JP2007149003A - ソフトウェア動作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】実行時の処理速度を落とさず、電源投入時間から実際に使用できるまでの期間を短縮し、素早く検査ができるようにしたソフトウェア動作装置を提供する。
【解決手段】第1の電源投入モードでは、起動時に、第1のメモリのプログラムを第3のメモリの設定状態を取得してプログラムに組み込んで展開し、第2のメモリに展開されたログラムを、第1のメモリにコピーして保存する。第2の電源投入モードでは、起動時に、第1のメモリに保存されている前回展開されたプログラムを第1のメモリから第2のメモリにコピーする。最初の起動時又は設定変更時には、第1の電源投入モードに設定され、2回目以降の起動時には、第2の電源投入モードに設定される。これにより、2回目以降の起動時では、起動時間が短縮する。
【選択図】図2
【解決手段】第1の電源投入モードでは、起動時に、第1のメモリのプログラムを第3のメモリの設定状態を取得してプログラムに組み込んで展開し、第2のメモリに展開されたログラムを、第1のメモリにコピーして保存する。第2の電源投入モードでは、起動時に、第1のメモリに保存されている前回展開されたプログラムを第1のメモリから第2のメモリにコピーする。最初の起動時又は設定変更時には、第1の電源投入モードに設定され、2回目以降の起動時には、第2の電源投入モードに設定される。これにより、2回目以降の起動時では、起動時間が短縮する。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば内視鏡などのソフトウェア動作装置に関するもので、特に、電源立ち上げ時の起動時間の短縮に係わる。
工業用の内視鏡装置には、長尺状の挿入部が設けられ、この挿入部の先端にはCCD(Charge Coupled Device)撮像素子が取り付けられる。この挿入部の先端が被検体の内部に挿入され、挿入部の先端のCCD撮像素子で、被検体の状態が撮影される。このような工業用の内視鏡装置は、プラントやビルのパイプのメンテナンス等に広く使われている他、ジェットエンジンの内部の検査、ボイラの内部の検査等に使用されている。
このような内視鏡装置を動作させるためのソフトウェアは、日本以外に各国で使用されることから、多くの言語が表示可能とされている。各国の言語は、制御ユニット中のグラフィック制御LSI(Large Scale Integration)に画像データを与えることで表示している。
ところで、グラフィックデータは、制御ユニット内のフラッシュROM(Read Only Memory)内に、各国の言語毎に領域を分けて格納してある。CPU(Central Processing Unit)は、これをDRAM(Dynamic Random Access Memory)に構造体として展開し、プログラムが使用できるフォーマットに変換する。
各言語毎のグラフィックデータは、構造体として展開してあるので、プログラムがグラフィックデータを使用する際は、構造体を指定するだけで良い。これにより、実行時間を短縮することができる、
しかしながら、このように、グラフィックデータを構造体として展開するようにした場合、電源投入から通常プログラムが実行できるようになるまで、選択されたグラフィックデータを取得し、DRAMに展開する時間が必要になる。このため、電源投入時からのソフトウェア動作装置の起動時間が長くなる。
起動時間を短縮する方法としては、特許文献1に示されているようなものがあるが、これは使用者の待ち時間に画像やメッセージを提供することで心理的な解決をしているため、実際の起動開始の時間が短縮されているとはいえない。
特開平9−325938号公報
このように、従来では、多国言語の機器では、各言語毎のグラフィックデータを構造体として展開するようにしている。ところが、このような構成では、選択された言語のグラフィックスを取得してDRAMに展開する必要があり、電源投入時からのソフトウェア動作装置の起動時間が長くなるという問題がある。
本発明は、上述の課題を鑑み、実行時の処理速度を落とさず、更にソフトウェア動作装置の電源投入時間から実際に使用できるまでの期間を短縮し、素早く検査ができるようにしたソフトウェア動作装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、プログラムを保存する不揮発性の第1のメモリと、前記プログラムが展開される第2のメモリと、前記プログラムの設定状態を保存する第3のメモリとを含むソフトウェア動作装置であって、起動時に、前記第1のメモリに保存されたプログラムを読み出し、前記第3のメモリに保存された設定状態を取得して、前記読み出したプログラムに前記取得した設定状態を組み込んで前記第2のメモリに展開し、この展開した前記設定状態を含むプログラムを、前記第1のメモリにコピーして保存する第1の電源投入モードと、起動時に、前記第1のメモリに保存された前記設定状態を含むプログラムを、前記第1のメモリから前記第2のメモリにコピーする第2の電源投入モードとが設定可能とされ、前記電源投入モードの状態を前記第3のメモリに保存するようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明では、最初の起動時又は設定変更時には、第1の電源投入モードに設定し、次回の起動時から、第2の電源投入モードに設定するようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明では、起動入時に、前記第1のメモリに保存されたプログラムを読み出し、前記第3のメモリに保存された設定状態を取得して、前記読み出したプログラムに前記取得した設定状態を組み込んで前記第2のメモリに展開する第3の電源投入モードを設定可能とするようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明では、設定状態は、言語の設定状態を含むようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明では、第1のメモリはフラッシュROMであり、第2のメモリはDRAMであり、第3のメモリはSRAMであることを特徴とする。
請求項6の発明では、第1のメモリに格納する設定状態を含むプログラムを、可逆圧縮して第1のメモリに保存するようにしたことを特徴とする。
本発明では、プログラムを保存する不揮発性の第1のメモリと、プログラムが展開される第2のメモリと、プログラムの設定状態を保存する第3のメモリとを含む。第1の電源投入モードでは、起動時に、第1のメモリに保存されたプログラムを読み出し、第3のメモリに保存された設定状態を取得して、読み出したプログラムに取得した設定状態を組み込んで第2のメモリに展開し、この展開した前記設定状態を含むプログラムを、第1のメモリにコピーして保存する。第2の電源投入モードでは、起動時に、第1のメモリに保存された、設定状態を含むプログラムを、第1のメモリから第2のメモリにコピーする。最初の起動時又は設定変更時には、第1の電源投入モードに設定され、2回目以降の起動時には、第2の電源投入モードに設定される。第2の電源投入モードのときには、第1のメモリにコピーされて保存された設定状態を含むプログラムを第2のメモリにコピーすると、作業領域が直ちに確保され、起動処理が完了する。これにより、電源投入時の起動時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態のソフトウェア動作装置としての内視鏡装置の構成を示すものである。
図1において、CPU1は、バス2を介して、フラッシュROM3、DRAM4、SRAM(Static Random Access Memory)5が接続されている。フラッシュROM3は不揮発性であり、プログラムが格納されている。DRAM4は、プログラムが展開されて実行される。SRAM5には、言語や装置毎の設定条件等の設定状態が保存されている。
また、バス2には、リアルタイムクロック6、グラフィック制御インターフェース9が接続される。リアルタイムクロック6は、プログラムで使用する時分秒/年月日を計時している。グラフィック制御インターフェース9は、CCU(Camera Control Unit)8の出力画像に対して、文字/画像を重畳する。
内視鏡の挿入部(図示せず)の先端には、CCD撮像素子7が設けられている。CCU8は、CCD撮像素子7を制御している。また、グラフィック制御インターフェース9の出力には、LCD(Liquid Crystal Display)ユニット10が接続されている。
更に、バス2には、DMA(Direct Memory Access)コントローラ11、通信アダプタ13、I/Oポート15が接続されている。DMAコントローラ11は、フラッシュROM3、DRAM4、グラフィック制御インターフェース9との間で、データを高速にやり取りするための制御を行う。通信アダプタ13は、内視鏡の挿入部の先端の湾曲を制御する湾曲制御ユニット12と通信を行う。I/Oポート15は、内視鏡先端から照明光を出射するためのランプを制御するランプ制御ユニット14と接続されている。また、バス2には、各種の入力を行うための入力部19が接続されている。
次に、本発明の第1の実施形態の動作について説明する。上述のように、バス2には、プログラムが格納されているフラッシュROM3と、プログラムが展開され、作業領域として使用されるDRAM4と、言語や装置毎の設定条件等の動作状態が保存されているSRAM5が接続されている。
フラッシュROM3は、容量が大きく、電源が供給されない状態でもデータを記憶しておくことができるが、データの記憶の回数に制限があり、動作速度が遅い。DRAM4は、動作速度が速いものの、電源が供給されなくなると、データを記憶しておくことができない。SRAM5は、電源が供給されていない状態であってもデータを記憶しておくことができ、データ記憶の回数制限がないが、記憶できるデータ量が少ない。
また、本発明の第1の実施形態では、SRAM5に、電源投入モードが記録される。電源投入モードとしては、モード「0」、モード「1」、モード「2」の3種類がある。モード「0」はテスト用である。モード「1」は、最初の電源投入や言語等を変更したときのモードである。モード「2」は、2回目以降の電源投入のモードである。
先ず、最初の電源投入では、電源投入モードがモード「1」に設定されている。電源投入モードがモード「1」に設定されているときには、電源投入時には、フラッシュROM3のプログラムは、SRAM5により言語や設定条件等の動作状態が構造体として指定されてプログラムに組み込まれ、DRAM4に展開される。DRAM4に言語や設定条件等を含むプログラムが展開されて作業領域が作成されると、CPU1の制御により、内視鏡装置の通常処理が行われるようになる。
また、DRAM4に言語や設定条件等を含むプログラムが展開されて作業領域が作成されると、このDRAM4に展開された言語や設定条件等を含むプログラムは、構造を保ったままフラッシュROM3にコピーされ、電源投入モードがモード「1」からモード「2」に変更される。
このような内視鏡装置では、挿入部の先端に、CCD撮像素子7が実装されている。また、挿入部のこれとは反対の端には、照明光となるランプが設けられる。このランプは、ランプ制御ユニット14により点灯制御される。このランプの照明光により、CCD撮像素子7は、外光のないところでも、撮影することが可能となる。CCD撮像素子7はCCU8により制御され、CCD撮像素子7で撮影された画像は、画像信号としてCCU8から出力され、LCDパネル18に表示される。
内視鏡装置の使用が終了されると、電源がOFFされる。前述したように、本発明の実施の形態では、最初の電源投入時に、DRAM4に展開された言語や設定条件等を含むプログラムは、フラッシュROM3にコピーされ、電源投入モードがモード「2」に変更されている。このため、電源をOFFしたとき、フラッシュROM3には、DRAM4に展開された言語や設定条件等を含むプログラムが保存され、また、SRAM5には、電源投入モードとして、モード「2」が保存される。
次に、電源が投入されるときには、電源投入モードがモード「2」に設定されている。このときには、言語や設定条件等を含むプログラムが構造を保ったままフラッシュROM3からDRAM4にコピーされる。これにより、直ちに、DRAM4に作業領域が確保され、内視鏡装置の通常処理が行われるようになる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態では、最初の電源投入時には、フラッシュROM3のプログラムが、SRAM5により言語や設定条件等の動作状態が構造体として指定され、プログラムに組み込まれて、DRAM4に展開される。このため、最初の電源投入時については、新たにDRAM4にプログラムを展開して作業領域を確保するのに時間がかかる。
しかしながら、2回目以降の電源投入時には、言語や設定条件等を含むプログラムがフラッシュROM3からDRAM4に構造を保ったままコピーされ、これにより、直ちに、作業領域が確保される。したがって、2回目以降の電源投入時には、起動時間を短縮することができる。
なお、フラッシュROM3にコピーされるDRAM4上の言語や設定条件を含むプログラムは、そのままの状態であっても、可逆圧縮した状態であっても良い。
本発明の第1実施形態の処理について、以下に詳述する。図2は、電源投入時の処理を示すフローチャートである。
図2に示すように、電源投入時には、先ず、SRAM5の電源投入モードが取得され、電源投入モードが何であるかが判断される(ステップS1)。前述したように、最初の電源投入では、電源投入モードがモード「1」に設定されている。したがって、最初の電源投入時には、ステップS1で、モード「1」であると判断されることになる。
ステップS1で、モード「1」であると判断された場合には、フラッシュROM3のプログラムが、言語や装置毎の設定条件等がSRAM5から取得され、DRAM4に展開される(ステップS2)。そして、選択言語のメッセージが表示される(ステップS3)。
言語としては、日本語、英語、フランス語等が設定可能であり、日本語が選択されると、操作メニュー等が日本語で表示され、英語が選択されると、操作メニュー等が英語で表示され、フランス語が選択されると、操作メニュー等がフランス語で表示されるようになる。
DRAM4に、言語や装置毎の設定条件等を含むプログラムが展開されたら、DRAM4に展開された言語、設定条件を含むプログラムは、構造を保ったままフラッシュROM3にコピーされる(ステップS4)。このDRAM4からフラッシュROM3へのコピーは、DMAコントローラ11により、高速に行うことができる。そして、電源投入モードがモード「1」からモード「2」に変更され(ステップS5)、通常処理が行われる。
2回目以降の電源投入時では、ステップS1で電源投入モードが取得され、電源投入モードが何であるかが判断される。このとき、電源投入モードは、モード「2」であると判断されることになる。
ステップS1で、モード「2」であると判断された場合には、フラッシュROM3からDRAM4に、言語、設定条件を含むプログラムが構造毎コピーされる。このフラッシュROM3からDRAM4へのコピーは、DMAコントローラ11により、高速に行うことができる。DRAM4に、言語、設定条件を含むプログラムがコピーされると、DRAM4に作業領域が確保され、直ちに、通常処理が開始される。
このように、2回目以降の電源投入時では、前回までにフラッシュROM3にコピーされた、言語、設定条件を含むプログラムを構造を保ったままDRAM4にコピーするだけで、DRAM4に作業領域が確保されるので、起動時間が短縮できる。
なお、ステップS7〜S8の処理は、テスト時の処理であり、これについては、後に説明する。
図3は、通常処理の間に、言語や各種の設定条件を変更するときの処理を示すフローチャートである。図3において、通常処理の間に、変更入力があったか否かが判断される(ステップS21)。そして、変更入力があった場合には、言語の変更か設定条件の変更かが判断される(ステップS22)。言語の変更の場合には、言語の変更入力に従って、選択言語の設定が変更される(ステップS23)。設定条件の変更の場合には、設定条件の変更入力に従って、設定条件の設定が変更される(ステップS24)。
そして、電源投入モードがモード「2」からモード「1」に変更され(ステップS25)、再起動を促すメッセージが表示され(ステップS6)、電源がOFFされる。
このように、言語や各種の設定条件を変更すると、電源投入モードがモード「2」からモード「1」に変更される。このため、次に電源を投入したときには、図2におけるステップS1で、電源投入モードはモード「1」であると判断されることになり、ステップS2で、変更された言語や設定条件がプログラムに組み込まれて、DRAM4に展開されることになる。
次に、ソフトウェアのテスト等を行うときの電源投入モードについて図4を参照して説明する。ソフトウェアのテスト等を行うときには、入力部19の操作により、電源投入モードがモード「0」に設定される。
図4において、通常処理時に、テスト設定入力があるか否かが判断され(ステップS31)、テスト設定入力があった場合には、電源投入モードがモード「2」からモード「0」に変更され(ステップS32)、再起動を促すメッセージが表示され(ステップS33)、電源がOFFされる。
このように、テストを行うときには、電源投入モードがモード「2」からモード「0」に変更される。このため、次に電源を投入したときには、図2におけるステップS1で、電源投入モードはモード「0」であると判断されることになる。図2において、モード「0」であると判断された場合には、フラッシュROM3のプログラムが、言語や装置毎の設定条件等がSRAM5から取得され、DRAM4に展開される(ステップS7)。そして、選択言語のメッセージが表示され(ステップS8)、テスト処理となる。
テスト処理時の動作は通常処理と同様であるが、通常処理では、ステップS4で、DRAM4からフラッシュROM3に言語、設定条件を含むプログラムがコピーされ、ステップS5で電源投入モードがモード「2」に変更されるが、テスト処理では、DRAM4からフラッシュROM3へのコピーは行われず、また、電源投入モードはモード「0」のままである。
図5は、テスト処理時の間に、言語や各種の設定条件を変更するときの処理を示すフローチャートである。図5において、テスト処理の間に、変更入力があったか否かが判断される(ステップS41)。変更入力があった場合には、言語の変更か設定条件の変更かが判断される(ステップS42)。言語の変更の場合には、言語の変更入力に従って、選択言語の設定が変更される(ステップS43)。設定条件の変更の場合には、設定条件の変更入力に従って、設定条件が変更される(ステップS44)。そして、再起動を促すメッセージが表示され(ステップS45)、電源がOFFされる。
このように、テスト処理の間では、言語や各種の設定条件を変更しても、電源投入モードはモード「0」のままである。このため、次に電源を投入したときにも、図2におけるステップS1で、電源投入モードはモード「0」であると判断されることになり、ステップS7〜S8で、変更された言語や設定条件がプログラムに組み込まれて、DRAM4に展開されることになる。
このように、電源投入モードをモード「0」に設定すると、電源起動時には毎回、フラッシュROM3のプログラムを、言語や装置毎の設定条件等がSRAM5から取得してプログラムに組み込んで、DRAM4に展開するようになる。したがって、毎回、起動時間は長くなるが、設定した言語や設定条件が確実に反映されたDRAM4に展開されるようになる。
図6は、テスト処理を抜けて、通常処理に移るための処理を示すフローチャートである。
テスト処理を抜ける場合には、入力部19から、テスト設定解除入力が与えられる。図6において、テスト処理動作を行っている間に、テスト設定解除入力が与えられたか否かが判断される(ステップS51)。テスト設定解除入力が与えられたら、電源投入モードがモード「0」からモード「1」に変更され(ステップS52)、再起動を促すメッセージが表示され(ステップS53)、電源がOFFされる。
このように、テスト処理を解除すると、電源投入モードがモード「0」からモード「1」に変更される。このため、次に電源を投入したときには、図2におけるステップS1で、電源投入モードはモード「1」であると判断されることになり、ステップS2で、変更された言語や設定条件がプログラムに組み込まれて、DRAM4に展開されることになる。
図7及び図8は、本発明の第1の実施形態における和文メニュー及び英文メニューを示すものである。図9は、SRAM5に設定される言語設定表である。
言語毎に表示するメニューの画像データは、フラッシュROM3内に領域別に格納されている。プログラムが実行されると、SRAM5の設定に従い、例えば和文である場合は図7に示す和文で表示されるメニューが表示され、英文の場合は図8に示す英文で表示されるメニューが表示される。
図10はメニューテーブルの構造を示す。メニューテーブルの構造自体は、和文と英文では同一であるものの、LCDユニット10に表示される言語が異なる。例えばメニューのタイトルを選択すると、メニューテーブル構造に基づき、直接入力を行うメニューウィンドウが表示され、この中に必要な情報を入力することができ、IMAGEメニューを選択すると、IMAGEメニューから派生するメニューを表示し、メインメニューと同様に制御を行う。次にメインメニューの中で図8に示すD/T/LOGOを選択するとサブメニュー(メニュー横に選択可能な値を表示しこれを選択可能な値を表示しこれを選択するようにしたメニュー方式)を表示し、値を選択することができる。このようなメニュー構造をフラッシュROM3に格納しておくことで、必要なテーブルの選択やメニュー全体の構造の速度を向上することができる。
図11は、本発明の第2の実施形態を示すものである。この実施形態では、第1実施形態に対して、PC(Personal Computer)18とネットワークを経由で通信可能なネットワーク制御ユニット17を持ち、ネットワーク制御ユニット17に対して通信アダプタ16を介してバス2と接続するようにしている。ネットワーク制御ユニット17には、更にグラフィック制御インターフェース9の出力が接続され、LCDユニット10に表示される画像と同じ画像が入力されている。他の部分については、第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
通信アダプタ16は、CPU1のI/Oポートとして、コマンドをネットワーク制御ユニット17に送信する。通信アダプタ16とネットワーク制御ユニット17の間の通信は所謂シリアル通信であり、この間では単にコマンドとステータスの受け渡ししか行わない。ネットワーク制御ユニット17とPC18の間は例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)による通信であり、ネットワーク制御ユニット17に入力される画像を取り込みこれを圧縮し、PC18に送信することができる。
また、ネットワーク制御ユニット17とPC18の間は有線によるLAN(Local Area Network)接続であっても、無線によるLAN接続であっても良い。無線LANの接続の際には、装置が電波を発しても良い環境でのみ電波を発するようにしなければならない。このように、無線LANによる設定は全ての機器でできるわけではないので、オプション設定となっている。
図12は、本発明の第2の実施形態における和文メニューを示すものである。図13は、SRAM5に設定される言語設定表である。図14はメニューテーブルの構造を示す。
第2の実施形態では、無線LANがオプションとなっているため、SRAM5の設定では、図12に示すように、無線LANが有効にできるか否かを設定可能となっている。また、図14に示すように、無線LANが設定可能である場合は、インデックス信号「006」にWIRELESSが挿入され、無線LANの可否設定が可能になる。このメインメニューの内容を第1実施例と同様にフラッシュROM3に記憶しておくことで、起動時間を短縮することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明は、内視鏡装置のような電子機器であるソフトウェア動作装置として広く利用することができる。
1:CPU
2:バス
3:フラッシュROM
4:DRAM
5:SRAM
6:リアルタイムクロック
7:CCD撮像素子
8:CCU
9:グラフィック制御インターフェース
10:LCDユニット
11:DMAコントローラ
12:湾曲制御ユニット
13:通信アダプタ
14:ランプ制御ユニット
15:I/Oポート
2:バス
3:フラッシュROM
4:DRAM
5:SRAM
6:リアルタイムクロック
7:CCD撮像素子
8:CCU
9:グラフィック制御インターフェース
10:LCDユニット
11:DMAコントローラ
12:湾曲制御ユニット
13:通信アダプタ
14:ランプ制御ユニット
15:I/Oポート
Claims (6)
- プログラムを保存する不揮発性の第1のメモリと、前記プログラムが展開される第2のメモリと、前記プログラムの設定状態を保存する第3のメモリとを含むソフトウェア動作装置であって、
起動時に、前記第1のメモリに保存されたプログラムを読み出し、前記第3のメモリに保存された設定状態を取得して、前記読み出したプログラムに前記取得した設定状態を組み込んで前記第2のメモリに展開し、この展開した前記設定状態を含むプログラムを、前記第1のメモリにコピーして保存する第1の電源投入モードと、
起動時に、前記第1のメモリに保存された前記設定状態を含むプログラムを、前記第1のメモリから前記第2のメモリにコピーする第2の電源投入モードとが設定可能とされ、
前記電源投入モードの状態を前記第3のメモリに保存するようにしたことを特徴とするソフトウェア動作装置。 - 最初の起動時又は設定変更時には、前記第1の電源投入モードに設定し、次回の起動時から、前記第2の電源投入モードに設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア動作装置。
- 起動時に、前記第1のメモリに保存されたプログラムを読み出し、前記第3のメモリに保存された設定状態を取得して、前記読み出したプログラムに前記取得した設定状態を組み込んで前記第2のメモリに展開する第3の電源投入モードを設定可能とするようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のソフトウェア動作装置。
- 前記設定状態は、言語の設定状態を含むようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のソフトウェア動作装置。
- 前記第1のメモリはフラッシュROMであり、前記第2のメモリはDRAMであり、前記第3のメモリはSRAMであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のソフトウェア動作装置。
- 前記第1のメモリに格納する前記設定状態を含むプログラムを、可逆圧縮して前記第1のメモリに保存するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のソフトウェア動作装置。
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