JP2007131046A - 車両用サスペンション装置 - Google Patents

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恭幸 園田
Mitsuhiro Makita
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【課題】コストの増大を抑制したシンプルな構造でシミーを効果的に低減する。
【解決手段】ステアリングホイール5に入力される振動に対してフロントサスペンションが共振しないようにスタビライザ8の捩り剛性Kfを変更する、つまりステアリングホイール5に入力される振動に応じてスタビライザ8の捩り剛性Kfを変更する。また、ステアリングホイール5に入力される速度振幅Aが所定値As以上のときだけ(ステップS5の判定が“Yes”)、スタビライザ8の捩り剛性Kfの変更を実行すると共に、車速Vがその変化点車速Vc未満となるときに(ステップS7の判定が“Yes”)、スタビライザ8の捩り剛性をKf=1に変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用サスペンション装置に関するものである。
従来、サスペンションアームのブッシュを、内側ブッシュ及び外側ブッシュの2重構造とし、外側ブッシュには、ハーシュネスに対して有効な振動遮断効果を得るために、軸方向に貫通する一対のスリットを形成し、内側ブッシュには、シミーに対して有効な振動減衰効果を得るために、非圧縮性流体が封入された一対の流体室を形成することを提案したものがあった(特許文献1参照)。
特開平8−72518号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、シミーに対して有効な振動減衰効果を得るためには、流体室の形状や配置など、厳密なチューニングが必要となるので、その製造は容易ではなく、コストの増大が懸念される。
そこで、本発明は上記の問題に着目してなされたものであり、コストの増大を抑制したシンプルな構造でシミーを効果的に低減することのできる車両用サスペンション装置の提供を課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明に係る車両用サスペンション装置は、操舵輪サスペンションに設けられ捩り剛性を変更可能なスタビライザを備え、操舵系統に入力される振動に対して操舵輪サスペンションが共振しないように、スタビライザの捩り剛性を変更することを特徴とする。すなわち、操舵系統に入力される振動に応じてスタビライザの捩り剛性を変更することを特徴とする。
シミーとは、操舵輪の不均一性やアンバランス等に起因した左右輪の逆位相の振動が、サスペンションの共振によって増幅されて操舵系統に入力される回転方向の振動現象である。
本発明に係る車両用サスペンション装置によれば、操舵系統に入力される振動に対して操舵輪サスペンションが共振しないようにスタビライザの捩り剛性を変更する、つまり操舵系統に入力される振動に応じてスタビライザの捩り剛性を変更することで、操舵輪サスペンションの固有振動数を変更することができるので、共振作用による振動増幅が抑制され、シミーを効果的に低減することができる。しかも、公知の捩り剛性可変式スタビライザを採用したシンプルな構造で、上記の効果を得ることができるので、コストの増大を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の概略構成図である。前輪1FL・1FRのアクスルは、タイロッド2、ラック&ピニオン3、ステアリングシャフト4を順に介してステアリングホイール5に連結されており、ステアリングホイール5の回転運動が、ラック&ピニオン3によってタイロッド2の左右の直線運動に変換されることにより、前輪1FL・1FRがキングピン軸を中心に転舵される。
また、前輪1FL・1FRのアクスルは、ロアアーム6と、ストラット式ショックアブソーバ(以下、ストラットと称す)7とを介して車体に連結されており、これらロアアーム6の揺動とストラット7の伸縮とによって、前輪1FL・1FRが上下にストロークする。また、左右のロアアーム6は、捩り剛性を変更可能なスタビライザ8によって連結されており、その捩り反力によって、前輪1FL・1FRの逆位相のストロークが抑制される。
ここで、スタビライザ8は、例えば電動モータの回転に応じて左右のトーションバーを互いに逆方向に回転させるアクチュエータ9を備えており、このアクチュエータ9に内蔵された電動モータのトルクを制御することで、その捩り剛性を変更することができる。このアクチュエータ9を駆動制御するのはコントローラ10であり、コントローラ10は、図2の駆動制御処理を実行することにより、スタビライザ8の捩り剛性を制御する。
なお、コントローラ10には、舵角センサ11で検出した操舵角と、車速センサ12で検出した車速とが入力される。
次に、コントローラ6で所定時間(例えば10msec)毎にタイマ割込みとして実行される駆動制御処理を、図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の説明で、添え字の(n)は最新の演算値、(n−i)はi回前の演算値である。
先ずステップS1では、車速V(n)が所定値Vs以上であるか否かを判定する。この所定値Vsは、低速シミーの発生領域と区別するための値であり、例えば60[km/h]程度に設定する。ここで、判定結果が『V(n)≧Vs』であるときには、高速シミーの発生領域であると判断して後述するステップS5に移行する。一方、判定結果が『V(n)<Vs』であるときには、高速シミーの発生領域ではないと判断してステップS2に移行する。
ステップS2では、前回の車速V(n-1)が所定値Vs以上であったか否かを判定する。ここで、判定結果が『V(n-1)≧Vs』であるときには、前回まで高速シミーの発生領域にあったと判断してステップS3に移行する。一方、判定結果が『V(n-1)<Vs』であるときには、元々、高速シミーの発生領域にはないと判断してステップS4に移行する。
ステップS3では、前回の変化点車速Vc(n-1)に所定値α(例えば10[km/h]程度)を加算して、最新の変化点車速Vc(n)を算出する。
ここで、変化点車速Vcについて説明する。左右輪の回転バランスに応じた起振力の周波数と、ステアリングホイール5に入力される振動における起振力から速度振幅Aへのゲインとの関係は、図3に示すように、スタビライザ8の捩り剛性Kfを、所定の通常値(“0”で表記)にする場合と、この通常値よりも高い値(“1”で表記)にする場合とで異なり、実線図示したKf=0の特性線と、点線図示したKf=1の特性線とは、ある周波数を境に交差する。すなわち、その交点よりも周波数が低いときには、捩り剛性をKf=1にする方がゲインを小さくすることができ、逆に交点よりも周波数が高いときには、捩り剛性をKf=0にする方がゲインを小さくすることができる。これは、スタビライザ8の捩り剛性Kfを変更するとことで、フロントサスペンションの固有振動数が変化し、左右輪の逆位相の振動が増幅されることを抑制しているからである。
上記の変化点車速Vcは、捩り剛性がKf=0のときと、Kf=1のときとで、周波数に対して得られるゲインの大小関係が逆転するときの車速Vのことであり、フロントサスペンションに作用する横加速度などの諸要素によって変動する推定値である。その初期値は、例えば200[km/h]程度に設定されるが、このステップS3の処理で所定値αを加算するのは、後述するステップS11の処理により、ノイズ等の影響を受けて必要以上に小さな値になることを防止するためである。
続くステップS4では、アクチュエータ9を駆動制御し、スタビライザ8の捩り剛性を所定の通常値(Kf=0)にしてから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、ステップS5では、ステアリングホイール5に入力される振動の速度振幅A(n)を操舵角に基づいて算出し、この速度振幅A(n)が所定値As以上であるか否かを判定する。この所定値Asは、左右輪の回転バランスが逆位相となり振動が増幅されるときの最大速度振幅をAMAXとすると、その1/2程度に設定する。ここで、判定結果が『A(n)<As』であるときには、前記ステップS4に移行する。一方、判定結果が『A(n)≧As』であるときには、ステップS6に移行する。
ステップS6では、前回の捩り剛性がKf(n-1)=0で、且つ前回よりも速度振幅Aが増加しているか(A(n)−A(n-1)>0)否かを判定する。この判定結果が『Kf(n-1)=1、又はA(n)−A(n-1)≦0』であるときには、後述するステップS12に移行する。一方、判定結果が『Kf(n-1)=0、且つA(n)−A(n-1)>0』であるときには、ステップS7に移行する。
ステップS7では、車速V(n)が変化点車速Vc(n-1)より小さいか否かを判定する。なお、前述したように変化点車速Vcの初期値は、例えば200[km/h]程度である。この判定結果が『V(n)≧Vc(n-1)』であるときには、後述するステップS12に移行する。一方、判定結果が『V(n)<Vc(n-1)』であるときには、ステップS8に移行する。
ステップS8では、前回までの捩り剛性が3回連続でKf=1に設定されていなかったかを判定する。この判定結果が『Kf(n-3)=1、且つKf(n-2)=1、且つKf(n-1)=1』であるときには、一度、捩り剛性をKf=0に戻すために、前記ステップS4に移行する。一方、判定結果が『Kf(n-3)=0、又はKf(n-2)=0、又はKf(n-1)=0』であるときには、ステップS9に移行する。
ステップS9では、アクチュエータ9を駆動制御し、スタビライザ8の捩り剛性を通常値よりも高い値(Kf=0)にする。
続くステップS10では、前回までの捩り剛性がKf(n-3)=1、Kf(n-2)=0、Kf(n-1)=1と順に変化し、且つ前回の速度振幅A(n-1)が前々回の速度振幅A(n-2)よりも減少しているか(A(n-2)−A(n-1)>0)否かを判定する。この判定結果が『Kf(n-3)=1、Kf(n-2)=0、Kf(n-1)=1、且つA(n-2)−A(n-1)>0』であるときには、前々回の車速V(n-2)が変化点車速Vcの近似値であると判断してステップS11に移行する。一方、判定結果が『Kf(n-3)=0、又はKf(n-2)=1、又はKf(n-1)=0、又はA(n-2)−A(n-1)≦0』であるときには、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS11では、前々回の変化点車速Vc(n-2)を、最新の変化点車速Vc(n)として更新してから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、ステップS12では、前回までの捩り剛性が3回連続でKf=0に設定されていなかったかを判定する。この判定結果が『Kf(n-3)=0、且つKf(n-2)=0、且つKf(n-1)=0』であるときには、一度、捩り剛性をKf=1にするために、前記ステップS9に移行する。一方、判定結果が『Kf(n-3)=1、又はKf(n-2)=1、又はKf(n-1)=1』であるときには、前記ステップS4に移行する。
以上より、前輪1FL・1FRが「操舵輪」に対応し、スタビライザ8及びアクチュエータ9が「スタビライザ」に対応し、コントローラ10で実行される図2の駆動制御処理が「制御手段」に対応している。
次に、上記実施形態の動作や作用効果について説明する。
シミーとは、操舵輪の不均一性やアンバランス等に起因した左右輪の逆位相の振動が、サスペンションの共振によって増幅されてステアリング系に入力される回転方向の振動現象である。
そこで、本実施形態では、ステアリングホイール5に入力される振動に対してフロントサスペンションが共振しないようにスタビライザ8の捩り剛性Kfを変更する、つまりステアリングホイール5に入力される振動に応じてスタビライザ8の捩り剛性Kfを変更する。
これにより、フロントサスペンションの固有振動数を変更することができるので、共振作用による振動増幅が抑制され、シミーを効果的に低減することができる。しかも、公知の捩り剛性可変式スタビライザを採用したシンプルな構造で、上記の効果を得ることができるので、従来技術のように、厳密なチューニングを要する複雑なサスペンションブッシュを採用するよりも、コストの増大を抑制することができる。
また、シミーを低減する一般的な対策として、サスペンションブッシュの剛性を高くすることが広く受け入れられているが、これは乗り心地の低下を招いてしまう。その点、スタビライザ8は、左右輪の逆位相のストロークだけに対して反力を発するので、サスペンションブッシュの剛性を高くする場合とは異なり、左右輪が同位相でストロークするようなシーンで乗り心地が低下することはなく、しかも左右輪の逆位相の振動そのものを抑制する効果も期待できる。
ところで、一定の車速Vで定常的な円旋回をしている場合、速度振幅Aは、図4(a)に示すような波形となり、左右輪の回転バランスが逆位相となるときに、振動が増幅されて最大速度振幅AMAXとなり、左右輪の回転バランスが同位相となるときに、振動が打ち消される。
したがって、ステアリングホイール5に入力される速度振幅Aが所定値As以上のときだけ(ステップS5の判定が“Yes”)、スタビライザ8の捩り剛性Kfの変更を実行する。すなわち、図4(b)に示すように、A≧Asとなるときが捩り剛性Kfを変更する制御区間であり、A<Asとなるときは捩り剛性Kfを変更しない、つまり捩り剛性をKf=0の状態に維持する非制御区間となる。
これにより、不必要に捩り剛性Kfを変更することを避け、消費電力を最小限に抑制することができる。なお、図4(a)において、破線で示した波形は、捩り剛性Kfの制御によって速度振幅Aが抑制されている様子を示している。
また、車両が加速してゆくときの捩り剛性Kfの推移を図5に示すように、変化点車速Vcを推定し、車速Vがその変化点車速Vc未満となるときに(ステップS7の判定が“Yes”)、スタビライザ8の捩り剛性をKf=1に変更する。これにより、起振力から速度振幅Aへのゲインを確実に小さくすることができるので、シミーを効果的に低減することができる。
このとき、捩り剛性Kfを3回連続で同じ値に設定したら(ステップS8又はS12の判定が“No”)、一度、捩り剛性Kfをゲインが大きくなる方の値に変更しているが、これは変動する変化点車速Vcを正確に推定するためである。すなわち、一度、捩り剛性Kfをゲインが大きくなる方の値に変更し、その後の速度振幅Aの変化を観察することで、既に推定されている変化点車速Vcの精度を把握し、適宜修正することができるからである(ステップS10、S11)。したがって、変動する変化点車速Vcを正確に推定し、より効果的にシミーを低減することができる。なお、捩り剛性Kfを試験的にゲインが大きくなる方の値に設定している時間は、フロントサスペンションの共振によって速度振幅Aが増加するよりも短い時間とすることで、速度振幅Aを増加させることはない。
また、ステアリングホイール5に入力される振動の速度振幅Aを、操舵角に基づいて検出しているので、これを容易に検出することができる。
ところで、図6(a)に示すように、スタビライザ8の捩り剛性をKf=1に設定している状態で、片輪がマンホール等の凹凸部を通過すると、乗り心地が低下すると考えられる。そこで、図6(b)に示すように、ステアリングホイール5に入力される速度振幅Aが所定値Ah(例えばAMAXの2倍程度)を超えるようなときには、片輪が凹凸路面を通過していることでキックバックが生じていると判断し、所定時間だけスタビライザ8の捩り剛性をKf=0の状態に戻せばよい。これにより、片輪が凹凸路面を通過するときのロール方向の姿勢変化を抑制し、乗り心地の低下を防ぐことができる。
また、フロントサスペンションのみならず、リアサスペンションにも捩り剛性Krを変更可能なスタビライザを設けた場合、フロントサスペンションの捩り剛性Kfを変更する際に、図7に示すように、(Kf+Kr)が常に一定に維持されるように、リアサスペンションの捩り剛性Krも変更すればよい。これにより、車体全体のロール剛性が一定に維持されるので、ロール挙動の変化を防止し、これを安定させることができる。
また、前輪が後輪よりもグリップ限界に近いときには、リアサスペンションの捩り剛性Krをフロントサスペンションの捩り剛性Kfよりも高くする。これにより、フロントのロール剛性が高まることでアンダーステア傾向になり、リアグリップが回復して旋回性能を向上させることができる。逆に、後輪が前輪よりもグリップ限界に近いときには、フロントサスペンションの捩り剛性Kfをリアサスペンションの捩り剛性Krよりも高くする。これにより、リアのロール剛性が高まることでオーバーステア傾向になり、フロントグリップが回復して旋回性能を向上させることができる。
なお、上記の一実施形態では、例えば電動モータの回転に応じて左右のトーションバーを互いに逆方向に回転させるアクチュエータ9を採用しているが、これに限定されるものではない。要は、スタビライザ8の捩り剛性を変更することができればよいので、例えばスタビライザ8とロアアーム6との間に油圧シリンダを介装し、この油圧シリンダの摺動抵抗を制御することにより、捩り剛性Kfを変更する構成としてもよい。
また、上記の一実施形態では、スタビライザ8の捩り剛性を、Kf=0とKf=1の2段階に変更しているが、これに限定されるものではなく、勿論、図8に示すように、連続的無段階に変更してもよい。
また、上記の一実施形態では、ステアリングホイール5に入力される速度振幅Aを、操舵角に基づいて検出しているが、これに限定されるものではなく、例えば横加速度やヨーレイト等の車両の旋回状態に基づいて推定したり、或いは旋回内輪と旋回外輪の回転速度差に基づいて推定したりしてもよい。この推定値に基づいてスタビライザ8の捩り剛性Kfを変更すれば、速度振幅Aが増加する前にサスペンションの共振を抑制することができるので、より効果的にシミーを低減することができる。
また、上記の一実施形態では、ストラット式のサスペンションを採用しているが、これに限定されるものではない。要は、左右輪が個別にストロークする独立懸架方式のサスペンションであればよいので、ダブルウィッシュボーン式やマルチリンク式やトレーリングアーム式のサスペンションを採用してもよい。
本発明の概略構成図である。 駆動制御処理を示すフローチャートである。 周波数とゲインの関係を示すグラフである。 旋回走行時の動作を説明するタイムチャートである。 本願の動作を説明するグラフである。 片輪が凹凸路面を通過するときの動作を説明するタイムチャートである。 前後輪でスタビライザの捩り剛性を制御するときのタイムチャートである。 他の実施例を説明するグラフである。
符号の説明
1FL・1FR 前輪
2 タイロッド
3 ラック&ピニオン
4 ステアリングシャフト
5 ステアリングホイール
6 ロアアーム
7 ストラット
8 スタビライザ
9 アクチュエータ
10 コントローラ
11 舵角センサ
12 車速センサ

Claims (11)

  1. 操舵輪サスペンションに設けられ捩り剛性を変更可能なスタビライザを備え、
    操舵系統に入力される振動に対して前記操舵輪サスペンションが共振しないように、前記スタビライザの捩り剛性を変更することを特徴とする車両用サスペンション装置。
  2. 操舵輪サスペンションに設けられ捩り剛性を変更可能なスタビライザと、該スタビライザの捩り剛性を変更する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、操舵系統に入力される振動に応じて前記スタビライザの捩り剛性を変更することを特徴とする車両用サスペンション装置。
  3. 前記制御手段は、操舵系統に入力される振動振幅が所定値より大きいときに、前記スタビライザの捩り剛性の変更を実行することを特徴とする請求項2に記載の車両用サスペンション装置。
  4. 前記制御手段は、前記スタビライザの捩り剛性が所定の通常値よりも高くなるときに、操舵系統に入力される振動振幅が小さくなる車速領域を推定し、車速が当該車速領域と重なるときに、前記スタビライザの捩り剛性を前記通常値よりも高めることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用サスペンション装置。
  5. 前記制御手段は、前記スタビライザの捩り剛性を変更してからの、操舵系統に入力される振動振幅の変化に応じて、前記車速領域を修正することを特徴とする請求項4に記載の車両用サスペンション装置。
  6. 前記制御手段は、前記スタビライザの捩り剛性を前記通常値よりも高めているときに、操舵系統に入力される振動振幅に基づいて左右輪の何れか一方が凹凸路面を通過していると判断したら、所定時間だけ当該スタビライザの捩り剛性を低めることを特徴とする請求項4又は5に記載の車両用サスペンション装置。
  7. 非操舵輪サスペンションに設けられ捩り剛性を変更可能なスタビライザを備え、
    前記制御手段は、前記操舵輪サスペンション側の捩り剛性を変更する際、車両全体のロール剛性が一定に維持されるように、前記非操舵輪サスペンション側の捩り剛性も変更することを特徴とする請求項2〜6の何れか一項に記載の車両用サスペンション装置。
  8. 前記制御手段は、操舵輪が非操舵輪よりもグリップ限界に近いときには、前記非操舵輪サスペンション側の捩り剛性を前記操舵輪サスペンション側の捩り剛性よりも高め、非操舵輪が操舵輪よりもグリップ限界に近いときには、前記操舵輪サスペンション側の捩り剛性を前記非操舵輪サスペンション側の捩り剛性よりも高めることを特徴とする請求項7に記載の車両用サスペンション装置。
  9. 前記制御手段は、操舵系統に入力される振動振幅を、操舵角に基づいて検出することを特徴とする請求項3〜8の何れか一項に記載の車両用サスペンション装置。
  10. 前記制御手段は、操舵系統に入力される振動振幅を、車両の旋回状態に基づいて推定することを特徴とする請求項3〜9の何れか一項に記載の車両用サスペンション装置。
  11. 前記制御手段は、操舵系統に入力される振動振幅を、旋回内輪と旋回外輪の回転速度差に基づいて推定することを特徴とする請求項3〜10の何れか一項に記載の車両用サスペンション装置。
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