JP2007147944A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007147944A JP2007147944A JP2005341605A JP2005341605A JP2007147944A JP 2007147944 A JP2007147944 A JP 2007147944A JP 2005341605 A JP2005341605 A JP 2005341605A JP 2005341605 A JP2005341605 A JP 2005341605A JP 2007147944 A JP2007147944 A JP 2007147944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- charging
- toner
- image
- charged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】シリコン原子を母体とする非単結晶材料で構成された光導電層を有し、表面の体積抵抗が108Ω・cm以上1015Ω・cm以下である感光体表面に接触して、該感光体との接触部に体積抵抗104Ω・cm以上1010Ω・cm以下の帯電磁性粒子を介在させて、かつ感光体に対して周速差をもって移動して該感光体を帯電し、該感光体上に静電潜像を形成し、トナーをトナー担持体に担持させて、該トナー担持体から該感光体表面に該トナーを供して該静電潜像を現像してトナー像を形成し、現像されたトナー像を転写材に転写させる画像形成方法において、一次粒子が立方体状及び/又は直方体状の粒子形状かつ一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下である無機粉体研磨粒子が、帯電装置内に導電粒子に対して0.01質量%以上8質量%以下存在する。
【選択図】なし
Description
接触帯電部材と被帯電体との微小間隙に生じる放電現象により被帯電体表面が帯電する機構である。放電帯電機構は接触帯電部材と被帯電体に一定の放電閾値を有するため、帯電電位より大きな電圧を接触帯電部材に印加する必要がある。また、コロナ帯電器に比べれば発生量は格段に少ないが、放電生成物を生じることが原理的に避けられないため、オゾンなど活性イオンによる弊害は避けられない。
接触帯電部材から被帯電体に直接に電荷が注入されることで被帯電体表面が帯電する系である。直接帯電、あるいは注入帯電、あるいは電荷注入帯電とも称される。より詳しくは、中抵抗の接触帯電部材が被帯電体表面に接触して、放電現象を介さずに、つまり放電を基本的に用いないで被帯電体表面に直接電荷注入を行うものである。よって、接触帯電部材への印加電圧が放電閾値以下の印加電圧であっても、被帯電体を印加電圧相当の電位に帯電することができる。この帯電系はイオンの発生を伴わないため放電生成物による弊害は生じない。しかし、直接注入帯電であるため、接触帯電部材の被帯電体への接触性が帯電性に大きく効いてくる。そこでより高い頻度で被帯電体に接触する構成をとるため、接触帯電部材はより密な接触点を持つ、被帯電体との速度差を多く持つ等の構成が必要となる。(例えば、特許文献2参照。)
この注入帯電機構を主に利用して感光体表面を帯電させることにより、放電生成物を減らし、放電生成物による感光体の劣化を抑制することができる。
すなわち、上記したような、主に注入帯電機構により帯電させることで放電生成物の生成は減少するが、わずかながらに放電現象も起きており、表面抵抗が低抵抗化しやすいアモルファスシリコン感光体においては、画像流れ現象が発生する場合がある。さらに、放電生成物の発生する個所は帯電装置に限らず、現像・転写前帯電・転写工程等高圧が印加される個所においても放電生成物が発生する。
2×D/3 ≦ Sm/Rz
を満たすことを特徴とする1〜9記載の画像形成方法。
図1に本発明に係る画像形成装置の一例を示す。なお、同図は、デジタル方式の複写機の概略構成を示す縦断面図である。同図に示す複写機は、感光体としてドラム型の電子写真感光体101を備えている。この感光体101は、駆動手段(不図示)によって矢印方向に回転駆動される。感光体101の周囲には、その回転方向に沿ってほぼ順に、一次帯電手段である帯電ローラ102、露光手段103、現像器(現像手段)104、転写帯電器(転写手段)105が配設されている。さらに、転写材111の搬送方向(矢印方向)の転写帯電器105の下流側(同図中の左側)には、定着器106が配設されている。感光体101表面は、一次帯電器102により帯電される。次いで、露光手段103から発せられるレーザ光により、イメージ露光が行なわれ、レーザ光照射部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。感光体101上の静電潜像は、現像器104の帯電したトナーによって現像される。現像された感光体101上のトナー像は、矢印方向に搬送される転写材111に、転写帯電器105によって転写される。トナー像転写後の転写材111は定着器106に搬送され、ここで加熱・加圧を受けて、表面にトナー像が定着される。転写後に感光体に残った転写残トナーは現像装置に回収されて再度現像に供される。
注入帯電方式は、中抵抗の接触帯電部材で、中抵抗の表面抵抗を持つ感光体の電荷注入層に電荷を充電して帯電を行うものである。
図1中の帯電装置102は感光体101に当接された接触帯電部材としての導電磁気ブラシであり、外径16mmの非磁性導電帯電スリーブと、これに内包されるマグネットロールと、帯電スリーブ上での帯電磁性粒子とによって構成され、マグネットロールは固定され、帯電スリーブが回転駆動可能となっている。帯電スリーブ表面でのマグネットによる磁束密度は800×10-4T(テスラ)である。帯電磁性粒子を帯電スリーブ上に厚さ1mm長手幅220mmでコートして感光体101との間に幅約5mmの帯電ニップを形成し、感光体と接触させる。このスリーブには帯電バイアス印加電源から−700VのDC帯電バイアスが印加されていて、感光体101の帯電面がほぼ−700Vに一様に帯電される。
帯電磁性粒子が注入帯電に用いられる場合、本発明において用いられる電子写真感光体は、支持体より最も離れた層、即ち表面層として電荷注入層を有する。この電荷注入層の体積抵抗値は、十分な帯電性が得られ、また、画像流れを起こしにくくするために、1×108 Ωcm以上1×1015Ωcm以下であることが好ましく、特には画像流れの点から1×1010Ωcm以上1×1015Ωcm以下、更に環境変動なども考慮すると、1×1012Ωcm以上1×1015Ωcm以下であることが好ましい。電荷注入層の体積抵抗値が1×108 Ωcm未満では高湿環境で帯電電荷が表面方向に保持されないため画像流れを生じ易くなることがあり、一方1×1015Ωcmを越えると帯電部材からの帯電電荷を十分注入、保持できず、帯電不良を生じる傾向にある。このような機能層を感光体表面に設けることによって、帯電部材から注入された帯電電荷を保持する役割を果たし、更に光露光時にこの電荷を感光体支持体に逃がす役割を果たし、残留電位を低減させる。また、本発明に係わる帯電部材と感光体を用いることでこのような構成をとることによって、帯電開始電圧Vthが小さく、感光体帯電電位を帯電部材に印加する電圧のほとんど90%以上に収束させることが可能になった。
本例の電子写真感光体は、例えばAl、ステンレス等の導電性材料からなる基体301上に、光導電層302および表面保護層303を順次積層したものである(図3(a)参照)。
本発明者らが鋭意検討を行った結果、一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下であり、粒子形状が概略立方体または直方体である直方体状結晶である無機微粉体を感光体表面と帯電接触部材との間に介在させて摺擦することで高硬度感光体における放電生成物質、紙粉、トナー等の付着物を除去でき、画像流れや感光体上への異物の融着を防止できることを見出した。
また、本発明における研磨粒子は、帯電装置内での帯電磁性粒子との摩擦帯電において使用するトナーと逆極性に帯電するのが望ましい。トナーと逆極性に帯電することで、帯電バイアスによる帯電装置からのトナーの吐き出しと研磨剤の保持を制御しやすく、特にクリーナレスシステムにおいてトナーの劣化が抑制できる。
本発明のトナーの製造方法は特に限定されず、懸濁重合法、乳化重合法、会合重合法、混錬粉砕法などが用いられる。
本発明の粉砕法トナーに用いられる結着樹脂としては、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸アクリル共重合体、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂等を単独または混合して使用できるが、中でもスチレン−アクリル、スチレン−メタクリル共重合樹脂、ポリエステル樹脂が好ましい。
本発明では図5に示すように、感光体表面503を直方体状研磨粒子502が付着した帯電磁性粒子501により矢印方向に摺擦する画像形成方法を用いるものである。しかしながら、感光体表面は微細な粗さを有していることがあり、本発明者らの検討によれば、その場合粗さによる凹部分が小さく、帯電磁気ブラシの帯電磁性粒子が入れない大きさであると研磨粒子が担持された帯電磁性粒子による感光体表面の研磨がおこなわれにくく、研磨効果が発現しにくいことが判明した。
2×D/3 ≦ Sm/Rz
を満たすと良い結果をもたらすことがわかった。
上記式を満たすことにより、研磨剤を担持した帯電磁性粒子による研磨及び注入帯電が効率よく行われる。
研磨剤の帯電磁性粒子への付着は、帯電磁性粒子に研磨剤をあらかじめ外添しておく方法に加えて、他に供給手段を設ける方法がある。
VHF帯を用いた高周波プラズマCVD法による電子写真装置用感光体の製造装置を用い、表面を切削して粗さを持たせたψ30のアルミニウムシリンダー上に、電荷注入阻止層、光導電層、表面層からなるa−Si系感光体を作製した。切削条件を変えてシリンダー基体表面形状の異なる感光体A〜Fを得た。得られた感光体のビッカース硬度(JIS規格)は1200Kg/m2であった。表面の表面粗さRz(μm)及び溝間隔Sm(μm)の値を表1に示す。感光体表面粗さは、キーエンス製カラーレーザー顕微鏡VK−8500にて計測した。
Fe2 O3 :51.2モル%
CuO:24.4モル%
ZnO:24.4モル%
上記材料をボールミルにて粉砕、混合し、分散剤および結着剤と水を加えスラリーとした後、スプレードライヤーにより造粒操作を行い、適宜、分級した後に1120℃にて焼成を行った。
硫酸チタニル水溶液を加水分解して得られた含水酸化チタンスラリーをアルカリ水溶液で洗浄した。次に、該含水酸化チタンのスラリーに塩酸を添加して、pHを0.65に調整してチタニアゾル分散液を得た。該チタニアゾル分散液にNaOHを添加し、分散液のpHを4.5に調整し上澄み液の電気伝導度が70μS/cmになるまで洗浄をくり返した。
スチレンアクリル樹脂 100部
カーボンブラック 8部
サリチル酸金属化合物 5部
パラフィンワックス 2部
上記材料を、ヘンシェルミキサーを用いて混合し、二軸押し出し混練機で溶融混練した後、ハンマーミルで粗粉砕し、ジェットミルで微粉砕した後、分級して平均粒径7μmの着色粒子を得た。
着色粒子100質量部に対して、シリカ100質量部にジメチルシリコーンオイル20質量部で表面処理した疎水性シリカ(BET=220m2/g)1.0質量部をヘンシェルミキサーFM10Bにて、回転数:66S-1、時間:3分の条件で外添してトナーAを得た。
着色粒子100質量部に対して、シリカ100質量部にジメチルシリコーンオイル20質量部で表面処理した疎水性シリカ(BET=220m2/g)1.0質量部と、直方体状研磨粒子B1.0質量部とをヘンシェルミキサーFM10Bにて、回転数:66S-1、時間:3分の条件で外添してトナーBを得た。
着色粒子100質量部に対して、シリカ100質量部にジメチルシリコーンオイル20質量部で表面処理した疎水性シリカ(BET=220m2/g)1.2質量部と、直方体状研磨粒子B1.0質量部とをヘンシェルミキサーFM10Bにて、回転数:66S-1、時間:3分の条件で外添してトナーCを得た。
これらのトナーを帯電磁性粒子Aと摩擦帯電させたところ、トナーA、B、Cそれぞれ−20.0μC/g、−18.0μC/g、−21.0μC/gの負極帯電であった。
本実施例における画像形成システムの構成は、前述したトナーA〜Cを現像剤とし、感光体A〜Fを像担持体とし、帯電磁性粒子A〜Cを電荷注入媒体とし、直方体研磨粒子A〜Dを帯電装置内に含有させる構成とした。直方体研磨粒子が表面に担持された帯電粒子は帯電装置内に感光体と約500μmの間隙をもって設けられた帯電スリーブに磁力により担持される。さらに帯電磁性粒子は約180μmのギャップで近接されたブレードにより層厚規制されて感光体との間隙部に搬送される。この帯電磁性粒子の磁気ブラシが感光体の回転に対して約120%の周速比でカウンター方向に回転して感光体表面を摺擦して感光体に注入帯電を行うと同時に、感光体表面を研磨してリフレッシュさせる。
ブレードによる感光体クリーニング工程を有さない場合には転写残トナーは帯電装置内に取り込まれて帯電磁性粒子との摩擦帯電によりネガに帯電されて感光体上に放出され、その後に現像装置で回収されて現像に再利用される。
画像流れの評価は温度30℃湿度85%RHの環境下でキヤノン製デジタルカラーコピアCP2150を黒カートリッジのみアモルファスシリコン感光体用に帯電装置、露光装置を改造した画像形成装置にて5%画像の10万枚の画出しを行ない、10万枚画出し後に本体電源を切ってから、同環境にて36時間放置した後のデジタルハーフトーン画像および5ポイント文字画像を評価することにより行った。評価結果は以下のようにランク分けした。
◎ :画像流れ無し
○ :ハーフトーンハイライト飛びが僅かにあるが、文字は問題なし
△ :文字のラインが若干細くなっているが十分読める
× :ハーフトーンハイライトが完全に飛び、文字もボケて読めない
画像がさつきの評価は出力されたハーフトーン画像を観察し、以下の基準で評価した。
◎ :がさつき無し
○ :若干がさつきがあるが、目立たない
× :がさつきがあり、画像で目立つ
◎ :初期に対して画像濃度低下ほとんど無し
○ :初期に対して画像濃度低下が0.2未満(見た目でわからないレベル)
△ :初期に対して画像濃度低下が0.2以上0.4未満(薄目だが問題無し)
× :初期に対して画像濃度低下が0.4以上(明らかに薄いと認識)
◎ :初期に対して電位低下5V未満
○ :初期に対して電位低下5V以上10V未満
△ :初期に対して電位低下10V以上30V未満(わずかにかぶり悪化)
× :初期に対して電位低下30V以上(画像濃度低下、かぶり悪化)
帯電磁性粒子Aに対し、流動性付与の為のシリカ0.1質量%及び直方体状研磨粒子B及びDをターボミルにて混合して外添した。研磨剤の外添量を変化させて画像流れと帯電ムラについて評価した結果を表2および表3に示す。像担持体として感光体A、トナーは現像剤Aを使用した。また、不定形の一次平均粒径190nmのチタン酸ストロンチウムを帯電磁性粒子と混合した場合の評価結果を比較として表4に示す。
なお、感光体の電位は背景部電位が−450V、画像部(書き込み部電位)が−50Vとなるよう、帯電印加電圧および感光体露光強度を設定した。
<トナーに研磨粒子を外添して帯電装置に供給する例>
本実施例はトナーに研磨剤を外添することにより、帯電装置に供給して帯電装置で有効に機能させるものである。トナーに外添された研磨剤は画像形成中もしくは非画像形成時の感光体回転の間に感光体に移動して感光体上から帯電装置に移動する。
トナーは前述した長方体状研磨粒子Bを外添したトナーBを用いた。帯電装置内の帯電磁性粒子は30μm、50μm、60μmの異なる粒径の帯電磁性粒子A、B、Cを用いた。感光体A〜F、および帯電磁性粒子A〜Cを用いて画像形成評価を実施した結果を表5に示す。
なお、感光体の電位は背景部電位が−450V、画像部(書き込み部電位)が−50Vとなるよう、帯電印加電圧および感光体露光強度を設定した。
2×D/3 ≦ Sm/Rz
を満たすことでさらに良好な画像流れ防止性能を得ることが可能になる。
<クリーニングブレードを設けた例>
本実施例では、前記した評価機本体の感光体転写工程の後に感光体上の転写残トナーをウレタンゴムブレードにより掻きとってクリーニングする部材を据え付けて評価を行った。キヤノン製デジタルカラーコピアCP2150は感光体クリーニング工程を有さないので、転写工程後注入帯電工程前にクリーニングブレードを新たに取り付けた。ブレードはキヤノン製複写機GP405と同材質のものを用い、クリーニング当接圧は約20mN/mmの線圧、当接角は25°にて取り付けた。このクリーニングブレードにより発生した廃トナーは、搬送ベルトを設けて本体外部に設けられた廃トナーボックスに送られるようにした。
温度25℃湿度50%の環境下での連続画像形成後に、黒トナーの使用される画像比率が2%、10%、50%、80%の時にそれぞれ0msec、15msec、55msec、85msecの間、+50VのDC印加を行うように設定した。感光体の電位は背景部電位が−450V、画像部(書き込み部電位)が−50Vとなるよう、帯電印加電圧および感光体露光強度を設定した。
2×D/3 ≦ Sm/Rz
を満たすことでさらに良好な画像流れ防止性能を得ることが可能になる。
102、帯電ローラ
103、露光装置
104、現像装置
105、転写部材
106、定着装置
111、転写材
501、帯電磁性粒子
502、直方体状研磨粒子
503、感光体表面
601、帯電磁性粒子
602、直方体状研磨粒子
603、感光体表面
Claims (10)
- シリコン原子を母体とする非単結晶材料で構成された光導電層を有し、表面の体積抵抗が108Ω・cm以上1015Ω・cm以下である電子写真感光体表面に接触して、該電子写真感光体との接触部に体積抵抗104Ω・cm以上1010Ω・cm以下の帯電磁性粒子を介在させて、かつ電子写真感光体に対して周速差をもって移動して該電子写真感光体を帯電する帯電工程と、
該帯電工程により帯電された該電子写真感光体の表面に露光によって静電潜像を形成する露光工程と、
トナーをトナー担持体に担持させて、該トナー担持体から該電子写真感光体表面に該トナーを供して形成した該静電潜像を現像してトナー像を形成する現像工程と、
該現像工程により形成された電子写真感光体の表面のトナー像を転写材に転写させる転写工程とを有する画像形成方法において、
一次粒子が立方体状及び/又は直方体状の粒子形状であってかつ一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下、である無機粉体研磨粒子が、帯電装置内に導電粒子に対して0.01質量%以上8質量%以下存在することを特徴とする画像形成方法。 - 前記無機粉体研磨粒子がトナーに外添されており、現像装置から帯電装置に供給して該帯電磁性粒子に付着させることを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
- 非画像形成時に前記無機粉体研磨粒子を画像比率に応じて帯電装置内の研磨粒子と同極性の電圧を帯電装置に印加して研磨粒子の吐き出しを行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成方法。
- 前記無機粉体研磨粒子の体積抵抗が該帯電磁性粒子の体積抵抗の10-3倍以上103倍以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記無機粉体研磨粒子がチタン酸ストロンチウムまたはチタン酸バリウムまたはチタン酸カルシウムであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記帯電磁性粒子がフェライト粒子であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記帯電磁性粒子と前記無機粉体研磨粒子とを摩擦させた場合に、該無機粉体研磨粒子はトナー粒子と逆極性に帯電することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成方法。
- 電子写真感光体に接触する弾性体により転写残トナーを感光体からクリーニングする工程をさらに有し、前記無機粉体研磨粒子の一次粒子の平均粒径が30nm以上300nm以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記電子写真感光体上の転写残トナーを現像手段に戻して再度現像に利用することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記電子写真感光体の表面粗さをRz、溝間隔をSm、前記帯電磁性粒子の平均粒径をDとしたとき、以下の式:
2×D/3 ≦ Sm/Rz
を満たすことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005341605A JP4875352B2 (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005341605A JP4875352B2 (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007147944A true JP2007147944A (ja) | 2007-06-14 |
JP4875352B2 JP4875352B2 (ja) | 2012-02-15 |
Family
ID=38209425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005341605A Expired - Fee Related JP4875352B2 (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4875352B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014793A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 像保持体装置及び画像形成装置 |
JP2012155216A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Canon Inc | 画像形成方法、画像形成装置、及びトナー |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0365125A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Nisshin Steel Co Ltd | キノコ用培養基並びに培地 |
JP2002229308A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-14 | Canon Inc | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2003005400A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP2003277054A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-10-02 | Titan Kogyo Kk | チタン酸ストロンチウム微細粉末及びその製造方法並びにそれを外添剤に用いた静電記録用トナー |
JP2005321431A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Canon Inc | 画像形成方法 |
-
2005
- 2005-11-28 JP JP2005341605A patent/JP4875352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0365125A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Nisshin Steel Co Ltd | キノコ用培養基並びに培地 |
JP2002229308A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-14 | Canon Inc | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2003005400A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP2003277054A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-10-02 | Titan Kogyo Kk | チタン酸ストロンチウム微細粉末及びその製造方法並びにそれを外添剤に用いた静電記録用トナー |
JP2005321431A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Canon Inc | 画像形成方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014793A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 像保持体装置及び画像形成装置 |
JP2012155216A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Canon Inc | 画像形成方法、画像形成装置、及びトナー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4875352B2 (ja) | 2012-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3907418B2 (ja) | トナー、トナーの製造方法、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
EP0844536B1 (en) | Image forming method | |
JP4298114B2 (ja) | 現像剤並びに該現像剤を用いた画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP2007292982A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010151921A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4875352B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2009282217A (ja) | 画像形成方法 | |
JP4154104B2 (ja) | 磁性トナー及び該トナーを用いた画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP4208372B2 (ja) | 磁性トナー及び画像形成方法 | |
JP4065508B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP4405697B2 (ja) | 画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
EP0911703B1 (en) | Electrophotographic apparatus, image forming method and process cartridge | |
JP2006243331A (ja) | 画像形成方法 | |
JP3919506B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2005010328A (ja) | 画像形成方法、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び該画像形成装置に用いられる現像装置 | |
JP4590066B2 (ja) | 磁性トナー及び画像形成方法 | |
JP4541584B2 (ja) | 現像方法及び現像装置 | |
JPH11190916A (ja) | 画像形成方法 | |
JP3745639B2 (ja) | 帯電装置とそれを搭載した画像形成装置 | |
JP3595702B2 (ja) | 帯電用磁性粒子、電子写真装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2003005504A (ja) | 現像剤担持体及びそれを用いた現像装置 | |
JP2002202627A (ja) | 画像形成方法及び磁性トナー | |
JP4298113B2 (ja) | 現像剤および画像形成方法 | |
JP4464008B2 (ja) | 現像方法、及びそれを用いた現像装置、画像形成方法、画像形成装置 | |
JP2002082515A (ja) | 帯電装置及び電子写真装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081114 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100617 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20100730 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111121 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111125 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4875352 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |