JP2007147164A - 排気フード - Google Patents

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容 林
Hajime Kondo
肇 近藤
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Abstract

【課題】違和感のない外観であり、風の影響を受けにくくて室内空気のスムーズな排出が阻害されず、且つ、強風に対して十分な強度を備え、また、壁穴配管と筒状本体との間の隙間からの排出空気の漏れがなく、しかも、比較的低廉にて供給し得る排気フードを提供することを課題とする。
【解決手段】壁穴配管内に嵌合されるフード本体の外端面にフランジ部3が形成され、前記フランジ部3に、前記フード本体に対応する前記フランジ部3の開口を囲むように第1通気筒5が固定され、前記第1通気筒5に、それと同様の構成の通気筒7を1又は複数、ドーナツ状の中間板9を介して連設し、前記連設される通気筒の内最外側のものの端面に防風板10を設置して成り、前記各通気筒はその側面に、一側から他側に抜ける通気部6、8を備え、隣り合う前記通気筒同士の各通気方向が直交又は斜交するように配置されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気フード、より詳細には、室内換気システムの排気路外端に設置されるフードで、外部気流により、室内からのスムーズな排気が阻害されたり逆流を起こしたりすることがない排気フードに関する。
高気密、高断熱化が進む昨今の住宅においては、室内汚染空気の排出のために、所謂24時間換気システムが採用されることが多くなってきている。このシステムにおいては、排気ファンの作用で、室内の汚染空気が排出されるに伴い、外気が緩やかに導入される。
排気ファンは、壁面の貫通孔に嵌入される、通例塩化ビニール製の配管に接続され、その配管の外端部に、室外に設置される排気フードの筒状本体が装入される。
排気フードはこのように室外に設置されるため、風の影響を受けることになり、強風時に、排気機能の低下が起こったり、排気口を通して逆流が生じたりして、換気不良となりやすいという問題があった。
この問題を解決するものとして、特許第3078093号公報記載の排気フードが提唱された。それは、筒状本体と、この筒状本体に交差して設けられた1又は2以上の中空板状部材とを備え、前記板状部材は、長手方向に沿って短手方向の幅が減少しており、長手方向の端面にそれぞれ開口部を有することを特徴としている。
しかし、この従来の排気フードの場合、排出口(開口部)は、その上下の先細筒体の端部にあるために、室内空気の排出に対する抵抗が大きくなって、スムーズな排出ができないおそれがあり、また、その外観に違和感を覚える者が少なくないという問題がある。
また、従来の排気フードは一般に、上記配管に嵌入される筒状本体と、筒状本体の開口の前に間隔を置いて配置される防風板とを有していて、防風板は複数本の支脚を介して筒状本体に固定される構造となっている(例えば、実用新案登録第2537978号公報)。
このような防風板の取り付けに複数の支脚を用いる構成の場合は、製造に手間がかかるだけでなく、強風に晒されることを考えると強度上の問題もある。
更に、上記いずれの排気フードにおいても、上記配管とそこに嵌装される筒状本体との間に隙間ができるため、その隙間に排出空気の一部が漏出する現象が起こる。ここにおける排出空気の漏れは、建物(外壁材)の劣化を促進することになる。
特許第3078093号公報 特許第3541235号公報 実用新案登録第2537978号公報
本発明は上記従来技術における問題点に鑑みてなされたもので、違和感のない外観であり、風の影響を受けにくくて室内空気のスムーズな排出が阻害されず、且つ、強風に対して十分な強度を備え、また、壁穴配管と筒状本体との間の隙間からの排出空気の漏れがなく、しかも、比較的低廉にて供給し得る排気フードを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、壁穴配管内に嵌合されるフード本体の外端面にフランジ部が形成され、前記フランジ部に、前記フード本体に対応する前記フランジ部の開口を囲むように第1通気筒が固定され、前記第1通気筒に、それと同様の構成の通気筒を1又は複数、ドーナツ状の中間板を介して連設し、前記連設される通気筒の内最外側のものの端面に防風板を設置して成り、前記各通気筒はその側面に、一側から他側に抜ける通気部を備え、隣り合う前記通気筒同士の各通気方向が直交又は斜交するように配置されることを特徴とする排気フードである。
好ましくは、前記フード本体の壁穴配管内に挿入する側の端部外周縁にパッキンが巻装され、前記各通気筒の通気部間の閉塞壁及び/又は前記フランジ部に、1又は複数の水抜孔が形成され、また、前記通気部は格子状のものとされる。
本発明は上記のとおりであって、違和感のない外観であり、風の影響を受けにくくて室内空気のスムーズな排出が阻害されず、防風板は従来の支脚の如きによらずに板状部を介して接合されるために、十分な強度が得られ、壁穴配管と筒状本体との間の隙間がパッキンによってシールされるため、そこからの排出空気の漏れがなく、排出空気漏れに起因する建物(外壁材)の劣化が防止され、また、比較的低廉にて供給し得る効果がある。
本発明を実施するための最良の形態について、添付図面に依拠して説明する。図1は本発明の一実施形態の外観を示すもので、図中1はフード本体で、フード本体1は、壁に形成した貫通孔に嵌装される塩化ビニール管等の配管13内に装入される筒状本体2と、筒状本体2の設置時に室外側となる端面に形成されるフランジ部3とから成る。フランジ部3は深皿状とされ、その周壁は、外壁との取り合いにコーキング処理する際に活用される。なお、フランジ部3は、周壁を構成する環状部と、該環状部に嵌め込まれるドーナツ状円板とで、構成することができる。
筒状部2の配管13内挿入側端部の外周縁には、パッキン4が巻装される。このパッキン4は、筒状本体2と配管13との間の隙間から、排出空気が漏れることを防止するためのものであり、その作用により、建物(外壁材)の劣化が防止される。
5は、筒状本体2に対応するフランジ部3の開口を囲むようにしてフランジ部3に、溶着等により固定される第1通気筒で、その側面の一側部から、相対する他側部に通気可能となるように、通気部6、6が形成される。第1通気筒5は円柱又は多角柱とされるが、図示した例では正八角柱とされ、その隣り合う2側面と、相対する2側面が通気部6、6とされ、他は板材で閉塞されている。
第1通気筒5は、この板材の閉塞壁の存在及びその部分を介して溶接されることで(板材端縁が折曲されて溶接される。)、十分な強度を備えることになる(後述の各通気筒についても同様)。なお、この閉塞壁部分には適宜水抜孔14が形成され、そこに水が溜まらないよう配慮される。また、水抜孔14は、フランジ部3に形成されることもある。その場合の水抜孔14は、上記環状部に嵌め込まれるドーナツ状円板の外周縁部を切り欠くことにより形成することができる。このフランジ部3の水抜孔14は、施工時最下端に位置する後述の固定片12の設置位置とされる。
通気部6、6は、十分な通気性を確保するために単なる開口であってもよいが、鳥や虫等が入り込むことを防止するために、例えば格子状とすることが好ましい。
7は第2通気筒で、ドーナツ状の中間板9を介して、第1通気筒5に固定される。第2通気筒7は第1通気筒5と同様の形状であって、通気部8、8を備え、その通気部8、8の通気方向が、第1通気筒5の通気部6、6の通気方向と直交又は斜交するように、通気部6、6と通気部8、8の位置をずらして配置される。10は第2通気筒7の端面を閉塞する防風板で、通例、中間板9と同径とされる。
図示した例では通気筒は第1通気筒5と第2通気筒7の2層であるが、中間板9同様の中間板を間に挟んで、更に多層にすることもできる。その場合においても、隣り合う通気筒同士、通気方向が直交又は斜交するように配置していく。
11は、筒状本体2の外周面に適宜数設置される板バネで、筒状本体2を配管13内に挿入した際に少し潰され、その弾発力で配管13の内周面を押圧し、以て筒状本体2を配管13内に確固と保持し、その抜けを防止する。また、12は、フランジ部3の裏面に設けた固定片で、そこを壁にビス止めすることにより、フード本体1を壁に固定する。
本発明に係る排気フードは、従来のものと同様にして、壁を貫いて装入した配管13の外端部に、その筒状本体2を嵌め込んで設置する。その際、パッキン4が、配管13の内周面に少し押し潰された状態で密着してその隙間を充填し、以てそこから排出空気が漏出することが防止され、延いては、外壁材の劣化が防止される。フランジ部3はその裏面が壁に当接し、フランジ部3より外側の部分が壁外に露出されて外気に晒されることになる。
通気部6、6の通気方向と通気部8、8の通気方向とは、直交又は斜交状態となるようにされる。例えば、通気部6、6と通気部8、8の一方が水平方向に向くように配置され、他方が垂直方向又は垂直方向から少し傾くように配置される。
このように設置された上記構成の排気フードにおいては、先ず、正面から当たる風は、防風板10に当たってはね返されるために、室内からの排気に対し、影響を及ぼさない。
また、壁に沿って水平方向に流れる風は、通気部6、6が水平方向に配置されている場合、一方の通気部6から他方の通気部6に抜け、また、上部及び下部に位置することになる通気部8、8においても、少量ではあるが、水平方向に抜ける。逆に、壁に沿って上下方向に流れる風は、主として通気部8、8の一方から他方に抜け、また、少量ではあるが、通気部6、6の一方から他方に抜ける。
これらの壁に沿って流れる風も、さ程通気抵抗を受けずに、第1通気筒5と第2通気筒7の各側面の一側から他側へと抜けるので、室内からの排気にほとんど影響を与えない。水抜孔14を形成した場合は、各通気筒内に入り込んだ雨水はそこから流れ落ちるので、溜まることはない。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本発明に係る排気フードの構成を示す斜視図である。 本発明に係る排気フードの設置状態を示す図である。
符号の説明
1 フード本体
2 筒状本体
3 フランジ部
4 パッキン
5 第1通気筒
6 通気部
7 第2通気筒
8 通気部
9 中間板
10 防風板
11 板バネ
12 固定片
13 配管
14 水抜孔

Claims (4)

  1. 壁穴配管内に嵌合されるフード本体の外端面にフランジ部が形成され、前記フランジ部に、前記フード本体に対応する前記フランジ部の開口を囲むように第1通気筒が固定され、前記第1通気筒に、それと同様の構成の通気筒を1又は複数、ドーナツ状の中間板を介して連設し、前記連設される通気筒の内最外側のものの端面に防風板を設置して成り、前記各通気筒はその側面に、一側から他側に抜ける通気部を備え、隣り合う前記通気筒同士の各通気方向が直交又は斜交するように配置されることを特徴とする排気フード。
  2. 前記フード本体の壁穴配管内に挿入する側の端部外周縁に、パッキンが巻装された請求項1に記載の排気フード。
  3. 前記各通気筒の通気部間の閉塞壁及び/又は前記フランジ部に、1又は複数の水抜孔が形成された請求項1又は2に記載の排気フード。
  4. 前記通気部は格子状のものである請求項1乃至3のいずれかに記載の排気フード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103140719A (zh) * 2010-11-12 2013-06-05 松下电器产业株式会社 换气用通气孔盖
JP2016053449A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 株式会社佐原 換気フード
JP2017044353A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 日本住環境株式会社 排気フード
EP3705796A1 (de) * 2019-03-08 2020-09-09 Robert Bosch GmbH Wärmepumpeneinheit, luftleitelement für eine wärmepumpeneinheit, und verfahren zum herstellen eines luftleitelements

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