JP2004021828A - 広告の注文方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】広告主が新聞の販売店の配布エリア等のある業務の対象範囲を正確に特定して、必要な部数の注文を行うことが可能な広告の注文方法およびシステムを提供する。
【解決手段】広告の発注者が発注者端末1からサービス提供サーバ2にアクセスすると、サービス提供サーバ2は、地図データ記憶手段2aから抽出した地図データに、新聞販売店データ記憶手段2bから抽出した業務エリアデータを重ねて注文指示画面として表示する。この画面に対して発注者端末1から注文を行うと、注文内容である注文データがサービス提供サーバ2に送信されて注文データ記憶手段2dに記憶される。広告の受注者は受注者端末3からサービス提供サーバ2にアクセスして、注文データ記憶手段2dから注文データを取得することにより受注を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】広告の発注者が発注者端末1からサービス提供サーバ2にアクセスすると、サービス提供サーバ2は、地図データ記憶手段2aから抽出した地図データに、新聞販売店データ記憶手段2bから抽出した業務エリアデータを重ねて注文指示画面として表示する。この画面に対して発注者端末1から注文を行うと、注文内容である注文データがサービス提供サーバ2に送信されて注文データ記憶手段2dに記憶される。広告の受注者は受注者端末3からサービス提供サーバ2にアクセスして、注文データ記憶手段2dから注文データを取得することにより受注を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、広告の注文をネットワークを介して行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、店舗もしくは商品等の広告・宣伝を行うために様々な媒体を利用した手法が用いられている。新聞の折り込みチラシもその1つであり、特に限定された地域に広告を行う場合には、効果的な手法となっている。このような折り込みチラシを利用して広告を行う際は、まず広告主は、折り込みチラシの手配を専門に行っている折り込み業者に、部数を指定して依頼する。依頼を受けた折り込み業者は、指定された部数のチラシを新聞販売店に持ち込む作業を行う。通常、1つの折り込み業者は、複数の新聞販売店に必要な部数だけ分けて持ち込んでいる。新聞販売店では、折り込みチラシを新聞に折り込んで各家庭に配達する。これにより、チラシが各家庭に配布され広告としての効果が得られることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように折り込みチラシは、折り込み業者が新聞販売店に持ち込む。このとき、各新聞販売店に持ち込む部数は、広告主から指定された部数づつ持ち込むことになる。ところが、広告主は新聞販売店の配達エリアを必ずしも把握しているわけではないので、漠然とした指定になることが多い。そのため、広告主が意図している地域に上手く配達されなかったり、折り込み業者側で最終的に配るエリアを特定しなければならない等の問題が生じている。
【0004】
上記のような点に鑑み、本発明は、広告主が新聞の販売店の配布エリア等のある業務の対象範囲を正確に特定して、必要な部数の注文を行うことが可能な広告の注文方法およびシステムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、広告の発注者が利用する端末装置である発注者端末と、広告の受注者が利用する端末装置である受注者端末と、それぞれネットワークを介して接続されたサーバコンピュータであるサービス提供サーバを利用して、発注者から受注者に広告の注文を行う方法として、地図データに、ある業務の対象範囲を示す業務エリアデータを重ねて表示することにより、注文内容を指示する注文指示画面を発注者端末に提示する注文指示画面提示段階、前記注文指示画面に対して発注者から設定された注文内容である注文データを前記サービス提供サーバに送信する段階、前記送信された注文データをサービス提供サーバ内に記憶する段階、前記受注者端末が前記サービス提供サーバにアクセスして当該サービス提供サーバ内に記憶された注文データを取得する段階を実行するようにしたことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、新聞販売店エリア等の業務エリアを地図データ上に表示すると共に各新聞の配布部数等の営業数値を表示させて、発注者の注文部数の決定を支援すると共に、入力された注文データを、発注者および受注者の両者がアクセス可能なサーバコンピュータで管理するようにしたので、広告主が新聞の販売店の配達エリア等のある業務の対象範囲を正確に特定して、必要な部数の注文を行うことが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(システム構成)
図1は本発明に係る広告注文システムの一実施形態における構成図である。図1において、1は発注者端末、2はサービス提供サーバ、3は受注者端末、4はネットワーク回線である。
【0008】
発注者端末1は発注者側で利用する端末装置であり、注文指示画面を表示する表示手段、および表示された注文指示画面に対して注文の内容を入力する入力手段を有する。発注者端末1として利用される端末装置としては、注文指示画面を表示可能な表示手段、注文内容を入力可能な入力手段を有する限り種々のものが使用できるが、本実施形態では、汎用のパソコンにWWWブラウザソフトウェアを搭載したもので実現している。サービス提供サーバ2は、発注者端末1に注文指示画面として提供するための地図データ、新聞販売店データ、統計データをそれぞれ記憶した地図データ記憶手段2a、新聞販売店データ記憶手段2b、統計データ記憶手段2c、および発注者端末1から得られる注文データを記憶する注文データ記憶手段2dを管理すると共に、ネットワーク4を介して発注者端末1および受注者端末3に必要な機能を提供するサーバコンピュータである。本実施形態では、サービス提供サーバ2として、WWWサーバ機能を備えたサーバコンピュータを採用している。受注者端末3は、受注者側で利用する端末装置であり、ネットワーク4を介して新聞販売店データ記憶手段2b内の新聞販売店エリアデータおよび新聞配布部数を更新する機能、および注文データ記憶手段2d内の注文データを取得する機能を有する。受注者端末3として利用される端末装置についても、本実施形態では、汎用のパソコンにWWWブラウザソフトウェアを搭載したもので実現している。なお、本実施形態では、地図データ記憶手段2a、新聞販売店データ記憶手段2b、統計データ記憶手段2c、注文データ記憶手段2dはサービス提供サーバ2において管理されているが、このうち、サービス提供サーバ2で管理した方が好ましいのは、新聞販売店データ記憶手段2bおよび注文データ記憶手段2dであり、地図データ記憶手段2aおよび統計データ記憶手段2cは発注者端末1側で管理するようにしても良い。
【0009】
(基本的な処理の流れ)
続いて、本発明に係る広告の注文方法について、図1に示した広告の注文システムの処理動作と共に説明する。本実施形態では、小売店(発注者)が自社の店舗の折り込み広告を折り込み会社(受注者)に注文する場合を例にとって説明する。図2は、本発明に係る広告の注文方法の概要を示すフローチャートである。まず、発注者は発注者端末1においてブラウザを起動し、サービス提供サーバ2にアクセスする(ステップS1)。さらに、発注者は発注者端末1からサービス提供サーバ2に対して注文を行う旨の指定を行う。具体的には、いわゆるASP(Aplication Service Provider)方式でサービス提供サーバ2から提供される注文システムを起動させることになる。注文システムを起動させると、発注者端末1には初期画面(図示せず)が表示される。この初期画面において発注者はあらかじめ登録しておいたIDおよびパスワードを入力する。サービス提供サーバ2では、このIDおよびパスワードを用いて利用者の認証を行う。認証の手法としては、IDおよびパスワードを利用した手法以外にも周知の種々の手法を適用することができる。認証により正当な利用者であると確認できた場合には、図3に示すような登録画面が表示されることになる。ここで、今回注文する折り込みチラシの詳細を登録する(ステップS2)。詳細設定が行われたら、「販売店選択」ボタンをクリックする。図3に示すように登録画面には、登録日、タイトル、会期、折込日、サイズ、担当者名等の折込チラシに関する詳細な情報が登録可能となっている。ここで登録された情報は履歴管理等に利用することができる。
【0010】
サービス提供サーバ2は、「販売店選択」ボタンがクリックされた旨の情報を受け取ると、地図データ記憶手段2aから地図データを抽出して発注者端末1に注文指示画面として表示させる(ステップS3)。このとき、注文指示画面の一部として表示される地図表示領域の状態を図4に示す。この際、地図表示領域41に表示される地図の縮尺および範囲はあらかじめ設定されたデフォルト値に従っている。そのため、発注者が表示させたい中心地点の緯度・経度および縮尺を設定しておくことにより、発注者ごとに異なる初期表示を行うことが可能となる。なお、この時点では、地図表示領域41には行政領域単位に区割りされた地図が表示される。注文指示画面には、地図表示領域41以外にメッセージ欄が用意されており、「新聞社を選択して下さい」のようなシステムからのメッセージが表示されるので、発注者はこのメッセージに従って新聞社選択領域51から新聞社を選択することになる。ここで、新聞社選択領域51の様子を図5に示す。
【0011】
新聞社が選択されると、サービス提供サーバ2は、新聞販売店データ記憶手段2bから各新聞社の販売店エリアに対応した区割りがなされた地図データを抽出して、既に表示されている行政領域単位の地図データに重ね合わせて発注者端末1に表示させる(ステップS4)。このときの地図表示領域41の状態を図6に示す。図4と比較するとわかるように地図表示領域41には販売店単位でより細かく区割りされた地図が表示されている。この状態で部数を設定する販売店を指定する。具体的には、マウス等の指示入力機器を用いて地図表示領域41内の販売店エリア内をクリックする。このとき、複数の販売店エリアを指定することが可能である。指定された販売店エリアは、指定されたことを認識し易いように強調表示が行われる。指定された販売店エリアが強調表示された状態を図7に示す。続いて、注文指示画面に用意されている選択ボタン(図示せず)をクリックすると、どの販売店が指定されたかについての情報がサービス提供サーバ2に送信される。
【0012】
サービス提供サーバ2では、指定された販売店に関する新聞配布部数を新聞販売店データ記憶手段2bから抽出し、発注者端末1に表示させる(ステップS5)。図8に示すように新聞配布部数は部数設定欄81に表示される。部数設定欄81には、各新聞販売店の販売店名および新聞配布部数が表示される。折り込みチラシを全ての新聞に折り込む場合は、この新聞配布部数がそのまま折り込みチラシの注文部数となる。しかし、実際には注文する総部数があらかじめ決まっていることが多いため、新聞の配布部数を参考にしながら、実際の注文部数を決定していくことになる。注文部数を決定していく際、現在選択されている新聞社に関する選択された全販売店の注文部数の総計である新聞社別注文部数、および他の新聞社に関する注文部数も含めた全注文部数が自動的に計算されて注文指示画面上に表示される(図示せず)。発注者は部数設定欄81内の部数を直接入力することができ、部数を変更するごとに新聞社別注文部数、全注文部数の値も再計算されて表示される。このようにして各販売店に対する部数の設定が終わったら、注文指示画面上に用意されている注文ボタン(図示せず)をクリックする。
【0013】
注文ボタンがクリックされると、発注者端末1は入力された注文データをサービス提供サーバ2に送信し、サービス提供サーバ2は受信した注文データを注文データ記憶手段2dに登録する(ステップS6)。注文に関する発注者側の処理はこれで完了となる。
【0014】
一方、受注者端末3側では、サービス提供サーバ2にアクセスして注文システムを起動した後、自身に対する注文データの有無の確認を行う。注文データが存在する場合には、注文データを抽出する旨の指示を行うと、サービス提供サーバ2は注文データ記憶手段2dから該当する注文データを抽出し、受注者端末3に送信する。これにより受注者端末3で注文データの取得が行われ(ステップS7)、注文処理は完了する。受注者は取得した注文データに従って、折り込みチラシの手配を行い、各販売店に配布することになる。
【0015】
発注者が自身の注文データを確認する際には、「一覧表」ボタン(図示せず)をクリックすることにより、新聞販売店別一覧を発注者端末1に表示させることができる。発注者が「一覧表」ボタンをクリックすると、サービス提供サーバ2が注文データ記憶手段2dから注文データを抽出し、新聞販売店別一覧画面として発注者端末1に表示させる。図9に新聞販売店別一覧を示す。図9に示すように、この新聞販売店別一覧には、ある注文に関する全注文内容が一覧表示される。受注者端末3に注文データを表示させる場合は、自身の受注となる注文データのみ、すなわち図9に示したものの一部が表示可能となる。
【0016】
(付加的機能を利用する場合)
次に付加的な機能を利用する場合について説明する。本システムでは、付加的な機能として行政区単位での部数設定を行うことが可能になっている。この場合、新聞社を選択した後、行政単位での部数設定を行う旨の指示を行うと、行政単位での注文指示画面が表示される。行政単位での注文指示画面では、地図表示領域に、行政単位設定欄において設定された行政単位を含む地図が販売店ごとに区割りされた状態で表示され、部数設定欄には、行政単位設定欄において設定された行政単位に含まれる新聞販売店と注文部数が表示される。同時にこの注文部数の総計が行政単位小計欄に表示される。発注者はこの注文指示画面で発注部数の変更等を行い、登録ボタンをクリックすると、修正内容がサービス提供サーバ2に送信される。サービス提供サーバ2は、受信した修正内容で注文データ記憶手段2dに記憶された注文データの更新を行う。
【0017】
また、本システムの付加的機能として統計データを利用することができる。本実施形態で使用する統計データは、地図で示された地域における住民統計、事業所統計、商業統計等の統計データである。この統計データは、サービス提供サーバ2内の統計データ記憶手段2cに記憶されている。このような統計データを利用して注文部数を設定する場合、図1に示すシステムで発注者端末1に注文指示画面が表示された状態で統計データを表示させる旨の指示を行うと、地図表示領域51に地図が表示されると共に、表示されている地域に対応する統計データが統計データ記憶手段2cから抽出されて注文指示画面上に表示される。例えば、統計データとして町もしくは丁目単位で人口・世帯数・男女比・年齢構成等のデータを所定の領域に表示させたり、地図上に色分け表示させたりすることにより、部数設定の参考にすることができる。また、統計データの代わりに発注者が保有する顧客データを利用することもできる。上述のように発注者は小売店等であり、顧客に関する情報を有している場合が多いので、それを利用するのである。このような顧客データは、情報の漏洩を防ぐため、通常は発注者端末側で管理される。
【0018】
統計データもしくは顧客データを利用する場合、サービス提供サーバ2において統計データもしくは顧客データを分析し、発注者側に広告を注文すべきエリアおよび注文部数を提示するような機能を付加するようにしても良い。このような機能を利用すると、発注者は例えば、注文の総部数を入力するだけで注文すべきエリアおよび注文部数が自動的に得られることになる。発注者は提示された内容でそのまま注文するようにしても良いし、これに修正を加えて注文データを作成することもできる。
【0019】
(データのメンテナンス)
サービス提供サーバ2内で管理されている各データは、それぞれ随時更新が行われる。地図データ記憶手段2aに記憶された地図データおよび統計データ記憶手段2cに記憶された統計データは、サービス提供サーバ2を管理・運営している業者により随時更新される。新聞販売店データ記憶手段2bに記憶されている新聞販売店データは、受注者であり、その地域の情報に詳しい広告業者が随時更新する。新聞販売店データのうち、配布部数に関しては単純に数値を入力することにより設定が可能である。新聞販売店データのうち、新聞販売店エリアデータについては、図6に示したような販売店エリアごとに区割りされた地図データが表示された地図表示領域41を受注者端末3に表示させ、地図表示領域41上で直線もしくは曲線を用いて閉領域を作成することにより新たな新聞販売店エリアデータとして設定することが可能である。設定された新聞販売店データは、ネットワーク回線4を介してサービス提供サーバ2に送信され、更新される。このとき、ネットワーク回線4としては、上述のようにインターネットを利用しても良いし、専用線を利用しても良い。
【0020】
(発注者側の変形例)
上記実施形態では、発注者側の発注者端末1から直接サービス提供サーバ2に対して注文を行うようにしたが、発注者側の規模が大きく多くの店舗を有するチェーンのような場合は、チェーン全体として発注管理を行う必要が生じる。次に、そのような場合に好適な例について説明する。発注者側で発注管理を行う場合に適した注文システムの構成を図10に示す。図10において、図1と同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図10に示した注文システムの特徴は、発注者側に管理サーバ5を設けた点である。管理サーバ5は、各発注者端末1により作成された注文データの管理を行う機能を有するサーバコンピュータである。管理サーバ5を利用する場合でも、発注者端末1からはネットワーク4を介してサービス提供サーバ2にアクセスし、注文部数の設定を行うことができる。ただし、発注者端末1からは注文データ記憶手段2dに記憶された注文データの更新ができないようになっている。発注者端末1において注文部数を設定すると、その内容は管理サーバ5に送信される。管理サーバ5では、各発注者端末からの注文部数の調整を行う。具体的には、各発注者端末からの注文部数を総注文部数内に収まるように修正する処理等を行うことになる。このようにして調整が行われた注文データは、管理サーバ5からサービス提供サーバ2に送信され、注文データ記憶手段2dに記憶される。注文データ記憶手段2dに登録された注文データを正式な受注として受注者側が扱うのは、上述の実施形態と同様である。
【0021】
上記実施形態では、広告として新聞に折り込む折込チラシを想定して説明したが、新聞の代わりに、所定のエリアに無料で配布されるフリーペーパーに本発明を適用しても良い。また、広告としては、配布物に限定されず、路線バスのラッピング広告等であっても良い。この場合は、新聞販売店エリアデータの代わりに路線データが利用されることになり、新聞配布部数の代わりに乗降客数が利用されることになる。すなわち、新聞、フリーペーパー、路線バス等のある地域における業務に付随した広告について本発明は適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、地図データに、ある業務の対象範囲を示す業務エリアデータを重ねて表示することにより、注文内容を指示する注文指示画面を発注者端末に提示し、注文指示画面に対して発注者から設定された注文内容である注文データをサービス提供サーバに送信し、送信された注文データをサービス提供サーバ内に記憶し、受注者端末がサービス提供サーバにアクセスしてサービス提供サーバ内に記憶された注文データを取得するようにしたので、広告主が新聞の販売店の配達エリア等のある業務の対象範囲を正確に特定して、必要な部数の注文を行うことが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る注文システムの構成図である。
【図2】本発明に係る注文方法の概要を示すフローチャートである。
【図3】発注者端末1に表示される登録画面の様子を示す図である。
【図4】発注者端末1に表示される注文指示画面の地図表示領域41を示す図である。
【図5】発注者端末1に表示される注文指示画面の新聞社選択領域51を示す図である。
【図6】各販売店エリアを地図上に表示した際の地図表示領域41の様子を示す図である。
【図7】設定対象とする販売店を指定した際の地図表示領域41の様子を示す図である。
【図8】発注者端末1に表示される注文指示画面の部数設定欄81を示す図である。
【図9】注文部数の新聞販売店別一覧を示す図である。
【図10】発注者側に部数管理機能を設けた場合の注文システムの構成図である。
【符号の説明】
1・・・発注者端末
2・・・サービス提供サーバ
2a・・・地図データ記憶手段
2b・・・新聞販売店データ(業務データ)記憶手段
2c・・・統計データ記憶手段
2d・・・注文データ記憶手段
3・・・受注者端末
4・・・ネットワーク回線
5・・・管理サーバ
41・・・地図表示領域
51・・・新聞社選択領域
81・・・部数設定欄
【産業上の利用分野】
本発明は、広告の注文をネットワークを介して行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、店舗もしくは商品等の広告・宣伝を行うために様々な媒体を利用した手法が用いられている。新聞の折り込みチラシもその1つであり、特に限定された地域に広告を行う場合には、効果的な手法となっている。このような折り込みチラシを利用して広告を行う際は、まず広告主は、折り込みチラシの手配を専門に行っている折り込み業者に、部数を指定して依頼する。依頼を受けた折り込み業者は、指定された部数のチラシを新聞販売店に持ち込む作業を行う。通常、1つの折り込み業者は、複数の新聞販売店に必要な部数だけ分けて持ち込んでいる。新聞販売店では、折り込みチラシを新聞に折り込んで各家庭に配達する。これにより、チラシが各家庭に配布され広告としての効果が得られることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように折り込みチラシは、折り込み業者が新聞販売店に持ち込む。このとき、各新聞販売店に持ち込む部数は、広告主から指定された部数づつ持ち込むことになる。ところが、広告主は新聞販売店の配達エリアを必ずしも把握しているわけではないので、漠然とした指定になることが多い。そのため、広告主が意図している地域に上手く配達されなかったり、折り込み業者側で最終的に配るエリアを特定しなければならない等の問題が生じている。
【0004】
上記のような点に鑑み、本発明は、広告主が新聞の販売店の配布エリア等のある業務の対象範囲を正確に特定して、必要な部数の注文を行うことが可能な広告の注文方法およびシステムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、広告の発注者が利用する端末装置である発注者端末と、広告の受注者が利用する端末装置である受注者端末と、それぞれネットワークを介して接続されたサーバコンピュータであるサービス提供サーバを利用して、発注者から受注者に広告の注文を行う方法として、地図データに、ある業務の対象範囲を示す業務エリアデータを重ねて表示することにより、注文内容を指示する注文指示画面を発注者端末に提示する注文指示画面提示段階、前記注文指示画面に対して発注者から設定された注文内容である注文データを前記サービス提供サーバに送信する段階、前記送信された注文データをサービス提供サーバ内に記憶する段階、前記受注者端末が前記サービス提供サーバにアクセスして当該サービス提供サーバ内に記憶された注文データを取得する段階を実行するようにしたことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、新聞販売店エリア等の業務エリアを地図データ上に表示すると共に各新聞の配布部数等の営業数値を表示させて、発注者の注文部数の決定を支援すると共に、入力された注文データを、発注者および受注者の両者がアクセス可能なサーバコンピュータで管理するようにしたので、広告主が新聞の販売店の配達エリア等のある業務の対象範囲を正確に特定して、必要な部数の注文を行うことが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(システム構成)
図1は本発明に係る広告注文システムの一実施形態における構成図である。図1において、1は発注者端末、2はサービス提供サーバ、3は受注者端末、4はネットワーク回線である。
【0008】
発注者端末1は発注者側で利用する端末装置であり、注文指示画面を表示する表示手段、および表示された注文指示画面に対して注文の内容を入力する入力手段を有する。発注者端末1として利用される端末装置としては、注文指示画面を表示可能な表示手段、注文内容を入力可能な入力手段を有する限り種々のものが使用できるが、本実施形態では、汎用のパソコンにWWWブラウザソフトウェアを搭載したもので実現している。サービス提供サーバ2は、発注者端末1に注文指示画面として提供するための地図データ、新聞販売店データ、統計データをそれぞれ記憶した地図データ記憶手段2a、新聞販売店データ記憶手段2b、統計データ記憶手段2c、および発注者端末1から得られる注文データを記憶する注文データ記憶手段2dを管理すると共に、ネットワーク4を介して発注者端末1および受注者端末3に必要な機能を提供するサーバコンピュータである。本実施形態では、サービス提供サーバ2として、WWWサーバ機能を備えたサーバコンピュータを採用している。受注者端末3は、受注者側で利用する端末装置であり、ネットワーク4を介して新聞販売店データ記憶手段2b内の新聞販売店エリアデータおよび新聞配布部数を更新する機能、および注文データ記憶手段2d内の注文データを取得する機能を有する。受注者端末3として利用される端末装置についても、本実施形態では、汎用のパソコンにWWWブラウザソフトウェアを搭載したもので実現している。なお、本実施形態では、地図データ記憶手段2a、新聞販売店データ記憶手段2b、統計データ記憶手段2c、注文データ記憶手段2dはサービス提供サーバ2において管理されているが、このうち、サービス提供サーバ2で管理した方が好ましいのは、新聞販売店データ記憶手段2bおよび注文データ記憶手段2dであり、地図データ記憶手段2aおよび統計データ記憶手段2cは発注者端末1側で管理するようにしても良い。
【0009】
(基本的な処理の流れ)
続いて、本発明に係る広告の注文方法について、図1に示した広告の注文システムの処理動作と共に説明する。本実施形態では、小売店(発注者)が自社の店舗の折り込み広告を折り込み会社(受注者)に注文する場合を例にとって説明する。図2は、本発明に係る広告の注文方法の概要を示すフローチャートである。まず、発注者は発注者端末1においてブラウザを起動し、サービス提供サーバ2にアクセスする(ステップS1)。さらに、発注者は発注者端末1からサービス提供サーバ2に対して注文を行う旨の指定を行う。具体的には、いわゆるASP(Aplication Service Provider)方式でサービス提供サーバ2から提供される注文システムを起動させることになる。注文システムを起動させると、発注者端末1には初期画面(図示せず)が表示される。この初期画面において発注者はあらかじめ登録しておいたIDおよびパスワードを入力する。サービス提供サーバ2では、このIDおよびパスワードを用いて利用者の認証を行う。認証の手法としては、IDおよびパスワードを利用した手法以外にも周知の種々の手法を適用することができる。認証により正当な利用者であると確認できた場合には、図3に示すような登録画面が表示されることになる。ここで、今回注文する折り込みチラシの詳細を登録する(ステップS2)。詳細設定が行われたら、「販売店選択」ボタンをクリックする。図3に示すように登録画面には、登録日、タイトル、会期、折込日、サイズ、担当者名等の折込チラシに関する詳細な情報が登録可能となっている。ここで登録された情報は履歴管理等に利用することができる。
【0010】
サービス提供サーバ2は、「販売店選択」ボタンがクリックされた旨の情報を受け取ると、地図データ記憶手段2aから地図データを抽出して発注者端末1に注文指示画面として表示させる(ステップS3)。このとき、注文指示画面の一部として表示される地図表示領域の状態を図4に示す。この際、地図表示領域41に表示される地図の縮尺および範囲はあらかじめ設定されたデフォルト値に従っている。そのため、発注者が表示させたい中心地点の緯度・経度および縮尺を設定しておくことにより、発注者ごとに異なる初期表示を行うことが可能となる。なお、この時点では、地図表示領域41には行政領域単位に区割りされた地図が表示される。注文指示画面には、地図表示領域41以外にメッセージ欄が用意されており、「新聞社を選択して下さい」のようなシステムからのメッセージが表示されるので、発注者はこのメッセージに従って新聞社選択領域51から新聞社を選択することになる。ここで、新聞社選択領域51の様子を図5に示す。
【0011】
新聞社が選択されると、サービス提供サーバ2は、新聞販売店データ記憶手段2bから各新聞社の販売店エリアに対応した区割りがなされた地図データを抽出して、既に表示されている行政領域単位の地図データに重ね合わせて発注者端末1に表示させる(ステップS4)。このときの地図表示領域41の状態を図6に示す。図4と比較するとわかるように地図表示領域41には販売店単位でより細かく区割りされた地図が表示されている。この状態で部数を設定する販売店を指定する。具体的には、マウス等の指示入力機器を用いて地図表示領域41内の販売店エリア内をクリックする。このとき、複数の販売店エリアを指定することが可能である。指定された販売店エリアは、指定されたことを認識し易いように強調表示が行われる。指定された販売店エリアが強調表示された状態を図7に示す。続いて、注文指示画面に用意されている選択ボタン(図示せず)をクリックすると、どの販売店が指定されたかについての情報がサービス提供サーバ2に送信される。
【0012】
サービス提供サーバ2では、指定された販売店に関する新聞配布部数を新聞販売店データ記憶手段2bから抽出し、発注者端末1に表示させる(ステップS5)。図8に示すように新聞配布部数は部数設定欄81に表示される。部数設定欄81には、各新聞販売店の販売店名および新聞配布部数が表示される。折り込みチラシを全ての新聞に折り込む場合は、この新聞配布部数がそのまま折り込みチラシの注文部数となる。しかし、実際には注文する総部数があらかじめ決まっていることが多いため、新聞の配布部数を参考にしながら、実際の注文部数を決定していくことになる。注文部数を決定していく際、現在選択されている新聞社に関する選択された全販売店の注文部数の総計である新聞社別注文部数、および他の新聞社に関する注文部数も含めた全注文部数が自動的に計算されて注文指示画面上に表示される(図示せず)。発注者は部数設定欄81内の部数を直接入力することができ、部数を変更するごとに新聞社別注文部数、全注文部数の値も再計算されて表示される。このようにして各販売店に対する部数の設定が終わったら、注文指示画面上に用意されている注文ボタン(図示せず)をクリックする。
【0013】
注文ボタンがクリックされると、発注者端末1は入力された注文データをサービス提供サーバ2に送信し、サービス提供サーバ2は受信した注文データを注文データ記憶手段2dに登録する(ステップS6)。注文に関する発注者側の処理はこれで完了となる。
【0014】
一方、受注者端末3側では、サービス提供サーバ2にアクセスして注文システムを起動した後、自身に対する注文データの有無の確認を行う。注文データが存在する場合には、注文データを抽出する旨の指示を行うと、サービス提供サーバ2は注文データ記憶手段2dから該当する注文データを抽出し、受注者端末3に送信する。これにより受注者端末3で注文データの取得が行われ(ステップS7)、注文処理は完了する。受注者は取得した注文データに従って、折り込みチラシの手配を行い、各販売店に配布することになる。
【0015】
発注者が自身の注文データを確認する際には、「一覧表」ボタン(図示せず)をクリックすることにより、新聞販売店別一覧を発注者端末1に表示させることができる。発注者が「一覧表」ボタンをクリックすると、サービス提供サーバ2が注文データ記憶手段2dから注文データを抽出し、新聞販売店別一覧画面として発注者端末1に表示させる。図9に新聞販売店別一覧を示す。図9に示すように、この新聞販売店別一覧には、ある注文に関する全注文内容が一覧表示される。受注者端末3に注文データを表示させる場合は、自身の受注となる注文データのみ、すなわち図9に示したものの一部が表示可能となる。
【0016】
(付加的機能を利用する場合)
次に付加的な機能を利用する場合について説明する。本システムでは、付加的な機能として行政区単位での部数設定を行うことが可能になっている。この場合、新聞社を選択した後、行政単位での部数設定を行う旨の指示を行うと、行政単位での注文指示画面が表示される。行政単位での注文指示画面では、地図表示領域に、行政単位設定欄において設定された行政単位を含む地図が販売店ごとに区割りされた状態で表示され、部数設定欄には、行政単位設定欄において設定された行政単位に含まれる新聞販売店と注文部数が表示される。同時にこの注文部数の総計が行政単位小計欄に表示される。発注者はこの注文指示画面で発注部数の変更等を行い、登録ボタンをクリックすると、修正内容がサービス提供サーバ2に送信される。サービス提供サーバ2は、受信した修正内容で注文データ記憶手段2dに記憶された注文データの更新を行う。
【0017】
また、本システムの付加的機能として統計データを利用することができる。本実施形態で使用する統計データは、地図で示された地域における住民統計、事業所統計、商業統計等の統計データである。この統計データは、サービス提供サーバ2内の統計データ記憶手段2cに記憶されている。このような統計データを利用して注文部数を設定する場合、図1に示すシステムで発注者端末1に注文指示画面が表示された状態で統計データを表示させる旨の指示を行うと、地図表示領域51に地図が表示されると共に、表示されている地域に対応する統計データが統計データ記憶手段2cから抽出されて注文指示画面上に表示される。例えば、統計データとして町もしくは丁目単位で人口・世帯数・男女比・年齢構成等のデータを所定の領域に表示させたり、地図上に色分け表示させたりすることにより、部数設定の参考にすることができる。また、統計データの代わりに発注者が保有する顧客データを利用することもできる。上述のように発注者は小売店等であり、顧客に関する情報を有している場合が多いので、それを利用するのである。このような顧客データは、情報の漏洩を防ぐため、通常は発注者端末側で管理される。
【0018】
統計データもしくは顧客データを利用する場合、サービス提供サーバ2において統計データもしくは顧客データを分析し、発注者側に広告を注文すべきエリアおよび注文部数を提示するような機能を付加するようにしても良い。このような機能を利用すると、発注者は例えば、注文の総部数を入力するだけで注文すべきエリアおよび注文部数が自動的に得られることになる。発注者は提示された内容でそのまま注文するようにしても良いし、これに修正を加えて注文データを作成することもできる。
【0019】
(データのメンテナンス)
サービス提供サーバ2内で管理されている各データは、それぞれ随時更新が行われる。地図データ記憶手段2aに記憶された地図データおよび統計データ記憶手段2cに記憶された統計データは、サービス提供サーバ2を管理・運営している業者により随時更新される。新聞販売店データ記憶手段2bに記憶されている新聞販売店データは、受注者であり、その地域の情報に詳しい広告業者が随時更新する。新聞販売店データのうち、配布部数に関しては単純に数値を入力することにより設定が可能である。新聞販売店データのうち、新聞販売店エリアデータについては、図6に示したような販売店エリアごとに区割りされた地図データが表示された地図表示領域41を受注者端末3に表示させ、地図表示領域41上で直線もしくは曲線を用いて閉領域を作成することにより新たな新聞販売店エリアデータとして設定することが可能である。設定された新聞販売店データは、ネットワーク回線4を介してサービス提供サーバ2に送信され、更新される。このとき、ネットワーク回線4としては、上述のようにインターネットを利用しても良いし、専用線を利用しても良い。
【0020】
(発注者側の変形例)
上記実施形態では、発注者側の発注者端末1から直接サービス提供サーバ2に対して注文を行うようにしたが、発注者側の規模が大きく多くの店舗を有するチェーンのような場合は、チェーン全体として発注管理を行う必要が生じる。次に、そのような場合に好適な例について説明する。発注者側で発注管理を行う場合に適した注文システムの構成を図10に示す。図10において、図1と同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図10に示した注文システムの特徴は、発注者側に管理サーバ5を設けた点である。管理サーバ5は、各発注者端末1により作成された注文データの管理を行う機能を有するサーバコンピュータである。管理サーバ5を利用する場合でも、発注者端末1からはネットワーク4を介してサービス提供サーバ2にアクセスし、注文部数の設定を行うことができる。ただし、発注者端末1からは注文データ記憶手段2dに記憶された注文データの更新ができないようになっている。発注者端末1において注文部数を設定すると、その内容は管理サーバ5に送信される。管理サーバ5では、各発注者端末からの注文部数の調整を行う。具体的には、各発注者端末からの注文部数を総注文部数内に収まるように修正する処理等を行うことになる。このようにして調整が行われた注文データは、管理サーバ5からサービス提供サーバ2に送信され、注文データ記憶手段2dに記憶される。注文データ記憶手段2dに登録された注文データを正式な受注として受注者側が扱うのは、上述の実施形態と同様である。
【0021】
上記実施形態では、広告として新聞に折り込む折込チラシを想定して説明したが、新聞の代わりに、所定のエリアに無料で配布されるフリーペーパーに本発明を適用しても良い。また、広告としては、配布物に限定されず、路線バスのラッピング広告等であっても良い。この場合は、新聞販売店エリアデータの代わりに路線データが利用されることになり、新聞配布部数の代わりに乗降客数が利用されることになる。すなわち、新聞、フリーペーパー、路線バス等のある地域における業務に付随した広告について本発明は適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、地図データに、ある業務の対象範囲を示す業務エリアデータを重ねて表示することにより、注文内容を指示する注文指示画面を発注者端末に提示し、注文指示画面に対して発注者から設定された注文内容である注文データをサービス提供サーバに送信し、送信された注文データをサービス提供サーバ内に記憶し、受注者端末がサービス提供サーバにアクセスしてサービス提供サーバ内に記憶された注文データを取得するようにしたので、広告主が新聞の販売店の配達エリア等のある業務の対象範囲を正確に特定して、必要な部数の注文を行うことが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る注文システムの構成図である。
【図2】本発明に係る注文方法の概要を示すフローチャートである。
【図3】発注者端末1に表示される登録画面の様子を示す図である。
【図4】発注者端末1に表示される注文指示画面の地図表示領域41を示す図である。
【図5】発注者端末1に表示される注文指示画面の新聞社選択領域51を示す図である。
【図6】各販売店エリアを地図上に表示した際の地図表示領域41の様子を示す図である。
【図7】設定対象とする販売店を指定した際の地図表示領域41の様子を示す図である。
【図8】発注者端末1に表示される注文指示画面の部数設定欄81を示す図である。
【図9】注文部数の新聞販売店別一覧を示す図である。
【図10】発注者側に部数管理機能を設けた場合の注文システムの構成図である。
【符号の説明】
1・・・発注者端末
2・・・サービス提供サーバ
2a・・・地図データ記憶手段
2b・・・新聞販売店データ(業務データ)記憶手段
2c・・・統計データ記憶手段
2d・・・注文データ記憶手段
3・・・受注者端末
4・・・ネットワーク回線
5・・・管理サーバ
41・・・地図表示領域
51・・・新聞社選択領域
81・・・部数設定欄
Claims (9)
- 広告の発注者が利用する端末装置である発注者端末と、広告の受注者が利用する端末装置である受注者端末が、それぞれネットワークを介してサーバコンピュータであるサービス提供サーバに接続された環境を利用して、発注者から受注者に広告の注文を行う方法であって、
地図データに、ある業務の対象範囲を示す業務エリアデータを重ねて表示することにより、注文内容を指示する注文指示画面を発注者端末に提示する注文指示画面提示段階と、
前記注文指示画面に対して発注者から設定された注文内容である注文データを前記サービス提供サーバに送信する段階と、
前記送信された注文データをサービス提供サーバ内に記憶する段階と、
前記受注者端末が前記サービス提供サーバにアクセスし、当該サービス提供サーバ内に記憶された注文データを取得する段階と、
を有することを特徴とする広告の注文方法。 - 前記注文指示画面には、業務の対象範囲に対応する業務の営業数値が表示されることを特徴とする請求項1に記載の広告の注文方法。
- 前記業務の対象範囲を示す業務エリアデータは、新聞販売店の担当範囲を示す新聞販売店エリアデータであり、前記業務の対象範囲に対応する業務の営業数値は、新聞の配布部数であることを特徴とする請求項2に記載の広告の注文方法。
- 前記発注者端末と前記サービス提供サーバは、前記複数の発注者端末を管理する管理サーバを介して接続されており、前記発注者端末で作成された注文データは、前記管理サーバを介して送信されることを特徴とする請求項1に記載の広告の注文方法。
- 前記注文指示画面提示段階は、さらに前記地図データに対応する行政区域の統計データを提示するものであることを特徴とする請求項1に記載の広告の注文方法。
- 前記業務エリアデータおよび営業数値を含む業務データは、前記受注者端末から随時更新されるものであることを特徴とする請求項2に記載の広告の注文方法。
- 地図データを表示可能な表示手段を有すると共に、データ入力を行うことが可能な入力手段を有する発注者端末と、
地図データを記憶した地図データ記憶手段と、業務エリアデータおよび営業数値を記憶した業務データ記憶手段と、発注者端末からの注文データを記憶する注文データ記憶手段と、
前記発注者端末からの指示に基づいて地図データおよび新聞販売店エリアデータを対応させて注文指示画面として前記発注者端末に送信する機能を有するサービス提供サーバと、
前記サービス提供サーバ内の注文データ記憶手段に記憶された注文データを取得する機能を有する受注者端末と、
を有することを特徴とする広告の注文システム。 - 前記業務データ記憶手段は、新聞販売店エリアデータおよび新聞の配布部数を記憶した新聞販売店データ記憶手段であることを特徴とする請求項7に記載の広告の注文システム。
- さらに、複数の発注者端末を管理するコンピュータである管理サーバを有し、当該管理サーバは、各発注者端末からの注文データを修正した後、修正後の注文データを前記サービス提供サーバに送信する機能を有することを特徴とする請求項7に記載の広告の注文システム。
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2002
- 2002-06-19 JP JP2002178813A patent/JP2004021828A/ja active Pending
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