JP2000223961A - フィードフォワード増幅器及びその増幅方法 - Google Patents

フィードフォワード増幅器及びその増幅方法

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JP2000223961A
JP2000223961A JP11019835A JP1983599A JP2000223961A JP 2000223961 A JP2000223961 A JP 2000223961A JP 11019835 A JP11019835 A JP 11019835A JP 1983599 A JP1983599 A JP 1983599A JP 2000223961 A JP2000223961 A JP 2000223961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域の増幅信号の歪を改善するようにす
る。 【解決手段】 分配器2−1・・・により各々の周波数
帯域の信号を信号経路a,bに分配し、プリディストー
ション回路3−1・・・により信号経路aの各々の周波
数帯域の信号に対して歪補償を行わせ、合成器5により
歪補償された各々の周波数帯域の信号を合成し、主増幅
器6により合成された各々の周波数帯域の信号を増幅
し、分配器7により合成された各々の周波数帯域の信号
を信号経路c,eに分配し、歪み成分抽出手段の合成器
12により信号経路bの各々の周波数帯域の信号と信号
経路eの各々の周波数帯域の信号とを合成して主増幅器
6による歪み成分を抽出し、合成器9により抽出された
各々の周波数帯域の歪み成分と信号経路cに分配された
各々の周波数帯域の信号とを合成し、主増幅器6によっ
て増幅された各々の周波数帯域の増幅信号の歪み成分を
キャンセルするようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域の増幅信号
の歪改善に適したフィードフォワード増幅器及びその増
幅方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、歪みが少なく安定した増幅信
号が得られるフィードフォワード増幅器が種々提案され
ている。
【0003】図2は、プリディストーション回路を有し
た従来のフィードフォワード増幅器の一例を示すブロッ
ク図である。
【0004】図2のフィードフォワード増幅器は、分配
器102,106、プリディストーション回路103、
ベクトル調整器104,111、主増幅器105、遅延
器107,109、合成器108,110及び補助増幅
器112を備えている。
【0005】そして、入力端子101から入力された周
波数の異なる信号は、分配器102によって信号経路
a,bに分配される。
【0006】信号経路a側に分配された信号は、プリデ
ィストーション回路103及びベクトル調整器104を
通過した後、主増幅器105によって増幅される。主増
幅器105によって増幅された信号は、分配器106に
よって信号経路c,eに分配される。
【0007】一方、信号経路b側に分配された信号は、
遅延器109を通過した後、合成器110によって信号
経路e側に分配された信号と合成される。合成器110
によって合成された信号は、主増幅器105による歪み
成分である。
【0008】合成器110からの信号は、信号経路d側
のベクトル調整器111及び補助増幅器112を通過し
た後、合成器108によって信号経路c側に分配された
信号と合成される。
【0009】このとき、合成器108において、主増幅
器105による歪み成分がキャンセルされ、出力端子1
13からは歪みのない増幅信号が出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のフィードフォワード増幅器では、主増幅器105の
前段に設けられているプリディストーション回路103
が所定の周波数帯域を有している。
【0011】このため、プリディストーション回路10
3によって前置歪補償動作の得られる信号の周波数帯域
が限られてしまうので、フィードフォワード増幅器によ
って増幅される信号の周波数帯域も限られてしまうとい
う問題があった。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、広帯域の増幅信号の歪を改善することが
できるフィードフォワード増幅器及びその増幅方法を提
供することができるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のフィー
ドフォワード増幅器は、各々の周波数帯域の信号を第1
及び第2の信号経路に分配する第1の分配器と、第1の
信号経路の各々の周波数帯域の信号に対応させて設けら
れ、各々の周波数帯域の信号に対して歪補償を行うプリ
ディストーション回路と、歪補償された各々の周波数帯
域の信号を合成する第1の合成器と、第1の合成器によ
って合成された各々の周波数帯域の信号を増幅する主増
幅器と、第1の合成器によって合成された各々の周波数
帯域の信号を第3及び第4の信号経路に分配する第2の
分配器と、第2の信号経路の各々の周波数帯域の信号と
第4の信号経路の各々の周波数帯域の信号とを合成し
て、主増幅器による歪み成分を抽出する歪み成分抽出手
段と、歪み成分抽出手段によって抽出された各々の周波
数帯域の歪み成分と第3の信号経路に分配された各々の
周波数帯域の信号とを合成し、主増幅器によって増幅さ
れた各々の周波数帯域の増幅信号の歪み成分をキャンセ
ルする歪み成分キャンセル手段とを備えることを特徴と
する。また、プリディストーション回路と第1の合成器
との間には、プリディストーション回路によって歪補償
された各々の周波数帯域の信号の振幅を揃えるのベクト
ル調整器が設けられているようにすることができる。ま
た、歪み成分抽出手段は、第1の信号経路の各々の周波
数帯域の信号に対して第2の信号経路の各々の周波数帯
域の信号の位相を180度ずらす第1の遅延器と、第1
の遅延器によって遅延された各々の周波数帯域の信号を
合成する第2の合成器と、第2の合成器からの各々の周
波数帯域の信号と第4の信号経路の各々の周波数帯域の
信号とを合成する第3の合成器とを備えるようにするこ
とができる。また、歪み成分キャンセル手段は、歪み成
分抽出手段によって抽出された各々の周波数帯域の歪み
成分の信号に対して第3の信号経路に分配された各々の
周波数帯域の信号の位相を180度ずらす第2の遅延器
と、第2の遅延器によって遅延された各々の周波数帯域
の信号と各々の周波数帯域の歪み成分の信号とを合成す
る第4の合成器とを備えるようにすることができる。請
求項5に記載のフィードフォワード増幅方法は、各々の
周波数帯域の信号を第1及び第2の信号経路に分配する
第1の工程と、第1の信号経路の各々の周波数帯域の信
号に対して歪補償を行う第2の工程と、歪補償された各
々の周波数帯域の信号を合成する第3の工程と、第3の
工程で合成された各々の周波数帯域の信号を増幅する第
4の工程と、第3の工程で合成された各々の周波数帯域
の信号を第3及び第4の信号経路に分配する第5の工程
と、第2の信号経路の各々の周波数帯域の信号と第4の
信号経路の各々の周波数帯域の信号とを合成して、第4
の工程における歪み成分を抽出する第6の工程と、抽出
された各々の周波数帯域の歪み成分と第3の信号経路に
分配された各々の周波数帯域の信号とを合成し、増幅さ
れた各々の周波数帯域の増幅信号の歪み成分をキャンセ
ルする第7の工程とを備えることを特徴とする。また、
第2の工程には、歪補償された各々の周波数帯域の信号
の振幅を揃える工程が含まれるようにすることができ
る。また、第6の工程には、第1の信号経路の各々の周
波数帯域の信号に対して第2の信号経路の各々の周波数
帯域の信号の位相を180度ずらす工程と、位相のずら
された各々の周波数帯域の信号を合成する工程と、合成
された各々の周波数帯域の信号と第4の信号経路の各々
の周波数帯域の信号とを合成する工程とが含まれるよう
にすることができる。また、第7の工程には、抽出され
た各々の周波数帯域の歪み成分の信号に対して第3の信
号経路に分配された各々の周波数帯域の信号の位相を1
80度ずらす工程と、位相のずらされた各々の周波数帯
域の信号と各々の周波数帯域の歪み成分の信号とを合成
する工程とが含まれるようにすることができる。本発明
に係るフィードフォワード増幅器及びその増幅方法にお
いては、第1の分配器により、各々の周波数帯域の信号
を第1及び第2の信号経路に分配し、プリディストーシ
ョン回路により、第1の信号経路の各々の周波数帯域の
信号に対して歪補償を行わせ、第1の合成器により、歪
補償された各々の周波数帯域の信号を合成し、主増幅器
により、第1の合成器によって合成された各々の周波数
帯域の信号を増幅し、第2の分配器により、第1の合成
器によって合成された各々の周波数帯域の信号を第3及
び第4の信号経路に分配し、歪み成分抽出手段により、
第2の信号経路の各々の周波数帯域の信号と第4の信号
経路の各々の周波数帯域の信号とを合成して主増幅器に
よる歪み成分を抽出し、歪み成分キャンセル手段によ
り、抽出された各々の周波数帯域の歪み成分と第3の信
号経路に分配された各々の周波数帯域の信号とを合成
し、主増幅器によって増幅された各々の周波数帯域の増
幅信号の歪み成分をキャンセルするようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0015】図1は、本発明のフィードフォワード増幅
器の一実施の形態を示すブロック図である。
【0016】図1に示すフィードフォワード増幅器は、
分配器2−1,2−2,・・・2−N、プリディストー
ション回路3−1,3−2,・・・3−N、ベクトル調
整器4−1,4−2,・・・4−N,13、合成器5,
9,11,12、主増幅器6、分配器7、遅延器8,1
0−1,10−2,・・・10−N、補助増幅器14を
備えている。
【0017】第1の分配器としての分配器2−1,2−
2,・・・2−Nは、入力端子1−1,1−2,・・・
1−Nから入力された周波数の異なる信号を、第1の信
号経路としての信号経路aと第2の信号経路としての信
号経路bに分配する。
【0018】プリディストーション回路3−1,3−
2,・・・3−Nは、それぞれ異なる周波数帯域を有し
ており、それぞれの周波数帯域の信号に対して前置歪補
償動作を行う。
【0019】ベクトル調整器4−1,4−2,・・・4
−Nは、図示しない可変減衰器及び可変移相器を有す
る。第1の合成器としての合成器5は、ベクトル調整器
4−1,4−2,・・・4−Nを通過した周波数の異な
るそれぞれの信号を合成する。
【0020】主増幅器6は、合成器5によって合成され
た信号を増幅する。第2の分配器としての分配器7は、
主増幅器6によって増幅された信号を、第3の信号経路
としての信号経路c及び第4の信号経路としての信号経
路eに分配する。
【0021】第2の遅延器としての遅延器8は、信号経
路c側に分配された信号を遅延させる。
【0022】第4の合成器としての合成器9は、信号経
路c及び信号経路dの信号を合成し、出力端子15から
増幅信号を出力する。ここで、遅延器8及び合成器9
は、歪み成分キャンセル手段とされている。
【0023】第1の遅延器としての遅延器10−1,1
0−2,・・・10−Nは、信号経路b側に分配された
信号を遅延する。第2の合成器としての合成器11は、
遅延器10−1,10−2,・・・10−Nによって遅
延された周波数の異なる信号を合成する。
【0024】第3の合成器としての合成器12は、合成
器11によって合成された信号と信号経路e側に分配さ
れた信号とを合成する。
【0025】ここで、遅延器10−1,10−2,・・
・10−N、合成器11,12は、歪み成分抽出手段と
されている。
【0026】ベクトル調整器13は、図示しない可変減
衰器及び可変移相器を有する。補助増幅器14は、ベク
トル調整器13を通過した信号を増幅する。
【0027】次に、このような構成のフィードフォワー
ド増幅器の動作について説明する。
【0028】まず、入力端子1−1,1−2,・・・1
−Nから入力された周波数の異なる信号は、それぞれ分
配器2−1,2−2,・・・2−Nにより信号経路a及
び信号経路bに分配される。
【0029】信号経路a側に分配された信号は、プリデ
ィストーション回路3−1,3−2,・・・3−N及び
ベクトル調整器4−1,4−2,・・・4−Nを通過す
ると、合成器5によって合成される。次いで、主増幅器
6により増幅される。
【0030】このとき、主増幅器6で異なる周波数の入
力信号に対する歪がそれぞれ発生する。ここで、主増幅
器6で発生する歪がそれぞれ最小となるように、プリデ
ィストーション回路3−1,3−2,・・・3−Nが調
整されている。
【0031】主増幅器6から出力された信号は、分配器
7によって信号経路c及び信号経路eに分配される。
【0032】一方、分配器2−1,2−2,・・・2−
Nによって信号経路b側に分配された信号は、プリディ
ストーション回路3−1,3−2,・・・3−Nのそれ
ぞれの周波数帯域に対応する遅延器10−1,10−
2,・・・10−Nによって遅延される。遅延器10−
1,10−2,・・・10−Nを通過したそれぞれの信
号は、合成器11で合成される。
【0033】合成器11によって合成された信号及び信
号経路e側に分配された信号は、合成器12によって合
成される。
【0034】このとき、信号経路b側に分配された異な
る周波数のそれぞれの信号は、信号経路e側に分配され
た異なる周波数のそれぞれの信号に対して位相が180
度ずれるように、遅延器10−1,10−2,・・・1
0−Nによって調整される。
【0035】また、信号経路e側に分配されたそれぞれ
の信号は、振幅が同一となるように、ベクトル調整器4
−1,4−2,・・・4−Nによって調整されている。
【0036】そして、合成器12によって合成された信
号は、主増幅器6で発生する歪成分となる。合成器12
からの信号は、信号経路d側のベクトル調整器13を通
過すると、補助増幅器14で増幅された後、合成器9へ
入力される。
【0037】一方、分配器7によって信号経路c側に分
配された信号は、遅延器8を通過した後、合成器9へ入
力される。
【0038】そして、合成器9では、主増幅器6で増幅
された歪み成分を含む信号と、補助増幅器14で増幅さ
れ歪み成分の信号とが合成されることにより、主増幅器
6で増幅された信号の歪み成分がキャンセルされる。こ
れにより、出力端子15からは、歪みが少なく安定した
広帯域の増幅信号が得られる。
【0039】このように、本実施の形態では、分配器2
−1,2−2,・・・2−Nにより、各々の周波数帯域
の信号を信号経路a,bに分配し、プリディストーショ
ン回路3−1,3−2,・・・3−Nにより、信号経路
aの各々の周波数帯域の信号に対して歪補償を行わせ
る。
【0040】次いで、合成器5により、歪補償された各
々の周波数帯域の信号を合成し、主増幅器6により、合
成器5によって合成された各々の周波数帯域の信号を増
幅する。次いで、分配器7により、合成器5によって合
成された各々の周波数帯域の信号を信号経路c,eに分
配し、歪み成分抽出手段の合成器12により、信号経路
bの各々の周波数帯域の信号と信号経路eの各々の周波
数帯域の信号とを合成して主増幅器6による歪み成分を
抽出する。
【0041】次いで、歪み成分キャンセル手段の合成器
9により、抽出された各々の周波数帯域の歪み成分と信
号経路cに分配された各々の周波数帯域の信号とを合成
し、主増幅器6によって増幅された各々の周波数帯域の
増幅信号の歪み成分をキャンセルするようにするした。
これにより、歪みが少なく安定した広帯域の増幅信号が
得られる。
【0042】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るフィードフォワ
ード増幅器及びその増幅方法によれば、第1の分配器に
より、各々の周波数帯域の信号を第1及び第2の信号経
路に分配し、プリディストーション回路により、第1の
信号経路の各々の周波数帯域の信号に対して歪補償を行
わせ、第1の合成器により、歪補償された各々の周波数
帯域の信号を合成し、主増幅器により、第1の合成器に
よって合成された各々の周波数帯域の信号を増幅し、第
2の分配器により、第1の合成器によって合成された各
々の周波数帯域の信号を第3及び第4の信号経路に分配
し、歪み成分抽出手段により、第2の信号経路の各々の
周波数帯域の信号と第4の信号経路の各々の周波数帯域
の信号とを合成して主増幅器による歪み成分を抽出し、
歪み成分キャンセル手段により、抽出された各々の周波
数帯域の歪み成分と第3の信号経路に分配された各々の
周波数帯域の信号とを合成し、主増幅器によって増幅さ
れた各々の周波数帯域の増幅信号の歪み成分をキャンセ
ルするようにするようにしたので、広帯域の増幅信号の
歪を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィードフォワード増幅器の一実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】従来のフィードフォワード増幅器の一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1−1,1−2,・・・1−N 入力端子 2−1,2−2,・・・2−N 分配器 3−1,3−2,・・・3−N プリディストーション
回路 4−1,4−2,・・・4−N,13 ベクトル調整器 5,9,11,12 合成器 6 主増幅器 7 分配器 8,10−1,10−2,・・・10−N 遅延器 14 補助増幅器 15 出力端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々の周波数帯域の信号を第1及び第2
    の信号経路に分配する第1の分配器と、 前記第1の信号経路の各々の周波数帯域の信号に対応さ
    せて設けられ、前記各々の周波数帯域の信号に対して歪
    補償を行うプリディストーション回路と、 前記歪補償された前記各々の周波数帯域の信号を合成す
    る第1の合成器と、 前記第1の合成器によって合成された前記各々の周波数
    帯域の信号を増幅する主増幅器と、 前記第1の合成器によって合成された前記各々の周波数
    帯域の信号を第3及び第4の信号経路に分配する第2の
    分配器と、 前記第2の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号と前
    記第4の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号とを合
    成して、前記主増幅器による歪み成分を抽出する歪み成
    分抽出手段と、 前記歪み成分抽出手段によって抽出された前記各々の周
    波数帯域の歪み成分と前記第3の信号経路に分配された
    前記各々の周波数帯域の信号とを合成し、前記主増幅器
    によって増幅された前記各々の周波数帯域の増幅信号の
    歪み成分をキャンセルする歪み成分キャンセル手段とを
    備えることを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  2. 【請求項2】 前記プリディストーション回路と前記第
    1の合成器との間には、前記プリディストーション回路
    によって歪補償された前記各々の周波数帯域の信号の振
    幅を揃えるベクトル調整器が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載のフィードフォワード増幅器。
  3. 【請求項3】 前記歪み成分抽出手段は、 前記第1の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号に対
    して前記第2の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号
    の位相を180度ずらす第1の遅延器と、 前記第1の遅延器によって遅延された前記各々の周波数
    帯域の信号を合成する第2の合成器と、 前記第2の合成器からの前記各々の周波数帯域の信号と
    前記第4の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号とを
    合成する第3の合成器とを備えることを特徴とする請求
    項1に記載のフィードフォワード増幅器。
  4. 【請求項4】 前記歪み成分キャンセル手段は、 前記歪み成分抽出手段によって抽出された前記各々の周
    波数帯域の歪み成分の信号に対して前記第3の信号経路
    に分配された前記各々の周波数帯域の信号の位相を18
    0度ずらす第2の遅延器と、 前記第2の遅延器によって遅延された前記各々の周波数
    帯域の信号と前記各々の周波数帯域の歪み成分の信号と
    を合成する第4の合成器とを備えることを特徴とする請
    求項1に記載のフィードフォワード増幅器。
  5. 【請求項5】 各々の周波数帯域の信号を第1及び第2
    の信号経路に分配する第1の工程と、 前記第1の信号経路の各々の周波数帯域の信号に対して
    歪補償を行う第2の工程と、 前記歪補償された前記各々の周波数帯域の信号を合成す
    る第3の工程と、 前記第3の工程で合成された前記各々の周波数帯域の信
    号を増幅する第4の工程と、 前記第3の工程で合成された前記各々の周波数帯域の信
    号を第3及び第4の信号経路に分配する第5の工程と、 前記第2の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号と前
    記第4の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号とを合
    成して、前記第4の工程における歪み成分を抽出する第
    6の工程と、 前記抽出された前記各々の周波数帯域の歪み成分と前記
    第3の信号経路に分配された前記各々の周波数帯域の信
    号とを合成し、前記増幅された前記各々の周波数帯域の
    増幅信号の歪み成分をキャンセルする第7の工程とを備
    えることを特徴とするフィードフォワード増幅方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の工程には、前記歪補償された
    前記各々の周波数帯域の信号の振幅を揃える工程が含ま
    れることを特徴とする請求項5に記載のフィードフォワ
    ード増幅方法。
  7. 【請求項7】 前記第6の工程には、 前記第1の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号に対
    して前記第2の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号
    の位相を180度ずらす工程と、 前記位相のずらされた前記各々の周波数帯域の信号を合
    成する工程と、 前記合成された前記各々の周波数帯域の信号と前記第4
    の信号経路の前記各々の周波数帯域の信号とを合成する
    工程とが含まれることを特徴とする請求項5に記載のフ
    ィードフォワード増幅方法。
  8. 【請求項8】 前記第7の工程には、 前記抽出された前記各々の周波数帯域の歪み成分の信号
    に対して前記第3の信号経路に分配された前記各々の周
    波数帯域の信号の位相を180度ずらす工程と、 前記位相のずらされた前記各々の周波数帯域の信号と前
    記各々の周波数帯域の歪み成分の信号とを合成する工程
    とが含まれることを特徴とする請求項5に記載のフィー
    ドフォワード増幅方法。
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