ嵌合空間部内に嵌合凸部を嵌合することによってこの嵌合凸部が弾性変形した状態でフック部が金属製のシールドケースの側面を摺擦する。従来の吸着用キャップ部材においては、嵌合凸部をプラグ嵌合空間部内に嵌合する際に、フック部の先端がシールドケースの開口縁に衝合して削られたり一部が損傷されてしまうことがあった。従来の吸着用キャップ部材においては、フック部からの削りカスや破断片等が微細な端子部材間に入り込んで、プラグの端子部材とに接触不良を生じさせたり、端子部材に折れ曲がりを生じさせる等の問題を発生させる虞があった。
また、従来の吸着用キャップ部材においては、繰り返しの使用によって嵌合凸部にへたりが生じるとともにフック部の先端部が磨耗することにより、シールドケースの挟み込み力が小さくなる。従来の吸着用キャップ部材においては、このためにハンドリング装置によって吸着されてコネクタの移送操作を行っている途中で、コネクタを落下させてしまう虞もあった。
したがって、本発明は、従来と同様に配線基板等に対して自動実装を可能とするとともに、プラグ嵌合空間部の外側位置において嵌合部位の嵌合が行われるようにして削りカス等の発生を防止して信頼性の向上を図るコネクタの吸着用キャップ部材及びコネクタを提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかるコネクタの吸着用キャップ部材は、必要時にコネクタのハウジングに形成されたプラグ嵌合空間部に組み合わされて端子部材を保護するとともに、ハンドリング装置に吸着される吸着面を構成してコネクタの移送が行われるようにする。吸着用キャップ部材は、プラグ嵌合空間部を閉塞する板状部位からなり主面が平滑面に形成されることにより吸着面を構成する閉塞板部と、閉塞板部の閉塞面側にプラグ嵌合空間部の外側に位置してコネクタに形成された嵌合孔に対応して一体に突出形成された一対の嵌合凸部とを有する。
吸着用キャップ部材は、コネクタに対して、嵌合凸部を相対する嵌合孔内にそれぞれ圧入することによって閉塞板部によりプラグ嵌合空間部を閉塞して組み合わされる。吸着用キャップ部材は、例えば自動実装機のハンドリング装置によって表面側の吸着面が吸着されることによりコネクタの移送が行われるようにする。吸着用キャップ部材は、コネクタが例えば配線基板の所定位置に載置されてリフロー半田処理を施して実装された後に、コネクタから取り外される。吸着用キャップ部材は、嵌合凸部と嵌合孔との嵌合部位に取り外し治具等をこじ入れるといった操作を不要として、強く引っ張り上げる操作によってコネクタから簡単に取り外すことが可能である。吸着用キャップ部材は、必要に応じて洗浄等の処理が施されて再使用される。
また、上述した目的を達成する本発明にかかるコネクタは、コネクタ本体と、このコネ
クタ本体に着脱される吸着用キャップ部材とから構成される。コネクタは、例えば配線基板等への実装工程においてコネクタ本体に吸着用キャップ部材が装着されて自動実装機による取り扱いが可能とされる。コネクタは、実装工程の終了後にコネクタ本体から吸着用キャップ部材が取り外され、また取り外した吸着用キャップ部材に対して必要に応じて洗浄等の処理を施して再使用されるようにする。
コネクタは、コネクタ本体が、ハウジングと、シールドケースと、多数個の端子部材とを備える。コネクタ本体は、ハウジングが、合成樹脂材によって成形され、内部に第1主面部と第2の主面部とに開口されたプラグ嵌合空間部を形成し、このプラグ嵌合空間部の第1主面部側の開口部をプラグ嵌合部として構成するとともに第2主面部側の開口部を端子引出し開口部として構成した全体略角筒状を呈している。コネクタ本体は、シールドケースが、ハウジングの内部空間部に、第1開口部をプラグ嵌合部のプラグ嵌合空間部から突出させるとともに相対する第2開口部を実装部の端子引出し開口部を介して外方に臨ませて組み付けられる。コネクタ本体は、ハウジングに対して各端子部材が、プラグ嵌合空間部内に、シールドケースに囲まれて、それぞれプラグ接続部をプラグ嵌合部から突出させるとともに端子引出し開口部から接続部を外方に突出させて組み付けられる。コネクタ本体には、ハウジングのプラグ嵌合部に、プラグ嵌合空間部を挟んで開口された少なくとも一対の嵌合孔が形成される。
コネクタは、吸着用キャップ部材が合成樹脂材によって、コネクタ本体のプラグ嵌合空間部を閉塞する板状部位からなり主面が平滑面に形成されることにより吸着面を構成する閉塞板部と、この閉塞板部の吸着面と対向する閉塞面側に一体に突出されてプラグ嵌合空間部の内周壁とシールドケースの外周壁との間に介在される側面部と、閉塞板部の閉塞面側にコネクタの嵌合孔に相対して一体に突出形成された一対の嵌合凸部とを備える。
コネクタは、コネクタ本体に対して吸着用キャップ部材が、嵌合凸部を相対する嵌合孔内にそれぞれ圧入することによって閉塞板部によりプラグ嵌合空間部を閉塞して組み合わされる。コネクタは、吸着用キャップ部材が例えば自動実装機のハンドリング装置により吸着面を吸着されることによって移送が行われる。コネクタは、コネクタ本体に対して吸着用キャップ部材が、例えば配線基板の所定位置に載置されリフロー半田処理を施して実装された後に取り外される。コネクタは、コネクタ本体に対して吸着用キャップ部材が、嵌合凸部と嵌合孔との嵌合部位に取り外し治具等をこじ入れるといった操作を不要として強く引っ張り上げる操作により簡単に取り外すことが可能である。コネクタは、吸着用キャップ部材が、必要に応じて洗浄等の処理を施されて再使用される。
以上のように構成された本発明にかかるコネクタの吸着用キャップ部材によれば、コネクタに対して、嵌合凸部を相対する嵌合孔内にそれぞれ圧入する簡易な作業によって閉塞板部によりプラグ嵌合空間部を閉塞して組み合わされ、端子部材を保護するとともに吸着面を吸着されて自動実装が行われるようにする。吸着用キャップ部材によれば、コネクタに装着する際にシールドケースと衝合して嵌合凸部が削られたり損傷するといった不都合の発生が防止され、信頼性の高いコネクタが製造されるようにする。吸着用キャップ部材によれば、構造が簡易で廉価であり、再使用も可能であることからコネクタのコスト低減を図ることを可能とする。
また、本発明にかかるコネクタによれば、コネクタ本体に対して吸着用キャップ部材が嵌合凸部を相対する嵌合孔内にそれぞれ圧入する簡易な作業によって閉塞板部によりプラグ嵌合空間部を閉塞して組み合わされ、端子部材を保護するとともに吸着用キャップ部材の吸着面を吸着されて自動実装が行われるようにする。コネクタによれば、コネクタ本体に対して吸着用キャップ部材がシールドケースと衝合すること無く装着されることから、
吸着用キャップ部材の嵌合凸部が削られたり損傷するといった不都合の発生が防止されて信頼性の向上が図られる。コネクタによれば、構造が簡易で廉価であり、再使用も可能である吸着用キャップ部材を用いることからコスト低減が図られる。
以下、本発明の実施の形態として示すコネクタ1について図面を参照して詳細に説明する。コネクタ1は、図1に示すように多ピン構造の小型のコネクタ本体2と、このコネクタ本体2に対して着脱される吸着用キャップ部材3とから構成される。コネクタ1も、詳細を省略するが従来の小型コネクタと同様に、コネクタ本体2に吸着用キャップ部材3を装着した状態でチップマウンタに設置されるリールに巻回したマウントテープに長さ方向に並んで形成された開口部内にそれぞれ取り付けられる。コネクタ1は、マウントテープをリールから引き出した状態で後述するように自動実装機のハンドリング装置4(図6参照)による吸着が行われることで、他の表面実装型部品と同様に配線基板5への表面実装が行われるようにする。
コネクタ1は、配線基板5に配置された状態でリフロー半田処理等が施されることにより、他の表面実装型部品とともに配線基板5上に電気的接続が行われるとともに機械的に固定されて実装される。コネクタ1は、配線基板5の実装工程の後工程においてコネクタ本体2から吸着用キャップ部材3が取り外される。コネクタ1においては、取り外した吸着用キャップ部材3に対して必要に応じて洗浄等の処理を行うことによって、この吸着用キャップ部材3を再使用することが可能である。なお、コネクタ1は、配線基板5に実装した後もコネクタ本体2に吸着用キャップ部材3を装着した状態のままとし、例えば配線基板5を機器筐体に組み付ける際に取り外すようにしてもよい。
コネクタ本体2は、基本的な構成を従来の小型コネクタと同様とし、図2及び図3に示すように、合成樹脂製のハウジング6と、シールドケース7と、多数個の端子部材8とを備えている。コネクタ本体2は、ハウジング6が、後述するように第1主面部をプラグ嵌合部9として構成するとともに第2主面部を実装部10として構成する。ハウジング6には、プラグ嵌合部9と実装部10とに開口して高さ方向に貫通する矩形空間部を構成するプラグ嵌合空間部11が形成され、全体が略角筒状を呈している。ハウジング6には、詳細を省略するがプラグ嵌合空間部11の内部にシールドケース7や各端子部材8を取り付ける取付部が一体に形成されるとともに、開口部11を挟んだ両側に位置して互いに開口形状を異にした第1位置合わせ嵌合孔(第1嵌合孔)12と第2位置合わせ嵌合孔(第2嵌合孔)13とが形成されている。
コネクタ本体2は、プラグ嵌合空間部11に形成した取付部に各端子部材8が、図2に示すように対をなす端子部材がそれぞれ幅方向に対向離間して多数組みを長さ方向に並べた状態で取り付けられる。各端子部材8は、図3に示すようにプラグ14側の図示しない端子部材が接続される端子部をそれぞれプラグ嵌合部9から突出させるとともに、配線基板5のランドと接続される接続部を実装部10から突出させてハウジング6に取り付けられている。
コネクタ本体2には、図2及び図3に示すように、金属材によって矩形筒状に形成されたシールドケース7がプラグ嵌合空間部11内に取り付けられる。シールドケース7は、各端子部材8を取り囲むに足る横長矩形の内部空間を有し、プラグ嵌合部9側において開口縁を各端子部材8の端子部よりも突出させてハウジング6に取り付けられる。シールドケース7には、図示を省略するが外周部の適宜の位置に、プラグ14側のシールドケースに形成したガイド凹凸と嵌合する高さ方向のガイド凹凸が形成されている。シールドケース7は、プラグ嵌合空間部11にプラグ14が嵌合される際に、相対するガイド凹凸が嵌合して位置合わせを行って相対する端子部材が接続されるようにする。
シールドケース7は、プラグ嵌合部9から突出した部位が微細に形成された各端子部材8の端子部を取り囲むことにより、取り扱い時等において外部力が加えられた場合でも各端子部材8の折れ曲がりや破損の発生を防止する。また、シールドケース7は、コネクタ本体2にプラグ14を嵌合した状態で、接続された端子部材を取り囲むことによって接続部からの電磁的ノイズの侵入を遮断する。
コネクタ本体2は、各端子部材8の配列状態によって左右位置を規定されて配線基板5に実装される。コネクタ本体2は、ハウジング6の実装部10側に図3に示すように傾斜部を形成して左右識別が行われるようにするが、プラグ嵌合部9側からも上述したように開口形状を異にされた第1嵌合孔12と第2嵌合孔13とによって左右識別を行うことが可能である。第1嵌合孔12は、図2に示すようにプラグ嵌合空間部11の右側領域においてプラグ嵌合部9に開口された変形長孔としてハウジング6を貫通して形成される。また、第2嵌合孔13は、プラグ嵌合空間部11の左側領域においてプラグ嵌合部9に開口された丸孔としてハウジング6を貫通して形成される。第1嵌合孔12及び第2嵌合孔13は、詳細を後述するようにハウジング6に対して吸着用キャップ部材3を装着するための嵌合孔を構成するとともに、上述した左右を識別してコネクタ本体2を配線基板5に実装する際の位置合わせ孔を構成し、さらにコネクタ本体2を配線基板5や筐体等にネジ止め或いは位置決め凸部を嵌合させて取り付ける際の取付孔としても作用する。
以上のように構成されたコネクタ本体2には、プラグ嵌合部9側にプラグ嵌合空間部11を閉塞する吸着用キャップ部材3が着脱される。吸着用キャップ部材3は、合成樹脂材によって一体に形成され、図4及び図5に示すように閉塞板部15と、一対の被覆立壁部16A・16B(以下、個別に説明する場合を除いて被覆立壁部16と総称する。)と、第1嵌合凸部17Aと第2嵌合凸部18とから構成される。
吸着用キャップ部材3は、閉塞板部14が、図1に示すようにコネクタ本体2のプラグ嵌合部9を覆うに足る外形を有するとともにある程度の機械的剛性を有する厚みの板状に形成される。吸着用キャップ部材3は、後述するようにコネクタ本体2に装着された状態で上面となる閉塞板部14の主面が平滑面として形成され、ハンドリング装置4によって吸着される吸着面19を構成する。吸着用キャップ部材3は、吸着面19と対向する主面がコネクタ本体2に装着された状態でプラグ嵌合部9と対向してプラグ嵌合空間部11を閉塞する閉塞面20を構成する。吸着用キャップ部材3は、閉塞板部14が、ハンドリング装置4による被吸着部を構成するとともにプラグ嵌合部9から突出されたシールドケース7や端子部材8を保護する。
吸着用キャップ部材3には、閉塞板部14の閉塞面20側に被覆立壁部16と第1嵌合凸部17及び第2嵌合凸部18とが一体に突出形成される。被覆立壁部16は、図4に示すように閉塞板部14の幅方向の両側縁に沿って互いに対向離間して立設された立壁状の部位であり、シールドケース7の長手方向の長さよりもやや大きな長さを有するとともにシールドケース7のプラグ嵌合部9から突出される部位よりもやや大きな高さを有して形成される。被覆立壁部16は、図1に示すように吸着用キャップ部材3がコネクタ本体2に装着された状態において、先端部位がシールドケース7の外側面とプラグ嵌合空間部11との間に構成された間隙に嵌合してシールドケース7を被覆して保護する。
なお、吸着用キャップ部材3は、シールドケース7の外側面を被覆する被覆立壁部16を形成するようにしたが、かかる被覆立壁部16の構成に限定されるものでは無い。吸着用キャップ部材3においては、被覆立壁部16をシールドケース7の全周を覆う筒状に形成するようにしてもよい。また、吸着用キャップ部材3においては、コネクタ本体2に装着した状態で被覆立壁部16が先端部をシールドケース7の外側面とプラグ嵌合空間部1
1との間に構成された間隙に嵌合するようにしたが、装着姿勢によっては被覆立壁部16の先端部がシールドケース7の開口縁に衝合して削られる虞もあることからプラグ嵌合部9に突き当てるように構成してもよい。
第1嵌合凸部17は、上述したコネクタ本体2のハウジング6に形成された第1嵌合孔12に対応して形成され、図4に示すように閉塞板部14の長さ方向を長軸とした横長矩形の基部21と、この基部21の厚み方向の両側面に高さ方向の全長に亘って一体に突出形成されたリブ状凸部22A、22Bとから構成される。第1嵌合凸部17は、シールドケース7のプラグ嵌合部9から突出される部位よりも大きな高さを有しかつ被覆立壁部16よりもやや大きな高さ寸法で形成される。
第1嵌合凸部17は、基部21がその長さを第1嵌合孔12の長軸方向の孔寸法よりもやや大きく形成されるとともに、この基部21の厚みとリブ状凸部22A、22Bの突出量との合計寸法が第1嵌合孔12の短軸方向の孔寸法よりもやや大きく形成される。第1嵌合凸部17には、基部21やリブ状凸部22A、22Bの先端部に面取りが施されている。第1嵌合凸部17は、第1嵌合孔12に押し込まれると、面取りの作用によって先端部から孔内に進入する。第1嵌合凸部17は、さらに押し込まれることによって基部21やリブ状凸部22A、22Bが第1嵌合孔12内において弾性変形し、圧入状態で嵌合してコネクタ本体2に対して吸着用キャップ部材3を一体化させる。
第2嵌合凸部18は、上述したコネクタ本体2のハウジング6に形成された第2嵌合孔13に対応して形成され、図4に示すように断面十字状に形成される。第2嵌合凸部18は、上述した第1嵌合凸部17とほぼ同等の高さ寸法、すなわちシールドケース7のプラグ嵌合部9から突出される部位よりも大きな高さを有しかつ被覆立壁部16よりもやや大きな高さ寸法で形成される。第2嵌合凸部18は、外周円の直径を第2嵌合孔13の内径よりもやや大径に形成し、また先端部に面取りが施されている。第2嵌合凸部18は、第2嵌合孔13に押し込まれると、面取りの作用によって先端部から孔内に進入する。第2嵌合凸部18は、さらに押し込まれることによって外周部が第2嵌合孔13内において弾性変形して圧入状態で嵌合し、上述した第1嵌合凸部17と共同してコネクタ本体2に対して吸着用キャップ部材3を一体化させる。
吸着用キャップ部材3においては、コネクタ本体2のハウジング6に形成した第1嵌合孔12と第2嵌合孔13の孔形状に応じて第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18を上述した形状としたが、かかる形状に限定されないことは勿論である。吸着用キャップ部材3においては、第1嵌合孔12と第2嵌合孔13とに対して第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18が圧入状態で嵌合される構造であればよい。吸着用キャップ部材3は、例えば第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18の外周部に多数個のリブ状凸部を形成したり、第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18の先端部からすり割り溝を形成して嵌合孔内で収斂するような構造でもよい。
以上のように構成された吸着用キャップ部材3は、コネクタ本体2に対してプラグ嵌合部9に閉塞板部15の閉塞面20を対向させて装着される。吸着用キャップ部材3は、第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18を第1嵌合孔12と第2嵌合孔13に位置合わせしてコネクタ本体2に対して押し込まれる。吸着用キャップ部材3は、プラグ嵌合空間部11を挟んで第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18が相対する第1嵌合孔12と第2嵌合孔13内に圧入されてコネクタ本体2にしっかりと装着される。
吸着用キャップ部材3は、図1に示すように、この状態で閉塞板部15がプラグ嵌合空間部11を覆うとともに被覆立壁部16がシールドケース7の外側面を覆ってコネクタ本体2に装着され、コネクタ1を構成する。吸着用キャップ部材3においては、上述した構
成により金属製のシールドケース7と衝合することは無く、第1嵌合凸部17や第2嵌合凸部18或いはその他の部位が削られたり破損されたりすることが確実に防止される。吸着用キャップ部材3においては、端子部材8が取り付けられるプラグ嵌合空間部11の外側部位に形成された第1嵌合孔12と第2嵌合孔13に相対する第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18とを圧入させることから、これら第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18とにより端子部材8を破損させたりすることを確実に防止する。
コネクタ1は、コネクタ本体2に形成した第1嵌合孔12と第2嵌合孔13に対して吸着用キャップ部材3に形成した第1嵌合凸部17と第2嵌合凸部18を圧入する簡易な操作によって、組み付け治具等を不要してコネクタ本体2と吸着用キャップ部材3とが強固に一体化される。コネクタ1は、コネクタ本体2に装着された吸着用キャップ部材3が、多数個の微小な端子部材8を収納したプラグ嵌合空間部11を閉塞することから、不用意な取り扱いによって端子部材8に外力が加えられて破損等が生じるといった不都合の発生が防止される。
コネクタ1は、上述したようにコネクタ本体2に吸着用キャップ部材3を装着してマウントテープに並べて取り付けられ、配線基板5の実装工程に供給される。コネクタ1は、図6に示すように吸着用キャップ部材3の吸着面19にハンドリング装置4の吸着パッド23が押し当てられる。コネクタ1は、平滑面として形成された吸着面19との間において吸着パッド23からの大きな吸着力が作用されてマウントテープから取り出されて同図に示すように配線基板5の所定位置へと移送される。
コネクタ1は、吸着用キャップ部材3によって吸着パッド23がプラグ嵌合空間部11内の端子部材8に触れることは無く、また吸着用キャップ部材3と強固に一体化されたコネクタ本体2が確実に移送されるようにする。コネクタ1は、配線基板5に位置決めされた状態でが吸着パッド23の吸着力が開放され、配線基板5に他の電子部品等が実装された後にリフロー半田処理が施されることによって実装される。
コネクタ1は、吸着用キャップ部材3を強く引っ張り上げる操作によって、コネクタ本体2からの取り外しが行われる。コネクタ1は、第1嵌合孔12と第1嵌合凸部17或いは第2嵌合孔13と第2嵌合凸部18との嵌合部位に適宜の取り外し治具等をこじ入れるといった操作を不要とする。コネクタ1においては、コネクタ本体2から取り外した吸着用キャップ部材3が再使用され、その際に必要に応じて洗浄等の処理を施される。
なお、コネクタ1は、上述したように配線基板5への表面実装工程の前工程においてコネクタ本体2に対して吸着用キャップ部材3を装着して自動実装機による取り扱いを可能とするようにしたが、例えば単品でユーザに納品されるような場合に、ユーザの要求によってコネクタ本体2に吸着用キャップ部材3を装着した状態で提供されるようにしてもよい。
実施の形態として示すコネクタの斜視図である。 コネクタ本体の平面図である。 コネクタ本体の一部切り欠き側面図である。 吸着用キャップ部材の斜視図である。 吸着用キャップ部材の断面図である。 コネクタをハンドリング装置によって移送する状態の説明図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 コネクタ本体
3 吸着用キャップ部材
4 ハンドリング装置
5 配線基板
6 ハウジング
7 シールドケース
8 端子部材
9 プラグ嵌合部
10 実装部
11 プラグ嵌合空間部
12 第1位置合わせ嵌合孔
13 第2位置合わせ嵌合孔
14 プラグ
15 閉塞板部
16 被覆立壁部
17 第1嵌合凸部
18 第2嵌合凸部
19 吸着面
20 閉塞面
21 基部
22 リブ状凸部
23 吸着パッド

Claims (6)

  1. コネクタのハウジングに形成されたプラグ嵌合空間部に組み合わされて端子部を保護するとともに、吸着部位を構成して前記コネクタの移送が行われるようにするコネクタの吸着用キャップ部材であり、
    前記プラグ嵌合空間部を閉塞する板状部位からなり主面が平滑面に形成されることにより吸着面を構成する閉塞板部と、この閉塞板部の前記吸着面と対向する閉塞面側に前記プラグ嵌合空間部の開口部の外側に位置して前記コネクタに形成された嵌合孔に対応して一体に突出形成された一対の嵌合凸部とを有し、
    前記嵌合凸部を相対する前記嵌合孔内に圧入することによって前記閉塞板部により前記プラグ嵌合空間部を閉塞して前記コネクタに組み合わされ、前記吸着面を吸着されることによって前記コネクタが移送されるようにすることを特徴とするコネクタの吸着用キャップ部材。
  2. 一対の前記嵌合凸部が、開口形状を異にして形成されることによって位置合わせ嵌合孔を構成する前記コネクタの前記嵌合孔に対応して、それぞれ外形形状を異にして形成されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの吸着用キャップ部材。
  3. 一対の前記嵌合凸部が、前記コネクタの前記嵌合孔の孔寸法よりもやや小さな断面寸法とされた棒状基部と、この棒状基部の外周部に一体に形成された長さ方向の複数のリブ状凸部とから構成され、
    前記リブ状凸部が前記嵌合孔の内壁で弾性変形した状態で圧入されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタの吸着用キャップ部材。
  4. 前記閉塞面側の前記嵌合凸部間に位置する両側縁に沿って幅方向に対向離間するとともに前記嵌合凸部よりも低い高さ寸法とされて一体に突出形成された立壁状部位からなり、前記コネクタに組み合わされた状態で前記プラグ嵌合空間部の側方部位を覆う一対の被覆立壁部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコネクタの吸着用キャップ部材。
  5. 絶縁性の合成樹脂材によって一体に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のコネクタの吸着用キャップ部材。
  6. 内部に第1主面部と第2の主面部とに開口されたプラグ嵌合空間部が形成され、このプラグ嵌合空間部の前記第1主面部側の開口部をプラグ嵌合部として構成するとともに、前記第2主面部側の開口部を端子引出し開口部として構成した合成樹脂製のハウジングと、
    前記ハウジングのプラグ嵌合空間部内に、第1開口部側を前記プラグ嵌合部から突出させるとともに相対する第2開口部側を前記端子引出し開口部を介して外方に臨ませて組み付けられた金属製の筒状シールドケースと、
    前記ハウジングの前記プラグ嵌合空間部内に、前記シールドケースに囲まれて、それぞれプラグ接続部をプラグ嵌合部から突出させるとともに前記端子引出し開口部から接続部を外方に突出させて組み付けられた多数個の端子部材と、
    前記ハウジングの前記プラグ嵌合部に、前記プラグ嵌合空間部を挟んで開口された少なくとも一対の嵌合孔を形成したコネクタ本体と、
    前記プラグ嵌合空間部を閉塞する板状部位からなり主面が平滑面に形成されることにより吸着面を構成する閉塞板部と、
    前記閉塞板部の前記閉塞面側に前記コネクタの前記嵌合孔に相対して一体に突出形成された一対の嵌合凸部とを備える吸着用キャップ部材とから構成され、
    前記吸着用キャップ部材が前記コネクタ本体に対して、前記嵌合凸部を相対する前記嵌合孔内に圧入されることによって前記閉塞板部により前記プラグ嵌合空間部を閉塞して組
    み合わされ、前記端子部材を保護するとともに前記吸着面を吸着されて移送されることを特徴とするコネクタ。
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