JP2007145058A - 線状体の接続構造 - Google Patents

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JP2007145058A
JP2007145058A JP2005338539A JP2005338539A JP2007145058A JP 2007145058 A JP2007145058 A JP 2007145058A JP 2005338539 A JP2005338539 A JP 2005338539A JP 2005338539 A JP2005338539 A JP 2005338539A JP 2007145058 A JP2007145058 A JP 2007145058A
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Kazutomi Furuta
一臣 古田
Ryuji Matsuura
竜二 松浦
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】廃車に伴う車両の解体時に、カーペットを除去しなくても、座席シートに接続されたワイヤーハーネスを容易に取り外せるようにする。
【解決手段】
カーペット5に破断部5aをワイヤーハーネス6、7の配索経路に沿って直線状に形成する。肉薄部5aは、ワイヤーハーネス6、7の引張強度より弱い破断強度を備えている。車両の解体時に座席シート3を車体フロア2から斜め上方に引き剥がすと、カーペット5の肉薄部5aを破断させつつ座席シート3に引きずられる形でワイヤーハーネス6、7が持ち上がる。その結果、カーペット5を除去しなくても、ワイヤーハーネス6、7を容易に取り外すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車内に座席シートを設置したり、トランクルームにカーナビ(カーナビゲーションシステム)の本体を固定したりする際に適用するに好適な、線状体の接続構造に関するものである。
図3は従来の線状体の接続構造の一例を示す斜視図である。
従来、自動車などの車両1においては、図3に示すように、車体フロア2上に、座席シート3が設置されているとともに、カーペット5が敷設されている。そして、シートベルトの着脱を検知したり、シートヒータに通電したりするため、座席シート3にワイヤーハーネス6が接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−136811号公報(段落〔0011〕の欄、図8)
しかし、これでは、ワイヤーハーネス6の大部分がカーペット5の裏側に配索されているため、廃車および修理や清掃に伴う車両の解体時には、カーペット5を車体フロア2から除去しないと、ワイヤーハーネス6を取り外すことが困難であるという課題があった。
本発明は、こうした課題を解決することが可能な、線状体の接続構造を提供することを目的とする。
まず、請求項1に係る線状体の接続構造の発明では、面状体の片側に位置する被接続部材に線状体が接続されて当該面状体のもう片側に配索された、線状体の接続構造において、前記面状体には、前記線状体の配索経路に沿って破断部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る線状体の接続構造の発明では、前記破断部は、前記線状体の引張強度より弱い破断強度を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に係る線状体の接続構造の発明では、前記線状体は、ワイヤーハーネスであることを特徴とする。
また、請求項4に係る線状体の接続構造の発明では、前記面状体は、カーペットであることを特徴とする。
また、請求項5に係る線状体の接続構造の発明では、前記被接続部材は、座席シートであることを特徴とする。
本発明によれば、線状体に引張力が作用すると、面状体の破断部が破断することから、面状体を除去しなくても、線状体を容易に取り外すことが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る線状体の接続構造の一実施形態を示す斜視図、図2は車両の解体時の様子を示す側面図である。
車両1は、図1に示すように、車体フロア2を有しており、車体フロア2上にはカーペット(面状体)5が敷設されている。また、車体フロア2上には座席シート(被接続部材)3がカーペット5の表側に位置するように設置されている。座席シート3には、2本のワイヤーハーネス(線状体)6、7が接続されており、ワイヤーハーネス6、7の大部分はカーペット5の裏側に配索されている。
ここで、1本のワイヤーハーネス6は、その一端が座席シート3に接続されており、他端にコネクタ6aが取り付けられている。また、もう1本のワイヤーハーネス7は、カーペット5の裏側に配索されており、その一端にコネクタ7aが取り付けられている。そして、2本のワイヤーハーネス6、7は、コネクタ6a、7a同士がカーペット5の裏側で嵌合することによって結線されている。
また、カーペット5には、肉薄部(破断部)5aがワイヤーハーネス6、7の配索経路に沿って直線状に形成されており、この肉薄部5aは、ワイヤーハーネス6、7の引張強度より弱い破断強度を備えている。
車両1は以上のような構成を有するので、廃車に伴う車両の解体時にワイヤーハーネス3をリサイクルする際には、カーペット5が車体フロア2上に敷設された状態で、図2に示すように、座席シート3を車体フロア2から斜め上方に引き剥がす。
すると、座席シート3にはワイヤーハーネス6、7が接続されているので、ワイヤーハーネス6、7に引張力が作用する。このとき、カーペット5の肉薄部5aの破断強度はワイヤーハーネス6、7の引張強度より弱いので、ワイヤーハーネス6、7に引張力が作用すると、ワイヤーハーネス6、7は、カーペット5の肉薄部5aを破断させつつ座席シート3に引きずられる形で持ち上がる。その結果、カーペット5を車体フロア2から除去しなくても、ワイヤーハーネス6、7を容易に取り外すことが可能となる。
また、座席シート3を斜め上方に引き剥がすと、図2に示すように、2本のワイヤーハーネス6、7のコネクタ6a、7aがカーペット5の上側に現れるので、両手を使ってコネクタ6a、7aの一方を他方から引き抜くことにより、ワイヤーハーネス6、7同士を容易に断線することができる。このとき、カーペット5上でコネクタ6a、7aを見ながら作業することができるので、作業性に優れる。
なお、座席シート3の設置位置は特に限定されるわけではなく、前席でも後席でも中央席でも構わない。
なお、上述の実施形態においては、破断部が肉薄部5aである場合について説明したが、肉薄部5a以外の破断部(例えば、ミシン目、重ね合わせ部、スリットなど)を代用することも可能である。
なお、上述の実施形態においては、座席シート3が車体フロア2上に設置されている場合について説明したが、カーナビ(カーナビゲーションシステム)やCDプレーヤの本体がトランクルームに固定されている場合に本発明を適用することもできる。
なお、上述の実施形態においては、面状体がカーペット5である場合について説明したが、カーペット5以外の面状体(例えば、防音・防振・断熱のためのインシュレータなど)に本発明を適用することもできる。
本発明は、自動車、航空機、電車、製造プラント、電化製品、OA機器など各種の産業分野に広く適用することができる。
本発明に係る線状体の接続構造の一実施形態を示す斜視図である。 車両の解体時の様子を示す側面図である。 従来の線状体の接続構造の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1……車両
2……車体フロア
3……座席シート(被接続部材)
5……カーペット(面状体)
5a……肉薄部(破断部)
6、7……ワイヤーハーネス(線状体)

Claims (5)

  1. 面状体の片側に位置する被接続部材に線状体が接続されて当該面状体のもう片側に配索された、線状体の接続構造において、
    前記面状体には、前記線状体の配索経路に沿って破断部が形成されていることを特徴とする、線状体の接続構造。
  2. 前記破断部は、前記線状体の引張強度より弱い破断強度を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の線状体の接続構造。
  3. 前記線状体は、ワイヤーハーネスであることを特徴とする、請求項1または2に記載の線状体の接続構造。
  4. 前記面状体は、カーペットであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の線状体の接続構造。
  5. 前記被接続部材は、座席シートであることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の線状体の接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067076A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス配索体及び車両用ドア

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