JP2007147200A - 床暖房パネルおよびその施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】温水マット1と、小根太3と、均熱材4とを備えた床暖房パネル本体5を、小根太を介して固定用部材2により床15に固定した後、均熱材4の表面の、小根太3が配設された領域を含む領域Rであって、かつ、床仕上げ材10を床暖房パネル20に接合させるための接着剤7が塗布される領域に、接着剤7が塗布される側の表面が剥離性を備えた表面材6を配設し、表面材上に接着剤7を塗布した後、接着剤7を介して床仕上げ材10を接合する。
また、小根太3を介して、床暖房パネル本体5を固定用部材2により床15に固定した後に、表面材6を、固定用部材2を覆うように床暖房パネル本体5上に配設する。
【選択図】図1
Description
(1)図15に示すように、均熱材54の表面に合成樹脂層(ポリエチレンテレフタレート等)61を貼り付け、その上に、両面テープ62を介して床仕上げ材56を貼り付ける方法(特許文献1参照)、
(2)また、図16に示すように、温水マット本体51と小根太50と均熱材54を備えた床暖房パネル55の、均熱材54の表面に合成樹脂層(ポリエチレンテレフタレート等)61を貼り付け、その上に、伝熱用の金属層71と、合成樹脂層(ポリエチレンテレフタレート等)72を配設し、その上から両面テープ62を介して、床仕上げ材56を貼り付ける方法(特許文献2参照)、
(3)さらに、図17に示すように、温水マット本体51上に配設された均熱材54の表面に、均熱材54と床仕上げ材56との間の剥離性を向上させるためのコーティング材81をコーティングし、その上から両面テープ62を介して、床仕上げ材56を貼り付ける方法(特許文献3参照)
などが提案されている。
熱媒を通す熱媒流通管が配設された温水マットと、固定用部材により床に固定される固定部として機能する小根太と、前記温水マットの上面に配設された、前記熱媒流通管を通る熱媒からの熱を均一に伝えるための均熱材とを備え、上面側に床仕上げ材を接合した状態で使用される床暖房パネルであって、
前記温水マットと、前記小根太と、前記均熱材とを備えた床暖房パネル本体を、前記小根太を介して固定用部材により床に固定した後に、前記均熱材の表面の、前記小根太が配設された領域を含む領域に配設され、その表面に床仕上げ材を床暖房パネルに接合させるための接着剤が塗布される、接着剤塗布面が剥離性を有する表面材を備えていること
を特徴としている。
熱媒を通す熱媒流通管が配設された温水マットと、固定用部材により床に固定される固定部として機能する小根太と、前記温水マットの上面に配設された、前記熱媒流通管を通る熱媒からの熱を均一に伝えるための均熱材とを備え、上面側に床仕上げ材を接合した状態で使用される床暖房パネルの施工方法であって、
前記温水マットと、前記小根太と、前記均熱材とを備えた床暖房パネル本体を、前記小根太を介して固定用部材により床に固定する工程と、
前記均熱材の表面の、前記小根太が配設された領域を含む領域であって、かつ、床仕上げ材を床暖房パネルに接合させるための接着剤が塗布される領域に、接着剤が塗布される側の表面が剥離性を備えた表面材を配設する工程と、
前記表面材上に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤を介して床仕上げ材を接合する工程と
を具備することを特徴としている。
なお、本願発明において、床暖房パネル本体を床に固定するための「固定用部材」とは、例えば、ビスや釘などを意味するものであり、その具体的な形状や構成に特別の制約はない。
なお、この構成の場合も、床仕上げ材は、接着剤を介して効率よく、しかも確実に表面材に接合されることになる。
なお、この構成の場合も、床仕上げ材は、接着剤を介して効率よく、しかも確実に表面材に接合されることになる。
そして、表面材6を貼り付けた後でも、固定用部材(ビス)2を打ち込んだ位置(すなわちビス2を打ち込む位置を示す表示9aおよびそこに打ち込んだビス2)や、固定用部材(ビス)2を打ち込んではいけない位置を示す表示9bの位置などを目視することができるように、表面材6を構成する材料として、透明性を有する樹脂フィルムが用いられている。
これにより床暖房パネル20の据え付け施工が終了する。
その結果、表面材6、均熱材4、温水マット1などを損傷することなく床仕上げ材10を床暖房パネル20から剥離させることが可能になる。
その結果、表面材6、均熱材4、温水マット1などを損傷することなく床仕上げ材10を剥離させることが可能になる。
したがって、本願発明は、床暖房パネルの製造技術や、床暖房パネルの施工技術の分野に広く適用することが可能である。
2 固定用部材
3 小根太
4 均熱材
5 床暖房パネル本体
6 表面材
6’ テープ状の表面剤
6a 接着剤塗布面(上面)
6b 床暖房パネル本体に接合される面
7,7a 接着剤
8 接合用接着剤
9a 固定用部材を打ち込む位置を示す表示
9b 固定用部材を打ち込んではいけない位置を示す表示
10 床仕上げ材
10a 新しい床仕上げ材
11 溝
12 熱媒流通管
13 剥離紙
15 床
20 床暖房パネル
R 均熱材の表面の、小根太が配設された領域を含む領域
Claims (10)
- 熱媒を通す熱媒流通管が配設された温水マットと、固定用部材により床に固定される固定部として機能する小根太と、前記温水マットの上面に配設された、前記熱媒流通管を通る熱媒からの熱を均一に伝えるための均熱材とを備え、上面側に床仕上げ材を接合した状態で使用される床暖房パネルであって、
前記温水マットと、前記小根太と、前記均熱材とを備えた床暖房パネル本体を、前記小根太を介して固定用部材により床に固定した後に、前記均熱材の表面の、前記小根太が配設された領域を含む領域に配設され、その表面に床仕上げ材を床暖房パネルに接合させるための接着剤が塗布される、接着剤塗布面が剥離性を有する表面材を備えていること
を特徴とする床暖房パネル。 - 前記表面材が、前記小根太を介して前記床暖房パネル本体を床に固定するための前記固定用部材を覆うように配設されるものであることを特徴とする請求項1記載の床暖房パネル。
- 前記表面材が、透明性を有する樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1または2記載の床暖房パネル。
- 前記表面材が、前記小根太の長手方向に沿って、前記均熱材の表面に貼り付けられるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の床暖房パネル。
- 前記表面材が、前記床暖房パネル本体に接合される面に接合用接着剤が塗布され、該接合用接着剤が塗布された面の端部を除いた領域に剥離紙が貼り付けられたものであって、前記剥離紙が貼り付けられていない、接合用接着剤の露出した部分が、前記均熱材の表面の、前記小根太が配設された領域を含む領域の近傍に、前記小根太の長手方向に沿って貼り付けられており、前記小根太を介して前記固定用部材により前記床暖房パネル本体を床に固定した後に、前記剥離紙を剥がし、前記接合用接着剤が露出した領域を前記床暖房パネル本体に貼り付けることにより、前記表面材の前記床暖房パネル本体への配設が行われるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の床暖房パネル。
- 熱媒を通す熱媒流通管が配設された温水マットと、固定用部材により床に固定される固定部として機能する小根太と、前記温水マットの上面に配設された、前記熱媒流通管を通る熱媒からの熱を均一に伝えるための均熱材とを備え、上面側に床仕上げ材を接合した状態で使用される床暖房パネルの施工方法であって、
前記温水マットと、前記小根太と、前記均熱材とを備えた床暖房パネル本体を、前記小根太を介して固定用部材により床に固定する工程と、
前記均熱材の表面の、前記小根太が配設された領域を含む領域であって、かつ、床仕上げ材を床暖房パネルに接合させるための接着剤が塗布される領域に、接着剤が塗布される側の表面が剥離性を備えた表面材を配設する工程と、
前記表面材上に接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤を介して床仕上げ材を接合する工程と
を具備することを特徴とする床暖房パネルの施工方法。 - 前記小根太を介して、前記床暖房パネル本体を前記固定用部材により床に固定した後に、前記表面材を、前記固定用部材を覆うように前記床暖房パネル本体上に配設することを特徴とする請求項6記載の床暖房パネルの施工方法。
- 前記表面材として、透明性を有する樹脂フィルムを用いることを特徴とする請求項6または7記載の床暖房パネルの施工方法。
- 前記表面材を、前記小根太の長手方向に沿って、前記均熱材の表面に貼り付けることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の床暖房パネルの施工方法。
- 前記表面材として、前記床暖房パネル本体に接合される面に接合用接着剤が塗布され、該接合用接着剤が塗布された面の端部を除いた領域に剥離紙が貼り付けられたものを用い、前記剥離紙が貼り付けられていない、接合用接着剤の露出した部分を、前記均熱材の表面の、前記小根太が配設された領域を含む領域の近傍に、前記小根太の長手方向に沿って貼り付けておき、前記小根太を介して前記固定用部材により前記床暖房パネル本体を床に固定した後に、前記剥離紙を剥がし、前記接合用接着剤が露出した領域を前記床暖房パネル本体に貼り付けることにより、前記表面材の前記床暖房パネル本体への配設を行うように構成されていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の床暖房パネルの施工方法。
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WO2013183815A1 (ko) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 천열에너지주식회사 | 바닥 난방구조 및 그 시공방법 |
KR101443252B1 (ko) * | 2012-06-08 | 2014-09-19 | 천열에너지 주식회사 | 온돌바닥의 마감재 고정부재 및 이를 이용한 마감재 시공방법 |
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