JP2007148334A - 液晶表示装置用光拡散板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の光拡散板は、熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に転写法により形成された少なくとも1層の薄膜を有する光拡散板であって、前記薄膜のうち少なくとも1層が帯電防止剤を含有することを特徴とする。本発明の製造方法は、このような光拡散板の製造方法であって、熱可塑性樹脂シートを押出成形すると共に、熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に少なくとも1層の薄膜を、前記薄膜のうち少なくとも1層が帯電防止剤を含有するように、転写することを特徴とする。
【選択図】なし
Description
本発明の光拡散板は、熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に少なくとも1層の薄膜を有する光拡散板であって、薄膜のうち少なくとも1層が帯電防止剤を含有することを特徴とする。ここで、少なくとも片面とは、熱可塑性樹脂シートの表面または裏面のいずれか一方または両方を意味する。また、少なくとも1層の薄膜とは、薄膜が単層である場合と、薄膜が複数層である場合とを包含することを意味する。
本発明の光拡散板において、熱可塑性樹脂シートは、光拡散板の本体をなすものである。それゆえ、熱可塑性樹脂シートは光透過性である必要がある。具体的には、熱可塑性樹脂シートは、ヘイズが好ましくは0%以上、20%以下、より好ましくは0%以上、10%以下であり、および/または、全光線透過率が好ましくは70%以上、100%以下、より好ましくは85%以上、100%以下である。なお、ヘイズおよび全光線透過率は、JIS K7105に準拠した測定法により測定した値である。
ηsp/c=[η]+0.45×[η]2c
[η]=1.23×10−4M0.83
(ただし、c=0.7、[η]は極限粘度、Mは粘度平均分子量)
本発明の拡散板において、薄膜は、熱可塑性樹脂シートの片面または両面に形成されている。薄膜を構成する材質としては、例えば、(メタ)アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの樹脂のうち、(メタ)アクリル系樹脂が特に好適である。
本発明の光拡散板において、薄膜のうち少なくとも1層は帯電防止剤を含有する。ここで、薄膜のうち少なくとも1層とは、薄膜が単層の場合には、その薄膜を意味し、薄膜が複数層の場合には、複数の薄膜のうち少なくとも1つの薄膜を意味する。薄膜のうち少なくとも1層に帯電防止剤を含有させるのは、空気中に存在する塵埃の影響を防止することを目的としているからである。
本発明の光拡散板において、薄膜のうち少なくとも1層は、好ましくは、紫外線吸収剤を含有する。ここで、薄膜のうち少なくとも1層とは、薄膜が単層の場合には、その薄膜を意味し、薄膜が複数層の場合には、複数の薄膜のうち少なくとも1つの薄膜を意味する。紫外線吸収剤を含有する薄膜は、好ましくは、光拡散板が光源からの光を受ける側の表面に形成されている。光源からの光の影響を防止することを目的としているからである。それゆえ、紫外線吸収剤を含有する薄膜を設ければ、光拡散板が高い耐光性を有するので、液晶表示装置において、表示画像をさらに長期間にわたり安定化させると共に、その表示品位を向上させることができる。
本発明の光拡散板において、薄膜のうち少なくとも1層は、好ましくは、蛍光増白剤を含有する。ここで、薄膜のうち少なくとも1層とは、薄膜が単層の場合には、その薄膜を意味し、薄膜が複数層の場合には、複数の薄膜のうち少なくとも1つの薄膜を意味する。蛍光増白剤は、光源からの光に含まれる紫外線のエネルギーを吸収し、このエネルギーを可視光に変換する作用を有する。それゆえ、蛍光増白剤を含有する薄膜を設けると、光の屈折や吸収による光線の損失を補うことができ、光の均一性や輝度が向上する。
本発明の光拡散板において、薄膜のうち少なくとも1層は、好ましくは、微粒子を含有する。ここで、薄膜のうち少なくとも1層とは、薄膜が単層の場合には、その薄膜を意味し、薄膜が複数層の場合には、複数の薄膜のうち少なくとも1つの薄膜を意味する。微粒子は、光源からの光を均一かつ良好に拡散するので、光の均一性や輝度が向上する。薄膜に含有される微粒子は、実質的に均一に分散されていることが好ましい。
本発明の光拡散板は、従来公知の直下型バックライトユニットまたはサイドライト型バックライトユニットの光拡散板として利用することができるが、液晶表示装置の表示画像を長期間にわたり安定化させると共に、その表示品位を向上させることができるので、特に、15インチを超える液晶テレビやデスクトップ型パーソナルコンピュータの液晶ディスプレイに用いられる大型の液晶表示装置に、直下型バックライトユニットの光拡散板として用いることが好ましい。
本発明による光拡散板の製造方法は、熱可塑性樹脂シートを押出成形すると共に、熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に少なくとも1層の薄膜を、薄膜のうち少なくとも1層が帯電防止剤を含有するように、転写することを特徴とする。
熱可塑性樹脂シートに薄膜を転写するには、まず、薄膜を構成する樹脂と、帯電防止剤や紫外線吸収剤などの所望の添加剤とを、有機溶媒に溶解または分散させて、樹脂混合液を調製し、次いで、この樹脂混合液を牽引フィルムの表面に塗布し、乾燥させて、牽引フィルムの表面に薄膜を形成してなる転写フィルムを調製する。なお、薄膜が複数層の場合には、牽引フィルムの表面に各々の薄膜に対応する樹脂混合液を塗布し、乾燥させる工程を繰り返せばよい。
光拡散板は、熱可塑性樹脂シートを押出成形すると共に、熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に転写フィルムを圧着して、転写フィルムから熱可塑性樹脂シートに薄膜を転写することにより、製造することができる。熱可塑性樹脂シートの押出成形には、従来公知のシート押出成形機を採用すればよく、転写フィルムの圧着には、従来公知の圧着ラミネート装置を採用すればよい。なお、圧着ラミネート装置は、熱可塑性樹脂シートを押出成形すると共に、転写フィルムを圧着する必要があるので、例えば、シートを構成する熱可塑性樹脂の温度がガラス転移温度以上になる位置に取り付けておくとよい。
牽引フィルムの表面に薄膜を形成した転写フィルムの断面に対して、任意の10点をミクロトームで厚さ15μmにスライスし、その断面を顕微鏡で観察して薄膜の厚さを実測し、その10点平均を薄膜の厚さとした。
光拡散板の防塵性能は、光拡散板の表面のうち、帯電防止剤を含有する薄膜を有する側の表面固有抵抗値を測定して評価した。なお、表面固有抵抗値は、測定試料を温度23℃、湿度60%RHの雰囲気中で24時間放置した後、ハイレジスタンスメーター(HP4339A、ヒューレット・パッカード社製)およびセンサー(16008、ヒューレット・パッカード社製)を用いて測定した。測定電圧は250Vであり、チャージ時間は60秒間であった。
光拡散板を透過する光の輝度は、輝度測定計(BM−7型、トプコン社製)を用いて測定した。測定室内の雰囲気を温度25℃、湿度60%RHとし、15インチ型液晶表示装置用の直下型バックライトユニット(冷陰極管ランプの強度が10,000cd/m2となるようにランプ強度を設定)に、縦231mm、横321mmの測定試料を組み込み、測定試料における9点の輝度(cd/m2)を測定し、その平均値を輝度とした。なお、輝度の測定部位は、光拡散板の中心点と、中心から縦方向へ上下に77mm離れた位置における2点と、これらの3点から横方向へ左右に107mm離れた位置における6点とからなる合計9点とした。測定距離は50cmであり、視野角は1°であった。
光拡散板に紫外線を長時間にわたり照射した後、上記と同様にして、光拡散板の防塵性能を評価すると共に、光拡散板を透過する光の輝度を測定して評価した。なお、紫外線は、紫外線照射装置(アイスーパーテスターW14型、岩崎電気社製)を用いて、63℃で20時間照射した。紫外線の照射強度は100mW/cm2であった。
牽引フィルムの剥離強度は、光拡散板を長さ150mm、幅25mmの大きさに切断し、23℃、50%RHの雰囲気下に30分間放置した後、引張試験機(製品名:QC引張試験機、テスター産業社製)を用いて、牽引フィルムの一端(長さ方向の一端)を180°方向に、300mm/minの速度で引っ張り、牽引フィルムと薄膜との間で剥離するのに必要な力を測定した。なお、剥離強度は、N/cmで表示する。
<転写フィルムの調製>
トルエン/イソプロピルアルコール(質量比70/30)混合溶媒1,000部に、帯電防止剤である下記式:
ポリカーボネート系樹脂(ユーピロンE2000FN、三菱エンジニアプラスチック社製)100質量%と、シリカ粒子(シーホスターKE−P150、日本触媒社製;平均粒子径1.5μm)0.5質量%と、酸化防止剤(イルガノックス2215、チバスペシャリティーケミカル社製;フェノール・リン酸・ラクトンの3種混合系)0.05質量%と、蛍光増白剤(ユビテックスOB、チバスペシャリティーケミカル社製;オキサゾール系)0.003質量%とを、ベント・ギアポンプ付・3本ロール・2本ロール圧着ラミネート装置付のシート押出成形機に供給し、成形温度280℃でシート成形を行った。ポリカーボネート系樹脂の樹脂温度がガラス転移温度以上になる位置に、2本ロール圧着ラミネート装置を取り付け、熱可塑性樹脂シートと転写フィルムとを、転写フィルムの表面に形成された薄膜が熱可塑性樹脂シートと対向するようにして圧着させ、熱可塑性樹脂シートの片面に帯電防止剤と紫外線吸収剤とを含有する薄膜を1層有する光拡散板(厚さ2mm)を得た。
得られた光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は6×109Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は4,000cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は3,850cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は3.75%であった。また、促進耐光試験を行ってから光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は4×1011Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、3,600cd/m2、その低下率は6.49%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は0.5N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
トルエン/イソプロピルアルコール(質量比70/30)混合溶媒1,000部に、アクリル系樹脂(スミペックEXA、住友化学社製;屈折率1.49)46.75部と、帯電防止剤であるテトラブチルアンモニウムクロリド0.75質量%と、紫外線吸収剤(チヌピン1577、チバスペシャリティーケミカル社製;トリアジン系)2.5質量%とを添加して、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ38μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で5分間乾燥させて、牽引フィルム上に帯電防止剤と紫外線吸収剤とを含有するアクリル系樹脂からなる薄膜(厚さ4μm)が1層形成された転写フィルムを得た。
上記で得た転写フィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの片面に帯電防止剤と紫外線吸収剤とを含有する薄膜を1層有する光拡散板(厚さ2mm)を得た。
得られた光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は2×1012Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は4,000cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は3,800cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は5%であった。また、促進耐光試験を行ってから光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は8×1013Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、3,550cd/m2、その低下率は6.58%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は0.4N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
アクリル系樹脂(スミペックEXA、住友化学社製;屈折率1.49)10質量%を含有するトルエン溶液に、紫外線吸収剤(トミソーブ800、エーピーアイコーポレーション社製;ベンゾフェノン系)0.5質量%を添加して、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ38μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で5分間乾燥させて、牽引フィルム上に紫外線吸収剤を含有する薄膜(厚さ1μm)が1層形成された転写フィルムを得た。
上記で得た転写フィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの片面に帯電防止剤と蛍光増白剤とを含有する薄膜を1層有し、その上に紫外線吸収剤を含有する薄膜を1層有する光拡散板(厚さ2mm)を得た。
得られた光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は4×1010Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は4,000cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は4,200cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は−5%であった。また、促進耐光試験を行ってから光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は5×1012Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、4,000cd/m2、その低下率は4.8%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は0.5N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
トルエン/イソプロピルアルコール(質量比70/30)混合溶媒1,000部に、紫外線吸収性を有するアクリル系樹脂溶液(ユーダブルUV−G714、日本触媒社製;固形分40%、溶剤メチルエチルケトン)120部と、帯電防止剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.5部とを添加し、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ38μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で5分間乾燥させて、牽引フィルム上に帯電防止剤を含有し、かつ紫外線吸収性を有するアクリル系樹脂からなる薄膜(厚さ3μm)が1層形成された転写フィルムを得た。
上記で得た転写フィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの片面に帯電防止剤を含有し、かつ紫外線吸収性を有する薄膜を1層有する光拡散板(厚さ3mm)を得た。
得られた光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は2×1011Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は3,500cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は3,500cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は0%であった。また、促進耐光試験を行ってから光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は2×1013Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、3,375cd/m2、その低下率は3.6%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は0.4N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
紫外線吸収性を有するアクリル系樹脂(ハルスハイブリッドUV−G301、日本触媒社製;固形分43%、溶剤酢酸エチル)100部に、酢酸エチル340部と、第4級アンモニウム塩型の帯電防止剤(レジスタットPU−101、第一工業製薬社製)13部とを添加して、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ38μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で5分間乾燥させて、牽引フィルム上に帯電防止剤を含有し、かつ紫外線吸収性を有するアクリル系樹脂からなる薄膜(厚さ3μm)が1層形成された転写フィルムを得た。
上記で得た転写フィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの片面に帯電防止剤を含有し、かつ紫外線吸収性を有する薄膜を1層有する光拡散板(厚さ3mm)を得た。
得られた光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は6×1010Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は3,600cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は3,600cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は0%であった。また、促進耐光試験を行ってから光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は2×1013Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、3,475cd/m2、その低下率は3.5%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は0.5N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
トルエン/イソプロピルアルコール(質量比70/30)1,000部に、アクリル系樹脂(スミペックEXA、住友化学社製;屈折率1.49)50部と、帯電防止剤である下記式:
で示される第4級アンモニウムサルフェート(カチオン系界面活性剤)4.0部と、微粒子であるアクリル系透明球状粒子(エポスターMA1006、日本触媒社製;平均粒子径6μm)4部とを添加して、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ40μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で5分間乾燥させて、牽引フィルム上に帯電防止剤と微粒子とを含有する薄膜(厚さ10μm)が1層形成された転写フィルム(1)を得た。
上記で得た転写フィルム(1)および(2)を2本ロール圧着ラミネート装置に積載し、押出成形される熱可塑性樹脂シートの両面にそれぞれ圧着したこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの一方の面に帯電防止剤と微粒子とを含有する薄膜(1)を1層有し、熱可塑性樹脂シートの他方の面に帯電防止剤を含有し、かつ紫外線吸収性を有する薄膜(2)を1層有する光拡散板(厚さ2mm)を得た。
得られた光拡散板の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は、薄膜(1)面側が9×1010Ω、薄膜(2)面側が2×1011Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は4,000cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は4,100cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は−2.5%であった。また、促進耐光試験を薄膜(2)面側照射で行ってから光拡散板の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は、薄膜(2)面側が2×1013Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、3,950cd/m2、その低下率は3.7%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は、薄膜(1)面側が0.1N/cm、薄膜(2)面側が0.4N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
トルエン/イソプロピルアルコール(質量比70/30)混合溶媒1,000部に、アクリル系樹脂(スミペックEXA、住友化学社製;屈折率1.49)49.5部と、帯電防止剤であるステアリルスルホン酸ナトリウム0.5部とを添加して、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ38μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で5分間乾燥させて、牽引フィルム上に帯電防止剤を含有するアクリル系樹脂からなる薄膜(厚さ1μm)が1層形成された転写フィルムを得た。
上記で得た転写フィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの片面に帯電防止剤を含有する薄膜を1層有する光拡散板(厚さ1mm)を得た。
得られた光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は3×1010Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は4,500cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は4,610cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は2.4%であった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能を示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は0.5N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
トルエン1,000部に、アクリル系樹脂(スミペックEXA、住友化学社製;屈折率1.49)100部と、紫外線吸収剤(シーソーブ202、シプロ化成社製;サリチル酸フェニルエステル系)5.0質量%とを添加して、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ38μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で5分間乾燥させて、牽引フィルム上に紫外線吸収剤を含有する薄膜(厚さ0.5μm)が1層形成された転写フィルムを得た。
上記で得た転写フィルムを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの片面に紫外線吸収剤を含有する薄膜を1層有し、その上に帯電防止剤を含有する薄膜を1層有する光拡散板(厚さ2mm)を得た。
得られた光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は5×1010Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は4,000cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は4,050cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は1.25%であった。また、促進耐光試験を行ってから光拡散板の薄膜面側の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は2×1012Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、3,900cd/m2、その低下率は3.7%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は0.5N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
<転写フィルムの調製>
トルエン/イソプロピルアルコール(質量比70/30)混合溶媒1,000部に、紫外線吸収性を有するアクリル系樹脂溶液(ユーダブルUV−G714、日本触媒社製;固形成分40%、溶剤メチルエチルケトン)120部と、帯電防止剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.5部とを添加し、混合液を得た。この混合液を、牽引フィルムである2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡エステルフィルム、東洋紡績社製;厚さ38μm、幅600mm)に、ロールリバースコーターで塗布し、80℃で10分間乾燥させて、牽引フィルム上に帯電防止剤を含有し、かつ紫外線吸収性を有する薄膜(厚さ1μm)が1層形成された転写フィルム(1)を得た。
上記で得た転写フィルム(1)および(2)を2本ロール圧着ラミネート装置に積載し、押出成形される熱可塑性樹脂シートの両面にそれぞれ圧着したこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの一方の面に帯電防止剤を含有し、かつ紫外線吸収性を有する薄膜(1)を1層有し、熱可塑性樹脂シートの他方の面に帯電防止剤と蛍光増白剤とを含有する薄膜(2)を1層有する光拡散板(厚さ2mm)を得た。
得られた光拡散板の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は、薄膜(1)面側が2×1011Ω、薄膜(2)面側が4×1010Ωであり、防塵性能に優れていた。光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、薄膜の転写前は4,000cd/m2であるのに対し、薄膜の転写後は4,100cd/m2であり、薄膜の転写による輝度の低下率は−2.5%であった。また、促進耐光試験を薄膜(1)面側照射で行ってから光拡散板の防塵性能を評価したところ、表面固有抵抗値は、薄膜(1)面側が2×1011Ωであり、依然として防塵性能に優れ、光による劣化は見られなかった。また、光拡散板を透過する光の輝度を測定したところ、3,950cd/m2、その低下率は3.7%であり、輝度の低下は少なく、光による劣化は見られなかった。このように、本実施例の光拡散板は、防塵性能と耐光性とを示した。さらに、薄膜を転写した後の牽引フィルムの剥離強度は、薄膜(1)面側が0.1N/cm、薄膜(2)面側が0.4N/cmであり、光拡散板の保護フィルムとして利用可能であった。
転写フィルムを用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして、薄膜を有しない光拡散板を製造した。得られた光拡散板の表面固有抵抗値は5×1017Ωであり、防塵性能を有しなかった。
帯電防止剤を添加しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、熱可塑性樹脂シートの片面に帯電防止剤を含有しない薄膜を1層有する光拡散板を製造した。得られた光拡散板の薄膜面側の表面固有抵抗値は3×1017Ωであり、防塵性能を有しなかった。また、薄膜を形成する前後の輝度は4,000cd/m2と変化がなく、その低下率は0%であったが、促進耐光試験後の輝度は3,000cd/m2であり、その低下率が25%と大きく、耐光性に劣っているので、液晶表示装置用のバックライトユニットに用いるには不適当であった。
転写フィルムを用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして得たポリカーボネート系樹脂製の熱可塑性樹脂シート(厚さ2mm)に帯電防止スプレー(SB−8、ショーワ株式会社製)を塗布して(厚さ8μm)光拡散板を製造した。得られた光拡散板の薄膜面側の表面固有抵抗値は3×109Ωであり防塵性能に優れていた。しかし、促進耐光試験後の表面固有抵抗値は4×1017Ωであり、耐光性に劣っていた。また、帯電防止スプレーの塗布前の輝度が4,000cd/m2であるのに対し、帯電防止スプレーの塗布後の輝度は3,100cd/m2であり、その低下率は23%と大きく、液晶表示装置用のバックライトユニットに用いるのは不適当であった。
転写フィルムを用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして得たポリカーボネート系樹脂製の熱可塑性樹脂シート(厚さ2mm)に酸化亜鉛系の帯電防止コーティング(DCプレート、積水化学社製;厚さ3μm)を両面に施して光拡散板を製造した。得られた光拡散板の表面固有抵抗値は2×106Ωであり、防塵性能に優れていた。しかし、帯電防止コーティングを施す前の輝度が4,000cd/m2であるのに対し、帯電防止コーティングを施した後の輝度は2,800cd/m2であり、その低下率が30%と大きく、液晶表示装置用のバックライトユニットに用いるには不適当であった。
転写フィルムを用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして得たポリカーボネート系樹脂製の熱可塑性樹脂シート(厚さ2mm)に粘着層付き光触媒塗工フィルム(ラクリーン、キモト社製;厚さ75μm)を貼り付けて光拡散板を製造した。得られた光拡散板のフィルム貼付面側の表面固有抵抗値は2×109Ωであり、防塵性能に優れていた。しかし、光触媒塗工フィルムを貼り付ける前の輝度が4,000cd/m2であるのに対し、光触媒塗工フィルムを貼り付けた後の輝度は3,000cd/m2であり、その低下率が25%と大きく、液晶表示装置用のバックライトユニットに用いるには不適当であった。
Claims (12)
- 熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に転写法により形成された少なくとも1層の薄膜を有する光拡散板であって、前記薄膜のうち少なくとも1層が帯電防止剤を含有することを特徴とする液晶表示装置用光拡散板。
- 前記シートを構成する熱可塑性樹脂がポリカーボネート系樹脂である請求項1記載の光拡散板。
- 前記薄膜のうち少なくとも1層が紫外線吸収剤を含有する請求項1または2記載の光拡散板。
- 前記薄膜が帯電防止剤を含有する層と紫外線吸収剤を含有する層とを積層してなる請求項1〜3のいずれか1項記載の光拡散板。
- 前記薄膜のうち少なくとも1層が蛍光増白剤を含有する請求項1〜4のいずれか1項記載の光拡散板。
- 前記薄膜のうち少なくとも1層が微粒子を含有する請求項1〜5のいずれか1項記載の光拡散板。
- 促進耐光試験後における輝度の低下率が20%以下であり、かつ促進耐光試験後における表面固有抵抗値が1014Ω以下である請求項1〜6のいずれか1項記載の光拡散板。
- 請求項1記載の光拡散板を製造する方法であって、熱可塑性樹脂シートを押出成形すると共に、熱可塑性樹脂シートの少なくとも片面に少なくとも1層の薄膜を、前記薄膜のうち少なくとも1層が帯電防止剤を含有するように、転写することを特徴とする製造方法。
- 前記転写は牽引フィルムの表面に前記薄膜を形成してなる転写フィルムを用いて行う請求項8記載の製造方法。
- 前記牽引フィルムの耐熱温度が80℃以上である請求項8または9記載の製造方法。
- 前記牽引フィルムの厚さが10μm以上、100μm以下である請求項8〜10のいずれか1項記載の製造方法。
- 前記薄膜を転写した後の前記牽引フィルムの剥離強度が0.02N/cm以上、1.0N/cm以下である請求項8〜11のいずれか1項記載の製造方法。
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