JP2007131382A - エレベータのかご内監視装置、及び監視プログラム - Google Patents

エレベータのかご内監視装置、及び監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】監視者の負担を軽減させつつも、エレベータかご内で異常があった場合に、監視者がその異常内容を把握できるようにする。
【解決手段】かご1内の状況は、カメラ2により撮像され、監視装置100に送られる。監視装置100は、カメラ2からの画像データを取得する画像データ取得部10と、画像データからかご1内の乗客数を求める人数算出部42と、乗客数に応じて、転倒判定、暴行判定、判定不実行のうちのいずれか一つの判定項目を定める判定項目決定部43と、定められた判定項目に関して、画像データに基づいて判定を行う乗客異常判定部44と、乗客異常判定部44での判定結果をモニタ6に出力する出力部50と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータのかご内の乗客を見守るために、テレビカメラ等を用いてかご内を監視するエレベータのかご内監視装置、及び監視プログラムに関する。
従来のエレベータのかご内監視装置としては、以下の特許文献1,2に記載されているものがある。
特許文献1に記載のかご内監視装置は、かご内をテレビカメラで撮像し、このカメラからの画像データで乗客が一人であるか否かを判断し、乗客が一人の場合にはプライバシーの観点から画像データの出力を見合わせ、乗客が二人以上の場合に画像データを出力するものである。
また、特許文献2に記載のかご内監視装置は、広角カメラと高解像度カメラとを備え、ドアの開閉と乗客数とのうち、少なくとも一方に基づいて、広角カメラからの画像データと高解像度カメラからの画像データのうちの一方を記録するものである。
また、関連する技術としては、以下の特許文献3に記載されている技術もある。
この技術は、かご内に設置されている防犯ボタンが押されると、かご内の重量を検知するための検知器からの出力に応じて、かご内の乗客数を把握し、この乗客数に応じてエレベータの運転形態を変えるという技術である。
特開2003−63746号公報 特開2004−352452号公報 特開平5−782号公報
しかしながら、特許文献1,2のいずれの技術も、監視者は、かご内監視装置からの画像データを常に見ている必要があり、監視者の負荷が大きいという問題点がある。一方、特許文献3に記載の技術は、監視者に負荷はかからないものの、かご内にどのような異常があるのかを把握できないという問題点がある。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目し、監視者の負担を軽減させつつも、かご内で異常があった場合に、監視者がその異常内容を把握できるかご内監視装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するためのエレベータのかご内監視装置に係る発明は、
エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するエレベータのかご内監視装置において、
前記画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データ取得手段が取得した前記画像データから前記かご内に存在する人の数を求める人数算出手段と、
予め定められている複数の異常判定項目のうち、前記人数算出手段で求められた人数に応じた異常判定項目を定める判定項目決定手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データ中の人間像データを用いて、前記判定項目決定手段で定められた前記異常判定項目に関して、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段で、前記予め定められた人間像の時間変化があると判定された場合に、かご内に特定の異常があった旨を出力する出力手段と、を備えていることを特徴とする。
ここで、複数の前記異常判定項目は、前記かご内の人が倒れかを判定する転倒判定と、該かご内で暴行行為が行われたかを判定する暴行判定とを含むことが好ましい。この場合、前記判定項目決定手段は、前記人数算出手段が求めた前記かご内の人数が1人である場合には、前記異常判定項目として前記転倒判定を定め、該人数算出手段が求めた該かご内の人数が2人以上である場合には、該異常判定項目として前記暴行判定を定めることが好ましい。さらに、複数の前記異常判定項目は、異常判定不実行を含み、前記判定項目決定手段は、前記人数算出手段が求めた前記かご内の人数が3人以上の予め定めた人数である場合には、前記異常判定項目として前記異常判定不実行を定め、前記異常判定手段は、前記判定項目決定手段により、前記異常判定項目として前記異常判定不実行が定められると、異常判定処理を行わないようにしてもよい。
また、前記問題点を解決するためのエレベータのかご内監視装置に係る他の発明は、
エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するエレベータのかご内監視装置において、
前記画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データ取得手段で取得された時点から一定時間後までの間の動画像データ、又は、一定時間毎の各時刻における静画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データを用いて、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段で、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された場合には、前記画像データ取得手段で取得されたリアルタイムの画像データ又は判定時の画像データを出力すると共に、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された時点で前記画像データ記憶手段に記憶されている動画像データ又は複数の静画像データを出力する出力手段と、を備えていることを特徴とする。
また、前記問題点を解決するためのエレベータのかご内監視プログラムに係る発明は、
エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するためのエレベータのかご内監視プログラムにおいて、
前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データ取得ステップで取得された前記画像データから前記かご内に存在する人の数を求める人数算出ステップと、
予め定められている複数の異常判定項目のうち、前記人数算出ステップで求められた人数に応じた異常判定項目を定める判定項目決定ステップと、
前記画像取得ステップで取得された前記画像データ中の人間像データを用いて、前記判定項目決定手段で定められた前記異常判定項目に関して、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定ステップと、
前記異常判定ステップで、前記予め定められた人間像の時間変化があると判定された場合に、前記かご内に特定の異常があった旨を出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
前記問題点を解決するためのエレベータのかご内監視プログラムに係る他の発明は、
エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するエレベータのかご内監視プログラムにおいて、
前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記画像データ取得ステップで取得された時点から一定時間後までの間の動画像データ、又は、一定時間毎の各時刻における静画像データを画像データ記憶領域に記憶する画像データ記憶ステップと、
前記画像データを用いて、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定ステップと、
前記異常判定ステップで、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された場合には、前記画像データ取得ステップで取得されたリアルタイムの画像データ又は判定時の画像データを出力すると共に、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された時点で前記画像データ記憶領域に記憶されている動画像データ又は複数の静画像データを出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、エレベータのかご内に異常があった場合、かご内に特定の異常があった旨が出力されるか、又は、異常発生時以前の複数の時刻における静止画像又は異常発生時以前の動画像画が出力されるので、監視者はモニタでかご内を常に監視する必要がなくなり、監視者の負担を軽減することができる上に、監視者はかご内にどのような異常が発生したのかを把握することができる。
さらに、人数算出手段及び判定項目決定手段を有するものでは、かご内の乗客数に応じて異常判定項目を変えているので、乗客数が何人であろうが全ての判定項目を実行するよりも、コンピュータの負荷を軽減することができる。
以下、本発明に係るエレベータのかご内監視システムの一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態のかご内監視システムは、図1に示すように、エレベータのかご1内を撮像する撮像手段としてのカメラ2と、このカメラ2で撮像された画像データを取得し、この画像データを解析するかご内監視装置100と、このかご内監視装置100での解析結果等が出力される監視用モニタ6と、かご内監視装置100へ指示を与えるためのキーボード等の入力装置5と、を備えている。
かご内監視装置100は、いわゆる画像処理装置で、かご1内の乗客3に異常があったか否か、さらにカメラ2に異常があったか否かを画像データを用いて判定し、監視用モニタ6にその結果を出力し、監視用モニタ6の監視者7に、乗客異常等を知らせる。
かご内監視装置100は、機能的には、カメラ2からの画像データを取得する画像データ取得部10と、画像データ取得部10が取得した画像データを一時的に記憶しておく画像データ記憶部20と、画像データに基づいてカメラ異常の有無を判定するカメラ異常判定部30と、画像データに基づいて乗客異常の有無を判定する乗客監視処理部40と、カメラ異常判定部30や乗客監視処理部40での判定結果等をモニタ5へ出力する出力部50と、を備えている。
画像データ記憶部20には、カメラ異常判定用のマスタ画像、ドア開閉判定用のマスタ画像、物体抽出用のマスタ画像のデータの他に、一定時間毎(例えば、1秒毎)の静止画像データが記憶される。なお、各マスタ画像の詳細に関しては、後述する。また、ここでは、カメラ異常判定用、ドア開閉判定用、物体抽出用として、それぞれマスタ画像を設けているが、カメラ異常判定用とドア開閉判定用と物体抽出用とを兼ねる一つの画像をマスタ画像としてもよい。
乗客監視処理部40は、画像データ取得部10が取得した現画像データと画像データ記憶部20に記憶されているドア開閉判定用のマスタ画像とを比較して、かご1のドアが開いているか閉じているかを判定するドア開閉判定部41と、かご1内の乗客数を求める人数算出部42と、乗客数に応じた異常判定項目を定める判定項目決定部43と、この判定項目決定部43が定めた異常判定項目に関する異常の有無を判定する乗客異常判定部44と、を有している。
また、出力部50は、乗客監視処理部40やカメラ異常判定部30からの判定結果に応じて表示内容を定める表示内容制御部51と、表示内容制御部51で定められた表示内容に応じた表示文字や表示図形等を生成する表示文字/図形生成部52と、表示文字/図形生成部52が生成した文字や図形等と画像データ等とを合成する合成処理部53と、合成処理部53が生成した表示画像データをモニタ5に表示させる表示制御部54と、を有している。
かご内監視装置100は、ハードウェアー的には、図2に示すように、コンピュータであり、カメラ2からの画像データが入力する画像データ入力インタフェース101と、各種演算や各種プログラム等を実行するCPU102と、CPU102が実行するプログラムが記憶されているプログラムメモリ103と、CPU102がプログラムを実行する際等に使用するワークメモリ104と、画像データ等を一時的に記憶しておくためのハードディスク装置105と、CD又はDVD等の記憶媒体109を再生するCD/DVD装置106と、モニタ6へ画像データを出力する画像データ出力インタフェース107と、を備えている。
コンピュータをかご内監視装置100として機能させるためには、かご内監視プログラムが記憶されているCD等の記憶媒体109をCD/DVD装置106で再生するか、又は、このプログラムをインターネット等を介して取得するかして、このコンピュータにこのプログラムをインストールさせればよい。
なお、かご内監視装置100の以上の機能的構成要素のうち、画像データ取得部10は、画像データ入力インタフェース101と、かご内監視プログラムが記憶されるプログラムメモリ103と、このプログラムメモリ103に記憶されたプログラムを実行するCPU102とを有して構成され、出力部50は、画像データ出力インタフェース107と、プログラムメモリ103と、CPU102とを有して構成されている。また、カメラ異常判定部30及び乗客監視処理部40は、かご内監視プログラムが記憶されるプログラムメモリ103と、このプログラムメモリ103に記憶されたプログラムを実行するCPU102とを有して構成されている。画像データ記憶部20は、ハードディスク装置105を有して構成されている。
次に、以上で説明したかご内監視装置100の動作について説明する。
まず、乗客監視処理40のドア開閉判定部41の動作について、図3に示すフローチャートに従って説明する。
ドア開閉判定部41は、画像データ取得部10から最新の画像データ(≒現画像データ)を受け付けると(S10)、画像データ記憶部20からドア開閉用マスタ画像データを取得する(S11)。このドア開閉用マスタ画像データは、図10に示すように、かご1のドア1aが閉じた状態を示す閉パターン70の画像データを含むものである。この閉パターン70の画像データは、カメラ2により撮像された画像データのうち、乗客3が存在しても、乗客3に邪魔されずに、カメラ2で撮像できる位置に存在するパターンの画像データである。この閉パターン70は、ドア1aが開いているときの背景模様と類似していない必要がある。このため、閉パターン70がドア1aの縁を単に含むようなもので、ドアが開いているときの背景模様と類似してしまうような場合には、この閉パターン70を使用できない。そこで、このような場合には、例えば、ドア1aに特別のマーク等を付して、これをドア閉状態のときに撮像したものを閉パターンとするとよい。この閉パターン画像データを含むドア開閉用マスタ画像は、例えば、本装置の起動時であって、かご1内に乗客が存在しないときに、監視者7が、入力装置5を操作して、画像データ取得部10に指示を与えて、この画像データ取得部10が取得した画像データを画像データ記憶部20にドア開閉用マスタ画像データとして登録させる。
ドア開閉判定部41は、最新の画像データ及びドア開閉用マスタ画像データを取得すると(S10、S11)、最新の画像データのうち、ドア開閉用マスタ画像(テンプレート画像)データの閉パターンと同じ領域のデータと、この閉パターンデータとを比較する。そして、閉パターンデータに対する、この閉パターンと同じ領域のデータの類似度を以下の数1を用いて計算する(S12)。
Figure 2007131382
最新の画像データのうち、閉パターンと同じ領域のデータの類似度を求めると(S12)、続いて、この類似度が予め定められた値、例えば、0.6以上であるか否かを判断し(S13)、類似度が予め定められた値以上である場合には、ドアが閉状態であると判断し、その旨を人数算出部42に通知して(S15)、一連の処理を終了する。また、類似度が予め定められた値未満である場合には、ドアが開状態であると判断し、その旨を人数算出部42に通知して(S16)、一連の処理を終了する。
次に、乗客監視処理部40の人数算出部42の動作について、図4に示すフローチャートに従って説明する。
人数算出部42は、ドア開閉判定部41からのドア閉又はドア開の通知を受け付けると(S20)、この通知がドア閉を示すものであるかドア開を示すものであるかを判断する(S21)。ドア開閉判定部41からの通知がドア開を示す場合には、処理を終了する。また、ドア開閉判定部41からの通知がドア開を示す場合には、画像データ取得部10から最新の画像データを受け付け(S22)、この画像データからかご内の物体を抽出する(S23)。なお、この物体抽出処理については、後で詳細に図5を用いて説明する。
続いて、ステップ23で抽出した物体の面積を求め、この物体の面積が予め定められた閾値(TH1,TH2、TH1<TH2)と比較し(S24)、図11(a)に示すように、物体の面積が閾値TH1未満である場合、つまり、物体の面積が小さい場合には、乗客数が0人であると判断し、乗客数0人を判定項目決定部43及びカメラ異常判定部30に通知する(S25)。また、図11(b)に示すように、物体の面積が閾値TH2以上である場合、つまり物体の面積が大きい場合には、乗客数が4以上であると判断し、乗客数4人を判定項目決定部43に通知する(S26)。また、図11(c)〜(k)に示すように、物体の面積が閾値TH1以上で且つ閾値TH2未満である場合、つまり物体の面積が中くらいの場合には、抽出物体の外接矩形を作成すると共に、この外接矩形が描かれている画像のデータを乗客異常判定部44に送る(S27)。なお、物体の面積と閾値とを比較する際、画像内に複数の物体が存在する場合には、複数の物体の面積のうちの最大の面積と閾値とを比較する。
物体の面積が中くらいであるとして、物体に対して外接矩形を作成すると(S27)、この外接矩形の数をカウントし(S28)、その数が複数であるか単数であるかを判断する(S29)。矩形数が単数である場合には、この矩形の縦横比が予め定めた範囲(m〜n)内であるか否かを判断する。この予め定めた範囲としては、例えば、5〜1/3等が考えられる。図11(c),(d)に示すように、矩形の縦横比が予め定められた範囲内でない場合、つまり、矩形が極端に縦長である場合や極端に横太である場合には、この抽出物体は人ではないと判断して、前述のステップ25に進んで、乗客数0人を判定項目決定部43及びカメラ異常判定部30に通知する。また、図11(e),(f)に示すように、矩形の縦横比が予め定められた範囲内である場合には、乗客数が1であると判断して、乗客数1人を判定項目決定部43に通知する(S31)。
ステップ29で矩形数が複数であると判断した場合には、図11(g)〜(k)に示すように、全ての矩形を統合した統合矩形を作成し(S32)、この統合矩形の面積RAを求める(S33)。さらに、ステップ24で抽出した全物体の面積MAを求め(S34)、両者の面積比率(MA/RA)を求める(S35)。続いて、この面積比率(MA/RA)が予め定められている閾値th未満であるか否かを判断する(S36)。面積比率(MA/RA)が閾値th未満である場合、つまり、図11(k)に示すように、統合矩形中で、物体が占める面積が極めて小さい場合には、乗客数が0人であると判断して、乗客数0人を判定項目決定部43及びカメラ異常判定部30に通知する。また、面積比率(MA/RA)が閾値th以上である場合、前述のステップ30と同様に、この統合矩形の縦横比が予め定めた範囲(m〜n)内であるか否かを判断する(S37)。図11(g)〜(i)に示すように、統合矩形の縦横比が予め定められた範囲内である場合、統合矩形面積RAが予め定めた閾値THa未満であるか否かを判断し(S38)、図11(g)に示すように、統合矩形面積RAが予め定めた閾値THa未満である場合、乗客数が1人であると判断して、前述のステップ31に進んで、乗客数1人を判定項目決定部43に通知する。
なお、ステップ38において、ステップ27で作成した外接矩形の数が複数であるにも関わらず、乗客数が1人であると判断しているのは、例えば、1人の乗客が偶然にも背景色と同色の帯やマフラー等をしている場合、ステップ24での物体抽出過程では、図11(g)に示すように、1人の乗客が帯やマフラー等により分断されて、複数の物体として抽出されることがあるからである。そこで、1人の乗客が複数の物体として抽出された場合でも、乗客数を1人にするために、統合矩形の縦横比が予め定められた範囲で且つ統合矩形の面積が小さい場合には、乗客数が1人であると判断するようにしている。
ステップ37で統合矩形の縦横比が予め定められた範囲内ではないと判断した場合、及びステップ38で統合矩形面積RAが予め定めた閾値THa以上であると判断した場合、図11(h)(i)に示すように、乗客数が2〜3人であると判断して、乗客数2〜3人を判定項目決定部43に通知する(S39)。
人数算出部42は、以上のように、乗客数を判定項目決定部43等に通知した後(S25,S31,S39,S40)、再び、ステップ20に戻って、ドア開閉判定部41からドア開の通知があるまで、乗客数の判定を繰り返す。なお、ドアが閉じてからドアが開くまでの間、乗客数の変化はないので、基本的に、この間、乗客数の算出処理を繰り返す必要は無いが、後述するように、ステップ27で作成する抽出物体の外接矩形のデータが乗客異常判定部44での処理に、複数回必要になるため、ここでは、乗客数の算出処理を繰り返している。このため、一度、乗客数を求めた後、ドア閉の通知を受けるまで、ステップ20〜ステップ24,ステップ27の処理のみを繰り返して行うようにしてもよい。
次に、人数算出部42がステップ22で画像データを受け付けた後の物体抽出処理(S23)の詳細について、図5に示すフローチャートに従って説明する。
人数算出部42は、この物体抽出処理(S23)で、まず、画像データ記憶部20から物体抽出用マスタ画像データを取得する(S50)。この物体抽出用マスタ画像データは、例えば、本装置の起動時であって、かご内に乗客が存在しないときに、監視者が、入力装置5を操作して、画像データ取得部10に指示を与えて、この画像データ取得部10が取得した画像データを画像データ記憶部20に物体抽出用マスタ画像データとして登録させる。次に、この物体抽出処理(S23)の前のステップ22(図4)で受け付けた最新の画像データとマスタ画像データとの差分画像データを作成する(S51)。この差分画像データは、例えば、表示画素毎の輝度差の集合である。
人数算出部42は、差分画像データが示す差分画像から、輝度差が所定の閾値以上である領域を変化領域として抽出し(S52)。この変化領域の面積が所定の閾値以上であるか否かを判断する(S53)。変化領域の面積が所定の閾値未満である場合には、前述のステップ22で受け付けた最新の画像データを新たな物体抽出用マスタ画像データとして、画像データ記憶部20に格納する(S54)。また、変化領域の面積が所定の閾値以上である場合には、変化領域を膨張させた後、収縮させて、複数の変化領域をある程度統合して、これを物体とする(S55)。
以上のように抽出された物体は、図4のステップ24において、この物体の面積の大中小が判断される。なお、変化領域の面積が所定の閾値未満である場合には、物体が抽出されないが、この場合、図4のステップ24において、物体の面積が小である判断される。
次に、判定項目決定部43の動作について、図6に示すフローチャートに従って説明する。
判定項目決定部43は、人数算出部42から乗客数を受け付けると(S60)、受け付けた乗客数が何人であるか判断する(S61)。乗客数が2人以上である場合には、さらに、乗客数が4人以上であるか否かを判断し(S62)、4人以上であれば、異常判定の不実行を乗客異常判定部44に通知する(S63)。また、4人以上ではない、つまり、2〜3人の場合には、暴行判定を乗客異常判定部44に通知する(S64)。
ステップ61で乗客数が1人であると判断した場合には、転倒判定を乗客異常判定部44に通知し(S65)、ステップ61で乗客数が0人であると判断した場合には、異常判定の不実行を乗客異常判定部44に通知する(S66)。
以上のように、乗客数に応じて異常判定項目を変えているのは、例えば、乗客数が1人のときには、暴行は起こりえないが、転倒してしまった場合には助ける人が居らず、転倒判定を重要な判定項目とすべきであり、また、乗客数が2以上のときには、暴行行為が起こることがある一方で、1人が転倒しても助ける人が居るため、暴行判定を重要な判定項目とすべきで、乗客数が変わることで重要な判定項目が変わるからである。また、乗客数に応じて異常判定項目を変えることで、乗客数が何人であろうが全ての判定項目を実行するよりも、コンピュータの負荷が軽く、素早く処理できるからである。
次に、図7に示すフローチャートに従って、乗客異常判定部44による転倒判定処理について説明する。
乗客異常判定部44は、判定項目決定部43から転倒判定の通知を受け付けると、矩形入り画像データが有るか否かを判断する(S70)。この矩形入り画像データは、人数算出部42により、図4のステップ27で作成されたものである。矩形入り画像データが無い場合、人数算出部42で矩形入り画像データが作成されるまで待つ。なお、画像データがない場合は、直ちに転倒判定処理を終了してもよい。これは、画像データがない場合は、図4のステップ24で画像データ中の抽出物体の面積が小さい又は抽出物体がないために乗客数が0人と判断された場合、及び物体面積が大きく乗客数が4人以上であると判断された場合であり、基本的に転倒判定を行う必要がないからである。
矩形入り画像データが有る場合には、この画像データは初回の画像データであるか、つまり、ドア開閉判定部41でドア閉と判定された後の最初の画像データであるか否かを判断する。最初の画像データである場合には、矩形上辺の中央位置、つまり乗客の頭部に相当する位置(xs,ys)を基準位置として(S72)、ステップ70に戻る。ステップ70で、新たな矩形入り画像データがあると判断し、ステップ71で、この画像データが初回の画像データでないと判断すると、基準位置(xs,ys)の座標値と新たな矩形入り画像中の矩形上辺の中央位置(xt,yt)の座標値との偏差(Δx(=xs−xt),Δy(=ys−yt))を求める(S73)。なお、ここでは、カメラの視野中で、カメラ視野の下隅を原点として、水平方向の座標値をx、鉛直方向の座標値をyとしている。
乗客異常判定部44は、偏差(Δx,Δy)を求めると、Δy(=ys−yt)が0より大きいか否か、つまり、基準位置から乗客の頭部が下がったか否か判断する(S74)。基準位置(xs,ys)より乗客の頭部が下がっていなければ、現中央位置の座標値を新たな基準位置の座標値として(S80)、ステップ70に戻る。図12(a)(b)(c)の(ti+1)のときのように、基準位置(xs,ys)より乗客の頭部が下がっていれば、|Δx|が予め定めた閾値xaより小さく、且つΔyが予め定めた閾値yaより小さいか否かを判断する、つまり、乗客の頭部が基準位置に対して左右方向及び下方向へあまり移動していないか否かを判断する(S75)。
図12(a)の(ti+1)のときのように、基準位置(xs,ys)より乗客の頭部が若干下がっているものの、基準位置(xs,ys)に対して左右方向及び下方向へあまり移動していない場合は、矩形で示されている乗客を転倒候補aとし(S76)、この転倒候補として設定した回数をカウントする(S77)。乗客異常判定部44は、このカウント数が予め定めた値a以上であるか否かを判断し(S78)、カウント数が予め定めた値a未満である場合には、前述したステップ80に進んで、現中央位置の座標値(xt,yt)を新たな基準位置(xs,ys)の座標値として、ステップ70に戻る。
例えば、図12(a)に示すように、乗客が徐々に倒れる場合には、以上のS70〜S78,S80を繰り返して実行し、対象を転倒候補aに設定した回数、つまり、ステップ77でカウントした回数が予め定また値a以上になると、ステップ78でこの転倒候補aは転倒したと判断して、ステップ85に進む。
ステップ85では、ステップ78で転倒したと判断した時点の画像データ、その時刻、及び転倒有りの情報を出力部50に送る。
また、以上のS70〜S78,S80を繰り返している過程で、ステップ78でカウント数が予め定また値a以上になったと判断する前に、頭部の位置が上がると、ステップ74でΔy(=ys−yt)が0より大きくないと判断し、転倒候補aの設定を解除し(S79)、前述のステップ80,70に進む。すなわち、図12(c)に示すように、乗客の頭部が一旦下がったものの、再び、頭部の位置が上昇した場合には、乗客が単に屈伸運動等を行ったとして、転倒候補aの設定を解除する。
ステップ75で、|Δx|が予め定めた閾値xa以上であるか、又はΔyが予め定めた閾値ya以上であると判断した場合には、さらに、|Δx|が予め定めた閾値xa以上で、且つΔyが予め定めた閾値ya以上であるか否かを判断する、つまり、乗客の頭部が基準位置に対して左右方向及び下方向へ大きく移動しているか否かを判断する(S81)。
図12(b)の(ti+1)のときのように、基準位置(xs,ys)に対して左右方向及び下方向へ大きく移動した場合は、矩形で示されている乗客を転倒候補bとし(S82)、この転倒候補bとして設定した回数をカウントする(S83)。乗客異常判定部44は、このカウント数が予め定めた値b以上であるか否かを判断し(S84)、カウント数が予め定めた値b未満である場合には、ステップ70に戻る。
例えば、図12(b)に示すように、乗客の頭部が大きく下がった場合には、以上のS70〜S75,S81〜S84を繰り返して実行し、対象を転倒候補bに設定した回数、つまり、ステップ83でカウントした回数が予め定また値b以上になると、ステップ84でこの転倒候補bは転倒したと判断して、前述のステップ85に進む。なお、ステップ81で、|Δx|が予め定めた閾値xa未満であるか、又はΔyが予め定めた閾値ya未満であると判断した場合には、前述のステップ80,70に進む。
また、以上のS70〜S75,S81〜S84を繰り返している過程で、ステップ84でカウント数が予め定また値b以上になったと判断する前に、頭部の位置が上がると、ステップ74でΔy(=ys−yt)が0より大きくないと判断し、前述したように、転倒候補bの設定を解除し(S79)、前述のステップ80,70に進む。
なお、図7に示すフローチャートでは、転倒あり情報を通知したとき(S85)のみ、転倒判定処理を終了するが、ドア開閉判定部41でドア開と判定したときも、このドア開の割り込みにより、転倒判定処理は終了する。
次に、図8に示すフローチャートに従って、乗客異常判定部44による暴行判定処理について説明する。
乗客異常判定部44は、判定項目決定部43から暴行判定の通知を受け付けると、矩形入り画像データが有るか否かを判断する(S70)。この矩形入り画像データは、乗客異常判定部44が転倒判定処理を行う場合と同様に、人数算出部42により、図4のステップ27で作成されたものである。矩形入り画像データが無い場合、人数算出部42で矩形入り画像データが作成されるまで待つ。また、矩形入り画像データがある場合には、この画像データを一時的に記憶する(S91)。
画像データを記憶すると(S91)、この画像データが初回の画像データであるか否かを判断し、初回の画像データの場合には、ステップ90に戻って新たな画像データを受け付ける。画像データが初回のものではない、つまり二回目以降の画像データである場合には、この画像データ中の矩形の数が一つであるか否かを判断する(S93)。つまり、先に、人数算出部42で乗客数が2〜3人であると判断されてから、その後、これらの乗客が密集状態になっているか否かを判断する。画像データ中の矩形の数が一つではないと判断した場合には、画像データの取り込み回数を1回(初回)にリセットして(S94)、ステップ90に戻る。
また、ステップ93で、画像データ中の矩形の数が一つであると判断した場合には、先に記憶しておいた画像データと現画像データとを比較し、オプティカルフローを算出し、これを記憶する(S95)。この際、先の画像データと現画像データとをそれぞれ複数のブロックに分割し、各画像データの対応ブロック相互で類似パターン、例えば、前腕部のパターンや下肢部のパターン等を抽出し、先の画像データのあるパターンに対する現画像データの類似パターンの移動量及び移動方向をオプティカルフローとする。つまり、先の画像でのある部分を始点とし、現画像での対応部分を終点とする移動ベクトルを求め、これをオプティカルフローとする。
乗客異常判定部44は、続いて、既に記憶してある先のオプティカルフローのうち、ステップ95で求めた現オプティカルフローの対象パターンに類似するパターンに対するオプティカルフローがあるか否かを判断する(S96)。類似パターンに対するオプティカルフローが無ければステップ90に戻り、類似パターンに対するオプティカルフローが有れば、先のオプティカルフロー及び現オプティカルフローのそれぞれの移動ベクトルの大きさがいずれも閾値以上で、且つそれぞれの移動ベクトルの向きが相互に異なっているか否かを判断する(S98)。それぞれの移動ベクトルの大きさがいずれも閾値以上ではない、又はそれぞれの移動ベクトルの向きが相互の異なっていない場合には、ステップ90に戻る。また、それぞれの移動ベクトルの大きさがいずれも閾値以上で、且つそれぞれの移動ベクトルの向きが相互に異なっている場合には、現矩形を暴行候補とする(S99)。
乗客異常判定部44は、暴行候補の設定回数をカウントし(S100)、カウント数が予め定められた値c以上でなければステップ90に戻る。以上のステップ90〜ステップ101の処理を繰り返す過程で、ステップ93で、画像データの矩形が複数であると判断した場合には、前述したように、画像データの取り込み回数を1回にリセットすると共に、暴行候補の設定を解除する。また、以上のステップ90〜ステップ101の処理を繰り返す過程で、ステップ101で、カウント数が予め定められた値c以上であると判断した場合には、暴行があったとして、そのときの画像データ、その時刻、及び暴行あり情報を出力部50へ送る(S102)。
なお、図8に示すフローチャートでは、暴行あり情報を通知したとき(S102)のみ、暴行判定処理を終了するが、ドア開閉判定部41でドア開と判定したときも、このドア開の割り込みにより、暴行判定処理は終了する。
次に、図9に示すフローチャートに従って、カメラ異常判定部30の動作について説明する。
カメラ異常判定部30は、人数算出部42から乗客数0人の通知を受信すると(S110)、画像データ取得部10から最新の画像データ(図13(b1)or(c1))を取得すると共に(S111)、画像データ記憶部20からカメラ異常判定用マスタ画像のデータ(図13(a1))を取得する(S112)。
次に、最新画像及びマスタ画像中の物体のエッジを抽出し、エッジ画像(図13(a2)〜(c2))を作成し、各画像を複数のブロック(図13(a3)〜(c3))に分割する(S113)。
カメラ異常判定部30は、続いて、最新の画像で、各ブロック毎にエッジのなる画素の面積を求め、この面積が閾値以上になるブロックが予め定めたd個以上であるか否かを判断する(S114)。エッジ面積が閾値以上になるブロックが予め定めたd個未満である場合、つまり、エッジの少ないブロックが多い場合には、カメラが布や紙等で覆われたと判断して、その旨を出力部50に通知する(S115)。また、エッジ面積が閾値以上になるブロックが予め定めたd個以上である場合には、図13(a3)〜(c3)に示すように、マスタ画像と最新画像の同一ブロック間でブロック毎のエッジ画像を比較し、エッジが異なるブロックがe個未満であるか否かを判断する(S116)。図13(c3)に示すように、エッジが異なるブロックがe個以上である場合には、カメラの向き又は位置が変えられたと判断して、その旨を出力部50に通知する(S117)。また、エッジが異なるブロックがe個未満の場合には、正常であると判断し、この最新画像データをカメラ異常判定用マスタ画像データとして、画像データ記憶部20に更新登録する(S118)。
なお、ここでは、カメラ異常判定部30での判定結果を出力部50のみに通知しているが、ドア開閉判定部41にも通知するようにしてもよい。この場合、ドア開閉判定部41は、カメラ異常の通知を受けた際には、ドア開閉判定を中止する。
次に、出力部50の動作について説明する。
出力部50の表示内容制御部51は、カメラ異常判定部30及び監視処理部40から何らかの通知を受けない限り、画像データ取得部10からのリアルタイム画像データを取得し、表示文字/図形作成部52に対して現時刻を示す文字、さらにはカメラ識別番号を示す文字を作成させ、リアルタイム画像と、現時刻及びカメラ識別番号を示す文字とを合成処理部53で合成させる。そして、表示制御部54が合成後の表示データを受け付けて、監視用モニタ6に表示させる。
また、表示内容制御部51は、監視処理部40の乗客異常判定部44から転倒又は暴行情報等を受け付けたときには、転倒又は暴行の発生を示す文字、異常発生時刻を示す文字、さらにはカメラ識別番号を示す文字を表示文字/図形作成部52に作成させ、乗客異常判定部44から受け付けた異常時の画像と、表示文字/図形作成部52で作成させた文字とを合成させる。さらに、表示内容制御部51は、異常発生時刻から一定時間間隔(例えば、1秒間隔)の過去の複数の静止画像データを画像データ記憶部10から取得する。そして、表示制御部54は、異常発生時刻の画像データを含む合成後の表示データと、複数の過去の表示画像データとを監視用モニタ6に表示させる。
すなわち、転倒又は暴行等の異常があった場合、図14に示すように、監視用モニタ6には、異常発生時の画像61と、異常発生時刻及びカメラ識別番号63と、異常の内容を示す文字62とが合成された合成画像60と、過去の複数の画像65a〜65dとが表示される。異常内容を示す文字62は、監視者7が異常を気づき易いように、赤等の目立つ色で点滅する。なお、ここでは、過去の複数の静止画像65a〜65dを表示するようにしているが、この替わりに、異常発生時から一定時間前までの動画像を繰り返して表示するようにしてもよい。この場合、画像データ記憶部20は、常に、現時点から一定時間後までの画像データを記憶しておくことが必要である。
また、表示内容制御部51は、カメラ異常判定部30から、カメラが被覆材等で覆われた旨の通知、又はカメラの位置又は向きが変えられた旨の通知を受けたときには、カメラ異常の内容を示す文字、異常発生時刻を示す文字、さらにはカメラ識別番号を示す文字を表示文字/図形作成部52に作成させ、これらの文字等とリアルタイム画像とを合成処理部53で合成させる。そして、表示制御部54が合成後の表示データを受け付けて、監視用モニタ6に表示させる。
以上のように、本実施形態では、エレベータのかご内に異常があった場合、異常内容が出力されるので、監視者はモニタでかご内を常に監視する必要がなくなり、監視者の負担を軽減することができる上に、監視者はかご内にどのような異常が発生したのかを把握することができる。しかも、モニタには、異常発生時の画像のほか、異常発生時の画像、異常発生時以前の複数の時刻における画像が表示されるので、監視者は、かご内の異常をより詳細に把握することができる。
また、本実施形態では、乗客数が変わることで重要な異常判定項目が変わることに着目して、かご内の乗客数に応じて異常判定項目を変えているので、乗客数が何人であろうが全ての判定項目を実行するよりも、コンピュータの負荷を軽減することができる。
なお、以上の実施形態では、ドア開閉判定部41による画像処理によりドアが開いているか閉じているかを判定しているが、この替わりに、エレベータのドア又はドア開閉機構にドア開閉センサを設け、この出力を監視処理部に入力するようにしてもよい。また、図15に示すように、かご1内にマイク4を設けると共に、監視装置100の出力部50aに音声制御部55を設けて、異常発生時には、かご1内の音声をモニタ6のスピーカ69から出力するようにしてもよい。
本発明に係る一実施形態におけるエレベータのかご内監視システムの機能構成図である。 本発明に係る一実施形態におけるエレベータのかご内監視システムのハードウェア構成図である。 本発明に係る一実施形態におけるドア開閉判定部の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における人数算出部の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における人数算出部での物体抽出処理を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における判定項目決定部の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における乗客異常判定部での転倒判定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における乗客異常判定部での暴行判定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態におけるカメラ異常判定部の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態におけるドア開閉判定用マスタ画像を説明するための説明図である。 本発明に係る一実施形態における人数算出方法を説明するための説明図である。 本発明に係る一実施形態における転倒判定法を説明するための説明図である。 本発明に係る一実施形態におけるカメラ異常判定法を説明するための説明図である。 本発明に係る異常発生時のモニタ画像を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態の変形例におけるエレベータのかご内監視システムの機能構成図である。
符号の説明
1:かご、2:カメラ、3:乗客、4:マイク、5:入力装置、6:監視用モニタ、7:監視者、10:画像データ取得部、20:画像データ記憶部、30:カメラ異常判定部、40:乗客監視処理部、41:ドア開閉判定部、42:人数算出部、43:判定項目決定部、44:乗客異常判定部、50:出力部、51:表示内容制御部、52:表示文字/図形生成部、53:合成処理部、54:表示制御部、55:音声制御部、69:スピーカ、100:監視装置

Claims (11)

  1. エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するエレベータのかご内監視装置において、
    前記画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段が取得した前記画像データから前記かご内に存在する人の数を求める人数算出手段と、
    予め定められている複数の異常判定項目のうち、前記人数算出手段で求められた人数に応じた異常判定項目を定める判定項目決定手段と、
    前記画像取得手段が取得した前記画像データ中の人間像データを用いて、前記判定項目決定手段で定められた前記異常判定項目に関して、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定手段と、
    前記異常判定手段で、前記予め定められた人間像の時間変化があると判定された場合に、かご内に特定の異常があった旨を出力する出力手段と、
    を備えていることを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータのかご内監視装置において、
    複数の前記異常判定項目は、前記かご内の人が倒れかを判定する転倒判定と、該かご内で暴行行為が行われたかを判定する暴行判定とを含む、
    ことを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  3. 請求項2に記載のエレベータのかご内監視装置において、
    前記判定項目決定手段は、前記人数算出手段が求めた前記かご内の人数が1人である場合には、前記異常判定項目として前記転倒判定を定め、該人数算出手段が求めた該かご内の人数が2人以上である場合には、該異常判定項目として前記暴行判定を定める、
    ことを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のエレベータのかご内監視装置において、
    複数の前記異常判定項目は、異常判定不実行を含み、
    前記判定項目決定手段は、前記人数算出手段が求めた前記かご内の人数が3人以上の予め定めた人数である場合には、前記異常判定項目として前記異常判定不実行を定め、
    前記異常判定手段は、前記判定項目決定手段により、前記異常判定項目として前記異常判定不実行が定められると、異常判定処理を行わない、
    ことを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータのかご内監視装置において、
    前記かごのドアが閉じているか否かを把握するドア開閉把握手段を備え、
    前記人数算出手段は、前記ドア開閉把握手段で前記かごのドアが閉じていると把握されたときに、該かご内に存在する人の数を求める、
    ことを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  6. 請求項5に記載のエレベータのかご内監視装置において、
    前記ドア開閉把握手段は、
    前記かごのドアが閉じているときの該かご内の状態を示す閉状態データが記憶されている閉状態データ記憶手段と、前記画像データ取得手段が取得した前記画像データと前記閉状態データ記憶手段に記憶されている閉状態データとを比較して、前記かごのドアが閉じているか否かを判定するドア開閉判定手段とを有している、
    ことを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のエレベータのかご内監視装置において、
    前記画像データ取得手段で取得された時点から一定時間後までの間の動画像データ、又は、一定時間毎の各時刻における静画像データを記憶する画像データ記憶手段を備え、
    前記出力手段は、前記異常判定手段で、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された場合には、前記画像データ取得手段で取得されたリアルタイムの画像データ又は判定時の画像データを出力すると共に、判定時点で前記画像データ記憶手段に記憶されている過去の動画像データ又は複数の静画像データを出力する、
    ことを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  8. エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するエレベータのかご内監視装置において、
    前記画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段で取得された時点から一定時間後までの間の動画像データ、又は、一定時間毎の各時刻における静画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記画像データを用いて、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定手段と、
    前記異常判定手段で、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された場合には、前記画像データ取得手段で取得されたリアルタイムの画像データ又は判定時の画像データを出力すると共に、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された時点で前記画像データ記憶手段に記憶されている動画像データ又は複数の静画像データを出力する出力手段と、
    を備えていることを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のエレベータのかご内監視装置において、
    前記かご内の状態を撮像し、前記画像データ取得手段に前記画像データを送る撮像手段の異常を把握する撮像異常把握手段を備え、
    前記出力手段は、前記撮像異常把握手段で前記撮像手段の異常が把握されると、撮像手段に異常がある旨を出力する、
    ことを特徴とするエレベータのかご内監視装置。
  10. エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するためのエレベータのかご内監視プログラムにおいて、
    前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データ取得ステップで取得された前記画像データから前記かご内に存在する人の数を求める人数算出ステップと、
    予め定められている複数の異常判定項目のうち、前記人数算出ステップで求められた人数に応じた異常判定項目を定める判定項目決定ステップと、
    前記画像取得ステップで取得された前記画像データ中の人間像データを用いて、前記判定項目決定手段で定められた前記異常判定項目に関して、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定ステップと、
    前記異常判定ステップで、前記予め定められた人間像の時間変化があると判定された場合に、前記かご内に特定の異常があった旨を出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするエレベータのかご内監視プログラム。
  11. エレベータのかご内の画像データに基づいて、該かご内の状態を監視するエレベータのかご内監視プログラムにおいて、
    前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データ取得ステップで取得された時点から一定時間後までの間の動画像データ、又は、一定時間毎の各時刻における静画像データを画像データ記憶領域に記憶する画像データ記憶ステップと、
    前記画像データを用いて、予め定められた人間像の時間変化があるか否かを判定する異常判定ステップと、
    前記異常判定ステップで、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された場合には、前記画像データ取得ステップで取得されたリアルタイムの画像データ又は判定時の画像データを出力すると共に、前記予め定められた人間像の時間変化があったと判定された時点で前記画像データ記憶領域に記憶されている動画像データ又は複数の静画像データを出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするエレベータのかご内監視プログラム。
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