JP2007133813A - 電気契約仲介装置および電気契約仲介方法 - Google Patents

電気契約仲介装置および電気契約仲介方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力消費者は、少ない負担で、最も安価な電力を選び出すことができ、また、電力供給者は、少ない負担で、多くの電力消費者との取引の機会を得ることができる電気契約仲介装置を提供する。
【解決手段】契約種別DB109は、各契約種別の情報を格納している。入札案件登録処理102は、電力消費者端末から入力された入札案件を、入札案件DB108に登録する。自動入札処理107は、契約種別DB109に格納されている各契約種別の情報に基づき、入札案件DB109に登録された入札案件に対する入札情報を作成し、該情報を入札案件に紐付けて、入札案件DB108に格納する。落札通知処理105は、登録された入札案件に紐付けて、入札案件DB108に格納されている入札の情報の中から、落札する入札を選び出し、該入札が落札したことを、電力供給者端末および入札案件を入力した電力消費者端末に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力消費者が、複数の電力供給者の中から、より有利な電気料金の電力供給者を選択して契約を結ぶ電気契約仲介装置および電気契約仲介方法に関する。
電力自由化に伴って、特定規模以上の電力消費者は、一般電気事業者もしくは特定規模電気事業者(PPS(Power Producer and Supplier))である複数の電力供給者の中から選択して、契約することができるようになった。しかし、電力供給者と電力消費者との電力契約を仲介するシステムはなく、電力消費者は、各電力供給者と個別に折衝することで、自らの要求に適した契約を電力供給者と結んでいる。
また、従来のネットオークションシステムでは、売り手の提示した品物に対して、最も高い金額を提示した買い手が買い取るようにしている。また、逆オークションと呼ばれ、買い手側が希望の品物、金額などを提示すると、複数の売り手の中から条件に合致した売り手から購入をするようにしているものもある。
しかしながら、個別折衝では、電気契約は契約を行なうための条件が複雑で、電力供給者ごとに多くの様々な契約種別があり、それらの中から最も適した電力供給者を選び出すのは電力消費者にとっては作業量が多く負担が大きいという問題がある。また、個別折衝およびオークションや逆オークションでは、電力供給者自らの数多くの契約種別を持つ複雑な料金体系の中から、各々の電力消費者に最適な契約種別を選び出して金額を算出し、電力消費者に提示するのは、電力供給者にとって、作業量が多く負担が大きいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、電力消費者にとっては、少ない負担で、複数の電力供給者の中から、最も安価な電力を選び出すことができ、また、電力供給者にとっては、少ない負担で、多くの電力消費者との取引の機会を得ることができる電気契約仲介装置および電気契約仲介方法を提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、複数の電力供給者端末および複数の電力消費者端末と、通信回線を介して接続されている電気契約仲介装置において、電力供給者の各契約種別に関する情報を格納している契約種別DBと、電力消費者の入札案件情報が格納される入札案件DBと、前記電力消費者端末から入力された入札案件情報を、前記入札案件DBに登録する入札案件登録手段と、前記契約種別DBに格納されている各契約種別に関する情報に基づき、前記入札案件DBに登録された入札案件情報に対する入札情報を作成し、該入札情報を前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納する自動入札手段と、前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納されている入札情報の中から、該入札情報に基づき、落札する入札を選び出し、該入札が落札したことを、前記電力供給者端末および前記登録された入札案件を入力した前記電力消費者端末に通知する落札通知手段とを備えることを特徴とする電気契約仲介装置である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気契約仲介装置であって、前記電力供給者端末から入力された各契約種別に関する情報を、前記契約種別DBに格納する契約種別条件登録手段を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の電気契約仲介装置であって、前記電力供給者端末および前記電力消費者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札案件情報と前記入札情報を送信する入札状況照会手段と、前記電力供給者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札情報を変更する入札変更・確定手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の電気契約仲介装置であって、前記入札案件情報は、地域の識別、1日間の時間割および1年間の月割の電力負荷パターンを含み、前記各契約種別に関する情報は、地域の識別と、基本料金と、従量単価と、1日間の時間割および1年間の月割りの電力供給パターンを含み、前記自動入札手段は、前記入札案件DBに登録された入札案件情報に基づき、入札する契約種別を前記契約種別DBから選ぶ契約種別選定部と、前記契約種別選定部が選んだ契約種別の電力供給パターンと、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンとに基づき、前記契約種別選定部が選んだ契約種別の従量単価を補正するパターン補正部と、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の地域の識別に基づき、前記パターン補正部により補正された従量単価を補正する託送料補正部と、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンと、前記託送料補正部により補正された従量単価と、前記基本料金とに基づき、予想電気料金を算出する電気料金計算部と、前記電気料金計算部が算出した予想電気料金に、税金を加えた予想電気料金を算出する税金等計算部と、前記税金等計算部が算出した予想電気料金からなる入札情報を、前記入札案件DBに登録された入札案件に紐付けて、前記入札案件DBに格納する入札登録部とを備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、複数の電力供給者端末および複数の電力消費者端末と、通信回線を介して接続されている電気契約仲介装置において、前記電力消費者端末から入力された入札案件情報を、入札案件DBに登録する第1の過程と、契約種別DBに格納されている各契約種別に関する情報に基づき、前記入札案件DBにされた入札案件情報に対する入札情報を作成し、該入札情報を前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納する第2の過程と、前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納されている入札情報の中から、該入札情報に基づき、落札する入札を選び出し、該入札が落札したことを、前記電力供給者端末および前記登録された入札案件を入力した前記電力消費者端末に通知する第3の過程とを備えることを特徴とする電気契約仲介方法である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電気契約仲介方法であって、前記電力供給者端末から入力された各契約種別に関する情報を、前記契約種別DBに格納する第4の過程を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6に記載の電気契約仲介方法であって、前記電力供給者端末および前記電力消費者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札案件情報と前記入札情報を送信する第5の過程と、前記電力供給者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札情報を変更する第6の過程とを備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5から請求項7のいずれかの項に記載の電気契約仲介方法であって、前記入札案件情報は、地域の識別、1日間の時間割および1年間の月割の電力負荷パターンを含み、前記各契約種別に関する情報は、地域の識別と、基本料金と、従量単価と、1日間の時間割および1年間の月割りの電力供給パターンを含み、前記第2の過程は、前記入札案件DBに登録された入札案件情報に基づき、入札する契約種別を前記契約種別DBから選ぶ選定過程と、前記選定過程にて選んだ契約種別の電力供給パターンと、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンとに基づき、前記選定過程が選んだ契約種別の従量単価を補正するパターン補正過程と、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の地域の識別に基づき、前記パターン補正過程により補正された従量単価を補正する託送料補正過程と、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンと、前記託送料補正過程により補正された従量単価と、前記基本料金とに基づき、予想電気料金を算出する電気料金計算過程と、前記電気料金計算過程にて算出した予想電気料金に、税金を加えた予想電気料金を算出する税金等計算過程と、前記税金等計算過程が算出した予想電気料金からなる入札情報を、前記入札案件DBに登録された入札案件に紐付けて、前記入札案件DBに格納する入札登録過程とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、電気契約仲介装置は、電力供給者の各契約種別に関する情報を格納している契約種別DBを備え、該契約種別DBに格納されている各契約種別に関する情報に基づき、入札情報を作成するため、電力消費者および電力供給者ともに、数多くの契約種別を持つ複雑な料金体系を意識する必要がなくなる。そのため、電力消費者は、少ない負担で、複数の電力供給者の中から、最も安価な電力を選び出すことができる。
また、本発明によれば、電力消費者端末から入力された入札案件に対して、自動入札手段が入札情報を作成するため、電力供給者は、少ない負担で、多くの電力消費者との取引の機会を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による電気契約仲介装置の構成を示す概略ブロック図である。100は、電気契約仲介装置であり、通信制御部101、入札案件登録処理102、入札状況照会処理103、入札変更・確定処理104、落札通知処理105、契約種別条件登録処理106、自動入札処理107、入札案件DB108と契約種別DB109からなる。通信制御部101は、ネットワーク200を介した、電気契約仲介装置100の各機能と他装置との通信を司る機能である。
入札案件登録処理102は、通信制御部101を介して受け付けた入札案件情報である契約条件(電力消費者ID、地域コード、入札期限、契約最大電力、受給電圧)、負荷パターン(0〜1時の電力量、1〜2時の電力量、・・・・23〜24時の電力量)、前年実績(1月の電力量、2月の電力量、・・・12月の電力量、1月の電気料金、2月の電気料金・・・・12月の電気料金)を、入札案件DB108に登録した後、自動入札処理107を起動する処理である。入札状況照会処理103は、電力消費者端末300a〜300zもしくは電力供給者端末301a〜301zからの指定に基づき、入札案件DB108から入札案件の入札案件情報および入札情報を読み出し、通信制御部101を介して返信する処理である。入札変更・確定処理104は、自動入札されて、入札案件DB108に登録されている入札情報の内容を、電力供給者端末301a〜301zの中の該当する端末から変更および確定する処理である。落札通知処理105は、入札期限となった入札案件について、入札の中でも、最も安い年間予想電気料金を提示した入札を落札とし、該入札の電力供給者の電力供給者端末と該入札案件を登録した電力消費者端末に、通信制御部101およびネットワーク200を介して、通知する。契約種別条件登録処理106は、本システムを利用する電力供給者端末301a〜301zが送信した、各電力供給者の各契約種別の契約条件情報を契約種別DB109に登録する処理である。
自動入札処理107は、図2に示すように、契約種別選定部110、パターン補正部111、宅送料補正部112、電気料金計算部113、割引等計算部114と入札登録部115からなる。契約種別選択部110は、契約種別DB109に格納されている全ての電力供給者の全ての契約種別の中から、入札案件の契約条件に該当するもの全てを抽出して、順にパターン補正部111に通知する。パターン補正部111は、契約種別を受けて、入札案件の補正情報と、受けた契約種別の契約条件情報の補正情報とに基づき、1日の負荷パターンおよび季節変動による補正を、該契約種別の従量単価に対して行い、その結果を託送料補正部112に通知する。託送料補正部112は、補正された従量単価を受けて、これに電力供給者端末の地域から電力消費者端末の地域への託送料金分の補正を加えて、これを電気料金計算部113に通知する。電気料金計算部113は、通知された補正された従量単価を用いて年間予想電気料金を算出して、税金等計算部114に通知する。割引等計算部114は、受けた年間予想電気料金に、消費税を加えて、入札登録部115に通知する。入札登録115は、年間予想電気料金を受けると、該当する入札案件情報に入札情報を追加する。
入札案件DB108は、図3のような、個々の入札案件の入札案件IDと、入札案件情報と、図4のような、その入札案件に対応する入札情報とを対応付けて格納するデータベースである。契約種別DB109は、各電力供給者の契約種別ごとに、図5のように電力供給者IDと契約種別IDと、基本情報と、補正情報とを格納するデータベースである。ネットワーク200は、インターネットなどの広域に設置されたネットワークであり、電気契約仲介装置100と電力消費者端末300a〜300z、電力供給者端末301a〜301zが接続されている。電力消費者端末300a〜300zは、電力の購入を希望している事業者などが所有する端末であり、ネットワーク200を介して電気契約仲介装置100に接続している。電力供給者端末301a〜301zは、電力の販売を希望している一般規模電気事業者もしくは特定規模電気事業者が所有する端末であり、ネットワーク200を介して電気契約仲介装置100に接続している。
次に、この電気契約仲介装置100の動作を説明する。電気契約の仲介サービスを行なうに先立って、まず、電力供給者端末301a〜301zは、その所有者の全ての契約種別について、図5の各レコードのように、プライマリキー(電力供給者ID、契約種別ID)、基本情報(契約種別名称、地域コード、入札種別、契約最大電力、供給電圧、基本料金、従量単価、再生可能エネルギー率)、補正情報(負荷パターン、負荷調整値1、負荷調整値2、季節変動、季節調整値1、季節調整値2)を、所有者の入力に基づき、電気契約仲介装置100の契約種別条件登録処理106へ送信する。電気契約仲介装置100の通信制御部101は、これらの情報を、ネットワーク200を介して受信した後、契約種別条件登録処理106に通知する。契約種別条件登録処理106は、これらの情報を受けると、契約種別DB109に1つの契約種別に対して1つレコードを作成して、図5のように登録する。
次に、例えば、電力消費者端末300aの所有者が所有するビルの電気契約の入札案件情報を、ここでは、図3に示す内容で、電力消費者端末300aから、電気契約仲介装置100の入札案件登録処理102に送信する。電気契約仲介装置100の通信制御部101は、これらの情報を、ネットワーク200を介して受信した後、入札案件登録処理102に通知する。入札案件登録処理102は、これらの情報を受けると、該入札案件に識別番号(例えば、0352)を割り振って、これを入札案件IDにして、受けた情報とともに、図3のように入札案件DB108に登録する。登録が終わると、入札案件登録処理102は、自動入札処理107に、さきに登録した入札案件の入札案件ID「0352」とともに自動入札の開始要求を通知する。
自動入札処理107は、入札案件IDと開始要求を受けると、自動入札処理107の契約種別選定部110が、入札案件DB108より、ここでは、入札案件ID「0352」の入札案件の契約条件である契約最大電力「20,000KW」と受給電圧「6,000V」を読み出す。次に、自動入札処理107は、この契約条件を満たす契約種別の電力供給者IDと契約種別IDを契約種別DB109より抽出する。すなわち、ここでは、契約最大電力が20,000KW以上、かつ、供給電圧が6,000Vが条件となるので、レコード1〜3に登録されている全ての契約種別が契約条件を満たしており、電力供給者IDと契約種別ID「01,01」、「01,02」、「02,01」を読み出す。次に契約種別選定部110は、これらの電力供給者IDと契約種別IDを、パターン補正部111に通知する。
パターン補正部111は、電力供給者IDと契約種別IDを受けると、それぞれについて負荷パターンによる補正と季節変動による補正を従量単価に施す。まず、電力供給者IDと契約種別IDが「01,01」の契約種別の場合を例に説明する。パターン補正部111は、負荷パターンによる補正を行なうために、入札案件DB108より、該入札案件(入札案件ID「0352」)の負荷パターン(ここでは、「1006,995,996,1015,1105,1367,1927,2114,2498,2913,3344,3627,3323,3645,3611,3344,3019,2685,2423,2119,1775,1413,1224,1009」)を読み出し、契約種別DB109より、該契約種別(電力供給者IDと契約種別ID「01,01」)の従量単価「11.75」、相対負荷パターン(ここでは、「16,16,16,16,15,14,12,11,10,9,8,6,6,6,7,8,10,11,12,14,15,16,16,16」)、負荷調整値1「0.15」、負荷調整値2「1」を読み出して、式[数1]に代入して、補正後の従量単価を求める。
Figure 2007133813
式[数1]において、aは、i=1〜24のそれぞれが入札案件DB108より読み出した負荷パターンの0時台から23時台の電力量を表し、Aは0時台から23時台の負荷パターンの電力量の合計を表す。また、bは、i=1〜24それぞれが契約種別DB108より読み出した相対負荷パターンの0時台から23時台の値を表し、Bは0時台から23時台の相対負荷パターンの値の合計を表す。ここでは、負荷パターンおよび相対負荷パターンを代入して、A=52498、B=286となり、偏差値「0.665」である。さらに、式[数1]に、負荷調整値1「0.15」および負荷調整値2「1」を代入し、従量単価「11.75」を補正前の従量単価に代入して、負荷パターンによる補正後の従量単価「17.80」を得る。
次に、パターン補正部111は、季節変動による補正を行なうために、入札案件DB108より、該入札案件(入札案件ID「0352」)の前年実績の1月から12月までの電力量(ここでは、「67519,55234,52591,52498,51064,62136,76459、78149,65128,51248,57851,63124」)、契約種別DB109より、該契約種別(電力供給者IDと契約種別ID「01,01」)、季節変動(ここでは、「13,13,12,13,14,1720,20,15,10,11,12」)、季節調整値1「0.1」、季節調整値2「1」を読み出し、負荷パターンによる補正を加えられている従量単価「17.80」を補正前従量単価として、これらの読み出した値とともに、式[数2]に代入し、季節変動による補正後の従量単価を求める。
Figure 2007133813
式[数2]において、nは、j=1〜12それぞれが入札案件DB108より読み出した前年実績の1月から12月の電力量を表し、Nは1月から12月の前年実績の電力量の合計を表す。また、mは、i=1〜12それぞれが契約種別DB108より読み出した前年実績の1月から12月の値を表し、Mは1月から12月の季節変動の値の合計を表す。ここでは、季節変動を代入して、N=733001、M=170となるので、偏差値「0.116」である。さらに、式[数2]に、季節変動調整値1「0.1」および季節変動調整値2「1」を代入し、負荷パターンによる補正を施した従量単価「17.80」を補正前の従量単価に代入して、負荷パターンと季節変動による補正を加えられている補正後の従量単価「18.09」を得る。
パターン補正部111は、通知を受けた残りの契約種別(電力供給者IDと契約種別IDが「01,02」、「02,01」)についても、同様にして補正後の従量単価を求める。ここでは、電力供給者IDと契約種別IDが「01,02」では、補正後の従量単価「14.33」であり、電力供給者IDと契約種別IDが「02,01」では、補正後の従量単価「17.28」であったとする。通知を受けた全ての契約種別について、従量単価の補正を終えると、パターン補正部111は、託送料補正部112に契約種別選定部110から通知を受けた電力供給者IDと契約種別IDに対応付けて、それぞれの補正後の従量単価を通知する。
託送料補正部112は、電力供給者IDと契約種別IDに対応付けられた補正後の従量単価を受けると、これに託送料の加算を行なう。例えば、それぞれの地域で加算される託送料は、図6に示す値であるとすると、電力供給者IDと契約種別IDが「01,01」の場合は、契約種別DB109の該当するレコード(ここでは、レコード1)の地域コード(ここでは東北)と、入札案件DB108の該当するレコード(ここでは、入札案件ID「0352」のレコード)の地域コード(ここでは東京)とを参照して、東北から東京へ送電するため、図6より東北の「2.1」と東京の「3.0」を従量単価「18.09」に加えて、従量単価は「23.19」となる。その他の契約種別の場合も同様にして、電力供給IDと契約種別IDが「01,02」の場合は、同じく東北の2.1と東京の3.0を通知された従量単価「16.33」に加えて、「19.43」となる。電力供給IDと契約種別IDが「02,01」の場合は、契約種別DB109の該当するレコード(ここでは、レコード3)の地域コード(ここでは北海道)と、入札案件DB108の該当するレコード(ここでは、入札案件ID「0352」のレコード)の地域コード(ここでは東京)とを参照して、北海道の「1.5」、東北の「2.1」、東京の「3.0」を通知された従量単価「17.28」に加えて、「23.88」となる。通知を受けた全ての契約種別について、託送料の加算を終えると、託送料補正部112は、電気料金計算部113にパターン補正部111から通知を受けた電力供給者IDと契約種別IDに対応付けて、それぞれの託送料加算後の従量単価を通知する。
電気料金計算部113は、電力供給者IDと契約種別IDに対応付けられた託送料加算後の従量単価を受けると、通知された各契約種別について年間の電気料金を算出する。毎月の電気料金は、“基本料金+従量単価×電気量”で表されるので、1月から12月までの各月の電気料金を、該式を用いて算出し、これらを合算することで、年間の電気料金とする。まず、電力供給者IDと契約種別IDが「01,01」の1月の電気料金は、契約種別DB109の該当するレコード(ここでは、レコード1)の基本料金と、入札案件DB108の該当するレコード(ここでは、入札案件ID「0352」のレコード)の前年実績の1月の電力量と通知された従量単価から、501,000円+23.19円/KWh×67,519KWh=2,066,765.61円となる。2月以降の各月も同様にして、「1781876.46、1720585.29、1718428.62、1685174.16、1941933.84、2274084.21、2313275.31、201318.32、168941.12、1842564.69、1964845.56」となり、1月から12月までの合計は、23,010,293.19円となる。同様にして、電力供給者IDと契約種別IDが「01,02」の年間の電気料金は、15,292,209.43円、電力供給者IDと契約種別IDが「02,01」の年間の電気料金は、18,488,063.88円となる。通知を受けた全ての契約種別について、年間の電気料金の算出を終えると、電気料金計算部113は、税金等計算部114に託送料補正部112から通知を受けた電力供給者IDと契約種別IDに対応付けて、それぞれの年間の電気料金を通知する。
税金等計算部114は、電力供給者IDと契約種別IDに対応付けられた年間の電気料金を受けると、通知された各契約種別について、年間の電気料金に消費税5%を加算して、年間予想電気料金を算出する。ここでは、電力供給者IDと契約種別IDが「01,02」の年間予想電気料金は、通知された年間の電気料金「23,010,293.19」を1.05倍して、24,160,907.85円となる。同様にして、電力供給者IDと契約種別IDが「01,02」の年間予想電気料金は、16,056,819.9円となり、電力供給者IDと契約種別IDが「02,01」の年間予想電気料金は、19,412,467.07円となる。通知を受けた全ての契約種別について、年間予想電気料金の算出を終えると、税金等計算部114は、入札登録部115に電気料金計算部113から通知を受けた電力供給者IDと契約種別IDに対応付けて、それぞれの年間予想電気料金を通知する。
入札登録部115は、電力供給者IDと契約種別IDに対応付けられた年間予想電気料金を受けると、同じ電力供給者IDの中で、年間予想電気料金が最も低いものを選び出して、入札案件DB108に登録する。ここでは、電力供給者ID「01」では、契約種別IDが「01」だと、年間予想電気料金は、24,160,907.85円であり、電力供給者IDが同じ「01」の契約種別IDが「02」だと、年間予想電気料金は、16,056,819.9円であるので、年間予想電気料金が契約種別ID「02」の入札情報を、入札案件DB108に登録する。このとき、入札識別IDは、該入札案件IDに入札情報の通し番号を連結して「0352001」とし、入札状態、地域コード、契約最大電力、受給電圧、基本料金、補正前従量単価と再生エネルギー比率は、契約種別DB109を参照し、補正従量単価は、託送料補正112にて算出した値を、登録する。また、電力供給者ID「02」では、契約種別IDが「01」のみなので、該契約種別の入札情報を、同様にして登録し、終了する。これにより、入札案件DB108は、入札案件ID「0352」に対応付けて、図4に示す情報が登録されている。
次に、電力供給者端末301aの電力供給者IDは、「01」であるとする。電力供給者端末301aの所有者が、入札状況確認の指示をすると、電力供給者端末301aは、ネットワーク200を介して、電気契約仲介装置100に入札状況要求を送信する。電気契約仲介装置100の通信制御部101は、入札状況要求を受けると、これを入札状況照会処理103に通知する。入札状況照会処理103は、入札状況要求を受けると、入札案件DB108を参照して、登録されている入札案件で、入札期限前のもの全ての入札案件IDと契約条件を返す。ここでは、入札期限前の入札案件は、入札案件ID:が「0352」の入札案件のみなので、入札案件ID「0352」とその契約条件(電力消費者ID「105」、地域コード「東京」、入札期限「20XX/08/31」、契約最大電力「20,000」、受給電圧「6,000」)を通信制御部101に通知する。該通知を受けた通信制御部101は、ネットワーク200を介して、入札状況要求の返信として、該通知を電力供給者端末301aに送信する。電力供給者端末301aでは、受信した入札案件IDと契約条件のリストを表示する。ここでは、受信した入札案件IDは「0352」のみなので、この1件だけを表示する。
電力供給者端末301aの所有者が、この入札案件を選択して、前年実績の表示を電力供給者端末301aに指示すると、電力供給者端末301aは、ネットワーク200を介して、電気契約仲介装置100に入札案件ID「0352」とともに前年実績要求を送信する。電気契約仲介装置100の通信制御部101は、入札案件ID「0352」と前年実績要求を受けると、これらを入札状況照会処理103に通知する。入札状況照会処理103は、これらの通知を受けると、入札案件DB108を参照して、入札案件ID「0352」の前年実績の1月から12月までの電力量および電気料金を通信制御部101に通知する。該通知を受けた通信制御部101は、ネットワーク200を介して、前年実績要求の返信として、該通知を電力供給者端末301aに送信する。電力供給者端末301aでは、受信した前年実績の電力量と電気料金のリストを表示する。
次に、利用者が、再度、入札案件ID「0352」を選択して、入札状況の表示を電力供給者端末301aに指示すると、電力供給者端末301aは、ネットワーク200を介して、電気契約仲介装置100に入札案件ID「0352」とともに入札状況要求を送信する。電気契約仲介装置100の通信制御部101は、入札案件ID「0352」と入札状況要求を受けると、これらを入札状況照会処理103に通知する。入札状況照会処理103は、これらの通知を受けると、入札案件DB108を参照して、入札案件ID「0352」の入札情報(入札識別ID、入札状態、電力供給ID、地域コード、契約種別ID、契約最大電力、受給電圧、基本料金、補正前従量単価、補正後従量単価、割引料金、年間予想電気料金、再生可能エネルギー比率」を取得する。ここでは、登録されている入札情報は、図4に示す入札識別が「0352001」と「0352002」の入札情報なので、これらを通信制御部101に通知する。該通知を受けた通信制御部101は、ネットワーク200を介して、入札状況要求の返信として、該通知を電力供給者端末301aに送信する。電力供給者端末301aは、受信した入札情報を表示する。ここで、入札状態が仮入札である場合、所有者は、基本料金や補正後従量単価を変更するか、割引料金を設定することで、自社の入札価格である年間予想電気料金を変更することができる。しかし、この例では、電力供給者端末301aの所有者は、入札者の中で最低価格なので、年間予想電気料金を変更せず、そのままの価格で入札を確定することにして、電力供給者端末301aに入札識別ID「0352001」の入札の確定を指示する。電力供給者端末301aは、該指示を、ネットワーク200を介して、電気契約仲介装置100に送信する。電気契約仲介装置100の通信制御部101は、該指示を受けると、入札変更・確定処理104に通知する。入札変更・確定処理104は、該通知を受けると、入札案件DB108の入札識別IDが「0352001」のレコードの入札状態を入札に変更し、入札を確定する。
時間が経過して、入札案件の入札期限が過ぎると、落札通知処理105が、入札案件DB108を参照し、該入札案件の入札情報のうち、入札状態が「入札」となっており、年間予想電気料金が最安値の入札情報が、落札したとして、該入札情報の入札状態を「落札」に変更するとともに、落札者である電力供給者の電力供給者端末および入札案件の設定者の電力消費者端末への通知を行なう。この例では、入札識別ID「0352001」の年間予想電気料金が、16,056,819,9円、入札識別ID「0352002」の年間予想電気料金が、19,412,467.07円であり、入札識別ID「035001」の落札となる。したがって、落札通知処理105は、電力消費者端末300aと、電力供給者端末301aに、落札結果を通知するよう通信制御部101に指示する。通信制御部101は、落札結果通知の指示を受けて、落札結果通知を、ネットワーク200を介して、電力消費者端末300aと、電力供給者端末301aとに送信する。
なお、入札期限前には、入札案件を設定した電力消費者端末300aからも、電力供給者端末301aと同様に、入札状況の確認が可能である。さらに、入札案件を設定した電力消費者端末からは、入札期限前であれば、落札を指定することもできる。例えば、入札案件を設定した電力消費者端末300aで入札状況の確認をした後、電力消費者端末300aは、その所有者から、落札した入札情報と落札の指示を受けると、電力消費者端末300aは、指示された入札情報の入札識別ID(例えば、「02」)と落札した旨の通知を、ネットワーク200を介して、電気契約仲介装置100に送信する。電気契約仲介装置100の通信制御部101は、該通知を受けると、これを入札変更・確定処理104に通知する。入札変更・確定処理104は、該通知を受けると、該通知に従い、入札案件DBの入札識別IDが通知された入札識別IDのレコードの入札状態を落札に変更する。落札通知処理105は、該レコードの入札状態が落札に変更されると、該入札案件の電力消費者の電力消費者端末300aと、該入札案件を落札した入札情報の電力供給者の電力供給者端末301bに、落札結果を通知するよう通信制御部101に指示する。通信制御部101は、落札結果通知の指示を受けて、落札結果通知を、ネットワーク200を介して、電力消費者端末300aと、電力供給者端末301bとに送信する。
なお、託送料補正部112は、契約種別DB109の該当するレコードの地域コードと、入札案件DB108の該当するレコードの地域コードとを参照して、電力を託送する各地域の電力会社の託送料を従量単価に加えるとして説明したが、電力を消費する地域の電力会社の託送料を従量単価に加えるとしてもよい。この場合は、例えば、電力供給者IDと契約種別IDが「01,01」で、入札案件IDが「0352」のときは、電力を消費する地域である入札案件の地域コードが「東京」なので、図6より東京の「3.0」を従量単価「18.09」に加えて、従量単価は、「21.09」となる。また、その他の契約種別の場合も、入札案件IDが「0352」のときは、託送料が消費する地域のみに依存することから、各従量単価に東京の「3.0」を加えることになる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、インターネットなどを介して、電力を売買するeコマースサイトに用いて好適である。
この発明の一実施形態による電気契約仲介装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態における自動入札処理107の構成を示すブロック図である。 同実施形態における入札案件DB108のプライマリキーと入札案件情報の内容例である。 同実施形態における入札案件DB108の入札情報の内容例である。 同実施形態における契約種別DB109の内容例である。 同実施形態における各地域の託送料の例である。
符号の説明
100…電気契約仲介装置
101…通信制御部
102…入札案件登録処理
103…入札状況照会処理
104…入札変更・確定処理
105…落札通知処理
106…契約種別条件登録処理
107…自動入札処理
108…入札案件DB
109…契約種別DB
110…契約種別選定部
111…パターン補正部
112…託送料補正部
113…電気料金計算部
114…割引等計算部
115…入札登録部
200…ネットワーク
300a〜300z…電力消費者端末
301a〜301z…電力供給者端末

Claims (8)

  1. 複数の電力供給者端末および複数の電力消費者端末と、通信回線を介して接続されている電気契約仲介装置において、
    電力供給者の各契約種別に関する情報を格納している契約種別DBと、
    電力消費者の入札案件情報が格納される入札案件DBと、
    前記電力消費者端末から入力された入札案件情報を、前記入札案件DBに登録する入札案件登録手段と、
    前記契約種別DBに格納されている各契約種別に関する情報に基づき、前記入札案件DBに登録された入札案件情報に対する入札情報を作成し、該入札情報を前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納する自動入札手段と、
    前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納されている入札情報の中から、該入札情報に基づき、落札する入札を選び出し、該入札が落札したことを、前記電力供給者端末および前記登録された入札案件を入力した前記電力消費者端末に通知する落札通知手段と
    を備えることを特徴とする電気契約仲介装置。
  2. 前記電力供給者端末から入力された各契約種別に関する情報を、前記契約種別DBに格納する契約種別条件登録手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気契約仲介装置。
  3. 前記電力供給者端末および前記電力消費者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札案件情報と前記入札情報を送信する入札状況照会手段と、
    前記電力供給者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札情報を変更する入札変更・確定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気契約仲介装置。
  4. 前記入札案件情報は、地域の識別、1日間の時間割および1年間の月割の電力負荷パターンを含み、
    前記各契約種別に関する情報は、地域の識別と、基本料金と、従量単価と、1日間の時間割および1年間の月割りの電力供給パターンを含み、
    前記自動入札手段は、
    前記入札案件DBに登録された入札案件情報に基づき、入札する契約種別を前記契約種別DBから選ぶ契約種別選定部と、
    前記契約種別選定部が選んだ契約種別の電力供給パターンと、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンとに基づき、前記契約種別選定部が選んだ契約種別の従量単価を補正するパターン補正部と、
    前記入札案件DBに登録された入札案件情報の地域の識別に基づき、前記パターン補正部により補正された従量単価を補正する託送料補正部と、
    前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンと、前記託送料補正部により補正された従量単価と、前記基本料金とに基づき、予想電気料金を算出する電気料金計算部と、
    前記電気料金計算部が算出した予想電気料金に、税金を加えた予想電気料金を算出する税金等計算部と、
    前記税金等計算部が算出した予想電気料金からなる入札情報を、前記入札案件DBに登録された入札案件に紐付けて、前記入札案件DBに格納する入札登録部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の電気契約仲介装置。
  5. 複数の電力供給者端末および複数の電力消費者端末と、通信回線を介して接続されている電気契約仲介装置において、
    前記電力消費者端末から入力された入札案件情報を、入札案件DBに登録する第1の過程と、
    契約種別DBに格納されている各契約種別に関する情報に基づき、前記入札案件DBに登録された入札案件情報に対する入札情報を作成し、該入札情報を前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納する第2の過程と、
    前記登録された入札案件情報に紐付けて、前記入札案件DBに格納されている入札情報の中から、該情報に基づき、落札する入札を選び出し、該入札が落札したことを、前記電力供給者端末および前記登録された入札案件を入力した前記電力消費者端末に通知する第3の過程と
    を備えることを特徴とする電気契約仲介方法。
  6. 前記電力供給者端末から入力された各契約種別に関する情報を、前記契約種別DBに格納する第4の過程を備えることを特徴とする請求項5に記載の電気契約仲介方法。
  7. 前記電力供給者端末および前記電力消費者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札案件情報と前記入札情報を送信する第5の過程と、
    前記電力供給者端末からの要求に応じて、前記入札案件DBに格納されている前記入札情報を変更する第6の過程と
    を備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電気契約仲介方法。
  8. 前記入札案件情報は、地域の識別、1日間の時間割および1年間の月割の電力負荷パターンを含み、
    前記各契約種別に関する情報は、地域の識別と、基本料金と、従量単価と、1日間の時間割および1年間の月割りの電力供給パターンを含み
    前記第2の過程は、
    前記入札案件DBに登録された入札案件情報に基づき、入札する契約種別を前記契約種別DBから選ぶ選定過程と、
    前記選定過程にて選んだ契約種別の電力供給パターンと、前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンとに基づき、前記選定過程が選んだ契約種別の従量単価を補正するパターン補正過程と、
    前記入札案件DBに登録された入札案件情報の地域の識別に基づき、前記パターン補正過程により補正された従量単価を補正する託送料補正過程と、
    前記入札案件DBに登録された入札案件情報の電力負荷パターンと、前記託送料補正過程により補正された従量単価と、前記基本料金とに基づき、予想電気料金を算出する電気料金計算過程と、
    前記電気料金計算過程にて算出した予想電気料金に、税金を加えた予想電気料金を算出する税金等計算過程と、
    前記税金等計算過程が算出した予想電気料金からなる入札情報を、前記入札案件DBに登録された入札案件に紐付けて、前記入札案件DBに格納する入札登録過程と
    を備えることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかの項に記載の電気契約仲介方法。

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