JP2001140449A - タイル連結剤およびタイルの連結方法 - Google Patents
タイル連結剤およびタイルの連結方法Info
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- JP2001140449A JP2001140449A JP32850899A JP32850899A JP2001140449A JP 2001140449 A JP2001140449 A JP 2001140449A JP 32850899 A JP32850899 A JP 32850899A JP 32850899 A JP32850899 A JP 32850899A JP 2001140449 A JP2001140449 A JP 2001140449A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外壁用モザイクタイルの連結に好適な連結剤
およびこの連結剤を使用してタイル同士を連結するため
の連結方法に関する。 【解決手段】 複数のタイルを所定の間隔に離間させた
状態で一体に連結するため、前記タイルの側面間に塗布
して硬化する連結剤であって、紫外線硬化樹脂または電
子線硬化樹脂からなる。さらに、複数のタイルを所定の
間隔で離間させた状態に配置し、前記複数のタイルの側
面間に紫外線硬化樹脂または電子線硬化樹脂を塗布し、
紫外線または電子線の照射により前記紫外線硬化樹脂ま
たは電子線硬化樹脂を硬化させることで前記複数のタイ
ルを一体に連結する。
およびこの連結剤を使用してタイル同士を連結するため
の連結方法に関する。 【解決手段】 複数のタイルを所定の間隔に離間させた
状態で一体に連結するため、前記タイルの側面間に塗布
して硬化する連結剤であって、紫外線硬化樹脂または電
子線硬化樹脂からなる。さらに、複数のタイルを所定の
間隔で離間させた状態に配置し、前記複数のタイルの側
面間に紫外線硬化樹脂または電子線硬化樹脂を塗布し、
紫外線または電子線の照射により前記紫外線硬化樹脂ま
たは電子線硬化樹脂を硬化させることで前記複数のタイ
ルを一体に連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイル、特に、外
壁用モザイクタイルの連結に好適なタイル連結剤、及び
この連結剤を使用してタイル同士を連結するタイルの連
結方法に関する。
壁用モザイクタイルの連結に好適なタイル連結剤、及び
この連結剤を使用してタイル同士を連結するタイルの連
結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の外壁に施工される外壁材として、
例えば、外壁用モザイクタイル(以下、「タイル」と称
する。)が知られている。このようなタイルは、一般的
には、複数枚(通常は数十枚)を所定間隔に連結させた
形態で施工現場に運び、施工現場において所定枚数を外
壁面などの下地に貼り合わせている。
例えば、外壁用モザイクタイル(以下、「タイル」と称
する。)が知られている。このようなタイルは、一般的
には、複数枚(通常は数十枚)を所定間隔に連結させた
形態で施工現場に運び、施工現場において所定枚数を外
壁面などの下地に貼り合わせている。
【0003】上記のようにタイルを連結する際の従来の
方法として、国内では紙貼り工法が一般的である。この
紙貼り工法は、タイルの化粧面(表面)に接着紙を貼っ
て複数枚のタイルを連結する方法である。また、最近で
は、裏貼り工法(外国ではドットマウンティング工法と
して知られている)も使用されている。この裏貼り工法
は、複数のタイルを、ウレタンゾル、アクリルゾル、塩
化ビニルゾル、反応性ホットメルトなどの連結剤で連結
する方法である。
方法として、国内では紙貼り工法が一般的である。この
紙貼り工法は、タイルの化粧面(表面)に接着紙を貼っ
て複数枚のタイルを連結する方法である。また、最近で
は、裏貼り工法(外国ではドットマウンティング工法と
して知られている)も使用されている。この裏貼り工法
は、複数のタイルを、ウレタンゾル、アクリルゾル、塩
化ビニルゾル、反応性ホットメルトなどの連結剤で連結
する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の紙貼り工法には次のような欠点がある。即ち、
紙貼りされた複数のタイルを外壁面などの下地に施工す
る際、タイル表面に貼られた紙によって下地が見え難く
なる。このため、下地に対するタイルの正確な位置合わ
せが困難になるという欠点があった。また、タイルを外
壁面に施工した後においてタイル表面の接着紙を剥がす
作業や、タイル表面に残った接着剤や接着紙を取り除く
ための作業(掃除)などが必要となる。さらに、剥した
接着紙が多量の産業廃棄物になるという問題点を有して
いた。
た従来の紙貼り工法には次のような欠点がある。即ち、
紙貼りされた複数のタイルを外壁面などの下地に施工す
る際、タイル表面に貼られた紙によって下地が見え難く
なる。このため、下地に対するタイルの正確な位置合わ
せが困難になるという欠点があった。また、タイルを外
壁面に施工した後においてタイル表面の接着紙を剥がす
作業や、タイル表面に残った接着剤や接着紙を取り除く
ための作業(掃除)などが必要となる。さらに、剥した
接着紙が多量の産業廃棄物になるという問題点を有して
いた。
【0005】一方、裏貼り工法の場合、上記のような問
題はないが、上記連結剤を使用していることから連結剤
の硬化に時間がかかり、タイル連結作業に要する時間が
長くかかってしまう。さらに、連結剤の硬化に加熱乾燥
およびそれに続いて冷却を行う必要があり、これらの工
程に対応する設備が必要となって、その分、設備コスト
が増大してしまう。その上、上記した一部の連結剤は、
施工した外壁が火事などで焼けた際に、燃焼してダイオ
キシンなどの有害物質を発生する虞がある。
題はないが、上記連結剤を使用していることから連結剤
の硬化に時間がかかり、タイル連結作業に要する時間が
長くかかってしまう。さらに、連結剤の硬化に加熱乾燥
およびそれに続いて冷却を行う必要があり、これらの工
程に対応する設備が必要となって、その分、設備コスト
が増大してしまう。その上、上記した一部の連結剤は、
施工した外壁が火事などで焼けた際に、燃焼してダイオ
キシンなどの有害物質を発生する虞がある。
【0006】そこで、本発明は、上記タイルを所定の間
隔に離間させた状態で一体に連結する場合において、連
結を短時間且つ低コストで行うことのできるタイル連結
剤、およびこの連結剤を用いたタイルの連結方法を提供
することを課題とする。
隔に離間させた状態で一体に連結する場合において、連
結を短時間且つ低コストで行うことのできるタイル連結
剤、およびこの連結剤を用いたタイルの連結方法を提供
することを課題とする。
【0007】ここでいうタイルは、主として外壁材に用
いるモザイクタイルについて説明したが、これに限るこ
となく,その他一般のタイルを連結する連結剤として使
用できることはもちろんである。
いるモザイクタイルについて説明したが、これに限るこ
となく,その他一般のタイルを連結する連結剤として使
用できることはもちろんである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイル連結
剤は、複数のタイルを所定の間隔に離間させた状態で一
体に連結するため、前記タイルの前後左右の互いに隣接
する側面に塗布して硬化される連結剤であって、紫外線
硬化樹脂または電子線硬化樹脂からなることを特徴とす
る。例えば、紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂として
は、重合可能なアクリルオリゴマー、アクリルモノマ
ー、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、チオール化合物、ア
クリル変性ポリブタジエンなどを原料とするものを用い
ることができる。
剤は、複数のタイルを所定の間隔に離間させた状態で一
体に連結するため、前記タイルの前後左右の互いに隣接
する側面に塗布して硬化される連結剤であって、紫外線
硬化樹脂または電子線硬化樹脂からなることを特徴とす
る。例えば、紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂として
は、重合可能なアクリルオリゴマー、アクリルモノマ
ー、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、チオール化合物、ア
クリル変性ポリブタジエンなどを原料とするものを用い
ることができる。
【0009】また、本発明に係るタイルの連結方法は、
透明板上に敷設させた剥離フイルム上に、複数のタイル
の前後左右を所定の間隔に離間させた状態に配置し、前
記タイルの前後左右互いに隣接する側面間にそれぞれ紫
外線硬化樹脂または電子線硬化樹脂を塗布し、紫外線ま
たは電子線の照射により前記塗布された紫外線硬化樹脂
または電子線硬化樹脂を硬化させることにより前記タイ
ルを一体に連結することを特徴とする。
透明板上に敷設させた剥離フイルム上に、複数のタイル
の前後左右を所定の間隔に離間させた状態に配置し、前
記タイルの前後左右互いに隣接する側面間にそれぞれ紫
外線硬化樹脂または電子線硬化樹脂を塗布し、紫外線ま
たは電子線の照射により前記塗布された紫外線硬化樹脂
または電子線硬化樹脂を硬化させることにより前記タイ
ルを一体に連結することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明の実施形態を説明する。図1〜3において、複数の
タイル1は前後左右方向をそれぞれ所定の間隔に配置す
る(図1)。この場合、タイルの左右方向の間隔をX、ま
た、前後方向の間隔をYとすると、通常はX=Yである
が、XとYが異なる場合もある。そして、このように配
置された複数のタイル1の互いに隣接する左右方向の側
面間Mと、前後方向の側面間Nの間に、紫外線硬化樹脂
又は電子線硬化樹脂2を塗布する。この紫外線硬化樹脂
または電子線硬化樹脂2は硬化してもある程度の帯片が
形成されるように塗布する。この場合、1ケ所の塗布量
は、性能面及びコスト面を考えれば、0.1〜0.5gが
好ましい。
発明の実施形態を説明する。図1〜3において、複数の
タイル1は前後左右方向をそれぞれ所定の間隔に配置す
る(図1)。この場合、タイルの左右方向の間隔をX、ま
た、前後方向の間隔をYとすると、通常はX=Yである
が、XとYが異なる場合もある。そして、このように配
置された複数のタイル1の互いに隣接する左右方向の側
面間Mと、前後方向の側面間Nの間に、紫外線硬化樹脂
又は電子線硬化樹脂2を塗布する。この紫外線硬化樹脂
または電子線硬化樹脂2は硬化してもある程度の帯片が
形成されるように塗布する。この場合、1ケ所の塗布量
は、性能面及びコスト面を考えれば、0.1〜0.5gが
好ましい。
【0011】紫外線硬化型樹脂を塗布するには、例え
ば、公知の定量塗出装置であるディスペンサなどにより
連続して塗布することにより行われる。その場合、多連
ノズルによって複数個所に同時に塗布することは、作業
時間を短縮して作業効率を高める点から好ましいが、こ
れに限定されるものではない。
ば、公知の定量塗出装置であるディスペンサなどにより
連続して塗布することにより行われる。その場合、多連
ノズルによって複数個所に同時に塗布することは、作業
時間を短縮して作業効率を高める点から好ましいが、こ
れに限定されるものではない。
【0012】ここで、タイル1の一例を図4に示すが、
公知のタイルの裏面は外壁下地への密着性を高めるた
め、粗面に形成してある。例えば、タイル裏面に複数本
の凹溝1bを形成し、その内、両側端に位置する個所に
は、外端が外部に開口した切欠部1aを形成してある。
そのため、互いに隣接するタイルの側面間M、N内に、
紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を塗布すると、毛細
管現象などにより図5に示すようにタイル裏面の両側端
に設けた切欠部1a内に夫々侵入して帯片と一体の片侵
入部片2aを設けるため、各タイルと紫外線硬化樹脂ま
たは電子線硬化樹脂との密着性が一段と高まるものであ
る。なお、タイルの裏面に設ける凹溝や切欠部は必ずし
も一定ではなく、タイルの種類や大きさに応じて凹溝や
切欠部の数や深さが相違するものである。
公知のタイルの裏面は外壁下地への密着性を高めるた
め、粗面に形成してある。例えば、タイル裏面に複数本
の凹溝1bを形成し、その内、両側端に位置する個所に
は、外端が外部に開口した切欠部1aを形成してある。
そのため、互いに隣接するタイルの側面間M、N内に、
紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を塗布すると、毛細
管現象などにより図5に示すようにタイル裏面の両側端
に設けた切欠部1a内に夫々侵入して帯片と一体の片侵
入部片2aを設けるため、各タイルと紫外線硬化樹脂ま
たは電子線硬化樹脂との密着性が一段と高まるものであ
る。なお、タイルの裏面に設ける凹溝や切欠部は必ずし
も一定ではなく、タイルの種類や大きさに応じて凹溝や
切欠部の数や深さが相違するものである。
【0013】この場合、タイルと紫外線硬化樹脂または
電子線硬化樹脂との密着性をさらに高めるため、各タイ
ル1の裏面側に紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を塗
布して連結させてもよいモのである。この場合、連結タ
イルの強度は高まるが、前記硬化樹脂量の使用量が増加
するので、コスト面では好ましくない。
電子線硬化樹脂との密着性をさらに高めるため、各タイ
ル1の裏面側に紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を塗
布して連結させてもよいモのである。この場合、連結タ
イルの強度は高まるが、前記硬化樹脂量の使用量が増加
するので、コスト面では好ましくない。
【0014】次に、上記のように塗布した紫外線硬化樹
脂2を硬化させる手順煮ついて説明する。基本的には、
紫外線(UV)を照射することで紫外線硬化樹脂2は硬
化される。その際、図3に示す如く、タイル1の裏面に
は剥離フィルム3を介して透明板4を配置してあるの
で、塗布された紫外線硬化樹脂2の流動を抑えると同時
に帯片をなす該硬化樹脂を平滑に仕上げることができ
る。
脂2を硬化させる手順煮ついて説明する。基本的には、
紫外線(UV)を照射することで紫外線硬化樹脂2は硬
化される。その際、図3に示す如く、タイル1の裏面に
は剥離フィルム3を介して透明板4を配置してあるの
で、塗布された紫外線硬化樹脂2の流動を抑えると同時
に帯片をなす該硬化樹脂を平滑に仕上げることができ
る。
【0015】上記剥離フィルム3としては、硬化後に紫
外線硬化樹脂2に接着しない透明なシート材料、例えば
PET、PE、PP、シリコンなどのシート材が用いら
れる。また、透明板4としては、透明であって必要な剛
性を持つ板材、例えばガラス板が用いられる。なお、剥
離フィルム3および透明板4の機能ないし物性を合わせ
持つ適宜な部材を用いても良いことはもちろんである。
外線硬化樹脂2に接着しない透明なシート材料、例えば
PET、PE、PP、シリコンなどのシート材が用いら
れる。また、透明板4としては、透明であって必要な剛
性を持つ板材、例えばガラス板が用いられる。なお、剥
離フィルム3および透明板4の機能ないし物性を合わせ
持つ適宜な部材を用いても良いことはもちろんである。
【0016】次いで、好ましくは上記のように剥離フィ
ルム3および透明板4を配置した状態で、図3に示した
ように、タイル1の上下両面または下方からUV照射さ
せて、紫外線硬化樹脂2を硬化させる。その後、剥離フ
イルム3を剥がして連結タイルは完成する。
ルム3および透明板4を配置した状態で、図3に示した
ように、タイル1の上下両面または下方からUV照射さ
せて、紫外線硬化樹脂2を硬化させる。その後、剥離フ
イルム3を剥がして連結タイルは完成する。
【0017】UV照射により紫外線硬化樹脂2が硬化
し、複数のタイル1は、図2に示すように、所定の間隔
に離間した状態で一体に連結されて外壁用モザイクタイ
ルからなる連結タイルを構成する。このUV照射は、図
3に示したように上下両面から同時に照射することが好
ましいが、いずれか一方の面つまり片面、好ましくは下
方から行なうのが、コスト面及び作業時間の面から好ま
しい。
し、複数のタイル1は、図2に示すように、所定の間隔
に離間した状態で一体に連結されて外壁用モザイクタイ
ルからなる連結タイルを構成する。このUV照射は、図
3に示したように上下両面から同時に照射することが好
ましいが、いずれか一方の面つまり片面、好ましくは下
方から行なうのが、コスト面及び作業時間の面から好ま
しい。
【0018】ここで、上記した帯片をなす紫外線硬化樹
脂または電子線硬化樹脂2は、接着性はもちろん、タイ
ル連結用途に必要な種々の性能を有するものが使用され
る。つまり、目地幅保持性、密着性、耐屈曲性、耐寒
性、耐熱性、耐ブロッキング性などの連結タイル保管時
および施工現場において加わる負荷に耐えるものでなけ
ればならない。このような紫外線硬化樹脂としては、例
えば、重合可能なアクリルオリゴマー、アクリルモノマ
ー、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、チオール化合物、ア
クリル変性ポリブタジエンなどを原料とするものが用い
られる。また、紫外線硬化樹脂に代えて電子線硬化樹脂
を用いることも可能である。
脂または電子線硬化樹脂2は、接着性はもちろん、タイ
ル連結用途に必要な種々の性能を有するものが使用され
る。つまり、目地幅保持性、密着性、耐屈曲性、耐寒
性、耐熱性、耐ブロッキング性などの連結タイル保管時
および施工現場において加わる負荷に耐えるものでなけ
ればならない。このような紫外線硬化樹脂としては、例
えば、重合可能なアクリルオリゴマー、アクリルモノマ
ー、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、チオール化合物、ア
クリル変性ポリブタジエンなどを原料とするものが用い
られる。また、紫外線硬化樹脂に代えて電子線硬化樹脂
を用いることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明のタイル連結剤お
よびタイル連結方法では、連結剤を紫外線硬化樹脂また
は電子線硬化樹脂で構成したので、従来のような加熱乾
燥および冷却工程なしで短時間にタイルの連結を行うこ
とができ、タイル連結作業を大幅に効率化できる。ま
た、下地への施工時の手間や掃除が省けるため作業性を
大幅に改善させることができる。
よびタイル連結方法では、連結剤を紫外線硬化樹脂また
は電子線硬化樹脂で構成したので、従来のような加熱乾
燥および冷却工程なしで短時間にタイルの連結を行うこ
とができ、タイル連結作業を大幅に効率化できる。ま
た、下地への施工時の手間や掃除が省けるため作業性を
大幅に改善させることができる。
【図1】タイルを所定の間隔に配置させた状態の平面図
である。
である。
【図2】本発明に係るタイル連結剤で複数のタイルを連
結させた状態の平面図である。
結させた状態の平面図である。
【図3】本発明の実施形態の連結方法において紫外線を
照射する工程を示した説明図である。
照射する工程を示した説明図である。
【図4】タイルの端面図である。
【図5】タイルの連結部分を示す図3の一部拡大断面図
である。
である。
1 タイル 1a 切欠部 1b 凹溝 2 紫外線硬化樹脂または電子線硬化樹脂 2a 侵入部片 3 剥離フィルム 4 透明板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 201/00 C09J 201/00 E04F 13/14 103 E04F 13/14 103B (72)発明者 磯部 完二 埼玉県川口市柳崎1−26−27 ノガワケミ カル株式会社内 (72)発明者 大角 哲寛 愛知県名古屋市千種区千種通り7−101 ノガワケミカル株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA42 AB04 AB22 BA13 EA02 GA05Z GA34W GB28W GB42Z GB44Z GB53Z GB54Z 4J040 FA181 FA231 FA241 FA261 JB07 JB08 LA08 NA04 NA12
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のタイルを所定の間隔に離間させた
状態で一体に連結するため、前記タイルの前後左右互い
に隣接する側面間に塗布して硬化する連結剤であって、
紫外線硬化樹脂からなることを特徴とするタイル連結
剤。 - 【請求項2】 前記紫外線硬化樹脂が、重合可能なアク
リルオリゴマー、アクリルモノマー、エポキシ樹脂、シ
リコン樹脂、チオール化合物、アクリル変性ポリブタジ
エン等を原料とし、連結タイルの目地幅保持性、密着
性、耐屈曲性、耐寒性、耐熱性、耐ブロッキング性など
を有してなることを特徴とする請求項1記載のタイル連
結剤。 - 【請求項3】 複数のタイルを所定の間隔に離間させた
状態で一体に連結するため、前記タイルの前後左右互い
に隣接する側面間に塗布して硬化する連結剤であって、
電子線硬化樹脂からなることを特徴とするタイル連結
剤。 - 【請求項4】 前記電子線硬化樹脂が、重合可能なアク
リルオリゴマー、アクリルモノマー、エポキシ樹脂、シ
リコン樹脂、チオール化合物、アクリル変性ポリブタジ
エン等を原料とし、連結タイルの目地幅保持性、密着
性、耐屈曲性、耐寒性、耐熱性、耐ブロッキング性など
を有してなることを特徴とする請求項3記載のタイル連
結剤。 - 【請求項5】 透明板上に敷設させた剥離フイルム上
に、互いに隣接する複数のタイルを所定の間隔に離間さ
せた状態に配置し、 前記タイルの前後左右の側面間にそれぞれ紫外線硬化樹
脂を塗布し、 紫外線の照射により前記塗布された紫外線硬化樹脂を硬
化させることにより、 前記タイルを一体に連結することを特徴とするタイルの
連結方法。 - 【請求項6】 透明板上に敷設させた剥離フイルム上
に、互いに隣接する複数のタイルを所定の間隔に離間さ
せた状態に配置し、 前記タイルの前後左右の側面間にそれぞれ電子線硬化樹
脂を塗布し、 電子線の照射により前記塗布された電子線硬化樹脂を硬
化させることにより、 前記タイルを一体に連結することを特徴とするタイルの
連結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32850899A JP2001140449A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | タイル連結剤およびタイルの連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32850899A JP2001140449A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | タイル連結剤およびタイルの連結方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001140449A true JP2001140449A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18211067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32850899A Pending JP2001140449A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | タイル連結剤およびタイルの連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001140449A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2009191496A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Alpha Kaken Kk | タイルシート及び該タイルシートの製造方法 |
WO2011001490A1 (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-06 | アルファ化研株式会社 | タイルシート及び該タイルシートの製造方法 |
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EP2243896A3 (de) * | 2009-04-16 | 2014-01-01 | Robatech AG | Flächiges, flexibles Gebinde sowie Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines flächigen, flexiblen Gebindes |
EP3138886A1 (en) * | 2015-09-02 | 2017-03-08 | Allnex Belgium S.A. | Method for gluing involving the use of a radiation curable adhesive composition comprising short fibers |
-
1999
- 1999-11-18 JP JP32850899A patent/JP2001140449A/ja active Pending
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