JP2007146994A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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Shinji Morita
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】 使用環境条件が過酷な場合でも、錆の発生により着磁面の盛り上がりを招いて回転検出精度の劣化を来たすということのない車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】外方部材1および内方部材2のうちの回転側部材における他方の部材と対向する周面には、アキシアル型の磁気エンコーダ12を圧入固定する。多極磁石16の外向き面における芯金円筒状部15a側の縁部には、全周に渡り凹み形状の段差部16aを設ける。また、多極磁石16の外向き面に対面する磁気センサ13の検出面における軸受半径方向の中央位置は、多極磁石16の外向き面における前記段差部16aを除く部分である着磁面の半径方向中央位置またはこの中央位置よりも前記段差部16aから離れる側に位置させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、アンチロックブレーキ装置を備えた自動車等に用いられる車輪用軸受装置に関する。
アンチロックブレーキ装置(ABS)は、低摩擦路やパニックブレーキ時のタイヤロックを検知し、ブレーキを緩めてタイヤグリップを確保することで、操舵安定性を得るものである。タイヤロックを検知するABSセンサは、車輪用の軸受装置に設けられる。
このような車輪用軸受装置に設けられるABSセンサとして、図5や図6に示すような回転検出装置が提案されている(例えば特許文献1〜特許文献3)。図5に示す回転検出装置41は、車輪用軸受装置における回転側部材である例えば内方部材32に設けられ多極磁石46を有する磁気エンコーダ42と、この磁気エンコーダ42の多極磁石46に対して軸方向に向けて対面する磁気センサ43とからなる。磁気エンコーダ42は、前記内方部材32の外周面に圧入される円筒状部45aおよびこの円筒状部45aの軸受外側の端部から径方向に立ち上がる立板部45bからなる断面L字状で環状の芯金45と、前記芯金立板部45bの外向きの面に設けられて円周方向に並ぶ複数の磁極を有する環状の多極磁石46とでなる。多極磁石46は、磁性体の混入されたゴムを前記芯金立板部45bの外向きの面に加硫接着し、周方向に交互に磁極を着磁したゴム磁石である。この回転検出装置41は、磁気エンコーダ42の回転に伴って磁気センサ43の前を横切る多極磁石42の磁極変化を磁気センサ43が検出することにより、車輪の回転を検出する。この回転検出装置41の磁気エンコーダ42は、車輪用軸受装置における内外部材32,31間の空間の一端部のシールに兼用される。
また、図6に示す回転検出装置41は、図5の磁気エンコーダ42をスリンガとして、この磁気エンコーダ42の芯金円筒状部45aおよび芯金立板部45bに摺接する別のシール板44を固定側部材である外方部材31に設けたものである。
米国特許第5431413号明細書 特開2002−343550号公報 特開2002−333033号公報
しかし、例えば図5の回転検出装置41では、使用環境条件が過酷な場合、図7(A)の状態から図7(B)のように磁気エンコーダ42を圧入した回転側部材である内方部材32の外周面に錆50が発生する。この錆50が進行してくると、図7(C)のように錆部が膨張して多極磁石46の内縁部を押し上げるため多極磁石46の着磁面が盛り上がり、回転検出装置41の出力精度が劣化するという問題がある。このような問題は、図6の回転検出装置41でも同様に生じる。
この発明の目的は、使用環境条件が過酷な場合でも回転検出精度の劣化を来さない車輪用軸受装置を提供することである。
この発明の車輪用軸受装置は、複列の転走面が内周に形成された外方部材と、この外方部材の転走面と対向する転走面を形成した内方部材と、両転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置において、前記外方部材および内方部材のうちの回転側部材における他方の部材と対向する周面にアキシアル型の磁気エンコーダを圧入固定し、この磁気エンコーダは、前記周面に圧入される円筒状部およびこの円筒状部の軸受外側の端部から立ち上がる立板部からなる断面L字状の芯金と、前記立板部の外向きの面に設けられて円周方向に並ぶ複数の磁極を有する環状の多極磁石とでなり、この多極磁石の外向き面における芯金円筒状部側の縁部に、全周に渡り凹み形状の段差部を設け、前記多極磁石の外向き面に対面する磁気センサの検出面における軸受半径方向の中央位置を、前記多極磁石の外向き面における前記段差部を除く部分である着磁面の半径方向中央位置またはこの中央位置よりも前記段差部から離れる側に位置させたことを特徴とする。
この構成によると、多極磁石の外向き面における芯金円筒状部側の縁部に、全周に渡り凹み形状の段差部を設け、磁気センサの検出面における軸受半径方向の中央位置を多極磁石の着磁面の半径方向中央位置またはこの中央位置よりも前記段差部から離れる側に位置させている。そのため、使用環境条件が過酷な場合に、磁気エンコーダを圧入した回転側部材の圧入周面に錆が発生しても、この錆は前記段差部に溜まることになって、段差部よりも着磁面中央側へ移動することが回避される。したがって、進行した錆部で多極磁石の着磁面が盛り上がって回転検出精度が劣化することが防止される。
この発明において、前記多極磁石がゴム磁石であっても良い。多極磁石がゴム磁石の場合、前記段差部がないと、磁気エンコーダが圧入固定される回転側部材の圧入周面に発生した錆部の膨張で多極磁石の縁部が押し上げられる度合いが大きくなる。このため、前記段差部を設けることで、錆部による多極磁石縁部の押し上げを小さくして回転検出精度の劣化を防止する効果が、より効果的に発揮される。
この発明の車輪用軸受装置は、複列の転走面が内周に形成された外方部材と、この外方部材の転走面と対向する転走面を形成した内方部材と、両転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置において、前記外方部材および内方部材のうちの回転側部材における他方の部材と対向する周面にアキシアル型の磁気エンコーダを圧入固定し、この磁気エンコーダは、前記周面に圧入される円筒状部およびこの円筒状部の軸受外側の端部から立ち上がる立板部からなる断面L字状の芯金と、前記立板部の外向きの面に設けられて円周方向に並ぶ複数の磁極を有する環状の多極磁石とでなり、この多極磁石の外向き面における芯金円筒状部側の縁部に、全周に渡り凹み形状の段差部を設け、前記多極磁石の外向き面に対面する磁気センサの検出面における軸受半径方向の中央位置を、前記多極磁石の外向き面における前記段差部を除く部分である着磁面の半径方向中央位置またはこの中央位置よりも前記段差部から離れる側に位置させたため、使用環境条件が過酷な場合でも、発生した錆で多極磁石の着磁面が盛り上がって回転検出精度が劣化することが防止される。
この発明の一実施形態を図1および図2と共に説明する。この実施形態は、第3世代型の内輪回転タイプで、かつ駆動輪支持用の車輪用軸受装置に適用したものである。なお、この明細書において、車両に取付けた状態で車両の車幅方向外側寄りとなる側をアウトボード側と言い、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
この車輪用軸受装置は、内周に複列の転走面3を形成した外方部材1と、これら各転走面3に対向する転走面4を形成した内方部材2と、これら外方部材1および内方部材2の転走面3,4間に介在した複列の転動体5とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持するようにしたものである。この車輪用軸受装置は、複列外向きアンギュラ玉軸受型とされていて、転動体5はボールからなり、各列毎に保持器6で保持されている。外方部材1と内方部材2の間の軸受空間の両端は、シール7,8によりそれぞれ密封されている。インボード側端のシール8は、磁気エンコーダ12付きのものである。
外方部材1は固定側の部材となるものであって、車体の懸架装置(図示せず)におけるナックルに取付けるフランジ1aを外周に有し、全体が一体の部品とされている。
内方部材2は回転側の部材となるものであって、外周に車輪取付用のハブフランジ9aを有するハブ輪9と、このハブ輪9のインボード側端の外周に嵌合した内輪10とでなる。これらハブ輪9および内輪10に前記各列の転走面4が形成されている。
図2は、図1におけるII部の拡大断面図である。磁気エンコーダ12付きのシール8は、磁気エンコーダ12と、この磁気エンコーダ12をスリンガとしてこれに摺接する別のシール板14とでなる。磁気エンコーダ12は回転側の部材である内方部材2に取付けられ、前記シール板14は固定側の部材である外方部材1に取付けられる。
磁気エンコーダ12はアキシアル型のものであって、内方部材2における外方部材1と対向する外周面(ここでは内輪10の外周面)に圧入される円筒状部15aおよびこの円筒状部15aの軸受外側の端部から径方向に立ち上がる立板部15bからなる断面L字状で環状の芯金15と、前記立板部15bの外向きの面に設けられた多極磁石16とでなる。この磁気エンーダ12と、その多極磁石16の外向き面に対面配置される磁気センサ13とで、回転検出装置11が構成される。多極磁石16は、円周方向に並ぶ複数の磁極を有する環状の部材であり、ここでは磁性体を混入したゴムを前記芯金立板部15bの外向き面に加硫接着して、着磁処理したゴム磁石とされている。多極磁石16の外向き面における芯金円筒状部15a側の縁部には、全周に渡り凹み形状の段差部16aが設けられる。また、前記磁気センサ13の前記多極磁石16の外向き面に対面する検出面における軸受半径方向の中央位置は、多極磁石16の外向き面における前記段差部16aを除く部分である着磁面の半径方向中央位置、またはこの中央位置よりも前記段差部16aから離れる側に位置させてある。
前記シール板14は、外方部材1の内周面に圧入される円筒状部14aおよびこの円筒状部14aの軸受内側の端部から径方向に立ち下がる立板部14bからなる断面L字状で環状の部材であって、磁気エンコーダ12の芯金立板部15bに摺接するサイドリップ17aと芯金円筒状部15aに摺接するラジアルリップ17b,17cとを一体に有する。これらリップ17a〜17cは、シール板14に加硫接着された弾性部材17の一部として設けられている。このシール板14の円筒状部14aと磁気エンコーダ12の芯金立板部15bとは僅かな径方向隙間を持って対峙させ、その隙間でラビリンスシール23を構成している。
この車輪用軸受装置の車両への組付けにおいては、等速ジョイント18の片方の継手部材となる外輪19のステム部19aをハブ輪9の貫通孔20に挿通させ、ステム部19aの外周面と貫通孔20の内周面とをスプライン嵌合させ、ステム部19aの先端に螺合するナット21の締め付けにより、等速ジョイント外輪19を内方部材2に結合する。このとき、等速ジョイント外輪19に設けられたアウトボード側の段面19bが、内輪10のインボード側に向く端面10aに押し付けられ、等速ジョイント外輪19とナット21とで内方部材2が幅締めされる。
車輪取付用のハブフランジ9aはハブ輪9のアウトボード側端に位置しており、このハブフランジ9aにブレーキロータを介して車輪(いずれも図示せず)がハブボルト22で取付けられる。
この構成の車輪用軸受装置によると、多極磁石16の外向き面における芯金円筒状部15a側の縁部に、全周に渡り凹み形状の段差部16aを設け、磁気センサ13の検出面における軸受半径方向の中央位置を、着磁面の半径方向中央位置またはこの中央位置よりも段差部16aから離れる側に位置させている。そのため、使用環境条件が過酷な場合に、磁気エンコーダ12を圧入した回転側部材である内方部材2(ここでは内輪10)の外周面に錆が発生しても、この錆は段差部16aに溜まることになって、段差部16aよりも着磁面中央側へ移動することが回避される。したがって、進行した錆部で多極磁石16の着磁面が盛り上がって回転検出精度が劣化することが防止される。
この実施形態では多極磁石16としてゴム磁石を用いているので、前記段差部16aがないと、磁気エンコーダ12が圧入固定される内方部材2の外周面に発生した錆部の膨張で多極磁石16の内縁部が押し上げられる度合いが大きくなる。そのため、段差部16aを設けて錆部による多極磁石内縁部の押し上げを小さくできることによる、回転検出精度の劣化防止の効果が、より効果的に発揮される。
図3および図4は、この発明の他の実施形態を示す。この車輪用軸受装置は、第2世代に分類される複列外向きアンギュラ玉軸受型であり、外輪回転タイプでかつ従動輪支持用のものである。この車輪用軸受装置は、内周に複列の転走面3を有するハブ輪兼用の外方部材1と、これら転走面3にそれぞれ対向する転走面4を有する内方部材2と、これら複列の転走面3,4間に介在する複列の転動体5とを備える。外方部材1は、外周に車輪取付用のフランジ1bを有する。内方部材2は各転走面4をそれぞれ有する2つの軸受内輪2Aを軸方向に並べた分割型内輪からなる。転動体5はボールからなり、各列毎に保持器6で保持されている。内外の部材2,1間に形成される環状空間の両端は一対のシール7,8Aで密封されている。インボード側のシール8Aは、先の実施形態の場合のシール8の構成においてスリンガとなる磁気エンコーダ12を、多極磁石16を有しない芯金15に置き換えたものである。
図3のIV部を拡大して図4に示す。同図のように、この実施形態では、磁気エンコーダ12Aは、回転側の部材である外方部材1のインボード側端に内方部材2よりもインボード側に延ばして設けられるカウンタボア部1cの内周面に圧入固定される。すなわち、この場合の磁気エンコーダ12Aは、前記外方部材2のカウンタボア部1cの内周面に圧入される円筒状部25a、およびこの円筒状部25aの軸受外側の端部から径方向に立ち下がる立板部25bからなる断面L字状で環状の芯金25と、この芯金25の立板部25bの外向き面に設けられた多極磁石26とでなる。この磁気エンーダ12Aと、その多極磁石26の外向き面に対面配置される磁気センサ13とで、回転検出装置11Aが構成される。
この場合も、多極磁石26は、円周方向に並ぶ複数の磁極を有する環状の部材であり、磁性体を混入したゴムを前記芯金立板部25bの外向き面に加硫接着して、着磁処理したゴム磁石とされている。多極磁石26の外向き面における芯金円筒状部25a側の縁部に、全周に渡り凹み形状の段差部26aが設けられる。また、前記磁気センサ13の前記多極磁石26の外向き面に対面する検出面における軸受半径方向の中央位置が、多極磁石26の外向き面における前記段差部26aを除く部分である着磁面の半径方向中央位置、またはこの中央位置よりも前記段差部26aから離れる側に位置させてあることは、先の実施形態の場合と同じである。
この車輪用軸受装置の車両への組付けにおいて、ハブ輪兼用の外方部材1の前記フランジ1bには、ブレーキロータを介して車輪(いずれも図示せず)がハブボルト22で取付けられる。分割型内輪からなる内方部材2の内径面には車軸(図示せず)が固定される。
この実施形態の場合も、使用環境条件が過酷な場合に、磁気エンコーダ12Aを圧入した回転側部材である外方部材1の内周面に錆が発生しても、多極磁石26の外向き面における芯金円筒状部25a側の縁部に、全周に渡り凹み形状の段差部26aを設け、磁気センサ13の検出面における軸受半径方向の中央位置を、多極磁石26の着磁面の半径方向中央位置またはこの中央位置よりも前記段差部26aから離れる側に位置させている。そのため、進行した錆部で多極磁石26の着磁面が盛り上がって回転検出精度が劣化するのを防止できる。
この発明の第1の実施形態にかかる車輪用軸受装置の断面図である。 図1におけるII部の拡大断面図である。 この発明の他の実施形態にかかる車輪用軸受装置の断面図である。 図3におけるIV部の拡大断面図である。 従来例の部分拡大断面図である。 他の従来例の部分拡大断面図である。 図5の従来例における磁気エンコーダ部分での錆発生の説明図である。
符号の説明
1…外方部材
2…内方部材
3,4…転走面
5…転動体
12,12A…磁気エンコーダ
13…磁気センサ
15,25…芯金
15a,25a…円筒状部
15b,25b…立板部
16,26…多極磁石
16a,26a…段差部

Claims (3)

  1. 複列の転走面が内周に形成された外方部材と、この外方部材の転走面と対向する転走面を形成した内方部材と、両転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置において、
    前記外方部材および内方部材のうちの回転側部材における他方の部材と対向する周面にアキシアル型の磁気エンコーダを圧入固定し、この磁気エンコーダは、前記周面に圧入される円筒状部およびこの円筒状部の軸受外側の端部から立ち上がる立板部からなる断面L字状の芯金と、前記立板部の外向きの面に設けられて円周方向に並ぶ複数の磁極を有する環状の多極磁石とでなり、この多極磁石の外向き面における芯金円筒状部側の縁部に、全周に渡り凹み形状の段差部を設け、前記多極磁石の外向き面に対面する磁気センサの検出面における軸受半径方向の中央位置を、前記多極磁石の外向き面における前記段差部を除く部分である着磁面の半径方向中央位置またはこの中央位置よりも前記段差部から離れる側に位置させたことを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 請求項1において、前記多極磁石がゴム磁石である車輪用軸受装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記回転側部材が前記内方部材である車輪用軸受装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162677A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Ntn Corp 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置

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