JP2007141695A - 燃料電池用流路板及び燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池のセパレータの流路板において、流量均一、すなわち、温度均一化が、単位体積あたりの出力を向上させ、かつ、冷却水を減少させることがコンパクト化を図るための課題である。
【解決手段】セパレータの流路の前後に多孔質の整流メカニズムと、その上流及び下流に空間部を設けて流量ヘッダとして粗い分配を行う分配メカニズムを合わせて流量均一化を図りつつ、多孔質(導電性、かつ、伝熱性促進効果)の整流メカニズムを発電部分化することにより単位体積あたりの高出力化を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体高分子型燃料電池に関する。
燃料電池は、低コスト材料の採用により、コスト低減が進んでいる。同時に燃料電池の高出力化の開発も並行して進められている。すなわち、低コスト材料を活かすシステム化技術の開発が進められている。すなわち、低コスト材料の特性を活かした構造及び形状の開発が行われている。
低コストセパレータは金属材料を用いることにより、その靭性と延伸性との特性を生かし、従来よりも薄い形状とすることが実現可能となった。このため、この特性を活かすためには、従来の反応ガス流路板の形状について改良を加える必要に迫られつつある。
特許文献1には、セパレータのマニホールド近傍の流路に多孔質材料をもうけたセパレータについて記載がある。
特開2004−165043号公報
燃料電池では、下記反応によりアノードガス(以降、Anガス)である水素とカソードガス(以降、Caガス)である空気中の酸素が消費されて、水と熱と電力が発生する。
2H2+O2→2H2O+(熱)+(電力)
このため、流路部で流量分布が不均一であると流量が少ない流路があると、燃料利用率を高め高出力にしようとしたとき、反応ガスの欠乏が、この流量の少ない流路で発生してセル電圧の低下や寿命の低下を招くという課題がある。同時に、反応ガスの欠乏を招かなくても流量分布に偏りが生じると、上記電気化学反応による熱の発生も偏りが生じ、温度分布も偏りが生じて最高温度が上がり膜電極集合体(以降、MEA)を保護する観点から燃料利用率を下げ低出力化しなければならなくなる。
本発明は、高燃料利用率,高空気利用率運転の燃料電池において、高出力,コンパクトな燃料電池を提供することを目的とする。
反応ガスが流れる複数の流路を形成した流路部を有する流路板であって、反応ガス入口マニホールドと反応ガス出口マニホールドとを有し、前記マニホールド入口と流路部との間に、前記反応ガス入口マニホールドから前記流路部へ前記反応ガスを導く流量制御部を設け、その流量制御部の一部または全部に多孔質部を具備したことを特徴とする燃料電池用流路板。
本発明の燃料電池は、多孔質を流量制御部に利用することにより反応ガスの流量均一化が図れるので燃料利用率が高くでき、コンパクトで、高出力運転ができるという利点がある。
以下に本発明の実施例を説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
本発明の一実施例を図1に示す。
図1は、表裏両面からなるセパレータを形成する流路板1のうちの反応ガス側の一面を示す。反応ガスは、Anガス及びCaガスを意味するが、実施例の説明はAnガスの流路板1について行うが、Caガスの流路板1も同様の構成となる。
ここで、本実施例においては、Anガスは水素ガスを、Caガスは酸素ガスを用いている。
外部から供給されるAnガスを、各セルに分配するためのAnガス入口マニホールド2、同様に冷却媒体を分配する冷却媒体入口マニホールド3、同様にCaガスを分配する
Caガス入口マニホールド4、Anガス入口マニホールド2から流路板1に入る部分として入口部10はシール性を考慮して多孔質の入口整流ブロック部12を延長している。入口部10を通過したAnガスが、複数の流路からなる流路部8へ入る前に流量均一化制御を行う空間部である入口流量制御部9、その入口流量制御部9と入口部10に渡って設けた流量制御用の導電性多孔質製の入口整流ブロック部12、その入口流量制御部9の多孔質材を設けた残余の空間で形成した入口流量ヘッダ部11、流量制御されて均一化分配されたAnガスが複数の流路を流れながら、紙面方向上に図示してはいないがガス拡散層、MEAを通りAnガス中の水素を消費されていく流路部8、その流路部8から出たAnガスが流れ込み、下流で流量均一化制御の半分の役割を行う空間部である出口流量ヘッダ部16、この出口流量ヘッダ部16と出口部14に渡って設けた流量制御用の多孔質製の出口整流ブロック部15、出口整流ブロック部15を出たAnガスが出る、出口流量制御部13の多孔質材を設けた残余の空間で形成した出口流量ヘッダ部16,Anガスが流路板1からAnガス出口マニホールド5へ出る部分で流れがAnガス出口マニホールド5へ出る前に流れを整える出口部14、外部へ排出するAnガスを、各セルから集合するためのAnガス出口マニホールド5、同様に冷却媒体を集合する冷却媒体出口マニホールド6、同様にCaガスを分配するCaガス出口マニホールド7。なお、流量ヘッダ部とは、流体の流速を一時的に減少させて圧力を回復させて流量分配の均等化を行うための蓄圧部の働きを行う。
以上のように構成された流路板1は、すでに述べたようにCaガスでも同じであるが、Anガスについて説明する。外部から供給されたAnガスは、Anガス入口マニホールド2を流れて分配されて各流路板1の多孔質の入口部10を通り流れの整流作用を受ける。この際、Anガス中に凝縮水があれば、多孔質にある程度阻止されて水分調整もされて、一部分は、連続している多孔質に入り、大部分は、空間部で構成される入口流量ヘッダ部11に入り、ここに一時的に蓄えられる。Anガス入口マニホールド2から距離のある部分ほど多くの量が蓄える形状にして、流路部8手前の多孔質部で形成される入口流量制御部9に均等に分配されるようにするとともに、流路板1と入口出口多孔質部で形成される入口出口整流ブロック部12,15間で構成される流路距離がほぼ等しくなるようにして流量の均一化を図る。この多孔質の入口整流ブロック部12を通過して、多孔質の整流作用及び伝熱促進作用を受けて、流れ及び温度の均一化作用を受けたのち、流路板1に均一化分配後流れ込み、図示していないガス拡散層、MEAにより水素を消費されて、下流部で入口と同じ作用して、出口整流ブロック部15,出口流量ヘッダ部16及び出口部14を通過してAnガス出口マニホールド5に集合する。このような構成にすることで出入口多孔質の整流ブロック12,15までガス拡散層、MEAで覆うことができるため、発電面積が拡大できる。また、流量及び伝熱の均一化ならびに伝熱促進が図れるため、冷却媒体流量が減少できるので冷却媒体流量の減少、すなわち、出入口冷却媒体マニホールド3,6の断面積が縮小できるのでコンパクト化ができる。また、多孔質によりAnガス中の水分のうち、凝縮水分が多孔質にホールドされるのでAnガス中の水分濃度が調整される。すなわち、時間的な水分濃度の急変化が抑えられ加湿度が保持するメカニズムが生ずる。また、多孔質にすることにより、従来のエンボス加工よりも製作加工が簡単化する。
このような構成により、コンパクト化,高出力化、およびガス中水分濃度の自立制御性の高い燃料電池を提供できるという効果がある。
また、燃料電池は、環境性に優れているものの、コスト低減が最も重要な課題となっている。そのコスト低減には、製作費の低減と単位体積あたりの高出力化の両者が必要であるが、両者を実現しようとすると、燃料電池セパレータが極めて薄板化し、反応ガス流路での流体の粘性が、従来の慣性力に代わって支配的となり流量の流路部への等分配が、従来の圧力抵抗を利用する整流ブロックの適正配置による流路部に流れ込むガス流の均一化のための流量制御方法が難しくなりつつあるという課題がある。特に、密度の小さい反応ガスの場合は、1流路あたりの流量が少ないため、冷却水に比べて、なおさら慣性力が小さく整流ブロックによる流量制御が困難となっている。
セパレータを構成する流路板において、反応ガスの出入口するマニホールドと、流路部との間の空間部に、従来は流路制御用の整流ブロックを複数設置して、その流体抵抗を利用して流路部に流れ込むガスの流量分布の均一化を図ることで対処してきた。しかし、低コスト材料製セパレータでの薄板化により、流路がさらにミクロ化し、流れ場が体積力である慣性力から、表面力である粘性力および表面張力が支配的になる場に変化した。このため、流量均一の手段は、従来よりもミクロな整流ブロックをより大量に配置する必要がある。しかし、これは、製作が複雑でコストアップになる。これを複雑にならないように実現するには多孔質を採用する必要がある、しかし、空間部全面に均一空隙率の多孔質を置いたのでは、出入口のマニホールド間の最短経路を通って流れるので、多孔質を空間部の一部に設置し、多孔質の置かれなかった流量制御部をヘッダとして利用できるようにした。すなわち、流量分布を均一化する手段として、流量ヘッダ部の一部に多孔質を設置することにより、反応ガスの欠乏及び温度不均衡を低減し燃料利用率を向上させ高出力,コンパクト、かつ大型化可能な燃料電池が提供できる。
すなわち、このような状況下のもとでは、反応ガス入出口マニホールと流路部との間に大きな空間部を設けて、流量制御用のブロックを複数設置しなければならない。この流量制御部は、薄板化に伴い製作が困難となりつつある。
なお、燃料電池の大容量化に伴い、1セル当たりの反応ガス流量が増加するため、流量制御用の整流ブロック数も指数関数的に増加するので空間部の面積が増大し、製作が困難になるとともに発電面積が相対的に減少する。
図2に示すものは、実施例1の入口部10と入口整流ブロック部12に跨っていた一体の多孔質材及び出口部14と出口整流ブロック部15に跨っていた一体の多孔質材がそれぞれ空隙率のことなる多孔質とした点が実施例1と異なる。このため、整流ブロック部は、a,b,cの3つの部分に分割される。
このような構成にすることで、実施例1よりもさらに流量制御性が高められるという効果がある。
図3に示すものは、実施例1の入口部10と入口整流ブロック部12に跨っていた一体の多孔質材及び出口部14と出口整流ブロック部15に跨っていた一体の多孔質材がそれぞれ独立した多孔質とした点が実施例1と異なる。
このような構成にすることで、出入口多孔質の整流ブロック部12,15までガス拡散層、MEAで覆うことができるため、発電面積が拡大できる。また、流量及び伝熱の均一化ならびに伝熱促進が図れるため、冷却媒体流量が減少できるので冷却媒体流量の減少、すなわち、出入口冷却媒体マニホールド3,6の断面積が縮小できるのでコンパクト化ができる。また、多孔質によりAnガス中の水分のうち、凝縮水分が多孔質にホールドされるのでAnガス中の水分濃度が調整される。すなわち、時間的な水分濃度の急変化が抑えられ加湿度が保持するメカニズムが生ずる。また、多孔質にすることにより、従来のエンボス加工よりも製作加工が簡単化する。
図4に示すものは、実施例2の入口出口部10,14の多孔質を、溝或いは突起をエンボス加工で製作したものに代えたもの。
このようにすることにより、入口出口部10,14での整流効果は低下するものの、圧力損失が低下可能となる。但し、この部分を流れ出たあとに入口流量ヘッダ部があるため、その部分で圧力回復が図れるため、従来の多孔質を使わないのと比べるとこの部分での均一化は図りやすいという効果もある。
このような構成により、コンパクト化及び高出力化の高い燃料電池を提供できるという効果がある。
実施例5は、実施例1の流路部8に流路間ブリッジ流路17を設けて、水素消費量にアンバランスが発生した場合に、流量及び水素濃度の均一化を図ろうとしたものである。
このようにすることにより、流量の不均一が発生すると、圧力が不均一になるため、流量の多い流路から少ない流路に流れが生じ自動的に流路部8内の流量分布の均一化が進むことにより、高出力化及び冷却水を減らせるのでコンパクト化ができるという効果がある。
実施例6は、実施例1の入口流量ヘッダ部11,出口流量ヘッダ部16に、入口部10,出口部14の多孔質よりも空隙率の大きい多孔質を設けたもので、これにより、さらに、発電部分を拡げて、高出力化及びコンパクト化を図ろうとしたもの。
このようにすることにより、入口流量ヘッダ部11,出口流量ヘッダ部16の多孔質は、空隙率が大きいため、入口流量制御部9,出口流量制御部13に比べて発電させても水素消費量は少ないから、流量ヘッダと発電部の両方の役割を果たすことができる。これにより、流路部8内の流量分布の均一化と発電面積の増大が進むことにより、高出力化及び冷却水を減らせるのでコンパクト化ができるという効果がある。
実施例7は、実施例1の入口流量ヘッダ部11及び入口整流ブロック部12の疎水性処理をした多孔質を用いて、液体の形で流れ込む加湿水分を排除して流路部8内流路の流れを飽和温度以下の水分濃度に保持し流路途中での流量均一化の最大の妨害因子である凝縮水の蓄積を防止しようとしたもの。
このようにすることにより、流路部8への液体の水の浸入が抑えられてガスが流れるので、多孔質が機能して、さらに、流量の均一化が図れるし、流路部での凝縮水の発生による凝縮熱によるホットスポットも無くせるので発電性能が安定する。これにより、流路部8内の流量分布の均一化と発電面積の増大が進むことにより、高出力化及び冷却水を減らせるのでコンパクト化ができるという効果がある。
実施例8は、実施例1から実施例7のいずれかのセパレータを積層させたスタック100を示す。このスタックの構成は、次のとおり。Anガスを供給する供給口112,Caガスを供給する供給口111,冷却水を供給する供給口110,両端にある絶縁板109,電力を外部に取り出すための集電板113、と、本発明の2枚のセパレータ101を、冷却水流路部121側を背中合わせにしたものと、電解質膜102を、電極103,ガス拡散層106でサンドイッチ状に挟んだ発電部分105を交互に積層したスタック100,Anガスを排出する排出口104,Caガスを排出する排出口108,冷却水を排出する排出口107,発電部分105には、Anガス流路部120とCaガス流路部122が接して発電部分105に水素と酸素を供給する。同時に、それぞれのAnガス流路部120,Caガス流路部122の裏側に形成された冷却水流路部121で発電部分105での発熱を吸収する。
本実施例によれば、スタック全体のAnガス流路部120,冷却水流路部121,Caガス流路部122内の流量分布の均一化と発電面積の増大が進み、高出力化及び冷却水を減らせるのでコンパクト化ができるという効果がある。
燃料電池以外にも電力と熱が電気化学反応により発生する発電要素で高出力化を図らなければならないものにも利用できる。
セパレータの構成を示した説明図である。(実施例1) セパレータの構成を示した説明図である。(実施例2) セパレータの構成を示した説明図である。(実施例3) セパレータの構成を示した説明図である。(実施例4) セパレータの構成を示した説明図である。(実施例5) セパレータの構成を示した説明図である。(実施例6) セパレータの構成を示した説明図である。(実施例7) 燃料電池の構成を示した説明図である。(実施例8)
符号の説明
1…流路板、2…Anガス入口マニホールド、3…冷却媒体入口マニホールド、4…
Caガス入口マニホールド、5…Anガス出口マニホールド、6…冷却媒体出口マニホールド、7…Caガス出口マニホールド、8…流路部、9…入口流量制御部、10…入口部、11…入口流量ヘッダ部、12…入口整流ブロック部、13…出口流量制御部、14…出口部、15…出口整流ブロック部、16…出口流量ヘッダ部、17…流路間ブリッジ流路、100…スタック、101…セパレータ、102…電解質膜、103…電極、104…Anガス排出口、105…発電部分、106…ガス拡散層、107…冷却水排出口、
108…Caガス排出口、109…絶縁板、110…冷却水供給口、111…Caガス供給口、112…Anガス供給口、113…集電板、120…Anガス流路部、121…冷却水流路部、122…Caガス流路部。

Claims (9)

  1. 反応ガスが流れる複数の流路を形成した流路部を有する流路板であって、反応ガス入口マニホールドと反応ガス出口マニホールドとを有し、前記マニホールド入口と流路部との間に、前記反応ガス入口マニホールドから前記流路部へ前記反応ガスを導く流量制御部を設け、その流量制御部の一部または全部に多孔質部を具備したことを特徴とする燃料電池用流路板。
  2. 前記反応ガス入口マニホールから隔たっている部分ほど、流量制御部に占める多孔質部の割合が小さくなっていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池用流路板。
  3. 前記反応ガスマニホールド入口から隔たっている部分ほど、流量制御部に占める多孔質部の空隙率が大きくなっていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池用流路板。
  4. 前記流路に隣接する複数の流路間を導通させる流路を設けることを特徴とする請求項1記載の燃料電池用流路板。
  5. 前記反応ガス入口マニホールド付近の流量制御部に設けた多孔質部には、親水性処理を施した、あるいは、親水性を有する多孔質を用いることを特徴とする請求項1記載の燃料電池用流路板。
  6. 反応ガスが流れる複数の流路を形成した流路部を有する流路板であって、反応ガス入口マニホールドと反応ガス出口マニホールドとを有し、前記マニホールド出口と流路部との間に、前記反応ガス出口マニホールドから前記流路部へ前記反応ガスを導く流量制御部を設け、その流量制御部の一部または全部に多孔質部を具備したことを特徴とする燃料電池用流路板。
  7. 前記反応ガス出口マニホールド付近の流量制御部に設けた多孔質部には、疎水性処理を施した、あるいは、疎水性を有する多孔質を用いることを特徴とする請求項6記載の燃料電池用流路板。
  8. 請求項1記載の燃料電池用流路板を用いることを特徴とする燃料電池。
  9. 請求項6記載の燃料電池用流路板を用いることを特徴とする燃料電池。
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