JP2007143346A - 電動工具の正逆切替装置 - Google Patents

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修二 吉川
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Abstract

【課題】接点の接離速度を常に一定にして接点寿命を向上させる
【解決手段】ブラシベース12に、ブラシベース12の正回転及び逆回転の各切替位置への回転操作に伴ってユニットベース側の固定接点13と干渉する突起23を設けて、固定接点13を、突起23との干渉によって突起23を回避可能な弾性端とすると共に、その弾性端に、各切替位置で突起23を回避して接触位置に復帰させる迂回部25を形成して、ブラシベース12の各切替位置への回転操作時には、突起23との干渉で変形した弾性端が迂回部25による干渉の解消に伴って可動接点21に接触する速入動作を、各切替位置から反対側への回転操作時には、弾性端が迂回部25と突起23との干渉に伴って可動接点21から離れる速断動作を夫々実現可能とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータ駆動する電動工具に、モータの回転方向を切り替えるために設けられる正逆切替装置に関する。
電動工具の正逆切替装置は、ハウジング内でモータの固定子に固定され、固定子のコイルに夫々電気的接続される一対の固定接点を備えたユニットベースと、整流子に対向して摺接する一対のカーボンブラシを保持してユニットベースへ回転可能に組み付けられるリング状のブラシベースとからなり、ブラシベースに、固定接点間に位置する一対の可動接点が夫々設けられている。このブラシベースの回転操作によって両可動接点の固定接点への接触態様を切り替えることで、モータの正回転と逆回転とを選択可能となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−180054号公報
上記正逆切替装置においては、ブラシベースを手動で回転操作させるため、ブラシベースの操作速度が一定でなく、接点同士の接離速度が速くなったり遅くなったりする。特に、モータへの通電中に切替操作がなされると、操作速度が遅ければ接点溶着を起こすおそれがあり、接点寿命の低下に繋がっていた。ブラシベースに回転方向へ付勢するバネを設けて切替を補助させることもできるが、結局ブラシベースを直接手動操作する構造である以上、操作速度のムラは解消されず、接点寿命への影響は残ってしまう。
そこで、本発明は、ユーザーによるブラシベースの操作速度にかかわりなく、接点間の接離速度を常に一定にして、接点寿命を向上させることができる電動工具の正逆切替装置を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の第1発明は、ユニットベース又はブラシベースに、ブラシベースの正回転及び逆回転の各切替位置への回転操作に伴って相手側の接点と干渉する突起を設ける一方、相手側の接点の先端を、突起との干渉によって他方の接点から離れる方向へ変形する弾性端とすると共に、その弾性端に、各切替位置で突起を回避して他方の接点との接触位置に復帰させる迂回部を形成して、ブラシベースの各切替位置への回転操作時には、突起との干渉で変形した弾性端が迂回部による干渉の解消に伴って他方の接点に接触する速入動作を、ブラシベースの各切替位置から反対側への回転操作時には、弾性端が迂回部と突起との干渉に伴って他方の接点から離れる速断動作を夫々実現可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、ブラシベースの良好な操作性を維持するために、突起における弾性端との当接面を、弾性端の変形を案内する傾斜面としたものである。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の第2発明は、固定接点と可動接点との何れか一方の先端を弾性端として、その弾性端近傍に第1突起を、弾性端の相手側の接点が設けられるユニットベース又はブラシベースに、ブラシベースの正回転及び逆回転の各切替位置への回転操作に伴って第1突起と干渉する位置にある第2突起を夫々設けて、第1、第2突起の少なくとも一方に、ブラシベースの各切替位置への回転操作時に第2突起を弾性端と第1突起との間を通過させて弾性端を相手側の接点から離れる方向へ変形させる第1案内部と、ブラシベースの各切替位置から反対側への回転操作時に第2突起を第1突起における弾性端と反対側を通過させる第2案内部とを夫々設けて、ブラシベースの各切替位置への回転操作時には、第2突起との干渉によって変形した弾性端が干渉の解消に伴って相手側の接点に接触する速入動作を、ブラシベースの各切替位置から反対側への回転操作時には、第2突起との非干渉によって弾性端が自身の弾性によって相手側の接点から離れる速断動作を夫々実現可能としたことを特徴とするものである。
請求項1及び3に記載の発明によれば、直接操作されるブラシベースの回転速度に関係なく、両接点を常に一定の速度で速入及び速断させることができる。よって、接点溶着を起こすおそれが低減されて接点寿命の向上が期待できる。特に、突起の形成と接点の簡単な形状変更で所定の効果が得られるため、コストアップは最小限で済む。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、弾性端をスムーズに変形させることができる。よって、ブラシベースの操作に不要な抵抗を生じさせることなく良好な操作性を維持可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
《形態1》
まず第1発明に対応する形態を説明する。図1は、本発明の正逆切替装置が設けられる電動工具の一例である電動ドリルの全体図で、電動ドリル1は、図示しないモータを内蔵したハウジング2の前方(図1の左側)に、スピンドル3を突出し、スピンドル3の先端に、ドリルビット等を装着可能なチャック4を備えた周知の構造である。ハウジング2の後方にはハンドル5が下向きに延設されて、ハンドル5内に、スイッチレバー6の押し込み操作でONするスイッチが設けられている。7はモータの変速ダイヤル、8は穿孔深さを設定するストッパポールである。
そして、モータには、図2,3に示す如く、モータの回転方向を切り替える正逆切替装置10が組み付けられている。この正逆切替装置10は、モータの固定子に固定される円盤リング状のユニットベース11と、そのユニットベース11の上方に組み付けられ、ユニットベース11と略同じ外径の短スリーブ状であるブラシベース12とを有する。ユニットベース11、ブラシベース12は何れも合成樹脂製である。
まずユニットベース11は、平面円弧状の一対の固定接点13,13を点対称に備えており、各固定接点13の端部は、夫々他方の固定接点13の端部と周方向に所定間隔をおいて対向し、且つ半径方向へ揺動可能な弾性端となっている。14,14は、各固定接点13に連設され、固定子のコイル側の一方の対のターミナル端子に差し込まれて電気的接続される差込片、15,15は、下端がコイル側の他方の対のターミナル端子に差し込まれ、上端がスイッチに接続される端子金具である。ユニットベース11の下方には、各差込片14や端子金具15を保持して固定子のターミナル端子に連結される連結部16,16・・が形成されている。
さらに、ユニットベース11の内周には、上端を外向きに折り返した一対のフック17,17が上方へ突設されている。このフック17が、ブラシベース12の内周へ周方向にに形成された凹部18,18に係止することで、ユニットベース11上にブラシベース12を回転可能に連結している。
次に、ブラシベース12には、点対称位置で直線上に、角スリーブで金属製のブラシホルダ19,19が組み付けられて、ブラシホルダ19に挿着した図示しないカーボンブラシを保持可能となっている。20は各ブラシホルダ19上に設けられてカーボンブラシを整流子側へ押圧する渦巻きバネである。各ブラシホルダ19には、図4に示すように、下端がブラシベース12の下面に点対称位置で突設する可動接点21,21が連結されて、ユニットベース11の固定接点13,13の端部間に夫々突出している。
よって、ブラシベース12の回転に伴う可動接点21,21の周方向の移動により、可動接点21,21は、固定接点13,13において点対称で一対となる2組の端部の何れかと選択的に接触可能となり、モータの正回転と逆回転とが切り替えられる。なお、可動接点21,21が何れの固定接点13にも接触しない図4及び図5(A)の状態(図4〜8では便宜上固定接点及び端子金具を除いてユニットベースを省略している)ではニュートラル位置となる。また、ブラシベース12の側面には、電動ドリル1のハウジング2の側面に形成された窓9内に突出する操作突起22,22が突設されて、ハウジング2の外部からブラシベース12を回転操作可能となっている。
そして、ブラシベース12の底面で各可動接点21の周方向の前後には、平面視が台形状となる一対の突起23,23が対称に突設されている。一方、ユニットベース11の各固定接点13の端部は、先端を外側へ折り返した周方向の接触部24と、その接触部24よりも基端側で外側へ台形状に折曲された迂回部25とに折曲形成されている。よって、ブラシベース12を回転操作すると、突起23がまず固定接点13の接触部24と干渉するが、突起23の側面と接触部24の折り返しとの案内によって接触部24が外側へ押し上げられて突起23の移動を許容することになる。但し、ブラシベース12の正回転又は逆回転何れかへの切替位置(以下夫々「正回転位置」、「逆回転位置」という。)では、迂回部25は突起23を回避するように突起23と略同位置にあるため、突起23との干渉が解除された接触部24は、その弾性によって元の位置に復帰して可動接点21と接触するようになっている。
以上の如く構成された正逆切替装置10においては、図5(A)のニュートラル位置では、可動接点21,21は夫々両固定接点13,13の接触部24,24間にあって、突起23,23も接触部24には当接していない。ここからブラシベース12を正回転側へ回転(図5(A)で右回転)させると、同図(B)のようにまず回転方向前方の突起23が接触部24に当接して前述のように接触部24を外側へ押し上げてブラシベース12の回転を許容する。そして、図6(A)に示す如く、突起23が迂回部25の位置に達すると接触部24の押し上げを解消するため、接触部24は弾性によって内側へ移動し、当該位置に移動した可動接点21の外側に接触して電気的接続がなされる。よって、正回転位置への進入時では、弾性端によって常に接触速度が速くなる速入となる。所定の正回転位置に達すると、同図(B)に示すように、迂回部25は完全に突起23から離れる。
次に、正回転位置から逆回転位置へ切り替える際には、図6(B)の状態からブラシベース12を逆回転側へ左回転させると、進入時と逆に、可動接点21が接触部24から離れる方向へ移動する。図6(A)のように突起23が接触部24の端部に当接すると、突起23の側面の案内によって接触部24が突起23に押し上げられ、図5(B)のように可動接点21から直ちに離れる(速断)。突起23が接触部24から離れて図5(A)のニュートラル位置へ復帰すると、接触部24は弾性によって内側へ復帰する。
なお、この速入と速断とはブラシベース12の操作速度に関係なく一定となる。すなわち、ブラシベース12をゆっくり回転させた場合でも、接触部24はあくまで突起23との干渉の有無によって可動接点21に対して弾性的に接離するからである。
そして、ブラシベース12をニュートラル位置から逆回転側へさらに左回転させると、正回転への切替時と同様に、今度は反対側の突起23が先に接触部24に当接して接触部24を押し上げる(図7(A)(B))。突起23が迂回部25に達して押し上げを解除すると、接触部24が弾性によって内側へ移動して可動接点21と接触する速入となる(図8(A)(B))。逆回転位置から正回転位置への切替も同様の作用で、突起23による押し上げで速断、突起23の干渉解除で速入となる。
このように上記形態1の正逆切替装置10によれば、ブラシベース12に、ブラシベース12の各切替位置への回転操作に伴って固定接点13と干渉する突起23を設ける一方、固定接点13の先端を、突起23との干渉によって可動接点21から離れる方向へ変形する弾性端とすると共に、固定接点13の弾性端に、各切替位置で突起23を回避して可動接点21との接触位置に復帰させる迂回部25を形成して、ブラシベース12の各切替位置への回転操作時には、突起23との干渉で変形した弾性端が迂回部25による干渉の解消に伴って可動接点21に接触する速入動作を、ブラシベース12の各切替位置から反対側への回転操作時には、弾性端が迂回部25と突起23との干渉に伴って可動接点21から離れる速断動作を夫々実現可能としたことで、直接操作されるブラシベース12の回転速度に関係なく、両接点を常に一定の速度で速入及び速断させることができる。よって、接点溶着を起こすおそれが低減されて接点寿命の向上が期待できる。特に、突起23の形成と固定接点13の簡単な形状変更で所定の効果が得られるため、コストアップは最小限で済む。
ちなみに本発明を適用しない従来型の正逆切替装置と比較して、本発明の正逆切替装置10では約2倍の接点寿命が確認できている。
また、突起23を台形状にして、固定接点13の弾性端との当接面を、弾性端の変形を案内する傾斜面としたことで、固定接点13の弾性端をスムーズに変形させることができる。よって、ブラシベース12の操作に不要な抵抗を生じさせることなく良好な操作性を維持可能となる。
《形態2》
次に、第2発明に対応する形態を説明する。なお、電動ドリルや正逆切替装置の基本態様は形態1と同様のため、重複する説明は省略して特徴部分のみ説明する。
ここでは、図9(A)に示すように、ユニットベース11側に、固定接点30と、ユニットベース11の周方向で所定間隔をおいた固定突起31(第2突起)とを夫々設ける一方、ブラシベース12の可動接点32を、先端のみ外側へ折り返した円弧状の弾性端として、その可動接点32の先端際で内側に、平面視が略平行四辺形となる可動突起33(第1突起)を突設したものである。この可動突起33は、ブラシベース12の回転操作に伴って固定突起31に干渉可能としたもので、固定突起31に対向する第1側面34(第1案内部)及びその対の第2側面35(第2案内部)が、ブラシベース12の半径方向で外側へ行くに従って固定突起31から離れる傾斜となっている。
よって、ニュートラル位置から各切替位置へのブラシベース12の操作時には、可動突起33が固定突起31に当接すると、図9(B)に示す如く、第1側面34の案内によって固定突起31を可動接点32と可動突起33との間で相対移動させることになり、これにより可動接点32は外側に押し上げられる。そして、可動突起33が固定突起31を過ぎると、固定突起31による押し上げが解消した可動接点32がその弾性で内側へ移動して固定接点30に接触する速入となる(同図(C)(D))。
一方、各切替位置からニュートラル位置側へのブラシベース12の操作時には、図10(A)の状態から移動する可動突起33の第2側面35に固定突起31が当接する。よって、同図(B)に示す如く、第2側面35の案内によって今度は固定突起31を可動突起33の内側で相対移動させる。これにより可動接点32は押し上げられることがなく、先端が固定接点30を過ぎると自身の弾性によって固定接点30から素早く離れる(速断)。可動突起33が固定突起31を過ぎるとニュートラル位置に復帰する(同図(C))。
このように、この形態2においても、可動接点32の先端を弾性端として、その弾性端近傍に可動突起33を、ユニットベース11に、ブラシベース12の各切替位置への回転に伴って可動突起33と干渉する位置にある固定突起31を夫々設けて、可動突起33に、ブラシベース12の各切替位置への回転操作時に固定突起31を弾性端と可動突起33との間を通過させて弾性端を固定接点30から離れる方向へ変形させる第1側面34と、ブラシベース12の各切替位置から反対側への回転操作時に固定突起31を可動突起33における弾性端との反対側を通過させる第2側面35とを夫々設けて、ブラシベース12の各切替位置への回転操作時には、固定突起31との干渉によって変形した可動接点32の弾性端が干渉の解消に伴って固定接点30に接触する速入動作を、ブラシベース12の各切替位置から反対側への回転操作時には、固定突起31との非干渉によって弾性端が自身の弾性によって固定接点30から離れる速断動作を夫々実現可能としたことで、直接操作されるブラシベース12の回転速度に関係なく、両接点を常に一定の速度で速入及び速断させることができ、接点同士が接触するかしないかの不安定な状態を解消可能となる。よって、接点溶着を起こすおそれが低減されて接点寿命の向上が期待できる。ここでも突起31,33の形成で所定の効果が得られるため、コストアップは最小限で済むことになる。
なお、形態1,2において、突起や弾性端となる接点の折曲形状等は適宜変更可能で、切替時の接点の押し上げや切替位置での突起の回避が可能であれば、突起を三角形や円形、迂回部も山形や半円状等に変更して差し支えない。
また、上記形態1では、ユニットベース側の固定接点を弾性端に、ブラシベース側に突起を設けているが、これを互いに逆にして、形態2のように、ブラシベース側の可動接点を弾性端に、ユニットベース側に突起を設けても差し支えない。勿論形態2においても、ブラシベース側に固定突起を、ユニットベース側に弾性端と可動突起とを夫々設ける変更は可能である。
そして、上記形態1,2では突起に干渉した弾性端を外側へ押し上げて変形させるようにしているが、弾性端を内側へ押し下げて変形させる設定とすることもできる。
その他、電動工具としては電動ドリルに限らず、電動ドライバドリルや電動ドライバ等、モータの正逆切替機能を備えた電動工具であれば他の種類にも採用可能である。
電動ドリルの全体図である。 形態1の正逆切替装置の分解斜視図である。 (A)は正逆切替装置を上方から、(B)は下方から夫々見た斜視図である。 (A)はニュートラル位置の正逆切替装置を下方から見た斜視図、(B)はA部詳細図である。 (A)はニュートラル位置の正逆切替装置の底面図(下方にA部詳細を示す)、(B)は正回転位置への切替途中の正逆切替装置の底面図(下方にB部詳細を示す)である。 (A)は正回転位置への切替途中の正逆切替装置の底面図(下方にC部詳細を示す)、(B)は正回転位置の正逆切替装置の底面図(下方にD部詳細を示す)である。 (A)はニュートラル位置の正逆切替装置の底面図(下方にA部詳細を示す)、(B)は逆回転位置への切替途中の正逆切替装置の底面図(下方にB部詳細を示す)である。 (A)は逆回転位置への切替途中の正逆切替装置の底面図(下方にC部詳細を示す)、(B)は逆回転位置の正逆切替装置の底面図(下方にD部詳細を示す)である。 形態2の正逆切替装置の切替位置側への動作を示す説明図である。 形態2の正逆切替装置のニュートラル位置側への動作を示す説明図である。
符号の説明
1・・電動ドリル、2・・ハウジング、9・・窓、10・・正逆切替装置、11・・ユニットベース、12・・ブラシベース、13,30・・固定接点、21,32・・可動接点、23・・突起、24・・接触部、25・・迂回部、31・・固定突起、33・・可動突起、34・・第1側面、35・・第2側面

Claims (3)

  1. 電動工具のハウジング内で固定され、モータのコイルに接続される一対の固定接点を備えたユニットベースと、前記モータのブラシを保持して前記ユニットベースに対して回転可能に設けられ、前記固定接点間に位置する一対の可動接点を備えたブラシベースとを有し、前記ブラシベースの回転操作により、前記固定接点に対する前記可動接点の接触態様を切り替えて、モータの正回転と逆回転とを選択可能とした電動工具の正逆切替装置であって、
    前記ユニットベース又は前記ブラシベースに、前記ブラシベースの前記正回転及び逆回転の各切替位置への回転操作に伴って相手側の接点と干渉する突起を設ける一方、前記相手側の接点の先端を、前記突起との干渉によって他方の接点から離れる方向へ変形する弾性端とすると共に、その弾性端に、前記各切替位置で前記突起を回避して他方の接点との接触位置に復帰させる迂回部を形成して、
    前記ブラシベースの前記各切替位置への回転操作時には、前記突起との干渉で変形した弾性端が前記迂回部による干渉の解消に伴って前記他方の接点に接触する速入動作を、前記ブラシベースの前記各切替位置から反対側への回転操作時には、前記弾性端が前記迂回部と突起との干渉に伴って前記他方の接点から離れる速断動作を夫々実現可能としたことを特徴とする電動工具の正逆切替装置。
  2. 突起における弾性端との当接面を、前記弾性端の変形を案内する傾斜面とした請求項1に記載の電動工具の正逆切替装置。
  3. 電動工具のハウジング内で固定され、モータのコイルに接続される一対の固定接点を備えたユニットベースと、前記モータのブラシを保持して前記ユニットベースに対して回転可能に設けられ、前記固定接点間に位置する一対の可動接点を備えたブラシベースとを有し、前記ブラシベースの回転操作により、前記固定接点に対する前記可動接点の接触態様を切り替えて、モータの正回転と逆回転とを選択可能とした電動工具の正逆切替装置であって、
    前記固定接点と可動接点との何れか一方の先端を弾性端として、その弾性端近傍に第1突起を、前記弾性端の相手側の接点が設けられる前記ユニットベース又はブラシベースに、前記ブラシベースの前記正回転及び逆回転の各切替位置への回転操作に伴って前記第1突起と干渉する位置にある第2突起を夫々設けて、前記第1、第2突起の少なくとも一方に、前記ブラシベースの各切替位置への回転操作時に前記第2突起を前記弾性端と第1突起との間を通過させて前記弾性端を相手側の接点から離れる方向へ変形させる第1案内部と、前記ブラシベースの各切替位置から反対側への回転操作時に前記第2突起を前記第1突起における前記弾性端の反対側を通過させる第2案内部とを夫々設けて、
    前記ブラシベースの前記各切替位置への回転操作時には、前記第2突起との干渉によって変形した弾性端が前記干渉の解消に伴って前記相手側の接点に接触する速入動作を、前記ブラシベースの前記各切替位置から反対側への回転操作時には、前記第2突起との非干渉によって前記弾性端が自身の弾性によって前記相手側の接点から離れる速断動作を夫々実現可能としたことを特徴とする電動工具の正逆切替装置。
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