JP2007143230A - スイッチング電源回路の制御方式 - Google Patents

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Kenji Fujita
憲司 藤田
Yukihiro Nishikawa
幸廣 西川
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Abstract

【課題】スイッチング電源において、スイッチング損失の増加状態が継続することによるスイッチングデバイスの焼損を防止する。
【解決手段】タイマ39を設けて、スイッチングデバイス4のサージ電圧低減機能の動作継続時間を一定以下に制限することにより、スイッチングデバイス4の過熱を防止できるようにする。これにより、正常時にはスイッチングデバイス4のサージ電圧が低減され、異常時にはスイッチングデバイス4を焼損しないサージ電圧低減機能を備えたスイッチング電源回路が提供可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、スイッチング電源回路の制御方式、特にスイッチングデバイス(またはスイッチング素子)に発生するサージ電圧を低減するための制御方式に関する。
スイッチングデバイスに発生するサージ電圧を抑制するスイッチング電源回路として、特許文献1や特許文献2に示すものがある。
図9に、特許文献1に開示のスイッチング電源回路の例を示す。図9において、1は入力の直流電源、2は漏れインダクタンス、3はトランス、4はスイッチングデバイス、5はスイッチングデバイス4をオン・オフ動作させる駆動回路、6は出力端子、7は制御回路のGND(接地)端子、9は電流検出用のトランス、11と12はトランス3を介しその2次側に供給される電力を整流する整流ダイオード、13は平滑用インダクタンス、14は平滑用コンデンサ、15は負荷、16と17は出力電圧を分圧する抵抗、18はシャントレギュレータ、19はコンデンサ、20,21,22および25は抵抗、23a,23bはフォトカプラ、24は制御回路、26はパルス生成回路、51はサージ対策回路をそれぞれ示す。
図9の主回路動作は次の通りである。直流電源1の直流電圧をスイッチングデバイス4でオン・オフすることにより、トランス3の1次巻線3aを介し2次巻線3bに電圧を発生させる。トランス3の2次巻線3bに発生する電圧はダイオード11,12,平滑用インダクタンス13および平滑用コンデンサ14により整流され、直流電圧に変換される。この直流電圧は抵抗16と17により分圧され、シャントレギュレータ18により基準電圧と比較される。シャントレギュレータ18は、上記直流電圧が上昇するとフォトカプラ23aを介してフィードバック(FB)信号を引き下げることで、パルス生成回路26に上記直流電圧の上昇を伝達する。パルス生成回路26は、フィードバック(FB)信号の低下に応じてスイッチングデバイス4のオン期間を狭めることで、上記出力電圧を下げて所望の電圧値に安定化させる。
駆動回路5は、NPNトランジスタ27、オン時ゲート抵抗28、PNPトランジスタ29、オフ時ゲート抵抗30、NPNトランジスタ32および抵抗33からなるゲート抵抗切換え回路31から構成される。駆動回路5はパルス生成回路26の出力信号(ICout)に基づき、スイッチングデバイス4をオン・オフする駆動信号を出力する。出力信号(ICout)がHレベルのときはNPNトランジスタ27がオンし、駆動回路5の出力にはオン時ゲート抵抗28を介して電源電圧Vcc1が接続され、スイッチングデバイス4がオンする。一方、出力信号(ICout)がLレベルのときはPNPトランジスタ29がオンし、駆動回路5の出力にはオフ時ゲート抵抗30とゲート抵抗切換え回路31の並列回路を介してGND電位7が接続される。ゲート抵抗切換え回路31は、サージ対策回路51の出力がHレベルのときにのみNPNトランジスタ32をオンし、抵抗33をオフ時ゲート抵抗30と並列に接続する。
サージ対策回路51は、電流検出用のトランス9より得られた電流値をそれに比例する電流値信号(電圧)に変換する抵抗52、電流値信号を電流ピーク値信号に変換するダイオード53、電流ピーク値信号を保持するコンデンサ54、電流ピーク値信号を分圧する抵抗55と56、電流ピーク値の大小を判別するコンパレータ57、コンパレータ57が比較に用いる基準電圧58、コンパレータ57の信号出力をプルアップする抵抗59などから構成される。
上記サージ対策回路51は、スイッチングデバイス4を流れる電流のピーク値の大小を判別し、ゲート抵抗切換え回路31にゲート抵抗切換え信号を出力する。電流検出用のトランス9と抵抗52は、スイッチングデバイス4を流れる電流値に比例した電流値信号(電圧)を発生させる。ダイオード53は電流値信号から電流ピーク値信号を作り出し、コンデンサ54は電流ピーク値信号を保持する。コンパレータ57は、電流ピーク値信号を抵抗55と56で分圧したものを基準電圧58と比較することで、電流ピーク値の大小を判別する。電流ピーク値が設定値より小さい場合、コンパレータ57はHレベルを出力し、オフ時のゲート抵抗を抵抗30と33との並列抵抗値とする。電流ピーク値が設定値より大きい場合、コンパレータ57はLレベルを出力しゲート抵抗切換え回路31をオフ状態とすることで、オフ時のゲート抵抗を抵抗30のみの抵抗値とする。電流ピーク値が設定値より大きい場合、電流ピーク値が設定値より小さい場合に比べオフ時のゲート抵抗は大きくなる。
スイッチングデバイス4のドレインDとソースS間に発生するサージ電圧は、スイッチングデバイス4がオフする瞬間に漏れインダクタンス2に流れる電流(i)が急激に減少することにより、漏れインダクタンス2に逆起電圧(VI)が発生することに起因するものである。電流が急激に減少すると、漏れインダクタンス2に蓄積されていたエネルギーが放出されて逆起電圧(VI)が発生し、この電圧VIと入力電圧とを加え合わせた電圧が、スイッチングデバイス4のドレインDとソースS間に印加される。ここで、漏れインダクタンス2に発生する逆起電圧VIは、漏れインダクタンス2に流れる電流iの変化率(di/dt)に比例する大きさであり、VI=L×di/dtで表現できる。従って、電流iの変化率を小さくすることで、スイッチングデバイス4に発生するサージ電圧を低減できることが分かる。
電流iの変化率(di/dt)を小さくする方法として、オフ時のゲート抵抗を大きくしスイッチングデバイスのターンオフ立下り時間を長くすることが一般的に行なわれる。しかし、スイッチングデバイスのターンオフ立下り時間を長くすると、スイッチングデバイスに印加される電圧と、スイッチングデバイスを流れる電流が重なる時間(スイッチング期間)が長くなり、スイッチング損失が増大する。
図9では、サージ対策回路51により起動時のような電流ピーク値が大きい場合のみオフ時のゲート抵抗を大きくし、スイッチングデバイスのターンオフ立下り時間を長くすることでサージ電圧を低減する。これにより、通常の負荷状態ではスイッチングデバイスのターンオフ立下り時間を長くしないで済むため、スイッチング損失が増大することはない。
図10A,Bに制御回路の電源電圧(Vcc1,Vcc2),出力電圧,フィードバック(FB)信号,コンパレータ57の出力,スイッチングデバイス4の電流,スイッチングデバイス4の電圧,スイッチングデバイス4のスイッチング損失の各波形例を示す。
制御回路の電源電圧(Vcc1,Vcc2)の立上がり直後において、スイッチングデバイス4の電流ピーク値は設定値(基準電圧58)を上回る。よって、コンパレータ57の出力であるサージ対策回路51の出力は、Lレベルとなる。サージ対策回路51の出力がLレベルの間、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなりサージ電圧が低減される。
正常起動時(図10A参照)には、出力電圧が上昇しフィードバック(FB)信号が低下すると、スイッチングデバイス4を流れる電流ピーク値が減少し、サージ対策回路51の出力がHレベルとなる。サージ対策回路51の出力がHレベルになると、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。
負荷短絡など過負荷状態が継続された場合(図10B参照)、出力電圧が上昇しないためフィードバック(FB)信号が低下せず、スイッチングデバイス4を流れる電流も減少しない。スイッチングデバイス4を流れる電流のピーク値が減少しないため、サージ対策回路51の出力はLレベルを維持しスイッチング損失の大きい状態が継続される。スイッチング損失の大きい状態が継続されると、スイッチングデバイス4が過熱され続け最悪の場合には焼損する可能性がある。
特開2005−130668号公報 特開2001−112254号公報
以上のように、上記特許文献1に記載のものは、通常動作時のスイッチング損失を増加させずにサージ電圧を低減する機能を有しているが、過負荷状態が継続されるとスイッチング損失が増加し、スイッチングデバイスが焼損するおそれがある、という問題がある。
従って、この発明の課題は、スイッチング損失の増加状態が継続することによるスイッチングデバイスの焼損を防止することにある。
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、直流電源にトランスとスイッチング素子とを直列接続し、このスイッチング素子を駆動回路を介してオン・オフすることで、前記トランスの二次巻線に発生する電圧を整流し平滑して安定な直流出力電圧を得るに当り、前記直流出力電圧と第1基準電圧との誤差を増幅したフィードバック信号により前記スイッチング素子のオン期間を調節するようにしたスイッチング電源回路において、
制御電源の状態を監視する状態監視手段を設け、前記駆動回路は前記状態監視手段からの出力に基づき前記スイッチング素子に供給する駆動信号の立下り時間を長くすることを特徴とする。
請求項1の発明においては、前記状態監視手段は前記制御電源の起動から第1の設定時間が経過したか否かを判断する第1のタイマを備え、前記制御電源の起動から第1の設定時間が経過するまでを起動状態と判断し、前記駆動回路は前記状態監視手段が起動状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることができる(請求項2の発明)。
請求項1または2の発明においては、前記状態監視手段は前記フィードバック信号を第2の基準電圧と比較する第1の比較手段を備え、前記制御電源の起動から前記フィードバック信号が前記第2の基準電圧を下回るまでを起動状態と判断し、前記駆動回路は前記状態監視手段が起動状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることができる(請求項3の発明)。
上記請求項1〜3のいずれかの発明においては、前記状態監視手段は前記フィードバック信号を第3の基準電圧と比較する第2の比較手段を備え、前記フィードバック信号が第3の基準電圧を超える場合を重負荷状態と判断し、前記駆動回路は前記状態監視手段が重負荷状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることができる(請求項4の発明)。
また、請求項5の発明では、直流電源にトランスとスイッチング素子とを直列接続し、このスイッチング素子を駆動回路を介してオン・オフすることで、前記トランスの二次巻線に発生する電圧を整流し平滑して安定な直流出力電圧を得るに当り、前記直流出力電圧と第1基準電圧との誤差を増幅したフィードバック信号により前記スイッチング素子のオン期間を調節するようにしたスイッチング電源回路において、
主回路を流れる電流を検出する電流検出手段を設け、この電流検出手段が過電流を検出する場合を重負荷状態と判断し、前記駆動回路は重負荷状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることを特徴とする。
上記請求項5の発明においては、前記重負荷状態が第2の設定時間以上継続したか否かを判断する第2のタイマを設け、前記重負荷状態が第2の設定時間以上継続した場合を異常状態と判断し、前記駆動回路は異常状態を判断している期間には、前記駆動信号の立下り時間を長くしないことができ(請求項6の発明)、また、請求項5または6の発明においては、前記異常状態を判断している場合は、前記駆動回路は前記駆動信号の出力を停止させ、前記スイッチング素子をオフ状態に維持することができる(請求項7の発明)。
この発明によれば、スイッチングデバイスのサージ電圧低減機能の動作継続時間を一定以下に制限することで、スイッチングデバイスの過熱を防止することが可能となる。その結果、正常時にはスイッチングデバイスのサージ電圧が低減され、異常時にはスイッチングデバイスを焼損しないサージ電圧低減機能を有するスイッチング電源回路を提供することができる。
図1はこの発明の実施の形態を示す構成図で、図9に示すサージ対策回路51を状態監視手段34に置き換えた点が特徴である。この状態監視手段34は、電源回路の起動から設定時間が経過したか否かを判断するタイマ39を備えている他は図9と同じでなので、同じものには同じ符号を付して説明を省略する。以下、相違点を主に説明する。
タイマ39は、電源回路の起動から設定時間が経過するとHレベルを出力する。起動から設定時間が経過するまでは、タイマ39の出力はLレベルであり、状態監視手段34の出力もLレベルである。
そして、状態監視手段34の出力がLレベルである間は、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなるため、サージ電圧は低減される。電源回路の起動から設定時間が経過すると、タイマ39すなわち状態監視手段34の出力はHレベルとなり、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。タイマ39の設定時間を、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長い状態が継続しても焼損しない程度の時間とすることで、スイッチング損失による焼損を回避することができる。
図2A,2Bに制御回路の電源電圧(Vcc1,Vcc2),出力電圧,フィードバック(FB)信号,タイマ39の出力,スイッチングデバイス4の電流,スイッチングデバイス4の電圧,スイッチングデバイス4のスイッチング損失の各波形例を示す。
制御回路の電源電圧(Vcc1,Vcc2)の立上がり直後において、タイマ39の出力である状態監視手段34の出力はLレベルとなる。状態監視手段34の出力がLレベルの間、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなり、サージ電圧が低減される。
正常起動時(図2A参照)には、タイマ39が起動から設定時間以上経過したことを判断する前に出力電圧が上昇し、フィードバック(FB)信号が低下する。フィードバック(FB)信号が低下すると、スイッチングデバイス4を流れる電流ピーク値が減少し、サージ対策回路51の出力がHレベルとなる。サージ対策回路51の出力がHレベルになると、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。
過負荷状態や出力短絡状態で起動された場合(図2B参照)、電源回路の起動から設定時間以上経過すると、状態監視手段34の出力であるタイマ39の出力がHレベルとなる。状態監視手段34の出力がHレベルとなると、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなるため、スイッチング損失が低減される。スイッチング損失が大きい状態が継続されないため、スイッチングデバイス4が焼損に至ることを防止することができる。
図3はこの発明の別の実施の形態を示す構成図である。これは、図1に示す状態監視手段34の内部構成を変更したものである。状態監視手段34はここではORゲート37、電源回路の起動から設定時間が経過したか否かを判断するタイマ40、フィードバック(FB)信号の大小を判別するコンパレータ35、起動状態信号を保持するリセットセットフリップフロップRSFF38等からなる。41は第2の基準電圧を示す。その他は図1と同様である。
すなわち、タイマ40は電源回路の起動から設定時間が経過すると、Hレベルを出力する。コンパレータ35は、フィードバック(FB)信号が第2の基準電圧以下になったことを検出すると、Hレベルを出力する。ORゲート37は、タイマ40の出力とコンパレータ35の少なくとも一方がHレベルのときにHレベルを出力し、RSFF38をリセットする。RSFF38は電源回路の起動時にセットされ、フィードバック(FB)信号の低下または設定時間の経過でリセットされる。RSFF38の出力は、セットからリセットまでの間はLレベルを出力する。
RSFF38の出力がLレベルである間は状態監視手段34の出力もLレベルとなり、スイッチング損失が低減される。RSFF38がリセットされ状態監視手段34の出力がHレベルとなると、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。タイマ40の設定時間を、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長い状態が継続されても損傷しない程度の時間とすることで、スイッチング損失で損傷に至ることを防止することができる。
図4A,4Bに制御回路の電源電圧(Vcc1,Vcc2),出力電圧,フィードバック(FB)信号,コンパレータ35の出力,タイマ40の出力,RSFF38の出力,スイッチングデバイス4の電流,スイッチングデバイス4の電圧,スイッチングデバイス4のスイッチング損失の各波形例を示す。
制御回路の電源電圧(Vcc1,Vcc2)の立上がり時にRSFF38はセットされ、状態監視手段34の出力であるRSFF38の出力はLレベルとなる。状態監視手段34の出力がLレベルの間、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなり、サージ電圧が低減される。
正常起動時(図4A参照)では、出力電圧が上昇しフィードバック(FB)信号が基準電圧41以下に低下すると、コンパレータ35の出力がHレベルになり、ORゲート37の出力もHレベルとなる。ORゲート37の出力もHレベルとなりRSFF38がリセットされると、状態監視手段34の出力であるRSFF38の出力がHレベルとなる。状態監視手段34の出力がHレベルとなるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失は低減される。このとき、既にスイッチングデバイス4を流れる電流は減少しているため、スイッチングデバイス4に発生するサージ電圧は規定値以内になっている。
過負荷状態や出力短絡状態で起動された場合(図4B参照)、フィードバック(FB)信号が基準電圧41以下に低下する前に、タイマ40が電源回路の起動から設定時間が経過したことを判断し、Hレベルを出力する。タイマ40の出力がHレベルとなりRSFF38がリセットされると、状態監視手段34の出力であるRSFF38の出力がHレベルとなる。状態監視手段34の出力がHレベルとなるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失は低減される。スイッチング損失が大きい状態が継続されないため、スイッチングデバイス4が焼損に至ることはない。
図5はこの発明のさらに他の実施の形態を示す構成図である。
これは、図3に示す状態監視手段34の構成を変更したものである。すなわち、状態監視手段34はここではORゲート37、過負荷状態が設定時間以上継続したか否かを判断するタイマ42、フィードバック(FB)信号の大小を判別するコンパレータ35、NOTゲート36などから構成される。符号43は、第3の基準電圧を示す。その他、図3と同じものには同じ符号を付して説明は省略する。
コンパレータ35は、フィードバック(FB)信号が第3の基準電圧43以上に上昇したことを検出すると、Hレベルを出力する。NOTゲート36は、コンパレータ35の出力がHレベルのときLレベルを出力する。タイマ42は、コンパレータ35の出力がHレベルである時間が設定時間以上経過すると、Hレベルを出力する。ORゲート37は、タイマ42の出力とNOTゲート36の出力の少なくとも一方がHレベルのときに、Hレベルを出力し状態監視手段34の出力をHレベルとする。
過負荷状態においてフィードバック(FB)信号が上昇すると状態監視手段34の出力がLレベルとなり、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなるためサージ電圧が低減される。過負荷状態が解消されフィードバック(FB)信号が低下すると、状態監視手段34の出力がHレベルとなる。状態監視手段34の出力がHレベルとなると、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。
負荷短絡など過負荷状態が設定時間以上継続された場合、コンパレータ35の出力がHレベルを維持した状態で、タイマ42の出力がHレベルとなる。タイマ42がHレベルを出力した場合、パルス生成回路26は異常状態と判断しスイッチングデバイス4をオフさせる。このとき状態監視手段34の出力もHレベルとなり、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。タイマ42の設定時間を、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長い状態が継続されても焼損しない程度の時間とすることで、スイッチング損失にて焼損に至ることを防止することができる。
図6A,6Bに出力電圧,フィードバック(FB)信号,コンパレータ35の出力,タイマ42の出力,ORゲート37の出力,スイッチングデバイス4の電流,スイッチングデバイス4の電圧,スイッチングデバイス4のスイッチング損失の各波形例を示す。
正常時(図6A参照)には、フィードバック(FB)信号が第3の基準電圧43以上に上昇しないため、コンパレータ35の出力はLレベル、NOTゲート36の出力はHレベル、ORゲート37の出力はHレベルとなる。状態監視手段34の出力であるORゲート37の出力はHレベルとなるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間は通常のレベルである。
過負荷時(図6A参照)には、フィードバック(FB)信号が第3の基準電圧43以上に上昇してコンパレータ35の出力がHレベルになり、ORゲート37の出力はLレベルとなる。状態監視手段34の出力でもあるORゲート37の出力がLレベルであるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなり、サージ電圧が低減される。過負荷状態が解消されフィードバック(FB)信号が第3の基準電圧43以下に低下すると、状態監視手段34の出力でもあるORゲート37の出力がHレベルとなるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。
負荷短絡など過負荷状態が継続される場合(図6B参照)、フィードバック(FB)信号が低下せずコンパレータ35の出力がHレベルを維持する。コンパレータ35の出力が設定時間以上Hレベルを維持すると、タイマ42の出力がHレベルとなる。タイマ42の出力がHレベルとなると、パルス生成回路26は異常状態と判断しスイッチングデバイス4をオフさせる。また、タイマ42の出力がHレベルであるため状態監視手段34の出力であるORゲート37の出力もHレベルとなる。状態監視手段34の出力がHレベルとなるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。スイッチング損失の大きい状態が継続されないため、スイッチングデバイス4が焼損に至ることはない。
図7はこの発明の別の実施の形態を示す構成図である。
これは、図5に示す状態監視手段34の構成を変更し、主回路に電流検出用抵抗8を挿入したものである。すなわち、状態監視手段34はここではORゲート37、過負荷状態が設定時間以上継続したか否かを判断するタイマ44、スイッチングデバイス4を流れる電流ピーク値の大小を判別するコンパレータ35、NOTゲート36、電流ピーク値に比例する電流ピーク値信号を得るためのダイオード45、電流ピーク値信号を保持するためのコンデンサ46、コンデンサ46を放電する放電抵抗47などから構成される。符号48は、第4の基準電圧を示す。その他、図5と同じものには同じ符号を付して説明は省略する。
電流検出用抵抗8は、スイッチングデバイス4を流れる電流に比例する電流値信号(電圧)に変換する。ダイオード45はその電流値信号から電流ピーク値信号を作り出し、コンデンサ46は電流ピーク値信号を保持する。コンパレータ35は電流ピーク値信号が第4の基準電圧48以上に上昇したことを検出すると、Hレベルを出力する。NOTゲート36はコンパレータ35の出力がHレベルのときLレベルを出力する。タイマ44は、コンパレータ35の出力が設定時間以上経過するとHレベルを出力する。ORゲート37は、タイマ44の出力とNOTゲート36の出力の少なくとも一方がHレベルのときHレベルを出力し、状態監視手段34の出力をHレベルとする。
過負荷状態などで、スイッチングデバイス4を流れる電流が上昇し電流ピーク値信号が上昇すると、状態監視手段34の出力がLレベルとなり、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなるためサージ電圧が低減される。過負荷状態が解消されスイッチングデバイス4を流れる電流が低下すると、状態監視手段34の出力がHレベルとなる。状態監視手段34の出力がHレベルとなると、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。
負荷短絡など過負荷状態が設定時間以上継続した場合は、タイマ44の出力がHレベルとなる。タイマ44の出力がHレベルになるとパルス生成回路26は異常状態と判断し、スイッチングデバイス4をオフさせる。また、状態監視手段34の出力もHレベルとなり、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。タイマ44の設定時間を、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長い状態が継続されても焼損しない程度とすることで、スイッチング損失で焼損に至ることを防止できる。
図8A,8Bに出力電圧,フィードバック(FB)信号,コンパレータ35の出力,タイマ44の出力,ORゲート37の出力,スイッチングデバイス4の電流,スイッチングデバイス4の電圧,スイッチングデバイス4のスイッチング損失の各波形例を示す。
正常時は(図8A参照)、フィードバック(FB)信号が第4の基準電圧48以上に上昇しないため、コンパレータ35の出力はLレベル、NOTゲート36の出力はHレベル、ORゲート37の出力はHレベルとなる。状態監視手段34の出力であるORゲート37の出力はHレベルとなるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間は通常のレベルである。
過負荷時は(図8A参照)、電流ピーク値信号が第3の基準電圧43以上に上昇してコンパレータ35の出力がHレベルになり、ORゲート37の出力はLレベルとなる。状態監視手段34の出力でもあるORゲート37の出力がLレベルであるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が長くなり、サージ電圧が低減される。
負荷短絡など過負荷状態が継続される場合(図8B参照)、電流ピーク値信号が低下せずコンパレータ35の出力がHレベルを維持する。コンパレータ35の出力が設定時間以上Hレベルを維持すると、タイマ44の出力がHレベルとなる。タイマ44の出力がHレベルとなると、パルス生成回路26は異常状態と判断しスイッチングデバイス4をオフさせる。また、タイマ44の出力がHレベルであるため状態監視手段34の出力であるORゲート37の出力もHレベルとなる。状態監視手段34の出力がHレベルとなるため、スイッチングデバイス4のターンオフ立下り時間が通常のレベルとなり、スイッチング損失が低減される。スイッチング損失の大きい状態が継続されないため、スイッチングデバイス4が焼損に至ることはない。
この発明の実施の形態を示す構成図 図1の正常起動時の動作説明図 図1の負荷短絡時の動作説明図 この発明の他の実施の形態を示す構成図 図3の正常起動時の動作説明図 図3の負荷短絡時の動作説明図 この発明のさらに他の実施の形態を示す構成図 図5の正常動作,過負荷動作説明図 図5の負荷短絡時の動作説明図 この発明の別の実施の形態を示す構成図 図7の正常動作,過負荷動作説明図 図7の負荷短絡時の動作説明図 従来例を示す構成図 図9の正常起動時の動作説明図 図9の負荷短絡時の動作説明図
符号の説明
1…直流電源、2…漏れインダクタンス、3,9…トランス、4…スイッチングデバイス、5…駆動回路、6…出力端子、7…GND端子、8…電流検出用抵抗、11,12,45,53…ダイオード、13,14…平滑用インダクタンス、15…負荷、16,17…分圧抵抗、18…シャントレギュレータ、19,46,54…コンデンサ、20,21,22,25,33,52,55,56,59…抵抗、23a、23b…フォトカプラ、24…制御回路、26…パルス生成回路、27,32…NPNトランジスタ、28…オン時ゲート抵抗、29…PNPトランジスタ、30…オフ時ゲート抵抗、31…抵抗切換え回路、34…状態監視手段、35,57…コンパレータ、36…NOTゲート、37…ORゲート、38…RSFF、39,40,42,44…タイマ、41,43,48,58…基準電圧、47…放電抵抗、51…サージ対策回路、D…スイッチングデバイス4のドレイン端子、S…スイッチングデバイス4のソース端子。

Claims (7)

  1. 直流電源にトランスとスイッチング素子とを直列接続し、このスイッチング素子を駆動回路を介してオン・オフすることで、前記トランスの二次巻線に発生する電圧を整流し平滑して安定な直流出力電圧を得るに当り、前記直流出力電圧と第1基準電圧との誤差を増幅したフィードバック信号により前記スイッチング素子のオン期間を調節するようにしたスイッチング電源回路において、
    制御電源の状態を監視する状態監視手段を設け、前記駆動回路は前記状態監視手段からの出力に基づき前記スイッチング素子に供給する駆動信号の立下り時間を長くすることを特徴とするスイッチング電源回路の制御方式。
  2. 前記状態監視手段は前記制御電源の起動から第1の設定時間が経過したか否かを判断する第1のタイマを備え、前記制御電源の起動から第1の設定時間が経過するまでを起動状態と判断し、前記駆動回路は前記状態監視手段が起動状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路の制御方式。
  3. 前記状態監視手段は前記フィードバック信号を第2の基準電圧と比較する第1の比較手段を備え、前記制御電源の起動から前記フィードバック信号が前記第2の基準電圧を下回るまでを起動状態と判断し、前記駆動回路は前記状態監視手段が起動状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチング電源回路の制御方式。
  4. 前記状態監視手段は前記フィードバック信号を第3の基準電圧と比較する第2の比較手段を備え、前記フィードバック信号が第3の基準電圧を超える場合を重負荷状態と判断し、前記駆動回路は前記状態監視手段が重負荷状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチング電源回路の制御方式。
  5. 直流電源にトランスとスイッチング素子とを直列接続し、このスイッチング素子を駆動回路を介してオン・オフすることで、前記トランスの二次巻線に発生する電圧を整流し平滑して安定な直流出力電圧を得るに当り、前記直流出力電圧と第1基準電圧との誤差を増幅したフィードバック信号により前記スイッチング素子のオン期間を調節するようにしたスイッチング電源回路において、
    主回路を流れる電流を検出する電流検出手段を設け、この電流検出手段が過電流を検出する場合を重負荷状態と判断し、前記駆動回路は重負荷状態と判断している期間において、前記駆動信号の立下り時間を長くすることを特徴とするスイッチング電源回路の制御方式。
  6. 前記重負荷状態が第2の設定時間以上継続したか否かを判断する第2のタイマを設け、前記重負荷状態が第2の設定時間以上継続した場合を異常状態と判断し、前記駆動回路は異常状態を判断している期間には、前記駆動信号の立下り時間を長くしないことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源回路の制御方式。
  7. 前記異常状態を判断している場合は、前記駆動回路は前記駆動信号の出力を停止させ、前記スイッチング素子をオフ状態に維持することを特徴とする請求項5または6に記載のスイッチング電源回路の制御方式。
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