JP2007140153A - 突出型表示具 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品を並列に密接させて載置陳列させる場合に商品分類だけではなく該商品の個別の特徴や情報訴求を商品陳列面より突出させることにより効果的に行い、さらに商品購買者に販売する際、栞、玩具、応募ハガキやサンプル、記録ディスク、景品類、小冊子やステッカーなどを添付できる突出型表示具を提供する。
【解決手段】
突出表示部と、これを個々の商品に固定させるための支持部とによって構成された突出型表示具であり、その商品への固定方法において概略的には、
1.商品に捲回させて固定
2.支持部を商品本体または付属部分に差込んで固定
3.支持部を貼着させて固定
させる方式を採用し、さらに突出表示部を折り曲げ加工または立体物を接合または梱包体や粘着シート体、冊子体などを設け、それらを前記支持固定方法と組み合わせることにより効果的な突出型表示具を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、並べて陳列された商品の主に販売促進に用いられる突出型表示具に関するものである。
従来の販売促進用突出型表示具としては、食料品・日用品・書籍・音楽、映像、ゲーム用ディスク・ビデオカセットやパソコンソフト等の販売時に、商品同士を並列に密接させて棚上に載置陳列する場合において対象商品の特徴や情報等を背表紙面より突出させて表示する際には従来より棚差しカード(例えば、特許文献1「商品陳列用表示具」参照)やタイトル表示具等の複数の同類物品に対する分類や項目を表示する整理用間仕切り板状のものや、商品載置棚の価格表示フレームの溝に差し込んで固定するタイプのもの(例えば、特許文献2「商品陳列棚における表示装置」・特許文献3「広告用表示札」参照)、背表紙の面積を拡大して表示する背表紙タイトルラベル(例えば、特許文献4「簡易粘着タイトル」参照)、広告表示が棚の前方からも側方からも見えるようにして訴求力を高めた広告表示板(例えば、特許文献5「広告表示板」参照)、棚の仕切板に貼付するスポッター(例えば、特許文献6「アテンションラベル」参照)、商品横に載置・貼付するスウィングPOP(例えば、特許文献7「物品表示具」・特許文献8「表示具体」参照)が公知となっている。
そして個々の商品に対しての購買者や購読者等が商品内容を把握して選択するための対象商品における個別な広告や情報等の訴求は商品本体に水平方向に巻き付ける帯状のもの(書籍に巻く帯等)や、対象商品の表紙面及び正面から側面にかけて直角に貼り付ける形式の粘着ラベルによるステッカー状の表示具や、対象商品のコーナー部分に取り付ける掛け紙状の表示具(例えば、特許文献9「掛け紙」参照)等を使用している。また、書籍に挟み込んだ状態で書籍上部に広告表示部を突出させたものや、書籍の帯状表示具を栞として利用するものや栞機能を備えたブックカバーなど、表示具と景品を兼備させたものも存在する(例えば、特許文献10「広告しおり」・特許文献11「ブックカバー」・特許文献12「書籍のおびから作るしおり」参照)。また、その他の商品販売促進のために添付するサンプルや景品類、小冊子やステッカー及びキャンペーン用シール・ハガキなどは対象商品梱包内部のスペースに入れる方法、若しくは商品表紙面及び裏面に貼り付けたり綴じたりする方法、対象商品陳列場所近くに載置しておく方法が存在している。
特開2001−275802号公報 特開2002−209687号公報 実登−3049864号公報 特開平09−066691号公報 特開2002−132150号公報 特開2000−276048号公報 特開平11−052896号公報 特開平09−222859号公報 特開平09−132266号公報 特開平11−059020号公報 特開2004−299364号公報 特開平11−321157号公報
しかしながら前記従来の突出型棚差しカードやタイトル表示具等の、複数の同類物品に対する分類や項目を表示する整理用間仕切り板状のものは、複数商品の分類、整理には適しているものの個別単体の対象商品には付属しておらず、例えば膨大な種類がある書籍・CD・ビデオ・DVDなどの著作物商品の個々単体の特長や広告の訴求を表示しきれない。帯状の巻き付け型表示具や正面及び正面から側面に掛けて直角に貼り付ける形式の粘着ラベルによるステッカー状の表示具、コーナー部分に取り付ける掛け紙状の表示具であれば商品個別の広告等の訴求表示が可能であるが、その場合、表紙面を上にして載置する方式の陳列でなければ視認面積が背表紙面下部の限られたスペースのみとなるので表示しきれない。また、これらの商品を棚に並列して差し込んだ状態で陳列した場合、左右の密接した商品により表紙・裏表紙面が隠されるので購買者や購読者等が商品内容を把握するには差し込まれた棚からその都度手で取り出して確認しなければならず、その時に生じる商品本体の汚損、破損等の問題があった。また背表紙の面積を拡大して表示するための背表紙タイトルラベルは背表紙の厚さの薄い商品を目立たせる事が可能であるが、背表紙面が広くなるという効果以外は期待できない。又、現状では個別商品に付属したもので商品販売促進のために添付する栞、玩具、応募ハガキやサンプル、記録ディスク、景品類、小冊子やステッカーなどを購買者に提供する場合には、予め商品内部に綴じ込む方法、商品陳列場所付近に置いておく方法、商品購入時に手渡す方法、後日ダイレクトメール等で送付する方法、対象商品陳列場所近くに載置しておく方法があるが、店頭での突出型表示具としての機能を備え、且つそれらの商品付加価値用品を添付可能及びその機能を兼備させた手段はなかった。
本発明の目的は、商品を載置陳列する場合において、商品分類ではなく対象商品個別の特徴や情報等を背表紙面より突出させて表示させることにより、商品購買者に対し、対象商品の効果的な訴求ができるようにした突出型表示具を提供しようとするものである。本発明の他の目的は、商品販売促進のために添付する栞、玩具、応募ハガキやサンプル、記録ディスク、景品類、小冊子やステッカーなどを商品と同時に購買者に提供できるようにした突出型表示具を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の発明は、任意の意匠を施した突出表示部と、これを商品に固定させるための支持部とによって構成されたシート状の情報表示具であり、前記支持部を商品の縦方向又は横方向に捲回可能な長さを有する帯状に形成し、商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に巻き付け、前記帯状支持部の片側面の少なくとも一端部に接着剤層が設けられ、他端部と重なった部分が前記接着剤により接着され、商品を周回する環状帯体となる事により突出表示部を支持固定させたものである。上記の手段により、複数の商品が棚上に並べられ、商品の背表紙面しか見えない場合でも、支持部によって個々の商品に固定された任意の意匠・形状が施された突出表示部を見ることで、背表紙が目立たなくても商品の存在を追加訴求し、さらに商品に巻き付けた帯状支持部にも広告や商品情報を掲載できるという作用が生じる。
請求項2の発明は、上記発明を発展させたもので、請求項1に記載の突出型表示具における前記支持部の長さにおいて、対象商品が通常有する一般的な形状・大きさのものを1周捲回した長さよりも、その1.02倍から2.0倍程度の範囲で余裕を持たせた長さを有する帯状に形成し、これを商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に巻き付け、前記帯状支持部の片側面の少なくとも一端部に剥離台紙に保護された接着材層が設けられており、他端部と重なった部分が前記剥離台紙を剥がした状態の接着剤により接着される事で商品を周回する環状帯体となり突出表示部を支持固定させたことにより、その範囲内であればサイズが違った商品であっても対応できるようにしたものである。上記の手段により、サイズや種類の多様な商品においても本表示具製造時に同一形状の抜き型が使用できるという作用が生じる。
請求項3の発明は、突出表示部と、これを商品に固定させるための支持部とによって構成されたシート状の商品情報表示具であり、前記支持部を商品の縦方向又は横方向に長い帯状に形成し、この帯状支持部の両端部分が弾性体を介して連結されたもので、これを商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に巻き付け、商品を周回する環状帯体となる事により突出表示部を支持固定させるとともに、商品情報表示面の同一面又は裏面に任意のキャラクターや動物、静物、人物等の一部乃至全体の意匠の印刷を施し、これを商品より取り外し、人体頭部・腕部・脚部等に装着することで、キャラクターお面等の玩具や腕時計の形状をした子供用教材等として二次的利用が可能な機能を兼備させたものである。上記の手段により、例えば背表紙が薄い絵本や子供向け雑誌等を棚上に並べても、突出表示部が背表紙を補助訴求するので、商品の存在を追加訴求でき、さらに突出表示具自体を景品及び付録として商品購入者に提供できるという作用が生じる。
請求項4の発明は、突出表示部と、これを商品に固定させるために上部と下部に延びた帯状に形成された支持部とによって構成されたシート状の商品情報表示具であり、前記上下の帯状支持部を商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に折り込む事により該突出表示部を上下方向に支持固定させたうえで陳列時可視面より外側に突出させて表示する機能を持ち且つ前記商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材を軌道として表示具自体をスライド移動させ、突出表示部を内側に折り返して商品本体の任意の頁箇所に挟み込む事で該商品が書籍である場合に用いられる栞としての機能を兼備させたものである。上記の手段により、複数の商品が棚上に並べられ、商品の背表紙面しか見えない場合でも、支持部によって個々の商品に固定された、任意の意匠・形状が施された突出表示部を見ることで、背表紙が目立たなくても商品の存在を追加訴求し、さらに商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に巻き付けた帯状支持部にも広告や商品情報を掲載でき、さらに商品が書籍の場合には、突出表示具自体を移動させる事により、書籍用栞として商品購入者が利用できるという作用が生じる。
請求項5の発明は、前記請求項4の表示具の支持部の長さを該商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材の形状・大きさに対応させて自在に調節可能な範囲である、該商品が通常有する一般的な形状・大きさのものを1周捲回した長さよりも、その1.02倍から2.0倍の範囲で余裕を持たせた長さを有する帯状に形成し、該商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に上下の帯を折り込む事により、該突出表示部を上下方向に支持固定させたうえで背表紙面より外側に突出させて表示する機能を持ち且つ該商品の表紙面が上を向く平積み陳列の場合には、支持部を起立させ、さらに折り込むことにより表示部を表紙面より立体的に自立させることができ、該商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材を軌道として表示具自体をスライド移動させ、突出表示部を内側に折り返して商品本体の任意の頁箇所に挟み込む事で該商品が書籍である場合に用いられる栞としての機能を兼備させたものである。上記の手段により、前記請求項4の表示具において、サイズや形状の多様な商品においても本表示具製造時に同一形状の抜き型が使用できるという作用が生じる。
請求項6の発明は、前記請求項4又は5の発明を発展させたもので、栞として機能する突出表示部の折り返し部分に、対象書籍の厚さ(頁数)に対応した適宜本数の平行且つ等間隔の折り目促進用半抜き型溝を設け、巻頭頁から巻末頁まで、どの頁に挟み込む場合にも折り返し易くしたものである。(この場合の適宜本数とは、対象商品の書籍の頁数に応じて変動するもので、少なくとも1本から、多くは200本迄の数とする。)上記の手段により、前記請求項4又は5の表示具において、それを栞として使用した場合に、半抜き型溝を設けた事により使用者が折り返す位置を迷わずに、また、折る場合にも歪まずに折れるという作用が生じる。
請求項7の発明は、請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載の突出型表示具を発展させたもので、前記突出表示部を商品に固定させるための上下方向に延伸された帯状支持部のうち、上方固定支持帯部を設けず、突出表示部と下方固定支持帯部のみで構成され、下方固定用帯部分を対象商品本体と包装・装飾用部材(広告用帯)との隙間に差し込む事により支持固定させたものである。上記の手段により、請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載の突出型表示具を、一回の動作で容易に支持固定できるという作用が生じる。
請求項8の発明は、帯状の形態をした突出型表示具であり、この帯状表示具の任意の少なくとも1カ所を折り曲げる事により、立体的な造形を形成させ、帯状表示具の先端部分又は、これが折り曲げられた状態での折り辺の先端部分のいずれかを対象商品の背表紙部と広告用帯の背表紙部との隙間に差し込む事により支持固定させたものである。(この場合の帯状の形態とは、完全な長方形のものだけを指してはおらず、各辺の外形によっては視認性を高めるという目的により、機能や意匠を考慮した凸凹を有するものも含まれる。)上記の手段により、背表紙面の左右方向からの視認性に加え、正面方向にも視覚的訴求が可能になり、さらに帯状の形態なので取り外して折り目を伸ばせば、商品購入者が通常の短冊型栞としても利用できるという作用が生じる。
請求項9の発明は、請求項8記載の突出型表示具を発展させたもので、前記帯状の突出型表示具の表示部に対象商品の内容に対応した、あるいは景品としての任意の大きさ・形状・材質ならびに意匠が施された突出表示体を一体形成した、あるいは接合したものである。尚、突出表示体については、必ずしもシート状である必要はなく、立体形状の物を支持部に接合したものであっても良い。上記の手段により、背表紙面の左右方向からの視認性に加え、正面方向にも視覚的訴求が可能になり、さらに支持部は帯状の形態なので取り外して支持部の折り目を伸ばせば(またはそのままで)、商品購入者に対して、対象商品固有の突出表示体(例えばキャラクター人形等)を有し、それを書籍外形より突出して利用できる個性的な栞としても提供が可能であるという作用が生じる。
請求項10の発明は、請求項4ないし請求項9のいずれか一項に記載の突出型表示具を発展させたもので、支持帯部の差し込み部分の少なくとも一箇所の先端が丸みをもたせた小突起形状とする事により、被装着物に容易に差し込めるようにしたものである。上記の手段により、本突出型表示具を商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に装着固定させようとする作業を、まず丸みをもたせた小突起形片を差し込めば、それと一体である支持帯部も繋がって差し込まれ、なお且つその部分を内側に折り曲げることで表紙面を前面にして陳列した場合に表示部が起立可能であり、さらに効果的に目立たせることができるという作用が生じる。
請求項11の発明は、多層粘着シート材からなる突出型表示具であり、裏面に粘着剤層が設けられている貼着紙側面と、これを保護する剥離台紙側面の両方の面に少なくとも1本ずつ剥離用切り込み溝(スリット)がその両面での位置が重複する事なく設けられ、該スリットよりも商品側に位置する剥離台紙を剥離する事で露出した粘着剤層の粘着力により、残りの部分を対象商品外形より突出する突出表示片となるように該商品に貼着固定させ、しかる後に貼着紙側に設けられたスリットによって剥離台紙から貼着紙を剥離することにより、表示機能とともに景品用ステッカーや販売促進用のシール等として二次的利用が可能なものである。上記の手段により、突出型表示具を商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に捲き込んだり、差し込んだりできない、あるいはそれを望まない商品についても粘着材によって貼着固定でき、さらにこの粘着層を利用し、ステッカーや販売促進用のシール等の商品付加価値品を商品購入者に提供できるという作用が生じる。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の突出型表示具を発展させたもので、透明又は半透明又は着色透明のいずれかの材質を使用する事により、下面に存在する情報が視認可能な状態にしたものである。上記の手段により、突出型表示具を商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に装着しても、商品のデザインイメージや支持部の下面に存在する情報訴求が阻害される事を防止できるという作用が生じる。
請求項13の発明は、請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載の突出型表示具を発展させたもので、突出表示部分に袋体又はカプセル体又は箱体などの容器体を接合するか、又は表示具自体がそれらを形成したもので、それに封入あるいは梱包する事で商品サンプル並びに景品や情報ディスク媒体などを商品販売と同時に提供可能としたものである。上記の手段により、商品サンプル並びに景品や添付のCD・DVDディスクなどの付加価値品が対象商品に付属している事を購買者が一目で認識できるという作用が生じる。
請求項14の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載の突出型表示具を発展させたもので、突出表示部分あるいは支持帯部分若しくはその両方に冊子体を設けるか、あるいはそれ自体が冊子体を形成したもので、商品販売と同時に小冊子が提供可能としたものである。上記の手段により、文章及び説明書やカタログ並びにメモ帳やカレンダー等の購入者に有益な冊子体が対象商品に付属している事を客が一目で認識できるという作用が生じる。
請求項15の発明は、請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載の突出型表示具を発展させたものであり、突出表示部分又は支持帯部分に商品情報管理あるいは盗難防止用の非接触ICタグを貼付したもの、あるいは商品管理用のバーコードを印刷したものである。上記の手段により、商品本体の背表紙部分等にタグやバーコードを添付する事を望まない場合や不可能な場合にも対応できるという作用が生じる。
請求項16の発明は、請求項1ないし請求項15のいずれか一項に記載の突出型表示具を発展させたもので、突出表示部分並びに支持帯部分の面に空白箇所が設けられた、あるいは全ての面が空白であることにより、使用時に任意の情報を書き込めるようにしたものである。上記の手段により、表示具に販売者側の自由な訴求表現や意匠、並びに選択した販売に有利な商品内容等が反映されるという作用が生じる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の一実施例の突出型表示具の展開図である。紙やPETをはじめとする合成樹脂等の可撓性をもつシート体からなる本表示具において、1は突出して情報を表示する突出表示部分であり、1部分の輪郭の形状及び表示内容、色彩、意匠等はこれを装着する商品の特色や訴求手法などに応じて片面又は両面印刷、型抜き等の手法を用いて適宜行われるものとする。2・3は突出表示部分1を該商品に対して上部及び下部より折り込んで、又は巻き込んで固定するための支持部分であり、その長さは該商品の外形寸法に応じ、固定させるのに必要且つ適宜な長さを確保させて製造する。また前記支持部の幅も同様に、装着させた場合にずれや歪みの生じない程度の幅を確保し製造するものとする。2及び3の少なくとも1端部分に接着剤層4を設け、図2に示すように商品5を巻き込んで、接着剤層4による接着力により2と3をループ状に継ぎ止め、突出表示部1を固定させる。商品外形より突出して固定された1は商品5を棚等に背表紙6を手前にして並べた際に突出して効果的に商品5の情報訴求をすることができる。
図3は、図1において商品5に対して垂直方向に捲回して装着していた突出表示具の方式を商品5に対して水平方向に捲回して装着する場合に用いられる形態の実施例である。全体が1本の帯状に形成されており、片面又は両面印刷が施されている。図3では両面印刷した場合の例を挙げて説明する。この場合の突出表示部分1は表示具の片端に位置し、その形状や色彩・内容などは該商品を訴求するのに適したものとして制作する。この表示具を商品5に巻き付けた際、表示部外側面の表示部分と反対方向の端部に接着材層4が設けられ、これを表示部分の内側面に接着する事により、図4に示す様に商品5をループ状に捲回固定し、表示部1を突出させた表示具を形成する。この概念の場合、突出型表示具の天地の高さ7は、商品5の天地の高さ8の範囲以下であれば情報訴求内容に応じて適宜に設定してよいものとする。
図5ないし図8は前記突出型表示具を、商品の寸法に合わせて予備部分範囲内において自由度を高めて装着できるようにさせたものの実施例である。図5ないし図6に示す本発明の突出型表示具の実施例においては、上部支持部分2を任意の長さまで延伸させ、さらに接着部4の上層に保護用剥離台紙4’を設けた構成になっており、図6のように商品5に捲回させた上で、接着部の剥離台紙4’をはがした後の接着剤層4によって継ぎ止められたのち、支持部分2を残して余った予備部分9を切除してなるものである。
図7、図8の実施例では接着部4・4’が突出表示部1と隣接して設けられ、商品5を捲回した後、先に予備部分9を切除し、突出表示部と支持部との境界部分で接着固定される。なお、予備部分の長さは、それを捲回させる商品の外形寸法によって異なるが、支持部分全体の長さとして、該商品類が通常有する一般的な形状・大きさのものを1周捲回した長さよりも、1.02倍から2.0倍程度の範囲で余裕を持たせる事が望ましい。図9は図1ないし図8に示す本発明の実施例を商品に装着して陳列した際の概略図である。
図10ないし図13は、前述した本発明の突出型表示具の帯状支持部の両端部分を弾性体を介して繋いだものの展開図である。この実施例では、任意な意匠を施した突出表示部1と、それを固定させるための支持部2・3からなり、支持部2・3の各端部を弾性体を介して(この図例では輪ゴム11を留め具10で固定したもの)継ぎ、これを書籍12の表紙又は裏表紙又は任意の頁に図11のように装着する。これを陳列した際は、図12のように、突出型表示具の機能を有し、さらに図13のように、外して頭部等に装着できる玩具や教材として利用できる。勿論手や足に装着させるもので良い。
図14ないし図18に示すのは書籍に付いている帯に装着させる場合の本発明の突出型表示具の実施例である。紙、合成樹脂などの可撓性をもつシート体からなり、1は突出して情報を表示する突出表示部分であり、1の輪郭の形状及び表示内容、色彩、意匠などはこれを装着する商品の特色や訴求手法等により、片面又は両面印刷・型抜き等の手法を用いて適宜行われるものとする。2・3は表示部分1を書籍に付いている帯に固定させるための部分であり、各々図15のように折り曲げライン13・14によって折り込まれる。15は表示部分1と2、3を繋ぎ止めるための支持部分であり、2・3を折り込んだ際の突出表示面と隣接した表示部分である。ここに広告訴求などの表示を記載しても良い。3ないし2には、支持部を容易に素早く書籍帯の内側に差し込むために、丸みを帯びた小突起片16を有する。この小突起片については、必ずしも設けなくとも良い。図16は書籍の表紙18、背表紙19、裏表紙20に渡り、装着された広告帯に、折り込んで装着した突出型表示具を、陳列時に通常使用される位置である表紙18と背表紙19の境界部の位置から、裏表紙20の左端部へと、広告帯を軌道にして水平にスライド移動させている状態の説明図である。これにより書籍の前小口側に突出した表示部1は、該書籍の読みかけの頁に、折り返し部21をもって折り込むことで図17、図18のように栞としての機能を兼備させている。
図19ないし図20の実施例は、栞として使用した際の、前記突出型表示具の折り返し部21の部分にさらに該書籍の厚さ(頁数)に対応させた、適宜本数の平行且つ等間隔の半抜き型(トムソン型などの技術による)の集合体22を設け、巻頭頁から巻末頁まで、どの頁に挟み込む場合にも折り返し易くしたものである。
図21ないし図22に示される実施例では、上部支持部2と下部支持部3を適宜な長さに形成し、それを書籍表紙見返し部に折り返して固定させる方法を示している。さらに図23はその陳列時の略斜視図であるが、前記の構成の突出型表示具によると、書籍を棚差し陳列した場合での背表紙方向への突出表示はもちろんであるが、該商品を表紙面を前面にして陳列した面陳列の場合にも、上下の支持部の任意の箇所を折り曲げる事により、書籍の帯紙上ではあるが、突出表示をする事が可能となる。すなわち図24及び図25の如く書籍の帯紙に折り込むことにより、図26のような突出表示効果が実現でき、同一の表示具において面陳列と背差し陳列の両方に対応することができる。また、書籍のみならず、上下の支持部をCDやDVDのケースカバー部分に差し込んで固定させる事も考えられる。
図27、図28に示す突出型表示具の実施例は、上部固定部分を設けず、突出表示部1と下方固定支持部24のみで構成されたもので、下方固定支持部24を書籍の帯17と書籍本体の間の背表紙境界部に差し込む事により表示部1を背表紙側に突出させている。さらに表紙面を購買者側に向ける面陳列の場合は図29・図30のように折り線ライン25にて折り曲げることにより、表示部1と支持部24に任意の角度を設け、支持部24を書籍下部より書籍の帯と書籍本体の間に差し込み固定する事ができる。この場合の表示具においては、折り線ライン25を折ることによって作られた角度を維持する必要があり、表示具自体の材質を紙のみならず、PETをはじめとする合成樹脂板や金属薄板などの折った角度を維持し易いシート体にしても良い。
図31に示す本発明の突出型表示具の実施例は、1本の帯状をしており、これを図32のように表面から観た場合に、山折り線27、28と谷折り線29を折り曲げて形成し、支持部となる31と26を重ねた部分を、図33のように書籍の背表紙部分と書籍の帯紙17との間に差し込んで突出表示部1を固定させたものである。また、図34ないし図35に示す実施例は、背表紙部分との書籍の帯紙の間に上部固定部32と下部固定部33を差し込んで突出表示部1を固定させるという比較的単純な構成をしており、使い易い。又、1本の帯状の形態をしているので、これの折り目を伸ばして、書籍の読みかけの頁に挟むことによって栞としての機能を併せ持つ。さらにこれらの帯状の突出表示具は、製造の際、1枚の印刷シートに多数並べる事ができ、印刷や断裁及び型抜き時の用紙ロスが比較的少ないので大量生産によるコストダウンも計り易いという効果が期待できる。なお、前述した帯状の突出型表示具は、端片の差込方法の概念を実施例として表示したものであり、折り目のデザイン・形状などは勿論この実施例のみの範囲に限定されない。
図36に示す突出型表示具の実施例は、トムソン等の抜き型により形成されたシート体からなるもので、下部支持固定部36と突出表示部1と、それらを繋いでいるアーチ部37とで構成されている。下部支持固定部36を書籍と書籍の帯紙17との間に差し込んで突出表示部1を固定させるものである。図36の実施例では、アーチ部37を蛇腹折りに形成し、突出表示部1と下部支持固定部36との間に弾力性を持たせたものであり、又、図38の実施例では、アーチ部37を曲線状加工したもので、これにより表示部が軽い力を受けただけで振動し、目立たせる効果がある。なお、前記実施例の突出型表示具を狭持させる部分は書籍背表紙部のみならず、カバーと本体の隙間部分や書籍内部の任意頁に差し込んでもよい。また、例えばペットボトル商品の巻き付け型表示ラベルと本体との隙間など、挟持可能であれば、商品種類を問うものではない。
図40ないし図44に示す実施例は、突出型表示具にさらに立体性とアピール性を加えたもので、図40の実施例は帯状をした両面印刷が施された表示具の略中央部に設けられた折り目ライン41と40aを(a)図に基づいて山折りし、40bと42を谷折りしてなる突出型表示具である。これを図41のように書籍と書籍の帯紙17の背表紙部分との間に差し込んで使用することにより該突出表示部1が動物の顔(本実施例ではワニ)を模した形状を成すことができ、消費者の興味を引くことにより商品訴求効果が高まる。
また、図42に示す実施例では支持固定部46が突出表示部1に対してその下部にある連結部分47を介して直角方向に設けられ、連結部47の突出表示部と対向する側には、表示部補助支持部44が設けられている。さらに補助支持部44には差込固定用舌片45が設けられた構成となっており、突出表示部1には差込固定用舌片45が有するカギ状部分の折り曲げライン51を折り曲げたのち差し込んで固定するための差込切口43が設けられている。図42(a)図を基本にすると、折り曲げライン48・49を谷折りにし、50を山折りにし、折り曲げライン51によって折り曲げられた舌片45は差込切口43を貫通した後、再び51の折りをフラットにし、幅が切口43よりも大きくなり、容易に抜けなくなることで表示部1を固定させる。この場合補助支持部44にも情報表示が可能である。
又、図43に示すものは前記表示部1を相方向に設けたもので、いずれか片方の表示部分の裏面に設けられた接着部52をもって表示部分が支持し合う構成となっている。接着部分52には、予め接着層保護剥離台紙が設けられていても良い。これらの実施例を陳列した場合の斜視図が図44である。なお、前記実施例に於いて動物の意匠をした突出表示部分を示したが、それに限定されることなく、その形状や意匠、折り目の位置や折る回数などは、その用途、訴求したい特徴などに応じて適宜行われるものとする。
図45ないし図49に示す実施例は前述の立体的且つ訴求効果を高めた支持部差込式の突出型表示具をさらに三次元化したもので、突出表示部1がシート状のものを組み合わせたものではなく、完全に立体的な個体(例えば球体や立方体)とすることによって、書籍の帯紙と本体との隙間部分やペットボトル商品に巻かれるラベルと商品本体との隙間等に差込装着して陳列した場合、前方及び左右方向の両方からの視認性が向上し、より商品の存在を際立ててアピール可能にするものである。さらに図48のように、具象的な(図例ではカブトムシ)ミニチュアモデルを突出表示部として使用する事で、より独創的で印象深い意匠の栞またはミニチュアモデル等を表示具と同時に提供することになり、販売促進効果の向上につながる。勿論突出表示部分に使用される表示物の形状・材質・訴求表示等は任意に行われるものとする。
図50ないし図55に示す本発明の突出型表示具の実施例は、1枚の表示具として適宜な厚みを有する粘着層保護用剥離台紙付きの多層粘着シート状をした突出型表示具であり、商品を訴求するための情報などが片面又は両面に印刷されている。支持部55は粘着紙側の面の剥離用切込溝56を境界とし、突出型表示具1と同一面である。又、剥離台紙面の支持部(商品に固定させる時は剥離する部分)58も同様に切込溝57を境界に、突出表示部54と同一面にある。剥離用切込溝56と57は両面での位置が重複する事なく設けられており、このとき57は56よりも商品側に位置させる。剥離部分58を剥離用切込溝57によって剥離する事で、露出する粘着剤層の粘着力により、突出表示部分を対象商品外形より突出する突出表示片となるように貼着固定させる。(図52参照)図53(a)のように陳列させ、のちに図53(b)のように突出表示部1を剥離台紙54から剥離させ、その粘着力によってステッカーラベルとして利用できる。
また図54に示すように、表示具1上にさらに剥離用切込溝を1カ所ないし複数設ける事により、複数のステッカーラベル又はキャンペーン用シール等として利用が可能である。また、剥離台紙54面のさらに上に粘着ラベルを設け、両面ステッカーラベルとして使用する事も考えられる。
ところで本発明の突出型表示具は、以上に述べた実施例中に説明した商品への固定方法を基に、並べて陳列された商品の販売を促進するために様々な効果的な実施形態に発展させる事が可能である。例えば、図55の斜視図の如く、商品に装着した突出表示部Aを箱体に形成し、景品等を梱入できるようにしたものが考えられる。この場合支持部Bと箱体部分Aは一体成形しても良いし、個々に制作したものを接合させて構成しても良い。さらに固定強度を高めるために反対側(裏表紙側)にも支持部を設け、両側で固定させるようにしても良い。
また、図56に示す表示具は、プラスチック等の樹脂で形成されたカプセル容器体Aを、支持部分64に接合したもので、カプセル内に景品67を梱入させたものである。この支持部Bを商品に差し込み固定し、景品自体を突出表示させるものである。
図57の例では、突出表示部Aが複数枚数製本された冊子体となっている。この場合も支持部分Bと冊子状突出表示部Aは別々に作られたものを接合して構成しても良い。前記冊子状突出表示部Aは、前述図16の例の動作を参照し、書籍の前小口側に移動させる事で図58の如く、商品書籍本体の付属冊子体として利用する事も考えられる。
また、図59の例では突出表示部分Aが袋体を形成したもので、その中に景品、試供品(例えば液体・粉末など)を封入することが可能である。
図60の例では、景品付録としてディスク記録媒体を封入した袋体を突出表示部分Aとして支持部分Bによって支持固定させている。これによって商品と同時にCDやDVD等のディスク媒体も購入者に提供できる。
これらの突出表示具の支持部分は、その支持固定の状態によっては、商品に記載された情報の上に重なってしまい、その下部の情報が視認できなくなる可能性があり、その対処法として、支持部分(場合によっては突出表示部分の一部または全体)に透明又は半透明又は着色透明の材質を使用することが考えられる。(例えば図14ないし図16の15部分など)
また、本発明の突出型表示具は、シート状部分を折り曲げて利用するものがあるが、使用者が手で折り曲げて利用する場合に、手作業のため均整に折り曲げられない場合も生じる。その対処法としては、各折り曲げ箇所にトムソン抜き等の技術を使い、折り曲げ促進溝を設けると良い。
また、本発明の突出型表示具は、商品単体に帰属したものになっていることから、表示部分又は支持部分に商品情報が入力された非接触ICタグを搭載したり、情報バーコードを印刷し、商品管理や情報入出力に役立てる事が可能である。
本発明の各実施例においての図面等に記した、例えば半円状の突出表示部分の形状や内容表記に関しては、本発明の概念を逸脱しない範囲で、自由に変更可能であり、例えば図61に示すような上部に延伸した意匠のものも含まれ、商品を十分に目立たせた上に的確な情報表示を行うことが望まれるものである。
その効果を引き出すために、突出表示部以外の支持固定部等にも情報掲示を行っても良いし、印刷面に関しても、片面であっても両面であっても良いものとする。
また、勿論本発明の突出型表示具の概念を以って表示部分を固定させ、訴求を効果的に行える商品であれば、実施例に挙げた商品種類に限定されることはないものとする。
勿論表示具一部分ないし全体に空白部分を設け、担当者が情報を書き込んだ後に商品に装着し、販売促進に利用する事もできる。
以上に述べた実施例の突出型表示具を製作し利用することにより、商品売場において、商品に装着した突出表示部が目立つことにより、購買者の目に止まりやすくなり、販売促進効果が高まる。又、個々の商品に装着される事により、分類表示ではなく、各商品の個別の訴求が可能になる。さらに本発明の複数の表示具固定手段と、表示部分の形状を組み合わせる事により、多岐に渡る販売促進用訴求計画を立てる事ができ、最終的には購買者に、各種のノベルティや試供品を商品購入と同時に進呈する事ができ、さらなる販売促進効果が期待できるものである。
本発明の第1の実施例を示す略平面図であり、(a)は裏面を示し、(b)は表面を示す図である。 本発明の第1の実施例を示す略斜視図である。 本発明の第1の実施例を発展させた形態を示す略平面図であり、(a)は裏面を示し、(b)は表面を示す図である。 図3に示した実施例を説明する略斜視図である。 本発明の第2の実施例を示す略平面図であり、(a)は裏面を示し、(b)は表面を示す図である。 本発明の第2の実施例を示す略斜視図である。 本発明の第2の実施例を発展させた形態を示す略平面図であり、(a)は裏面を示し、(b)は表面を示す図である。 本発明の第2の実施例を説明する略斜視図である。 本発明の第1及び第2の実施例を説明する略斜視図である。 本発明の第3の実施例を示す略平面図であり、(a)は裏面を示し、(b)は表面を示す図である。 本発明の第3の実施例を説明する略斜視図である。 本発明の第3の実施例を装着した商品の略斜視図であり、(a)は向かって右前方から、(b)は左前方から見た場合の図である。 本発明の第4の実施例を人体に装着した場合の概略図であり、(a)は向かって右前方から、(b)は右後方から見た場合の図である。 本発明の第4の実施例を示す略平面図であり、(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す図である。 本発明の第4の実施例を示す略斜視図であり、(a)は装着段階を示し、(b)は装着後の状態を示す図である。 本発明の第4の実施例を示す概略図であり、動作を示す図である。 本発明の第4の実施例を示す略斜視図であり、(a)は折り込んだ後を、(b)は折り込む前の状態を示す図である。 本発明の第4の実施例を示す概略図であり、書籍を下部小口方向から見た場合を示す図である。 本発明の第4の実施例を発展させた形態を説明する略平面図である。 図19に示した実施例を示す略斜視図である。 本発明の第5の実施例を示す略平面図であり、(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す図である。 本発明の第5の実施例の装着段階を示す略斜視図である。 本発明の第5の実施例を示す略斜視図である。 本発明の第5の実施例の他の装着方法を示した図であり、書籍を下部小口方向から見た場合を示す図である。 図24に示したものを左小口方向から見た場合を示す図である。 図24ないし図25に示したものの略斜視図である。 本発明の第6の実施例を示す略平面図である。 本発明の第6の実施例の装着段階を示す略斜視図である 本発明の第6の実施例の他の装着方法を示した略斜視図である。 図29に示したものを左小口方向から見た場合を示す図である。 本発明の第7の実施例を示す略平面図であり、(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す図である。 本発明の第7の実施例を使用状態に折り曲げたものを示す概略図であり、(a)は左側面を示し、(b)は正面を示す図である。 本発明の第7の実施例を装着した段階を示す略斜視図である。 本発明の第7の実施例を発展させたものを示す概略図であり、(a)は表示部が直線的なものを示し、(b)は表示部が曲線的なものを示す左側面図である。 図34に示した実施例のものを装着する段階を示す略斜視図である。 本発明の第8の実施例の1形態を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図である。 図36に示した実施例のものを装着する段階を示す略斜視図である。 本発明の第8の実施例の1形態を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図である。 図38に示した実施例のものを装着する段階を示す略斜視図である。 本発明の第9の実施例を示す略平面図であり、(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す図である。 図40に示した実施例のものを折り曲げた上、装着した段階を示す略斜視図である。 本発明の第10の実施例を示す略平面図であり、(a)は裏面を示し、(b)は表面を示す図である。 本発明の第10の実施例を発展させたものを示す略平面図であり、(a)は裏面を示し、(b)は表面を示す図である。 図42ないし図44に示した実施例のものを装着した段階を示す略斜視図である。 本発明の第11の実施例を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図である。 図45に示した実施例のものを装着する段階を示す略斜視図である。 図45に示した実施例のものを他の場所に装着する段階を示す略斜視図である。 本発明の第11の実施例を発展させたものを示す概略図である。 図48に示した実施例のものを書籍の栞として使用した場合の説明図である。 本発明の第12の実施例を示す概略図であり、(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す図である。 本発明の第12の実施例の断面を示す概略図であり、(a)は剥離前を示し、(b)は剥離中の状態を示す図である。 図51に示した実施例のものを商品に装着した場合の略断面図である。 図50ないし図52に示した実施例のものを装着した段階を示す略斜視図であり、(a)はステッカー部剥離前を、(b)は剥離後の状態を示す図である。 本発明の第12の実施例を発展させた形態を示す概略図であり、(a)は略断面図、(b)は略平面図(表面)である。 本発明の第13の実施例を示す略斜視図である。 本発明の第14の実施例を示す概略図である。 本発明の第15の実施例を示す略斜視図である。 図57に示した実施例のものを装着した状態を示す概略図である。 本発明の第16の実施例を示す略斜視図である。 本発明の第17の実施例を示す略斜視図である。 本発明の突出表示部分の形態に制限が無いことを表す説明図である。
上記図の説明の実施例の数字は請求項の番号とは連動していないものである。
符号の説明
1 突出表示部分(実施例が異なっても同一符合とする)
2 上部支持固定部分(実施例が異なっても同一符合とする)
3 下部支持固定部分(実施例が異なっても同一符合とする)
4 接着剤層
5 商品
6 商品背中部分
7 帯状突出型表示具の天地の高さ
8 商品の表紙面の天地の高さ
9 商品捲回後の余剰部分
10 留め具
11 弾性体
12 書籍
13 上部折り曲げライン
14 下部折り曲げライン
15 支持部分
16 差込促進用及び起立時支持用小突起片
17 書籍帯紙
18 書籍表紙
19 書籍背表紙
20 書籍裏表紙
21 栞使用時折り曲げライン
22 折り曲げ促進用半抜き型ライン
23 固定時折り曲げライン
24 下部差込支持固定部
25 起立使用時折り曲げライン
26 第7の実施形態における下部支持固定部分
36 第8の実施形態における下部支持固定部分
37 アーチ部分
41 第9の実施形態における中央折り曲げ部分
43 差込切口
44 補助支持部
45 差込固定用舌片
46 差込固定用支持部分
53 差込固定用支持部材
55 支持部
56 剥離用切込溝
57 裏面用剥離用切込溝
58 装着時剥離部分
59 粘着剤層
62 キャンペーン用シール
63 景品及びサンプル
A 突出表示部
B 支持固定部

Claims (16)

  1. 任意の意匠を施した突出表示部と、これを商品に固定させるための支持部とによって構成されたシート状の商品情報表示具であり、前記支持部を商品の縦方向又は横方向に捲回可能な長さを有する帯状に形成し、商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に巻き付け、前記帯状支持部の片側面の少なくとも一端部に接着剤層が設けられ、他端部と重なった部分が前記接着剤により接着され、商品を周回する環状帯体となる事により突出表示部を該商品に支持固定させる事を特徴とする突出型表示具。
  2. 請求項1に記載の突出型表示具における前記支持部の長さに於いて、該商品が通常有する一般的な形状・大きさのものを1周捲回した長さよりも、その1.02倍から2.0倍程度の範囲で余裕を持たせた長さを有する帯状に形成し、これを商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に巻き付け、前記帯状支持部の片側面の少なくとも一端部に剥離台紙に保護された接着材層が設けられており、他端部と重なった部分が前記剥離台紙を剥がした状態の接着剤により接着される事で商品を周回する環状帯体となり突出表示部を支持固定させる事を特徴とする突出型表示具。
  3. 突出表示部と、これを商品に固定させるための支持部とによって構成されたシート状の商品情報表示具であり、前記支持部を商品の縦方向又は横方向に長い帯状に形成し、この帯状支持部の両端部分が弾性体を介して連結されたもので、これを商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に巻き付け、商品を周回する環状帯体となる事により突出表示部を支持固定させるとともに、商品情報表示面又はその裏面に任意のキャラクターや動物、静物、人物等の一部乃至全体の意匠の印刷を施し、これを商品より取り外し、人体頭部・腕部・脚部等に装着することで玩具・教材等としての機能を兼備させた事を特徴とする突出型表示具。
  4. 突出表示部と、これを商品に固定させるために上部と下部に延びた帯状に形成された支持部とによって構成されたシート状の商品情報表示具であり、前記上下の帯状支持部を商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に折り込む事により該突出表示部を上下方向に対して支持固定させたうえで陳列時可視面より外側に突出させて表示する機能を持ち且つ前記商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材を軌道として表示具自体をスライド移動させ、突出表示部を内側に折り返して商品本体の任意の頁箇所に挟み込む事で該商品が書籍である場合に用いられる栞としての機能を兼備させた事を特徴とする突出型表示具。
  5. 前記支持部を商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材の形状・大きさに対応させて自在に調節可能な範囲である、該商品が通常有する一般的な形状・大きさのものを1周捲回した長さよりも、その1.02倍から2.0倍の範囲で余裕を持たせた長さを有する帯状に形成し、商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材に上下の帯を折り込む事により、該突出表示部を上下方向に対して支持固定させたうえで陳列時可視面より外側に突出させて表示する機能を持ち且つ該商品の表紙面が上を向く平積み陳列の場合には、支持部を起立させたうえ、さらに折り込むことにより表示部を表紙面より立体的に自立させることができ、該商品本体又は商品本体に付属する包装・装飾用部材を軌道として表示具自体をスライド移動させ、突出表示部を内側に折り返して商品本体の任意の頁箇所に挟み込む事で該商品が書籍である場合に用いられる栞としての機能を兼備させた事を特徴とする請求項4に記載の突出型表示具。
  6. 前記栞として機能する突出表示部の折り返し部分に、対象書籍の厚さ(頁数)に対応した適宜本数の平行且つ等間隔の折り目促進用半抜き型溝を設け、巻頭頁から巻末頁まで、どの頁に挟み込む場合にも折り返し易くした事を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の突出型表示具。
  7. 前記突出表示部を商品に固定させるための上下方向に延伸された帯状支持部のうち、上部固定支持帯部を設けず、突出表示部と下部固定支持帯部のみで構成され、下方固定用帯部分を対象商品本体と包装・装飾用部材(広告用帯)との隙間に差し込む事により支持固定させることを特徴とした請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載の突出型表示具。
  8. 帯状の形態をした突出型表示具であり、この帯状表示具の任意の少なくとも1カ所を折り曲げる事により、立体的な造形を形成させ、帯状表示具の先端部分又は、これが折り曲げられた状態での折り辺の先端部分のいずれかを対象商品の背表紙部と広告用帯又はカバーとの隙間に差し込む事により支持固定させることを特徴とした突出型表示具。
  9. 前記帯状の突出型表示具の表示部に対象商品の内容に対応した、あるいは景品としての任意の大きさ・形状・材質ならびに意匠が施された突出表示体を接合したことを特徴とする請求項8記載の突出型表示具。
  10. 支持帯部の差し込み部分の少なくとも一箇所の先端が丸みをもたせた小突起形状とする事により、被装着物に容易に差し込めるようにし、なお且つそれを内側に折り曲げることにより、表示部が起立できるようにした請求項4ないし請求項9のいずれか一項に記載の突出型表示具。
  11. 多層粘着シート材からなる突出型表示具であり、粘着剤層が設けられている貼着紙と、これを保護する剥離台紙の両方の面に少なくとも1本ずつ剥離用切り込み溝(スリット)がその両面での位置が重複する事なく設けられ、該スリットよりも商品側に位置する剥離台紙を剥離する事で露出した粘着剤層の粘着力により、残りの部分を対象商品外形より突出する突出表示片となるように該商品に貼着固定させ、しかる後に粘着紙側に設けられたスリットによって剥離台紙から粘着紙を剥離することにより、表示機能とともに景品用ステッカーや販売促進用のシール等として二次的利用が可能である事を特徴とした突出型表示具。
  12. 透明又は半透明又は着色透明のいずれかの材質を使用する事により、支持部の下面に存在する情報が可視状態にしたことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の突出型表示具。
  13. 突出表示部分に袋体又はカプセル体又は箱体などの容器体を接合するか、又は表示具自体がそれらを形成したもので、それに封入あるいは梱包する事で商品サンプル並びに景品や情報ディスク媒体などを商品販売と同時に提供可能である事を特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載の突出型表示具。
  14. 突出表示部分あるいは支持帯部分若しくはその両方に冊子体を設けるか、あるいはそれ自体が冊子体を形成したもので、商品販売と同時に小冊子が提供可能である事を特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載の突出型表示具。
  15. 突出表示部分又は支持帯部分に非接触ICタグを貼付する、又はバーコードを印刷することを特徴とした請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載の突出型表示具。
  16. 突出表示部分並びに支持帯部分の面に空白箇所が設けられた、あるいは全ての面が空白であることにより、使用時に任意の情報を書き込めるようにした事を特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか一項に記載の突出型表示具。
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