JP2007138486A - ブロック舗装の施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】目地空間部の幅の大小によらず、効率よく、かつ、迅速に施工を行うことができるブロック舗装の施工方法を提供することを課題とする。
【解決手段】道路等の基盤1に、必要に応じて瀝青系乳剤2aを散布して瀝青乳剤層2を設け、瀝青乳剤層層2の上面に骨材3aを敷き均して骨材層3を形成し、さらに、骨材層3の上面に複数の舗装用ブロック4を、目地空間部6を設けて配置する。そして、舗装用ブロック4の面上からグラウト材Gを排出し、目地空間部6に、レーキRを用いてグラウト材Gを充填し、舗装用ブロック4の面上に残った余剰グラウトJを拭き取ることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブロック舗装の施工方法に関する。
従来から一般に実施されてきたブロック舗装の施工方法は、地盤に骨材層を敷き均し、その上に舗装用ブロックを配置して表面を小型ロードローラ等で転圧した後、配置された舗装用ブロック間に形成される隙間(以下、目地空間部ともいう)に充填材を充填し、舗装用ブロックを一体的に固着するものであった。
また、充填材の充填方法は、ホッパー、注入用ジョウロ、注入用ロート又はトレミー管等を用いて、注入口の先端部を目地空間部に挿通させ、目地空間部に沿って充填する方法(以下、目地注入方法ともいう)が用いられていた(特許文献1参照)。
特許第2909929号公報(図8)
しかし、一般に目地空間部の幅は7〜12mm程度であるため、目地注入方法においては充填作業に多大な時間を要し、施工期間の長期化を招来していた。
また、例えば、舗装用ブロックにインターロッキングブロックを用いた場合、目地空間部の幅は2〜5mmと狭小になり、ホッパー等の注入口を目地空間部に挿通することができない。このように、目地空間部の幅がホッパー等の注入口よりも狭い場合は、ホッパー等の注入口が挿通できるように目地空間部の幅を一旦拡げ、充填後に元の幅に戻すという作業を行っていた。そのため、この方法では、部分的にブロック舗装上面の平坦性が低下する可能性があった。また、舗装用ブロックの高さの再調節作業は煩雑を極めるため、非常に施工効率の悪い方法であった。
本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、目地空間部の幅の大小によらず、効率よく、かつ、迅速に施工を行うことができるブロック舗装の施工方法を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ブロック舗装の施工方法であって、基盤上に骨材を敷き均して骨材層を形成する第1工程と、前記骨材層の上に複数の舗装用ブロックを、目地空間部を設けて配置する第2工程と、前記舗装用ブロック上にグラウト材を排出する第3工程と、
前記舗装用ブロック上に溜まったグラウト材を、流し込み具を用いて前記目地空間部に流し込む第4工程と、前記舗装用ブロック上に残ったグラウト材を拭き取る第5工程と、を含むことを特徴とする。
請求項1に係る方法よれば、舗装用ブロック上にグラウト材を排出した後、流し込み具を用いて、目地空間部にグラウト材を流入させるため、煩雑な作業によることなく、迅速にグラウト材を充填することができる。
また、目地空間部の幅が狭小であっても、グラウト材が目地空間部に流入するため、目地空間部の幅の大小に左右されることなく、施工することができる。また、グラウト材を充填した後、舗装用ブロック面上に付着した余剰グラウトを拭き取るため、仕上がり面も綺麗に構築することができる。
請求項2に係る発明は、前記グラウト材は、少なくとも、セメント、細骨材及び水を含み、前記グラウト材の配合は、セメント100質量部に対し、細骨材60〜330質量部であることを特徴とする請求項1に記載のブロック舗装の施工方法。
請求項2に係る方法によれば、グラウト材は、少なくとも、セメント、細骨材及び水からなる充填材である。これにより、グラウト材は良好な流動性を有する。
ここで、従来、ブロック舗装施工におけるグラウト材は、目地空間部及び骨材層の弾性・粘性を高めるために、セメント100質量部に対し、アスファルト乳剤を50〜230質量部混入していた(以下、当該グラウト材を従来のグラウト材ともいう)。
しかし、本発明においては、グラウト材の流動性を重視して、セメント100質量部に対し、アスファルト乳剤を50質量部未満と低く設定したグラウト材を用いる。このように、流動性の高いグラウト材を使用することで、第4工程において、舗装用ブロック上に残ったグラウト材を流し込み具により、容易に目地空間部に流入することができる。
また、目地空間部の幅が狭小(例えば、2mm〜3mm)となるようにブロック舗装を施工する場合であっても、流動性の高いグラウト材を使用するため、容易にグラウト材を目地空間部に流入することができる。このように、目地空間部の幅が狭小であると、ブロック舗装の仕上がり面の平坦性が高まり、車イスや老人の通行にも好適である。また、グラウト材の使用量を削減できるため、コストの削減にもつながる。
また、このグラウト材は、従来のグラウト材に比べ、粘性が低いことから、第5工程における拭き取り作業を容易に行うことができる。また、これにより、舗装用ブロックの面上に付着するグラウト材による汚れを気にすることなく充填作業を行うことができる。
また、グラウト材は、現場の状況に応じて、添加剤、急硬性混和材、凝結調整剤、膨張性混和材及びアルミ粉末を混入してもよい。
請求項3に係る発明は、前記舗装用ブロックの底面に溝を有することを特徴とする。
請求項3に係る方法によれば、舗装用ブロック底面に溝が形成されているので、グラウト材の充填時に骨材層内の空気がこの溝を通って速やかに外部に排出されるため、グラウト材の充填速度を高めることができる。
また、舗装用ブロックの底面に、速やかにグラウト材が流入するため、舗装用ブロック直下の骨材層にも迅速にグラウト材を充填することができる。また、舗装用ブロックと骨材層の接触面積が増加するため、舗装用ブロックと骨材層の接着性を高めることができる。
また、舗装用ブロックの底面の溝にグラウト材が充填され、この充填されたグラウト材が硬化することにより形成される凸部と舗装用ブロックの底面の溝が係合する。このように、舗装用ブロックは、凸部と溝との係合により、骨材層に対して水平方向に動きにくくなる。即ち、凸部は舗装用ブロックの水平方向の移動を規制するストッパーとして作用するため、振動又は衝撃による舗装用ブロックの水平方向への移動を防止することができる。
請求項4に係る発明は、前記第1工程において、前記骨材層の上面に溝を形成することを特徴とする。
請求項4に係る方法においては、骨材層の上面に溝が形成されているので、グラウト材の充填時に骨材層内の空気がこの溝を通って速やかに外部に排出されるため、グラウト材の充填速度を高めることができる。
また、舗装用ブロックの底面に、速やかにグラウト材が流入するため、舗装用ブロック直下の骨材層にも迅速にグラウト材を充填することができる。
また、骨材層の上面に容易に凹部を形成することができるため、溝の必要性に応じて現場で適宜対応することができる。
請求項5に係る発明は、前記第1工程において、前記骨材層に有孔中空管を埋設するこ
とを特徴とする。
請求項5に係る方法においては、有孔中空管が埋設されているので、グラウト材の充填時に骨材層内の空気がこの有孔中空管を通って速やかに外部に排出されるため、グラウト材の充填速度を高めることができる。
また、骨材層に埋設された有孔中空管及びこの管の有する孔を通ってグラウト材が骨材
層に充填されるため、グラウト材の充填速度を高めることができる。
請求項6に係る発明は、前記第1工程を行う前に、前記基盤上に、空隙を有する上層基盤を形成し、前記第3工程により排出されたグラウト材が、この上層基盤の空隙に充填されることにより充填基盤層が形成されることを特徴とする
ここで、上層基盤とは、既存の基盤を補強するために、既存の基盤上に形成される基盤をいう。即ち、既存の基盤は、厚さ、強度あるいは材質等、現場の状況によってその性質は多種多様であり、必ずしもブロック舗装に適するものではない。このような場合に、既存の基盤を補強するものとして、新たに基盤を形成するものである。
また、充填基盤層とは、前記上層基盤の間隙に前記グラウト材が充填・硬化されることにより形成されるものをいう。
請求項6に係る方法においては、例えば、既存の砕石からなる基盤上に、例えば、ポーラスコンクリートを敷き均し、上層基盤を形成する。ポーラスコンクリートは粒径の大きい骨材を使用することから、連続空隙率の高い上層基盤が形成される。この上層基盤の上から、本発明に係るブロック舗装の施工方法を実施することで、前記第3工程により排出されたグラウト材は、目地空間部と、骨材層の空隙だけでなく、この上層基盤の空隙にも充填される。即ち、上層基盤の空隙にグラウト材が充填・硬化されることで、強固な充填基盤層が形成されると共に、舗装用ブロック、骨材及び上層基盤が、グラウト材により一体的に硬化するため、強固、かつ、耐久力の高いブロック舗装を構築することができる。
請求項7に係る発明は、前記第1工程を行う前に、前記基盤上に、瀝青乳剤を散布して
瀝青乳剤層を設けることを特徴とする。
請求項7に係る方法によれば、瀝青乳剤は粘性を有しているため、道路等の基盤上に瀝
青乳剤層を設けることで、基盤と骨材層の付着性を高めることができる。
本発明によれば、目地空間部の幅の大小によらず、効率よく、かつ、迅速にグラウト材を充填することができるので、施工期間の短縮ひいては、施工コストの削減をすることができる。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る舗装用ブロックの施工方法は、基盤上に瀝青乳剤を散布して瀝青乳剤層を設ける瀝青乳剤層構築工程と、前記瀝青乳剤層上に骨材を敷き均して骨材層を形成する第1工程と、前記骨材層の上に複数の舗装用ブロックを、目地空間部を設けて配置する第2工程と、前記舗装用ブロック上にグラウト材を排出する第3工程と、前記舗装用ブロック上に溜まったグラウト材を、流し込み具を用いて前記目地空間部に流し込む第4工程と、前記舗装用ブロック上に残ったグラウト材を拭き取る第5工程と、を含むことを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る舗装用ブロックの施工方法を工程順に示した図である。以下に、図1を参照して本実施形態に係る舗装用ブロックの各工程について説明する。
<瀝青乳剤層構築工程>
まず、基盤上に、瀝青乳剤を散布して瀝青乳剤層を設ける。
図1は、本実施形態に係る舗装用ブロックの施工方法を示した図であって、(a)は、瀝青乳剤層構築工程及び第1工程を示した側面図である。図1の(a)に示すように、既存のアスファルト層からなる基盤1の上に、例えば、図示しないエンジンスプレーヤーにより瀝青乳剤2aを一様に散布して、瀝青乳剤層2を設ける。
なお、瀝青乳剤層2は、現場の状況によっては設けない場合もある。
瀝青乳剤2aの散布量は、基盤1の粗さによって0.3〜0.6L/mの範囲で選択する。瀝青乳剤2aは、粘性を有することから、瀝青乳剤層2を設けることにより、基盤1と後記する骨材層3との付着性を高めることができる。
基盤1は、本実施形態においては、ブロック舗装を構築する上での基礎となるものをいい、例えば、既存の土質あるいは砕石からなる地盤、瀝青質舗装、コンクリート舗装及び、後記する上層基盤20等をいう。また、歩道、公園、広場、屋上等における各種舗装、さらには、コンクリート床版や鋼床版等も含まれる。
瀝青乳剤2aは、アスファルト乳剤又は改質アスファルト乳剤が用いられており、本実施形態においては、アスファルト乳剤を使用する。
アスファルト乳剤は、本実施形態においては、カチオン系アスファルト乳剤を使用する。カチオン系アスファルト乳剤としては、例えば、JIS K2208石油アスファルト乳剤の規格におけるPK1〜4等が例示される。
<第1工程>
次に、瀝青乳剤層の上に骨材を敷き均して骨材層を形成する。
図1の(a)に示すように、瀝青乳剤層2の上面に骨材層3を形成する。本実施形態においては、骨材3aは、7号砕石を用いる。そして、図示しない敷き均し機等を用いて約2cmの厚さで敷設する。そして、図示しない締固め機等で上面を軽く転圧しながら平坦となるように仕上げる。
また、骨材層3は、後記する舗装用ブロック4を配置し、グラウト材Gが充填・硬化した後は、基盤1と舗装用ブロック4との間の接着層としての役割を果たすと供に、車両通行等による衝撃・振動等を吸収・緩和する支持層として機能する。また、この支持層は、基盤1に凸凹がある場合等、その不陸正整層としての役割も兼ね備えている。
骨材3aは、本実施形態においては、7号砕石を用いたが、これに限定されるものではなく、社団法人日本道路協会発行の「アスファルト舗装要綱」に記載されている骨材で、砕石、玉砕、砂利、鉄鋼スラグ等を使用することができる。また、これらの骨材にアスファルトを被覆したアスファルト被覆骨材および再生骨材なども使用することができる。その他、これに類似する粒状材料で、人工焼成骨材、焼成発泡骨材、人工軽量骨材、陶磁器粒、エメリー等も使用することができる。さらには、連続粒度を有する骨材でも、単粒度の骨材であってもよい。
<第2工程>
次に、骨材層の上に複数の舗装用ブロックを、目地空間部を設けて配置する。
図1の(b)は、第2工程を示した平面図である。図1の(b)に示すように、舗装用ブロック4を一定の間隔をおいて、骨材層3(図1の(a)参照)の上に配置する。配置された舗装用ブロック4、4、・・・の相互が隣接する間隙及び外枠Wとの間隙には、目地空間部6が形成される。なお、本実施形態においては、舗装用ブロック4の側面には、図示しない目地キープが設けられているため、舗装用ブロック4を突合せて配置することで、例えば約3mmの目地空間部6が形成される。
また、本実施形態においては、舗装用ブロック4は、インターロッキングブロックを用いるが、例えば、天然石、舗装用コンクリート、平板、レンガ、弾性ブロック及びタイル等であってもよい。
また、図2に示すように、本実施形態に係る舗装用ブロック4は、底面に溝10が設けられている。これにより、グラウト材Gの充填時に骨材層3内の空気が溝10を通って速やかに外部に排出されるため、グラウト材Gの充填速度を高めることができる。また、舗装用ブロック4の底面に、速やかにグラウト材Gが流入するため、舗装用ブロック4直下の骨材層3にも迅速にグラウト材Gを充填することができる。また、舗装用ブロック4と骨材層3の接触面積が増加するため、舗装用ブロック4と骨材層3の接着性を高めることができる。
溝10の形状及び本数は限定されるものではない。また、溝10の角度は、本実施形態においては、舗装用ブロック4の辺に対して直角に設けられているが、これに限定されるものではない。
また、舗装用ブロック4、4、・・・の上面高さは小型のロードローラ等を用いて略水平となるように調節を行うのが好ましい。また、舗装用ブロック4の底面に予め瀝青乳剤2aによるアスファルト被覆処理を行っておくと、舗装用ブロック4と骨材層3との付着性を高めるのに有効である。
なお、本実施形態においては、図1の(b)に示すように、目地空間部6の幅は、舗装用ブロック4を一定の間隔をおいて配置することにより、略均一となっているが、これに限定されるものではない。例えば、天然石を無秩序に配置することで、目地空間部6の幅が不規則になってもよい。
<第3工程>
次に、舗装用ブロック上にグラウト材を排出する。
図1の(c)に示すように、グラウト材GはホッパーHを用いて適量排出される。排出量は、グラウト材Gが硬化する前に後記する拭き取り作業を行う必要があるため、施工範囲、作業員数を考慮して定めるのが好ましい。なお、グラウト材Gを排出する器具はホッパーHに限定されるものではなく、ジョウロ又はバケツ等であってもよい。
ここで、本実施形態におけるグラウト材Gは、セメント、細骨材及び水から構成されている。また、これらの配合は、セメント100質量部に対し、細骨材60〜330質量部及び所要量の水よりなる。このように、グラウト材Gは、アスファルト乳剤を混入しないため、グラウト材Gの流動性を高めることができる。
グラウト材Gに使用するセメントは、例えば、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント、耐硫酸塩セメント、ジェットセメント等が挙げられる。
グラウト材Gに使用する細骨材は、川砂、丘砂、山砂、スクリーンニングス、シリカサンド等である。その粒度は、通常、FM値(粗粒率)が1.0〜1.6の範囲が好ましい。FM値が1.0未満の場合は、グラウト材が増粘し、充填性が悪くなるのに対して、FM値が1.6を超えると材料の分離が起こり易くなる。また、細骨材のかわりに、フライアッシュまたはシリカパウダー等の鉱物質の粉末状材料を使用してもよい。
グラウト材Gに使用する水は、通常、淡水が用いられる。例えば、水道水、工業用水、地下水、河川水などである。
ここで、従来は一般的に、骨材層3に用いられる砕石として、粒径範囲が5〜13mmの6号砕石が用いられていた。一方、本実施形態で使用する7号砕石は、粒径範囲が2.5〜5.0mmであるため、砕石同士の隙間が非常に狭小であり、の流動性能では均一に充填することができない可能性があった。
しかし、本実施形態に係るグラウト材Gは、アスファルト乳剤を混入しないため、流動性能が高い。従って、本実施形態に係るグラウト材Gは、7号砕石を使用してもグラウト材Gを均一に充填することができる。
また、7号砕石は、6号砕石よりも粒径が小さいため、骨材層3の層厚を小さくすることができ、材料コストを削減することができる。
<第4工程>
次に、舗装用ブロック上に溜まったグラウト材を、流し込み具を用いて前記目地空間部に流し込む。
図1の(d)に示すように、舗装用ブロック4上に溜まったグラウト材Gを、流し込み具(本実施形態においてはレーキR)を用いて目地空間部6に流入させる。グラウト材Gは、骨材層3の空隙にも流入し、舗装用ブロック4の天端まで、均一に充填させる。
ここで、グラウト材の配合設計において、セメント100質量部に対し、アスファルト乳剤を50〜230質量部含んだグラウト材を、従来のグラウト材G’とする。
グラウト材Gは、流動性の高いものを使用するため、目地空間部6の幅が狭小であっても、容易に目時空間部6にグラウト材Gが目地空間部6に流入する。従って、目地空間部6の幅の大小に関わらず、効率よく充填作業を行うことができる。また、グラウト材Gは、従来のグラウト材G’に比べ、粘性が低いことから、容易に拭き取ることができるので、舗装用ブロック4の上面に付着するグラウト材Gの汚れを気にすることなく、充填作業を行うことができる。
また、充填作業にレーキRを用いてグラウト材Gを目地空間部6に充填させるため、容易、かつ、迅速に作業を進めることができる。また、レーキRの先端のかき集め部rをゴムとすることで、グラウト材Gを効率よく目地空間部6に充填することできる。
なお、流し込み具は、本実施形態においてはレーキRを用いたが、これに限定されるも
のではない。舗装用ブロック4上に溜まったグラウト材Gを目地空間部6に流し込むこと
ができる道具であればよい。
<第5工程>
最後に、前記舗装用ブロック上に残ったグラウト材(以下、余剰グラウトJともいう)を拭き取り、ブロック上を綺麗に仕上げる(図1の(f)参照)。
図1の(e)に示すように、本実施形態においては、スポンジSを用いて拭き取り作業を行う。グラウト材Gは、従来のグラウト材G’に比べ粘性が低いため、余剰グラウトJを容易に拭き取ることができる。なお、拭き取り作業は、グラウト材Gが硬化する前に行う必要がある。
また、余剰グラウトJを拭き取る器具は、特に限定されるものではなく、モップ又は雑巾等を用いてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る方法によれば、舗装用ブロック4、4、・・・間に形成された目地空間部6から流入するグラウト材Gが骨材層3及び目地空間部6に充填され、硬化することにより、舗装用ブロック4が一体的に固着し、ブロック舗装が形成される。また、流動性の高いグラウト材Gを使用するため、目地空間部6の幅が狭小であっても、グラウト材Gが目地空間部6に流入する。従って、目地空間部6の幅の大小に左右されずに効率よく、かつ、迅速に充填作業を行うことができる。また、グラウト材Gは、従来のグラウト材G’に比べ、粘性が低いことから、容易に拭き取ることができるので、舗装用ブロック4の汚れを気にすることなく、充填作業を行うことができる。
また、前記したように、舗装用ブロック4の底面の溝10にグラウト材Gが充填され、この充填されたグラウト材Gが硬化することにより形成される凸部と舗装用ブロック4の底面の溝10が係合する(図2参照)。このように、凸部と溝10との係合により、舗装用ブロック4は、骨材層3に対して水平方向に動きにくくなる。即ち、凸部は舗装用ブロック4の水平方向の移動を規制するストッパーとして作用するため、振動又は衝撃による舗装用ブロック4の水平方向への移動を防止することができる。
以上、本発明を実施するための最良の実施形態において図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更が可能である。
例えば、グラウト材Gにアスファルト乳剤を混入してもよい。
グラウト材Gにアスファルト乳剤を混入する場合、アスファルト乳剤の混入量は、セメント100質量部に対し、50質量部未満であることが好ましい。本実施形態においては、アスファルト乳剤の割合を低くすることで、グラウト材Gの流動性を向上させるためである。
なお、グラウト材Gに使用するアスファルト乳剤は、ポリマー入りのものでも、ポリマー入りでないものでもよいが、ポリマー入りアスファルト乳剤を混入することが好ましい。
ポリマー入りアスファルト乳剤とは、アスファルト乳剤と樹脂エマルジョンとを重量比で99〜75:1〜25、好ましくは、95〜75:5〜25の割合で混合して得られるノニオン系アスファルト乳剤である。ポリマー入りアスファルト乳剤に用いられるアスファルト乳剤は、ノニオン系アスファルト乳剤であって、アスファルトをノニオン系乳化剤、分散剤、安定剤等を使用して水中に乳化分散させて造られたものである。
また、現場の状況に応じて、添加剤、急硬性混和材、凝結調整剤、膨張性混和材及びアルミ粉末を混入してもよい。これらの混入物は、単独で混入してもよく、併用して混入してもよい。混入量は、セメント100質量部に対して、添加剤0〜5質量部、急硬性混和材0〜100質量部、凝結調整剤0〜5質量部、膨張性混和材0〜40質量部、アルミ粉末0〜0.05質量部であることが好ましい。
添加剤は、流動化剤や空気連行剤がある。流動化剤はグラウト材Gの作業性を向上させるためのものであり、空気連行剤はグラウト材Gの耐凍害性改善に有効である。
急硬性混和材は、カルシウムアルミネートと無水石膏とを質量比で1:1.4〜2.9の割合で混合して得られる混合物である。急硬性混和材は、グラウト材Gの早期の強度発現を得ることができる
凝結調整剤は、ポリカルボン酸等で、例えば、ジェットセッターなどが挙げられ、グラウト材Gの可使時間の調整に有効である。
膨張性混和材は、石灰系とCSA系とがある。膨張性混和材は、骨材層3や目地空間部6の空隙に流入・充填したグラウト材Gの容積収縮によるひび割れ防止や、グラウト材Gの材料分離を防止し、分散性と水密性をもたらすのにも有効である。
アルミ粉末は、グラウト材Gの膨張率の調整に有効である。
また、例えば、図3に示すように、骨材層3の上面に溝11を設けることで、グラウト材Gが速やかに溝11及び舗装用ブロック4直下の骨材層3に流入することから、グラウト材Gの充填速度を高めることができる。ここで、溝11の構築方法は、特に限定するものではなく、例えば、骨材層3を構築した後、骨材層3の上面を削ることにより形成することができる。
また、この方法によれば、現場で骨材層3の上面に溝11を形成することができるため、溝11の必要性に応じて適宜対応することができる。
また、例えば、図4に示すように、骨材層3に有孔中空管12を埋設することにより、グラウト材Gが有孔中空間12及び孔Nを通って骨材層3に流入するため、グラウト材Gの充填速度を高めることができる。有孔中空管12は、骨材層3の構築と共に、埋設される。有孔中空管12は、鋼等の金属製や、塩化ビニル等の樹脂製であってもよい。
なお、有孔中空管12は上記したものに限定されない。例えば、コイルスプリング状管又は中空網状管等(いずれも図示せず)、管の壁面に貫通孔又は間隙を有するものであればよい。
また、舗装用ブロック4の底面の溝10、骨材層3の上面の溝11又は有孔中空管12は、単数で設けてもよいし、複数で設けてもよい。また、これらの溝又は有孔中空管を組み合わせて用いてもよい。
また、例えば、本発明に係るブロック舗装を施工する際に、既存の基盤1の厚さ、強度あるいは材質等、現場の状況によって基盤1の性質は多種多様であり、必ずしもブロック舗装に適するものではない。
このような場合、図5の(a)に示すように、本発明に係る第一工程を行う前に、例えば、砕石からなる既存の基盤1の上に、例えば、連続空隙を有するポーラスコンクリートを層厚が約4cmとなるように敷き均し、上層基盤20を形成する。その後、本発明に係る第1工程乃至第5工程を行う(図5の(b)参照)。
ポーラスコンクリートは粒径の大きい骨材を使用するため、連続空隙率の高い上層基盤20が形成される。これにより、図5の(b)に示すように、第3工程により排出されたグラウト材Gは、目地空間部6、骨材層3の空隙を通り、上層基盤20の空隙にも充填される(図5の(b)の太線の矢印は、グラウト材Gの動きを示す)。そして、グラウト材Gが硬化されることで強固な充填基盤層20’が形成される(図5の(c)参照)。さらに、舗装用ブロック4、骨材3a及び上層基盤20は、グラウト材Gによって一体的に硬化するため、強固、かつ、耐久力の高いブロック舗装を構築することができる。また、これにより、大型車両通行等を想定した場合であっても、既存の基盤1の性質を考慮した上で、柔軟に対応することができる。
なお、上層基盤20の材質は、ポーラスコンクリートに限定するものではない。例えば、アスファルト混合物(図示せず)等を用いて連続空隙を有する上層基盤20を形成してもよい。
また、本実施形態のように、流動性の高いグラウト材Gを使用することにより、上層基盤20の空隙にも容易にグラウト材Gを充填することができる。
本実施形態に係るブロック舗装の施工方法を示した図であって、(a)は、瀝青乳剤層構築工程及び第1工程を示した側面図である。(b)は、第2工程を示した平面図である。(c)は、第3工程を示した平面図である。(d)は、第4工程を示した平面図である。(e)は、第5工程を示した平面図である。(f)は、完成状態を示した平面図である。 本実施形態における舗装用ブロックの底面に溝を形成した場合の斜視図である。 骨材層の上面に溝を設けた場合の斜視図である。 骨材層に有孔中空管を埋設した場合の斜視図である。 基盤上に上層基盤を形成する場合を示した側面図であって、(a)は、第1工程を行う前の工程を示した図であり、(b)は、第3工程及び第4工程を示した図であり、(c)は、グラウト材が硬化した後の図である。
符号の説明
1 基盤
2 瀝青乳剤層
2a 瀝青乳剤
3 骨材層
3a 骨材
4 舗装用ブロック
6 目地空間部
10 溝
11 骨材層上部の溝
12 有孔中空管
20 上層基盤
20’ 充填基盤層
G グラウト材
H ホッパー
J 余剰グラウト
N 孔
R レーキ
S スポンジ
W 外枠

Claims (7)

  1. ブロック舗装の施工方法であって、
    基盤上に骨材を敷き均して骨材層を形成する第1工程と、
    前記骨材層の上に複数の舗装用ブロックを、目地空間部を設けて配置する第2工程と、
    前記舗装用ブロック上にグラウト材を排出する第3工程と、
    前記舗装用ブロック上に溜まったグラウト材を、流し込み具を用いて前記目地空間部に流し込む第4工程と、
    前記舗装用ブロック上に残ったグラウト材を拭き取る第5工程と、
    を含むことを特徴とするブロック舗装の施工方法。
  2. 前記グラウト材は、少なくとも、セメント、細骨材、水を含み、
    前記グラウト材の配合は、セメント100質量部に対し、細骨材60〜330質量部、であることを特徴とする請求項1に記載のブロック舗装の施工方法。
  3. 前記舗装用ブロックの底面に溝を有することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載のブロック舗装の施工方法。
  4. 前記第1工程において、前記骨材層の上面に溝を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のブロック舗装の施工方法。
  5. 前記第1工程において、前記骨材層に有孔中空管を埋設することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のブロック舗装の施工方法。
  6. 前記第1工程を行う前に、前記基盤上に、空隙を有する上層基盤を形成し、前記第3工程により排出されたグラウト材が、この上層基盤の空隙に充填されることにより充填基盤層が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のブロック舗装の施工方法。
  7. 前記第1工程を行う前に、前記基盤上に、瀝青乳剤を散布して瀝青乳剤層を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のブロック舗装の施工方法。
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