JP2007134271A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スペーサの帯電や2次電子放出による電子束の偏向に起因する表示不良を回避して高品質の表示を得る。
【解決手段】スペーサSPCに近い電子源ELS(L1)を、その等ピッチPVでの配列位置ELS(L0)に対して、スペーサSPCの帯電や2次電子放出による電子束EBの偏向に起因する当該電子束の蛍光体PHからのずれを相殺するΔPYだけスペーサSPCから離れた位置に変位させる。
【選択図】図5
【解決手段】スペーサSPCに近い電子源ELS(L1)を、その等ピッチPVでの配列位置ELS(L0)に対して、スペーサSPCの帯電や2次電子放出による電子束EBの偏向に起因する当該電子束の蛍光体PHからのずれを相殺するΔPYだけスペーサSPCから離れた位置に変位させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、自発光型フラットパネル型画像表示装置に関し、特に基板の主面に薄膜型電子源をマトリクス状に配列した背面パネルで構成した画像表示装置に好適なものである。
マトリクス状に二次元配置した電子源を有する自発光型フラットパネルディスプレイの一つとして、微少で集積可能な冷陰極を利用する電子放出型フラットパネルを用いたものが知られている。この電子放出型フラットパネルを構成する冷陰極には、スピント型、表面伝導型、カーボンナノチューブ型、金属‐絶縁体‐金属を積層したMIM(Metal-Insulator-Metal)型、金属‐絶縁体‐半導体を積層したMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)型、あるいは金属‐絶縁体‐半導体‐金属型等の薄膜型電子源などが知られている。
このような電子源を備えたパネルに駆動回路等を組み合わせて画像表示装置が構成される。
図1は、MIM型電子源を用いた画像表示装置を構成するパネルの1画素の表示原理を説明する図である。このパネルは背面パネルPNL1と前面パネルPNL2を図示しない封止枠で貼り合せ、内部空間が真空状態に保持される。背面パネルPNL1は、例えばガラス基板などの背面基板SUB1の主面にアルミニウム(Al)膜を好適とする電子源の下部電極を構成する画像信号配線(所謂、データ線)d、下部電極のアルミニウムを陽極酸化した陽極酸化膜からなる第1の絶縁膜INS1、チッ化シリコン(SiN)膜を好適とする第2の絶縁膜INS2、給電電極(接続電極)ELC、アルミニウム(Al)を好適とする走査信号配線s、走査信号配線sに接続した画素の電子源を構成する上部電極AEDが形成されている。
電子源ELSは、画像信号配線dを下部電極とし、下部電極の上に位置する第1の絶縁膜INS1の一部を形成する薄膜部分INS3、前記薄膜部分INS3の上層に積層する上部電極AEDの部分とで構成される。上部電極AEDは、走査信号配線sと給電電極ELCの一部とを覆って形成されている。薄膜部分INS3は、所謂トンネル膜である。この構成で、所謂ダイオード電子源が形成される。
一方、前面パネルPNL2は、透明なガラス基板を好適とする前面基板SUB2の主面に遮光膜(以下、ブラックマトリクスとも称する)BMで隣接画素と区画された蛍光体PH、アルミニウム蒸着膜を好適とする陽極ADが形成されている。
背面パネルPNL1と前面パネルPNL2の間の間隔は3mmないし5mm前後であり、この間隔を隔壁とも称するスペーサSPCで維持している。背面基板SUB1と前面基板SUB2の板厚は、例えば2.8mm、スペーサSPCの高さは例えば3mm程度である。スペーサSPCは複数の走査信号配線s毎に、その上に連続又は不連続に植立されている。図1では、分かり易くするために各構成層の厚みを強調して示してあるが、走査信号配線の膜厚は例えば3μmである。
この様な構成において、背面パネルPNL1の上部電極AEDと前面パネルPNL2の陽極ADの間に加速電圧V(2kV乃至10kV程度、図1では約5kV)を印加すると、下部電極である画像信号配線dに供給される表示データの大きさに応じた電子e-の束(電子束、電子ビーム)EBが出射される。この電子束EBは、加速電圧Vによって蛍光体PHに射突し、これを励起して所定周波数の光Lを前面パネルPNL2の外部に出射する。なお、フルカラー表示の場合は、この単位画素はカラーの副画素(サブピクセル)であり、通常は赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの副画素で1カラー画素を構成する。
このスペーサSPCはガラスあるいはセラミックスの薄板からなる。そのため、電子源ELSの近傍に位置したスペーサには電子源からの電子の一部が帯電したり、2次電子放出したりし、電子束EBが図中に矢印Dに示したように偏向される。この偏向は電子源がスペーサに近いほど大きい。また、スペーサの端部SEG(図2参照)に近接する電子源からの電子束はこの端部SEGを最短距離で見る方向に偏向される。
図2は、スペーサによる電子束の偏向に起因する蛍光体へのランディング変化を説明する前面基板の内面における蛍光体の配置図である。また、図3は、図2のB‐B’線に沿って背面基板を含めて切断した断面図である。前面基板SUB2の主面にはブラックマトリクスBMとその開口に塗布された蛍光体PH(R,G,B)を有する。なお、図1で示した陽極ADは図示を省略してある。符号SPCはスペーサで、図示しない走査信号配線に沿って配置される。蛍光体PHが塗布されるブラックマトリクスの開口(この開口に蛍光体が充填されているので、開口=蛍光体PHとして表記した)はスペーサの長手方向Xとこの長手方向Xに垂直な方向Yとにそれぞれ等ピッチで配列されている。図3には、背面基板SUB1に設けた電子源ELSも方向Yに等ピッチPVで配列してあることを示している。
背面基板SUB1に有する電子源ELSから放出された破線で示す電子束EBは、スペーサSPCに近いほど当該スペーサSPCの帯電の影響を強く受ける。図2には太矢印で電子束EBの偏向方向とその大きさを示してある。なお、ここでは、図2、図3に示したように、同図左側に示した2列の電子源ELSの中央にスペーサSPCが長手方向Xを向いて配置され、右方向すなわち方向Yにスペーサを設けないで2列以上の電子源ELSが配置されているものとする。
図2に矩形の破線で示したように、電子源ELSから放出された電子束EBは、スペーサSPCに近いものほど、この偏向量が大きくなり、ブラックマトリクスの開口すなわち蛍光体PHからずれてしまう。その結果、蛍光体に電子束で励起されない(発光しない)領域が生じ、これがスペーサの長手方向Xに沿った黒筋になる。これは、表示品質を著しく劣化させ、画面の輝度むらともなる。
本発明は、スペーサの帯電による電子束の偏向に起因する表示不良を回避して高品質の表示を可能とした画像表示装置を提供することにある。
本発明では、スペーサへの前記電子源から放出される電子の帯電や2次電子放出による当該電子束の軌道偏向の影響を相殺するように、電子源、又は蛍光体(ブラックマトリクスの開口部)若しくは両者を等ピッチ配列位置から変位させて配置する。すなわち、スペーサの近傍に位置する電子源、蛍光体、あるいは両者を、最大軌道偏向となる電流時の電子束が蛍光体PHの中央部となり、かつ当該電子束が蛍光体PHの全域を覆う位置に変位させる。
この構成により、スペーサ近傍に配置された電子源に対応する蛍光体への電子束のランディングミスが回避され、黒筋の発生が無く輝度むらも目立たない高品質の表示を得ることができる。
以下、本発明を実施例の図面を参照して詳細に説明する。
図4は、本発明の実施例1を説明する図2と同様の前面基板の内面における蛍光体の配置図である。また、図5は、図4のC‐C'線に沿った図3と同様の断面図である。図4において、L0で示した点線の矩形はスペーサSPCの長手方向Xとこの長手方向Xに垂直な方向Yとにそれぞれ水平方向ピッチPX、垂直方向ピッチPYで等ピッチ配列される仮想電子源位置を示す。そして、L1で示した実線の矩形は、最大電流時に電子束がブラックマトリクスBMの開口中央部(蛍光体の中央部)でかつ蛍光体の全域をカバーするように位置を変位させた電子源変位位置を示す。また、図4中に示した太矢印は図2における電子束の偏向方向とその大きさを相殺するように変位させる電子源の変位方向とその大きさを示す。
実施例1では、例えば電子源PX1について説明すると、この電子源PX1から放出される電子束EBはスペーサSPCの方向に引き寄せられる偏向方向が方向Yに平行であるので、方向YにΔPYだけスペーサSPCから離れるように変位させてある。この変位の大きさは図2で説明したスペーサの帯電や2次電子放出による電子束の偏向量を相殺して、電子束が蛍光体の中央部に射突し、かつ当該蛍光体をカバーする量に対応する。また、スペーサの端部SEG側に近接した電子源PX2については、方向Xと方向Yとに変位した位置に配置する。
図5は、図4の電子源PX1の部分を含む方向Yでの断面であり、電子源ELS(L0)は等ピッチ配列位置、電子源ELS(L1)は等ピッチ配列位置から上記したΔPYだけ変位させた位置にあることを示す。
なお、上記説明した例には、電子源PX1をスペーサSPCから離れる方向にΔPYだけ変位させて、電子源自体の位置をELS(L0)からELS(L1)にずらした構成が示されており、これは点線部分L0に電子源が配置されない構成である。しかし、本発明はこの構成に限定されるものではなく、この点線部分L0にも電子源を配置した状態で電子源全体の中心をスペーサSPCから離れる方向にΔPYだけ変位させて、点線部分L0と実線部分L1を組合わせた形状とし当該電子源の面積を拡大させる構成としてもよい。このような構成により、電子ビームの電流値が変化しても電子ビームが蛍光体へ正常にランディングする。
図6は、実施例1における電子源の変位配置の一例を説明する模式図である。図6において、(a)に示した走査信号配線sの上にスペーサSPCが植立されているものとする。この走査信号配線sで選択される複数の電子源ELSのうち、スペーサSPCに近接配置される電子源が最もスペーサSPCの帯電に影響される。そして、その影響の大きさはスペーサSPCの中央部で最大で、両端に行くに従って漸次小さくなる。電子源ELSは、この影響の大きさを相殺するようにスペーサSPCの中央部では当該スペーサからの距離が最大で、両端に行くに従って漸次等ピッチ位置に戻るように図示した波形に配置される。
このスペーサSPCが配置された走査信号配線sの次に並設されスペーサSPCが配置されていない走査信号配線s+1で選択される複数の電子源ELSは、走査信号配線sで選択される電子源の変位よりも少ない変位量の波形に配置される。その次の走査信号配線s+2で選択される電子源は、さらに少ない変位量で配置される。
なお、走査信号配線sに関して走査信号配線s+1とは反対側に位置する走査信号配線s−1で選択される電子源は、スペーサSPCの中央部では当該スペーサからの距離が最大(走査信号配線s−1に接近した位置)で、両端に行くに従って漸次等ピッチ位置に戻るように、図示したように走査信号配線sで選択される複数の電子源ELSの波形とは逆の波形に配置される。
実施例1により、スペーサ近傍に配置された電子源に対応する蛍光体への電子束のランディングミスが回避され、黒筋の発生が無く輝度むらも目立たない高品質の表示を得ることができる。
図7は、本発明の実施例2を説明するための前面基板の内面における蛍光体の配置図である。また、図8は、図7のD−D'線に沿った断面図である。実施例2では、スペーサSPCの帯電や2次電子放出により電子束EBが偏向されて蛍光体(ブラックマトリクスの開口部)から外れる分だけ当該蛍光体の位置をスペーサSPC方向に変位させている。
電子源ELSから放出された電子束EBは、スペーサSPCの帯電や2次電子放出により図7の太矢印で示した方向に偏向される。太矢印の長さはその偏向の大きさを表している。図7、図8において、符号P1は等ピッチ配置位置のブラックマトリクスの開口部(蛍光体)、P2は変位後のブラックマトリクスの開口部である。また、破線は最大軌道偏向となる電流値での電子束を示す(図7ではランディング位置、図8では放出方向)。図8に示したように、実施例2では、電子束EBがスペーサSPCの帯電や2次電子放出により偏向されてランディング位置がずれた分、ブラックマトリクスの開口部をP2で示した位置に変位させている。なお、このブラックマトリクス開口部の変位は、図示のように当該ブラックマトリクス開口部のスペーサ側を拡大するのが望ましい。
スペーサSPCの端部SEGに位置するブラックマトリクスの開口は太矢印の向きに準じて平行四辺形に形成するのが望ましい。ブラックマトリクスの開口の一部がランディングした電子束からはみ出しても、当該電子束で励起される蛍光体の面積が開口部P1と同等であればよい。
実施例2によっても、スペーサ近傍に配置された電子源に対応する蛍光体への電子束のランディングミスが回避され、黒筋の発生が無く輝度むらも目立たない高品質の表示を得ることができる。
なお、本発明では、上記実施例1の構成と上記実施例2の構成を組合わせても、同様の効果が得られる。要は、電子源の中心とブラックマトリクス開口部の中心との間の位置ずれ(変位方向とその大きさ)が、電子ビームの偏向方向とその大きさを補正するように設定されていれば良い。
図9は、本発明による画像表示装置の全体構造の一例を模式的に説明する一部破断して示す斜視図である。また、図10は、図9のA−A’線に沿って切断した断面図である。この表示装置はMIM型電子源を用いた表示装置である。背面基板SUB1の内面にはデータ信号配線dと走査信号配線sを有し、データ信号配線dと走査信号配線sの交差部分に電子源が形成され、全体として背面パネルPNL1を構成する。データ信号配線dの端部にはデータ信号配線引出線CLTが形成され、走査信号配線sの端部には走査信号配線引出線GLTが形成されている。データ信号配線引出線CLTにはデータ信号線駆動回路(データドライバ)に接続され、走査信号配線GLTは走査信号線駆動回路(スキャンドライバ)に接続される。
前面基板SUB2の内面にはアノード(陽極)ADとブラックマトリクスの開口部に塗布された蛍光体PHが形成されて、全体として前面パネルPNL2と称する。背面基板SUB1と前面基板SUB2とは、その周縁に封止枠MFLを介在させて貼り合わされる。貼り合わせた背面基板SUB1と前面基板SUB2との間の間隙を所定値に保持するため、ガラス板を好適とするスペーサSPCを植立させている。図10はこのスペーサSPCに沿って切断した断面であり、スペーサSPCは走査信号配線sの上に3枚設置したものとして図示してある。なお、スペーサが全ての走査信号配線sの上に設置されているように図示してあるが、実際には複数本ごとに設置される。
なお、背面パネルPNL1と前面パネルPNL2および封止枠MFLで密封された内部空間は、背面パネルPNL1の一部に設けた排気管EXCから排気して所定の真空状態に保持される。
図11は、本発明の構成を適用した画像表示装置の等価回路例の説明図である。図11中に破線で示した領域は表示領域ARであり、この表示領域ARにn本のデータ信号配線dとm本の走査信号配線sが互いに交差して配置されてn×mのマトリクスが形成されている。マトリクスの各交差部はカラーの副画素(サブピクセル)を構成し、図中の3つの単位画素、あるいは、副画素("R","G","B"の1グループでカラー1画素)を構成する。なお、電子源の構成やスペーサは図示を省いた。データ信号配線dは、データ信号配線引出端子CLTでデータドライバDDRに接続され、走査信号配線sは、走査信号配線引出端子GLTでスキャンドライバSDRに接続されている。データドライバDDRには外部信号源から表示信号NSが入力され、スキャンドライバSDRには同様に走査信号SSが入力される。
これにより、順次選択される走査信号配線sに交差するデータ信号配線dに表示信号(画像信号など)を供給することで、二次元のフルカラー画像を表示することができる。本構成例の表示装置を用いることにより、高品質の画像表示装置が実現される。
PNL1・・・背面パネル、PNL2・・・前面パネル、SUB1・・・背面基板、SUB2・・・前面基板、s・・・走査信号配線、d・・・画像信号配線(データ信号配線)、ELS・・・電子源、AD・・・陽極(アノード)、BM・・・ブラックマトリクス、PH・・・蛍光体、SDR・・・走査信号線駆動回路、DDR・・・画像信号線駆動回路、SPC・・・スペーサ。
Claims (5)
- 背面基板の主面に二次元に配列された多数の電子源を有する背面パネルと、
前面基板の主面に前記電子源のそれぞれに対応した開口部を有する遮光膜と、この開口部に配置された蛍光体と、前記電子源から放射される電子束を加速して前記蛍光体に射突させる陽極とを有する前面パネルと、
前記背面パネルと前記前面パネルの間隔を規制するスペーサと、
前記背面パネルと前記前面パネルの周縁に介在して当該背面パネルと前面パネルが所定間隔で対向して形成する内部空間を所定の真空状態に封止する封止枠とを備え、
前記背面パネルは、一方向に延在し該一方向と直交する他方向に並設されて前記他方向に走査信号が順次印加される複数の走査信号配線と、前記他方向に延在し前記走査信号配線に交差する如く前記一方向に並設された複数の画像信号配線と、前記走査信号配線と前記画像信号配線の各交差部付近に設けられた前記電子源と、前記走査信号配線に接続して前記電子源に電流を供給する給電電極とを形成した前記背面基板を有し、
前記スペーサは、前記複数の走査信号配線の何れかの上に当該走査信号配線に沿って一端が固定され、他端が前記前面パネルに固定されて前記背面パネルと当該前面パネルの間に設置されており、
前記スペーサの近傍に位置する電子源の中心と当該電子源に対応する遮光膜開口部の中心は、前記電子束の軌道偏向による当該遮光膜開口部に対する当該電子束の位置ずれを補正するように、互いに変位して配置されていることを特徴とする画像表示装置。 - 前記遮光膜の開口部は、前記前面パネルの面内の水平方向および垂直方向で等ピッチに配列され、
前記電子源は、最大軌道偏向となる電流時での当該電子源から放出される電子束が前記前面パネルに有する前記遮光膜の開口部の中央部に射突すると共に当該開口部を覆う位置に変位されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記電子源は、前記背面パネルの面内の水平方向および垂直方向で等ピッチに配列され、
前記遮光膜の開口部は、最大軌道偏向となる電流時での前記電子源から放出される電子束が当該遮光膜の開口部の中央部に射突する位置に変位されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記遮光膜の開口部は、最大軌道偏向となる電流時での前記電子源から放出される電子束の偏向を含む方向に変位して配置されていることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
- 前記電子源と前記遮光膜の開口部は、最大軌道偏向となる電流時での当該電子源から放出される電子束が当該遮光膜の開口部の中央部に射突すると共に当該開口部を覆う位置に、それぞれの水平方向および垂直方向で等ピッチ配列位置から変位されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
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