JP2007134464A - 多層膜を有する光学素子及びそれを有する露光装置 - Google Patents

多層膜を有する光学素子及びそれを有する露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】広い入射角度で目標波長の光に対する反射率を維持することが可能な多層膜を有する光学素子及びそれを有する露光装置を提供する。
【解決手段】光の反射率を高める多層膜を有する反射型光学素子であって、前記多層膜は、第1の入射角度範囲で入射する光に対して所定の波長近傍において最大反射率を略維持する第1の反射特性を有する第1の積層体130と、前記第1の反射特性と組み合わされることによって当該第1の入射角度範囲よりも広い第2の入射角度範囲で入射する光に対して前記所定の波長近傍で一定の反射率を維持する第2の反射特性を有する第2の積層体140とを有することを特徴とする光学素子を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般には、反射型光学素子に関し、特に、露光装置の光学素子に使用される多層膜の構造に関する。本発明は、例えば、波長約13.5nmの極端紫外線(EUV:extreme ultraviolet)光を利用して半導体ウェハ用の基板、液晶ディスプレイ(LCD)用のガラス基板などのデバイスを露光する露光装置に好適である。
近年の微細化の要求に対応するために、半導体素子を製造する投影露光装置は、露光光の短波長化によって解像力の向上を図っている。最近では、10nm以上15nm以下(例えば、13.5nm付近)の短い波長のEUV光を用いたEUV露光装置が提案されている。EUV光領域では物質による光の吸収が非常に大きくなるので屈折光学素子を使用できず、EUV露光装置は反射型光学素子(ミラーや反射型マスク)を用いる。
かかる反射型光学素子は、典型的に、目的の波長の反射率を高めた多層膜が形成された多層膜ミラーを使用する。多層膜反射鏡は、平面基板上に異なる2種類以上の物質を交互に積層したもので、積層数は40層程度である。積層する膜の組み合わせは、EUV光の波長に依存して選択される。例えば、波長が13.5nm付近であれば多層膜反射鏡の組み合わせは、モリブデン(Mo)層とシリコン(Si)層の組み合わせが典型的である。
多層膜は、例えば、垂直入射光に対して波長13.5nm付近で最大反射率(ピーク)を有するようにMoとSiの厚さが制御される。一般に、このような多層膜においてはMoとSiの各層の厚さが一定であり、両者一層ずつを含む積層を一周期とすれば周期長が一定に設定される。
従来技術としては特許文献1乃至3や非特許文献1がある。
特開2001−51106号公報 特開昭60−7400号公報 特開平5−164899号公報 M. Yamamoto and T. Narioka: Layer−by−Layer design method for soft−x−ray multilayers, Appl. Phys, vol 31. No 10/1 April, (1992), 95
しかし、従来の多層膜は典型的に垂直入射光に対してピークを有するように設計され、光を50%以上反射することが可能な入射角度範囲は10°乃至12°程度である。このため、かかる入射角度範囲外では反射率の低下から所望の線幅が得られないなどの問題がある。
本発明は、広い入射角度で目標波長の光に対する反射率を維持することが可能な多層膜を有する光学素子及びそれを有する露光装置に関する。
本発明の一側面としての光学素子は、光の反射率を高める多層膜を有する反射型光学素子であって、前記多層膜は、第1の入射角度範囲で入射する光に対して所定の波長において最大反射率が得られる第1の反射特性を有する第1の積層体と、前記第1の反射特性と組み合わされることによって当該第1の入射角度範囲よりも広い第2の入射角度範囲で入射する光に対して前記所定の波長で一定の反射率が得られるような、第1の反射特性とは異なる第2の反射特性を有する第2の積層体とを有することを特徴とする。
本発明の別の側面としての光学素子は、光の反射率を高める多層膜を有する反射型光学素子であって、前記多層膜は、第1の積層体と第2の積層体とを有し、前記第1の積層体は、2種類の材料の各層を含む基本積層体を複数積層した構造を有し、各基本積層体においては、前記2種類の材料のそれぞれが一定の厚さを有し、前記基本積層体の厚さを一周期とすると前記第1の積層体は周期長が一定であり、前記第2の積層体は、前記2種類の材料を交互に積層した積層構造を有するが、前記積層構造においては、前記2種類の材料のそれぞれの厚さは一定ではないか、前記第2の積層体は一定の周期長を有しないことを特徴とする。
上述の光学素子を使用してマスクパターンを被露光体に露光することを特徴とする露光装置や、かかる露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、露光された前記被露光体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法も本発明の一側面を構成する。デバイス製造方法の請求項は、中間及び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。また、かかるデバイスは、LSIやVLSIなどの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄膜磁気ヘッドなどを含む。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、広い入射角度で目標波長の光に対する反射率を維持することが可能な多層膜を有する光学素子及びそれを有する露光装置を提供することができる。
以下、図2(a)を参照して、本発明の一側面としての多層膜を有する光学素子について説明する。ここで、図2(a)は、光学素子100の部分拡大断面図である。光学素子100Aは、基板110上に光の反射率を高める多層膜120が形成された反射型光学素子である。
多層膜120は、積層体130及び140を有する。
積層体130は、垂直入射光に対して目標波長において最大反射率を有する反射特性を有し、約10°乃至12°の入射角度範囲において最大反射率を維持する。なお、本実施例は目標波長を13.5nmに設定している。積層体120は、Si層132とMo層134からなる基本積層体131を複数積層した構造を有する。基本積層体131においては、Si層132とMo層134のそれぞれが一定の厚さを有する。また、基本積層体131の全体の厚さを一周期とすると積層体130は一定の周期長を有する。なお、積層体130は、後述する実施例3及び6に示すように、周期長の異なる2種類以上の積層体(130Bや130Cなど)を含んでもよい。
積層体140は、積層体130の反射特性と組み合わされることによって積層体130の入射角度範囲よりも広い入射角度範囲で入射する光に対して波長13.5nmで一定の反射率が得られるような反射特性を有する。積層体140の反射特性は、目標波長とは異なる波長で極大及び極小を有する。積層体140は、Si層142とMo層144を交互に積層した積層構造を有する。しかし、この積層構造においては、Si層142とMo層144の厚さは一定ではないか、あるいは、積層体140は一定の周期長を有しない。また、厚さ及び周期長がいずれも一定でなくとも良い。すなわち、Si層142とMo層144の厚さが一定でなく、且つ、積層体140が一定の周期長を有しなくても良い。
図2(a)では、EUVリソグラフィ用の多層膜反射鏡の構成材料として広く用いられているSiとMoを膜材料として用いる。光の反射率の値と光線入射角度範囲は、光が入射する物質の複素屈折率(屈折率及び消衰係数)に関わる。反射率が高く光線入射角度範囲の広い多層膜反射鏡を作製するには、互いの屈折率差が大きくそれぞれの吸収の小さい物質を使用しなければならない。しかし、高反射率を得るためにSi、Moを一定の周期長で積層している限りは光線入射角度範囲の広い多層膜反射鏡を作製することはできない。Si、Moを異なった周期長で積層することによって高入射角度に反射可能な多層膜反射鏡を作製することができる。また、多層膜120の基板110と反対側の表面側(光が入射する側)には積層体130が配置されているため、反射率ピークの中心波長の決定が可能になる。
なお、目標波長が変われば膜材料も変化するため、2種類の材料はSiとMoには限定されない。例えば、11nm付近の波長の光に対してベリリウム(Be)とMoを使用するなどである。
また、図2(b)に示すように、Si層132(又は142)とMo層134(又は144)との間に挟まれてSi及びMoとは異なる2層以上の材料を更に有してもよい。ここで、図2(b)は、光学素子100の変形例としての光学素子100Aの部分拡大断面図である。Si層132(又は142)とMo層134(又は144)との間に挟まれる材料は、例えば、B、C、Ru、Rh、Li、Pd並びにこれらの化合物の一を主成分とする材料である。図2(b)においては、多層膜は、積層体130A及び140Aから構成される。積層体130Aは、Si層132、中間層136、Mo層134、中間層136からなる基本積層体131Aを有する。積層体140Aは、Si層142、中間層146、Mo層144、中間層146から構成される。但し、中間層136は、種類、層数、挟みこむ箇所に制限はなく、交互層は同一順である必要はない。中間層136や146はSiやMoが接触して混合層を形成することを防止する効果を有するが、2種類の材料の層間に中間層を挟みこむと多層膜の入射角度範囲は狭くなる。但し、一定の周期長を有する積層体130Aと一定の周期長を有しない積層体140Aを組み合わせて入射角度範囲を広げることによってかかる問題を解決することができる。
(比較例1)
MoとSi交互層において、全体が一定膜厚で、1/4波長積層体に似た分布ブラッグ反射構造を持ち、入射角度が0度のときにピーク波長が13.5nmになるような多層膜反射鏡を作成した。図1は、スパッタリング成膜装置900のブロック図である。成膜装置900は、真空チャンバ901と、真空ポンプ902と、可動マスク904と、シャッタ906と、基板及び回転機構907と、各種ターゲット908及び909と、制御系とを有する。真空チャンバ901は真空ポンプ902によって真空又は減圧環境に維持され、各構成要素を収納する。制御系は、マスク可動制御装置903と、シャッタ制御装置905と、DC電源910、RF電源911、Arガス導入制御装置913とを含み、制御コンピュータ912に接続されて一括制御される。
ターゲットは、直径4インチのBドープした多晶質のSiターゲット908、Moターゲット909に加え、図示しないRu、B4Cターゲットが取り付けられている。ターゲットが回転し、各材料を切り替えて、基板上に成膜することができる。ターゲットの材料は交換してもよい。
基板907は、直径500mm、厚さ300μmのシリコンを用いており、成膜時自転している。基板907とターゲットの間には、シャッタ制御装置905によって開閉制御されるシャッタ906と、マスク可動制御装置903によって移動制御され、基板上の膜厚分布を制御するための可動マスク904がある。成膜時はプロセスガスとしてArガス導入制御装置913からArガスを30sccm導入する。ターゲットに投入する電力は、DC電源910で所定の電力を維持し、RF電源911にて13.56MHzのRF高周波150Wとした。コンピュータ912は各層の膜厚を時間制御する。
多層膜反射鏡はMoとSiの交互層を40回積層したものである。入射角度が0度のときにピーク波長が13.5nmにくるように設計した場合、Siの厚さは4.3nm、Moの厚さを2.6nmであり、成膜時間はそれぞれ43秒と13秒であった。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。このように成膜された入射角度が0度のときにピーク波長が13.5nmにくるような多層膜反射鏡の波長反射特性を図3(a)に、角度反射特性を図3(b)に示す。反射率50%以上の波長領域は13.2nmから13.7nm、角度領域は0度から10度であった。
(比較例2)
MoとSi交互層において、全体が一定膜厚で、1/4波長積層体に似た分布ブラッグ反射構造を持ち、入射角度が0度のときにピーク波長が13.5nmになるような多層膜反射鏡を、スパッタリング成膜装置900を使用して作成した。比較例1と異なるのは、ターゲットは、直径4インチのBドープした多晶質のSiターゲット908、Moターゲット909に加え、図示しないRu、B4Cターゲットが取り付けられている点である。
多層膜反射鏡は、SiとMoの交互層を40回積層したもの(比較例A)、Si、Moの交互層の間にB4Cを挟んで40回積層したもの(比較例B)、Si、Ru、Moの交互層を40回積層したもの(比較例C)を比較例として作成する。入射角度が0度のときにピーク波長が13.5nmにくるように設計した場合、比較例AではSiの厚さは4.12nm、Moの厚さは2.85nmであり、成膜時間はそれぞれ41秒と14秒であった。比較例BではSiの厚さは3.55nm、Moの厚さは2.37nm、B4Cの厚さは0.5nmであり、成膜時間はそれぞれ36秒と12秒と125秒であった。比較例CではSiの厚さは4.16nm、Moの厚さは1.68nm、Ruの厚さは1.07nmであり、成膜時間はそれぞれ42秒と8秒と5秒であった。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
入射角度が0度のときにピーク波長が13.5nmにくるような多層膜反射鏡の波長反射特性を図4(a)に、角度反射特性を図4(b)に示す。反射率50%以上の波長領域は、比較例Aでは13.3nmから13.8nm、比較例Bでは13.2nmから13.7nm、比較例Cでは13.1nmから13.7nmであった。反射率50%以上の角度領域は、比較例Aでは0度から12度、比較例Bでは0度から10度、比較例Cでは0度から9度であった。これら比較例を見ても、第1材料と第2材料の交互層の間に異なる材料を挟みこむことで反射可能な波長領域、角度領域が減少していることがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように多層膜反射鏡を比較例1と同様の方法で作製した。多層膜120は、基板110の上に36層の積層体140を形成し、この上に24層の積層体130を形成し、最後にSiキャップ層を形成した61層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表1に示す。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(a)に、波長反射特性を図5(a)に、角度反射特性を図5(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから14.0nmまで、入射角度14度まで50%以上を保つ良好なものであった。図5(a)から、反射率50%以上の波長領域は図3(a)と比較して0.2nm増えたことがわかる。図5(b)から、反射率50%以上の角度領域は図3(b)と比較して4度増えたことがわかる。
積層体130及び140が単独で形成された場合の多層膜反射鏡の波長反射特性を図6(a)に、角度反射特性を図6(b)に示す。図6(a)に示すように、積層体130の反射特性と積層体140の反射特性を合成すると図5(a)に示す反射特性が得られる。積層体130の反射特性は波長13.5nm付近にピークを有し、積層体140の反射特性は波長13.5nm以外の波長にピークを有する。また、図6(b)に示すように、積層体130の反射特性と積層体140の反射特性を合成すると図5(b)に示す反射特性が得られる。積層体130の反射特性は0度から10度までに一定の反射率をもち、積層体140の反射特性は19度の高入射角度に反射ピークをもつ。
成膜方法はスパッタを用いたが、製法はこの限りではなく、例えば、蒸着法を用いてもよい。なお、これは以下の実施例についても当てはまる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように多層膜反射鏡を比較例1と同様の方法で作製した。多層膜120は、基板110の上に10層の積層体140を形成し、この上に40層の積層体130を形成し、最後にSiキャップ層を形成した51層を有する。実施例1では積層体140の層数が積層体130の層数よりも多いのに対し、本実施例では積層体130の層数が積層体140の層数よりも多い。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表2に示す。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(a)に、波長反射特性を図7(a)に、角度反射特性を図7(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから14.0nmまで、入射角度14度まで50%以上を保つ良好なものであった。図7(a)から、反射率50%以上の波長領域は図3(a)と比較して0.2nm増えたことがわかる。図7(b)から、反射率50%以上の角度領域は図3(b)と比較して4度増えたことがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように多層膜反射鏡を比較例1と同様の方法で作製した。多層膜120は、基板110の上に10層の積層体140を形成し、この上に20層の積層体130Bを積層し、さらに別の周期長で一定な20層の積層体130Cを形成し、最後にSiキャップ層を形成した50層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表3に示す。実施例2における周期長が一定な40層を、2種類の周期長をもつ積層体130B及びCに20層ずつに分けている。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(a)に、波長反射特性を図8(a)に、角度反射特性を図8(b)に示す。反射率は、波長領域13.1nmから14.2nmまで、入射角度17度まで30%以上を保つ良好なものであった。図8(a)から、反射率30%以上の波長領域は図3と比較して0.5nm増えたことがわかる。図8(b)から、反射率30%以上の角度領域は図3(b)と比較して6度増えたことがわかる。実施例2に対し、同じ層数であっても反射率は低下するが、本実施例は光線入射角度は良好なものであった。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように多層膜反射鏡を比較例1と同様の方法で作製した。多層膜120は、基板110の上に20層の積層体130を形成し、この上に40層の積層体140を形成し、最後にSiキャップ層を形成した61層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表4に示す。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(a)に、波長反射特性を図9(a)に、角度反射特性を図9(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから13.9nmまで、入射角度13度まで50%以上を保ち、実施例1、2の値には及ばないが良好なものであり、本実施例は光線入射角度範囲を広げるために有効であることがわかる。図9(a)から、反射率50%以上の波長領域は図3(a)と比較して0.1nm増えたことがわかる。図9(b)から、反射率50%以上の角度領域は図3(b)と比較して3度増えたことがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように多層膜反射鏡を比較例1と同様の方法で作製した。多層膜120は、基板110の上に20層の積層体140を形成し、この上に20層の積層体130を形成し、さらにその上に20層の積層体140を形成し、最後にSiキャップ層を形成した61層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表5に示す。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(a)に、波長反射特性を図10(a)に、角度反射特性を図10(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから13.9nmまで、入射角度13度まで50%以上を保ち、実施例1、2の値には及ばないが良好なものであり、本実施例は光線入射角度範囲を広げるために有効であることがわかる。図10(a)から、反射率50%以上の波長領域は図3(a)と比較して0.1nm増えたことがわかる。図10(b)から、反射率50%以上の角度領域は図3(b)と比較して3度増えたことがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように多層膜反射鏡を比較例1と同様の方法で作製した。多層膜120は、基板110の上に20層の積層体130Bを形成し、この上に10層の積層体140を形成し、再度別の周期長で20層の席装置130Cを積層し、その上に10層の積層体140を形成し、最後にSiキャップ層を形成した61層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表6に示す。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2に、波長反射特性を図11(a)に、角度反射特性を図11(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから13.9nmまで、入射角度12度まで50%以上を保ち、実施例1、2の値には及ばないが良好なものであり、本実施例は光線入射角度範囲を広げるために有効であることがわかる。図11(a)から、反射率50%以上の波長領域は図3(a)と比較して0.1nm増えたことがわかる。図11(b)から、反射率50%以上の角度領域は図3(b)と比較して2度増えたことがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように設計された多層膜反射鏡を比較例2と同様の方法で作製した。多層膜120Aは、基板110の上に72層の積層体140Aを形成し、この上に48層の積層体130Aを形成し、最後にSiキャップ層を形成した121層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表7に示す。また、これら膜厚の範囲は0.5nm≦Si≦10nm、0.5nm≦Mo≦10nm、0.1nm≦B4C≦2nmであることが望ましい。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
多層膜反射鏡の模式図を図2(b)に、波長反射特性を図12(a)に、角度反射特性を図6に示す。反射率は、波長領域13.3nmから13.9nmまで、入射角度13度まで50%以上を保つ良好なものであった。図12(a)から、反射率50%以上の波長領域は図4(a)のBと比較して0.1nm増えたことがわかる。図12(b)から、反射率50%以上の角度領域は図4(b)のBと比較して3度増えたことがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように設計された多層膜反射鏡を比較例2と同様の方法で作製した。多層膜120Aは、基板110の上に20層の積層体130Aを形成し、この上に80層の積層体140Aを形成し、最後にSiキャップ層を形成した101層を有する。実施例7では積層体140Aの層数が積層体130Aの層数よりも多いのに対し、多層膜反射鏡では積層体130Aの層数が積層体140Aの層数よりも多い。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表8に示す。これら膜厚の範囲は0.5nm≦Si≦10nm、0.5nm≦Mo≦10nm、0.1nm≦B4C≦2nmであることが望ましい。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(b)に、波長反射特性を図13(a)に、角度反射特性を図13(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから13.9nmまで、入射角度14度まで50%以上を保つ良好なものであった。図7から、反射率50%以上の波長領域は図4(a)のBと比較して0.1nm増えたことがわかる。図8から、反射率50%以上の角度領域は図4(b)のBと比較して4度増えたことがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように設計された多層膜反射鏡を比較例2と同様の方法で作製した。多層膜120Aは、基板110の上に54層の積層体140Aを形成し、この上に36層の積層体130Aを形成し、最後にSiキャップ層を形成した91層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表9に示す。これら膜厚の範囲は0.5nm≦Si≦10nm、0.5nm≦Mo≦10nm、0.5nm≦Ru≦10nmであることが望ましい。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(b)に、波長反射特性を図14(a)に、角度反射特性を図14(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから14.0nmまで、入射角度14度まで50%以上を保つ良好なものであった。図14(a)から、反射率50%以上の波長領域は図4(a)のCと比較して0.1nm増えたことがわかる。図14(b)から、反射率50%以上の角度領域は図4(b)のCと比較して5度増えたことがわかる。
0度入射のとき、ピーク波長が13.5nmになるように設計された多層膜反射鏡を比較例2と同様の方法で作製した。多層膜120Aは、基板110の上に72層の積層体140Aを形成し、この上に48層の積層体130Aを形成、最後にSiキャップ層を形成した121層を有する。それぞれの膜厚、成膜時間の詳細を表10に示す。これら膜厚の範囲は0.5nm≦Si≦10nm、0.5nm≦Mo≦10nm、0.5nm≦Ru≦10nm、0.5nm≦Rh≦10nmであることが望ましい。コンピュータ912には成膜時間データを入力する。
このように成膜された多層膜反射鏡の模式図を図2(b)に、波長反射特性を図15(a)に、角度反射特性を図15(b)に示す。反射率は、波長領域13.3nmから14.0nmまで、入射角度14度まで50%以上を保つ良好なものであった。図15(a)から、反射率50%以上の波長領域は図4(a)のCと比較して0.1nm増えたことがわかる。図15(b)から、反射率50%以上の角度領域は図4(b)のCと比較して5度増えたことがわかる。
図16は上述の実施例1乃至10で作成した反射鏡を用いた投影露光装置200を示す。光源に13.5nmのEUV光を用いて、反射型マスク202上に形成されたパターンを反射鏡211乃至220より構成された反射縮小投影光学系210により基板230に転写する。これにより、マスク202上の0.1μmのパターンに対して寸法0.025μmのレジストパターンが正確に得られる。縮小率、波長等は、本実施例の値に限らない。レジストについても同様である。さらに、光学系の構成も図16に示したものに限られず、本発明の光学素子は照明光学系や反射型マスクにも適用することができる。
投影光学系210は、光線入射角度分布範囲が5度以内の小さい反射鏡211、212、216及び220には、従来の比較例1又は2を使用する。光線入射角度分布範囲が5度以上の大きい反射鏡214及び218には、実施例1乃至10のうちいずれか一つの反射鏡を用いた。
本実施例の多層膜反射鏡によって、反射率が50%を超える波長領域及び光線入射角度範囲は従来の反射鏡と比較して波長領域で17%程度、光線入射角度範囲で30%程度広くなる。
次に、図17及び図18を参照して、露光装置200を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図17は、半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるいは液晶パネルやCCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ステップ1(回路設計)では、半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウェハ製造)では、シリコン等の材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウェハを用いて、リソグラフィ技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図18は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着等によって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウェハに感光材を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置200によってマスクパターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法を用いれば、露光において広い入射角度範囲を維持することができるので、従来は製造が難しかった高解像度のデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を生産性よく製造することができる。また、このように、露光装置200を使用するデバイス製造方法、並びに結果物(中間、最終生成物)としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の多層膜を光学素子を形成するための成膜装置の概略ブロック図である。 図2(a)は、本発明の一側面としての多層膜を有する光学素子の部分拡大断面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す多層膜を有する光学素子の変形例の部分拡大断面図である。 図3(a)は比較例1の波長反射特性であり、図3(b)は比較例1の角度反射特性である。 図4(a)は比較例2の波長反射特性であり、図4(b)は比較例2の角度反射特性である。 図5(a)は実施例1の波長反射特性であり、図5(b)は実施例1の角度反射特性である。 図6(a)は実施例1の積層体のそれぞれが単独で形成された場合の波長反射特性であり、図6(b)はその場合の角度反射特性である。 図7(a)は実施例2の波長反射特性であり、図7(b)は実施例2の角度反射特性である。 図8(a)は実施例3の波長反射特性であり、図8(b)は実施例3の角度反射特性である。 図9(a)は実施例4の波長反射特性であり、図9(b)は実施例4の角度反射特性である。 図10(a)は実施例5の波長反射特性であり、図10(b)は実施例5の角度反射特性である。 図11(a)は実施例6の波長反射特性であり、図11(b)は実施例6の角度反射特性である。 図12(a)は実施例7の波長反射特性であり、図12(b)は実施例7の角度反射特性である。 図13(a)は実施例8の波長反射特性であり、図13(b)は実施例8の角度反射特性である。 図14(a)は実施例9の波長反射特性であり、図14(b)は実施例9の角度反射特性である。 図15(a)は実施例10の波長反射特性であり、図15(b)は実施例10の角度反射特性である。 本発明の光学素子を適用可能な露光装置の概略断面図である。 本発明の露光装置を有するデバイス製造方法を説明するためのフローチャートである。 図17に示すステップ4の詳細なフローチャートである。
符号の説明
100 光学素子
120 多層膜
130 (第1の)積層体
140 (第2の)積層体
200 露光装置

Claims (8)

  1. 光の反射率を高める多層膜を有する反射型光学素子であって、
    前記多層膜は、第1の入射角度範囲で入射する光に対して所定の波長において最大反射率が得られる第1の反射特性を有する第1の積層体と、
    前記第1の反射特性と組み合わされることによって当該第1の入射角度範囲よりも広い第2の入射角度範囲で入射する光に対して前記所定の波長で一定の反射率が得られるような、前記第1の反射特性とは異なる第2の反射特性を有する第2の積層体とを有することを特徴とする光学素子。
  2. 前記所定の波長は10nm以上15nm以下であり、前記第2の反射特性は、前記第1の入射角度範囲で入射する光に対して前記所定の波長とは異なる波長においてピークを有することを特徴とする請求項1記載の光学素子。
  3. 光の反射率を高める多層膜を有する反射型光学素子であって、
    前記多層膜は、第1の積層体と第2の積層体とを有し、
    前記第1の積層体は、2種類の材料の各層を含む基本積層体を複数積層した構造を有し、各基本積層体においては、前記2種類の材料のそれぞれが一定の厚さを有し、前記基本積層体の厚さを一周期とすると前記第1の積層体は周期長が一定であり、
    前記第2の積層体は、前記2種類の材料を交互に積層した積層構造を有するが、前記積層構造においては、前記2種類の材料のそれぞれの厚さは一定ではないか、前記第2の積層体は一定の周期長を有しないことを特徴とする光学素子。
  4. 前記2種類の材料の間に挟まれて当該2種類の材料とは異なる2層以上の材料を更に有することを特徴とする請求項3記載の光学素子。
  5. 前記2層以上の材料は、B、C、Ru、Rh、Li、Pd並びにこれらの化合物のうちの一を主成分とすることを特徴とする請求項4記載の光学素子。
  6. 前記第1の積層体は、周期長の異なる2種類の積層体を含むことを特徴とする請求項1又は3記載の光学素子。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の光学素子を使用してマスクパターンを被露光体に露光することを特徴とする露光装置。
  8. 請求項7記載の露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、
    露光された前記被露光体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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