JP2007136848A - 画像形成装置、及び記録媒体検出制御方法 - Google Patents

画像形成装置、及び記録媒体検出制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体の用紙に異常がある場合であっても、人手による操作を要することなく、用紙の端部検出を行い給紙を行う。
【解決手段】画像形成装置は、記録媒体に画像を印字する印字手段と、記録媒体を所定の搬送方向に搬送させる記録媒体搬送手段27と、記録媒体の端部を検出する端部検出手段を持つ画像形成装置1であって、記録媒体を検出するセンサ21、検出位置を異ならせた後に再度記録媒体の検出を行うリトライ手段7を備えた構成とする。センサの検出信号の強度レベルが、センサが用紙上にないこと示すレベルである場合には、用紙を所定量搬送させる等によって検出位置を異ならせて再度検出を行ってセンサの検出信号の強度レベルを確認するリトライ動作を行うことで、用紙の吸湿や折れ曲がり等によって凹凸が発生した用紙についてもユーザーの手を煩わすことなく給紙を行うことを可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に記録媒体をロードする際の記録媒体の検出制御に関する。
コンピュータなどの出力装置の一つとして、記録媒体にインクを吐出して画像や文字(以下、画像とする)を形成するインクジェット画像形成装置が知られている。このインクジェット画像形成装置は、インクを吐出する複数のノズルを有し、主走査方向に往復移動する印字ヘッドと、副走査方向に記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段とを備え、記録媒体の副走査方向への搬送と、印字ヘッドによるインク吐出とを所定順に繰り返すことで記録媒体上に文字や画像を印字する。
このようなインクジェット画像形成装置では、記録媒体として、所定の大きさに切断されたカット紙や、ロール状に巻かれたロール紙が用いられる。記録媒体としてロール紙を用いる場合、ロール紙をロール紙ホルダにセットし、当該ロール紙ホルダをインクジェット画像形成装置本体のロール紙ホルダ受けにセットする方法が用いられている。ロール紙は、記録媒体搬送手段により所定の搬送経路を通ってプラテン上に搬送される。プラテン上に搬送されたロール紙は、先端位置を揃えるために、一旦所定の長さの位置で切断される。
また、記録媒体に画像を形成する際は、光学式センサ等で記録紙サイズを検出した後、記録媒体搬送装置で搬送中の記録媒体を一時的に停止させ、キャリッジを上記主走査方向に移動させながら、検出した記録紙サイズに基づいて規定された画像情報を有した画像信号に基づいてノズルからインクを吐出させ、記録媒体上において、ノズル群のインク吐出口に向き合う画像形成領域(バンド領域)に1バンド分の画像を形成する。
次いで、記録媒体を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、再び、キャリッジを主走査方向に往復運動させながら、画像信号に基づいてノズル群からインクを吐出させ、記録媒体上において画像形成領域に位置する新たなバンド領域に1バンド分の画像を形成する。この動作を繰り返すことにより、記録媒体上に1ページ分の画像を形成する。1ページ分の画像を形成した後、必要に応じて記録媒体の用紙の後端をカットする。
上記インクジェット記録装置にて印字を行う前段階としてロール紙やカット紙等の記録媒体をインクジェット記録装置にセットした後、記録媒体を印字位置に移動させる給紙動作(ロード)を行う。この給紙動作を行う際には、画像情報の再構成等に用いる記録媒体のサイズ(用紙サイズ)を検出するために記録媒体の用紙の端部を検出する。この記録媒体の用紙の端部検出には、例えば、キャリッジに取り付けられた光学センサが用いられる。
この光学センサとしては、キャリッジから用紙側に向かって下向きに搭載された反射型センサを用いることができる。この反射型センサは紙幅センサとよばれる場合もある。反射型センサは、光源と光検出器との組み合わせによって構成され、光源からの放射された光を対象物で反射させ、その反射光を光検出器で検出することによって、対象物の有無を検出する光学式センサである。
キャリッジの下方位置に用紙がセットされている場合には、反射型センサの光源から放射された光は用紙上で反射され、光検出器によって検出される。また、キャリッジの下方位置に用紙がセットされていない場合には、反射型センサの光検出器は、プラテンで反射された反射光を検出する。光検出器において、用紙上で反射された反射光とプラテンで反射された反射光との検出信号の強度レベルは異なっているため、この検出信号の強度レベルを調べることによって、記録媒体の用紙がセットされているか否かを判定することができる。
記録媒体の用紙を給紙する際、用紙の先端部は常にフラットとは限らず、用紙が吸湿したり、折れ曲がるといったことにより凹凸が生じ、波を打った状態となる場合がある。このような用紙状態の場合には、用紙はプラテンに吸着せず、プラテンから浮いた状態となる。このような用紙状態において用紙の端部検出を行うと、反射型センサの検出信号の強度レベルに誤差が生じ、用紙がセットされているのも係わらず用紙が未セットの状態として検出することがある。このような場合には、用紙端部の誤検知等が発生し、正常な用紙サイズ検出が行われないことになる。
従来、上記したような異常状態による誤検知を防止する為、反射型センサを用紙上で移動させ、この時の検出信号の強度レベルが用紙検出の強度レベルに満たない場合、セットされた用紙が異常状態であると判断して、ユーザーにエラーを通知した上で以後の給紙動作を中断している。異常状態を通知されたユーザーは、手動によって用紙を切断して異常部分を除去し、その後、用紙端部の検出を行い、給紙動作を行っている。
そのため、従来の画像形成装置では、異常状態を解消するためにはユーザーが手動で用紙カット動作等を行わなければならず、正常状態に復帰するまでのユーザーの操作が煩雑であるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題を解決するために成されたものであり、記録媒体の用紙に異常がある場合であっても、人手による操作を要することなく、用紙の端部検出を行い、給紙を行うことを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、センサの検出信号の強度レベルが、センサが用紙上にないこと示すレベルである場合には、用紙を所定量搬送させる等によって検出位置を異ならせて再度検出を行ってセンサの検出信号の強度レベルを確認するリトライ動作を行う。このリトライ動作を検出信号の強度レベルが、センサが用紙上にあること示すレベルとなるまで行う。検出信号の強度レベルが所定値となる前の用紙部分は、紙浮き等により用紙端部検出ができない部分であると判断する。
この検出制御を行うことにより、用紙の吸湿や折れ曲がり等によって凹凸が発生した用紙についてもユーザーの手を煩わすことなく用紙の端部を検出することができる。
また、本発明によって用紙端部検出ができないと判断された部分については、その部分を切断した後継続して通常の給紙(ロード)動作を行うようにしてもよい。これにより、用紙の吸湿や折れ曲がり等によって凹凸が発生した用紙についてもユーザーの手を煩わすことなく給紙を行うことが可能となる。
本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を印字する印字手段と、記録媒体を所定の搬送方向に搬送させる記録媒体搬送手段と、当該記録媒体の端部を検出する端部検出手段を持つ画像形成装置であって、記録媒体を検出するセンサと、検出位置を異ならせた後に再度記録媒体の検出を行うリトライ手段を備えた構成とする。なお、本発明において、印字手段が印字する画像は文字を含むものであってもよい。
リトライ手段は、センサの検出信号に基づく判定によって、記録媒体が検出されない場合には異なる検出位置で再検出させ、記録媒体が検出された場合には、端部検出手段に記録媒体の端部を検出させる。
リトライ手段による判定は、センサの検出信号の信号強度と所定値との比較により行うことができ、検出信号の信号強度が所定値以下の場合に記録媒体の用紙は未検出であると判定し、検出信号の信号強度が所定値を越える場合には記録媒体の用紙を検出したと判定する。
この判定結果により、用紙を未検出とする判定のときは、検出位置と異なる検出位置においてセンサの検出信号を求めることによって記録媒体を再検出させる。一方、用紙を検出したとする判定のときは、センサの検出信号を用いて端部検出手段により記録媒体の端部を検出させる。
また、リトライ手段は、センサの検出位置を異ならせる動作として、記録媒体搬送手段に記録媒体を所定量搬送させる動作、及び/又は、センサを所定方向に所定量移動させる動作とすることができる。
また、センサを移動させる場合には、記録媒体の搬送方向、搬送方向に対して所定角度を有する方向とすることができる。この所定角度は、直角の角度の他に任意の角度としてもよい。
リトライ手段において検出判定に用いるしきい値と、端部検出手段において記録媒体の端部検出に用いるしきい値とは任意に設定することができる。両しきい値を同一値に設定する場合には、しきい値による比較処理を共通化することができる他、しきい値の設定操作を簡易化することができる。また、両しきい値を異なる値に設定する場合には、リトライ時における検出判定の判定条件、及び端部検出における判定条件の各判定条件に適したしきい値を設定することができる。
端部検出手段によって端部を検出した後、記録媒体を所定位置に配置する給紙動作を行わせる。
さらに、本発明の画像形成装置は、記録媒体を切断する記録媒体切断手段を備える構成とすることができる。記録媒体切断手段は、リトライ手段によるリトライによって記録媒体を検出した後、少なくとも記録媒体の検出位置より搬送方向前方を切り離す。これによって、折れ曲がるといった異常状態の用紙部分を除去することができる。
また、本発明の画像形成装置の記録媒体検出制御方法は、記録媒体に画像を印字する印字手段と、記録媒体を所定の搬送方向に搬送させる記録媒体搬送手段と、当該記録媒体の端部を検出する端部検出手段を持つ画像形成装置において、記録媒体の端部検出を制御する制御方法であり、センサにより記録媒体を検出する第1の検出工程と、検出位置を異ならせる移動工程と、移動後にセンサにより記録媒体を検出する第2の検出工程と、記録媒体の端部を検出する端部検出工程とを備える。
ここで、移動工程と第2の検出工程とを組としてリトライ工程を構成し、第2の検出工程による検出判定に基づいて、記録媒体が検出されない場合には移動工程により検出位置を異ならせて第2の検出工程により再検出させ、記録媒体が検出された場合には前記端部検出工程により記録媒体の端部を検出させる。
リトライ工程は、センサの検出信号の信号強度が所定値以下の場合に記録媒体は未検出であると判定し、検出位置と異なる検出位置においてセンサの検出信号を求めることによって記録媒体を再検出させる。また、センサの検出信号の信号強度が所定値を越える場合に記録媒体を検出したと判定し、センサの検出信号を用いて前記端部検出工程により記録媒体の端部を検出させる。
リトライ工程は、記録媒体搬送手段に記録媒体を所定量搬送させる動作やセンサを所定方向に所定量移動させる動作、あるいはこれらの組み合わせによって、センサの検出位置を異ならせる。
また、センサを記録媒体の搬送方向、搬送方向に対して所定角度を有する方向を所定方向、あるいはこれらを組み合わせた方向に移動させることができる。
リトライ工程において検出判定に用いるしきい値と、端部検出工程において記録媒体の端部検出に用いるしきい値とを同一とする他、異ならせることができる。
端部検出工程による端部検出の後、記録媒体を所定位置に配置する給紙動作工程を行わせる。
また、記録媒体を切断する記録媒体切断工程を備えることができる。記録媒体切断工程は、リトライ工程によるリトライによって記録媒体を検出した後、少なくとも記録媒体の検出位置より搬送方向前方を切り離す。
以上述べたように、本発明によれば、記録媒体の用紙に異常がある場合であっても、人手による操作を要することなく、用紙の端部検出を行い、給紙を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図を用いて説明する。
図1は本発明の画像形成装置の概略構成を説明するためのブロック図である。なお、図1では、印字ヘッドを主走査方向に走査させると共に、記録媒体を副走査方向に移動させることによって記録媒体上に文字や画像を印字する構成例について示している。また、画像形成装置のその他の構成については省略している。
図1において、画像形成装置1は、図示しない駆動機構により主走査方向に移動可能なキャリッジ15に搭載された印字ヘッド17によって記録媒体である用紙19上に画像を形成する。
ここで記録媒体としてロール状に巻かれたロール紙を用いる構成では、ロール紙はロール紙保持手段(図示してない)に保持され、搬送装置27によって副走査方向に搬送される。搬送装置27は、ロール紙19を挟んで搬送を行うピンチローラ22及び搬送ローラ23及び駆動手段26によってロール紙19を主走査方向に搬送する。
印字ヘッド17、キャリッジ15、駆動手段16等の駆動は、それぞれ搬送装置制御手段4,キャリッジ制御手段5,印字ヘッド制御手段6によって制御され、これら各制御手段はプリンタ制御部10により制御される。プリンタ制御部10にはホストコンピュータ30が接続され、プリンタ制御部10に対して印字するための記録データや付随するコマンドが送られる。
また、キャリッジ15には、用紙の端部を検出するためのセンサユニット21が設けられる、センサユニット21が備えるセンサとしては、光源と、光源から発した光を対象物に当て、対象物で反射した反射光を検出する検出器とを備え反射型センサを用いることができる。センサユニット21が備えるセンサの出力はセンサ検出手段2によって検出されて検出信号が出力される。
また、キャリッジ15は、用紙を切断するためのカットユニット24を備え、湿気や折れで変形した用紙部分を除去する。カットユニット24はカットユニット制御手段3によって駆動制御される。
本発明の画像形成装置1はリトライ手段7を備える。リトライ手段7は、センサ検出手段2の検出信号を入力し、検出信号の信号強度を所定のしきい値と比較することによって検出信号を判定し、判定結果に基づいて用紙端部検出手段8に用紙の端部検出を行わせる他、搬送装置制御手段4やキャリッジ制御手段5を制御して検出位置を変更し、異なる検出位置においてセンサユニット21に再度の用紙検出を行わせる。
また、カットユニット制御手段3を制御してカットユニット24に用紙の不要部分を切断させる。
用紙端部検出手段8は、センサで検出された検出信号に基づいて用紙の端部を検出する。用紙サイズ判定手段9は、用紙端部検出手段8の端部検出に基づいて、セットされた用紙のサイズを判定する。判定された用紙サイズの情報はプリンタ制御部10に送られ、印字を行うための画像情報の再構成に用いられる。
なお、上記したセンサ検出手段2,リトライ手段7,用紙端部検出手段8,用紙サイズ判定手段9は、プリンタ制御部10内においてCPUによって行うソフトウエア処理で行うことができる。
本発明の画像形成装置1のリトライ手段7は、正常状態にある用紙の位置が検出されるまで用紙搬送と用紙検出を繰り返すことによって、用紙の端部検出を誤検出することなく行うことができる。
図2は、画像形成装置1が備えるプリンタ制御部10の構成例を説明するためのブロック図である。
図2において、システムバス10hには、装置全体の動作を制御する他に、入力された印字データの解析も行うための処理手段であるCPU10a、フレームメモリおよび印字データを解析した中間コード用メモリの他、CPU10aの作業領域およびデータの一時記憶領域として利用されるRAM10b、インクジェット画像形成装置等の画像形成装置を駆動するためのプログラムや印字モード等のデータが書き込まれているフラッシュROM(Flash ROM)10cが接続される。プログラムはCPU10aによって実行される。
また、システムバス10hには、外部のコンピュータ端末装置等のホストコンピュータ30等との間で印字データの転送を行うためのインタフェース部(I/F)10d、マシンインタフェース等の表示を行うLCD等の表示手段10e、インクジェット画像形成装置等の画像形成装置の各種設定を選択するための操作キー等を含むキー操作手段10f、画像形成装置の画像形成制御手段10gが接続される。画像形成制御手段10gは、印字ヘッド制御手段6、キャリッジ制御手段5、及び搬送装置制御手段4を制御して、印字動作や停止動作を行う。
次に、本発明の画像形成装置による用紙検出動作、及び用紙給紙動作を図3のフローチャートを用いて説明する。この処理は、フラッシュROM10cに書き込まれているプログラムをCPU10aが読み出して実行することにより実現される。
以下、画像形成装置としてインクジェット画像形成装置を例とし、記録媒体の用紙としてロール紙を例として説明する。なお、以下の(S)で示す番号は、フローチャート中の番号を示している。
記録媒体としてロール紙を用いる場合、ロール紙をロール紙ホルダにセットし、当該ロール紙ホルダをインクジェット画像形成装置本体のロール紙ホルダ受けに取り付ける。取り付けられたロール紙は、記録媒体搬送手段により所定の搬送経路を通ってプラテン上に搬送される。プラテン上に搬送されたロール紙は、先端位置を揃えるために、一旦所定の長さの位置で切断されて用紙のセットが行われる(S1)。
用紙がセットされた後、センサで検出された検出信号の信号強度が正常であるか、あるいは用紙に吸湿や折れ曲がりによって生じた凹凸形状によって異常となっているかを判定する(S2)。このセンサの検出信号の判定結果により、異常と判定された場合には、検出位置を変えて再度検出を行うリトライ動作を行う(S3)。リトライを行って得られたセンサの検出信号についてS2の判定を再度行う。リトライによって正常と判定された後、用紙を給紙(ロード)する。この給紙動作では、用紙の端部を検出し、端部検出で得られた情報に基づいて用紙サイズを検出する(S4)。
用紙を給紙した後、通常の画像形成工程S5によって用紙上に画像を形成する。画像形成工程S5では、記録媒体搬送装置で搬送中の記録媒体を一時的に停止させ(S5a)、キャリッジを所定方向(副走査方向)に移動させながら(S5b)、検出した用紙サイズに基づいて規定された画像情報を有した画像信号に基づいてノズルからインクを吐出させ(S5c)、記録媒体上において、ノズル群のインク吐出口に向き合う画像形成領域(バンド領域)に1バンド分の画像を形成する(S5d)。
次いで、記録媒体を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ(S5e)、再び、キャリッジを所定方向(副走査方向)に往復運動させながら(S5b)、画像信号に基づいてノズル群からインクを吐出させ(S5c)、記録媒体上において画像形成領域に位置する新たなバンド領域に1バンド分の画像を形成する(S5d)。この動作を繰り返すことにより、記録媒体上に1ページ分の画像を形成する(S5f)。1ページ分の画像を形成した後、必要に応じて記録媒体の用紙の後端をカットする(S6)。
次ページについても画像形成を行う場合には、前記(S2)から(S6)の工程を繰り返す(S7)。
次に、本発明を適用するのに好適な画像形成装置の一実施例として、インクジェット記録装置の簡単な模式図を図4〜図6を用いて説明する。図4は用紙の搬送方向から見た図であり、図5は用紙の搬送方向に対して横方向から見た図であり、図6は上方から見た図である。
図4〜図6において、インクジェット記録装置は、キャリッジ5に複数のインク吐出口を有した印字ヘッド17を搭載している。キャリッジ15は図示しないガイドに沿って主走査方向に移動可能に支持されている。キャリッジ15の往復動作はプーリ12に懸架されたベルト13により行われ、プーリ12はモータ11により回転駆動される。キャリッジ15には、記録媒体である用紙19の端部を検出する反射型センサユニット18、及び用紙19を切断するカッターユニット24が搭載されている。
図5において、プラテン20には光学式センサユニット21、及びカッター溝25が設けられている。光学式センサユニット21、プラテン20上の用紙19の有無を検出する他、カット紙を給紙した際に用紙19の後端を検出する。
また、カッター溝25は、カッターユニット24によって用紙を切断する際に、カッターの刃が通過する部分となる。
図4,5において、キャリッジ15の走査方向に沿ってリニアスケール14が配置される。リニアスケール14には複数のスリットが走査方向に沿って配列されており、キャリッジ15に搭載されたリニアスケールセンサ16によって検知される。キャリッジ15の走査方向の位置は、このリニアスケールセンサ16の検出信号によって検出することができ、インク吐出の位置(タイミング)は、主として、リニアスケール14及びリニアスケールセンサ16からなるリニアエンコーダの出力に基づいて管理される。
例えば、キャリッジ15がリニアスケール14上の所定位置を通過した時点で、インクの吐出制御を開始し、キャリッジ15がリニアスケール14の特定のスリットを通過するタイミングで印字ヘッド17のインク吐出口から各色インクの吐出を行い、リニアスケール14上の所定位置を通過した時点で、インク吐出制御を終了する、といった制御を行う。
なお、上記インクの吐出開始及び吐出終了の位置は、反射型センサ18や光学式センサ21によって検出した用紙位置や設定余白量等により制限され、予め作成された画像データに基づいて設定される。
図7は反射型センサによる検出状態を説明するための図である。図7(a)は用紙が正常状態にある場合を示し、図7(b)は用紙が吸湿や折れ曲がり等によって凹凸状態にある場合を示している。
図7(a)に示すように用紙が正常状態にある場合には、用紙19はがプラテン20上に張り付いた状態にあるため、反射型センサ18の光源から出た光は用紙19の表面において所定角度で反射し、反射型センサ18の光検出器に入射する。ここで、光源と光検出器の設置角度は、反射型センサ18と用紙19とが予め設定された距離で、用紙19がプラテン20に対して平行である場合に得られる反射光が入射する角度に設定されている。光検出器は、用紙19が前記した設定角度の位置関係にあるときに最も高い強度の反射光を検出し、用紙19がプラテン20から浮いた状態となって距離や角度が前記設定からずれた場合には、受光する反射光の強度は低下することになる。
したがって、反射型センサ18の光検出器が検出する検出信号の信号強度が高い場合には、センサ用紙19が正常状態にあると判定することができる。
これに対して、図7(b)に示すように用紙が吸湿・折れ曲がり等により凹凸が発生して、プラテン20から浮き上がった状態では、反射型センサ18に光源からの光は用紙19に対して設定角度で入射しないため、反射光は設定角度と異なる方向に反射する。そのため、光検出器には散乱光は入射するものの、その光強度は小さく、反射光を受光した場合と比較して検出信号の信号強度は低くなり、例えば、用紙が存在しない状態でプラテン20上での反射を検出した場合と同じ程度のレベルとなる。
そのため、反射型センサ18の光検出器が検出する検出信号の信号強度が低い場合には、用紙が存在しない状態であるか、あるいは用紙は存在するが吸湿や折れ曲がり等によって凹凸状態にあるのかを判別することができず、用紙があるにもかかわらず用紙が存在しないと誤検知する場合が生じる。このような用紙の有無の誤検知は、用紙端部検出における誤検知の原因となる。
そこで、本発明では、搬送装置による用紙の移動、キャリッジによる反射型センサの移動、あるいはこれらの組み合わせによって、反射型センサが検出する検出位置をずらして用紙検出を行うことにより誤検知を防ぐ。
以下、本発明による用紙検出の動作例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
図9はロール紙を給紙(ロード)する際の用紙19のセット位置とキャリッジ15の位置を示している。
この用紙19に位置において、用紙19の有無を確認するために、キャリッジ15を用紙上(用紙が存在すべき位置)に移動し(S11)、反射型センサ18により反射光を検出する(S12)。
反射型センサ18で検出した検出信号の信号強度を所定値と比較し、用紙の有無を判定する。比較に用いる所定値は、用紙による反射光と用紙以外による反射光あるいは散乱光とを区別するに適したしきい値である。用紙以外による反射光あるいは散乱光に相当する検出信号の強度として、プラテンによる反射光による検出信号の強度を用いることができる。通常、プラテンで反射されて検出される検出信号の強度は、用紙の反射光を検出して得られる検出信号の強度よりも小さい。そこで、プラテンによる反射光の検出信号の強度をしきい値として比較を行い、検出信号の信号強度がしきい値よりも大きい場合には用紙は正常状態にあると判定し、他方、検出信号の信号強度がしきい値よりも小さい場合には、用紙は正常状態になく、凹凸がある異常状態あるいは用紙がキャリッジ及び反射型センサの下方位置に存在しないと判定する。
なお、検出信号の信号強度がしきい値と等しい場合に何れに判定するかは、しきい値の大きさと共に任意に設定することができる(S13)。
S13の判定工程において、用紙が正常状態にあり、正しくセットされていると判定された場合には、引き続いて用紙の給紙動作を行う。なお、用紙の給紙動作については、図14,15を用いて後に説明する。
S13の判定工程において、用紙が異常状態にあり、正しくセットされていないと判定された場合には、以下に説明するS14〜S19の工程によって、検出位置の変更と用紙検出とを繰り返すリトライ操作を行って、正常状態にある用紙を検出する。
リトライ操作は、繰り返しの計数回数nを“0”に初期化した後(S14)、搬送装置を駆動して用紙をammだけ搬送方向に搬送させて(forward feed)、反射型センサの検出位置をずらす。
なお、計数回数nはリトライ操作の回数を計数するものであり、予め設定しておいた繰り返し回数Nだけリトライ操作を実行させるためのものである。繰り返し回数Nは任意に設定することができる。また、搬送量ammについても任意に設定することができる。
なお、ここでは、用紙を搬送することによって検出位置をずらしているが、キャリッジを移動させてもよく、また、用紙の位置とキャリッジの移動を組み合わせても良い(S16)。
検出位置をずらした後、反射型センサの検出信号を求めて(S17)、繰り返しの計数回数Nに“1”を加えてリトライ操作の回数を計数し(S18)、S13と同様に検出信号の信号強度を所定値と比較する(S19)。
S19の工程において、依然として用紙が異常状態にあり、正しくセットされていないと判定された場合には、繰り返し回数の計数値nが予め設定した繰り返し回数Nを越えたか否かを判定し(S15)、計数値nが繰り返し回数N未満である場合には、S16〜S19の工程を繰り返す。一方、S15の工程において、繰り返し回数の計数値nが予め設定した繰り返し回数Nを越えた場合には、反射型センサのエラーや、用紙のジャム等、凹凸が発生した用紙がロードされていること以外の要因にて検出ができないと判断し、ユーザーに用紙の再セットを要求する。
S19の工程において、用紙が正常状態にあり、正しくセットされていると判定された場合には、搬送装置を駆動して用紙をカットユニットによる切断位置に移動し(S20)、検出位置よりも前方(搬送方向,用紙排出方向)部分の用紙を切断して凹凸の異常部分を取り除いた(S21)後、引き続いて用紙の給紙動作を行う。
図10は、リトライ操作による用紙の移動状態を説明するための図である。図10では、1回のリトライ操作による用紙の搬送量をammとし、リトライ操作をk回行った状態を示している。搬送量ammをk回繰り返すことによって、用紙19は初期位置からa×kmmだけ搬送方向(用紙排出方向)に送り出される。これによって、キャリッジ15と用紙19との位置関係は、初期状態から搬送方向にa×kmmだけ位置がずれることになる。
また、図11は、用紙が正常状態と判定した後に用紙を切断した状態を示している。用紙を切断することにより、切断後の用紙には凹凸等の異常状態の部分は削除され、端部検出を正常に行うことが可能となる。
図12は、搬送装置の駆動によって用紙を所定量だけ移動させた場合を示している。なお、図12において、反射型センサはキャリッジの走査方向に移動して複数箇所(図では2箇所)で検出する例を示している。また、丸印は反射型センサの位置を示すと共に、その位置における検出信号強度の状態を示している。図では、白抜きの丸印は検出信号の強度が低レベルであることを表し、地模様の丸印は検出信号の強度が高レベルであることを表している。
図12(a)は、用紙が反射型センサの位置に存在せず、反射型センサはプラテンで反射される光を検出する状態を示している。
図12(b),(c)は、図12(a)の状態から用紙が搬送され、用紙が反射型センサの位置に存在する場合を示している。このとき、図12(b)は、図中の左方部分の用紙が凹凸等の異常状態(図中で波線によって模式的に示している)であるとした場合であり、図12(c)は、図中の左右部分の用紙が共に正常状態であるとした場合である。
図12(b)の状態では、図中の左方部分で検出した検出信号の信号強度は低レベルを示し、図中の右方部分で検出した検出信号の信号強度は高レベルを示し、図12(c)の状態では、図中の左右の両部分で検出した検出信号の信号強度の何れも高レベルを示している。
反射型センサによる検出を複数位置で行った場合の判定は、各位置での判定のオアをとるかあるいはアンドをとるかは任意に設定することができる。
例えば、用紙の横方向について、複数の検出位置における信号強度の少なくとも何れか一つが高レベルであれば、正常状態の用紙が確認されたとして、その位置から予め設定した所定量だけ搬送方向(用紙排出方向)に送り出して用紙を切断し、端部検出を行うよう設定する他、用紙の横方向について、複数の検出位置における信号強度の全てが高レベルであるときのみ正常状態の用紙が確認されたとして、その位置から前方の用紙を切断し、端部検出を行うよう設定してもよい。
また、図13は、搬送装置による用紙の移動とキャリッジの移動による反射型センサの移動とを組み合わせることによって、異なる検出位置での用紙検出を行う例を示している。
図13(a)は用紙が反射型センサの位置に存在せず、反射型センサはプラテンで反射される光を検出する状態を示し、図13(b)〜(e)は、図13(a)の状態から用紙の搬送とキャリッジの移動とによって、用紙に対する反射型センサの位置を異ならせた場合を示している。
図13(b)は用紙を搬送した状態を示し、図中の凹凸等の異常状態(図中で波線によって模式的に示している)により、検出信号の信号強度が低レベル(図中の白抜きの丸印)である状態を示している。
図13(c)は用紙をさらに搬送した状態を示し、依然として図中の凹凸等の異常状態(図中で波線によって模式的に示している)により、検出信号の信号強度が低レベル(図中の白抜きの丸印)である状態を示している。
図13(d)はキャリッジを走査方向に移動した状態を示し、図中の凹凸等の異常状態(図中で波線によって模式的に示している)により、検出信号の信号強度が低レベル(図中の白抜きの丸印)である状態を示している。
図13(e)は、用紙を搬送すると共に、キャリッジを走査方向に移動した状態を示しており、図中の用紙が正常状態であるため、検出信号の信号強度が高レベル(図中の地模様の丸印)となったことを示している。
なお、用紙の搬送とキャリッジの移動の順やキャリッジの移動方向は、任意に設定することができる。
次に、用紙の給紙動作について図14,15を用いて説明する。
図14は用紙の給紙動作を説明するためのフローチャートである。用紙の給紙動作では、はじめに用紙の端部を検出し(S31)、検出した端部位置に基づいてセットされた用紙のサイズを検出し(S32)、検出した用紙サイズに基づいて、用紙やキャリッジの初期位置や、吐出制御の位置決め等の必要な処理を行う(S33)。
図15は用紙の端部検出動作を説明するためのフローチャートである。
用紙の端部検出は、センサあるいは用紙を所定方向に移動して(S31a)、センサの検出信号の信号強度をしきい値と比較することによって用紙の端部を検出する。例えば、用紙の右端を検出する場合には、センサを用紙上の位置から右方向に移動させて右端を検出する。また、用紙の左端を検出する場合には、センサを用紙上の位置から左方向に移動させて左端を検出する。なお、用紙を左右方向に移動可能とする機構を備える場合には、センサを固定して用紙を移動させることで端部検出を行っても良い。
端部の検出は、センサが用紙から外れて検出信号強度が低レベルとなることで検出することができる(S31b)。
用紙の縦方向(排紙方向)の端部を検出する場合には、用紙の上端を検出する場合には、用紙を下方向に移動させて上端を検出する。また、用紙の下端を検出する場合には、用紙を上方向に移動させて下端を検出する。なお、センサを上下方向に移動可能とする機構を備える場合には、センサを移動させることで端部検出を行っても良い(S31c)。端部の検出は、センサが用紙から外れて検出信号強度が低レベルとなることで検出することができる(S31d)。
搬送装置やキャリッジの移動量あるいは検出位置から端部位置を検出し(S31e)、移動量や位置から用紙サイズを算出する(S31f)。
図16はロール紙とカット紙における端部検出と用紙サイズとの関係を示している。
図16(a)はロール紙の例である。ロール紙の場合には、用紙の左右の端部を検出することで用紙サイズとして用紙の幅を求めることができる。また、用紙の上端を検出することで、用紙のセット位置や印字開始位置を設定することができる。
図16(b)はカット紙の例である。カット紙の場合には、用紙の左右の端部を検出することで用紙サイズとして用紙の幅を求め、また、用紙の上下の端部を検出することで用紙サイズとして用紙の長さを求めることができる。また、用紙の上端を検出することで、用紙のセット位置や印字開始位置を設定することができる。
なお、印字ヘッドはキャリッジ上で主走査方向に往復移動する可動構成の他、複数の印字ヘッドを主走査方向に並べた固定構成に適用することができる。
本発明の画像形成装置は、インクを吐出することで印字を行うインクジェット画像形成装置に限らず、他の印字方法による記録装置に適用することができる。
また、本発明の画像形成装置は、ロール状に巻かれたロール紙の他、カット紙の記録媒体に適用することができる。
本発明の画像形成装置の概略構成を説明するためのブロック図である。 画像形成装置1が備えるプリンタ制御部の構成例を説明するためのブロック図である 本発明の画像形成装置による用紙検出動作、及び用紙給紙動作を説明するためのフローチャートである。 インクジェット記録装置を用紙の搬送方向から見た概略図である。 インクジェット記録装置を用紙の搬送方向に対して横方向から見た図である。 インクジェット記録装置を上方から見た図である。 反射型センサによる検出状態を説明するための図である。 本発明による用紙検出の動作例を説明するためのフローチャートである。 ロール紙を給紙(ロード)する際の用紙のセット位置とキャリッジの位置を示す図である。 本発明のリトライ操作による用紙の移動状態を説明するための図である。 用紙が正常状態と判定した後に用紙を切断した状態を示す図である。 搬送装置の駆動によって用紙を所定量だけ移動させた場合を示す図である。 搬送装置による用紙の移動とキャリッジの移動による反射型センサの移動との組み合わせによる用紙検出を示す図である。 用紙の給紙動作を説明するためのフローチャートである。 用紙の端部検出動作を説明するためのフローチャートである。 ロール紙とカット紙における端部検出と用紙サイズとの関係を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 センサ検出手段
3 カットユニット制御手段
4 搬送装置制御手段
5 キャリッジ制御手段
6 印字ヘッド制御手段
7 リトライ手段
8 用紙端部検出手段
9 用紙サイズ判定手段
10 プリンタ制御部
10a CPU
10b RAM
10c ROM
10d I/F
10e 表示手段
10f 操作キー
10g 画像形成制御手段
11 モータ
12 プーリ
13 キャリッジ駆動ベルト
14 リニアスケール
15 キャリッジ
16 リニアスケールセンサ
17 印字ヘッド
18 光学式センサユニット
19 記録媒体
20 プラテン
21 反射型センサユニット
22 ピンチローラ
23 搬送ローラ
24 カッターユニット
25 カッター溝
26 駆動手段
27 搬送装置

Claims (14)

  1. 記録媒体に画像を印字する印字手段と、記録媒体を所定の搬送方向に搬送させる記録媒体搬送手段と、当該記録媒体の端部を検出する端部検出手段を持つ画像形成装置において、
    記録媒体を検出するセンサと、
    検出位置を異ならせた後に再度記録媒体の検出を行うリトライ手段を備え、
    前記リトライ手段は、
    前記センサの検出信号に基づく判定により、
    記録媒体が検出されない場合には異なる検出位置で再検出させ、
    記録媒体が検出された場合には、前記端部検出手段に記録媒体の端部を検出させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記リトライ手段は、
    前記センサの検出信号の信号強度が所定値以下の場合に記録媒体は未検出であると判定し、前記検出位置と異なる検出位置においてセンサの検出信号を求めることによって記録媒体を再検出させ、
    前記センサの検出信号の信号強度が所定値を越える場合に記録媒体を検出したと判定し、前記センサの検出信号を用いて前記端部検出手段により記録媒体の端部を検出させることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記リトライ手段は、
    前記記録媒体搬送手段に記録媒体を所定量搬送させる動作、及び/又は、前記センサを所定方向に所定量移動させる動作によって、前記センサの検出位置を異ならせることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記センサを移動させる所定方向は、記録媒体の搬送方向、又は前記搬送方向に対して所定角度を有する方向であることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記リトライ手段において検出判定に用いるしきい値と、前記端部検出手段において記録媒体の端部検出に用いるしきい値とを同一とすることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記端部検出手段による端部検出の後、記録媒体を所定位置に配置する給紙動作を行わせることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 記録媒体を切断する記録媒体切断手段を備え、
    当該記録媒体切断手段は、前記リトライ手段によるリトライによって記録媒体を検出した後、少なくとも記録媒体の検出位置より搬送方向前方を切り離すことを特徴とする、請求項1乃至6にいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 記録媒体に画像を印字する印字手段と、記録媒体を所定の搬送方向に搬送させる記録媒体搬送手段と、当該記録媒体の端部を検出する端部検出手段を持つ画像形成装置において、記録媒体の端部検出を制御する制御方法であり、
    センサにより記録媒体を検出する第1の検出工程と、
    検出位置を異ならせる移動工程と、
    前記移動後にセンサにより記録媒体を検出する第2の検出工程と、
    記録媒体の端部を検出する端部検出工程とを備え、
    前記移動工程と第2の検出工程とを組としてリトライ工程を構成し、第1の検出工程による検出判定に基づいて、記録媒体が検出されない場合には移動工程により検出位置を異ならせて第2の検出工程により再検出させ、記録媒体が検出された場合には前記端部検出工程により記録媒体の端部を検出させることを特徴とする画像形成装置の記録媒体検出制御方法。
  9. 前記リトライ工程は、
    前記センサの検出信号の信号強度が所定値以下の場合に記録媒体は未検出であると判定し、前記検出位置と異なる検出位置においてセンサの検出信号を求めることによって記録媒体を再検出させ、
    前記センサの検出信号の信号強度が所定値を越える場合に記録媒体を検出したと判定し、前記センサの検出信号を用いて前記端部検出工程により記録媒体の端部を検出させることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置の記録媒体検出制御方法。
  10. 前記リトライ工程は、
    前記記録媒体搬送手段に記録媒体を所定量搬送させる動作、及び/又は、前記センサを所定方向に所定量移動させる動作によって、前記センサの検出位置を異ならせることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置の記録媒体検出制御方法。
  11. 前記センサを記録媒体の搬送方向、又は前記搬送方向に対して所定角度を有する方向を所定方向として移動させることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置の記録媒体検出制御方法。
  12. 前記リトライ工程において検出判定に用いるしきい値と、前記端部検出工程において記録媒体の端部検出に用いるしきい値とを同一とすることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置の記録媒体検出制御方法。
  13. 前記端部検出工程による端部検出の後、記録媒体を所定位置に配置する給紙動作工程を行わせることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置の記録媒体検出制御方法。
  14. 記録媒体を切断する記録媒体切断工程を備え、
    当該記録媒体切断工程は、前記リトライ工程によるリトライによって記録媒体を検出した後、少なくとも記録媒体の検出位置より搬送方向前方を切り離すことを特徴とする、請求項8乃至13にいずれかに記載の画像形成装置の記録媒体検出制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003432A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

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