JP2007141373A - 情報記録再生方法及び記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生方法及び記録再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007141373A
JP2007141373A JP2005334378A JP2005334378A JP2007141373A JP 2007141373 A JP2007141373 A JP 2007141373A JP 2005334378 A JP2005334378 A JP 2005334378A JP 2005334378 A JP2005334378 A JP 2005334378A JP 2007141373 A JP2007141373 A JP 2007141373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extent
recording
extents
empty
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005334378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4528714B2 (ja
Inventor
Seigo Ito
精悟 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005334378A priority Critical patent/JP4528714B2/ja
Priority to US11/600,199 priority patent/US7869698B2/en
Publication of JP2007141373A publication Critical patent/JP2007141373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4528714B2 publication Critical patent/JP4528714B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B20/1217Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/32Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on separate auxiliary tracks of the same or an auxiliary record carrier
    • G11B27/322Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on separate auxiliary tracks of the same or an auxiliary record carrier used signal is digitally coded
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B20/1217Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs
    • G11B2020/1218Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs wherein the formatting concerns a specific area of the disc
    • G11B2020/1224Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs wherein the formatting concerns a specific area of the disc extent, i.e. a set of sectors which numbers form a continuous ascending sequence
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/215Recordable discs

Abstract

【課題】情報記録媒体に削除跡部分、及び又は移動跡部が生じたとしても、空のエクステントを有効に使用でき、エクステントの管理を容易にし、記録領域を有効に活用できるようにする。
【解決手段】空のエクステントを認識して管理する空のエクステント管理部312と、削除対象エクステントと空のエクステントが隣り合う場合を条件として、これらのエクステントを結合した結合エクステントを生成して、この結合エクステントを記録用として用いられるように1つの空のエクステントとして最適化する最適化処理部314と、前記空のエクステントを所定のルールで配列して管理するエクステント配列処理部315とを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、情報記録再生方法及び記録再生装置に関するものであり、特にファイル管理方法に改良を加えたものである。
例えばデジタルバーサタイルディスク(DVD)を記録媒体とする情報記録再生装置において、情報記録媒体のデータ領域に、データが記録されるときは、まず記録予約領域を確保し、この確保された記録予約領域にデータを記録している。このときファイルシステムにおいては、記録予約領域のアドレスとデータのサイズの情報とを用いてアクセス単位を表すエクステントが定義され、さらにこのエクステントを管理するファイルエントリーが定義されている。
ファイルシステムに関連する特許文献として、特許文献1(特開2005−135126)がある。この特許文献1では、ファイルの書き込み処理時に、ファイルサイズと予め設定しておいた複数の閾値とを比較し、前記ファイルサイズに応じた予約サイズで記録領域にデータ書き込みのための予約を行う技術である。
上記したエクステントは、情報記録媒体に記録されたオーディオビデオデータの円滑な連続再生処理を実現するためのものである。このようなエクステントの利用方法に類似する技術として、特許文献2(特開2000−13728)に記載された技術がある。ここでは、制御部によりビデオディスクのセクタ情報が参照される。制御部は、セクタ情報を参照して、連続再生を保証する所定サイズ以上でかつゾーン境界を跨がない連続空き領域を探索し、探索した連続空き領域にビデオオブジェクトを書き込む制御を行っている。
上記連続空き領域の管理に類似する技術として、特許文献3(特開平11−184737号)がある。この文献では、一定の大きさを持つクラスタに、クラスタIDを付与し、このクラスタIDを用いて、空きクラスタを管理しようとするものである。
特開2005−135126公報 特開2000−013728公報 特開平11−184737号公報
ハードディスク、DVD−RAMやDVD−RWは書換え可能なメディアであり、記録されたコンテンツに対して各種の編集処理が行われる。例えば、複数個所において削除処理が行われることがある。さらには、移動処理、複写処理が行われることもある。
コンテンツの一部削除、あるいは移動処理が行われた場合、情報記録媒体の削除跡部分、あるいは移動跡部は、ファイルシステムにより、空のエクステントとして管理される。ここで、空のエクステントが生じた場合、このエクステントは、記録用のエクステントとして再度管理されることになる。しかしながら、空のエクステントは、サイズの大きなものから、小さいものまで多様であり、またそのアドレスも各種である。このために、記録用のエクステントの管理が複雑になるという問題がある。また所定サイズ以上の空のエクステントのみを記録用のエクステントとして管理する方法も考えられるが、これでは、サイズの小さい空のエクステントが多数となり、記録領域の無題が生じてしまう。
そこで、この発明の一実施の形態では、情報記録媒体に削除跡部分、及び又は移動跡部が生じたとしても、空のエクステントを有効に使用できるようにし、エクステントの管理が容易であり、かつ記録媒体の記録領域を有効に活用できるようにした情報記録再生方法及び記録再生装置を提供することを目的とする。
この発明の一実施の形態は、情報記録媒体に対してデータを記録し、また、前記情報記録媒体に記録されているデータを読み出すデータ処理部と、入力データを記録用に変換して前記データ処理部に与えるエンコーダ部と、前記データ処理部から出力されたデータを復号するデコーダ部と、前記データ処理部、エンコーダ部、そしてデコーダ部を制御する制御するシステム制御部を有し、前記システム制御部は、空のエクステントのうち所定サイズ以上のものを記録用エクステントとして認識して管理し、前記空のエクステントのうち前記所定サイズに満たないものを保留用エクステントとして認識して管理し、1つの前記保留用エクステントとこれに隣り合う他の保留用エクステントを結合した結合エクステントのサイズが前記所定サイズ以上となる場合は、当該結合エクステントを新たな記録用エクステントとして設定し、前記記録用エクステント管理部に管理せしめるようにしている。
上記の手段によると、情報記録媒体に削除跡部分、及び又は移動跡部が多数生じたとしても、新たな記録用のエクステントを生成するために、エクステントの数の増大が抑制され、管理が容易であり、かつ記録媒体の記録領域を有効に活用できるようになる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。図1には、本発明が適用された記録再生装置(映像録画装置)の全体のブロック構成を示している。この実施の形態では、記録媒体としてDVD−Rなどの光ディスクとハードディスクの双方を取り扱うことができる装置(HDD付DVD−VRレコーダ)として示しているが、記録媒体として半導体メモリ等を適宜併用してもよい。図1において、各ブロックを大きく分けると、左側には記録部の主なブロックを示し、右側には再生部の主なブロックを示している。
図1の映像録画装置は、2種類のディスクドライブ部を有する。まず、ビデオファイルを構築できる情報記録媒体である第1のメディアとしての光ディスク(DVD−RAM、DVD±RW、DVD±Rなど)1001を回転駆動し、情報の読み書きを実行するディスクドライブ部1002を有する。また、第2のメディアとしてのハードディスク(HDD)を駆動するハードディスクドライブ部2001を有する。データプロセッサ部1003は、ディスクドライブ部1002及びハードディスクドライブ部2001に記録データを供給することができ、また、再生された信号を受け取ることができる。ディスクドライブ部1002は、光ディスク1001に対する回転制御系、レーザ駆動系(波長が650nmの赤色レーザ、あるいは405nmもしくはそれ以下の青色レーザを用いる)、光学系などを有する。データプロセッサ部1003は、記録または再生単位のデータを取り扱うもので、バッファ回路、変調・復調回路、エラー訂正部などを含む。
また図1の映像録画装置は、録画側を構成するエンコーダ部50と、再生側を構成するデコーダ部60と、装置本体の動作を制御するマイクロコンピュータブロック(システム制御部と称してもよい)30とを主たる構成要素としている。エンコーダ部50は、入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。さらに、副映像エンコーダも含む。エンコーダ部50の出力は、バッファメモリを含むフォーマッタ51にて所定のDVD−RAMのフォーマットに変換され、先のデータプロセッサ部1003に供給される。エンコーダ部50には、AV入力部41からの外部アナログビデオ信号と外部アナログオーディオ信号、あるいはTVチューナ部42からのアナログビデオ信号とアナログオーディオ信号が入力される。
なお、エンコーダ部50は、直接圧縮されたデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が直接入力されるときは、圧縮デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号を直接フォーマッタ51に供給することもできる。またエンコーダ部50は、アナログデジタル変換されたデジタルビデオ信号やオーディオ信号を、ビデオミキシング部71やオーディオセレクタ76に直接供給することもできる。エンコーダ部50に含まれるビデオエンコーダでは、デジタルビデオ信号はMPEG2(またはMPEG1もしくはMPEG4−AVC)規格に基づいた可変ビットレートで圧縮されたデジタルビデオ信号に変換される。デジタルオーディオ信号は、MPEGまたはAC−3規格に基づいて固定ビットレートで圧縮されたデジタルオーディオ信号、あるいはリニアPCMのデジタルオーディオ信号に変換される。
副映像信号がAV入力部41から入力された場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデオプレーヤからの信号など)、あるいはこのようなデータ構成のDVDビデオ信号が放送されてそれがTVチューナ部42で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像信号が副映像エンコーダでエンコード(ランレングス符号化)されて副映像のビットマップとなる。エンコードされたデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号、副映像データは、フォーマッタ51にてパック化され、ビデオパック、オーディオパック、副映像パックとなり、さらにこれらが集合されて、DVD-ビデオ規格で規定されたフォーマット(DVDビデオフォーマット)や、DVD-レコーディング規格で規定されたフォーマット(DVD−VRフォーマット)に変換される。
ここで図1の装置は、フォーマッタ51でフォーマット化された情報(ビデオ、オーディオ、副映像データなどのパック)及び作成された管理情報を、データプロセッサ部1003を介してハードディスクドライブ部2001あるいはデータディスクドライブ部1002に供給し、ハードディスクあるいは光ディスク1001に記録することができる。またハードディスクあるいは光ディスク1001に記録された情報を、データプロセッサ部1003、ディスクドライブ部1002を介して光ディスク1001あるいはハードディスクに記録することもできる。
またハードディスクあるいは光ディスク1001に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。これは、この発明の一実施の形態で利用するDVD−VRフォーマットが、取り扱うデータ単位を定義し、編集を容易にしているからである。
マイクロコンピュータブロック30は、MPU(マイクロプロセッシングユニット)、またはCPU(セントラルプロセッシングユニット)と、制御プログラム等(各フローチャート図で説明される制御を行なうファームウエア等)が書きこまれたファームウエアROMと、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのワークRAMなどを含んでいる。マイクロコンピュータブロック30のMPUは、そのROMに格納された制御プログラムに従い、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設定、履歴情報検索処理などを実行する。
すなわち、マイクロコンピュータブロック30は、システム全体を統括制御するために必要な情報処理部を有するもので、ファームウエアROM31a、ワークRAM31、ディレクトリ検出部32のほか、図示しないがVMG(全体のビデオ管理情報)情報作成部、コピー関連情報検知部、コピー及びスクランブリング情報処理部(RDI処理部)、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部、アスペクト比情報処理部などを備える。
ここで、この装置においては、情報記録媒体のデータ記録領域に対して、アドレスとデータのサイズの情報とを用いてアクセス単位を表すエクステントが定義されており、前記エクステントの複数を含み、ファイルを管理するファイルエントリーを利用することでデータの記録再生を行っている。このためにさらに、マイクロコンピュータブロック30は、ファイルエントリー管理部301を含み、ここには、エクステント管理部302が含まれる。そしてエクステント管理部302は、削除対象エクステント処理部310、記録済みエクステント管理部311、空のエクステント管理部312がある。
空のエクステント管理部312は、空のエクステントのうちサイズが例えば所定閾値以上のものを記録用エクステントとして認識して管理する記録用エクステント管理部312aを含む。さらには、空のエクステントのうちサイズが所定閾値に満たないものを保留用エクステントとして認識して管理する保留用エクステント管理部312bを含む。
またこのエクステント管理部は、1つの保留用エクステントとこれに隣り合う他の保留用(又は削除)エクステントを結合した結合エクステントのサイズが前記所定閾値以上となる場合は、当該結合エクステントを新たな空のエクステント又は記録用エクステントとして設定する最適化処理部314を有する。
さらに、エクステント配列処理部315、使用エクステント決定部316を含んでもよい。エクステントの管理に関しては、さらに後で詳しく説明する。
上記のMPUの実行結果のうち、ユーザに通知すべき内容は、映像データ記録再生装置の表示部43に表示されるか、またはモニターディスプレイ75にOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示される。またマイクロコンピュータブロック30は、この装置を操作するための操作信号を与えるキー入力部44を有する。このキー入力部44は、例えば映像録画装置の本体上に設けた操作スイッチ類や、あるいはリモコン装置などに相当する。また、入力部44は、この発明の一実施の形態に係る映像録画装置と有線通信あるいは無線通信あるいは光通信や赤外線通信などの手段を用いて接続されたパーソナルコンピューターであってもよい。いずれの形態であるにせよ、ユーザがこのキー入力部44を操作することにより、入力された映像音声信号の録画処理や、録画されたコンテンツの再生処理、あるいは録画されたコンテンツに対する編集処理などを施すことができる。
なお、マイクロコンピュータブロック30が、ディスクドライブ部1002、ハードディスクドライブ部2001、データプロセッサ部1003、エンコーダ部50および/またはデコーダ部60などを制御するタイミングは、STC(システムタイムクロック)38からの時間データに基づいて実行することができる。録画や再生の動作は、通常はSTC38からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理はSTC38とは独立したタイミングで実行されてもよい。
デコーダ部60は、パック構造を持つDVDフォーマットの信号から各パックを分離して取り出すセパレータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリと、セパレータで分離された主映像データ(ビデオパックの内容)をデコードするVデコーダと、セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの内容)をデコードするSPデコーダと、セパレータで分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をデコードするAデコーダとを有する。またデコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
デコーダ部60の出力ビデオ信号は、ビデオミキシング部71に入力される。ビデオミキシング部71では、テキストデータの合成が行われる。またビデオミキシング部71には、TVチューナ42やA/V入力部41からの信号を直接取り込むラインもまた接続されている。ビデオミキシング部71には、バッファとして用いるフレームメモリ72が接続されている。ビデオミキシング部71の出力がアナログ出力の場合はI/F(インタフェース)73を介して外部出力され、デジタル出力の場合はデジタルアナログ変換器74を介して外部へ出力される。
デコーダ部60の出力オーディオ信号は、セレクタ76を介してデジタルアナログ変換器77でアナログ変換され外部に出力される。セレクタ76は、マイクロコンピュータブロック30からのセレクト信号により制御される。これによりセレクタ76は、TVチューナ42やA/V入力部41からのデジタル信号を直接モニターする時、エンコーダ部50をスルーした信号を直接選択することも可能である。
なお、エンコーダ部50のフォーマッタ51では、録画中、各切り分け情報を作成し、定期的にマイクロコンピュータブロック30のMPUへ送る(GOP先頭割り込み時などの情報)。切り分け情報としては、VOBUのパック数、VOBU先頭からのIピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間などである。同時に、アスペクト情報処理部からの情報を録画開始時にMPUへ送り、MPUはVOBストリーム情報(STI)を作成する。ここでSTIは、解像度データ、アスペクトデータなどを保存し、再生時、各デコーダ部ではこの情報を元に初期設定が行われる。
また図1の装置では、ビデオファイルは1ディスクに1ファイルとしている。またデータをアクセス(シーク)している間に、途切れないで再生を続けるために、最低限連続する情報単位(サイズ)を決めている。この単位をエクステント(又はCDA)という。エクステントのサイズは、例えばECC(エラー訂正コード)ブロック(16セクタ)の倍数であり、ファイルシステムではこのエクステントの単位で記録を行っている。
データプロセッサ部1003は、エンコーダ部50のフォーマッタからVOBU単位のデータを受け取り、エクステント単位のデータをディスクドライブ部1002あるいはハードディスクドライブ部2001に供給している。またマイクロコンピュータブロック30のMPUは、記録したデータを再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了のコマンドを認識すると、作成した管理情報をデータプロセッサ部1003に送る。これにより、管理情報がディスクに記録される。従って、エンコードが行われているとき、エンコーダ部50からマイクロコンピュータブロック30のMPUは、データ単位の情報(切り分け情報など)を受け取る。また、マイクロコンピュータブロック30のMPUは、記録開始時には光ディスク及びハードディスクから読み取った管理情報(ファイルシステム)を認識し、各ディスクの未記録エリアを認識し、そして、データプロセッサ部1003を介してディスク上にデータ記録エリアを設定している。
次に、管理情報について説明する。ディスク上の管理情報としてファイルシステムがある。ファイルシステムには、ファイルエントリーが定義され、ファイルエントリーは、エクステントの管理を行っている。
図2には、エクステント管理情報の基本構成を示している。エクステント管理情報201は、ヘッダー211、エクステント#1、#2、…を含む。そしてエクステント#n(n=1,2,…)は、情報としてサイズとアドレスを含む。サイズとしては上限及び下限が設定される。
図3、図4には、本発明の基本的なエクステントの管理方法を示す。今、記録媒体のデータ領域300に図3の左側に斜線で示す記録済み領域a1、a2のごとく情報が記録されており、領域a2の一部が削除対象領域a3であるとする。記録済み領域a1,a2は、ファイルシステムのエクステント管理情報において、記録済みエクステントA#1、A#2として管理されている。領域b1は、未記録領域に含まれる空のエクステントb1であり、エクステント管理情報においては、記録用エクステントB#1として管理されている。
ここで、削除対象領域a3が実際に削除されたとすると、領域a3の部分は、図3の右側に示すごとく空のエクステントとなる。ここで、本発明の装置は、すぐに領域a3を記録用のエクステントとして管理するのではなく、そのサイズをチェックする。そして、サイズが所定の閾値に満たない場合には、領域a3を保留エクステントC#1として管理する。このときは、先の記録済みエクステントA#2は、A#2−1,A#2−2の2つになる。
次に図4を参照して保留エクステントの利用方法について説明する。今、図4の左側に示すように、図3の右側に示した記録用エクステントに新たなデータが記録され、記録済み領域a4が生じたとする。この記録済み領域a4は、記録済みエクステントA#3として管理される。記録用エクステントは、内容が更新された記録用エクステントB#1−1となる。
次に、記録済み領域a4の一部に削除対象領域a5(先の領域a2−2に対応する部分)が生じたとする。そして、削除対象領域a5が実際に削除されたとすると、領域a5の部分は、図4の右側に示すごとく空のエクステントとなる。この場合は、先に図3で説明した、保留エクステントC#1の管理領域c1と隣り合うことになる。
このような場合、本発明の装置は、領域a5と領域c3とを合わせたサイズをチェックする。そして、エクステントを結合した結合エクステントのサイズが前記所定閾値以上となる場合は、当該結合エクステントを新たな記録用エクステントB#1−2として設定し管理する。つまり、1つの保留用エクステントとこれに隣り合う他の保留用(又は削除又は移動)エクステントを結合した結合エクステントのサイズが前記所定閾値以上となる場合は、当該結合エクステントを新たな記録用エクステントとして設定する。このとは、記録済みエクステントA#3は、削除されることである。
本発明では、上記のように新たな記録用エクステントを得る処理を最適化処理と呼んでいる。なお空のエクステントのうちサイズが所定閾値に満たないものは、保留用エクステントとして認識して管理する。この説明の例では、管理すべき保留用エクステントは、存在しない。上記の例では、削除対象領域だけを示したが、上記の保留用エクステントが結合する対象となるエクステントとしては、他の保留用エクステントでもよいし、データ移動した後、データ削除した後の管理不要となった領域のエクステントであってもよいことは勿論である。
上記の例では、説明をわかり易くするために、削除対象領域の数、及び保留エクステントの数が少ないときの管理状態を説明した。しかし、削除対象の領域、保留エクステントの数が増加すればするほど、本発明の効果は有効に利いてくる。つまり情報記録媒体に削除跡部分、及び又は移動跡部が多数生じたとしても、最適化処理により新たな記録用のエクステントが生成されるために、エクステントの数の増大が抑制され、管理が容易であり、かつ記録媒体の記録領域を有効に活用できるようになる。
図5、図6は、本発明の効果を説明するために比較用として示している。図5、図6の例は、保留エクステントの管理を行わずに、記録済みエクステントの管理と記録用エクステントのみで管理を行った場合の様子を示している。図5の例は、図3の状態に対応し、図6の例は、図4の状態に対応する。図5に示すように削除対象領域a3のデータが削除された場合、この領域は、新たな記録用エクステントB#2として管理される。ここで、データが記録される場合は、記録用エクステントB#2と、B#1−1に記録される。すると、図6の左側に示すように、記録済みエクステントA#2−2に続いて、記録済みエクステントA#3、A#4が増加する。記録用エクステントは、領域b3の新たな記録用エクステントB#3として管理される。
ここで、記録済みエクステントA#2−2の対応領域が、削除対象領域となり、この部分のデータの削除処理がされたとする。すると、図6の右側に示されるように、記録済みエクステントA#1,A#2−1,A#3,A#4が残り、記録用エクステントB#4,B#3が生成される。
図5、図6で示す管理方法であると、サイズの小さいエクステントが多く生じ、管理情報が増えると共に、装置のデータ処理に負担がかかることになる。しかし、さきの図3、図4で説明した管理方法であると、最適化処理により、サイズが所定閾値よりも大きな新たな記録用のエクステントが生成され、小さなエクステントの数の増大が抑制され、管理が容易であり、かつ記録媒体の記録領域を有効に活用できるようになる。
図7には、最適化処理が行われた場合の記録用エクステントの管理状況を示している。図7の上の段のように記録用エクステント管理部312aにより、エクステント1,2,3,4が管理されているものとする。またエクステント1,2,3,4は、それぞれ記録媒体のデータ領域における領域d1,d2,d3,d4に対応しているものとする。ここで、領域d3と領域d4の間の領域d6(エクステントA)が削除対象となり、削除されたとする。この後、最適化処理が行われると、図7の下の段に示すように、領域d3、d4、d5が合体されて、領域d6となり記録用エクステント3’で管理される。
削除対象領域は、編集処理などで生じる。例えばユーザがコンテンツの一部を削除した場合、あるいは、特定のシーン(例えばコマーシャル部分)をカットした場合、さらには、容量の小さいコンテンツを移動、あるいは別の媒体にコピーし、その移動跡、コピー跡のコンテンツが不要となる場合などがある。
次に、本発明装置の動作をさらに各種の実施形態に分けて説明する。図8(B)には、第1の動作例を示している。まず情報記録媒体から削除対象となるエクステントが抽出される(ステップSA1)。次に、記録用エクステント管理部312aと、保留用エクステント管理部312bの管理情報がマージされて生成されたテーブルが作成される(ステップSA2)。次にこのテーブルと、削除対象のすべてのエクステントの情報とが参照されて、最適化処理部314による最適化が行われる(ステップSA3,SA4)。すなわち、1つの保留用エクステントとこれに隣り合う他の保留用(又は削除又は移動)エクステントを結合した結合エクステントを生成する。
上記処理で削除エクステントがなくなると、今度は、さらに未登録のエクステントがあるかどうかを判断する(ステップSA5)。未登録のエクステントがない場合には、処理は終了するが、未登録のエクステントが存在する場合には、当該エクステントのサイズが閾値より大きいかどうかの判定処理が行われる(ステップSA6)。
未登録エクステントのサイズが所定閾値以上となる場合は、当該未登録エクステントを新たな記録用エクステントとして設定する(ステップSA7)。未登録エクステントのサイズが所定閾値に満たない場合には、当該未登録エクステントは保留用エクステントとして設定する(ステップSA8)。
図8(B)には、上記の記録用エクステント管理部312aに管理されている記録用エクステントが使用される様子を示している。記録用エクステントが残存しているかどうかの判定が行われ(ステップSA11,SA12)、残存している場合には、順次、記録用エクステントへの記録が実行される(ステップSA13)。
図9には、上記の動作を各管理部の管理状況とともに示している。即ち、図9の左側にあるように記録済みエクステント管理部311により管理されている記録済みエクステントの一部に削除対象エクステント(A)が生じたとする。ここで、この削除対象エクステント(A)に隣り合う空エクステント(B)が、保留用エクステント管理部312bにより管理されているものとする。この状態で最適化処理部314による最適化処理が実行されると、図9の右側に示すように、削除対象エクステント(A)と空エクステント(B)を結合した新たな結合エクステントが生成される。ここでこの結合エクステントが所定サイズ以上であると、この結合エクステントは、記録用エクステントとして記録用エクステント管理部312aに登録されて管理される。
図10、図11は、この発明の他の実施の形態を説明するために示している。この実施の形態は、記録用エクステントを管理する場合の特別な技術を示している。
保留用エクステントを決める閾値によっては、保留用エクステントが多くなり、情報記録媒体の全体の記録容量に影響を与えることが考えられる。そこで、この実施の形態では、削除対象領域に空のエクステント(記録用エクステント)が隣あう場合には、結合エクステントを作る、いわゆる最適化処理を行う。その後、記録用エクステントをサイズ順にソートして管理するのである。即ち、削除対象エクステントが検索され抽出される(ステップSB1)。そして削除対象エクステントがあった場合(ステップSB2)、この削除対象エクステントは、すでに登録されている記録用エクステントに結合できるものがあるかどうか、つまり最適化可能かどうかチェックされる(ステップSB3)。最適化可能であれば、削除対象エクステントと記録用エクステントの結合処理が行われ(ステップSB4)る。そして、結合エクステントが生成され、これに含まれることになった記録用エクステントは、記録用エクステント管理部312aから一旦登録が削除される(ステップSB5)。上記のステップSB3−SB5が繰り替えされる。
最適化する削除対象エクステントがなくなったときは、先の結合エクステントが、記録用エクステントとして登録される(ステップSB6)。次に、記録用エクステントは、そのサイズ順にシート処理されて、大きさの順に管理される(ステップSB7)。
これにより、データが記録されるときは、サイズの大きな記録用エクステントの順に使用される。この方法によると、フラグメントを抑制しながら、全体の記録時間を低減させなることがない。この方法によると、先の実施例のように保留用エクステントを特別に管理する必要はないが、実質的には、記録用エクステントがソート処理されているために、サイズが小さい部分まで使用する確立は少なく、保留用エクステントを管理している実施形態とほぼ等価となる。
また、リアルタイムの記録・再生を実現する上で、サイズが小さい記録用エクステントが利用されるのを抑制する必要がある場合には、以下の方法が追加されてもよい。即ち、順次使用される記録用エクステントのサイズを監視し、予め取り決めたている小さいサイズになったら、記録を終了する、あるいは警告を出すようにしてもよい。なお、記録可能時間は、記録用エクステントのサイズを利用して、予め計算することが可能である。即ち、サイズに対してデータの転送レートbpsを乗算することで、データ量を知ることができ、このデータ量から記録時間を推定することができる。
図12、図13、図14はこの発明のさらに他の実施の形態を説明するために示している。この実施の形態は、記録用エクステントをいくつかの大きな集まり(ブロック)に分けて、それぞれのブロックのエクステントをアドレス順に昇順または降順にソートし、使用する。この実施の形態は、エクステント管理ブロックが複数段である。
まず削除対象エクステントが抽出される(ステップSC1)。次にすべての空のエクステントがアドレス順に昇順もしくは降順にソートされる(ステップSC2)。また、次にステップSC3,SC4により、最適化処理が行われる。最適化処理が終了すると、空のエクステント(又は記録用エクステント)の分類が行われる。つまり、サイズがチェックされ、サイズ<閾値1、閾値1<サイズ<閾値2、閾値2<サイズ、の分類が行われる(ステップSC6,SC8,SC10)。サイズ<閾値1のエクステントは、記録用エクステントグループ3として管理部312aに登録され(ステップSC7)、閾値1<サイズ<閾値2のエクステントは、記録用エクステントグループ2として管理部312aに登録され(ステップSC9)、閾値2<サイズのエクステントは、記録用エクステントグループ1として管理部312aに登録される(ステップSC10)
図13には、上記のように分類されているエクステントを記録のために使用するときの処理を示す図である。記録用エクステントグループ1において、記録可能エクステントが存在する場合には、このグループ1のエクステントを使用する(ステップSD1,SD2,SD3)。グループ1に使用可能なエクステントが無い場合には、記録用エクステントグループ2において、記録可能エクステントが存在するかどうかをチェックする。記録用エクステントグループ2において、記録可能エクステントが存在する場合には、このグループ2のエクステントを使用する(ステップSD4,SD5)。
グループ2にも使用可能なエクステントが無い場合には、記録用エクステントグループ3において、記録可能エクステントが存在するかどうかをチェックする。記録用エクステントグループ3において、記録可能エクステントが存在する場合には、このグループ3のエクステントを使用する(ステップSD6,SD7)。
図14には、記録済みエクステント管理部311、記録用エクステント管理部312aでエクステントが管理されている様子を示している。この実施形態では、3つのグループに分類されたので、管理部312a−1,312a−2,312a−3として示している。
図15、図16はこの発明のさらに他の実施の形態を説明するために示している。この実施の形態は、図12−図14の実施の形態に対して、さらに先に説明した保留用エクステントの管理を導入し、かつ、記録用エクステントの利用方法を工夫している。つまり、記録の負荷の違いに応じて、使用する記録用エクステントグループが使い分けられる。まず、図16に示すように、保留用エクステントが管理部312bにより管理される。他の管理状態は、先の図14の場合と同じである。
保留用エクステントは、そのサイズが当然閾値1より小さくかつ閾値0よりも小さいものである。したがって、保留用エクステントは、図12の処理フローでは、ステップSC5とSC6の間で選別される。
上記の如く管理された空のエクステントが記録時に使用さえる動作例を図15に示している。記録が開始されたとき、通常記録かどうかの判定が行われる(ステップSE1,SE2)。通常記録であるときは、グループ3に記録可能なエクステントが存在するかどうかを判定し(ステップSE5)、記録可能なエクステントが存在する場合は、グループ3のエクステントを利用する(ステップSE8)。グループ3に記録可能なエクステントが存在しない場合は、グループ2に記録可能なエクステントが存在するかどうかを判定し(ステップSE6)、記録可能なエクステントが存在する場合は、グループ2のエクステントを利用する(ステップSE9)。グループ2に記録可能なエクステントが存在しない場合は、グループ1に記録可能なエクステントが存在するかどうかを判定し(ステップSE7)、記録可能なエクステントが存在する場合は、グループ1のエクステントを利用する(ステップSE10)。
ステップSE2の判定が通常記録では無い場合には、2番組同時記録モード(所謂W録記録)であるかどうかを判定する。2番組同時記録モードのときは、グループ2に記録可能なエクステントが存在するかどうかを判定し(ステップSE6)、記録可能なエクステントが存在する場合は、グループ2のエクステントを利用する(ステップSE9)。グループ2に記録可能なエクステントが存在しない場合は、グループ1に記録可能なエクステントが存在するかどうかを判定し(ステップSE7)、記録可能なエクステントが存在する場合は、グループ1のエクステントを利用する(ステップSE10)。
ステップSE3の判定がW録記録では無い場合には、3種番組同時記録モード(所謂トリプル記録)であるかどうかを判定する。トリプル記録のときは、グループ1に記録可能なエクステントが存在するかどうかを判定し(ステップSE7)、記録可能なエクステントが存在する場合は、グループ1のエクステントを利用する(ステップSE10)。そのたの場合は、現在の状況を表示して終了する。
上記した記録時において、使用するエクステントの順番及びグループを決定するのは、図1に示した使用エクステント決定部316である。
上記の例では、各グループ内にいてエクステントの使用順序については、順番に使用してもよいし、アドレスの近い順に使用してもよい。アドレスの近い順に使用する場合には、エクステント配列処理部315により、記録可能エクステントをアドレスの近いもの順に予めソートして配列する方法がある。あるいは、使用するときにグループ内のアドレスをソートしてアドレスの近いもの順に使用する方法であってもよい。これにより、シーク動作時のピックアップ移動距離を抑制し、装置の動作負担を軽減することができる。
この発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。映像を管理する方法として大きく分けると2つの方法がある。1つは、記録したタイトルの数に係わらず映像データを1つのファイルとして管理する方法(A)であり,DVDのVR等で最小されている。2つ目は、W録画などで利用されるように、2番組の映像データを同時記録する場合に別々のファイルとして管理する方法(B)である。
Aの方法では、記録用エクステントは1つのファイル用として利用される。Bの方法では、別々のファイルに対して、別々の記録用エクステントが割り当てられる。
例えば図16に示した例では、通常記録の場合、まず記録用エクステントグループ3のエクステントが採用され、通常記録ファイルの追記用として使用される。途中でW録画モードになると、通常記録ファイルとW録画用ファイルの両方に対して、記録用エクステントグループ2のエクステントが採用される。
モードの切り替わりの直後、通常記録ファイルには、記録用エクステントグループ3のエクステントが使用されているが、W録画用ファイルへのアクセスも追加されるために、通常記録モードに比べて、アクセス時間が大きくなる。次のエクステントが記録用エクステントグループ2からエクステントが提供されるころには、キャッシュバッファには記録媒体に出力しきれなかった記録用データが残されている可能性が高くなる。キャッシュバッファにデータがたまりすぎると、オーバーフローにより記録が破綻する可能性がある。そこで、このような問題を改善するために、モード切替直後においては、キャッシュバッファのデータの記録メディアへの出力を促進するために、切り換え直後に通常記録ファイル用に提供される記録用エクステントについては、記録用エクステントグループ2からではなく、さらに大きなサイズの記録用エクステントグループ1からエクステントを提供するようにしてもよい。このようにすると、トリプル録画に切り換えられたときにも上記と同様にモード切替時の破綻を生じる可能性があるので、さらに大きなサイズのエクステントグループを用意してもよい。
上記したように本発明の装置は、基本的には、情報記録媒体に対してデータを記録し、また、前記情報記録媒体に記録されているデータを読み出すデータ処理部1003と、入力データを記録用に変換して前記データ処理部に与えるエンコーダ部50と、前記データ処理部から出力されたデータを復号するデコーダ部60と、前記データ処理部、エンコーダ部、そしてデコーダ部を統括して制御する制御するシステム制御部30と、を有する。そして、システム制御部30の動作に基づいて、前記情報記録媒体の管理情報を読み取り、削除対象エクステントを認識する削除対象エクステント処理部310と、空のエクステントを認識して管理する空のエクステント管理部312と、削除対象エクステントと空のエクステントが隣り合う場合を条件として、これらのエクステントを結合した結合エクステントを生成して、この結合エクステントを記録用として用いられるように1つの空のエクステントとして最適化する最適化処理部314と、前記空のエクステントを所定のルールで配列して管理するエクステント配列処理部315を有する。
また、空のエクステント管理部312は、空のエクステントのうち、サイズが所定の閾値に満たないものを保留用エクステントとして管理する保留用エクステント管理部312bと、前記最適化されたエクステントであって、サイズが所定の閾値以上のものを記録用エクステントとして管理する記録用エクステント管理部312aを含む。
さらにまた空のエクステント管理部312及び前記エクステント配列処理部315は、サイズに応じて前記空のエクステントを複数の閾値により分類し、複数のグループに分けて管理することができる。ここで、空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、大きなサイズのエクステントのグループから順次使用する使用エクステント決定部316がある。
また使用エクステント決定部316は、空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、アドレスの近いエクステントから順次使用することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明が適用された情報記録再生装置の構成例を示す図である。 エクステント管理情報の構成例を示す図である。 この発明の基本的な考えかたを説明するために、エクステント配列と管理状態を示す説明図である。 図3に続いてこの発明の基本的な考えかたを説明するために、エクステント配列と管理状態を示す説明図である。 この発明の有効性を説明するために、エクステント配列と管理状態を示す説明図である。 図5に続いてこの発明の有効性を説明するために、エクステント配列と管理状態を示す説明図である。 この発明の装置の動作例であり、結合エクステントの生成例を説明するために示した説明図である。 この発明の装置がエクステントを処理するときの一動作例、及びエクステントに対して記録処理するときの一動作例を示すフローチャートである。 この発明の装置がエクステントを管理するときの一例を説明するために示す説明図である。 この発明の装置がエクステントの最適化処理及び各種登録処理をするときの一動作例を示すフローチャートである。 この発明の装置がエクステントを管理するときの他の例を説明するために示す説明図である。 この発明の装置がエクステントの最適化処理及び各種登録処理をするときの他の動作例を示すフローチャートである。 この発明の装置がエクステントに対して記録処理するときの他の動作例を示すフローチャートである。 この発明の装置がエクステントを管理するときのさらに他の例を説明するために示す説明図である。 この発明の装置がエクステントの最適化処理及び各種登録処理をするときのさらに他の動作例を示すフローチャートである。 この発明の装置がエクステントを管理し、使用するときのさらに他の例を説明するために示す説明図である。
符号の説明
50…エンコーダ部、60…デコーダ部、30…システム制御部、302…エクステント管理部、310…削除対象エクステント処理部、311…記録済みエクステント管理部、312…空のエクステント管理部、312a…記録用エクステント管理部,312b…保留用エクステント管理部、314…最適化処理部、315…エクステント配列処理部、316…使用エクステント決定部。

Claims (11)

  1. 情報記録媒体に対してデータを記録し、また、前記情報記録媒体に記録されているデータを読み出すデータ処理部と、入力データを記録用に変換して前記データ処理部に与えるエンコーダ部と、前記データ処理部から出力されたデータを復号するデコーダ部と、前記データ処理部、エンコーダ部、そしてデコーダ部を統括して制御する制御するシステム制御部を有し、
    前記システム制御部は、前記情報記録媒体の管理情報を読み取り、
    削除対象エクステントを認識し、
    空のエクステントを認識し、
    削除対象エクステントと空のエクステントが隣り合う場合を条件として、これらのエクステントを結合した結合エクステントを生成して、この結合エクステントを記録用として用いられるように1つの空のエクステントとして最適化し、
    前記空のエクステントを所定のルールで配列して管理する
    ことを特徴とする情報記録再生方法。
  2. 前記空のエクステントのうち、サイズが所定の閾値に満たないものを保留用エクステントとして管理し、
    前記保留用エクステントと空のエクステントのうち、前記条件を満たすものを前記最適化し、
    サイズが前記所定の閾値以上のものを記録用エクステントとして管理することを特徴とする請求項1記載の情報記録再生方法。
  3. サイズに応じて前記空のエクステントを複数の閾値により分類し、複数のグループに分けて管理し、
    前記空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、大きなサイズのエクステントのグループから順次使用することを特徴とする請求項1記載の情報記録再生方法。
  4. サイズに応じて前記空のエクステントを複数の閾値により分類し、複数のグループに分けて管理し、
    前記各グループ内の空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、アドレスの近いエクステントから順次使用することを特徴とする請求項1記載の情報記録再生方法。
  5. サイズに応じて前記空のエクステントを複数の閾値により分類し、複数のグループに分けて管理し、
    前記各グループの空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、使用するグループの順序を単一番組録画状態か複数番組録画状態かに応じて変更することを特徴とする請求項1記載の情報記録再生方法。
  6. サイズに応じて前記空のエクステントを複数の閾値により分類し、第1の範囲のサイズのエクステントを集合したグループを第1のグループ、第1の範囲よりよりも小さいサイズのエクステントを集合したグループを第2のグループとして、順次複数のグループに分けて管理し、
    前記各グループの空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、
    同時に複数の番組の録画状態のときは、前記第1のグループのエクステントを優先的に用い、
    単一の番組の録画状態のときは、前記第2のグループのエクステントを優先的に用いることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生方法。
  7. 情報記録媒体に対してデータを記録し、また、前記情報記録媒体に記録されているデータを読み出すデータ処理部と、入力データを記録用に変換して前記データ処理部に与えるエンコーダ部と、前記データ処理部から出力されたデータを復号するデコーダ部と、前記データ処理部、エンコーダ部、そしてデコーダ部を統括して制御する制御するシステム制御部を有し、
    前記システム制御部は、
    削除対象エクステントを認識し、
    空のエクステントをサイズに応じて分類し、所定閾値以上を記録用エクステントとして管理し、
    所定閾値に満たないものを保留用エクステントとして管理し、
    削除対象エクステントと保留用のエクステントが隣り合い、かつこれらのエクステントを結合した結合エクステントが前記所定閾値以上となる場合を条件として、この結合エクステントを前記記録用エクステントとしてとして用いられるように最適化する
    ことを特徴とする情報記録再生方法。
  8. 情報記録媒体に対してデータを記録し、また、前記情報記録媒体に記録されているデータを読み出すデータ処理部と、入力データを記録用に変換して前記データ処理部に与えるエンコーダ部と、前記データ処理部から出力されたデータを復号するデコーダ部と、前記データ処理部、エンコーダ部、そしてデコーダ部を統括して制御する制御するシステム制御部と、
    前記システム制御部の動作に基づいて、前記情報記録媒体の管理情報を読み取り、削除対象エクステントを認識する削除対象エクステント処理部と、
    空のエクステントを認識して管理する空のエクステント管理部と、
    削除対象エクステントと空のエクステントが隣り合う場合を条件として、これらのエクステントを結合した結合エクステントを生成して、この結合エクステントを記録用として用いられるように1つの空のエクステントとして最適化する最適化処理部と、
    前記空のエクステントを所定のルールで配列して管理するエクステント配列処理部と
    を有することを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 前記空のエクステント管理部は、前記空のエクステントのうち、サイズが所定の閾値に満たないものを保留用エクステントとして管理する保留用エクステント管理部と、前記最適化されたエクステントであって、サイズが所定の閾値以上のものを記録用エクステントとして管理する記録用エクステント管理部を含む
    前記最適化処理部は、前記保留用エクステントと空のエクステントのうち、前記条件を満たすものを前記最適化する、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報記録再生装置。
  10. 前記空のエクステント管理部及び前記エクステント配列処理部は、サイズに応じて前記空のエクステントを複数の閾値により分類し、複数のグループに分けて管理しており、
    前記空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、大きなサイズのエクステントのグループから順次使用する使用エクステント決定部を有することを特徴とする請求項8記載の情報記録再生装置。
  11. 前記空のエクステント管理部及び前記エクステント配列処理部は、サイズに応じて前記空のエクステントを複数の閾値により分類し、複数のグループに分けて管理しており、
    前記空のエクステントを記録用エクステントとして用いる場合、アドレスの近いエクステントから順次使用する使用エクステント決定部を有することを特徴とする請求項8記載の情報記録再生装置。
JP2005334378A 2005-11-18 2005-11-18 情報記録再生方法及び記録再生装置 Expired - Fee Related JP4528714B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005334378A JP4528714B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 情報記録再生方法及び記録再生装置
US11/600,199 US7869698B2 (en) 2005-11-18 2006-11-16 Information recording/playback method and recording/playback apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005334378A JP4528714B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 情報記録再生方法及び記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007141373A true JP2007141373A (ja) 2007-06-07
JP4528714B2 JP4528714B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=38053642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005334378A Expired - Fee Related JP4528714B2 (ja) 2005-11-18 2005-11-18 情報記録再生方法及び記録再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7869698B2 (ja)
JP (1) JP4528714B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108547A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Toshiba Corp 情報記録装置及び情報記録方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9736680B2 (en) * 2012-06-27 2017-08-15 Google Inc. Techniques for transferring a data payload utilizing near-field communication
CN103365814B (zh) * 2013-06-27 2016-08-17 深圳市汇顶科技股份有限公司 一种串行数据传输方法及其系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001337851A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Sharp Corp ファイル管理装置および方法
JP2004171670A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Sony Corp 記録再生装置及び記録再生方法
JP2005044422A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Funai Electric Co Ltd デジタル情報記録装置およびそれを備える映像記録再生装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3069324B2 (ja) 1997-09-17 2000-07-24 松下電器産業株式会社 光ディスク記録装置、記録方法及びプログラム記録媒体
JPH11184737A (ja) 1997-12-24 1999-07-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオディスクレコーダ
CN1293755C (zh) * 2001-11-30 2007-01-03 松下电器产业株式会社 流变换方法和装置、数据记录方法和装置、数据记录介质
JP2005135126A (ja) 2003-10-30 2005-05-26 Hitachi Ltd フラグメント防止ファイルシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001337851A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Sharp Corp ファイル管理装置および方法
JP2004171670A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Sony Corp 記録再生装置及び記録再生方法
JP2005044422A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Funai Electric Co Ltd デジタル情報記録装置およびそれを備える映像記録再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108547A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Toshiba Corp 情報記録装置及び情報記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7869698B2 (en) 2011-01-11
US20070116431A1 (en) 2007-05-24
JP4528714B2 (ja) 2010-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006147061A (ja) 情報記憶媒体、再生装置、再生方法、記録装置
JP2006323890A (ja) コンテンツとダビング先記録媒体に応じたダビング方法と装置
JP2005251313A (ja) 情報記録再生装置および情報記録再生方法
JP2006351151A (ja) 情報記録再生装置、および記録再生方法
JP4528714B2 (ja) 情報記録再生方法及び記録再生装置
JP2006352770A (ja) 映像録画装置および映像録画方法
US20020131189A1 (en) Method and apparatus for image recording and reproduction for plurality of media
US20080008449A1 (en) Data recording method and data recording device
US8059938B2 (en) Picture recording apparatus
JP4886619B2 (ja) 情報記録再生装置及びデータ管理方法
JP3901538B2 (ja) 映像データ記録再生装置及び映像データ記録再生方法
JP2004213713A (ja) データ再生装置及びデータ再生方法
JP2006323895A (ja) メディアの種別に応じた再生方法と再生装置
JP4247094B2 (ja) 情報記録再生装置及び方法
JP4309312B2 (ja) コンテンツ記録再生装置及びコンテンツ管理方法。
JP4316471B2 (ja) 情報記録再生装置と方法
JP2006107622A (ja) ライトワンスメディアへの記録方法、記録装置および再生装置
JP2007300411A (ja) 自動録画機能付記録再生装置及びその情報整理方法
JP3742383B2 (ja) 番組記録装置及び番組記録方法
JP5531223B2 (ja) 情報記録装置及び情報記録方法
JP3987513B2 (ja) 記録メディアの映像記録再生装置及び方法
JP2002279765A (ja) プレイリスト編集機能付き情報記録再生方法及び装置
JP2005159537A (ja) 映像記録装置および映像記録方法
JP2008071443A (ja) ダビング処理方法とデジタル録画装置
JP2008035053A (ja) 映像編集装置、映像再生装置、映像編集方法、映像再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees