JP2007140012A - 電子機器 - Google Patents

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圭一 長城
Hirokuni Miyai
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Abstract

【課題】部品点数の削減化を図れ、部品コストや組み立てコストを低減する上で有利で、しかも、小型化を図る上で有利な電子機器を提供する。
【解決手段】表示パネル26が表示パネル収容用凹部50に収容され、フレキシブル基板2606が配線部材用挿通孔5006から後筐体16の内部に挿通され、表示パネル26の背面2604が表示パネル収容用凹部50の底壁5002に接着剤により取着されている。表示パネル26の表示面2602の周囲に沿って矩形枠状のクッション材54が配置され、クッション材54は表示パネル26と共に表示パネル収容用凹部50に収容されている。透明板48が、その四辺が透明板収容用凹部52に収容されて接着剤により取着されて配設され、クッション材54が表示面2602の周囲と透明板48とにより圧縮された状態で配設されている。
【選択図】図12

Description

本発明は電子機器に関し、より詳細には薄板状の表示パネルを有する電子機器に関する。
例えば、デジタルスチルカメラなどの撮像装置では、筐体は、厚さ方向に分割された前筐体と後筐体とで構成され、前記前筐体の前面に、被写体像を撮像素子に導く鏡筒が設けられ、前記表示パネルは前記後筐体の背面に設けられ、前記表示パネルに撮像装置で撮像された画像が表示されるように構成されている。
そして、表示パネルを配設するに際して、筐体とは別に設けられた板金製のフレームを前筐体の内部に固定するとともに、そのフレームに表示パネルの背面を接着固定し、表示パネルの表示面を後筐体の背面に設けられた開口に臨ませ、同時に、フレームにより表示パネルの表示面の周囲をクッション材を介して後筐体の背面に当て付けている(特許文献1参照)。
特開2005-123502号公報
しかしながら上述の撮像装置では、フレームやそのフレームを筐体に固定するためのねじなどの部材を筐体内部に設けなくてはならないため、部品点数が多く、部品コストや組み立てコストを低減する上で不利であり、また、筐体内部にフレームや部材を組み込むためのスペースを確保しなくてはならず、小型化を図る上で不利がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、部品点数の削減化を図れ、部品コストや組み立てコストを低減する上で有利で、しかも、小型化を図る上で有利な電子機器を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、筐体と、前記筐体の表面に臨ませて該筐体に取着された薄板状の表示パネルと、前記表示パネルの表示面に情報を表示させる表示制御部とを備える電子機器であって、前記筐体の表面に、前記表示パネルを収容する表示パネル収容用凹部が該筐体と一体に設けられ、前記表示パネルは前記表示パネル収容用凹部に収容されて配設され、前記表示パネルの表示面を覆い該表示パネルを保護する透明板が前記筐体に取着されていることを特徴とする。
本発明によれば、表示パネル収容用凹部が筐体に一体に設けられているため、従来のように筐体とは別体の板金製のフレームを要せず、したがって、部品点数の削減化を図れ、部品コストや組み立てコストを低減する上で有利で、しかも、小型化を図る上で有利となる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、電子機器が撮像装置で構成されている場合について説明する。
図1は第1の実施の形態の撮像装置の斜視図、図2は撮像装置の背面図であり、図3は撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態の撮像装置10はデジタルスチルカメラであり、外装を構成する筐体12を有している。
筐体12は金属製で、前筐体14と後筐体16との2つの分割体で構成されている。
筐体12の前面右側部寄りの箇所には撮影光学系17を収容保持する沈胴式の鏡筒18が設けられている。
鏡筒18は筐体12の内部に組み込まれた駆動部20(図3)によって、図1(B)に示すように、筐体12の前面から前方に突出した使用位置(広角状態、望遠状態、および広角乃至望遠の中間状態)と、図1(A)に示すように、筐体12に収容された収容位置(沈胴状態)との間を出没するように構成されている。
筐体12の上端面にはシャッタボタン22が設けられ、筐体12の後面には、図2に示すように、電源のオンオフ、撮影モード、再生モードの切替など種々の操作を行なうための複数の操作スイッチ24、撮像した映像を表示する表示パネル26(図2)などが設けられている。
図3に示すように、撮像装置10は、撮影光学系17によって結像された被写体像を撮像する鏡筒18の後端部分に配設されたCCDやCMOSセンサなどで構成された撮像素子28、該撮像素子28から出力された撮像信号に基づいて画像データを生成し、メモリカードなどの記憶媒体30に記録する画像処理部32、前記画像データを表示パネル26に表示させる表示制御部34、駆動部20、操作スイッチ24やシャッタボタン22の操作に応じて画像処理部32、表示制御部34、後述するフラッシュ40、そのフラッシュ40を駆動するフラッシュ駆動部38、駆動部20やフラッシュ駆動部38を制御するCPUなどを含む制御部36などを備えている。
次に、鏡筒18の概略構成について説明する。
図4は鏡筒18の状態を説明する斜視図で、(A)が不使用時のレンズ収納状態すなわち沈胴状態、(B)が広角状態、(C)が望遠状態を示すものである。図5は沈胴レンズの断面図であり、(A)が沈胴状態、(B)が広角状態、(C)が望遠状態を示すものである。図6は鏡筒18の分解斜視図である。
図4に示すように、鏡筒18は光学的には3群構成である。すなわち、鏡筒18の光軸方向で被写体側を前方とし、前記光軸方向で撮像素子28側を後方としたとき、鏡筒18を構成する3群は、前方から後方に向かってこの順番で配設された1群、2群、3群によって構成されている。
鏡筒18は、1群と2群が所定のカムカーブに沿って光軸方向に駆動されることによってズーミングを行い、3群が光軸方向に微小に変位されることによってフォーカッシングを行う。すなわち、1群と2群の変位によって焦点距離を可変し、この焦点距離の変化によって生じた合焦位置のずれを3群の変位によって修正し適切に合焦させるように構成されている。
図4、図5、図6に示すように、1群レンズ枠2は、カム環4のカム溝4bに嵌合される3本(複数本)のカムピン2aと、1群を構成する複数のレンズを挿入・固定する複数のレンズ室2bと、収納時、沈胴状態においてレンズ前玉を保護するバリア機構部(不図示)とを備えている。
2群レンズ枠3は、カム環4のカム溝4cに嵌合される3本(複数本)のカムピン3aと、2群を構成する複数のレンズを挿入、固定する複数のレンズ室3bとを備えている。また、2群レンズ枠3はアイリス・シャッター機構を構成してもよい。
カム環4は、ギアユニットによって駆動されることによりカム環4を固定環6の内径で回転駆動するためのギア部4aと、1群レンズ枠2のカムピン2aが嵌合される3本(複数本)のカム溝4bと、2群レンズ枠3のカムピン3aが嵌合される3本(複数本)のカム溝4cと、固定環6のカム溝6aに嵌合される3本(複数本)のカムピン4dとを備えている。
カム溝4bおよびカム溝4cは、1群および2群を所定のカーブに沿って光軸方向に移動させ、ズーミング動作を行うものである。
直進案内環5は、カム環4と一体的に固定環6の内径で光軸方向に移動する部材で、1群レンズ枠2を光軸方向にガイドする案内溝5aと、2群レンズ枠3を光軸方向にガイドする案内溝5bとを備えている。
固定環6は、ベース8に固定される部材で、カム環4のカムピン4dが嵌合される3本(複数本)のカム溝6aを備えている。
3群レンズ枠7は3群を構成するレンズ71を挿入・固定するためのレンズ室を備え、3群レンズ枠7とレンズ71によって可動レンズ72が構成されている。
可動レンズ72は、ベース8に立設された2本のガイド軸8aにガイドされることでベース8に対して光軸方向に移動可能に保持され、モータや雄ねじからなる駆動機構15によって光軸方向に微小に変位されるように構成されている。
ベース8には、固定環6、ギアユニット(不図示)が位置決め・固定される。
ベース8は、光学式ローパスカットフィルタや赤外カットフィルタなどの光学フィルタ9aを挿入・位置決め・固定するための凹部と、鏡筒内部へのゴミなどの侵入を防止し、光学フィルタ9aを弾性付勢するためのシールゴム9bを挿入するための凹部とを備えている。
ベース8には撮像素子28が高精度に位置決め・固定される。
前記ギアユニットは、カム環4をギア部4aによって駆動するものである。ギア比は、沈胴→広角→望遠および望遠→広角→沈胴の範囲において十分な駆動力を得られるように決められる。ギアユニットは、カム環4を駆動することにより、この沈胴レンズのズーミング動作を行う。
また、本例においては、1群レンズ枠2、2群レンズ枠3、3群レンズ枠7に保持された前記複数のレンズによって撮影光学系17が構成されている。
また、本例において、1群レンズ枠2、2群レンズ枠3、カム環4、直進案内環5、固定環6、3群レンズ枠7、ベース8は、例えばガラス繊維を含有するポリカーボネート樹脂(黒色)などの繊維強化プラスチックで成形され、強度・遮光性と量産性を備えている。
次に、カム環4によるレンズの動作について説明する。
沈胴状態〜広角間の動作において、カム環4はギア部4aがギアユニットによって駆動力を与えられることにより駆動されて、カムピン4dが固定環6のカム溝6aに沿って回転しながら光軸方向に被写体側に向けて移動する。このとき、直進案内環5はカム環4と一体的に移動する(図5中矢印A参照)。
このとき、1群レンズ枠2はカムピン2aがカム溝4bおよび案内溝5aに沿って所定のカーブによって移動する(図5中矢印B参照)。このとき、2群レンズ枠3はカムピン3aがカム溝4cおよび案内溝5bに沿って所定のカーブによって移動する(図5中矢印C参照)。以上により、1群および2群は所定の位置に移動し、光学的に広角の位置になる。
広角〜望遠間の動作においても、カム環4はギア部4aがギアユニットによって駆動力を与えられることにより駆動されるが、この範囲においてカム溝6aはカム環4が光軸方向に駆動しないように形成されており、直進案内環5も光軸方向に移動しない(図5中矢印D参照)。
このとき、1群レンズ枠2はカムピン2aがカム溝4bおよび案内溝5aに沿って所定のカーブによって移動する(図5中矢印E参照)。このとき、2群レンズ枠3はカムピン3aがカム溝4cおよび案内溝5bに沿って所定のカーブによって移動する(図5中矢印F参照)。以上により、1群および2群は所定のカーブに沿って移動し、光学的に広角〜望遠間を移動することによってズーミング動作を行う。
望遠→広角→沈胴状態については、ギアユニットを上記動作と反対向きに駆動することでカム環4を反対向きに回転させることによって行う。上記のギアユニットによるカム環4の駆動によって鏡筒18は沈胴動作およびズーミング動作を行うが、これとは別に駆動機構15によって可動レンズ72が光軸方向に微小に変位することによりフォーカッシング動作を行う(図5中矢印G参照)。
そして、図1(B)に示すように、鏡筒18の使用位置で、筐体12の前面から前方に突出した鏡筒18の箇所に、被写体に補助光を照射するフラッシュ40が設けられている。
このような箇所にフラッシュ40を設けると次のような効果が奏される。
すなわち、フラッシュ40が筐体12の前面に設けられている場合に比べて、フラッシュ40から照射される光束の一部が鏡筒18の部分によって遮られることがなく、広い範囲にわたってフラッシュ40の光を万遍なく照射する上で有利となる。
また、フラッシュ40が鏡筒18の前端を構成する1群レンズ枠2の前端面に設けられていることから、撮影光学系17の光軸に対してフラッシュ40の光束を近接させることができるため、被写体の後方に壁や物体があった場合、撮影光学系17によって撮影する画像において、フラッシュ40の照明によって発生する被写体後方の壁や物体に生じる被写体の影を目立たなくする上で有利となる。
特に本例のように、鏡筒18の前端を構成する1群レンズ枠2の前端面にフラッシュ40を設けると、撮影時にユーザーの指によりフラッシュ40が隠されるなどの不具合が解消され、フラッシュ40を用いた撮影を確実に行う上で有利となる。
なお、フラッシュ40は、上述のような固定式ではなく、図7に示すように、ポップアップ式で配設してもよい。
図7(A)、(B)はポップアップ式のフラッシュ40の説明図である。
すなわち、鏡筒18の使用位置で、筐体12の前面から前方に突出した鏡筒18の箇所である第1レンズ枠2の基部上部に、倒伏可能なケース42が設けられ、このケース42の先端にフラッシュ40が設けられている。
第1レンズ枠2の基部上部にケース42の下端に係合する凹状の係合部202が設けられ、ケース42の基部の上部には係合部202に係合可能な湾曲状のガイド面4202が設けられ、ケース42を起立する方向に常時付勢する付勢手段が設けられている。
そして、鏡筒18の使用位置で、ケース42の前半部が露出されると、付勢手段の付勢力によりケース42が起立してフラッシュ40が撮像装置10の前方に向けられ、このときのケース42の起立位置は、係合部202にガイド面4202が係合することで決定されている。
また、鏡筒18の収容位置では、ケース42はカム環4により倒され、第1レンズ枠2と固定環6との間に収容されるように構成されている。
このようなポップアップ式のフラッシュ40を、鏡筒18の使用位置で筐体12の前面から前方に突出した鏡筒18の箇所に設けても、フラッシュ40から照射される光束の一部が鏡筒18の部分によって遮られにくくフラッシュ40の光を万遍なく照射する上で有利であり、撮影光学系17の光軸に対してフラッシュ40の光束を近接させやすいので、被写体後方の壁や物体に生じる被写体の影を目立たなくする上で有利であり、また、撮影時にユーザーの指によりフラッシュ40が隠されるなどの不具合を解消する上でも有利となる。
次に、表示パネル26について説明する。
図8は後筐体16部分の分解斜視図、図9(A)は後筐体16を後方から見た斜視図、(B)は後筐体16を前方から見た斜視図、図10は(A)は後筐体16に表示パネル26などが組み込まれた状態を後方から見た斜視図、(B)は後筐体16に表示パネル26などが組み込まれた状態を前方から見た斜視図、図11は図10(A)のAA線断面図、図12は図11の拡大図である。
図8、図11、図12に示すように、表示パネル26は、後筐体16の背面1602の表示パネル収容用凹部50に透明板48およびクッション材54を用いて取り付けられている。
図8に示すように、表示パネル26は矩形の薄板状に形成されている。
表示パネル26は、液晶パネルであってもよく、有機ELパネルであってもよく、様々な方式のパネルが採用可能である。
表示パネル26の厚さ方向の一方の面は表示面2602として形成され、他方の面は背面2604として形成されている。
背面2604の端部からは、表示パネル26と表示制御部34とを接続する配線部材(フレキシブル基板)2606が突出している。
なお、図12において符号2610は液晶本体を示し、符号2612はバックライトを示している。
図8に示すように、透明板48は、表示パネル26を覆えるように、表示パネル26よりも大きい輪郭の矩形で形成されている。
透明板48は、透明な合成樹脂材料で形成され、図8に示すように、透明板48の内面の外縁部は、例えば黒色などの不透明な塗料が塗布されて枠状の不透明部4802が形成されている。
一方、図8、図9(A)、図12に示すように、後筐体16の背面1602に、表示パネル26を収容する矩形状の表示パネル収容用凹部50が後筐体16と一体に設けられている。
表示パネル収容用凹部50は底壁5002と、この底壁5002の四辺から起立する側壁5004とで構成されている。
底壁5002の四隅のうちの1箇所の隅部近傍には、配線部材用挿通孔5006が底壁5002の四辺のうちの一辺に沿って延在形成されている。
また、後筐体16の背面で表示パネル収容用凹部50の周囲に沿って透明板48の縁部を収容する透明板収容用凹部52が枠状に形成されている。
表示パネル26は次のように取り付けられている。
すなわち、表示パネル26が表示パネル収容用凹部50に収容され、フレキシブル基板2606が配線部材用挿通孔5006から後筐体16の内部に挿通され、表示パネル26の背面2604が表示パネル収容用凹部50の底壁5002に接着剤により取着されている。
表示パネル26の表示面2602の周囲に沿って(四辺に沿って)矩形枠状のクッション材54が配置され、クッション材54は表示パネル26と共に表示パネル収容用凹部50に収容されている。
そして、透明板48が、その四辺が透明板収容用凹部52に収容されて接着剤により取着されて配設され、クッション材54が表示面2602の周囲と透明板48とにより圧縮された状態で配設されている。
すなわち、透明板48は、表示パネル26の表示面2602を覆い該表示パネル26を保護しており、本実施の形態では、図12に示すように、後筐体16の背面1602と透明板48の表面4802とは同一面上に位置しており、不透明部4802は、透明板収容用凹部52の底壁5202および表示パネル26の周囲を隠す輪郭の矩形枠状に形成されている。
本実施の形態によれば、表示パネル収容用凹部50が筐体12に一体に設けられているため、従来のように筐体とは別体の板金製のフレームやフレームを筐体に取り付けるためのねじなどの部品を要せず、したがって、部品点数の削減化を図れ、部品コストや組み立てコストを低減する上で有利で、しかも、小型化を図る上で有利となる。
また、従来のように筐体とは別体の板金製のフレームを用いずに、筐体12に一体に設けられた表示パネル収容用凹部50に表示パネル26を収容して配設するようにしたので、表示パネル26を従来に比べて強固に保持でき、表示パネル26の耐久性を高める上で有利となる。
また、表示パネル収容用凹部50の外側に連続して透明板収容用凹部52が設けられているので、表示パネル26の表示パネル収容用凹部50への組み付けと、透明板48の透明板収容用凹部52への組み付け同一の方向から簡単になされ、組み立てコストを低減する上で有利となる。
なお、図13に示すように、表示パネル26と表示制御部34とを接続する配線部材2606の挿通部5010を表示パネル収容用凹部50の底壁5002の中央に設けるようにしてもよい。
この場合の挿通部5010は、底壁5002の中央を上下に延在する縦溝部5012と、縦溝部5012の上下方向の中間部の縁部に設けられた切り欠き5014とで構成されている。
このような挿通部5010によれば、表示パネル26の背面2604の四隅を底壁5002で保持できる点で有利であり、上記の実施の形態の配線部材用挿通孔5006によれば、表示パネル26の背面2604を保持する底壁5002の面積を確保し、底壁5002による表示パネル26の保持強度を確保する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、表示パネル26を表示パネル収容用凹部50に取り付けるに際して接着剤を用いる場合について説明したが、表示パネル26の取り付けは接着に限定されるものではなく、従来公知の様々な取り付け構造を採用可能であり、例えば、表示パネル26の外縁面に設けた複数の係合片を、表示パネル収容用凹部50の側壁5004に設けた係合孔に係合させることで表示パネル26を表示パネル収容用凹部50に取り付けてもよい。
また、表示パネル収容用凹部50に対する表示パネル26の位置決めは、例えば、表示パネル収容用凹部50の4つの側壁5004のうち、隣り合う2つの側壁に位置決め用の凸部を膨出形成し、表示パネル26の外縁面をそれら位置決め用の凸部に当て付けることで位置決めを行ってもよい。
また、本実施の形態では、電子機器として撮像装置であるデジタルスチルカメラを用いて説明したが、本発明は、ビデオカメラ、その他種々の撮像装置であってもよく、あるいは、筐体に表示パネルを備えるPDA(パーソナルデジタルアシスタント)やノートパソコンなどの電子機器に広く適用可能である。
第1の実施の形態の撮像装置の斜視図である。 撮像装置の背面図である。 撮像装置の構成を示すブロック図である。 鏡筒18の状態を説明する斜視図で、(A)が不使用時のレンズ収納状態すなわち沈胴状態、(B)が広角状態、(C)が望遠状態を示すものである。 沈胴レンズの断面図であり、(A)が沈胴状態、(B)が広角状態、(C)が望遠状態を示すものである。 鏡筒18の分解斜視図である。 (A)、(B)はポップアップ式のフラッシュ40の説明図である。 後筐体16部分の分解斜視図である。 (A)は後筐体16を後方から見た斜視図、(B)は後筐体16を前方から見た斜視図である。 (A)は後筐体16に表示パネル26などが組み込まれた状態を後方から見た斜視図、(B)は後筐体16に表示パネル26などが組み込まれた状態を前方から見た斜視図である。 図10(A)のAA線断面図である。 図11の拡大図である。 後筐体16の変形例を示す背面図である。
符号の説明
10……撮像装置、12……筐体、26……表示パネル、2602……表示面、34……表示制御部、48……透明板、50……表示パネル収容用凹部。

Claims (11)

  1. 筐体と、
    前記筐体の表面に臨ませて該筐体に取着された薄板状の表示パネルと、
    前記表示パネルの表示面に情報を表示させる表示制御部とを備える電子機器であって、
    前記筐体の表面に、前記表示パネルを収容する表示パネル収容用凹部が該筐体と一体に設けられ、
    前記表示パネルは前記表示パネル収容用凹部に収容されて配設され、
    前記表示パネルの表示面を覆い該表示パネルを保護する透明板が前記筐体に取着されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示パネルはその厚さ方向の一方に位置する面が前記表示面で厚さ方向の他方に位置する面が背面となっており、前記表示パネル収容用凹部は底壁を有し、前記表示パネルの背面は前記底壁に接着されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記表示面の周囲に沿ってクッション材が配置され、前記クッション材は前記表示面の周囲と前記透明板とにより圧縮されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記表示パネル収容用凹部は底壁と、この底壁の周囲から起立する側壁とで構成され、
    前記側壁寄りに位置する前記底壁の箇所に、前記表示パネルと前記表示制御部とを接続する配線部材の挿通孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記筐体の表面で前記表示パネル収容用凹部の周囲に沿って前記透明板の縁部を収容する透明板収容用凹部が形成され、前記透明板はその縁部が前記透明板収容用凹部に収容されて配置されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記筐体の表面と前記透明板の表面とは同一面上に位置していることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記透明板の周囲に、前記透明板収容用凹部の底壁および前記表示パネルの周囲を隠す光を透過させない不透明部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 前記電子機器は撮像装置であり、前記表示パネルには前記撮像装置で撮像された画像が表示されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  9. 前記電子機器は撮像装置であり、前記筐体は薄板状に形成され、前記筐体の厚さ方向の一方の表面に、被写体像を撮像素子に導く鏡筒が設けられ、前記表示パネルは前記筐体の厚さ方向の他方の表面に設けられ、前記表示パネルには前記撮像装置で撮像された画像が表示されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  10. 前記電子機器は撮像装置であり、前記筐体は薄板状に形成され、前記筐体は厚さ方向に分割された前筐体と後筐体とで構成され、前記前筐体の前面に、被写体像を撮像素子に導く鏡筒が設けられ、前記表示パネルは前記後筐体の背面に設けられ、前記表示パネルには前記撮像装置で撮像された画像が表示されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  11. 前記筐体は金属製であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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