JP2007143350A - 電気駆動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の質量や路面の傾斜や機械ブレーキの応答速度の条件に依存することなく、常に機械ブレーキを車両の速度の低い状態で動作させる。
【解決手段】本発明の電気駆動車両は、車輪を駆動あるいは制動するための電動機と、この電動機を制御する電動機制御器とを備え、走行中の車両を停止させる場合に車両の走行速度が所定の速度未満の領域になると電動機の出力するトルクを所定のレベルに向かって変化させる。トルクを変化させる目標レベルは車両の総質量と、車両の走行している路面の傾斜に応じて異なる。
【選択図】図1

Description

本発明は、機械ブレーキと回生ブレーキとを備えた電気駆動車両に関する。
従来技術の電気駆動車両のブレーキシステムについて説明する。回生制動可能な車両を停止させる場合は、電動機を回生動作させて車両速度を低下させ、所定の速度以下に達した時に機械ブレーキによるブレーキ動作を行って停止させている。特許文献1に、このような停止動作を行う車両が記載されている。特許文献1では、電動機と機械ブレーキが協調して制御され、機械ブレーキが動作する条件として車両の速度が停止直前の車速領域にあることが開示されている。これは車両の速度が残っている状態で機械ブレーキを動作させると、急ブレーキを掛けた場合と同様のショックを受けるためである。また、同時に機械ブレーキの磨耗も激しくなり、コスト増加に繋がるといえる。従って、機械ブレーキが動作する場合にはできるだけ車両の速度が低いことが望ましい。
特開2002−345103号公報((0050)段落から(0059)段落の記載内容。)
しかし、電動機の回生動作により車両の速度を低下させて、機械ブレーキを車両の速度が低い状態で動作させることは、以下のような理由で難しさが伴う。
第一に、車両の質量や路面の傾斜に応じて車両の減速特性が変化する。これは、重力の影響により路面と平行な方向に車両が受ける力が車両の質量と、路面の傾斜によって変化し、車両全体の受ける力が変化するためである。例えば、上り坂の路面を車両が走行している場合は車両は重力の影響で後方に力を受けるために減速が早くなり、逆に下り坂の路面を車両が走行している場合は前方に力を受けるために減速が遅くなる。すなわち、車両の質量や路面の傾斜に応じて車両の速度が低下するのに掛かる時間が変化するため、機械ブレーキを動作させるタイミングも同様に変化させる必要がある。
第二に、車両の速度が低い状態を維持することが困難である。これは、電動機の出力するトルクに応じて車両に発生する駆動力あるいは制動力が重力の影響により路面と平行な方向に車両が受ける力と通常は釣り合わないためである。すなわち、車両の質量や路面の傾斜に応じて、車両の速度が低い状態が維持される時間が変化する。そのために、条件によっては車両の速度が低い状態が短時間しか維持されないようなケースが生じ、そのような場合にはその短時間のうちに機械ブレーキを動作させる必要がある。
第三に、機械ブレーキを動作させる指令を出力するタイミングと実際に機械ブレーキが動作するタイミングには時間差が生じるために、その時間差を考慮した上で機械ブレーキを動作させる指令を出力する必要がある。
以上のように、車両の質量や路面の傾斜や機械ブレーキの応答速度の条件によっては、機械ブレーキを車両の速度の低い状態で動作させることには困難さを伴う。
本発明はこれらの条件に依存することなく、常に機械ブレーキを車両の速度の低い状態で動作させることを目的とする。
本発明の電気駆動車両では、車輪を駆動あるいは制動するための電動機と前記電動機を制御する電動機制御器を備え、走行中の車両を停止させる場合に車両の走行速度が所定の速度未満の領域になると前記電動機の出力するトルクが所定のレベルに向かって変化し、前記所定レベルが車両の質量と、車両が走行している路面の傾斜角度に応じて異なる。本発明の電気駆動車両では、重力の影響により車両が傾斜した路面と平行な方向に受ける力と釣り合うような駆動力あるいは制動力を車両に発生させる。
本発明によれば、車両の速度を低く保った状態を維持することが可能となり、機械ブレーキ投入時のショックや機械ブレーキの磨耗を抑制できる。
以下、本発明の詳細を図面を用いながら説明する。
以下、本実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本実施例による電気駆動車両の制御装置の全体構成を示す。図1において、電動機2がギア3を介して車輪4を駆動し、車両を前進あるいは後進させる。電動機2は、電動機制御器32によって制御され、電動機制御器32が備えている電力変換器1で電動機2を駆動する。電流検出器5は電力変換器1と電動機2との間に配置されており、電力変換器1と電動機2との間に流れる電流を検出する。速度検出器6は電動機2に接続されており、電動機2の回転速度を検出することで車両の走行速度を検出する。なお、検出する車両の走行速度は速度検出器6を用いずに電動機2の回転速度の推定演算によって求めても良い。機械ブレーキ7は例えばディスクブレーキあるいはドラムブレーキであって、車輪4を制動して、車両を減速させる。
アクセル開度検出器8は、運転者のアクセル操作に応じたアクセルペダルの開度を検出し、ブレーキ開度検出器9は運転者のブレーキ操作に応じたブレーキペダルの開度を検出する。
要求トルク指令演算器10は、アクセル開度検出器8が出力するアクセル開度検出値と、ブレーキ開度検出器9が出力するブレーキ開度検出値と、速度検出器6が出力する速度検出値とから決定されるトルク指令を、要求トルク指令として出力する。
停止トルク指令演算器11は、トルク指令演算器13が出力するトルク指令と、速度検出器6が出力する速度検出値と、質量検出器12が出力する、積荷を含む車両全体の質量検出値とから、走行中の路面で車両を停止させる時に電動機2が出力すべきトルク指令を停止トルク指令として出力する。
トルク指令演算器13は、要求トルク指令演算器10が出力する要求トルク指令と、停止トルク指令演算器11が出力する停止トルク指令と、速度検出器6が出力する速度検出値とから、トルク制御器14へ与えるトルク指令と、車体を停止させる時に電動機2が出力するトルクの目標値とする目標トルク指令とを出力する。
トルク制御器14は、トルク指令演算器13が出力するトルク指令と、電流検出器5が出力する電流検出値と、速度検出器6が出力する速度検出値とから、電動機2が出力するトルクとトルク指令演算器13の出力するトルク指令とが一致するように、PWM制御により電力変換器1へのゲートパルス信号を出力する。電力変換器1はゲートパルス信号を受け、IGBT等の電力半導体スイッチング素子を高速にスイッチングさせて、高い応答速度でトルク制御を実現する。
機械ブレーキ制御器15は、要求トルク指令演算器10が出力する要求トルク指令と、トルク指令演算器13が出力するトルク指令と、目標トルク指令とを入力し、機械ブレーキ7へ与える機械ブレーキ動作指令を出力する。機械ブレーキ7は、機械ブレーキ制御器15が出力する機械ブレーキ動作指令に従って、車輪4を制動する。
要求トルク指令演算器10の動作について説明する。図2に要求トルク指令演算器10の出力特性を示す。図2に示すように要求トルク指令は、アクセル開度検出器8の出力するアクセル開度検出値と、ブレーキ開度検出器9の出力するブレーキ開度検出値と、速度検出器6の出力する速度検出値との関数で与えられる。アクセルペダルが操作される場合は、要求トルク指令は正の値として出力される。また、ブレーキペダルが操作される場合は、要求トルク指令は負の値として出力される。ただし、アクセルペダルとブレーキペダルの両方のペダルが操作される場合は、ブレーキペダルの操作が優先される。また、アクセル開度検出値あるいはブレーキ開度検出値が大きいほど、要求トルク指令の絶対値は大きくなり、速度検出値が大きいほど要求トルク指令の絶対値は小さくなる。
停止トルク指令演算器11の動作について説明する。機械ブレーキ7をできるだけ車両の速度が低い状態で動作させるためには、電動機2が車両に発生させる駆動力あるいは制動力と、重力の影響により車両が路面と平行な方向に受ける力とが、できるだけ釣り合うようにしながら車両を停止させることが望ましい。そこで、本実施例では停止トルク指令演算器11が、走行中の路面で車両が停止する場合に、電動機2が出力すべきトルクの推定演算を常時行う。図3に停止トルク指令演算器11の構成例を示す。図3で、符号16と17はゲイン、18は乗算器、19は加算器、20は減算器、21はハイパスフィルタである。図3に示すように、トルク指令演算器13が出力するトルク指令と、速度検出器6が出力する速度検出値と、質量検出器12が出力する質量検出値を停止トルク指令演算器11に入力し、予め定められた電動機2の慣性モーメントを用いて、走行中の路面で停止する場合に電動機2が出力すべきトルクを推定する。
速度検出器6が出力する速度検出値と、トルク制御器14へ与えるトルク指令と、機械ブレーキ制御器15の出力する機械ブレーキ動作指令との関係について説明する。図4にこれらの関係を表すタイムチャートを示す。速度検出器6の検出する速度検出値が設定値V* 以上の領域では、トルク指令演算器13は、要求トルク指令演算器10が出力する要求トルク指令をそのままトルク指令として出力する。本実施例では、速度検出値の設定値V*を、車両の速度が1km/h〜0.1km/h に相当する値、好ましくは0.7km/h〜0.2km/hに相当する値に設定した。
一方、速度検出器6の検出する速度検出値が設定値V* 未満の値になり、かつ要求トルク指令が負であれば、トルク指令演算器13は車両を停止させる制御を開始する。まず、トルク指令演算器13は、その時点における停止トルク指令演算器11が出力する停止トルク指令T**を、目標トルク指令として記録する。次に、トルク指令演算器13は、その時点で出力しているトルク指令T* から一定の時間t1 をかけて目標トルク指令T**になるまで変化させる。トルク指令演算器13の出力するトルク指令が、目標トルク指令T**に到達すると、トルク指令演算器13は、出力するトルク指令を目標トルク指令T**で保持する。機械ブレーキ制御器15は、トルク指令演算器13の出力するトルク指令と目標トルク指令T**とを比較し、トルク指令が目標トルク指令T**に到達した時点で、機械ブレーキ動作指令をOFFからONに変更し、機械ブレーキ7を動作させる。トルク指令演算器13は機械ブレーキ動作指令がONになってから一定の時間t2 の間はトルク指令を目標トルク指令T**で保持するが、その後目標トルク指令T**から一定の時間t3 をかけて0になるまで低減する。
図4に示したタイムチャートを実現するためのトルク指令演算器13の構成を、図5に示す。図5で、符号22は停止制御判定値演算器、23は停止制御状態判定器、24は目標トルク指令演算器、25はトルク指令調整器である。停止制御判定値演算器22は、要求トルク指令演算器10が出力する要求トルク指令と、停止トルク指令演算器11が出力する停止トルク指令とから設定値V* を出力する。設定値V* はトルク指令演算器13が出力するトルク指令を停止トルク指令まで一定レートで変化させた時に、車両速度が零になるような車両速度を、停止制御判定値演算器22が常時演算することで設定される。
停止制御状態判定器23は、速度検出器6の出力する速度検出値が、停止制御判定値演算器22が出力する設定値V* 未満であり、かつ要求トルク指令演算器10が出力する要求トルク指令が負であれば、車両を停止させる制御を開始するために、停止制御状態判定器23が出力する停止制御状態信号を、OFFからONに変更する。停止制御状態信号の判定に要求トルク指令の符号を用いる理由は、要求トルク指令が正であれば運転者がアクセルペダルを踏んでいる状態であり、車両を停止させる制御を行う必要がないことによる。
目標トルク指令演算器24は、停止制御状態判定器23が出力する停止制御状態信号がOFFからONに変化した時に、停止トルク指令演算器11が出力する停止トルク指令を保持し、その値を目標トルク指令として出力する。出力された目標トルク指令は、車両を停止させる制御を行う時にトルク指令演算器13が出力するトルク指令の目標値となる。このように停止制御状態信号がOFFからONに変化した時の停止トルク指令を目標値とする理由は、できるだけ車両を停止させる制御を開始する直前に推定した停止トルク指令を目標値とすることで、車両が完全停止するまでに生じる路面の変化の影響を受けにくくするためである。
トルク指令調整器25は、停止制御状態判定器23が出力する停止制御状態信号に応じて、出力するトルク指令を調整する。停止制御状態信号がOFFの時は、要求トルク指令演算器10が出力する要求トルク指令をそのままトルク指令として出力するが、停止制御状態信号がONになると、目標トルク指令演算器24が出力する目標トルク指令に向かって一定レートで出力するトルク指令を変化させて、出力するトルク指令が目標トルク指令に到達するとその値を一定時間保持し、その後出力するトルク指令を0まで一定レートで変化させる。
本実施例では、以上のような構成により、車両を停止させる場合に、路面の傾斜などによる重力の影響によって車両が受ける力と釣り合うような駆動力あるいは制動力を、電動機2が車両に発生させることができ、車両の速度を低く保った状態を維持しながら機械ブレーキ7を動作させることが可能となる。その結果、機械ブレーキ投入時のショックや機械ブレーキの磨耗を抑制できる。
図6に、本実施例による電気駆動車両の制御装置の全体構成を示す。本実施例は、図6に示すように、電動機制御器32が傾斜検出器27を備え、質量検出器12が出力する質量検出値と、傾斜検出器27が出力する傾斜検出値とを停止トルク指令演算器26に入力し、停止トルク指令演算器26が停止トルク指令を出力すること以外は、実施例1と同じである。
図7に停止トルク指令演算器26の構成例を示す。質量検出器12が出力する質量検出値と、傾斜検出器27が出力する傾斜検出値とが得られれば、車両に作用する傾斜路面に平行な方向の力を求めることができる。そこで、図7に示すように、例えば傾斜検出値が水平に対する傾斜角の値θを、SIN演算器28に入力して対応するsinθ を算出し、質量検出値を乗算器29で乗算し、乗算した結果をゲイン30を通して停止トルク指令とする。本実施例ではこのような構成で、走行中の路面に車両を停止させる場合に電動機2が出力すべきトルクを求める。
図8は本実施例による車両の全体構成を示す。図8において、後輪側は駆動輪であり、前輪側は従動輪となる。図8に示すように、電動機制御器32に備えた電力変換器1で、車体31の後輪側の左右の電動機2を駆動して、車両を前進あるいは後進させる。また、左右の電動機2はそれぞれ独立に制御することが可能であり、車両に発生させる駆動力あるいは制動力の左右の配分を運転者のハンドル操作に応じて調節することも可能である。また、機械ブレーキ7は全ての車輪4に備え付けられ、同時に制御される。
図8に示す本実施例の車両は、実施例1や実施例2に記載した電動機制御器32を備えているので、乗客あるいは搭載する貨物を含めた車両の全質量や、路面の傾斜や、機械ブレーキの応答速度などの条件に依存することなく、常に機械ブレーキ7を車両の速度の低い状態で動作できる。
実施例1の電気駆動車両の制御装置の構成図。 実施例1の要求トルク指令演算器の出力特性図。 実施例1の停止トルク指令演算器の構成図。 実施例1の速度検出値とトルク指令と機械ブレーキ動作指令の関係の説明図。 実施例1のトルク指令演算器の構成図。 実施例2の電気駆動車両の制御装置の構成図。 実施例2の停止トルク指令演算器の構成図。 実施例3の電気駆動車両の構成図。
符号の説明
1…電力変換器、2…電動機、3…ギア、4…車輪、5…電流検出器、6…速度検出器、7…機械ブレーキ、8…アクセル開度検出器、9…ブレーキ開度検出器、10…要求トルク指令演算器、11、26…停止トルク指令演算器、12…質量検出器、13…トルク指令演算器、14…トルク制御器、15…機械ブレーキ制御器、16、17、30…ゲイン、18、29…乗算器、19…加算器、20…減算器、21…ハイパスフィルタ、22…停止制御判定値演算器、23…停止制御状態判定器、24…目標トルク指令演算器、25…トルク指令調整器、27…傾斜検出器、28…SIN演算器、31…車体、32…電動機制御器。

Claims (10)

  1. 車輪を駆動あるいは制動する電動機と、該電動機を制御する電動機制御器と、前記車輪を制動する機械ブレーキと、該機械ブレーキの制御装置とを備えた電気駆動車両において、
    前記電動機制御器が、要求トルク指令演算器と、停止トルク指令演算器と、トルク指令演算器とを備え、
    該トルク指令演算器が、前記要求トルク指令演算器が出力する要求トルク指令と、前記停止トルク指令演算器が出力する停止トルク指令と、車両速度とを入力し、前記電動機のトルク指令と、前記電動機が車両停止時に出力する目標トルク指令とを出力することを特徴とする電気駆動車両。
  2. 請求項1に記載の電気駆動車両において、
    前記停止トルク指令演算器が、車両質量検出器が出力する質量検出値と、車両速度と、前記トルク指令演算器が出力するトルク指令とを入力し、停止トルク指令を出力することを特徴とする電気駆動車両。
  3. 請求項2に記載の電気駆動車両において、
    前記機械ブレーキが、前記トルク指令演算器が出力するトルク指令と目標トルク指令と、前記要求トルク指令演算器が出力する要求トルク指令とを入力し、機械ブレーキ動作指令を出力する機械ブレーキ制御器によって制御されることを特徴とする電気駆動車両。
  4. 請求項1に記載の電気駆動車両において、
    前記要求トルク指令演算器が、アクセル開度検出値と、ブレーキ開度検出値と、車両速度とを入力し、要求トルク指令を出力することを特徴とする電気駆動車両。
  5. 請求項3に記載の電気駆動車両において、
    前記トルク指令演算器は、車両速度が予め定めた値以上の場合には前記要求トルク指令を出力し、前記車両速度が予め定めた値未満の場合には、前記停止トルク指令演算器が出力する停止トルク指令に所定の時間後に一致するようにトルク指令を変化させ、
    前記機械ブレーキ制御器は、前記トルク指令演算器が出力するトルク指令が目標トルク指令に一致してから、前記機械ブレーキ動作指令を出力することを特徴とする電気駆動車両。
  6. 請求項5に記載の電気駆動車両において、
    前記トルク指令演算器が停止トルク指令を出力する車両速度が、1km/hから0.1km/hの車両速度であることを特徴とする電気駆動車両。
  7. 車輪を駆動あるいは制動する電動機と、該電動機を制御する電動機制御器と、前記車輪を制動する機械ブレーキと、該機械ブレーキの制御装置とを備えた電気駆動車両において、
    前記電動機制御器が、要求トルク指令演算器と、停止トルク指令演算器と、トルク指令演算器とを備え、
    該停止トルク指令演算器が、車両質量検出器が出力する質量検出値と、傾斜検出器が出力する傾斜検出値とを入力し、停止トルク指令を出力し、
    前記トルク指令演算器が、前記要求トルク指令演算器が出力する要求トルク指令と、前記停止トルク指令演算器が出力する停止トルク指令と、車両速度とを入力し、前記電動機のトルク指令と、前記電動機が車両停止時に出力する目標トルク指令とを出力することを特徴とする電気駆動車両。
  8. 請求項7に記載の電気駆動車両において、
    前記機械ブレーキが、前記トルク指令演算器が出力するトルク指令と目標トルク指令と、前記要求トルク指令演算器が出力する要求トルク指令とを入力し、機械ブレーキ動作指令を出力する機械ブレーキ制御器によって制御されることを特徴とする電気駆動車両。
  9. 請求項8に記載の電気駆動車両において、
    前記トルク指令演算器は、車両速度が予め定めた値以上の場合には前記要求トルク指令を出力し、前記車両速度が予め定めた値未満の場合には、前記停止トルク指令演算器が出力する停止トルク指令に所定の時間後に一致するようにトルク指令を減少させ、
    前記機械ブレーキ制御器は、前記トルク指令演算器が出力するトルク指令が目標トルク指令に一致してから、前記機械ブレーキ動作指令を出力することを特徴とする電気駆動車両。
  10. 車輪を駆動あるいは制動する電動機と、該電動機を制御する電動機制御器と、前記車輪を制動する機械ブレーキと、該機械ブレーキの制御装置とを備えた電気駆動車両において、
    該電気駆動車両が、左の駆動輪を駆動する第1の電動機と、右の駆動輪を駆動する第2の電動機とを備え、
    前記電動機制御器が、該第1の電動機と第2の電動機とを独立に制御し、
    前記電動機制御器が、要求トルク指令演算器と、停止トルク指令演算器と、トルク指令演算器とを備え、
    該トルク指令演算器が、前記要求トルク指令演算器が出力する要求トルク指令と、前記停止トルク指令演算器が出力する停止トルク指令と、車両速度とを入力し、前記電動機のトルク指令と、前記電動機が車両停止時に出力する目標トルク指令とを出力することを特徴とする電気駆動車両。


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