JP2007137530A - 用紙搬送装置 - Google Patents

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JP2007137530A
JP2007137530A JP2005329539A JP2005329539A JP2007137530A JP 2007137530 A JP2007137530 A JP 2007137530A JP 2005329539 A JP2005329539 A JP 2005329539A JP 2005329539 A JP2005329539 A JP 2005329539A JP 2007137530 A JP2007137530 A JP 2007137530A
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JP2005329539A
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Kazuyoshi Saeki
和義 佐伯
Yasuhiro Muramatsu
康裕 村松
Takakuni Imai
貴訓 今井
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Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Suzuka Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 突出部を有する搬送ロールは、突出部の弾性力を低下させて弾性変形をしにくくすると、突出部により、用紙にキズが発生するという問題が生じる。さらに、薄紙は、駆動ロールの本体部分に当接して搬送されるが、厚紙は、突出部の先端に当接して搬送されるため、薄紙と厚紙では用紙の搬送速度が異なるという問題が生じる。
【解決手段】 弾性体からなる駆動ロールと、駆動ロールと協働してシートを挟んで搬送する従動ロールとを有する用紙搬送装置において、駆動ロールの一端または両端に、複数の切り欠きを介して複数の突出部を設け、突出部は、薄紙を搬送する場合に変形せず、厚紙を搬送する場合に該厚紙に押圧されて突出量が減少するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザープリンタやデジタル複写機等の画像形成装置に用いられる用紙搬送装置に関するものである。
従来、画像形成装置に用いられる用紙搬送装置としては、図6に示されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この用紙搬送装置は、一方のシャフト103に一個以上の送り出しローラ101が固定され、シャフト103に平行に設けられた他方のシャフト104に一個以上のアイドラローラ102が固定されている。そして、送り出しローラ101は、弾性体からなる複数の突起を持ち、複数の突起間は切り欠き106があり、それぞれの突起は、独立している突起部105を持っている。
つまり、送り出しローラ101の端面の片側または両側の突起部105が、弾性体からなる複数の突起を持ち、複数の突起間には切り欠き106があり、それぞれの突起が独立しているので、搬送する用紙にアイドラローラ2や突起部105等の跡が付かず、用紙の折れ曲がりがなく、ローラ間の押し付け力を小さくしても充分な用紙搬送力及び用紙蹴り出し力を得ることができるというものである。
実開平6−76240号公報
しかし、前記した用紙搬送装置は、薄紙を搬送する場合においても突起部105が完全に弾性変形し、送り出しローラ101の本体部107からの突起部の先端部の突出量がなくなるので、用紙搬送装置を通過した用紙は、腰がなく、カール状になるという問題がある。
この問題を解決するために、突起部105の弾性力を低下させ、弾性変形しにくくすると、突起部105により、用紙にキズが発生するという問題が生じる。さらに、薄紙は、送り出しローラ101の本体部107に当接して搬送されるが、厚紙は、送り出しローラ101の突起部105の先端に当接して搬送されることになるため、薄紙と厚紙では用紙の搬送速度が異なるという問題が生じる。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、用紙の種類に関係なく一定速度で用紙を搬送し、かつ、薄紙を搬送する場合は、用紙にコルゲ-ションを付けて、遠くまで安定して搬送できるようにした用紙搬送装置を提供することを目的とするものである。
本発明にかかる用紙搬送装置は、動力源から供給された動力により回転駆動する駆動シャフトに設けられた弾性体からなる駆動ロールと、この駆動ロールと協働してシートを挟んで搬送する従動ロールとを有する用紙搬送装置において、駆動ロールの一端または両端に、複数の切り欠きを介して複数の突出部が設けられ、この突出部は、薄紙を搬送する場合に変形せず、厚紙を搬送する場合に厚紙に押圧されて突出量が減少するので、薄紙を搬送する場合は、用紙にコルゲーションを付けて遠くまで搬送でき、かつ、厚紙を搬送する場合は、突出部により用紙にキズが付かず、用紙の種類に関係なく一定速度で搬送できるものである。
ここで、従動ロールの長さは、駆動ロールの長さよりも短く、かつ、従動ロールの両端は、駆動ロールの突出部に当接しないのが望ましい。
また、突出部は、薄紙から厚紙に至る用紙の硬度に比例して、突出部の突出量が減少するように設定するのが望ましい。
さらに、突出部の先端には、用紙にキズを付けないように、面取りが施されているのが望ましい。
本発明により、厚紙から薄紙まで用紙の種類に関係なく一定速度で用紙を搬送することができる。また、薄紙を搬送する場合は、用紙にコルゲ-ションを付けて、遠くまで安定して搬送することができる。
以下に実施例を用いて、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る第1実施例を図1〜3を用いて説明する。
図1は、本発明にかかる用紙搬送装置の斜視図、図2は、厚紙を搬送中の状態を示す正面図、図3は、薄紙を搬送中の状態を示す正面図である。
図1に示すように、図示しないモータ等の動力源にギア等の機構部品を介して接続された駆動シャフト3に、複数の駆動ロール1が固定されている。この駆動ロール1は、EPDM等のゴムを主成分とする弾性体からなり、本体部7と、本体部7の一端に複数の切り欠き6を介して設けられた複数の突出部5とが、一体的に形成されている。言いかえると、突出部5は、筒状の本体部7の一端を所定の間隔で切り欠いて、切り欠き6と切り欠き6の間を外側に反らせることにより、形成されている。
そして、駆動軸3と平行して設けられた従動シャフト4に、複数の従動ロール2が固定され、この従動シャフト4は、図示しないバネ等の弾性部材により、駆動シャフト3の方に常に付勢されている。このため、従動ロール2は、駆動ロール1の本体部7に常に押し付けられている。
この用紙搬送装置は、厚紙と薄紙をランダムに供給しても、一定速度で安定して搬送できるという特徴を有する。
すなわち、図2に示すように、厚紙8を搬送する場合、突出部5は、厚紙8に接触すると、完全に弾性変形し、突出部5の先端の本体部7からの突出量が0.3mm以下となる。このため、厚紙8は、コルゲーションを付けることなく、真っ直ぐな状態で搬送することができる。ここで、厚紙とは、厚みが略260gsmの用紙と定義する。
また、図3に示すように、薄紙9を搬送する場合、突出部5は、薄紙9に接触しても弾性変形しないので、突出部5の先端の本体部7からの突出量に変化はない。このため、腰のない薄紙9に対して、コルゲーション10が付けられるので、カール等の影響をなくすことができる。ここで、薄紙とは、厚みが63gsm以下の用紙と定義する。
これら厚紙8と薄紙9の中間の厚さの用紙が多数存在するが、駆動ロール1を構成する弾性体の材料を適切に選択することにより、用紙の硬度(厚さ)に比例して、突出部5の突出量を変化させることができる。
本実施例では、駆動ロール1の材料として、EPDMを用いた。
前記したように、突出部5は、用紙の厚みに応じて変形するので、用紙は、常に従動ロール2によって、駆動ロール1の本体部7に押し付けられる。このため、駆動ロール1と従動ロール2の協働した動作により、カールや用紙の種類に関係なく、一定の速度で用紙を搬送できるという効果を奏する。
本発明に係る第2実施例を、図4を用いて説明する。
尚、実施例1と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略し、実施例1との主な相違点についてのみ詳細に説明する。
図4は、本発明にかかる用紙搬送装置の斜視図である。
実施例1との相違点は、駆動ロール1に設けた突出部5を一端のみならず、両端に設けた点のみである。
突出部5を、駆動ロール1の両端に設けたので、薄紙を搬送する場合、コルゲーションを用紙に複数付けることができ、より安定した用紙搬送を実現することができる。
本発明に係る第3実施例を、図5を用いて説明する。
尚、実施例1と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略し、実施例1との主な相違点についてのみ詳細に説明する。
図5は、本発明にかかる用紙搬送装置の駆動ロールの側面図である。
実施例1との相違点は、駆動ロール1における突出部5に面取り11を設けた点のみである。
突出部5の回転方向の角部に面取り11を設けることにより、角部が用紙に当たることにより発生する転がり抵抗ムラをなくすことができる。
前記した実施例は、説明のために例示したものであって、本発明としてはそれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
例えば、前記した実施例は、駆動ロールを構成する材料として、EPDMのものを示したが、その他のゴム、例えば、HDPE、FPA、PVC、TPOであってもよい。
本発明は、画像形成装置等において使用される用紙搬送装置に適用される。
本発明にかかる用紙搬送装置の斜視図である(実施例1) 厚紙を搬送中の状態を示す正面図である(実施例1) 薄紙を搬送中の状態を示す正面図である(実施例1) 本発明にかかる用紙搬送装置の斜視図である(実施例2) 本発明にかかる用紙搬送装置の駆動ロールの側面図である(実施例3) 従来の用紙搬送装置を示す図である
符号の説明
1 駆動ロール
2 従動ロール
3 駆動シャフト
5 突出部
6 切り欠き

Claims (4)

  1. 動力源から供給された動力により回転駆動する駆動シャフトに設けられた弾性体からなる駆動ロールと、
    該駆動ロールと協働してシートを挟んで搬送する従動ロールとを有する用紙搬送装置において、
    前記駆動ロールの一端または両端に、複数の切り欠きを介して複数の突出部が設けられ、
    該突出部は、薄紙を搬送する場合に変形せず、厚紙を搬送する場合に該厚紙に押圧されて突出量が減少することを特徴とする用紙搬送装置
  2. 前記従動ロールの長さは、前記駆動ロールの長さよりも短く、
    かつ、前記従動ロールの両端は、前記駆動ロールの突出部に当接しないことを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置
  3. 前記薄紙から前記厚紙に至る用紙の硬度に比例して、前記突出部の突出量が減少することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置
  4. 前記突出部の先端には、面取りが施されていることを特徴とする請求項1〜3に記載の用紙搬送装置
JP2005329539A 2005-11-15 2005-11-15 用紙搬送装置 Pending JP2007137530A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064825A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Toshiba Tec Corp 印刷装置

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Effective date: 20071201