JP2007135379A - 磁石発電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】鋳造又は熱間鍛造により椀状のフライホイールをボス部と一体に形成した磁石発電機において、回転バランス量を向上させると共に、後工程で必要とされたバランス修正加工(キリ穴加工)量を著しく低減させることを可能とした磁石発電機を得る。
【解決手段】鋳造又は熱間鍛造により製作され、周壁部と底壁部とを有し、その底壁部の中央に回転軸を支持するためのボス部1Aを一体に形成された椀状のフライホイール1と、このフライホイール1の底壁部に複数の通気孔101を間隔をおいてほぼ環状に配設すると共に、前記ボス部1Aの一部に回転軸と結合するためのキー溝1B設けた磁石発電機において、前記キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減させるように前記複数の通気孔101の少なくとも一部の配置を不等にする。
【選択図】図2
【解決手段】鋳造又は熱間鍛造により製作され、周壁部と底壁部とを有し、その底壁部の中央に回転軸を支持するためのボス部1Aを一体に形成された椀状のフライホイール1と、このフライホイール1の底壁部に複数の通気孔101を間隔をおいてほぼ環状に配設すると共に、前記ボス部1Aの一部に回転軸と結合するためのキー溝1B設けた磁石発電機において、前記キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減させるように前記複数の通気孔101の少なくとも一部の配置を不等にする。
【選択図】図2
Description
この発明は、フライホイール形の磁石発電機に関するものである。
従来のフライホイール形の磁石発電機は、周壁部内面に磁石を設けた椀状のフライホイールを回転子としているが、回転の際に磁石によって生じる交番磁界により固定子側の積層鉄心にはヒステリシス損および渦電流損が生じ、その磁力作用や回転体そのもののアンバランス量により、回転軌跡に変動が発生する。その回転変動は、回転精度(固定子と回転子のエアギャップ量)の変動となり、発電特性(出力特性)に大きな影響を及ぼしていた。
また、フライホイール形の磁石発電機は、内燃機関等の軸と直結される場合が多く、軸側からの回転変動や自分自身の回転変動が軸側に悪影響を及ぼすため、回転体のアンバランス(回転アンバランス)を少なくする必要性からバランス取り(アンバランスの修正加工)を実施していた。
さらに、フライホイール形の磁石発電機は、一般に換気効率を上げるべく可能な限り大きな通気孔を設置しており、加工ばらつき・組付部品のばらつき(複数の磁石が隙間を設けて設置される)等の影響を受け回転アンバランス量が発生するため、後工程にてキリ穴加工等のバランス修正加工が多数回必要とされた。
また、フライホイール形の磁石発電機は、内燃機関等の軸と直結される場合が多く、軸側からの回転変動や自分自身の回転変動が軸側に悪影響を及ぼすため、回転体のアンバランス(回転アンバランス)を少なくする必要性からバランス取り(アンバランスの修正加工)を実施していた。
さらに、フライホイール形の磁石発電機は、一般に換気効率を上げるべく可能な限り大きな通気孔を設置しており、加工ばらつき・組付部品のばらつき(複数の磁石が隙間を設けて設置される)等の影響を受け回転アンバランス量が発生するため、後工程にてキリ穴加工等のバランス修正加工が多数回必要とされた。
この対策として、板金製のフライホイールを備えた従来の磁石発電機においては、例えば特許文献1に示されるように、フライホイールの底壁部に等間隔に穿設された複数の通気孔のうち、一部の通気孔の大きさ(面積)を回転バランスを保持するように調整するようなことが行われている。
近年、フライホイール形の磁石発電機は高出力化の傾向にあって、フライホイールも板金製にかえて鋳造又は熱間鍛造により製作され、底壁部の中央のボス部と一体に形成される一方、鉄心、磁石(磁極)の多極化により高周波化すると共に、小型化・軽量化の観点より、薄肉化ともなってきている。
このため、回転剛性に影響を与える上記の回転アンバランス量を可能な限り少なくすることが要求されている。
このため、回転剛性に影響を与える上記の回転アンバランス量を可能な限り少なくすることが要求されている。
しかしながら、フライホイールが鋳造又は熱間鍛造により製作されている場合には、寸法ばらつきというよりは、密度(比重)のばらつきで回転アンバランスが発生するため、
上記のように単に一部の通気孔の大きさ(面積)を調整するだけでは、要求されるレベルまで回転アンバランス量の低減を図ることが困難になってきている。
上記のように単に一部の通気孔の大きさ(面積)を調整するだけでは、要求されるレベルまで回転アンバランス量の低減を図ることが困難になってきている。
さらに、加工ばらつき・組付部品のばらつき精度を向上させた場合であっても、ボス部中央に設置したキー溝の影響を受け回転アンバランス量を皆無とすることが困難であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、鋳造又は熱間鍛造により椀状のフライホイールをボス部と一体に形成した磁石発電機において、回転バランス量を向上させると共に、後工程で必要とされたバランス修正加工(キリ穴加工)量を著しく低減させることを可能とした磁石発電機を得ることを目的とする。
この発明は、鋳造又は熱間鍛造により製作され、周壁部と底壁部とを有し、その底壁部の中央に回転軸を支持するためのボス部を一体に形成された椀状のフライホイールと、このフライホイールの周壁部の内周面に設けられた複数個の磁石と、これらの磁石に対向して配置された積層鉄心に巻線された発電コイルとを備え、前記フライホイールの底壁部に複数の通気孔を間隔をおいてほぼ環状に配設すると共に、前記ボス部の一部に回転軸と結合するためのキー溝を設けた磁石発電機において、前記キー溝を含めた回転アンバランス量を低減させるように前記複数の通気孔の少なくとも一部の配置を不等にしたものである。
この発明は、フライホイールとボス部が鋳造又は鍛造により一体に製作された磁石発電機において、フライホイールの底壁部に配設された複数の通気孔少なくとも一部の配置を不等にすることにより、ボス部に形成されたキー溝を含めた回転アンバランス量を的確に低減させ、後工程で必要とされたバランス修正加工(キリ穴加工)量をも低減させることができる。
実施の形態1.
図1乃至図4によりこの発明の実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1を示す磁石発電機の平面図及び縦断面図で、1は周壁部と底壁部とを有する椀状のフライホイールで、鋳造又は熱間鍛造により製作され、その底壁部の中央にキー溝1Bが形成されたボス部1Aを一体に形成されている。キー溝1Bは内燃機関などの回転軸との連結・回止め用として機能するもので、ボス部1Aの中央に加工されている。
2はフライホイール1の周壁部に周方向に設置された複数個の磁石、3は環状に設置された磁石2の内側に密着して嵌合された筒状の保護環、4は磁石2の両側部および各磁石2の端部間に充填され磁石2および保護環3をフライホイール1に一体に固定する樹脂もしくはモールド成形材である。
5は磁石2に対向するようにフライホイール1の内側に設置された複数枚の薄板鋼板(中板)、6は薄板鋼板5の両側面に位置する端板、7は複数枚の薄板鋼板5及び端板6からなる積層鉄心で、内燃機関のケース等に固定される。8は積層鉄心7に巻線された発電コイル、9は積層鉄心7と発電コイル8との絶縁を確保するための絶縁材(例えば樹脂モールド成形材、エポキシ系パウダ塗装)をそれぞれ示す。
なお、フライホイール1と磁石2とで回転子が構成され、積層鉄心7と発電コイル8とで固定子が構成され、発電コイル8から発電出力が取り出される。
図1乃至図4によりこの発明の実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1を示す磁石発電機の平面図及び縦断面図で、1は周壁部と底壁部とを有する椀状のフライホイールで、鋳造又は熱間鍛造により製作され、その底壁部の中央にキー溝1Bが形成されたボス部1Aを一体に形成されている。キー溝1Bは内燃機関などの回転軸との連結・回止め用として機能するもので、ボス部1Aの中央に加工されている。
2はフライホイール1の周壁部に周方向に設置された複数個の磁石、3は環状に設置された磁石2の内側に密着して嵌合された筒状の保護環、4は磁石2の両側部および各磁石2の端部間に充填され磁石2および保護環3をフライホイール1に一体に固定する樹脂もしくはモールド成形材である。
5は磁石2に対向するようにフライホイール1の内側に設置された複数枚の薄板鋼板(中板)、6は薄板鋼板5の両側面に位置する端板、7は複数枚の薄板鋼板5及び端板6からなる積層鉄心で、内燃機関のケース等に固定される。8は積層鉄心7に巻線された発電コイル、9は積層鉄心7と発電コイル8との絶縁を確保するための絶縁材(例えば樹脂モールド成形材、エポキシ系パウダ塗装)をそれぞれ示す。
なお、フライホイール1と磁石2とで回転子が構成され、積層鉄心7と発電コイル8とで固定子が構成され、発電コイル8から発電出力が取り出される。
101は、フライホイール1の底壁部に形成された複数の通気孔で、図2に示すように、間隔をおいてほぼ環状に配設されると共に、そのうちの一部の通気孔101Aは少なくともキー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減させるように不等に配置されている。
すなわち、通気孔101Aは、通常設置してある通気孔101と組付け部品の位置偏差(重量偏り)を相殺するとともに、キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減させるように配置され、バランスの向上(バランス修正用キリ穴数の低減)や冷却性の向上に加え、軽量化の一環としての機能を果たすようになされている。
なお、102は最終組付け後に実施したバランス修正用のキリ穴加工部を示している。
すなわち、通気孔101Aは、通常設置してある通気孔101と組付け部品の位置偏差(重量偏り)を相殺するとともに、キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減させるように配置され、バランスの向上(バランス修正用キリ穴数の低減)や冷却性の向上に加え、軽量化の一環としての機能を果たすようになされている。
なお、102は最終組付け後に実施したバランス修正用のキリ穴加工部を示している。
また、通気孔101を不等配置する形態としては、図2に示すように、フライホイール1の底壁部に形成された複数の通気孔101のうち、キー溝1Bに対向する一部の通気孔101Aがキー溝1Bに近接するように配置するほか、図3に示すように一部の通気孔101Bの配置間隔(ピッチ)を変えるようにすることもできる。
更に、図4に示すように、フライホイール1の周壁部の外周面に内燃機関の点火時期識別用等に用いられる回転位置検出用突起(トリガポール)1Cが形成されている場合には、これらの回転位置検出用突起1Cを含めて回転バランスを取るように通気孔101C,101Dの配置や大きさを調整するようにしても良い。
また、図5に示すように、複数の通気孔の間に複数のリブ1Dをほぼ放射状に配設し回転剛性を向上させたフライホール1を用いた場合でも、キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減するように一部の通気孔101Eに傾斜部1Eを形成するようにしても良い。
以上のように実施の形態1によれば、鋳造又は熱間鍛造により製作され、周壁部と底壁部とを有し、その底壁部の中央に回転軸を支持するためのボス部1Aを一体に形成された椀状のフライホイール1と、このフライホイール1の底壁部に複数の通気孔101を間隔をおいてほぼ環状に配設すると共に、前記ボス部1Aの一部に回転軸と結合するためのキー溝1B設けた磁石発電機において、前記キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減させるように前記複数の通気孔101の少なくとも一部の配置を不等にすることにより、キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を的確に低減させることができる。
また、フライホイール自体の回転アンバランスが向上した分、後工程でのバランス取りのためのキリ穴加工数が減り生産性も向上させることができると共に、キリ穴加工による肉厚減少を抑え、回転剛性を低下することなく回転バランスを確保できる。
なお、鋳造又は熱間鍛造により製作されたフライホイールについて、従来品と実施の形態1によりキー溝を含めた回転アンバランス量を低減させた改良品とを比較した場合の一例を示すと、従来品では、フライホイール単品でバランス修正加工(キリ穴加工)を行った後、更にフライホイールに部品を組付けた状態でのバランス修正加工を行う必要があり、合計のキリ穴数が13乃至14個程度になるのに対し、改良品ではフライホイール単品でのバランス修正加工を行うことなく、部品を組付けた状態でのバランス修正加工を行うのみでよく、キリ穴数も1乃至3個に減らすことができた。
実施の形態2.
図6乃至図9は実施の形態2として、小型・軽量化のために薄肉化したフライホイールに適用した場合を示すもので、通気孔に代えてフライホイール21の底壁部の内面に複数の凹部201を間隔を置いてほぼ環状に配設すると共に、キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減するように複数の凹部201の少なくとも一部の形状または配置間隔(ピッチ)を不等にしたものである。
図6乃至図9は実施の形態2として、小型・軽量化のために薄肉化したフライホイールに適用した場合を示すもので、通気孔に代えてフライホイール21の底壁部の内面に複数の凹部201を間隔を置いてほぼ環状に配設すると共に、キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減するように複数の凹部201の少なくとも一部の形状または配置間隔(ピッチ)を不等にしたものである。
図6は、キー溝1Bに対向する一部の凹部201Aの形状を変えた例、図7は、一部の凹部201Bの配置間隔(ピッチ)を変えた例、図8は、一部の凹部201Cの面積を大きくした例、図9は、キー溝に対向する一部の凹部201Dの底部に傾斜面1Fを形成した例を示している。
以上のように実施の形態2によれば、鋳造又は熱間鍛造により製作され、周壁部と底壁部とを有し、その底壁部の中央に回転軸を支持するためのボス部1Aを一体に形成された椀状のフライホイール1と、前記ボス部1Aの一部に回転軸と結合するためのキー溝1Bを設けた磁石発電機において、前記フライホイール1の底壁部の内面に複数の凹部201を間隔を置いてほぼ環状に配設すると共に、前記キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を低減するように前記複数の凹部201の少なくとも一部の形状または配置間隔(ピッチ)を不等にすることにより、キー溝1Bを含めた回転アンバランス量を的確に低減させ、後工程で必要とされたバランス修正加工(キリ穴加工)時間をも低減可能にでき、実施の形態1とほぼ同様の効果を得られる。
この実施の形態2は、小型・軽量化の観点からフライホイールの薄肉化が進み、通気孔の加工自体を敬遠する場合でも、剛性に影響しない程度で凹部を形成することにより容易に適用可能である。
1 フライホイール
1A ボス
1B キー溝
1C 回転位置検出用突起(トリガポール)
1D リブ
1E 傾斜部
1F 傾斜面
2 磁石
7 積層鉄心
8 発電コイル
101 通気孔
101A、101B,101C,101D,101E 通気孔
102 キリ穴加工部
201 凹部
201A、201B,201C,201D 凹部
1A ボス
1B キー溝
1C 回転位置検出用突起(トリガポール)
1D リブ
1E 傾斜部
1F 傾斜面
2 磁石
7 積層鉄心
8 発電コイル
101 通気孔
101A、101B,101C,101D,101E 通気孔
102 キリ穴加工部
201 凹部
201A、201B,201C,201D 凹部
Claims (9)
- 鋳造又は熱間鍛造により製作され、周壁部と底壁部とを有し、その底壁部の中央に回転軸を支持するためのボス部を一体に形成された椀状のフライホイールと、このフライホイールの周壁部の内周面に設けられた複数個の磁石と、これらの磁石に対向して配置された積層鉄心に巻線された発電コイルとを備え、
前記フライホイールの底壁部に複数の通気孔を間隔をおいてほぼ環状に配設すると共に、前記ボス部の一部に回転軸と結合するためのキー溝を設けた磁石発電機において、
前記キー溝を含めた回転アンバランス量を低減させるように前記複数の通気孔の少なくとも一部の配置を不等にしたことを特徴とする磁石発電機。 - 前記キー溝と対向する通気孔を他の通気孔より上記ボス側に近接させたことを特徴とする請求項1記載の磁石発電機。
- 前記複数の通気孔の配置間隔(ピッチ)を不等にしたことを特徴とする請求項1記載の磁石発電機。
- 前記フライホイールの底壁部の外周面に周方向に沿って複数個の回転位置検出用突起を有し、これらの回転位置検出用突起を含めた回転アンバランス量を低減するように前記複数の通気孔の配置を不等にしたことを特徴とする請求項1記載の磁石発電機。
- 前記キー溝と対向する通気孔以外の通気孔に斜面部を設けたことを特徴とする請求項1記載の磁石発電機。
- 前記複数の通気孔の間に複数のリブをほぼ放射状に配設すると共に、前記通気孔の一部に傾斜部を形成したことを特徴とする請求項1記載の磁石発電機。
- 鋳造又は熱間鍛造により製作され、周壁部と底壁部とを有し、その底壁部の中央に回転軸を支持するためのボス部を一体に形成された椀状のフライホイールと、このフライホイールの周壁部の内周面に設けられた複数個の磁石と、これらの磁石に対向して配置された積層鉄心に巻線された発電コイルとを備え、
前記ボス部の一部に回転軸と結合するためのキー溝を設けた磁石発電機において、
前記フライホイールの底壁部の内面に複数の凹部を間隔を置いてほぼ環状に配設すると共に、
少なくとも前記キー溝を含めた回転アンバランス量を低減するように前記複数の凹部少なくとも一部の形状または配置間隔(ピッチ)を不等にしたことを特徴とする磁石発電機。 - 前記キー溝と対向する凹部の形状を他の凹部の形状と異ならせたことを特徴とする請求項7記載の磁石発電機。
- 前記キー溝と対向する凹部に傾斜面を設けたことを特徴とする請求項7記載の磁石発電機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005328976A JP2007135379A (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | 磁石発電機 |
US11/374,165 US7531931B2 (en) | 2005-11-14 | 2006-03-14 | Permanent-magnet generator |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005328976A JP2007135379A (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | 磁石発電機 |
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2005
- 2005-11-14 JP JP2005328976A patent/JP2007135379A/ja active Pending
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2006
- 2006-03-14 US US11/374,165 patent/US7531931B2/en active Active
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