JP2007144191A - 吻合装置および使用の方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】吻合装置を提供する。
【解決手段】本発明の実施形態は、一般に、組織の二つ以上の層を並置状態で連結させるために使用できる吻合装置、を提供している。一例の実施形態において、装置は、吻合部位への挿入のための、第1の拡張された位置における、概ね管状の形状と、その吻合部位において、組織を並置状態で固定するための、第2の静止位置における、概ね環状のリング形状と、を有するように、構成可能である1本以上の織り状のワイヤにより、形成できる。この装置は、装置の外周部の周囲における組織の層の壊死を引き起こすか、または装置の内周部の周りにおける組織の成長を促すように構成することができる。
【選択図】図2

Description

開示の内容
〔発明の分野〕
本発明は広範囲には吻合装置に関連しており、特に、形状記憶ワイヤの織り状の管により形成されている吻合装置に関連しており、この場合に、配備されると、この吻合装置は、吻合部位の組織を、並置状態で、保持できる。
〔発明の背景〕
多くの外科処置中において、過度の出血を防いで、患者に対する他の合併症の危険性を減少させるために、外科医は、さまざまな血管およびその他の管を切断する前に、これらを閉鎖するか結紮しなければならなくなる。一例の結紮技法は、血管を閉鎖するために、その血管の周りに縫合糸を結び付けることである。あるいは、外科医は、血管の周りに、近位側端部で連結されている一対の脚部を有するクリップを配置して、これらの脚部を押し合わせるかしぼり合わせることにより、その血管を閉鎖できる。
血管を結紮するために用いられている一部の現行のクリップに伴う一例の欠陥は、そのクリップの脚部が、クリップアプライヤからの放出の後に、ある程度分離しやすくなること、である。この現象はダック−ビリング(duck-billing)と呼ばれている。このダック−ビリングは血管の不十分な結紮を結果として生じて、過度の血液の損失および/またはその血管の不要な損傷を引き起こす可能性がある。さらに、一部の既知の結紮クリップは、その顎部の間に配置される組織と、クリップの脚部における把持用の特徴部分との間の抵抗により、クリップアプライヤに前もって装てんする(preload)ことが困難になる場合が多い。
従って、改善された外科器具および方法に対して、特に、血管、その他の管等を結紮するために用いられる外科クリップに対して、要望が依然として存在している。
〔発明の概要〕
本発明の実施形態は、一般に、小腸および上胃嚢(upper stomach pouch)の壁部等のような、組織の層を、並置状態で固定するための吻合装置、を提供している。吻合装置は、本発明の一例の実施形態において、中央内腔部を有する織り状の形状記憶ワイヤにより形成できる本体部分、を一般に含んでいる。この本体部分は、当該本体部分が、吻合部位の内腔の中へ挿入するように構成されているワイヤ・メッシュの壁部を有している概ね管状の形態を採ることのできる、拡張された位置と、当該本体部分が、外周部を画定する花弁状の先端部分(petal tips)を備える複数のペタル(petals)を有している環状の形態を採ることのできる、静止位置と、の間で、変更可能(configurable)である。この静止位置は、吻合部位の対向している組織を並置状態で保持するために有効であり、圧力が上記装置の外周部から内周部にかけて減少するように、上記対向している組織に対して圧力を加えることができる。上記複数のペタルは、上記装置の外周部の周りの領域等のような、接触領域内における対向している組織の壊死を引き起こすように、それらの対向している組織に圧力を加えるように構成できる。一例の実施形態において、上記静止位置において、上記ペタルの先端部分は、上記装置の外周部の周囲のおよそ5%よりも大きい距離に沿って、上記対向している組織に接触するように構成されている。
上記吻合装置の一例の実施形態において、上記複数のペタルは、上方の組の隣接しているペタルと、下方の組の隣接しているペタルと、を含むことができ、この場合に、この装置は、下方の組のペタルと上方の組のペタルとの間に、対向している組織を受容するように構成されている。静止位置において、上方の組のそれぞれのペタルと下方の組の隣接しているペタルは、上記装置の外周部の一部分に沿って延在している先端部分により連結されている隣接しているアームにより、形成できる。さらに、それぞれのペタルの先端部分は第1の半径を有することができ、それぞれのアームは、第2の半径を有している屈曲部分において、上記先端部分に連結可能であり、この場合に、上記第1の半径は上記第2の半径よりも大きい。上記上方の組の隣接しているペタルの先端部分は、上記下方の組の隣接しているペタルの先端部分の中間点に対して、上記装置の周囲に互い違いに配列できるか、またはその下方の組の隣接しているペタルの先端部分の中間点に実質的に整列可能である、中間点、を有している。
上記装置の上方および下方のペタルは、多様な形状に構成できる。一例の実施形態において、装置が休止位置に構成されている場合に、上記の隣接しているアームおよびそれぞれのペタルの先端部分は、その装置の中央内腔部を通って延びている中心軸に対して実質的に垂直である平面の中において、実質的に平面の形態で、配向できる。また、別の実施形態において、上記それぞれのペタルの隣接しているアームは、上記装置の中央内腔部を通って延びている中心軸に対して実質的に垂直である平面の中に配向可能であり、この場合に、上記上方の組のペタルの隣接しているアームの少なくとも一部分は、下方に向いている開口部を有している弓形の部分、を含んでおり、上記下方の組のペタルの隣接しているアームの少なくとも一部分は、上方に向いている開口部を有している弓形の部分、を含んでいる。また、上記上方の組のペタルの隣接しているアームは、上記弓形の部分と先端部分との間に配置されている屈曲部分であって、その先端部分を上記装置の中央内腔部を通って延びている中心軸に対して実質的に垂直である平面の中に配向することのできる、屈曲部分、を含むことができ、上記下方の組のペタルの隣接しているアームは、上記弓形の部分と先端部分との間に配置されている屈曲部分、を含むことができる。これらの隣接しているアームの屈曲部分は、上記装置の中央内腔部を通って延びている中心軸に対して実質的に垂直である平面の中に、上記先端部分を配向できる。さらに別の実施形態において、上記それぞれのペタルの先端部分は、下方に向いている開口部を画定しているピーク部分と、上方に向いている開口部を画定しているトラフ部分と、を有することができる。
別の実施形態において、上記吻合装置は、上記上方の組の隣接しているペタルのペタル先端部分に対して周囲に連結されている第1のワイヤと、上記下方の組の隣接しているペタルのペタル先端部分に対して周囲に連結されている第2のワイヤと、を含むことができる。この装置が静止位置に構成されている場合に、上記第1のワイヤおよび第2のワイヤは、その装置の外周部の周囲のおよそ90%よりも大きな距離に沿って、対向している組織に接触できる。
組織の層を連結させるための方法も提供されている。一例の実施形態において、この方法は、中央内腔部を画定するワイヤ・メッシュ壁部を有している織り状の形状記憶ワイヤにより形成されていて、二つの対向している組織により画定された内腔部を通る、拡張された管状の位置に構成されている、吻合装置、を送達する段階、を含むことができる。上記方法はまた、配備時に、上記吻合装置が、外周部を画定するペタル先端部分を備える複数のペタルを有している環状の形態、を採るように、対向している組織を並置状態に保持するように、その吻合装置を配備する段階、も含むことができる。このように配備されると、上記装置は、その装置の外周部から内周部にかけて、圧力が減少するように、対向している組織に対して圧力を加えるために有効である。
本発明は、添付図面に関連して行なわれている、以下の詳細な説明により、さらに完全に理解されることとなる。
〔発明の詳細な説明〕
本明細書において開示されている装置および方法の、原理、構造、機能、製造、および使用、の全体の理解を与えるために、特定の例示的な実施形態が以下において説明されている。これらの実施形態の一つ以上の実施例が添付図面において例示されている。当業者であれば、本明細書において具体的に説明されていて、添付図面において例示されている装置および方法は非限定的な例示的な実施形態であること、および本発明の範囲が特許請求の範囲の各請求項によってのみ定められていること、を理解するであろう。また、一つの例示的な実施形態に関連して図示されているか説明されている特徴は、他の実施形態の特徴と組み合わせることが可能である。このような変更および変形は、本発明の範囲の中に含まれることが、意図されている。
本発明は、一般に、組織の2個以上の層を並置状態で連結させるために使用できる吻合装置、を提供している。例示的な実施形態において、上記装置は、吻合部位に対する挿入のための第1の拡張された位置にある、概ね管状の形状と、その吻合部位において、並置状態で組織を固定するための第2の静止状態または配備状態の位置にある、概ね環状のリング形状と、を有するように構成可能である1本以上の織り状のワイヤにより、形成できる。上記装置は、その装置の外周部の周囲において組織の層の壊死を引き起こすか、またはその装置の内周部の周囲において組織の成長を促進させるように構成できる。
上記装置は種々の材料により形成できるが、例示的な実施形態において、この装置は、メッシュに織られている形状記憶ワイヤにより、形成されている。この形状記憶ワイヤは環状のリングに形成されており、この吻合装置が細長い管状の形態に拡張される場合に、この装置は、当該装置の使用中に必要になる、その環状で、リング形状の形態に戻る。適当な形状記憶材料は、非限定的な例として、チタンとニッケルの合金(例えば、ニチノール)等のような、形状記憶金属、を含み、この材料は、張力等のような、力を加えると、その形状を変え、その力を除くと、その配備された状態に戻る。なお、当業者であれば、上記吻合装置を形成しているワイヤが他の材料によっても形成可能であることを、認識するであろう。例えば、このワイヤは、ばね材料によるか、圧縮性のワイヤ材料により、形成できる。また、上記装置は、チタンとニッケルの合金等のような、超弾性の金属材料によっても形成可能であり、この材料は、機械的に負荷を加えられると、比較的に大きな弾性変形を受ける能力を有している。加えて、当業者であれば、上記ワイヤが、さまざまな断面形状および厚さまたは直径、を有していてよいことを、理解するであろう。例えば、上記ワイヤは、丸い、正方形の、あるいは六角形の、形状を有することができ、約0.203mm(0.008インチ)〜0.584mm(0.023インチ)の範囲内の厚さまたは直径を有することができる。
上記において示したように、本発明は壊死用および非壊死用の両方の吻合装置を提供している。図2〜図7は、吻合部位において、組織の壊死を引き起こすように構成された吻合装置の種々の例示的な実施形態を示している。一般に、それぞれの装置は、内周部および外周部を伴って、静止または配備の状態において、リング形状の形態、を有している。これらの内周部および外周部は、配備状態において、圧力がその配備状態の装置の外周部において最高になり、その装置の外周部から内周部にかけて減少するように、構成されている。この比較的に高い圧力は外周部の周囲の組織に対する血流を妨げることができ、これにより、その装置の外周部の内側の組織をその領域内において壊死させる。このようにして、その組織が経時的に壊死すると、上記装置はその吻合部位で健康な組織から分離することが可能になり、その患者の消化系を通過させることが可能になる。
図2は、拡張された細長い管状の形態にある、吻合装置200の一例の実施形態、を示しており、この形態は、この装置に、張力等のような力を加えることにより、達成可能である。図示のように、装置200は、第1の端部248と、第2の端部250と、これらの端部248,250の間に配置されている中間部分245と、を含んでいる、ワイヤ・メッシュ壁部242、を有している。このワイヤ・メッシュ壁部242はまた、中心または縦方向の軸246に沿って延在している中央の内腔部または開口部204、も定めている。この中央内腔部204は、装置200が、吻合部位に送達される送達装置の軸部(shaft)上に配置されること、を可能にしている。この吻合装置200が送達装置から配備されると、この装置200は、対向している組織の層を、並置状態に、固定するために、その細長い状態から静止状態まで、つぶれる。特に、上記管のワイヤ・メッシュ壁部242は縦軸246の方向に収縮し、この装置の中間部分245は内側につぶれて、そのリングの内周部を形成し、その管の端部248,250はめくり返って、そのリングの外周部を形成する。このようにして、装置240は、図3A〜図3Cにおいて示されているように、その静止状態または配備状態の位置において、概ね環状の形態を有することになる。特に、この吻合装置200は、内周部202を備える、環状で、リング形状の形態、を有しており、この内周部202は、開口部204と、その内周部202から延出していて、外周部208を定めているペタル206と、を定めている。また、上記装置200の内周部202はメッシュ状のワイヤの重なり合いにより定められており、外周部208は、対向している上方および下方のペタル206′,206″を形成している管の対向している端部により、定められている。図示のような配備状態において、内周部202は、二つの並置している組織層の間に流体および/またはその他の物質を通過させることを可能にするために、吻合部位において、それら二つの並置している組織層の間に、通路を維持することができ、上方および下方のペタル206′,206″は、それらの間に捕捉されている組織に対して、係合して圧力を加えることができる。例示的な実施形態において、これら上方および下方のペタル206′,206″は、壊死を助長するために、これらの間に配置されている組織の特定の領域に対して圧力を加えるように、構成できる。
図3A〜図3Cにおいて示されている実施形態において、ペタル206は、圧力が、外周部208において最高になり、この外周部208から内周部202にかけて減少するように、組織に対して圧力を加えるよう構成されている。特に、各ペタル206は、装置200の外周部208の一部分に沿って延在している先端部分214により連結されている隣接するアーム210,212により、形成できる。この先端部分214は、第1の半径216を伴っている屈曲部分215、を有しており、それぞれのアーム210,212は、第2の半径220を有している屈曲部218において、先端部分214に連結されている。一例の態様において、第1の半径216は第2の半径220よりも大きい。例として、屈曲部215はおよそ11.18mm(0.44インチ)の半径216を有することができるが、各アーム210,212と先端部分214との間の遷移部分を形成し得る屈曲部分218はおよそ1.02mm(0.04インチ)の半径220を有する。
加えて、図3Bにおいて示されているように、各ペタル206の隣接するアーム210,212は、装置200の開口部または内腔部204を通って延びている中心軸228に対して実質的に垂直である装置200(例えば、配備状態にある)の面227に対して湾曲していてよい。例えば、それぞれの上方ペタル206′を形成しているそれぞれのアーム210′,212′は弓形部分230を含んでいてよく、この弓形部分230は第1の縦方向233に沿って、面227から延出していて、下方の組のペタル206″に向いている(例えば、対向している)開口部232を定めている。加えて、それぞれの下方のペタル206″を形成しているそれぞれのアーム210″,212″は弓形部分234を含んでいてよく、この弓形部分234は第2の縦方向235に沿って、面227から延出していて、上方の組のペタル206′に向いている(例えば、対向している)開口部236を定めている。これらの対向しているペタル206′,206″の弓形の部分230,232は、それぞれのペタル先端部分214′,214″が装置200の面227を横切るように、それらのペタル先端部分214′,214″を、装置200の面227に対して、配向するように、構成されている(例えば、上方ペタル206′の先端部分214′は面227の下方に延出し、下方ペタル206″の先端部分214″は装置200の面227の上方に延出する)。使用において、各ペタル206のアーム210,212に対する湾曲した弓形は、装置200の外周部208に対して、これらのペタル206により加えられる圧力を集中させることを補助できる。
上方および下方のペタル206′,206″はまた、装置200の外周部208において組織の壊死を行なうために、互いに対して、特定の場所に、位置決めすることも可能である。図3Aにおいて示されているように、例えば、上方および下方のペタル206′,206″の先端部分214は、装置200の周囲または外周部208の周りの組織に対して、圧力を分配するために、その外周部208の周りに、互いに対して、少しずつずらして配列できる。特に、それぞれの上方ペタル206′の先端部分214′は、下方ペタル206″の隣接している先端部分214″の中間点224に対して、互い違いに配列されているか、中間点224からずれている中間点222、を有している。これらの隣接していて対向しているペタル206′,206″の各中間点222,224は、任意の量だけ、互い違いに配列されていてよいが、一例の実施形態において、これらの中間点222,224は、約15°〜20°の範囲内の量だけ、さらに好ましくは約18°だけ、ずらして配列されている。図3Aにおいてさらに示されているように、ペタル206は、対向していて隣接している上方および下方のペタル206′,206″の先端部分214が互いに横切らないように、構成されているが、それぞれのペタル206を形成しているアーム210,212は、装置200の周囲の周りの複数の場所において交差するように、構成されている。例えば、上方ペタル206′のアーム212′は下方ペタル206″のアーム210″を横切って、交差している場所226を形成している。上記装置200が吻合部位に配備されると、対向しているペタル206のアーム210,212は、交差している場所226において、それらの対向しているペタル206の間に配置されている組織に対して接触するか、またはクランプすることができ、それらの場所226において組織に比較的に大きな圧力を加えることが可能であると共に、それぞれの先端部分214は、組織に対する血流を制限するか阻止して、その組織を壊死させるために、隣接している場所226の間に配置されている組織に対して接触して圧力を加えることができる。
上記ペタル206の数および寸法は、所望の結果を得るために、変えることも可能である。図3A〜図3Cにおいて示されている実施形態において、装置200は、10個の上方ペタルと、10個の下方ペタルと、を有している。しかしながら、別の数のペタル206も使用可能である。例えば、装置200の剛性を高めて、これにより、その装置200の外周部において、組織に、その装置200により加えられる圧力の量を増加するために、さらに少ない上方および下方のペタル206′,206″が装置に形成されていてもよい。また、別の実施例において、上記装置は、その装置200の剛性を低減して、これにより、その装置200の外周部において、組織に、その装置200により加えられる圧力の量を減少させるために、追加の上方および下方のペタル206′,206″を装置に形成することも可能である。
本明細書において記載されている吻合装置は、参照により本明細書に組み込まれている、米国特許出願公開第2003/0120292号において記載されている装置等のような、当業界において既知の種類の送達装置を用いて、配備できる。使用において、側部から側部への腸吻合等において、吻合装置200は、図2において示されているように、細長い管状の形態に拡張されて、送達装置の周囲に配置することができる。その後、この送達装置は患者の体内に挿入されて、吻合部位まで内腔を通して進行させることができる。その後、吻合部位において、上胃嚢を形成している組織壁および患者の小腸の一部分を形成している組織壁等のような、二つの組織の層を、並置状態にすることが可能になる。さらに、開口部が、その送達装置に付随している後退可能な切断器具等により、その組織の壁部の中に形成できる。その後、吻合装置200は、その上方ペタル206′および下方ペタル206″が二つの組織の層の両側に配置されている状態で、その吻合装置200が、その細長い状態から、その静止している、環状の、リング形状の形態に、つぶれるように、並置された開口部の接合部において、送達装置から配備可能になる。
上記吻合装置200が、その細長い状態からその静止状態に、つぶれると、隣接しているペタル206の対向している各アーム210,212は、場所226において、上方および下方のペタル206′,206″の間に配置されている組織に、比較的に大きな圧力を加え、これにより、血液がこれらの組織の領域に流れることを制限または阻止できる。加えて、各ペタル206の先端部分214は、外周部208に配置されている組織に対して、圧力を加えることができる。例えば、各先端部分214は、血液が装置200の外周部208において配置されている組織に流れることを制限または阻止するために、その外周部208において、隣接している場所206の間に配置されている組織に負荷を与えることができる。経時的に、ペタル206により組織に加えられる圧力の結果として、その組織は、外周部208において、さらに外周部208の中に向かって、壊死になる可能性があり、これにより、上記装置はその吻合部位において健康な組織から分離されて、その患者の消化系を通過することが可能になる。
図4A〜図4Cは、組織を壊死させるように構成された静止状態にある、吻合装置400の別の実施形態、を示している。この実施形態において、それぞれのペタル406は、装置400の外周部408の一部分に沿って延在している先端部分414により連結されている隣接するアーム410,412により、形成できる。図4Bおよび図4Cにおいて示されているように、それぞれのペタル406の隣接するアーム410,412は、装置200の面427に対して湾曲していてよい。例えば、上方の組のペタル406′のそれぞれのアーム410′,412′は、第1の縦方向433に面427から延出している弓形部分430と、先端部分414′を装置400の面427に対して実質的に平行に配向している屈曲部分434と、を含むことができる。加えて、下方の組のペタル406″のそれぞれのアーム410″,412″は、第2の縦方向435に面227から延出している弓形部分434と、先端部分414″を装置400の面427に対して実質的に平行に配向している屈曲部分436と、を含むことができる。使用において、ペタル406のアーム410,412の湾曲した弓形は、装置400の外周部408に、これらのペタル206により加えられる圧力を、集中させることができる。
上記の上方および下方のペタル406′,406″はまた、外周部408における壊死の形成を助長するために、互いに対して、特定の場所に位置決めすることも可能である。図4Aにおいて示されているように、対向しているペタル406は互いに対して少しずつずらして配列されており、それぞれの隣接しているペタル406の先端部分414の部分は装置400の周囲の周りの複数の場所426において交差するように構成されている。例えば、上方ペタル406′のそれぞれの先端部分414′は、場所426−1,426−2において、2個の隣接している下方ペタル406″の先端部分414″に、交差している。組織の中に配備されると、対向している先端部分414は、それぞれの場所426において、組織に対して接触(例えば、クランプ)することができ、その組織に対して比較的に大きな圧力(例えば、およそ2.76×105 パスカル(40psi)〜4.83×105 パスカル(70psi)の範囲内であると計算されている局在化した圧力)を加えて、血液がその組織に流れることを制限または阻止して、その組織を、外周部408において、さらに外周部408の中に向かって、壊死させることができる。また、装置400の周囲に対する先端部分414の重なりの量も、外周部408における組織の壊死の程度に影響する可能性がある。例えば、図4A〜図4Cの実施形態において、対向しているペタルの先端部分414は、配備されている装置400の外周部408または装置の周囲のおよそ40%に沿って、組織に重なってクランプすることができ、この結果として、その外周部408の周りの組織の実質的に一様な壊死を引き起こし、これにより、その吻合装置400ならびに壊死の組織を、健康な組織から分離させて、患者の消化系を通過させることが可能になる。
当業者であれば、上記ペタル406の先端部分414が、多様な異なる方法で、構成できることを理解するであろう。図4Dにおいて示されているような、装置400′の一例の実施形態において、ペタル406の先端部分414は、この装置400′の面427に対して、弓形または湾曲状にできる。例えば、上方および下方のペタル406′,406″のそれぞれの先端部分414は、下方に向いている開口部を定めているピーク部分430と、上方を向いている開口部を定めているトラフ部分434と、を有している。これらの対向している上方および下方のペタル406′,406″が互いに対して少しずつずらして配列されているので、これらの対向している上方および下方のペタル406′,406″のピーク部分430とトラフ434は外周部に沿って整列できる。例えば、上方ペタル406′のピーク部分430′は第1の下方ペタル406−1″のピーク部分430″に整列でき、上方ペタル406′のトラフ部分434′は第2の下方ペタル406−2″のトラフ部分434″に整列できる。また、対向しているペタル406の重なり合っているピーク部分430およびトラフ部分434は外周部408の周りの比較的に長い周辺経路を形成している。これにより、外周部408に配置されている組織は対向しているペタル406の重なり合っているピーク部分430およびトラフ部分434により引き伸ばされることができ、この結果として、その影響を受けている組織の厚さが減少する。このような組織の厚さにおける減少は、装置400により加えられる場合に、比較的に高い圧力に曝される組織を結果として生じることが可能になる。使用において、対向しているペタル406の重なり合っているピーク部分430およびトラフ部分434は、装置400の外周部408のおよそ50%に沿って、組織をクランプすることができ、その外周部408において配置されている組織に、比較的に大きな力(例えば、約5.18×105パスカル(75psi)〜5.52×105 パスカル(80psi)の範囲内であると計算されている局在化した圧力)を加えて、その組織の実質的に一様な壊死を引き起こすことができる。
図5A〜図5Cは、対向しているペタル506を有している、静止状態にある、吻合装置500の実施形態、を示しており、この装置500において、それぞれのペタル506の隣接するアーム510,512および先端部分514は実質的に平面形状(planer configuration)で配向されており、この場合に、対向しているペタル506のペタルの先端部分514は、互いに対して互い違いに配列されているか、ずれている、中間点522,524、を有している。図5Bにおいて示されているように、各アーム510,512および先端部分514は、装置500の中心軸528に対して垂直である面527に対して、実質的に平行になるように配向されている。さらに、対向しているペタル506の先端部分514は、装置500の外周部508の周りの複数の場所526において交差している。例として、これらの先端部分514の交差部分526は、配備されている装置500の外周部508のおよそ85%に沿って、組織に対して重なってクランプできる。
図6A〜図6Cは、組織を壊死させるように構成された吻合装置600の別の実施形態、を示している。この実施形態において、対向しているペタル606は、装置600の外周部608の周囲において、互いに、実質的に整列している。すなわち、上方ペタル606′のそれぞれの先端部分614′は、下方ペタル606″の先端部分614″の中間点624に実質的に整列している中間点622、を有している。この結果として、整列されている上方および下方のペタル406′,406″の先端部分614は装置600の外周部608の周りの複数の場所626において交差して、その外周部608のおよそ77%に沿って、組織をクランプする。使用において、対向している先端部分614′,614″は、上記の場所626のそれぞれにおいて、組織をクランプして、その組織に比較的に大きな圧力(例えば、約1.38×105パスカル(20psi)〜1.72×105 パスカル(25psi)の範囲内であると計算されている局在化した圧力)を加えることにより、その組織への血流を制限または阻止して、そのクランプされている組織を壊死させることができる。
図7は、組織を壊死させるように構成された、静止状態にある、吻合装置700の別の実施形態、を示している。図示のように、この吻合装置700は、開口部704を定めている内周部702と、この内周部702から延出していて外周部708を定めているペタル706と、を備える、環状で、リング形状の形態、を有している。この装置700の内周部702はメッシュ状のワイヤの重なり合いにより定められており、外周部708は、上方および下方のペタル706の先端部分714により、定められている。この吻合装置700の外周部708はまた、それぞれの組の対向しているペタル716の先端部分714の周囲に配置されている、対向している圧力分配リング715、も含んでいる。例えば、装置700は、上方ペタル706′の先端部分714の周囲に配置されている上方リング715と、下方ペタル706″の先端部分714の周囲に配置されている下方リング(図示せず)と、を含んでいる。使用において、上記の圧力分配リング715は、ペタルの先端部分714から、装置700の全体の外周部708に実質的に沿って配置されている組織に、圧力を分配して、その装置700の外周部708の周囲に、実質的に一様な血流のバリアを形成する。例えば、この吻合装置700は、外周部708において配置されている組織に対して、およそ2.41×105パスカル(35psi)の実質的に一様な圧力を加えるために、その外周部708のおよそ90%に沿って、組織をクランプできる。
なお、当業者であれば、上記圧力分配リング715が、多数の方法で、装置700の外周部708に形成できることを理解するであろう。例えば、図8に関連して以下において説明されているように、吻合装置700を製造する際に、2本のワイヤが織り合わされてメッシュ壁部702を形成することが可能であり、その織り合わせ処理の終了時に、上記2本のワイヤの各部分716,717,718,719が装置700から延出するようにできる。その後、これらの端部のワイヤの二つを装置700から除去して、残りの二つの端部のワイヤを、上記圧力分配リング715を形成するために、使用できる。例えば、ワイヤ部分718および719をメッシュ壁部702から除去して、ワイヤ部分716を、装置700の第1の端部722の先端部分720と織り合わせて、第1の圧力分配リングを形成することができ、さらに、ワイヤ部分719を、装置700の第2の端部724の先端部分723と織り合わせて、第2の圧力分配リングを形成することができる。このようにして、ワイヤ部分716,719が圧力分配リングを形成するために織られると、これらのワイヤ部分716,719のそれぞれの自由端部726,728はメッシュ壁部702に連結されていない状態で残すことができる。使用において、この装置700は、アプライヤから配備されて、拡張された管状の形状から、環状の配備状態の形状に、つぶれると、それぞれのワイヤ部分716,719の自由端部726,728は、先端部分720,723を通ってスライドして、装置700の圧力分配リング715が、つぶされた状態から、拡張された状態に、拡張することを可能にすることができる。配備されると、圧力分配リング715は、ペタルの先端部分714から、装置700の全体の外周部708に実質的に沿って配置されている組織に、圧力を分配することができる。
上記の圧力分配リング715は、装置700から延出しているワイヤ部分716,717,718,719の二つを用いて、装置700の外周部708において、形成できるが、当業者は、これらの圧力分配リング715が、装置700に追加される別のワイヤにより、形成可能であること、を理解するであろう。例えば、織り合わせ処理の終了時に、ワイヤ部分716,717,718,719の全てを装置700から除去して、別のワイヤ要素を取り付けることも可能である。特に、メッシュ壁部702を形成しているワイヤの直径よりも、大きいか、小さい直径、を有しているワイヤ要素、あるいは、メッシュ壁部702を形成しているワイヤとは異なっている材料により形成されているワイヤ要素を、装置700に取り付けることが可能である。
上記において記載されている種々の吻合装置は、クランプされている組織の壊死を引き起こすように構成されている。しかしながら、組織が吻合部位において成長して装置より大きくなることを、吻合装置が可能にすることが望ましい場合がある。このような非壊死用の吻合装置は、この装置が内周部および外周部を備える静止状態または配備状態においてリング形状の形態を有する点において、壊死用の吻合装置に類似している。
図9A〜図9Cは、静止状態または配備状態にある、非壊死型の吻合装置900の一例の実施形態、を示している。図示のように、この吻合装置900は、開口部904を定めている内周部902と、この内周部902から延出していて外周部908を定めているペタル906と、を備える、環状で、リング形状の形態、を有している。このような非壊死用の吻合装置900の一つの特徴は、この装置900の内周部902が重なり合っていないワイヤ・セグメント909により形成されていること、である。例えば、図9Bにおいて示されているように、装置900は、配備状態において、対向している組織914,916の間に形成されている内腔部917の中にあって、装置900の内周部902に配置されているワイヤ・セグメント909が互いに接触しないように、織ることができる。その代わりに、隣接している上方または下方のペタル906のアームを形成しているワイヤが、それぞれの場所915において、互いに接触できる。例えば、図9Bにおいて示されているように、第1の上方ペタル906−1のアーム912−1は、場所915−1において、第2の上方ペタル906−2のアームの下方に配置されており、第1の上方ペタル906−1のアーム910−1は、場所915−2において、第3の上方ペタル906−3のアームの上方に配置されており、さらに、第2および第3の上方ペタル906−2,906−3のアームは、場所915−3において、互いに接触している。このような設計は、内周部におけるワイヤ・セグメント909の間の接触の無いことにより、組織の成長を制限するか阻止する可能性のあるバクテリアや生物膜の成長を妨げる、と考えられる。これにより、内周部902における組織はワイヤ・セグメント909を越えて成長できる。したがって、装置900が、図9Cにおいて示されているような、配備状態にある時に、内周部902を形成しているワイヤ・セグメント909は、吻合部位において、二つの並置されている組織層914,916の間に通路を維持して、それらの層914,916の間に、流体および/またはその他の物質が通過することを可能にすると共に、内周部902におけるセグメント909一面への組織の過剰成長(overgrowth)を促す。この装置900は、さらに、上方および下方のペタル906が組織層914,916に係合して、それらの層914,916に圧力を加えることを可能にし、この圧力はそれらの組織層914,916の並置状態を維持するために十分であるが、組織を壊死させることのできる閾値よりも小さい。例えば、対向している上方および下方のペタル906′,906″は、それぞれの場所926において、組織層914,916に約1.38×104パスカル()よりも小さい圧力を加えるように、外周部908の周囲の各場所926において、重なり合うことができる。
当業者は、上記の実施形態に基づいて、本発明のさらに別の特徴および利点を、認識するであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の各請求項により示されていることを除いて、特に図示および説明されていることによって限定されることはない。本明細書において引用されている全ての刊行物および参考文献は、参照によりそっくりそのまま本明細書に特別に組み込まれている。
〔実施の態様〕
(1)吻合装置において、
織り状の形状記憶ワイヤから形成されていて、中央内腔部を画定する、本体部分、
を備え、
前記本体部分は、前記本体部分が、吻合部位の内腔の中へ挿入されるように構成されたワイヤ・メッシュの壁部を有している概ね管状の形態を採る、拡張された位置と、前記本体部分が、外周部を画定する花弁状の先端部分(petal tips)を備える複数のペタルを有している環状の形態を採る、静止位置との間で、変更可能であり、
前記静止位置は、前記吻合部位の対向している組織を並置状態で保持し、前記装置の外周部から内周部にかけて圧力が減少するように、前記対向している組織に対して圧力を加えるために、有効である、
吻合装置。
(2)実施態様1に記載の吻合装置において、
前記複数のペタルは、接触領域内における前記対向している組織の壊死を引き起こすように、前記対向している組織に圧力を加えるように構成されている、吻合装置。
(3)実施態様1に記載の吻合装置において、
前記複数のペタルは、
上方の組の隣接しているペタルと、
下方の組の隣接しているペタルと、
を含み、
前記装置は、前記下方の組のペタルと前記上方の組のペタルとの間において、前記対向している組織を受容するように構成される、
吻合装置。
(4)実施態様3に記載の吻合装置において、
静止位置において、前記上方の組の隣接するペタル、および前記下方の組の隣接するペタルのそれぞれの前記ペタルは、前記装置の前記外周部の一部分に沿って延在している先端部分により連結されている隣接するアームにより、形成されており、
前記先端部分は、第1の半径を有しており、
それぞれの前記アームは、第2の半径を有する屈曲部分において、前記先端部分に連結されており、
前記第1の半径は、前記第2の半径よりも大きい、
吻合装置。
(5)実施態様4に記載の吻合装置において、
前記装置が前記静止位置に構成されている場合に、前記隣接するアーム、およびそれぞれの前記ペタルの前記先端部分は、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている中心軸に対してほぼ垂直である平面の中において、ほぼ平面の形態で、配向されている、吻合装置。
(6)実施態様4に記載の吻合装置において、
それぞれの前記ペタルの前記隣接するアームは、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている中心軸に対してほぼ垂直である平面の中において配向されており、
前記上方の組のペタルの前記隣接するアームの少なくとも一部分は、下方に向いている開口部を有している弓形の部分、を含んでおり、
前記下方の組のペタルの前記隣接するアームの少なくとも一部分は、上方に向いている開口部を有している弓形の部分、を含んでいる、
吻合装置。
(7)実施態様6に記載の吻合装置において、
前記上方の組のペタルの前記隣接するアームは、前記弓形の部分と前記先端部分との間に配置されている屈曲部分であって、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている前記中心軸に対してほぼ垂直である前記平面の中において、前記先端部分を配向する、屈曲部分、を含み、
前記下方の組のペタルの前記隣接するアームは、前記弓形の部分と前記先端部分との間に配置されている屈曲部分であって、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている前記中心軸に対してほぼ垂直である前記平面の中において、前記先端部分を配向する、屈曲部分、を含んでいる、
吻合装置。
(8)実施態様4に記載の吻合装置において、
それぞれの前記ペタルの前記先端部分は、
下方に向いている開口部を画定するピーク部分と、
上方に向いている開口部を画定するトラフ部分と、
を有している、吻合装置。
(9)実施態様4に記載の吻合装置において、
前記上方の組の隣接しているペタルの前記先端部分は、前記下方の組の隣接しているペタルの前記先端部分の中間点に対して、前記装置の周囲に互い違いに配列されている、中間点、を有している、吻合装置。
(10)実施態様4に記載の吻合装置において、
前記上方の組の隣接しているペタルの前記先端部分は、前記下方の組の隣接しているペタルの前記先端部分の中間点と、ほぼ整列されている、中間点、を有している、吻合装置。
(11)実施態様4に記載の吻合装置において、
前記ペタルの前記先端部分は、前記静止位置に構成されている場合、前記装置の前記外周部の周囲のおよそ5%よりも大きな距離に沿って、前記対向している組織に接触するように構成される、吻合装置。
(12)実施態様3に記載の吻合装置において、
前記上方の組の隣接しているペタルの前記花弁状の先端部分に対して、周辺に連結されている第1のワイヤと、
前記下方の組の隣接しているペタルの前記花弁状の先端部分に対して、周辺に連結されている第2のワイヤと、
をさらに備えており、
前記第1のワイヤ、および前記第2のワイヤは、前記静止位置に構成されている場合、前記装置の前記外周部の前記周囲のおよそ90%よりも大きな距離に沿って、前記対向している組織に接触するように構成される、吻合装置。
(13)吻合装置において、
織り状の形状記憶ワイヤから形成されていて、中央内腔部を画定する、本体部分、
を備え、
前記本体部分は、前記本体部分が、吻合部位の内腔の中へ挿入されるように構成されたワイヤ・メッシュの壁部を有している概ね管状の形態を採る、拡張された位置と、前記本体部分が、外周部を画定する花弁状の先端部分を備える複数のペタルを有している環状の形態を採る、静止位置との間で、変更可能であり、
前記静止位置は、前記吻合部位の対向している組織を並置状態で保持し、前記花弁状の先端部分を、前記装置の前記外周部のおよそ5%よりも大きな距離に沿って、前記対向している組織に接触させることを可能にするために、有効である、
吻合装置。
(14)実施態様13に記載の吻合装置において、
前記複数のペタルは、前記対向している組織の壊死を引き起こすために、前記対向している組織に圧力を加えるように、構成されている、吻合装置。
(15)実施態様13に記載の吻合装置において、
前記複数のペタルは、
上方の組の隣接しているペタルと、
下方の組の隣接しているペタルと、
を含んでおり、
前記装置は、前記下方の組のペタルと、前記上方の組のペタルとの間において、前記対向している組織を受容するように構成される、
吻合装置。
(16)実施態様15に記載の吻合装置において、
静止位置において、前記上方の組の隣接するペタル、および前記下方の組の隣接するペタルのそれぞれの前記ペタルは、前記装置の前記外周部の一部分に沿って延在している先端部分により連結されている隣接するアームにより、形成されており、
前記先端部分は、第1の半径を有しており、
それぞれの前記アームは、第2の半径を有する屈曲部分において、前記先端部分に連結されており、
前記第1の半径は、前記第2の半径よりも大きい、
吻合装置。
(17)実施態様15に記載の吻合装置において、
前記上方の組の隣接しているペタルの前記先端部分は、前記下方の組の隣接しているペタルの前記先端部分の中間点に対して、前記装置の周囲に互い違いに配列されている、中間点、を有している、吻合装置。
(18)実施態様15に記載の吻合装置において、
前記上方の組の隣接しているペタルの前記先端部分は、前記下方の組の隣接しているペタルの前記先端部分の中間点と、ほぼ整列されている、中間点、を有している、吻合装置。
(19)吻合装置において、
織り状の形状記憶ワイヤから形成されていて、中央内腔部を画定する、本体部分、
を備え、
前記本体部分は、前記本体部分が、吻合部位の内腔の中へ挿入されるように構成されたワイヤ・メッシュの壁部を有している概ね管状の形態を採る、拡張された位置と、前記本体部分が、内周部を備え、かつ外周部を画定する花弁状の先端部分を備える複数のペタルを有している、環状の形態を採る、静止位置との間で、変更可能であり、
前記内周部は、前記内周部で前記装置一面に組織が過剰成長できるように、構成されている、
吻合装置。
(20)実施態様19に記載の吻合装置において、
前記静止位置に構成されている場合に、前記本体部分は、およそ1.38×104パスカル(2.0ポンド/平方インチ)よりも小さな圧力を、前記組織に加えるように構成されている対向しているペタル、を形成する、吻合装置。
(21)実施態様19に記載の吻合装置において、
前記内周部は、前記装置の対向している上方の部分、および下方の部分の、重なり合っているワイヤ・セグメントが無い、吻合装置。
(22)組織の層を吻合するための方法において、
中央内腔部を画定するワイヤ・メッシュの壁部を有している織り状の形状記憶ワイヤにより形成されていて、二つの対向している組織により画定される内腔部を通る、拡張された管状の位置に構成されている、吻合装置を送達する段階と、
前記吻合装置を配備して、この配備により、前記装置が、外周部を画定する花弁状の先端部分を備える複数のペタルを有している環状の形態を採るように、前記対向している組織を並置状態に保持する、段階であって、前記装置は、前記装置の前記外周部から内周部にかけて、圧力が減少するように、前記対向している組織に対して圧力を加える、段階と、
を含む、方法。
配備状態において示されている、先行技術の吻合装置の上面図である。 拡張された、細長い、管状の形態にある、組織壊死型の吻合装置の一例の実施形態の側面図である。 重なり合わない先端部分を備え、互い違いに配列されているペタルを有している、配備状態にある、組織壊死型の吻合装置の一例の実施形態の上面図である。 図3Aの吻合装置の側面図である。 組織材料が対向しているペタルの一部分の間に配置されている、図3Aの吻合装置の斜視図である。 互い違いに配列されている、重なり合っているペタルを有している、配備状態にある、組織壊死型の吻合装置の一例の実施形態の上面図である。 図4Aの組織壊死型の吻合装置の側面図である。 組織材料が対向しているペタルの一部分の間に配置されている、図4Aの組織壊死型の吻合装置の実施形態の斜視図である。 図4Aの組織壊死型の吻合装置の別の実施形態の側面図である。 互い違いに配列されている、重なり合っているペタルを有している、配備状態にある、組織壊死型の吻合装置の一例の実施形態の上面図である。 図5Aの吻合装置の側面図である。 組織材料が対向しているペタルの一部分の間に配置されている、図5Aの吻合装置の斜視図である。 整列された、重なり合っているペタルを有している、配備状態にある、組織壊死型の吻合装置の一例の実施形態である。 図6Aの吻合装置の側面図である。 組織材料が対向しているペタルの一部分の間に配置されている、図6Aの吻合装置の斜視図である。 圧力分配リングがペタルの先端部分の周囲に配置されている、配備状態にある、組織壊死型の吻合装置の実施形態を示している。 圧力分配リングの形成の前の、図7の吻合装置を示している。 上記装置の内周部の周囲における組織の成長を促進させるように構成されている吻合装置の一例の実施形態の上面図である。 図9Aの吻合装置の斜視図である。 吻合部位に配備されている図9Aの吻合装置の斜視図である。

Claims (12)

  1. 吻合装置において、
    織り状の形状記憶ワイヤから形成されていて、中央内腔部を画定する、本体部分、
    を備え、
    前記本体部分は、前記本体部分が、吻合部位の内腔の中へ挿入されるように構成されたワイヤ・メッシュの壁部を有している概ね管状の形態を採る、拡張された位置と、前記本体部分が、外周部を画定する花弁状の先端部分(petal tips)を備える複数のペタルを有している環状の形態を採る、静止位置との間で、変更可能であり、
    前記静止位置は、前記吻合部位の対向している組織を並置状態で保持し、前記装置の外周部から内周部にかけて圧力が減少するように、前記対向している組織に対して圧力を加えるために、有効である、
    吻合装置。
  2. 請求項1に記載の吻合装置において、
    前記複数のペタルは、接触領域内における前記対向している組織の壊死を引き起こすように、前記対向している組織に圧力を加えるように構成されている、吻合装置。
  3. 請求項1に記載の吻合装置において、
    前記複数のペタルは、
    上方の組の隣接しているペタルと、
    下方の組の隣接しているペタルと、
    を含み、
    前記装置は、前記下方の組のペタルと前記上方の組のペタルとの間において、前記対向している組織を受容するように構成される、
    吻合装置。
  4. 請求項3に記載の吻合装置において、
    静止位置において、前記上方の組の隣接するペタル、および前記下方の組の隣接するペタルのそれぞれの前記ペタルは、前記装置の前記外周部の一部分に沿って延在している先端部分により連結されている隣接するアームにより、形成されており、
    前記先端部分は、第1の半径を有しており、
    それぞれの前記アームは、第2の半径を有する屈曲部分において、前記先端部分に連結されており、
    前記第1の半径は、前記第2の半径よりも大きい、
    吻合装置。
  5. 請求項4に記載の吻合装置において、
    前記装置が前記静止位置に構成されている場合に、前記隣接するアーム、およびそれぞれの前記ペタルの前記先端部分は、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている中心軸に対してほぼ垂直である平面の中において、ほぼ平面の形態で、配向されている、吻合装置。
  6. 請求項4に記載の吻合装置において、
    それぞれの前記ペタルの前記隣接するアームは、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている中心軸に対してほぼ垂直である平面の中において配向されており、
    前記上方の組のペタルの前記隣接するアームの少なくとも一部分は、下方に向いている開口部を有している弓形の部分、を含んでおり、
    前記下方の組のペタルの前記隣接するアームの少なくとも一部分は、上方に向いている開口部を有している弓形の部分、を含んでいる、
    吻合装置。
  7. 請求項6に記載の吻合装置において、
    前記上方の組のペタルの前記隣接するアームは、前記弓形の部分と前記先端部分との間に配置されている屈曲部分であって、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている前記中心軸に対してほぼ垂直である前記平面の中において、前記先端部分を配向する、屈曲部分、を含み、
    前記下方の組のペタルの前記隣接するアームは、前記弓形の部分と前記先端部分との間に配置されている屈曲部分であって、前記装置の前記中央内腔部を通って延びている前記中心軸に対してほぼ垂直である前記平面の中において、前記先端部分を配向する、屈曲部分、を含んでいる、
    吻合装置。
  8. 請求項4に記載の吻合装置において、
    それぞれの前記ペタルの前記先端部分は、
    下方に向いている開口部を画定するピーク部分と、
    上方に向いている開口部を画定するトラフ部分と、
    を有している、吻合装置。
  9. 請求項4に記載の吻合装置において、
    前記上方の組の隣接しているペタルの前記先端部分は、前記下方の組の隣接しているペタルの前記先端部分の中間点に対して、前記装置の周囲に互い違いに配列されている、中間点、を有している、吻合装置。
  10. 請求項4に記載の吻合装置において、
    前記上方の組の隣接しているペタルの前記先端部分は、前記下方の組の隣接しているペタルの前記先端部分の中間点と、ほぼ整列されている、中間点、を有している、吻合装置。
  11. 吻合装置において、
    織り状の形状記憶ワイヤから形成されていて、中央内腔部を画定する、本体部分、
    を備え、
    前記本体部分は、前記本体部分が、吻合部位の内腔の中へ挿入されるように構成されたワイヤ・メッシュの壁部を有している概ね管状の形態を採る、拡張された位置と、前記本体部分が、外周部を画定する花弁状の先端部分を備える複数のペタルを有している環状の形態を採る、静止位置との間で、変更可能であり、
    前記静止位置は、前記吻合部位の対向している組織を並置状態で保持し、前記花弁状の先端部分を、前記装置の前記外周部のおよそ5%よりも大きな距離に沿って、前記対向している組織に接触させることを可能にするために、有効である、
    吻合装置。
  12. 吻合装置において、
    織り状の形状記憶ワイヤから形成されていて、中央内腔部を画定する、本体部分、
    を備え、
    前記本体部分は、前記本体部分が、吻合部位の内腔の中へ挿入されるように構成されたワイヤ・メッシュの壁部を有している概ね管状の形態を採る、拡張された位置と、前記本体部分が、内周部を備え、かつ外周部を画定する花弁状の先端部分を備える複数のペタルを有している、環状の形態を採る、静止位置との間で、変更可能であり、
    前記内周部は、前記内周部で前記装置一面に組織が過剰成長できるように、構成されている、
    吻合装置。
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