JP2007149134A - 贈呈品選定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】贈呈品の提供を受ける贈呈先に対して、新たな贈呈品選定の手法を提供する。
【解決手段】贈呈品選定システムGSは、贈呈先が贈呈品を選定する際の助力を図るものであり、ネットワークNWを介して贈呈先のコンピュータCCSと接続されている。贈呈品サーバ110は、複数の値段ランクごとに、その値段ランクに区分される贈呈品の画像データを含むランク別贈呈品データを記憶する。そして、贈呈先がコンピュータCCSの操作を経て贈呈品サーバ100にアクセスすると、贈呈品サーバ100は、贈呈先ごとのID・PWに対応付けた値段ランクに含まれる商品(贈呈品)を、画像データを用いて贈呈先のコンピュータCCSのディスプレイに提示する。よって、贈呈先は、商品カタログを見ながら商品選定を行う変わりに、ディスプレイに表示される商品を見ながら、商品選定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、贈呈品の贈呈先に対して、贈呈品の選定をネットワークを介して助力する贈呈品選定システムに関する。
結婚式や法要等の際には、その式参列者に贈呈品を贈ることが慣習化されている。近年では、贈呈品の手渡し・持ち帰りに代わり、贈呈品を掲載した商品カタログを式参列者に手渡し、その式参列者が商品カタログから商品を選択することも行われている。
しかしながら、贈呈品として選定可能な商品は多数存在するために、贈呈品の選択の幅を広げようとすると商品カタログに掲載する商品数も多くなり、当然に、商品カタログのページ数が多くなる。こうなると、商品選定に際して多くの商品掲載ページの商品をページ送りしながら見なければならないので、商品選定に際して、贈呈先に無駄な労力を強いることにもなっていた。
また、通常、贈呈品の贈呈主は、贈呈品を式参列者等の贈呈先に贈るに際し、その贈呈先に対して贈呈する品物の値段を決める。葬儀参列を例に取り説明すると、親族と近隣の住人とで、贈呈品の値段を変えることがしばしば行われている。このため、贈呈品を掲載した商品カタログを値段ごとに多種類用意して、贈呈先に対して贈呈主が決めた値段の商品掲載の商品カタログをその贈呈先に渡している。こうした値段ごとの商品カタログであっても、その値段に含まれる商品はやはり多数存在するので、上記の労力が必要であることに変わりはなかった。
ところで、インターネット等のネットワークが普及したことから、こうした贈呈品贈呈についてもネットワークを利用した技術が提案されつつある(例えば、特許文献1、2)。
特開2003−58756号公報 特開2004−86781号公報
こうした特許文献によれば、贈呈品の送り側である贈呈主の贈呈品決定の簡便化や、贈呈品提供業者での贈呈品発送や商品管理の簡略化は図ることができる。しかしながら、こうしたシステムでは、贈呈先は贈呈主が決めた贈呈品を受け取ることを前提としていることから、贈呈先での贈呈品選択の余地がない、或いは選択の幅が狭すぎて、その改善が望まれるに到った。
本発明は、上記従来の技術の問題を解決するものであり、贈呈品の提供を受ける贈呈先に対して、新たな贈呈品選定の手法を提供することを目的とする。
かかる課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の贈呈品選定システムは、贈呈品の贈呈先に対する贈呈品選定の助力をネットワークを介して行う贈呈品選定システムであって、ネットワークと接続された贈呈品サーバを含んで構成され、この贈呈品サーバは、贈呈先が操作する端末とネットワークを介して接続される。贈呈品サーバは、贈呈品データ記憶部にて、複数の値段ランクの各値段ランクと、各値段ランクに区分される贈呈品を特定するための贈呈品データとを対にしたランク別贈呈品データを記憶する。
また、贈呈品サーバは、贈呈先への贈呈品提供を意図する贈呈主から贈呈品提供の依頼を受けると、贈呈先関連データ記憶部にて、この贈呈品提供に備えたデータを次のように作成・記憶する。贈呈主は、贈呈品提供を依頼するに当たり、贈呈品の値段ランクと、その値段ランクに含まれる贈呈品の提供数を贈呈品サーバに送る。贈呈主は、ネットワークに接続された端末から、この値段ランクと、その値段ランクごとの贈呈品提供数とを贈呈品サーバに送信することができ、こうすれば、値段ランクと提供数を郵便や電話、或いはファックス回線を用いて送る場合より、簡便となる。
贈呈品サーバは、贈呈主から値段ランクと値段ランクごとの贈呈品提供数が示されると、値段ランクと贈呈先識別のための識別データとを対にした贈呈先関連データを作成する。この贈呈先関連データは、贈呈主から示された値段ランクごとに作成されると共に、各値段ランクでは、その値段ランクごとの贈呈品提供数に応じて作成され、贈呈先関連データ記憶部に記憶される。
贈呈品サーバは、こうしたデータを記憶する一方、入力待機部にて、識別データの入力を待機し、識別データを受け取った贈呈先は、ネットワークに接続された端末を操作して、贈呈品サーバに対してネットワークを介して識別データを送信する。この識別データの入力を受けると、贈呈品サーバは、この端末へのネットワークを介した贈呈品提示を贈呈品提示部にて次のように行う。
まず、入力のあった識別データに対応する値段ランクを、贈呈先関連データ記憶部が記憶した贈呈先関連データに基づいて決定する。次いで、この決定した値段ランクに含まれる贈呈品を、決定済み値段ランクについて贈呈品データ記憶部が記憶したランク別贈呈品データの贈呈品データに基づいて、端末にネットワークを介して提示する。よって、識別データの入力を行った贈呈先は、その操作した端末にて、その贈呈先自身が受け取ることのできる贈呈品を参照・確認できるので、贈呈品選定に際しては、従来のような商品カタログを必要としない。この結果、次のような利点がある。
<1>まず、贈呈品選定に際して、商品カタログを要しないことから、商品カタログの掲載商品選定の際のページ送りが不要となり、その分、贈呈品選定の際の贈呈先の手間を軽減できる。
<2>贈呈品としての商品提示に際しては、贈呈対象となる商品が増えても、その増えた商品についての贈呈品データを贈呈品サーバ側でデータ更新すれば、当該増えた商品の贈呈先端末への提示に対して簡単に対処できる。よって、贈呈品として贈呈主から提示できる商品の幅が広がる。
<3>従来は、商品の生産中止・モデルチェンジ等があると、それを反映させて商品カタログを随時刷新しなければならなかったが、商品カタログ自体が不要となるので、商品カタログの作成・印刷が不要となり、贈呈品仲介者にあってもコスト低減の点で有益である。
<4>贈呈主による贈呈先への商品カタログの手渡し・送付が不要となると共に、贈呈先の商品カタログの持ち運びも不要となり、簡便である。
<5>商品カタログを用いた贈呈品選定では、印刷を経た商品のカタログ掲載と、商品カタログを用いた商品選定(贈呈先による贈呈品選定)の時期がずれることがある。例えば、生鮮品や、クリスマス・雛祭り・お正月等の季節行事用商品を、贈呈品としてカタログ掲載したと仮定すると、商品選定の時期が限られたり、商品整定の時期を逸したりし勝ちであるので、生鮮品や季節行事用商品を贈呈品として選び難かった。しかしながら、上記の本発明の贈呈品選定システムによれば、贈呈品サーバ側での贈呈品データ更新(削除更新・追加更新)が可能であることから、これら生鮮品や季節行事用商品を贈呈品として提示でき、その選定の幅がより広がる。
上記構成の贈呈品選定システムにおいて、外部のクライアント、例えば贈呈品のメーカや販売業者から、贈呈品の価格データと、贈呈品を画像表示する画像データとを含むメーカ側情報を受領して記憶し、この受領したメーカ側情報の価格データと画像データとを、その価格データに対応する値段ランクと、その画像データにリンクできるリンク情報を含む贈呈品データに処理するようにすることもできる。こうすれば、贈呈先への商品提示の際の贈呈品データをその贈呈品のメーカを用いて用意できることから、贈呈品サーバの側で画像データ等を用意する必要がなくなり、データの作成が簡便となる。
この場合、贈呈品のメーカを特定するメーカ特定データをメーカ側情報の一つとして受領し、このメーカ側情報に基づいて、贈呈品についての値段ランクと贈呈品データとメーカ特定データと贈呈品の分類データとを対応付けた贈呈品データ群を作成し、この贈呈品データ群のメータ特定データ或いは分類データに基づいて、贈呈品をメーカ別或いは贈呈品分類別に提示することもできる。こうすれば、端末を介して贈呈品の提示を受ける贈呈先は、メーカ別或いは贈呈品分類別に商品を選定できることから、商品選定の手間の軽減が可能となる。
また、メーカ側情報の受領に際し、メーカがネットワークに接続して備えるメーカ側サーバにて更新されるメーカ側情報を、メーカ側サーバからネットワークを介して取り込んで更新するようにすることもできる。こうすれば、メーカでのデータ更新に連動して贈呈品サーバ側での贈呈品データ更新(削除更新・追加更新)が可能となるので、贈呈品提供・選定の幅がより一層広がると共に、選定対象となる贈呈品の信頼性も高まる。
更に、贈呈品サーバにて、贈呈品提示部が提示した贈呈品の発注と、発注贈呈品の送付に関する送付先データとの入力を受けるようにし、その受け付けた発注贈呈品についての贈呈品データと送付先データを、ネットワークを介してメーカ側サーバに送信し、該メーカ側サーバに対して贈呈品のメーカからの贈呈品発送を依頼するようにすることもできる。こうすれば、メーカ側のメーカ側サーバにて、贈呈先への商品(即ち、贈呈先が選定した贈呈品)の発送が完了するので、贈呈品サーバ側では商品発送の手間が省ける。
そして、メーカ側サーバから贈呈品サーバに対して、発送した贈呈品に対する費用請求を行うようにすることもでき、こうすれば、贈呈品サーバを運用する贈呈品仲介者側では発送済み贈呈先についてだけの費用支払い処理を行えばよいので、売り掛け処理等の経理処理が軽減される。
また、贈呈主が贈呈品提供を意図する贈呈先と、贈呈先ごとの贈呈品の値段ランクと、贈呈先ごとの送付先データとを受領すると、贈呈先関連データ記憶部にて、贈呈主が意図した贈呈先ごとに値段ランクと識別データと送付先データとを対として贈呈先関連データを作成・記憶するようにし、その上で、端末からの贈呈品発注の受領の際には、端末から入力のあった識別データとこの贈呈先関連データとに基づいて、端末入力の識別データに対応する送付先データを読み込み、端末からの送付先データの入力を簡略化することができる。こうすれば、贈呈品の選定・発注を行う贈呈先は、自身の識別データの入力を行えば、贈呈品送付先のデータ入力の手間が少なくなり、使い勝手が増す。
次に、本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。図1は実施例の贈呈品選定システムの概念を表す説明図、図2はこの贈呈品選定システムの中枢をなす贈呈品サーバを機能ブロック図で表した説明図である。
本実施例の贈呈品選定システムGSは、贈呈先への贈呈品提供を意図する贈呈主からの依頼を受け、贈呈主が贈呈先について定めた値段ランクに含まれる贈呈品(商品)を贈呈先に提示し、贈呈先が選定した贈呈品の送付に関与する。こうした目的を果たすため、贈呈品選定システムGSは、贈呈品サーバ100を、インターネットや公衆電話回線等のネットワークNWを介して、贈呈主のコンピュータCCNや贈呈先のコンピュータCCS、商品のメーカ・販売店等のメーカ側サーバMSと接続して備える。なお、贈呈品選定システムGSは、贈呈主や贈呈先と、郵便・宅配等の運送経路SN'up、SS'up、FAX回線SN''up等を介しても結びつく。
贈呈品サーバ100は、贈呈主から贈呈に関与するデータの提供を受け、このデータに基づいた後述のデータ処理(贈呈品提示等)を行い、各メーカ側サーバMSに商品発送の依頼を出す。各メーカ側サーバMSは、この依頼に基づいて、贈呈品を贈呈先に配送する。
図2に示すように、贈呈品サーバ100は、コンピュータを用いて構成され、論理演算を実行するための図示しないCPU、ROM、RAMの他、外部とのデータやりとりを行うI/O回路を備え、後述のプログラムとこれら機器とで、贈呈品データ記憶部110、贈呈先関連データ記憶部120、入力待機部130、贈呈品提示部140、データ処理部150、メーカ情報受領部160と発送処理部170を構成する。
贈呈品データ記憶部110は、贈呈品の値段を所定の金額範囲に区別した場合に当該値段が含まれる値段ランクと、各値段ランクに含まれる贈呈品を特定するための贈呈品データとを対にしたランク別贈呈品データの記憶に関与する。贈呈先関連データ記憶部120は、贈呈主から示された贈呈品の値段ランクと贈呈先識別のための識別データとを対にした贈呈先関連データの記憶に関与する。入力待機部130は、識別データを受け取った贈呈先からのコンピュータCCSによるアクセスに備える。贈呈品提示部140は、コンピュータCCSからアクセスした贈呈先に対して、そのコンピュータCCSに贈呈品を提示する処理に関与する。データ処理部150は、上記した各機能部におけるデータ処理に関与し、メーカ情報受領部160は、商品のメーカサイドからのデータ受領に関与し、発送処理部170は、贈呈先が選定した贈呈品の発送に関与する。
贈呈品サーバ100は、外部機器として、モニタ101とハードディスク等の外部メモリ102と、入出力機器としてのマウス103やキーボード104と、スキャナ105、プリンタ106、外部とのデータ送信のための入出力機器107を備える。そして、この贈呈品サーバ100は、上記した各機能ブロックにより、モニタ101に、処理の状況やデータ等を表示する。また、外部メモリ102との間のデータの読み書き、スキャナ105からのデータ入力、プリンタ106によるカード等の印刷を行う。
次に、贈呈品選定システムGSによる贈呈品処理の内容について説明する。図3は贈呈品選定システムGSでの贈呈品サーバ100が中心となって実行される贈呈主からの受任プロセスの流れを示す流れ図、図4は贈呈主による贈呈品提供の依頼の様子を説明する説明図、図5は贈呈主と贈呈品サーバ100との間の処理の関連を説明するための説明図である。
図3に示すように、贈呈品サーバ100は、まず、贈呈主からの贈呈品提供の依頼を待機する(ステップS100)。贈呈主は、図1に示すように、贈呈品提供の依頼を行うに当たって、郵便による運送経路SN'upでの依頼や、FAX回線SN''upを使った依頼、或いはコンピュータCCNとネットワークNWを介した依頼が可能である。よって、贈呈主から贈呈品提供の依頼があると、その依頼が贈呈主のコンピュータCCNからのものであるかを判定する(ステップS102)。ここで、否定判定すると、その依頼は運送経路SN'upやFAX回線SN''upを使った紙媒体を用いた依頼である。よって、この場合は、当該依頼をデータ化する(ステップS104)。
こうしたデータ化に際しては、図4に示す「贈呈品提供依頼シート」を用いる。つまり、贈呈主は、この依頼シートに、依頼主(贈呈主)の氏名、住所・連絡先等の依頼主情報と、贈呈品の値段ランクごとの贈呈品提供数とを記入し、当該シートを贈呈品データ記憶部110の側に郵送或いはFAX送信する。そして、贈呈品データ記憶部110は、受け取った依頼シートのスキャナ105での読み取り、或いはキーボード104での入力を経て、上記シートの各項目をデータ化する(ステップS104)。この場合、贈呈主が以前にこの贈呈品選定システムGSでの贈呈品依頼を行っていれば、その贈呈主には贈呈主識別IDデータ、パスワード(PW)が贈呈品データ記憶部110から付与されるので、これらもシートに記入する。
図4の依頼シートは、3,000円の値段ランクの贈呈品を30個、5,000円の値段ランクを40個、8,000円の値段ランクを20個、10,000円の値段ランクを10個、・・・というように、この依頼者(贈呈主)が定めた各値段ランクと、それぞれの値段ランクごとの贈呈品提供数を表す。そして、これら情報から得たデータは、後述の処理に用いる。
一方、ステップS102で肯定判定した場合は、図5に示すように、コンピュータCCNからネットワークNWを含むデータ経路SNupを経て、贈呈品提供依頼があったことになるので、贈呈品データ記憶部110は、図4に示した「贈呈品提供依頼シート」とのリンク情報を有するURL(Uniform Resouce Locator)を、データ経路SNdownを経て贈呈主のコンピュータCCNに送信する(ステップS110)。これにより、贈呈主は、自身のコンピュータCCNにてこの「贈呈品提供依頼シート」を表示させ、この画面上のシートに、上記したように、値段ランクと値段ランクごとの提供数のデータを入力して、贈呈品データ記憶部110に送信する(ステップS120)。このシートを受け取った贈呈品データ記憶部110は、シート受信と共に、依頼者(贈呈主)が定めた各値段ランクと、それぞれの値段ランクごとの贈呈品提供数のデータを得る。
贈呈品データ記憶部110は、上記のように入手したデータに基づいて、贈呈品提供に必要なデータ処理を行う。図6は贈呈主からの贈呈品依頼に基づいて作成する贈呈先関連データの様子を示す説明図である。この図6に示す「贈呈品提供受任シート」に示すように、贈呈品データ記憶部110は、上記のようにして贈呈主からの依頼を受けると、その依頼を示す受任No.を、贈呈主についての氏名・住所等に関連付けて割り振ると共に、贈呈主から示された贈呈品の値段ランクごとに、各ランクごとの提供数に応じたデータ数のデータ対を作成し、これを記憶する(ステップS130)。
このデータ対は、贈呈主から示された贈呈品の値段ランクと、贈呈品の提供を受ける贈呈先を識別するためのデータ(識別IDデータ、パスワードデータ)とを対にした贈呈先関連データである。そして、このデータ対は、図4に示す贈呈主が定めた値段ランクごとの贈呈品提供数に応じて、それぞれの値段ランクごとに作成され、贈呈先関連データとして外部メモリ102などに記憶される。図6に示す贈呈先関連データは、贈呈先No.1〜30までの贈呈先は、図示する贈呈先識別ID・PWが個別に対応付けられ、3,000円の値段ランクに含まれる贈呈品を受け取ることができることや、贈呈先No.31〜70までの贈呈先は、図示する贈呈先識別ID・PWが個別に対応付けられ、5,000円の値段ランクに含まれる贈呈品を受け取ることができることなどを示している。本実施例では、贈呈先識別IDの一部を、値段ランクに対応付けて区別しているので、贈呈先識別IDにて、贈呈品の値段ランクが判るようにされている。
贈呈品データ記憶部110は、今回の贈呈品受任が最初のものであるか否かを依頼シートにおける贈呈主識別ID、PWの有無、贈呈主氏名・住所等から判定する(ステップS140)。最初の受任であれば、その贈呈主に対して贈呈主識別IDとPWを発行して、これを記憶すると共に、贈呈主にも送付する(ステップS150)。これにより、贈呈主識別IDとPWの付与を受けた贈呈主は、次回以降の贈呈品提供依頼に際して、住所等の入力を省くことができる。
贈呈品データ記憶部110は、贈呈主が贈呈を意図する個々の贈呈先への送付カードや、贈呈先に対してこの贈呈品選定システムGSによる贈呈品選定の方法等を説明する冊子を準備し、これを送付する(ステップS160)。この一連の処理で、贈呈主からの贈呈品依頼についての処理が完了する。
図7は贈呈先に対して送られる贈呈品申込カードZKや贈呈案内冊子ZSと商品冊子BSを模式的に示す説明図である。贈呈品データ記憶部110は、上記したステップS60において、図示するようなカードや冊子を準備し、これを贈呈主に送付する。贈呈品申込カードZKは、贈呈先を特定するための識別ID・PWが記入済みであり、申込商品コードの記入欄や、商品(贈呈品)の送付先(住所・氏名・電話番号等)の記入欄を有する。贈呈案内冊子ZSには、上記の贈呈品申込カードZKを使った商品申込や、贈呈品選定システムGSを経由した贈呈品選定・発注の方法、商品冊子BS掲載商品の案内書きが記入され、識別ID・PWは最終ページ裏面に記されている。この場合、贈呈案内冊子ZSの裏表紙EPには、窓Wが空けられており、この窓Wを通して識別IDだけが贈呈案内冊子ZSの裏表紙EP側から判読できるようにされている。商品冊子BSは、贈呈品としてお勧めのベスト商品を掲載した僅かなページの小冊子であることから、贈呈品選定システムGSを用いることなく当該冊子により簡便に贈呈品を選定することができる。
贈呈品データ記憶部110は、贈呈品申込カードZKと贈呈案内冊子ZSと商品冊子BSを一揃えにした状態で化粧箱等に納める。図8は贈呈品化粧箱GBの一例を示す説明図である。本実施例では、贈呈先への贈呈品化粧箱等の配布は、贈呈主が行うことを想定していることから、この贈呈品化粧箱等は贈呈主に送付される。この際、それぞれの贈呈品化粧箱GBは、収納した贈呈案内冊子ZSの裏表紙EPの窓W(図7参照)と一致する窓Wを下箱に有するので、贈呈品申込カードZKに記載の贈呈先識別IDが化粧箱裏面側から判るようにされている。このため、贈呈主は、贈呈品化粧箱GBの裏面側の窓Wを通して贈呈先識別IDを視認でき、当該IDから贈呈品の値段ランクを判別できる。よって、贈呈主は、贈呈品化粧箱GBを贈呈先に渡すに際して、値段ランクと贈呈先とを照合できるので、誤った値段ランクの贈呈品(贈呈品化粧箱GB)を贈呈先に渡すようなことを回避できる。なお、贈呈品化粧箱等を贈呈先に直接送付することもできるが、この場合については後述する。
上記の贈呈品化粧箱GBを受け取った贈呈先は、化粧箱在中の贈呈品申込カードZKを用いて、商品冊子BSに掲載の商品を選定し、贈呈品データ記憶部110に対して発注できるほか、贈呈品選定システムGSを用いた贈呈品データ記憶部110による贈呈品選定の助力を受けることもできる。こうした贈呈品選定の説明に先立ち、贈呈品データ記憶部110での贈呈品データ処理について説明する。
図9は贈呈品データ記憶部110が贈呈品としての商品についてその値段ランクと商品特定に足りる贈呈品データとを対にしたランク別贈呈品データの様子を示す説明図、図10はこのランク別贈呈品データの更新プロセスの流れを示すフローチャート、図11は商品(贈呈品)のメーカ側にて用意するデータの様子を示す説明図である。
図9に示すように、贈呈品データ記憶部110は、3,000円、5,000円等の値段ランクごとに、当該ランクに含まれる商品についての贈呈品データを記憶する。この贈呈品データは、商品が属するジャンル(例えば、アパレル、生鮮品、日用品等)を表すジャンルデータと、その商品のメーカ名を表すメーカデータと、その商品の画像を表示するためのイメージデータと、商品の色・サイズ等の特徴や選定に際しての注意事項(例えば、季節による選定可否等)を補足説明する補足データと、商品のイメージデータに対するリンク情報を含むURLデータ(イメージリンクデータ)と、商品の補足データに対するリンク情報を含むURLデータ(補足リンクデータ)とを含んで構成される。こうしたランク別贈呈品データは、例えば外部メモリ102に記憶され、図10の更新プロセスにより、都度、更新・記憶される。
図10の贈呈品データの更新プロセスは、所定のメンテナンスの時間(例えば、毎週月曜のam2時等)に実行される。この更新プロセスが実行されると、まず、贈呈品サーバ100は、本実施例の贈呈品選定システムGSで扱う贈呈品としての出品に協賛する製造メーカや販売メーカのメーカ側サーバMSに、ネットワークNWを経たデータ経路Mdown介して図1に示すようにアクセスする(ステップS200)。
協賛メーカ(製造メーカ、販売メーカ)は、そのメーカ側サーバMSにおいて、図11に示す商品データを本実施例の贈呈品選定システムGSへの出品協賛商品について作成し、これを贈呈品選定システムGSへの提供データとして用意する。図11の商品データは、協賛メーカが独自に用意するデータであるが、そのフォーマットについては、本実施例の贈呈品選定システムGSでの取り扱いを想定して所定のものとされている。例えば、協賛メーカは、出品協賛品の個々について、その価格と商品イメージデータと、商品補足データとを対応付けて記憶する。この場合、商品イメージデータについては、データフォーマットに加え、そのファイルサイズ(最大サイズ)についても規定されており、商品補足データについては、テキストデータ・イメージデータのいずれでもよいが、データがなければ、データなし(null)とされている。そして、協賛メーカは、この商品ごとのデータを都度更新し、その更新後の商品データを贈呈品サーバ100に提供できるよう、商品データを読み込み先のリンク情報(データロードURL)と対応付けて記憶する。
贈呈品サーバ100は、ステップS200にてアクセスした各協賛メーカのデータロードURLおいて、商品データを協賛メーカごとに読み込み(ステップS210)、その商品データで、図9で説明した贈呈品データ(値段ランク別商品データ)を更新しこれを記憶する(ステップS220)。こうした処理により、贈呈品サーバ100は、協賛メーカが贈呈品として提供できる商品のデータを常に最新のものとして記憶する。
贈呈品サーバ100がこうした贈呈品データの更新を行う際には、その価格について次のような処置を行う。一般に、贈呈品提供の際の値段ランクは、協賛メーカに対して支払う対価(価格)と対応するものの、ある程度の幅がある。例えば、3,000円の値段ランクであれば、一般市場価格が3,000円以上で3,500円未満の商品を贈呈品として提供できる。よって、贈呈品サーバ100は、贈呈品データ更新に際しては、協賛メーカの商品データに含まれる価格に基づき、その商品が分類される値段ランクを算出し、その値段ランクに基づいて、データ更新を行う。なお、値段ランクに含まれる商品の上限価格は、例えば、協賛メータとの取り決め等で適宜変更することができる。
次に、図7で示した贈呈品申込カードZKや贈呈案内冊子ZSを受け取った贈呈先と贈呈品サーバ100との間で行われる贈呈品選定について説明する。図12は贈呈先に対しての贈呈品選定の助力を行うための贈呈品選定プロセスの流れを示す流れ図、図13は贈呈先と贈呈品サーバ100と間の処理の関係を説明するための説明図である。
図12に示すように、贈呈品サーバ100は、まず、贈呈先からの贈呈品選定のためのアクセスを待機する(ステップS300)。贈呈先は、図1に示すように、贈呈品サーバ100に対して贈呈品選定を行うに当たって、郵便による運送経路SS'upでのアクセスやコンピュータCCSとネットワークNWを介したアクセスが可能である。よって、贈呈先から贈呈品選定のアクセスがあると、そのアクセスが贈呈先のコンピュータCCSからのものであるかを判定する(ステップS302)。
コンピュータCCSを持たない贈呈先や、送られた商品冊子BSに掲載の商品(例えば、ベスト50選商品)を選定すれば足りる贈呈先は、贈呈品申込カードZKに贈呈先識別IDやパスワード(PW)、商品贈呈先の住所等の必要事項を書き込み、贈呈品申込カードZKを郵送する。これが、運送経路SS'upでのアクセスとなり、こうしてカードにてアクセスを受けた贈呈品サーバ100は、贈呈品申込カードZKに記入された贈呈先識別ID・PWに基づいて、カードアクセス以前にコンピュータCCSからの選定アクセスの有無を判定する(ステップS304)。ここでコンピュータCCSからの選定アクセス済みであると判定すると、贈呈品の二重発送を回避するため、贈呈品サーバ100は、コンピュータCCSからの選定アクセス済みであることを、電話や郵便、電子メール等の適宜な手段で贈呈先に連絡し(ステップS306)、本プロセスを終了する。
ステップS304でコンピュータCCSからの選定アクセスが無いと判定すれば、贈呈品サーバ100は、贈呈品申込カードZKに記載された選定商品を贈呈品として送付すべく、選定商品・送付先住所等をデータ化する(ステップS308)。その後、後述の発送依頼処理に進む。
一方、ステップS302でコンピュータCCSからの選定アクセスがあったと判定した場合は、贈呈品サーバ100は、贈呈先によるコンピュータCCSからの贈呈先識別ID・PWの入力を待機する(ステップS310)。つまり、図13に示すように、贈呈品サーバ100は、贈呈先のコンピュータCCSに、贈呈先識別ID・PWの入力待機画面とリンクしたURLを送信し、贈呈先は、この画面にて贈呈先識別ID・PWを入力して贈呈品サーバ100に送信する。
贈呈品サーバ100は、送信を受けた贈呈先識別ID・PWの真偽を判定し(ステップS312)、その組み合わせ不一致等の不都合があれば、贈呈先識別ID・PWの誤入力等の旨を贈呈先のコンピュータCCSに送信して(ステップS314)、本プロセスを終了する。なお、この場合、正しい贈呈先識別ID・PWの再入力を数回に亘って贈呈先に促すようにし、数回の再入力でも誤入力が解消しなければ本プロセスを終了するようにすることもできる。
贈呈先識別ID・PWが正しいと判定すると、贈呈品サーバ100は、コンピュータCCSから入力を受けた贈呈先識別ID・PWに基づいて、今回のコンピュータCCSからのアクセス以前に贈呈品申込カードZKからの申込(選定アクセス)の有無を判定する(ステップS316)。ここで贈呈品申込カードZKからの選定アクセス済みであると判定すると、贈呈品の二重発送を回避するため、贈呈品サーバ100は、贈呈品申込カードZKからの選定アクセス済みであることを、贈呈先のコンピュータCCSに送信し(ステップS318)、本プロセスを終了する。なお、電子メールにて、贈呈品申込カードZKからの選定アクセス済みであること伝達することもできる。
ステップS316で贈呈品申込カードZKでの申込もないと判定した場合は、コンピュータCCSからの贈呈先の商品選定の助力を行うべく、ステップS320以降の処理を行う。贈呈品サーバ100は、ステップS320において、贈呈先がコンピュータCCSにて入力した贈呈先識別ID・PW(入力贈呈先識別ID・PW)を図6で説明した贈呈先関連データと照合し、この入力贈呈先識別ID・PWに対応する値段ランクを決定する。そうすると、贈呈品サーバ100は、贈呈先のコンピュータCCSに、この判別値段ランクに含まれる贈呈品を提示する(ステップS330)。
こうした贈呈品提示に当たり、贈呈品サーバ100は、まず、贈呈先のコンピュータCCSに、贈呈品のカテゴリ別表示、メーカ別表示、或いは商品検索のいずれかを選択する画面とリンクしたURLを送信する。そうすると、贈呈先は、自身のコンピュータCCSの画面にて、図13に示すような表示を見ることができるので、上記のいずれかを選択し、マウスのダブルクリック等の操作にて選択状況を贈呈品サーバ100に送信する。
例えば、カテゴリ別表示が贈呈先により選ばれたとすると、贈呈品サーバ100は、ステップS320で判別した値段ランクに含まれる贈呈品を、図9に示す贈呈品データ(ランク別送品データ)に基づいてジャンル別に並び替え、その結果とリンクするリンク情報を含むURLを贈呈先のコンピュータCCSに送信する。図14はカテゴリ別表示が選択された場合に贈呈先が提示を受ける表示画像の一例を示す説明図である。
この図14に示すように、贈呈先は、選定したい商品ジャンルをマウスのダブルクリック等の操作にて贈呈品サーバ100に送信する。贈呈品サーバ100は、上記判別値段ランクに含まれる商品のうち、贈呈先が選択された商品ジャンルと一致する商品データを抽出し、提示候補データを階層構造のデータとして作成する。図15は特定の値段ランク(3,000円)について商品ジャンルがアパレルとされた場合の提示候補データの様子を説明する説明図、図16は贈呈先がコンピュータCCSに提示を受けた商品候補の提示状況を概略的に示す説明図である。
贈呈品サーバ100は、こうして作成した提示候補データにリンクできるリンク情報を含むURLを贈呈先のコンピュータCCSに送信する。このURLの送信を受けた贈呈先は、図16に示すように、自身が選択した商品ジャンル(アパレル)に含まれる複数商品を、いわゆるサムネイル形態でコンピュータCCSの画面にて視認できる。
ここで、図16で示した表示の様子について説明する。贈呈先のコンピュータCCSのディスプレイには、贈呈品サーバ100から送信されたURL(http//www.3000.ap.・・・)が表示される。このURLは、階層構造を持ったデータにリンクしており、サムネイル表示された各画像は、表示した画像の商品に対応するデータ(図15に示すイメージリンクデータ)にリンクする。各画像中の補足の欄は、画像表示した商品についての補足データ(図15に示す補足リンク)にリンクする。また、各画像中の拡大の欄、注文の欄は、拡大画像・注文画面表示にそれぞれリンクしている。この場合、各画像をダブルクリックすると、拡大画像にリンクするよう、構成することもできる。また、こうした画像表示と共に、ジャンル変更・NEXT・BACKの欄も用意され、これらは、図14に示した商品ジャンル別表示画面へのリンク情報、次候補のサムネイル画像へのリンク情報、前回表示したサムネイル画像へのリンク情報を含んでいる。
従って、こうした画像提示を受けた贈呈先は、自身のコンピュータCCSの画面にて、次々と商品画像を切り換えて、商品を選択できる。メーカ別表示が選択された場合も同様である。図13の商品検索が選択された場合は、贈呈品サーバ100は、商品検索に必要な用語の入力画面にリンクしたリンク情報を含むURLをコンピュータCCSに送信し、検索用語の入力を待ち、その検索用語で商品を検索する。その検索結果は、図15で示したような検索結果データとして作成され、その結果に含まれる商品の画像をコンピュータCCSに提示する。
贈呈先のコンピュータCCSに表示した商品提示のためのURL(http//www.3000.ap.・・・)は、贈呈先にて書換が可能である。例えば、このURLを「http//www.5000.ap.・・・」と書き換え、当該URLを贈呈品サーバ100に送信することもできる。こうして書き換えられたURLは、値段ランク5,000円の商品のデータにリンク可能なデータとなるが、贈呈品サーバ100は、コンピュータCCSを操作する贈呈先の贈呈先識別ID・PWを記憶しているので、書換後のURLを受け付けない。よって、贈呈先識別ID・PWに対応した値段ランクに含まれる商品しか、贈呈先は見ることはできないようにされている。
贈呈品サーバ100は、上記した商品提示・贈呈先による商品提示切換を行いつつ、贈呈先による商品発注(注文)を待機し(ステップS340)、終了操作等により商品発注が無いままであると本プロセスを終了する。そして、商品発注があると、贈呈品サーバ100は、贈呈先のコンピュータCCSに、商品発送先の住所等のデータ入力を促す画面にリンクしたURLを送信し、贈呈先によるこれらデータ入力を待機する(ステップS350)。
次いで、贈呈品サーバ100は、入力を受けた贈呈品の送り先である贈呈先住所等と、ステップS340で贈呈先が発注した商品についてのデータとを含む発送データを、その商品の提供先であるメーカ側のメーカ側サーバMSにネットワークNWを経たデータ経路Mdownを介して送信し、メーカに対して商品発送を依頼する(ステップS360)。贈呈品サーバ100は、この発送依頼をもってして、本プロセスを終了する。
こうした発送データを受け取ったメーカ側サーバMSは、送信を受けた発送データに基づき、商品を贈呈先に直接送付し、送付完了時には、商品発送完了の旨を贈呈品サーバ100にネットワークNWを介して送信する。この際、メーカ側サーバMSは、発送した商品についての請求データを作成し、当該データを贈呈品サーバ100に送信して、振り込み用紙等の発送に変わる費用請求を行う。
上記説明したように、本実施例の贈呈品選定システムGSによれば、贈呈品の提供を受ける贈呈先に、その贈呈先が操作するコンピュータCCSの画面に、その贈呈先が提供を受け得る商品を贈呈先での端末操作に応じて次々と表示する。よって、贈呈先は、その贈呈先自身が受け取ることのできる贈呈品を次々と参照・確認しながら、贈呈品選定を行うことができる。この結果、贈呈先での贈呈品選定に当たっては、従来のような商品カタログを手にする必要がないので、次のような利点がある。
まず第1に、贈呈先が贈呈品を選定する際に商品カタログを要しないことから、商品カタログの掲載商品選定の際のページ送りが不要となり、その分、贈呈品選定の際の贈呈先の手間を軽減できる。
また、贈呈先への贈呈品提示に際しては、贈呈対象となる商品はメーカの商品開発や商品変更により増減或いは入れ替わりが起きる。しかしながら、その増減或いは入れ替わった商品についての贈呈品データ(図9の値段ランク別贈呈品データ)を贈呈品サーバ100でデータ更新すれば(図10:贈呈品データ更新プロセス)、これら商品の贈呈先端末(コンピュータCCS)への提示に対して簡単に対処できる。よって、贈呈品として贈呈主から提示できる商品の幅が広がると共に、贈呈先にあっては、商品カタログのページ送りの手間を軽減しつつ商品選択の幅が広がり、好ましい。
更に、従来は、商品の生産中止・モデルチェンジ等があると、それを反映させて商品カタログを随時刷新しなければならなかったが、商品カタログ自体が不要となるので、商品カタログの作成・印刷が不要となり、贈呈品贈呈の仲介者にあってもコスト低減の点で有益である。
加えて、贈呈主による贈呈先への商品カタログの手渡し・送付が不要となると共に、贈呈先の商品カタログの持ち運びも不要となるので、簡便である。なお、本実施例では、贈呈主から贈呈先へは、図7に示した贈呈品申込カードZK等を化粧箱にて手渡し・送付すればよいことから、手渡し・送付も簡便となる。
また、従来のような商品カタログを用いた贈呈品選定では、印刷を経た商品のカタログ掲載と、商品カタログを用いた商品選定(贈呈先による贈呈品選定)の時期がずれることがあるが、本実施例によれば、贈呈品サーバ100での商品データ更新にて、贈呈品データを常に最新のものとすることができるので、商品選定の時期のずれに対して容易に対処できる。よって、生鮮品や、クリスマス・雛祭り・お正月等の季節行事用商品であっても、適切な時期での商品選定の対象とできるので、贈呈品選定の幅をより一層広げることができる。
しかも、贈呈先への贈呈品提示に際しての商品画像等の商品データについては、メーカ側サーバMSで用意したデータの取り込みで対処するので(図10:贈呈品データ更新プロセス)、贈呈品サーバ100の側ではこれら商品の画像データ等を準備する必要がなくなり、簡便となる。
また、本実施例では、贈呈品としての商品のメーカ別、或いはジャンル別の提示を行う(図12:ステップS330)。そして、例えばジャンル別が選択されると商品ジャンルを提示し(図14参照)、商品ジャンルとしてアパレルが選択されると、贈呈品サーバ100は、図16に示すようにそのアパレルのジャンルに含まれる商品(贈呈品)を提示するので、コンピュータCCSでこうした商品提示を受ける贈呈先は、ジャンル別に商品を選定できることから、商品選定の手間のより一層の軽減が可能となる。メーカ別でも同様である。しかも、本実施例では、商品の検索も可能であることから、商品選定の手間の軽減により有益である。
また、商品提示に用いる商品データに含ませる画像データ等のデータは、メーカ側サーバMSの用意したデータであり、随時更新されることから、選定対象となる贈呈品の信頼性も高まる。
更に、贈呈品サーバ100にて、贈呈先からの贈呈品発注と、発注贈呈品の送付に関する送付先データとの入力を受け、そのデータに基づいてメーカ側サーバMSへの商品発送依頼を行うようにした(図12:ステップS360)。このため、メーカ側のメーカ側サーバMSにて、贈呈先への商品発送(即ち、贈呈先が選定した贈呈品の発送)が完了するので、贈呈品サーバ100側では商品発送の手間が省ける。
そして、メーカ側サーバMSは、贈呈品サーバ100に対して、発送した贈呈品に対する費用請求を行う。よって、贈呈品サーバ100を運用する贈呈品仲介者側では発送済み贈呈先についてだけの費用支払い処理を行えばよいので、売り掛け処理等の経理処理が軽減される。
また、本実施例では、贈呈品選定に当たって、贈呈先には複数の選定手法を選べるようにした。つまり、贈呈先は、コンピュータCCSの端末操作を経た贈呈品選定を行うことができるほか、贈呈品としてお勧めのベスト商品を掲載した僅かなページの小冊子の商品冊子BSを参照した贈呈品選定も行うことができる。よって、コンピュータCCSを有しない贈呈先や、小冊子状の商品冊子BS掲載商品での選定を望む贈呈先に対しては、従来通りの選定を行うようにできると共に、僅かなページめくりで贈呈品選定が行えるようにでき、好ましい。
次に、変形例について説明する。例えば葬儀参列者に対して、後日、返礼を行う場合、この返礼に際しては、贈呈品の贈呈主は、贈呈先の氏名や住所等の商品発送に関するデータを把握していることが多い。こうした場合、贈呈主は、贈呈先ごとに予め贈呈品の値段ランクを決めていることが多い。以下に説明する変形例は、このように贈呈品送付に関するデータと贈呈先ごとの値段ランクの提供を受ける場合に適用されるものである。図17は変形例で用いる図4相当の贈呈品提供依頼シートを表す説明図、図18は変形例で用いる図6相当の贈呈品提供受任シートを表す説明図である。
これら図面で示すように、贈呈主は、贈呈品提供を意図するそれぞれの贈呈先ごとに、その氏名・住所等の贈呈品送付に必要なデータと、贈呈先ごとの贈呈品の値段ランクとを、贈呈品サーバ100に、ネットワークNWを介して、或いは郵送・FAXにて送る。贈呈品サーバ100は、こうしたデータを受領すると、図18に示すような贈呈先ごとに値段ランクと識別データと送付先データとを対として贈呈先関連データを作成・記憶する。そして、贈呈品サーバ100は、この贈呈先関連データに基づいて、それぞれの贈呈先に、図7で説明した贈呈品申込カードZK等を直接送付する。その後は、図12で説明した贈呈品選定プロセスを実行する。なお、この変形例では、贈呈品サーバ100は、贈呈先の氏名・住所等の贈呈品送付に必要なデータを贈呈主から受領済みなので、ステップS350の処理は不要である。
こうした変形例によれば、既述した効果を奏することができると共に、贈呈先のコンピュータCCS操作を経た住所等の送付先データの入力を簡略化することができる。つまり、贈呈品の選定・発注を行う贈呈先は、自身の贈呈先識別ID・PWの入力を行えば、贈呈品送付先のデータ入力の手間が少なくなり、使い勝手が増す。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、図16のように商品(贈呈品)の提示を受けた贈呈先が贈呈品を選定するに際し、拡大表示したりした画像を印刷し、その印刷画像を贈呈先の識別ID・PWと共に贈呈品サーバ100に郵送等の手法で送付するようにもでき、贈呈品サーバ100は、到着した印刷画像と対応する商品を贈呈先に送付することもできる。
実施例の贈呈品選定システムGSの概念を表す説明図である。 この贈呈品選定システムGSの中枢をなす贈呈品サーバ100を機能ブロック図で表した説明図である。 贈呈品選定システムGSでの贈呈品サーバ100が中心となって実行される贈呈主からの受任プロセスの流れを示す流れ図である。 贈呈主による贈呈品提供の依頼の様子を説明する説明図である。 贈呈主と贈呈品サーバ100との間の処理の関連を説明するための説明図である。 贈呈主からの贈呈品依頼に基づいて作成する贈呈先関連データの様子を示す説明図である。 贈呈先に対して送られる贈呈品申込カードZKや贈呈案内冊子ZSと商品冊子BSを模式的に示す説明図である。 贈呈品化粧箱GBの一例を示す説明図である。 贈呈品データ記憶部110が贈呈品としての商品についてその値段ランクと商品特定に足りる贈呈品データとを対にしたランク別贈呈品データの様子を示す説明図である。 このランク別贈呈品データの更新プロセスの流れを示すフローチャートである。 商品(贈呈品)のメーカ側にて用意するデータの様子を示す説明図である。 贈呈先に対しての贈呈品選定の助力を行うための贈呈品選定プロセスの流れを示す流れ図である。 贈呈先と贈呈品サーバ100と間の処理の関係を説明するための説明図である。 カテゴリ別表示が選択された場合に贈呈先が提示を受ける表示画像の一例を示す説明図である。 特定の値段ランク(3,000円)について商品ジャンルがアパレルとされた場合の提示候補データの様子を説明する説明図である。 贈呈先がコンピュータCCSに提示を受けた商品候補の提示状況を概略的に示す説明図である。 変形例で用いる図4相当の贈呈品提供依頼シートを表す説明図である。 変形例で用いる図6相当の贈呈品提供受任シートを表す説明図である。
符号の説明
100...贈呈品サーバ
101...モニタ
102...外部メモリ
103...マウス
104...キーボード
105...スキャナ
106...プリンタ
107...入出力機器
110...贈呈品データ記憶部
120...贈呈先関連データ記憶部
130...入力待機部
140...贈呈品提示部
150...データ処理部
160...メーカ情報受領部
170...発送処理部
CCN...贈呈主コンピュータ
CCS...贈呈先コンピュータ
GS...贈呈品選定システム
MS...メーカ側サーバ
NW...ネットワーク
ZK...贈呈品申込カード
ZS...贈呈案内冊子
BS...商品冊子

Claims (7)

  1. 贈呈品の提供を受ける贈呈先に対して、贈呈品の選定をネットワークを介して助力する贈呈品選定システムであって、
    前記ネットワークと接続された贈呈品サーバを備え、
    該贈呈品サーバは、
    複数の値段ランクの各値段ランクと、各値段ランクに含まれる贈呈品を特定するための贈呈品データとを対にしたランク別贈呈品データを記憶する贈呈品データ記憶部と、
    前記贈呈先への贈呈品提供を意図する贈呈主から贈呈品提供の依頼を受けると、前記贈呈主から示された贈呈品の値段ランクとその値段ランクごとの贈呈品提供数の提示を前記贈呈主から受け、前記値段ランクごとに、各値段ランクごとの前記提供数に応じたデータ数のデータ対を作成し、該データ対ごとに贈呈先識別のための識別データを対応付けた上で、前記値段ランクと前記識別データとを対にした贈呈先関連データを、前記贈呈主から示された前記値段ランクごとの贈呈品提供数に応じて前記値段ランクごとに作成し、該作成した贈呈先関連データを記憶する贈呈先関連データ記憶部と、
    前記識別データを受け取った贈呈先が前記ネットワークに接続された端末を操作して行う前記識別データの入力を待機する入力待機部と、
    該入力のあった前記識別データに対応する前記値段ランクを、前記贈呈先関連データ記憶部が記憶した前記贈呈先関連データに基づいて決定し、該決定した値段ランクに含まれる前記贈呈品を、前記決定した値段ランクについて前記贈呈品データ記憶部が記憶した前記ランク別贈呈品データの前記贈呈品データに基づいて、前記端末に前記ネットワークを介して提示する贈呈品提示部とを備え、
    前記贈呈品データ記憶部は、
    ネットワークを介して接続された外部のクライアントから、贈呈品の価格データと贈呈品を画像表示する画像データとを含むメーカ側情報を受領して記憶するメーカ情報受領部と、
    該受領した前記価格データと前記画像データとを、前記価格データに対応する値段ランクと、前記画像データにリンクできるリンク情報を含む前記贈呈品データに処理するデータ処理部とを有し、
    前記メーカ情報受領部は、
    前記贈呈品のメーカを特定するメーカ特定データを前記メーカ側情報の一つとして受領し、
    前記データ処理部は、
    前記贈呈品について、前記値段ランクと、前記贈呈品データと、前記メーカ特定データと、前記贈呈品が分類される分類データとを対応付けた贈呈品データ群を作成し、
    前記贈呈品提示部は、
    前記決定した値段ランクについての前記ランク別贈呈品データに基づいた前記端末への贈呈品提示を、前記贈呈品データ群における前記メーカ特定データ或いは分類データに基づいたメーカ別提示、或いは贈呈品分類別提示として実行する
    贈呈品選定システム。
  2. 請求項1記載の贈呈品選定システムであって、
    前記贈呈先関連データ記憶部は、
    前記贈呈主が定める前記値段ランクと、その値段ランクごとの贈呈品提供数とを、前記贈呈主が操作する端末からネットワークを介して受領する依頼受領部を有する
    贈呈品選定システム。
  3. 請求項1記載の贈呈品選定システムであって、
    前記外部のクライアントは、前記贈呈品のメーカ或いは販売業者である
    贈呈品選定システム。
  4. 請求項1記載の贈呈品選定システムであって、
    前記メーカ情報受領部は、
    前記メーカ或いは前記販売業者が前記ネットワークに接続して備えるメーカ側サーバにて更新される前記メーカ側情報を、前記メーカ側サーバから前記ネットワークを介して取り込んで更新する
    贈呈品選定システム。
  5. 請求項1ないし請求項4いずれか記載の贈呈品選定システムであって、
    前記贈呈品サーバは、
    更に、
    前記贈呈品提示部が提示した贈呈品の発注と、発注贈呈品の送付に関する送付先データとの入力を、前記端末から受け付ける発注受付部と、
    該受け付けた発注贈呈品についての前記贈呈品データと前記送付先データを、前記発注贈呈品のメーカが前記ネットワークに接続して備えるメーカ側サーバに送信し、該メーカ側サーバに対して前記メーカからの贈呈品発送を依頼する発送依頼部とを有する
    贈呈品選定システム。
  6. 請求項5記載の贈呈品選定システムであって、
    前記メーカ側サーバは、
    前記贈呈品サーバに対して、発送した贈呈品に対する費用請求を行う請求部を有する
    贈呈品選定システム。
  7. 請求項5または請求項6記載の贈呈品選定システムであって、
    前記贈呈先関連データ記憶部は、
    前記贈呈主からの前記贈呈品提供の依頼に際し、前記贈呈主が贈呈品提供を意図する贈呈先と、贈呈先ごとの贈呈品の前記値段ランクと、贈呈先ごとの前記送付先データとを受領すると、前記贈呈主が意図した贈呈先ごとに前記値段ランクと前記識別データと前記送付先データとを対として前記贈呈先関連データを作成・記憶し、
    前記発注受付部は、
    前記端末からの贈呈品発注を受けた場合、前記端末から入力のあった前記識別データと前記贈呈先関連データとに基づいて、前記端末入力の前記識別データに対応する前記送付先データを読み込み、前記端末からの前記送付先データの入力を簡略化する
    贈呈品選定システム。
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