JP2019035421A - 組み合わせシールリング付ハブユニット軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転トルクの低減とサイドリップの耐久性の向上との両立を図ることができる構造を実現する。【解決手段】ハブユニット軸受の内部空間の軸方向内端開口部を塞ぐシール手段として、スリンガ34とシールリング35とを組み合わせて成る組み合わせシールリング30を使用する。シールリング35には、外径側サイドリップ44と内径側サイドリップ45とを有しており、このうちの外径側サイドリップ44は、内径側サイドリップ45に比べて、厚さ寸法及び回転側円輪部37に対する締め代が小さい。また、外径側サイドリップ44は、外輪とハブとの間に相対傾きが発生していない状態では、全周にわたり締め代を有しているが、相対傾きが発生した状態では、締め代が円周方向1箇所で失われる。【選択図】図2

Description

本発明は、車輪を懸架装置に対して回転自在に支持するために使用するハブユニット軸受のうち、内部空間の端部開口を組み合わせシールリングにより塞いだ、組み合わせシールリング付ハブユニット軸受に関する。
自動車の車輪及び制動用回転体は、ハブユニット軸受により、懸架装置に対して回転自在に支持されている。図4は、特開2016−186319号公報に記載された、組み合わせシールリング付のハブユニット軸受の従来構造の1例を示している。ハブユニット軸受1は、静止輪である外輪2と、回転輪であるハブ3と、複数個の転動体4とを備えている。
外輪2は、内周面に設けられた複列の外輪軌道5と、外輪2を懸架装置(図示せず)に支持固定するための静止フランジ6とを有する。ハブ3は、外輪2の内径側に外輪2と同軸に配置されており、外周面のうちで複列の外輪軌道5に対向する部分に設けられた複列の内輪軌道7と、車輪及び制動用回転体(図示せず)を支持するための回転フランジ8とを有する。転動体4は、複列の外輪軌道5と複列の内輪軌道7との間に、それぞれの列ごとに複数個ずつ、転動自在に配置されている。このような構成により、ハブ3は、外輪2の内径側に回転自在に支持されている。
外輪2の内周面とハブ3の外周面との間に存在する円筒状の内部空間9のうち、軸方向外端開口部は、シールリング10により塞がれており、軸方向内端開口部は、組み合わせシールリング11により塞がれている。
なお、軸方向に関して「内」とは、ハブユニット軸受を懸架装置に組み付けた状態で車両の幅方向中央側となる、図1〜図5の右側をいう。反対に、ハブユニット軸受を懸架装置に組み付けた状態で車両の幅方向外側となる、図1〜図5の左側を、軸方向に関して「外」という。
組み合わせシールリング11は、図5に示すように、スリンガ12とシールリング13とを組み合わせて構成されている。
スリンガ12は、断面L字形で全体が円環状に構成されており、回転側円筒部14と、該回転側円筒部14の軸方向内端縁から径方向外方に折れ曲がった回転側円輪部15とを備えている。また、回転側円輪部15の径方向外端部には、軸方向外側に向けて折れ曲がった短円筒部16が設けられている。このようなスリンガ12は、回転側円筒部14をハブ3の軸方向内端部に外嵌固定することにより、ハブ3に対し固定されている。
シールリング13は、芯金17と、芯金17に固定されたシール材18とを備えている。芯金17は、断面L字形で全体が円環状に構成されており、外輪2の軸方向内端部に内嵌固定されている。シール材18は、2本のサイドリップ19、20と、1本のグリースリップ21を備えている。
2本のサイドリップ19、20のうち、径方向内側に配置された内径側サイドリップ20は、その先端縁を、スリンガ12を構成する回転側円輪部15の軸方向外側面に対し、全周にわたり締め代を有する状態で接触させている。
これに対し、径方向外側に配置された外径側サイドリップ19は、その先端縁を、回転側円輪部15の軸方向外側面に対し接触させていない。具体的には、外径側サイドリップ19の先端部に径方向外方に向けて折れ曲がった屈曲部22を形成し、この屈曲部22の軸方向内側面を、回転側円輪部15の軸方向外側面に近接対向させ、かつ、屈曲部22の先端面(外周面)を、短円筒部16の内周面に近接対向させている。これにより、屈曲部22とスリンガ12との間に、断面L字形のラビリンスシール空間23を形成している。
上述のように従来構造では、径方向寸法が小さいことに起因して摺接トルクが低くなりやすい内径側サイドリップ20を摺接リップとし、径方向寸法が大きいことに起因して摺接トルクが大きくなりやすい外径側サイドリップ19をラビリンスリップとしている。このため、組み合わせシールリング11の回転トルクを低くすることができ、自動車の燃費向上に寄与することができる。
特開2016−186319号公報
ところが、上述した従来構造にあっては、外径側サイドリップ19の屈曲部22とスリンガ12との間に形成されたラビリンスシール空間23に、スリンガ12の回転に起因した強い回転気流が発生する。また、ラビリンスシール空間23内の圧力は、ベルヌーイの定理により、周囲に比べて低くなる。このため、屈曲部22には、回転側円輪部15に対して遠近動するような振動が発生し、異音が発生したり、また、屈曲部22が回転側円輪部15に対して接触することで、ハブユニット軸受1の回転トルクが上昇しやすくなる。また、ラビリンスシール空間23内に侵入した泥水等の異物が外部に排出されにくい(保持されやすい)ため、屈曲部22の摩耗が進行しやすいといった問題を生じる。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、回転トルクの低減とサイドリップの耐久性の向上との両立を図れる構造を実現することにある。
本発明の組み合わせシールリング付ハブユニット軸受は、回転輪及び静止輪と、複数個の転動体と、組み合わせシールリングとを備えている。
前記回転輪及び前記静止輪は、互いに同軸に配置された状態で相対回転する。
前記各転動体は、前記回転輪と前記静止輪との間に、転動自在に設けられている。
前記組み合わせシールリングは、前記回転輪と前記静止輪との互いに対向する周面同士の間に存在する内部空間の端部開口を塞ぐもので、スリンガと、シールリングとを有している。
前記スリンガは、前記回転輪の周面の一部で前記静止輪の周面に対向する部分に嵌合固定された回転側円筒部と、この回転側円筒部の軸方向端縁から前記静止輪に向けて径方向に折れ曲がった回転側円輪部とを備えている。
前記シールリングは、前記静止輪の一部で前記スリンガに対向する部分に嵌合固定された芯金と、この芯金に固定されたシール材とを備えている。
さらに本発明の組み合わせシールリング付ハブユニット軸受にあっては、前記シール材に、内径側サイドリップと、この内径側サイドリップよりも径方向外側に存在する外径側サイドリップとを設けている。このうちの外径側サイドリップは、前記内径側サイドリップに比べて、厚さ寸法が小さく、かつ、前記回転側円輪部に対する締め代が小さくなっている。また、前記外径側サイドリップは、前記静止輪と前記回転輪との間に相対傾きが発生していない状態では、前記回転側円輪部に対し全周にわたり締め代を有しているが、前記静止輪と前記回転輪との間に相対傾きが発生すると、前記回転側円輪部に対する締め代が円周方向1箇所で失われる構成を有している。
本発明では、前記静止輪と前記回転輪との間に、使用状態で想定し得る最大の相対傾きが発生した際に、前記外径側サイドリップの全周の1/4〜1/2、より好ましくは1/4〜1/3の範囲で締め代が失われる構成とすることができる。
本発明では、前記外径側サイドリップ及び前記内径側サイドリップの自由状態での半径寸法の差Δrを、組み合わせシールリングの断面高さHの40〜50%とする(0.4H≦Δr≦0.5H)ことができる。
本発明では、前記回転輪を、軸方向外側部に車輪を支持固定するための回転フランジを有し、使用時に車輪と共に回転するハブとし、前記静止輪を、懸架装置に支持固定されて回転しない外輪とし、前記組み合わせシールリングを、前記内部空間の軸方向内端開口部を塞ぐものとし、車体への組み付け状態で、前記回転側円輪部に対する締め代が鉛直方向下側部分で失われる構成とすることができる。
上述のような本発明の組み合わせシールリング付ハブユニット軸受によれば、回転トルクの低減とサイドリップの耐久性の向上との両立を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態の第1例を示す、組み合わせシールリング付ハブユニット軸受を示す断面図である。 図2は、図1のX部拡大図である。 図3は、タイヤに作用するモーメント荷重に基づき組み合わせシールリングを構成するスリンガが変位する状態を示す図であり、(A)は鉛直方向上側部分の状態を示しており、(B)は鉛直方向下側部分の状態を示している。 図4は、従来構造の組み合わせシールリング付ハブユニット軸受を示す断面図である。 図5は、従来構造である図4に関して、図2に相当する図である。
[実施の形態の第1例]
実施の形態の第1例について、図1〜図3を用いて説明する。本例のハブユニット軸受1aは、図4に示した従来構造と同様に、静止輪である外輪2aと、回転輪であるハブ3aと、複数個の転動体4とを備えている。
外輪2aは、中炭素鋼などの硬質金属からなり、複列の外輪軌道5aと、外輪2aを懸架装置に支持固定するための静止フランジ6aとを備える。複列の外輪軌道5aは、外輪2aの内周面に設けられている。静止フランジ6aは、外輪2aの軸方向中間部に径方向外方に突出するように設けられている。静止フランジ6aの径方向中間部の円周方向複数箇所にはそれぞれ、取付孔24が設けられている。外輪2aは、取付孔24のそれぞれに螺合あるいは挿通されたボルトなどの結合部材により、懸架装置を構成するナックルに支持固定される。
ハブ3aは、外輪2aの内径側に外輪2aと同軸に配置されており、複列の内輪軌道7aと、車輪及び制動用回転体を支持するための回転フランジ8aとを備える。複列の内輪軌道7aは、ハブ3aの外周面のうちで、複列の外輪軌道5aに対向する部分に設けられている。回転フランジ8aは、軸方向に関して外輪2aの軸方向外端面よりも外側に存在するハブ3aの軸方向外側部に、径方向外方に突出するように設けられている。回転フランジ8aの径方向外側部の円周方向複数箇所にはそれぞれ、結合孔25が設けられている。車輪及び制動用回転体は、結合孔25のそれぞれに圧入されたスタッド26、あるいは螺合されたボルトなどにより回転フランジ8aに支持される。
転動体4は、軸受鋼などの硬質金属あるいはセラミックにより構成されており、複列の外輪軌道5aと複列の内輪軌道7aとの間に、それぞれの列ごとに複数個ずつ、転動自在に配置されている。なお、図示の例では、転動体4として、玉を使用しているが、円すいころを使用することもできる。
本例では、ハブ3aは、中炭素鋼などの硬質金属製のハブ本体27と、軸受鋼などの硬質金属製の内輪28とを組み合わせることにより構成されている。すなわち、ハブ本体27の軸方向内端部に小径段部29が設けられており、内輪28は小径段部29に圧入されている。複列の内輪軌道7aのうちの軸方向外側の内輪軌道7aは、ハブ本体27の軸方向中間部に設けられており、軸方向内側の内輪軌道7aは、内輪28の外周面に設けられている。回転フランジ8aは、ハブ本体27の軸方向外側部に設けられている。
外輪2aの内周面とハブ3aの外周面との間に存在する円筒状の内部空間9aのうち、軸方向外端開口部は、シールリング10aにより塞がれており、軸方向内端開口部は、組み合わせシールリング30により塞がれている。これにより、内部空間9a内に泥水等の異物が侵入することを防止するとともに、内部空間9a内に封入したグリースが外部に漏洩することを防止している。
シールリング10aは、円環状に構成された芯金31と、該芯金31に固定された複数本のリップ部32を有するシール材33とから構成されている。そして、芯金31を、外輪2aの内周面の軸方向外端部に締り嵌めで内嵌固定した状態で、複数本のリップ部32の先端縁を、回転フランジ8aの軸方向内側面又はハブ本体27の軸方向中間部外周面に、それぞれ全周にわたり摺接させている。
組み合わせシールリング30は、図2に示すように、スリンガ34と、シールリング35とを組わせることにより、断面略矩形状に構成されている。なお、図2には、シールリング35を構成する各リップ44〜46を自由状態で描いている。
スリンガ34は、金属板を曲げ成形することにより断面L字形で全体が円環状に構成されており、回転側円筒部36と、該回転側円筒部36の軸方向内端縁から径方向外方に折れ曲がった回転側円輪部37とを備えている。回転側円輪部37の軸方向内側面には、円輪状のエンコーダ38が全周にわたり添着固定されている。なお、図示の構造では、エンコーダ38の径方向外端部が、回転側円輪部37の外周縁部を覆っている。
エンコーダ38は、ゴム、合成樹脂等の高分子材料中に磁性粉を分散させて全体を円輪状とした、ゴム磁石、プラスチック磁石等の永久磁石製で、軸方向に着磁している。着磁方向は、円周方向に関して交互にかつ等間隔に変化している。したがって、被検出面であるエンコーダ38の軸方向内側面には、S極とN極とが、円周方向に関して交互にかつ等間隔に配置されている。このようなエンコーダ38の被検出面には、図示しない回転速度センサの検出部を対向させて、ハブ3aとともに回転する車輪の回転速度を測定可能としている。そして、測定した車輪の回転速度を表す信号を、アンチロックブレーキシステム(ABS)やトラクションコントロールシステム(TCS)等、車両の走行安定化装置の制御に利用する。なお、スリンガ34を固定するハブ3aの回転速度を検出する必要がない場合には、スリンガ34からエンコーダ38を省略しても良い。
このようなスリンガ34は、回転側円筒部36をハブ3aを構成する内輪28の軸方向内端部に外嵌することで、ハブ3aに対し固定されている。
シールリング35は、芯金39と、芯金39に固定されたシール材40とを備えている。芯金39は、金属板を曲げ形成することにより断面L字形で全体が円環状に構成されており、静止側円筒部41と、該静止側円筒部41の軸方向外端縁から径方向内方に折れ曲がった静止側円輪部42とを備えている。
シール材40は、ゴムの如きエラストマー等の弾性材製であり、芯金39に支持された基部43と、該基部43から延出した2本のサイドリップ(アキシアルリップ)44、45及び1本のグリースリップ(ラジアルリップ)46とを備えている。
シール材40を構成する基部43は、芯金39を構成する静止側円筒部41の内周面及び静止側円輪部42の軸方向内側面を覆うとともに、静止側円筒部41の軸方向内端部の外周面及び静止側円輪部42の径方向内半部の軸方向外側面も覆っている。したがって、基部43は、静止側円筒部41の軸方向内端部及び静止側円輪部42の径方向内半部をそれぞれ包埋している。また、基部43の一部で、静止側円筒部41の内周面と静止側円輪部42の軸方向内側面の径方向外半部とにより、径方向外側と軸方向外側とを仕切られた部分に、径方向及び軸方向の厚さ寸法が他の部分の厚さ寸法よりも大きくなった厚肉部47を設けている。また、厚肉部47の軸方向内側面と、基部43のうちで静止側円筒部41の内周面の軸方向内半部を覆った部分の内周面とを、断面形状が四分の一円弧状の曲面部を介して滑らかに接続している。さらに、基部43のうちで静止側円筒部41の内周面を覆った部分と、エンコーダ38の外周面とを、全周にわたり近接対向させることで、当該部分にラビリンスシール48を形成している。
シール材40を構成する1本のグリースリップ46は、内部空間9aに封入したグリースが外部空間に漏れ出ることを防止するためのもので、基部43の径方向内端部から回転側円筒部36に向けて径方向に延出するように設けられている。また、グリースリップ46の先端縁は、回転側円筒部36の外周面に対し全周にわたり締め代を有する状態で接触している。
シール材40を構成する2本のサイドリップ44、45のうち、径方向外側に配置された外径側サイドリップ44は、厚肉部47の径方向内端部から回転側円輪部37に向けて軸方向に延出するように設けられている。外径側サイドリップ44は、基端側から先端側に向かうほと直径が大きくなる方向に傾斜した部分円すい筒状に構成されており、その先端縁を回転側円輪部37の径方向外端寄り部の軸方向外側面に対し締め代を有する状態で接触させている。このように本例では、外径側サイドリップ44の先端部に、回転側円輪部37の軸方向外側面と平行な部分(従来構造の屈曲部に相当する部分)を設けていない。したがって、外径側サイドリップ44と回転側円輪部37との間に、従来構造のような強い回転気流が発生することを防止できる。また、外径側サイドリップ44の基端部外周面と厚肉部47の軸方向内側面とに関しても、断面形状が四分の一円弧状の曲面部を介して滑らかに接続している。
これに対し、径方向内側に配置された内径側サイドリップ45は、基部43の径方向内端部から回転側円輪部37に向けて軸方向に延出するように設けられている。内径側サイドリップ45に関しても、基端側から先端側に向かうほと直径が大きくなる方向に傾斜した部分円すい筒状に構成されており、その先端縁を回転側円輪部37の径方向中間部の軸方向外側面に対し締め代を有する状態で接触させている。
外径側サイドリップ44及び内径側サイドリップ45の大まかな形成位置は、上述の通りであるが、より具体的には、自由状態での外径側サイドリップ44の先端縁の半径寸法r1と、自由状態での内径側サイドリップ45の先端縁の半径寸法r2との差Δr(=r1−r2)が、組み合わせシールリング30の断面高さHの40〜50%の範囲内に収まる(0.4H≦Δr≦0.5Hを満たす)ように、外径側サイドリップ44及び外径側サイドリップ44の形成位置を規制している。
また、外径側サイドリップ44及び内径側サイドリップ45を形成することで、外径側サイドリップ44の径方向外側で、かつ、厚肉部47の軸方向内側面と回転側円輪部37の軸方向外側面との間部分に、ラビリンスシール48に通じた外径側空間49を形成している。また、外径側サイドリップ44の径方向内側で、かつ、内径側サイドリップ45の径方向外側に、外径側空間49よりも断面積が十分に大きい内径側空間50を形成している。
特に本例では、外径側サイドリップ44の厚さ寸法tを、内径側サイドリップ45の厚さ寸法Tよりも小さくしている(t<T)。具体的には、外径側サイドリップ44の曲げの起点となる基端部の厚さ寸法tを、内径側サイドリップ45の曲げの起点となる基端部の厚さ寸法Tの2/3以下、より好ましくは1/2以下としている。これにより、外径側サイドリップ44の曲げ剛性を、内径側サイドリップ45の曲げ剛性よりも低くしている。また、外径側サイドリップ44の全長(軸方向寸法)を、内径側サイドリップ45の全長よりも短くしている。具体的には、外径側サイドリップ44の全長(軸方向寸法)を、内径側サイドリップ45の全長の3/4以下、より好ましくは2/3以下にしている。
さらに、回転側円輪部37に対する外径側サイドリップ44の先端縁及び内径側サイドリップ45の先端縁のそれぞれの接触状態を、次のように規制している。
すなわち、ハブユニット軸受1aを構成する外輪2aとハブ3aとの間の相対傾き、換言すれば、シールリング35の中心軸とスリンガ34の中心軸との傾きが、締め代変化に影響を与えにくい内径側サイドリップ45に関しては、外輪2aとハブ3aとの間の相対傾きの有無(程度)にかかわらず、回転側円輪部37の軸方向外側面に対し全周にわたり締め代を持つようにしている。これに対し、外輪2aとハブ3aとの間の相対傾きが、締め代変化に影響を与えやすい外径側サイドリップ44に関しては、相対傾きの程度に応じて、回転側円輪部37の軸方向外側面に対し全周にわたり締め代を持つ状態と、円周方向1箇所で締め代が失われる状態とが、切り替わるようにしている。
本例では、外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生していない状態での外径側サイドリップ44の締め代の大きさを十分に小さく設定することで、外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生した状態で、外径側サイドリップ44の締め代が円周方向1箇所で失われる、つまり、外径側サイドリップ44の先端縁が回転側円輪部37の軸方向外側面から離隔する(浮き上がる)ようにしている。
このため、例えば外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生しておらず、外径側サイドリップ44が回転側円輪部37の軸方向外側面に対し全周にわたり締め代を有している状態で、外径側サイドリップ44の締め代の大きさは、内径側サイドリップ45の締め代の大きさよりも小さくなっている。このために、図2に示すような自由状態で、外径側サイドリップ44の先端縁を、内径側サイドリップ45の先端縁よりも軸方向外側(図示の例では回転側円輪部37の板厚の半分程度軸方向外側)に位置させている。これにより、スリンガ34とシールリング35とを組み合わせた状態で、外径側サイドリップ44の弾性変形量(軸方向圧縮量)を、内径側サイドリップ45の弾性変形量よりも小さくして、外径側サイドリップ44の先端縁と回転側円輪部37の軸方向外側面との摺接部の面圧を低く抑えている。なお、図2から明らかな通り、外径側サイドリップ44及び内径側サイドリップ45は、回転側円輪部37に対して締め代を持たせた状態で、自由状態の場合よりも、それぞれの先端縁が径方向外方に位置する。
また本例では、外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生していない状態での外径側サイドリップ44の締め代の大きさを、外輪2aとハブ3aとの間に、ハブユニット軸受1aの使用状態で想定し得る最大の相対傾きが発生した際に、外径側サイドリップ44の全周の1/4〜1/3の範囲で締め代が失われる程度の大きさに設定している。この点につき、図1に図3を加えて説明する。
内輪回転型のハブユニット軸受1aでは、車両旋回時に路面反力に基づき旋回外側荷重が負荷された場合に、外輪2aとハブ3aとの間に最も大きな相対傾きが発生する。回転フランジ8aに、図1に矢印Aで示したような旋回外側荷重(モーメント荷重)が加わると、ハブユニット軸受1aの各部の弾性変形により、ハブ3aの中心軸が、中立状態を表すα位置からβ位置にまで角度θ分だけ変位する。この結果、ハブ3aに外嵌固定したスリンガ34の回転側円輪部37に関しても、ほぼ角度θ分だけ傾斜する。
このため、ハブユニット軸受1aを車体に組み付けた状態で、鉛直方向に関して上側部分(図1の上側部分)では、図3の(A)に示すように、回転側円輪部37が、シールリング35に近づく方向に変位する。したがって、組み合わせシールリング30のうち、鉛直方向に関して上側部分では、外径側サイドリップ44及び内径側サイドリップ45のそれぞれの締め代が増大する。これに対して、鉛直方向に関して下側部分(図1の下側部分)では、図3の(B)に示すように、回転側円輪部37が、シールリング35から離れる方向に変位する。したがって、組み合わせシールリング30のうち、鉛直方向に関して下側部分では、外径側サイドリップ44及び内径側サイドリップ45のそれぞれの締め代が低下する。
したがって本例では、外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生していない状態から相対傾きがある程度大きくなるまでの間は(いわゆる通常の使用状態では)、外径側サイドリップ44は回転側円輪部37に対して全周にわたり締め代を有しているが、車両の旋回時など、外輪2aとハブ3aとの間の相対傾きがある程度大きくなると、鉛直方向に関して下側部分で、外径側サイドリップ44の締め代が失われ、外径側サイドリップ44の先端縁と回転側円輪部37との間に、外径側空間49と内径側空間50とを連通する開口部51が設けられる。また、旋回走行から直進走行に戻ると、開口部51が閉じて、外径側サイドリップ44は回転側円輪部37に対して全周にわたり締め代を有する状態となる。
以上のような構成を有する本例では、回転トルクの低減とサイドリップの耐久性の向上との両立を図ることができる。
すなわち、本例では、組み合わせシールリング30を構成するシールリング35のうち、径方向外側に設けた外径側サイドリップ44を、ラビリンスリップではなく、摺接リップとしているが、厚さ寸法及び締め代の大きさを、径方向内側に設けた内径側サイドリップ45に比べて何れも小さく設定している。さらに、外径側サイドリップ44を、部分円すい筒状に構成し、回転側円輪部37の軸方向外側面と平行な部分(従来構造の屈曲部に相当する部分)を設けていない。このため、外径側サイドリップ44と回転側円輪部37との間に、従来構造のような強い回転気流が発生することがないため、外径側サイドリップ44の先端縁が回転側円輪部37の軸方向外側面に押し付けられることを防止できる。したがって、従来構造に比べて、回転トルクの低減を図れる。
さらに本例では、悪路走行時等に跳ね上げられた泥水(スプラッシュ)等の異物が、ラビリンスシール48を通じて外径側空間49に入り込んだ場合にも、この異物を外径側空間49から効率良く排出できる。また、異物が内径側空間50に入り込んだ場合にも、この異物を内径側空間50から効率良く排出できる。このため、外径側サイドリップ44及び内径側サイドリップ45の摩耗の進行を抑えることができ、これら外径側サイドリップ44及び内径側サイドリップ45の耐久性を確保できる。
具体的には、ラビリンスシール48を通じて外径側空間49の内側に入り込んだ異物を、外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生した際に外径側空間49内に生じる回転気流を利用して、鉛直方向下側に効率良く運び、外部空間に排出することができる。前述のように、外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生した場合、外径側サイドリップ44の傾斜角度が円周方向に関して変化するため、外径側空間49の断面積は、円周方向に関して徐々に変化する。つまり、外径側空間49の断面積は、外径側サイドリップ44の締め代が大きくなる鉛直方向上側で小さくなり、外径側サイドリップ44の締め代が失われる鉛直方向下側で大きくなる。このため、スリンガ34の回転に伴い外径側空間49内に発生する気流の速度は、鉛直方向上側で速くなり、鉛直方向下側で遅くなる。したがって、外径側空間49内では、鉛直方向上側で回転気流に異物を取り込みやすくなり、鉛直方向下側で回転気流に異物を取り込みにくくなる。この結果、外径側空間49に入り込んだ異物を、回転気流を利用して鉛直方向下側に運び、外部空間に排出することができる。
さらに、外径側空間49の内面を構成する厚肉部47の軸方向内側面の内外両周縁部をそれぞれ曲面部により構成し、外径側空間49の内外両周面と滑らかに連続させている。また、外径側サイドリップ44の外周面を、先端側に向かう程ラビリンスシール48に近づく方向に傾斜させている。これにより、ラビリンスシール48を通じて外径側空間49内に勢い良く入り込んだ異物を、ラビリンスシール48に向けて還流させ、ラビリンスシールを通じて外部空間に排出させることもできる。
このように本例では、外径側空間49内の異物を効率良く排出することができるため、外径側サイドリップ44の摩耗を防止することができ、外径側サイドリップ44の耐久性を確保できる。
また本例では、通常の使用状態で、外径側サイドリップ44の先端縁を回転側円輪部37に対して全周にわたり締め代を持たせた状態で接触させているため、外径側サイドリップ44の外周面に異物が接触した場合にも、外径側サイドリップ44が径方向内側に反転する(めくれる)ように変形することを防止できる。したがって、異物が外径側サイドリップ44を通過して、内径側空間50内に入り込むことを有効に防止できる。また、内径側空間50内に異物が入り込んだ場合にも、外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生した際に、鉛直方向下側に形成される外径側サイドリップ44の先端縁と回転側円輪部37との間の開口部51を通じて、異物を外径側空間49に排出することができる。このため、内径側空間50内の異物を効率良く排出することもできるため、内径側サイドリップ45の摩耗を防止することができ、内径側サイドリップ45の耐久性を確保することもできる。
したがって、本例では、回転トルクの低減とサイドリップの耐久性の向上との両立を図ることができる。
外輪2aとハブ3aとの間に相対傾きが発生した際には、内径側空間50の断面積も、円周方向に関して変化する。このため、外径側サイドリップ44の先端縁と回転側円輪部37との間の開口部51を通じて、外径側空間49に存在する異物を内径側空間50に吸い込む可能性もある。本例では、このような吸い込みの影響を抑えるために、外径側サイドリップ44の内周面と内径側サイドリップ45の外周面との径方向幅を大きく確保している。具体的には、自由状態での外径側サイドリップ44の先端縁の半径寸法r1と、自由状態での内径側サイドリップ45の先端縁の半径寸法r2との差Δrが、組み合わせシールリング30の断面高さHの40〜50%の範囲内に収まるように広めに設定している。
なお、ラビリンスシール48の径方向に関する幅寸法は、想定される外輪2aとハブ3aとの相対傾きの最大値において、僅かに接触するように設定することもできる。このような設定を行った場合にも、静止側円筒部41の内周面をシール材40の基部43により覆っているため、組み合わせシールリング30に重大な損傷が発生することはない。そして、前記径方向に関する幅寸法を最小限に設定すれば、ラビリンスシール48のシール性能を良好にし、外径側空間49への異物侵入を最小限に抑制することができる。
本発明の組み合わせシールリング付ハブユニット軸受は、自動車の車輪を懸架装置に対し支持するための車輪支持用ハブユニット軸受として実施することが、その作用・効果を十分に得る面からは最も好ましい。ただし、異物の侵入防止を図る必要がある用途であれば、車輪支持の用途に限らずに実施できる。また、車輪支持の用途で使用する場合でも、例えば半浮動式懸架装置に組み込む場合には、軸方向内側のシール手段だけでなく軸方向外側のシール手段も、組み合わせシールリングとする場合がある。このような場合には、軸方向外側のシール手段としても、本発明の特徴を備える組み合わせシールリングを組み込むことができる。この場合には、当該組み合わせシールリングに関する軸方向の内外が、先の説明とは逆になる。さらには、本発明を、外輪回転型のシールリング付ハブユニット軸受に適用することもできる。この場合には、使用時に回転する外方部材にスリンガを、使用時にも回転しない内方部材にシールリングを、それぞれ嵌合固定する。したがって、径方向に関する内外が、図示の例とは逆になる。
1、1a ハブユニット軸受
2、2a 外輪
3、3a ハブ
4 転動体
5、5a 外輪軌道
6、6a 静止フランジ
7、7a 内輪軌道
8、8a 回転フランジ
9、9a 内部空間
10、10a シールリング
11 組み合わせシールリング
12 スリンガ
13 シールリング
14 回転側円筒部
15 回転側円輪部
16 短円筒部
17 芯金
18 シール材
19 外径側サイドリップ
20 内径側サイドリップ
21 グリースリップ
22 屈曲部
23 ラビリンスシール空間
24 取付孔
25 結合孔
26 スタッド
27 ハブ本体
28 内輪
29 小径段部
30 組み合わせシールリング
31 芯金
32 リップ部
33 シール材
34 スリンガ
35 シールリング
36 回転側円筒部
37 回転側円輪部
38 エンコーダ
39 芯金
40 シール材
41 静止側円筒部
42 静止側円輪部
43 基部
44 外径側サイドリップ
45 内径側サイドリップ
46 グリースリップ
47 厚肉部
48 ラビリンスシール
49 外径側空間
50 内径側空間
51 開口部

Claims (4)

  1. 互いに同軸に配置された状態で相対回転する回転輪及び静止輪と、
    前記回転輪と前記静止輪との間に転動自在に配置された複数個の転動体と、
    前記回転輪と前記静止輪との互いに対向する周面同士の間に存在する内部空間の端部開口を塞ぐ組み合わせシールリングとを備え、
    前記組み合わせシールリングは、スリンガと、シールリングとを有しており、
    前記スリンガは、前記回転輪の周面の一部で前記静止輪の周面に対向する部分に嵌合固定された回転側円筒部と、この回転側円筒部の軸方向端縁から前記静止輪に向けて径方向に折れ曲がった回転側円輪部とを有しており、
    前記シールリングは、前記静止輪の周面の一部で前記スリンガに対向する部分に嵌合固定された芯金と、この芯金に固定されたシール材とを有しており、
    前記シール材は、内径側サイドリップと、この内径側サイドリップよりも径方向外側に存在する外径側サイドリップとを有しており、このうちの外径側サイドリップは、前記内径側サイドリップに比べて、厚さ寸法が小さく、かつ、前記回転側円輪部に対する締め代が小さくなっており、前記静止輪と前記回転輪との間に相対傾きが発生していない状態では、前記回転側円輪部に対し全周にわたり締め代を有しているが、前記静止輪と前記回転輪との間に相対傾きが発生すると、前記回転側円輪部に対する締め代が円周方向1箇所で失われる、
    組み合わせシールリング付ハブユニット軸受。
  2. 前記静止輪と前記回転輪との間に、使用状態で想定し得る最大の相対傾きが発生した際に、前記外径側サイドリップの全周の1/4〜1/3の範囲で締め代が失われる、請求項1に記載した組み合わせシールリング付ハブユニット軸受。
  3. 前記外径側サイドリップ及び前記内径側サイドリップの自由状態での半径寸法の差Δrが、前記組み合わせシールリングの断面高さHの40〜50%である、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した組み合わせシールリング付ハブユニット軸受。
  4. 前記回転輪が、軸方向外側部に車輪を支持固定するための回転フランジを有し、使用時に車輪と共に回転するハブであり、前記静止輪が、懸架装置に支持固定されて回転しない外輪であり、前記組み合わせシールリングが、前記内部空間の軸方向内端開口部を塞ぐものであり、車体への組み付け状態で、前記回転側円輪部に対する締め代が鉛直方向下側部分で失われる、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した組み合わせシールリング付ハブユニット軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111271381A (zh) * 2020-02-19 2020-06-12 浙江万向精工有限公司 一种轮毂轴承单元用密封组件

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