JP2007143703A - ミスト装置付き洗面ドレッシング - Google Patents

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Hitoshi Kitamura
仁史 北村
Shigeyuki Yamaguchi
重行 山口
Takaya Nibu
貴也 丹生
Yasunari Maeda
康成 前田
Kazumasa Rokushima
一雅 六嶋
Noriyuki Kitachi
範行 北地
Yoshiyasu Ito
良泰 伊藤
Hisanori Shibata
尚紀 柴田
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Abstract

【課題】洗面ドレッシングの汚れを除去することができるミスト装置付き洗面ドレッシングを提供する。
【解決手段】洗面ドレッシング1の洗面ボウル4及び収納ボックス6内部に付着した汚れ、収納ボックス6内の小物の汚れをミストで除去するために、ミストを発生させる発生部を有するミスト発生装置8を備える。ミスト径が0.1乃至50μmの液体のミストをミスト発生装置8から、洗面ボウル4には供給管を経てシャワーノズル7により供給し、収納ボックス6には供給管を経てミスト供給口により供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗面ドレッシング及びこれに備えられる小物類の汚れを洗浄液を微粒子状にしたミストによって洗浄するミスト装置付き洗面ドレッシングに関するものである。
洗面ドレッシング、特に洗面ボウルは水の飛散により、その環境は非常にウェットな状態である。そのため、微生物の繁殖には好条件な環境である。また、洗面ドレッシング廻りにはコップ、歯ブラシ、入れ歯など小物類が常備されることが多く、それらにヌメリ汚れ(菌)が繁殖し、不衛生である。
一般に、洗面ドレッシング壁等の汚れを除去するには拭き取りにより行われ、コップ、歯ブラシ等の小物類の洗浄は流水により行われている。洗面ドレッシングの水廻りに付着した汚れを除去するのには手間がかかり、殊に使用後の小物類に付着した汚れの除去は不愉快で面倒な作業であった。特に、壁の細かい隙間などがあると、拭き布が行き渡らない陰になる部分となり、汚れが除去されず、十分な洗浄ができないという課題を有していた。
ところで、洗面ドレッシングではないが、浴槽壁等の浴室の汚れを除去するための洗浄システムとして、浴室の上部に設置したスプレーノズルから洗剤をスプレーし、その後、水噴霧ノズルから水を霧状に噴霧して洗剤をすすぐものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−253440号公報
上記特許文献1に示された洗浄システムでは、洗剤用のスプレーノズルと水噴霧ノズルとがそれぞれ必要となり、設備コストが高くつくだけでなく、洗面ドレッシングでは、その細部に洗剤が浸透しないとともに、洗剤や水が長く残るおそれがあるという課題を有していた。また、個別機器として髪、肌の保湿効果を狙った機器が販売されているが、設置場所やコンセントを要し、手軽にすぐに利用できない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、洗面ドレッシングの汚れを除去することができるミスト装置付き洗面ドレッシングを提供することである。本発明の他の目的は、アロマ効果、殺菌・消臭効果を得ることができるミスト装置付き洗面ドレッシングを提供することである。
前記課題を解決するため本願発明の請求項1に係るミスト装置付き洗面ドレッシングは、径が0.1乃至50μmの液体のミストを発生させるミスト発生部を備えたことを特徴とするものである。
また請求項2に係る発明は、請求項1のミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、収納ボックスを有することを特徴とする。収納ボックスを密閉可能な構造とすることが、ミストの作用効果をより高めるうえで好ましい。
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、液体のミストの温度を制御する温度制御手段を設けたことを特徴とする。ミスト温度を制御する温度制御手段としては、ミスト発生部又は供給経路途中にヒータ、熱交換器等を備えて構成される。ミスト温度を室温以上の高温に加熱することは、ミストの拡散効率を上げ、少ない霧化量で高い洗浄性と浸透性を得ると共に、加熱効果を得る利用ができ、殺菌性を高めるうえでも好ましい。また室温以下のミストは食品の冷却に使用できる。室温以下のミストを得るには、加熱・冷却可能な熱媒を使用する温度調節手段又は冷却手段をミスト発生部又は供給経路途中に設ければよい。
また請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、ミストに有用成分を添加する添加手段を設けたことを特徴とする。有用成分としては、アロマ効果のあるハーブ、柑橘類、樹木等の芳香などがあげられ、洗浄効果を促進する洗剤やアルカリ性化合物、殺菌、消臭効果のあるアルカリ性化合物、Agイオン,IPA、酸性化合物、アルカリ性化合物等の殺菌成分等があげられる。
また請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかのミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、ミストの吐出量を自動で調節する制御手段を設けたことを特徴とする。ミストの吐出量を制御する制御手段として送風機を設けて、送風機と連動してミストの吐出量を制御することにより行う。
また請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、ミストの粒子径を制御する粒子制御手段を設けたことを特徴とする。ミスト粒子径を微細化する粒子制御手段としては、超音波振動子により周波数を変えて加振する方法、アーク放電の付加等があげられる。粒子制御手段によりミストを微細化することはミストの拡散効率を上げ、少ない霧化量で高い洗浄性と浸透性を得るうえで好ましい。
また請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれかのミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、汚れに応じて運転モードを変更するモード変更手段を設けたことを特徴とする。
また請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれかのミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、ミスト洗浄した後の被洗浄小物を乾燥する乾燥手段を設けたことを特徴とする。
また請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれかのミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、前記ミスト発生部からミスト使用個所へのミスト供給が切替可能な切替手段を設けたことを特徴とする。
また請求項10に係る発明は、請求項1乃至9のいずれかのミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、ミストをカラン部から吐出させることを特徴とする。
また、請求項11に係る発明は、請求項1乃至11のいずれかのミスト装置付き洗面ドレッシングにおいて、液体のミストのミネラル成分を制御する不純物制御手段を設けたことを特徴とする。不純物制御手段としては、イオン交換式水処理装置や逆浸透式水処理装置等があげられる。
本願の請求項1に係るミスト装置付き洗面ドレッシングによれば、ミスト発生部にて洗浄液のミストを発生させて洗面ボウルや所要の空間に吐出することで、この洗浄液のミストが洗面ボウルや収納ボックスなどの所要のものに付着している汚れに浸透してこの汚れを浮かせることができる。また、ミスト発生部にて水のミストを発生させて洗面ボウルに吐出することで、ミストが浮いている汚れをすすいで除去することができる。従って、洗剤や水の行き渡らない陰になる部分の汚れをも除去して十分な洗浄ができる。洗浄の場合は、径が0.1乃至20μmの洗剤入り水溶液の液体のミストを用い、すすぎの場合は、径が1乃至50μm程度の水のミストを用いることが、それぞれ洗浄効果とすすぎ効果が特によくなることで好ましい。
また請求項2に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、洗面ボウルのみでなく収納ボックス内にコップや歯ブラシや入れ歯などの小物を収容して洗浄することが、そこに収容された小物類へのミスト付着効率を高めて高効率のミスト洗浄や殺菌を行うことが可能となる。
また請求項3に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、温度制御により適切な温度に制御された温ミストを発生させて洗浄力を向上させることができる。温度を室温以上に加熱することで、ミストの拡散を良くすると共に、殺菌効果を得ることができる。
また請求項4に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、有用成分として、洗浄効果やアロマ効果や殺菌効果等のある成分などの有用成分を1種ずつ又は2種以上含むミストを一緒に発生することができるような構成とすることで、有用成分の効果を効率よく得ることができる。
また請求項5に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、必要に応じたミストの吐出ができ、強力なミスト洗浄が可能となる。
また請求項6に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、高効率のミスト洗浄を行うことが可能となる。径の小さなミストを発生させると、拡散効率及び浸透性が高くなって洗浄効果が高くなり、付着効率を高めて高効率のミスト洗浄を行うことが可能となる。また、比較的粒径の大きいミストを発生させると、すすぎ洗浄が効果的に行われる。
また請求項7に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、簡単な構成で高洗浄モード、殺菌モード、通常モード等に変更することで、より要求に適合した効果的なミストを発生できる。
また請求項8に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、ミスト洗浄の効果を長期間維持することができる。
また請求項9に係る発明は、請求項1の発明の効果に加えて、簡単な小型な構成で必要個所へミストがより多く行き渡り、高効率のミスト洗浄を行うことが可能となる。
また請求項10に係る発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、洗面ボウルの洗浄が特に容易となるとともに、装置の構成を簡単にできる。
また請求項11に係る発明は、請求項1の発明の効果に加えて、液体のミストのミネラル成分を減らすようにした液体のミストですすぎを行うことにより、乾燥後に液中の不純物が水垢として残るのをなくすことができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のミスト装置付き洗面ドレッシングを示す斜視図、図2はその収納ボックスの斜視図、図3は収納ボックスの側面図、図4はそのミスト発生装置の構成を示すブロック図、図5はミスト発生装置のミスト発生部の断面図である。
図に示すように、ミスト装置付き洗面ドレッシング1は、通常の洗面ドレッシングと同様に、ミラー2を備えた洗面キャビネット3、照明器具、洗面ボウル4、カラン5、小物収納用の収納ボックス6、シャワーノズル7を備え、さらに、ミスト発生装置8、温風発生装置9及び洗面ボウル4の少なくともその空間が密閉可能なように蓋体10を備える。
ミラー2と洗面キャビネット3は洗面台本体11の上方に配置され、ミラー2はキャビネット3の前面に使用者に面するように直立して設けられている。洗面ボウル4とカラン5と小物収納用ボックス6は、洗面台本体11の上面に配置されている。ミスト発生装置8の本体部は、洗面台本体11の下部の空間に設けられ、この空間は扉12により開閉可能とされている。また、洗面台本体11の上方には、ミスト供給を行わせるスイッチや図示していない照明器具をオンーオフするスイッチなどを備えた操作部13が配置されている。
洗面ボウル4の上部にはカラン5とシャワーノズル(ミスト供給ノズル)7が前方に突き出して配置されている。カラン5は洗面ボウル3に温度調節した水を吐水するように図示してない給水管、温水供給管等に連結している。
小物収納用ボックス6は、洗面キャビネット3の下部に設けられ、蓋61が開閉可能に設けられ、内部にコップや歯ブラシや入れ歯などの小物類を収容するように、適宜スタンドや仕切などが設けられている。蓋61はなくてもよいが、ミスト洗浄等のためにあった方がよい。
また、本実施の形態の収納ボックス6には、ボックス内空間にミストを吐出するミスト供給口62、付着ミストを乾燥させるための乾燥気体を供給する熱風供給口63,凝集ミストを排出するための集水口64が開口している。ミスト供給口62はミスト供給管65を介して、後述するミスト発生装置8に連通し、熱風供給口63は熱風発生装置に連通する熱風供給管66に連通している。集水口64は排水管67に連通し、排水管67は洗面ボウル4に一端を開口させている。凝縮したミストは、洗面ボウル4の排水管40を経て排水される。
本実施形態のミスト発生装置8は、ミスト発生部80と、ミスト発生部80に貯留する洗浄液S等の洗剤等の有用成分を供給するための液貯留タンク81、液搬送経路82、ミスト発生部80に水を供給する給水経路83、ミストの温度を調節するミスト温度調節装置89で主体が構成される。
ミスト発生部80は、供給経路としての供給管14を介して洗面ボウル4のシャワーノズル7に連通すると共に、収納ボックス6にミストを供給するミスト供給管65等の使用個所に連通している。
ミスト発生部80としては、超音波振動によるもの、スチームによるもの、圧力噴霧によるもの、アーク放電によるもの等が用いられる。これらのミスト発生機構により、高効率でミスト発生部80にてミストを発生させることが可能となる。
超音波振動子87を設けたミスト発生部80の場合には、超音波振動子87はミスト発生部80に溜まっている洗浄液S中に浸漬されるように配置され、発信器(図示せず)からの発振出力が供給されて洗浄液Sを超音波振動させて、例えばミスト径が0.1〜50μm程度の微粒子状の洗剤ミストMが生成されるようになっている。
スチームによるミスト発生部80の場合には、液体を加温してスチームを発生させることでミストMを発生させる。また、アーク放電によるミスト発生部の場合には、高電圧ブロックにより高電圧を印加してミスト化するものである。また、図5に示すように、超音波振動子87と粒子径制御手段を構成するアーク放電の電極88等と2種以上組み合わせてミストを微粒化するミスト発生部80の場合には、高効率で径の小さいミストMを発生させることができる。
また、ミスト発生部80に液体のミストMの温度を加温したり冷却する加温・冷却手段89、図示していない調節装置等から温度制御手段を構成してもよい。洗浄液Sを加熱するように温度調節して、加温された温ミストMを発生させることにより、拡散性及び洗浄力を向上させることができる。
液貯留タンク81は、有用成分である洗剤の原液84を貯留するタンクであり、添加手段を構成し、その底部付近には、液貯留タンク81内に貯留している洗剤の原液84を搬送する液搬送経路82となる配管の一端部が配置される。液搬送経路82には、途中に液搬送経路82を開閉するための液搬送バルブ85が設けてあり、液搬送経路82の他端部はミスト発生部80に接続される。
また、ミスト発生部80には、水道等の給水源からの給水経路83が接続される。給水経路83の途中には給水弁86が設けてある。このミスト発生部80には、液搬送バルブ85を開いて液貯留タンク81内に貯留してある洗剤の原液84を液搬送経路82を介して供給すると共に、給水弁86を開いて給水源より給水経路83を介して水を供給し、有用成分としての洗剤の原液84の所定の濃度の水溶液を生成してミスト洗浄用の洗浄液Sとするものである。なお、他の有用成分のミストを発生する場合はその成分の液を洗浄液Sの代わりに用いることとし、すすぎ洗浄を行う場合には、ミスト発生部80に水のみを貯留しておくものである。
このミスト発生装置8の動作について洗面ボウル4を洗浄する場合について説明すると、まず、シャワーノズル7にミスト発生装置8に接続し、シャワーノズル7を洗面ボウル4の空間に差し込み、洗面ボウルの上面は蓋体10により密封する。
さらに、液搬送バルブ85を開いて、洗剤の原液84を液貯留タンク81から液搬送経路82を介してミスト発生部80に搬送すると共に、給水弁86を開いて水道等の給水源より給水経路83を介してミスト発生部80に給水し、洗剤の原液84を所定の濃度に薄めてミスト洗浄用の洗浄液Sを生成する。洗剤の原液としては市販の浴室用洗剤(例えば「バスマジックリン」)でよく、希釈濃度は通常は例えば10倍(この場合例えば洗剤30ccに対して水270cc)とし、洗浄水の余分な使用をさけるようによう配慮して、300ccの洗剤液Sを準備する。
次に、ミスト発生部80の超音波振動子87を振動させて、ミスト発生部80に溜まっている洗浄液Sを霧状化して洗剤ミストMを発生させる。ミストの径が0.1〜50μmの洗浄液SのミストMを発生させる。ミスト発生部80により発生した洗剤ミストMは、供給管14を介して洗面ボウル4の空間に所定時間(例えば通常の5〜15分間)吐出し、洗面ボウル4に付着することで洗面ボウル4に付着している汚れを浮かせるものである。
また、洗面ボウル4のすすぎ洗浄を行う場合には、液搬送バルブ85は閉じたままにしてミスト発生部80に洗剤の原液84を供給せず、給水弁86を開いてミスト発生部80に給水して水のみを貯留する。そして、ミスト発生部80の超音波振動子87を振動させて、ミスト発生部80に溜まっている水を霧状化して水のミストMを発生させて洗面ボウルに吐出し、水のミストMを洗面ボウル4に付着させて洗面ボウル4のすすぎ洗浄を行うものである。
なお、収納ボックス6のミスト洗浄についても、洗浄、すすぎを洗面ボウル4の場合と同様に行う。 すすぎにおいて、殺菌成分、アロマ成分等の有用成分を添加して行ってもよい。すすぎを終了した後に、熱風供給口63から乾燥気体を供給して壁面、小物に付着したミストを乾燥させる。これにより、カビの繁殖をなくす効果が一層確実にできる。この場合、収納ボックス6内のものはそのままの状態で処理できる。なお、上述した動作は図示しない制御部によって制御されるものである。
このように、径が0.1〜50μmの洗浄液SのミストMをミスト発生部80により発生させてミスト洗浄を行うことで、洗面ボウル4の表面に付着している汚れに浸透してこの汚れを浮かせて除去することができ、洗面ボウル4の形状に関係なく隅々まで洗浄を行うことができて、カビや菌の繁殖を抑えることが可能となる。
本実施形態では、一つのミスト発生部80に液搬送経路82と給水経路83とを接続して、洗浄液SのミストMを発生させる場合には液搬送経路82を介して洗剤の原液を供給すると共に給水経路83を介して水を供給してミスト発生部80に洗浄液Sを貯留し、水のミストMを発生させる場合には給水経路83を介して水を供給してミスト発生部80に水を貯留することができて、一つのミスト発生部80にて洗浄液SのミストMと水のミストMの両方をそれぞれ発生させることができる。
また、このような超音波振動によるミスト発生部80を備えたものにおいては、超音波の振動数を増減することで発生させるミストMの径が調節可能となる。高周波の超音波振動によりミストMを発生させると、径の小さな(0.1〜20μm程度)のミストMが生成され、少量であっても拡散効率及び浸透性が高くなって洗浄効果が高く、低周波の超音波振動によりミストMを発生させると、径の大きな(1〜50μm程度)のミストMが生成され、多量のミストMを発生させてすすぎ洗浄が効果的に行われる。
本実施形態では、ミスト発生部80にて洗浄液SのミストMを発生させるための洗浄液Sの洗剤濃度、洗浄液SのミストMの吐出量及びミスト噴霧時間を自動で調節するように制御することができるように、運転モード変更手段を有するものである。また、収納ボックス洗浄モードとして、収納ボックス6の洗浄、すすぎ、殺菌、乾燥を自動で行わせるようにしてもよい。
これは例えば、汚れがひどい場合には、操作部により「強力洗浄モード」を入力することで、洗剤濃度が例えば通常の二倍(即ち五倍希釈)の洗浄液Sを生成してミスト発生部80に貯留し、通常(5分〜15分)の1.5〜3倍の時間(即ち15〜45分間)ミスト噴霧を行う。これにより、「強力洗浄モード」とするだけで強力なミスト洗浄が可能となる。
次に、図6によりミスト装置付き洗面ドレッシングのミスト発生装置の他の実施形態について説明する。本実施形態では、洗剤を含む有用成分を2種以上添加できるように添加手段が設けられて構成すると共に、複数のミスト供給個所への供給が容易なように構成したことが上記実施形態と相違しているのみであるので、共通する部分については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態のミスト発生装置8aは、有用成分Aを供給するための液貯留タンク81a、有用成分Bを供給するための液貯留タンク81b、それぞれの液搬送経路82a、82bをそれぞれ開閉するバルブ85a、85bがそれぞれ設けられてなるミスト有用成分供給系が設けられて構成される。
液貯留タンク81aに貯留する有用成分Aとしては、例えばアロマ効果に有効な柑橘類、ハーブ、樹木等の芳香成分があげられ、液貯留タンク81bに貯留する有用成分Bとしては、例えば殺菌効果に有効な銀イオン、IPA等の成分があげられる。
これらの有効成分を含む有効成分は1種ずつ又は複数成分がそれぞれの貯留タンク81a、81bに貯留される。そして、ミスト発生部80において、1種ずつ又は複数成分を供給し、それが含まれた洗浄液Sとすれば、その有効成分に対応した1種又は複数成分を含んだミストを発生することができる。
このように有用成分を含んだミストを発生させて洗面ドレッシングに用いることにより、その作用を常時享受することができる。また、ミスト供給経路である供給管14に分岐弁15を設け、分岐経路14a,分岐経路14b,分岐経路14cと分岐させている。そして、各分岐経路14a,14b,14cをそれぞれシャワーノズル7、収納ボックス6、洗面ボウルミスト吐出ノズルなどの必要個所に固定して連通させる。また、供給管14又は分岐経路14a,14b,14cにミスト吐出量を調節する制御手段として図示していない送風機や弁を設けてもよいし、温風を供給できるように温風発生機を設けてもよいし、温風発生機に連結してもよい。
なお、上記実施形態において、蓋体10や扉を有する例で説明しているが、密閉するためのこれらは必須ではないが、効率よくミスト洗浄等するためにはあった方がよい。また、洗面ボウル4のカラン5は洗面ボウル3に温度調節した水を吐水するようにしている例で説明したが、カランにミストを供給するようにミスト発生装置に連結してもよい。
また、ミスト径の制御を超音波の周波数で行う例で説明したが、温度、アーク放電による制御であってもよい。また、水道等の給水源からの給水経路83の途中に、水道等の給水に含まれるミネラル成分等の蒸発後に残る不純物を除去する不純物制御手段を設けてもよい。不純物制御手段の代表的なものとしては、イオン交換式水処理装置や逆浸透式水処理装置等があげられる。
本発明のミスト装置付き洗面ドレッシングの一実施形態の斜視図である。 その小物収納用ボックスの斜視図である。 そのミスト発生装置のブロック図である。 そのミスト発生装置のミスト発生部の要部ブロック図である。 そのミスト発生装置のそのミスト発生部の他の実施形態の要部ブロック図である。 そのミスト発生装置の他の実施形態の要部ブロック図である。
符号の説明
1 ミスト装置付き洗面ドレッシング
2 ミラー
3 洗面キャビネット
4 洗面ボウル
5 カラン
6 小物収納用ボックス
7 シャワーノズル(ミスト供給ノズル)
8 ミスト発生装置
10 蓋体
11 洗面台本体
13 操作部
80 ミスト発生部
M ミスト
S 洗浄液

Claims (11)

  1. 径が0.1乃至50μmの液体のミストを発生させるミスト発生部を備えたことを特徴とするミスト装置付き洗面ドレッシング。
  2. 小物が収納可能な収納ボックスを有することを特徴とする請求項1記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  3. 液体のミストの温度を制御する温度制御手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  4. ミストに有用成分を添加する添加手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  5. ミストの吐出量を自動で調節する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  6. ミストの粒子径を制御する粒子径制御手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  7. 汚れに応じて運転モードを変更するモード変更手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  8. ミスト洗浄した後の被洗浄小物を乾燥する乾燥手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  9. 前記ミスト発生部からミスト使用個所へのミスト供給が切替できるような切替手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  10. 前記ミストをカラン部から供給することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
  11. 液体のミストのミネラル成分を制御する不純物制御手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のミスト装置付き洗面ドレッシング。
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