JP2007134849A - 増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波信号を極めて低歪みで増幅する。
【解決手段】高周波信号S1を増幅する増幅回路2と、高周波信号S1の進行波成分を抽出すると共に増幅回路2の反射信号を抽出する方向性結合器7と、方向性結合器7によって抽出された反射信号(信号S8)に含まれている高周波信号の歪み成分を増幅すると共にその振幅および位相を調整可能な第1調整回路(増幅回路14、減衰回路12および遅延回路13)と、方向性結合器7によって抽出された高周波信号の進行波成分を増幅すると共にその振幅および位相を調整可能な第2調整回路(増幅回路10、減衰回路8および遅延回路9)と、第1および第2調整回路の各出力信号の合成信号(信号S11)を増幅する増幅回路16と、増幅回路2,16の各出力信号(信号S3,S12)を合成して出力する合成回路17とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力した高周波信号を増幅して出力する増幅装置に関するものである。
この種の増幅装置として、米国特許第6573793号明細書に開示されている増幅装置が知られている。この増幅装置51の基本構成について図2を参照して説明する。増幅装置51は、増幅回路52、遅延回路53、方向性結合器54、減衰器55、遅延回路56、合成回路57、増幅回路58、減衰/位相調整器59、増幅回路60および合成回路61を備えている。この増幅装置51では、増幅回路52を含む経路において、増幅回路52が信号線路62を介して入力した高周波信号S1を増幅し、遅延回路53が増幅回路52から出力される信号S2を設定された遅延時間だけ遅延させて信号S3として出力する。この場合、遅延回路53での遅延時間は、後述する歪み補正用経路での信号の遅延時間とほぼ同一に設定されている。
他方、増幅回路60を含む経路(歪み補正用経路)において、方向性結合器54が、信号線路62を伝搬する高周波信号S1の進行波成分(基本波成分)を抽出して信号S54として出力する。また、方向性結合器54は、信号線路62を高周波信号S1の進行波成分とは逆方向に伝搬する信号(以下、「反射信号」ともいう)を抽出して信号S55として出力する。この場合、反射信号は、高周波信号S1の反射波成分(基本波成分)と、増幅回路52の増幅動作時に増幅回路52の入力側から信号線路62側に出力される歪み成分(変調歪波成分)とを含んでいる。次いで、減衰器55および遅延回路56が信号S54の振幅および位相(遅延時間)を調整して信号S56として出力し、合成回路57が信号S55,S56を合成して信号S57として出力する。続いて、増幅回路58および減衰/位相調整器59が、信号S57の振幅および位相を調整して信号S58として増幅回路60に出力する。この場合、この増幅装置51では、減衰器55、遅延回路56および減衰/位相調整器59がそれぞれ調整されて、信号S59に含まれている高周波信号S1の基本波成分に関しては、その振幅および位相が、増幅回路52の出力端での高周波信号S2の基本波成分(進行波成分)とほぼ同一振幅および同一位相となるように設定されている。また、信号S58に含まれている歪み成分に関しては、その振幅および位相が、合成回路61によって合成されたときに信号S3に含まれている歪み成分と信号S59に含まれている歪み成分とが相殺される振幅および位相に設定されている。したがって、合成回路61は、各信号S3,S59を合成することにより、各信号S3,S59に含まれている歪み成分については互いに逆位相で同一振幅のために相殺し、各信号S3,S59に含まれている基本波成分については互いに加算する。これにより、この増幅装置51によれば、高周波信号S1を歪みの少ない出力信号S60に増幅することが可能となっている。
米国特許第6573793号明細書(第5−8頁、第1図)
ところが、上記した従来の増幅装置51には、以下の解決すべき課題がある。すなわち、この増幅装置51では、信号S55が出力される歪み補正用経路と、減衰器55および遅延回路56を含む経路との間でアイソレーションを確保するために、方向性結合器などを合成回路57として用いる必要がある。この場合、合成回路57の損失がある程度大きいため、増幅回路58の利得をある程度大きくせざるを得ないこととなる。また、高周波信号S1の基本波成分と歪み成分とを直線性よく増幅しなければならないため、増幅回路58としては、増幅回路52,60と同程度の電力を増幅可能な増幅素子を用いる必要があり、しかも同程度の消費電力を必要とする。このため、増幅回路58の効率は極めて悪くなっている。この場合、増幅回路58は方向性結合器54や合成回路57などによる損失の補填を目的として増幅しており、高周波信号S1の基本波成分の電力増幅としては機能していない。したがって、この従来の増幅装置51には、本来的には、2つの増幅回路52,60で高周波信号の歪み成分を除去しつつ基本波成分を効率よく増幅することを目的としているにも拘わらず、増幅回路58の存在に起因して装置全体としての効率が低下しているという解決すべき課題が存在している。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、高周波信号を高効率で増幅し得る増幅装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の増幅装置は、信号線路を介して入力した高周波信号を増幅する第1増幅回路と、前記高周波信号の進行波成分を前記信号線路から抽出する第1方向性結合器と、前記第1増幅回路から前記信号線路に反射する反射信号を当該信号線路から抽出する第2方向性結合器と、前記第2方向性結合器によって抽出された前記反射信号に含まれている前記高周波信号の歪み成分を増幅する第2増幅回路を含むと共にその振幅および位相を調整可能な第1調整回路と、前記第1方向性結合器によって抽出された前記高周波信号の進行波成分を増幅する第3増幅回路を含むと共にその振幅および位相を調整可能な第2調整回路と、前記第1調整回路の出力信号と前記第2調整回路の出力信号との合成信号を増幅する第4増幅回路と、前記第1増幅回路の出力信号と前記第4増幅回路の出力信号とを合成して出力する第1合成回路とを備えている。なお、本発明における「位相の調整」とは、遅延時間を調整して位相を調整することと、遅延時間を変えずに位相を移相させる調整の少なくとも一方を意味する。
また、請求項2記載の増幅装置は、請求項1記載の増幅装置において、前記第1調整回路は、前記高周波信号から抽出した進行波成分と前記第2方向性結合器によって抽出された前記反射信号とを合成して当該進行波成分と当該反射信号に含まれている前記高周波信号の反射波成分とを相殺する第2合成回路を備えている。
また、請求項3記載の増幅装置は、請求項2記載の増幅装置において、前記第2合成回路に入力される前記高周波信号から抽出した進行波成分の振幅および位相を調整する第3調整回路を備えている。
また、請求項4記載の増幅装置は、請求項1から3のいずれかに記載の増幅装置において、前記第1合成回路に入力される前記第1増幅回路の出力信号を遅延させる遅延回路を備えている。
また、請求項5記載の増幅装置は、請求項1から4のいずれかに記載の増幅装置において、前記第1増幅回路および前記第4増幅回路は、1つのパッケージ内に組み込まれて構成されている。
また、請求項6記載の増幅装置は、請求項1から5のいずれかに記載の増幅装置において、前記第2増幅回路および前記第3増幅回路は、1つのパッケージ内に組み込まれて構成されている。
請求項1記載の増幅装置によれば、第2方向性結合器によって抽出された反射信号に含まれている高周波信号の歪み成分を第2増幅回路で増幅すると共に、第1方向性結合器によって抽出された高周波信号の進行波成分(基本波成分)を第3増幅回路で増幅し、第2および第3増幅回路から出力される両信号を合成することにより、第2および第3増幅回路の入出力間のアイソレーションを利用して、第1調整回路を含む歪み補正用経路と、第2調整回路を含む経路との間でのアイソレーションを十分に確保することができる。このため、第2調整回路から出力される高周波信号の基本波成分と、第1調整回路から出力される歪み成分とを合成する合成回路によって両経路間のアイソレーションを確保する必要がないため、基本波成分と歪み成分に対するロスが極めて少ない回路構成で合成回路を構成することができる。したがって、第3増幅回路が、低レベルの基本波成分を狭い周波数帯域幅かつ低利得で、しかも小信号用の増幅素子で増幅する結果、極めて高効率で基本波成分を増幅し、同様にして、第2増幅回路が、低レベルの歪み成分を第3増幅回路によって増幅されるべき周波数帯域幅よりもやや広い周波数帯域幅かつ低利得で、しかも小信号用の増幅素子で増幅する結果、極めて高効率で歪み成分を増幅する。この結果、極めて低効率の増幅回路58を必要とする従来の増幅装置51と比較して、増幅装置全体としての効率を十分に高めることができる。
請求項2記載の増幅装置によれば、抽出された高周波信号の進行波成分(基本波成分)と第2方向性結合器によって抽出された反射信号(基本波成分)とを合成して、反射信号に含まれている高周波信号の反射波成分(基本波成分)を高周波信号の進行波成分(基本波成分)で相殺することにより、第2方向性結合器によって抽出された反射信号に含まれている歪み成分のみを第2合成回路から出力することができる。このため、第2合成回路の出力信号の振幅および遅延時間(位相)を第1調整回路で調整することにより、第4増幅回路の出力信号に含まれている歪み成分の位相および振幅を、第1増幅回路の出力信号に含まれている歪み成分に対して逆位相でかつ同一振幅にすることができる結果、第1増幅回路および第4増幅回路の各出力信号を合成して極めて低歪みの信号を出力することができる。また、第2調整回路の調整と、第1調整回路の調整とを別個独立して行うことができるため、第1合成回路の出力信号に含まれる歪み成分の除去と基本波成分の振幅調整とを極めて容易に行うことができる。また、第2増幅回路が、第1合成回路による合成で高周波信号の反射波成分(基本波成分)と高周波信号の進行波成分(基本波成分)とで基本波成分を相殺した低レベルの歪み成分のみを増幅する結果、さらに高効率で歪み成分を増幅する。
また、第1方向性結合器によって抽出された高周波信号の進行波成分としての基本波成分の振幅および位相を第2調整回路で調整することにより、第4増幅回路に入力される信号中の高周波信号の基本波成分の振幅および位相を、歪み成分の振幅および位相に影響を与えることなく、第1増幅回路に入力される高周波信号の基本波成分と同位相でかつほぼ同一振幅となるように確実かつ容易に設定することができる。したがって、第4増幅回路の出力信号に含まれている高周波信号の基本波成分の位相および振幅を、第1増幅回路の出力信号に含まれている高周波信号の基本波成分に対して同位相でかつほぼ同一振幅に調整することができる結果、第1増幅回路の出力信号と第2増幅回路の出力信号とを合成した信号に含まれている高周波信号の基本波成分の振幅をほぼ1.4倍(電力ではほぼ2倍)とすることができる。
請求項3記載の増幅装置によれば、第2合成回路に入力される進行波成分(基本波成分)の振幅および位相を第3調整回路で調整することにより、第2合成回路の入力信号に含まれている高周波信号の基本波成分を、第2方向性結合器によって抽出された高周波信号の反射波成分(基本波成分)に対して逆位相で、かつ同一振幅に確実に設定することができ、この結果、第2合成回路に入力される高周波信号の基本波成分で反射信号に含まれている高周波信号の反射波成分(基本波成分)を確実に相殺することができる。
請求項4記載の増幅装置によれば、第1増幅回路の出力信号を遅延回路によって遅延させることにより、第2調整回路による遅延時間の調整と相俟って、遅延回路の出力信号に含まれている高周波信号の基本波成分の位相と、第4増幅回路の出力信号に含まれている高周波信号の基本波成分の位相とを確実かつ容易に同位相に調整することができる。また、同様にして、第1調整回路による遅延時間の調整と相俟って、遅延回路の出力信号に含まれている歪み成分の位相と、第4増幅回路の出力信号に含まれている歪み成分の位相とを確実かつ容易に逆位相に調整して、両歪みを確実に相殺することができる。
請求項5記載の増幅装置によれば、第1増幅回路と第4増幅回路とを1つのパッケージに組み込んだことにより、第1増幅回路および第4増幅回路の電気的特性を良好に揃えることができ、しかも例えば温度・湿度などの環境の変化に対しても双方を常に同一またはほぼ同一の状態に維持することができる。
請求項6記載の増幅装置によれば、第2増幅回路と第3増幅回路とを1つのパッケージに組み込んだことにより、第2増幅回路および第3増幅回路の電気的特性を良好に揃えることができ、しかも例えば温度・湿度などの環境の変化に対しても双方を常に同一またはほぼ同一の状態に維持することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る増幅装置の最良の形態について説明する。
最初に、増幅装置1の構成について、図1を参照して説明する。増幅装置1は、いわゆるRFAL方式増幅器(Reflect Forward Adaptive Linearizer Amplifier )であって、増幅回路2、遅延回路3、方向性結合器4、減衰器5、遅延回路6、方向性結合器7、減衰器8、遅延回路9、増幅回路10、合成回路11、減衰器12、遅延回路13、増幅回路14、合成回路15、増幅回路16および合成回路17を備えている。この場合、増幅回路2は、本発明における第1増幅回路を構成し、信号線路18を介して入力した高周波信号S1を増幅する。遅延回路3は、増幅回路2で増幅された信号S2を予め設定された遅延時間だけ遅延して信号S3として出力する。この場合、遅延回路3は、本発明における遅延回路を構成し、その遅延時間は、一例として、増幅回路2の入力側から合成回路11を経由して増幅回路16の入力側まで歪み信号が伝搬する時間とほぼ同じ時間に設定されている。
方向性結合器4は、信号線路18を伝搬する高周波信号S1からその進行波成分(高周波信号S1の基本波成分)を抽出して信号S4として出力する。減衰器5および遅延回路6は、本発明における第3調整回路を構成し、信号S4の振幅および遅延時間をそれぞれ調整して信号S5として出力する。この場合、遅延回路6による「位相の調整」とは、遅延時間を変えて位相を変えることで、方向性結合器7で抽出された信号S8に含まれている高周波信号S1の基本波成分の位相と遅延回路6から出力されて合成回路11に入力される信号S5に含まれている高周波信号S1の基本波成分の位相とを逆位相とする調整を意味する。方向性結合器7は、本発明における第1方向性結合器および第2方向性結合器を構成し、信号線路18を伝搬する高周波信号S1の進行波成分(基本波成分)を抽出して信号S6として出力する。減衰器8、遅延回路9および増幅回路10(本発明における第3増幅回路)は、本発明における第2調整回路を構成し、信号S6の振幅および遅延時間をそれぞれ調整して信号S7として出力する。この場合、遅延回路9による「位相の調整」とは、遅延時間を変えて位相を変えることで、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている高周波信号S1の基本波成分の位相と増幅回路16から出力される信号S12に含まれている高周波信号S1の基本波成分の位相とを一致させる調整を意味する。また、増幅回路10としては、高周波信号S1の基本波成分のみを、増幅回路2に入力される信号S1のレベルとほぼ等しいレベルまで低利得で増幅すればよいため、増幅回路2,16に用いられる増幅素子と比較して小信号用の増幅素子を用いることができる。したがって、増幅回路10は、低レベルの基本波成分を狭い周波数帯域幅かつ低利得で、しかも小信号用の増幅素子で増幅する結果、極めて高効率で基本波成分を増幅する。
また、方向性結合器7は、信号線路18を高周波信号S1の進行波成分とは逆方向に伝搬する信号(以下、「反射信号」ともいう)を抽出して信号S8として出力する。この場合、この反射信号は、高周波信号S1の反射波成分(基本波成分)と、増幅回路2の増幅動作時に増幅回路2の入力側から信号線路18側に出力される歪み成分(変調歪波成分)とを含んでいる。合成回路11は、本発明における第2合成回路に相当し、信号S5と信号S8とを合成して信号S9として出力する。減衰器12、遅延回路13および増幅回路14(本発明における第2増幅回路)は、信号S9の振幅および遅延時間をそれぞれ調整して信号S10として出力する。この場合、遅延回路13による「位相の調整」とは、遅延時間を変えることなく、合成回路17の出力信号S13に含まれる歪み成分が最も低下するように位相を変える調整を意味する。また、減衰器12、遅延回路13および増幅回路14は、合成回路11と共に、本発明における第1調整回路を構成している。この場合、増幅回路14としては、歪み成分のみを低利得で増幅すればよいため、増幅回路2,16に用いられる増幅素子と比較して小信号用の増幅素子を用いることができる。したがって、増幅回路14は、低レベルの歪み成分を増幅回路10によって増幅されるべき周波数帯域幅よりもやや広い周波数帯域幅かつ低利得で、しかも小信号用の増幅素子で増幅する結果、極めて高効率で歪み成分を増幅する。この場合、本例では、増幅回路10および増幅回路14の電気的特性が良好に揃い、かつ例えば温度・湿度などの環境の変化に対しても双方が常に同一またはほぼ同一の状態に維持されるように、この増幅回路10および増幅回路14は、図1に示すように、1つのパッケージ20に組み込まれてワンパッケージ化されている。
合成回路15は、信号S7と信号S10とを合成して信号S11として出力する。本例では、信号S10が出力される歪み補正用経路と、減衰器8および遅延回路9を含む経路との間でのアイソレーションは、合成回路15の前段に配設されている各増幅回路10,14の入出力間のアイソレーションで十分に確保されている。したがって、合成回路15は、両経路間のアイソレーションを合成回路15で確保する必要がなく、増幅回路10の出力部におけるインピーダンスと増幅回路14の出力部におけるインピーダンスを整合できればよい。したがって、合成回路15は、LC回路等で構成されて、各信号S7,S10に対するロスが極めて少ない回路構成となっている。増幅回路16は、本発明における第4増幅回路を構成し、増幅回路2と同一またはほぼ同一(以下、併せて同等ともいう)の電気的特性を有して、信号S11を増幅して信号S12を出力する。また、本例では、増幅回路2および増幅回路16の電気的特性が良好に揃い、かつ例えば温度・湿度などの環境の変化に対しても双方が常に同一またはほぼ同一の状態に維持されるように、この増幅回路2および増幅回路16は、図1に示すように、1つのパッケージ21に組み込まれてワンパッケージ化されている。この場合、同様の理由から、増幅回路2,10,14,16を1つのパッケージ21に組み込んでワンパッケージ化することもできる。合成回路17は、本発明における第1合成回路を構成し、信号S3と信号S12とを合成して出力信号S13を出力する。
次いで、増幅装置1の調整方法と増幅動作について説明する。
まず、増幅装置1の作動状態において、例えば増幅回路14の出力(信号S10)を観測しつつ、減衰器5および遅延回路6を調整して、合成回路11に入力される信号S5(方向性結合器4によって抽出された高周波信号S1の進行波成分である基本波成分)の振幅および遅延時間を調整することにより、信号S8に含まれている高周波信号S1の反射波成分(基本波成分)を信号S5で相殺して、信号S10に含まれている高周波信号S1の進行波成分(基本波成分)の振幅をほぼゼロにする(歪み成分抽出ステップ)。これにより、信号S10は、方向性結合器7によって抽出された反射信号に含まれている歪み成分のみで構成される。
次いで、合成回路17の出力(出力信号S13)を観測しつつ、減衰器8および遅延回路9を調整して、出力信号S13に含まれている高周波信号S1の基本波成分の振幅を増幅回路2から出力される基本波成分のほぼ1.4倍(電力ではほぼ2倍)に調整する(振幅調整ステップ)。この場合、信号S6は、高周波信号S1の基本波成分のみで構成されているため、減衰器8および遅延回路9を調整することにより、信号S11に含まれている高周波信号S1の基本波成分の振幅および位相を、信号S11に含まれている歪み成分とは別個独立して、任意の量に設定することができる。具体的には、減衰器8および遅延回路9を調整することにより、信号S11中の高周波信号S1の基本波成分の振幅および位相を、増幅回路2に入力される高周波信号S1の基本波成分と同位相でかつほぼ同一振幅に設定する。この結果、増幅回路16は、信号S11を増幅することにより、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている歪み成分に対して逆位相でかつほぼ同一振幅の歪み成分と、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている高周波信号S1の基本波成分に対して同位相でかつほぼ同一振幅の基本波成分とを信号S12として出力する。したがって、合成回路17が、信号S3と信号S12とを合成することにより、高周波信号S1の基本波成分についてはほぼ1.4倍の振幅の出力信号S13を出力する。
続いて、合成回路17の出力(出力信号S13)を観測しつつ、減衰器12および遅延回路13を調整して、出力信号S13の歪みが最小となるように調整する(歪みキャンセルステップ)。この場合、上記した歪み成分抽出ステップにおいて、信号S10が方向性結合器7によって抽出された反射信号に含まれている歪み成分のみで構成されているため、減衰器12および遅延回路13を調整することにより、合成回路15の出力(信号S11)に含まれている歪み成分の振幅および位相を、信号S11に含まれている高周波信号S1の基本波成分とは別個独立して、任意の量に設定することができる。これにより、増幅回路2と同等の電気的特性を有する増幅回路16は、信号S11を増幅することにより、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている歪み成分に対して逆位相でかつほぼ同一振幅の歪み成分と、所定の振幅の高周波信号S1の基本波成分とを含む信号S12を出力する。したがって、合成回路17が、信号S3と信号S12とを合成することにより、各信号S3,S12に含まれている歪み成分同士が相殺されて、歪み成分を殆ど含まず、しかも高周波信号S1の基本波成分についてはほぼ1.4倍の振幅の出力信号S13を出力する。
このように、この増幅装置1によれば、方向性結合器7によって抽出された反射信号に含まれている高周波信号S1の歪み成分を増幅回路14で増幅すると共に、方向性結合器7によって抽出された高周波信号S1の進行波成分(基本波成分)を増幅回路10で増幅し、各増幅回路10,14から出力される信号S7,S10を合成することにより、各増幅回路10,14の入出力間のアイソレーションを利用して、減衰器12および遅延回路13を含む歪み補正用経路と、減衰器8および遅延回路9を含む経路との間でのアイソレーションを十分に確保することができる。このため、高周波信号S1の基本波成分である信号S7と、増幅回路2から反射された歪み成分である信号S10とを合成する合成回路15によって両経路間のアイソレーションを確保する必要がないため、各信号S7,S10に対するロスが極めて少ない回路構成で合成回路15を構成することができる。したがって、増幅回路10が、低レベルの基本波成分を狭い周波数帯域幅かつ低利得で、しかも小信号用の増幅素子で増幅する結果、極めて高効率で基本波成分を増幅し、同様にして、増幅回路14が、低レベルの歪み成分を増幅回路10によって増幅されるべき周波数帯域幅よりもやや広い周波数帯域幅かつ低利得で、しかも小信号用の増幅素子で増幅する結果、極めて高効率で歪み成分を増幅する。この結果、極めて低効率の増幅回路58を必要とする従来の増幅装置51と比較して、増幅装置1全体としての効率を十分に高めることができる。
また、この増幅装置1によれば、方向性結合器4によって抽出された高周波信号S1の進行波成分(基本波成分)で構成される信号S5と方向性結合器7によって抽出された反射信号(基本波成分)で構成される信号S8とを合成回路11で合成して、信号S8に含まれている高周波信号S1の反射波成分(基本波成分)を信号S5で相殺することにより、方向性結合器7によって抽出された反射信号に含まれている歪み成分のみで信号S9を構成することができる。このため、合成回路11から出力される信号S9の振幅および遅延時間(位相)を減衰器12および遅延回路13で調整することにより、増幅回路16から出力される信号S12に含まれている歪み成分の位相および振幅を、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている歪み成分に対して逆位相でかつ同一振幅にすることができる結果、信号S3,S12を合成して極めて低歪みの信号S13を出力することができる。また、減衰器8および遅延回路9の調整と、減衰器12および遅延回路13の調整とを別個独立して行うことができるため、出力信号S13に含まれる歪み成分の除去と基本波成分の振幅調整とを極めて容易に行うことができる。また、増幅回路14が、合成回路11による合成で信号S8に含まれている高周波信号S1の反射波成分(基本波成分)と信号S5とで高周波信号S1の基本波成分を相殺した低レベルの歪み成分のみを増幅する結果、さらに高効率で歪み成分を増幅する。
また、方向性結合器7によって抽出された高周波信号S1の進行波成分としての基本波成分の振幅および位相を減衰器8および遅延回路9で調整することにより、増幅回路16に入力される信号S11中の高周波信号S1の基本波成分の振幅および位相を、歪み成分の振幅および位相に影響を与えることなく、増幅回路2に入力される高周波信号S1の基本波成分と同位相でかつほぼ同一振幅となるように確実かつ容易に設定することができる。したがって、増幅回路16から出力される信号S12に含まれている高周波信号S1の基本波成分の位相および振幅を、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている高周波信号S1の基本波成分に対して同位相でかつほぼ同一振幅に調整することができる結果、信号S3,S12を合成した信号S13に含まれている高周波信号S1の基本波成分の振幅をほぼ1.4倍とすることができる。
また、この増幅装置1によれば、合成回路11に入力される信号S5(つまり、高周波信号S1の基本波成分)を減衰器5および遅延回路6で調整することにより、信号S5に含まれている高周波信号S1の基本波成分を、信号S8中に含まれている高周波信号S1の反射波成分(基本波成分)に対して逆位相で、かつ同一振幅に確実に設定することができ、この結果、方向性結合器4からの高周波信号S1の進行波成分(基本波成分)で信号S8に含まれている高周波信号S1の反射波成分(基本波成分)を確実に相殺することができる。
また、この増幅装置1によれば、遅延回路3によって信号S2を遅延させることにより、遅延回路9による遅延時間の調整と相俟って、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている高周波信号S1の基本波成分の位相と、増幅回路16から出力される信号S12に含まれている高周波信号S1の基本波成分の位相とを確実かつ容易に同位相に調整することができる。また、同様にして、遅延回路13による遅延時間の調整と相俟って、遅延回路3から出力される信号S3に含まれている歪み成分の位相と、増幅回路16から出力される信号S12に含まれている歪み成分の位相とを確実かつ容易に逆位相に調整して、両歪みを確実に相殺することができる。
さらに、増幅回路2と増幅回路16とを1つのパッケージに組み込んだことにより、増幅回路2および増幅回路16の電気的特性を良好に揃えることができ、しかも例えば温度・湿度などの環境の変化に対しても双方を常に同一またはほぼ同一の状態に維持することができる。
また、増幅回路10と増幅回路14とを1つのパッケージに組み込んだことにより、増幅回路10および増幅回路14の電気的特性を良好に揃えることができ、しかも例えば温度・湿度などの環境の変化に対しても双方を常に同一またはほぼ同一の状態に維持することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、信号S6と信号S8とを1つの方向性結合器7で信号線路18から抽出する構成に代えて、別個独立した2つの方向性結合器を本発明における第1方向性結合器および第2方向性結合器として信号S6,S8をそれぞれ抽出する構成を採用することもできる。また、減衰器5および遅延回路6の配設順序を逆にすることもできる。同様にして、減衰器8、遅延回路9および増幅回路10の配設順序を逆にすることもできる。また、合成回路11、減衰器12、遅延回路13および増幅回路14の順序を自由に入れ替えることもできる。この場合、増幅回路14の配設位置については、歪み成分のみを増幅させるのが効率面から好ましいため、合成回路11と合成回路15との間に増幅回路14を配設するのが好ましい。また、遅延回路3において、予め設定された時間だけ信号S2を遅延させる構成を採用した例について説明したが、遅延時間を調整し得る構成を採用しても良いのは勿論である。また、例えば、方向性結合器7で抽出される反射信号中の高周波信号S1についての基本波成分の振幅が極めて小さく、反射信号中の歪み成分よりも十分に小さいときには、方向性結合器4、減衰器5、遅延回路6および合成回路11の配設を省いて、信号S8を信号S9として減衰器12(減衰器12、遅延回路13および増幅回路14の順序を入れ替えたときには、遅延回路13または増幅回路14)に直接入力する構成を採用することもできる。この構成によれば、増幅装置1の構成を簡略化できると共に、調整工程を簡略化でき、その結果として、製品コストを低減することができる。さらに、減衰器8,12を備えた構成について上記したが、これに限らない。例えば、本発明における第1調整回路において第2増幅回路(増幅回路14)を可変利得型の増幅回路で構成することで、減衰器12の配設を省くことができる。同様にして、本発明における第2調整回路において第3増幅回路(増幅回路10)を可変利得型の増幅回路で構成することで、減衰器8の配設を省くことができる。
増幅装置1の構成図である。 増幅装置51の構成図である。
符号の説明
1 増幅装置
2,10,14,16 増幅回路
3,6,9,13 遅延回路
4,7 方向性結合器
5,8,12 減衰器
11,17 合成回路
18 信号線路
20,21 パッケージ
S1 高周波信号
S2〜S13 信号
S13 出力信号

Claims (6)

  1. 信号線路を介して入力した高周波信号を増幅する第1増幅回路と、
    前記高周波信号の進行波成分を前記信号線路から抽出する第1方向性結合器と、
    前記第1増幅回路から前記信号線路に反射する反射信号を当該信号線路から抽出する第2方向性結合器と、
    前記第2方向性結合器によって抽出された前記反射信号に含まれている前記高周波信号の歪み成分を増幅する第2増幅回路を含むと共にその振幅および位相を調整可能な第1調整回路と、
    前記第1方向性結合器によって抽出された前記高周波信号の進行波成分を増幅する第3増幅回路を含むと共にその振幅および位相を調整可能な第2調整回路と、
    前記第1調整回路の出力信号と前記第2調整回路の出力信号との合成信号を増幅する第4増幅回路と、
    前記第1増幅回路の出力信号と前記第4増幅回路の出力信号とを合成して出力する第1合成回路とを備えている増幅装置。
  2. 前記第1調整回路は、前記高周波信号から抽出した進行波成分と前記第2方向性結合器によって抽出された前記反射信号とを合成して当該進行波成分と当該反射信号に含まれている前記高周波信号の反射波成分とを相殺する第2合成回路を備えている請求項1記載の増幅装置。
  3. 前記第2合成回路に入力される前記高周波信号から抽出した進行波成分の振幅および位相を調整する第3調整回路を備えている請求項2記載の増幅装置。
  4. 前記第1合成回路に入力される前記第1増幅回路の出力信号を遅延させる遅延回路を備えている請求項1から3のいずれかに記載の増幅装置。
  5. 前記第1増幅回路および前記第4増幅回路は、1つのパッケージ内に組み込まれて構成されている請求項1から4のいずれかに記載の増幅装置。
  6. 前記第2増幅回路および前記第3増幅回路は、1つのパッケージ内に組み込まれて構成されている請求項1から5のいずれかに記載の増幅装置。
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