JP2007130333A - 歯科用無影灯 - Google Patents

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薫 臼井
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Abstract

【課題】歯科治療において使用する無影灯に近紫外線の光を照射する機能を設け、この近紫外線の光を歯牙等に照射し、この照射光を励起光として、歯牙等が発生する蛍光を観察することにより、歯牙等のう触、歯石、歯垢、歯質の変化等の観察を容易にする。
【解決手段】無影灯10は、光源として近紫外線に近い波長の光及び/又は白色の光を照射することができる。近紫外線光源からの光を歯牙に照射した時に、該近紫外線を励起光として歯牙より発した特定波長の蛍光より、歯石、歯垢、歯質変化の蛍光観察を行うことができる。撮像素子11は、歯牙より発生した蛍光に部位を撮影して、モニタ20に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯科治療等において、患者の口腔内等を照明するための歯科用の無影灯に関し、より詳細には、無影灯に、近紫外線の光を発生する手段を設け、この近紫外線の光を歯牙等に照射した時に、該光を励起光として歯牙(被照射体)から発生する蛍光から、歯牙のう触、歯石、歯垢、歯質変化等の蛍光観察を行うようにしたものである。
図2は、本発明が適用される一例としての無影灯を備えた歯科治療ユニットの一例を説明するための要部概略構成図で、該歯科治療ユニットは、治療椅子1,ワークテーブル2,スピットン3,無影灯4,インスツルメントホルダ5,フットスイッチ6,アシスタントインスツルメントホルダ7,ハンドピース(インスツルメント)8,インスツルメントホース9等から成り、インスツルメントホルダ5には、歯科治療において使用する種々のハンドピース、例えば、エアータービン、マイクロエンジン、超音波スケーラ、マルチシリンジ等のハンドピース8が収納されており、周知のように、歯科治療に当り、患者は椅子1に座り、頭を安頭台に固定して治療を受ける。術者は治療椅子1を上下動,倒起動,傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行うが、その際、術者は、無影灯4を用いて治療作業開始前に患者の口腔内を照明して被治療部位の観察を行ったり、治療作業中に作業手元を照明したり、治療作業終了後に治療後の状態を確認する等している。
一方、最近の歯科治療においては、歯牙に近紫外線を照射し、該照射光を励起光として、歯牙(被照射体)から発生される光(蛍光)を観察することによって、う触、歯石、歯垢、歯質の変化(場所的変化)等を観察することが行われている。
歯科治療において使用する無影灯に近紫外線の光を照射する機能を設け、この近紫外線の光を歯牙等に照射し、この照射光を励起光として、歯牙等が発生する蛍光を観察することにより、歯牙のう触、歯石、歯垢、歯質の変化等の観察を容易に行えるようにする。
請求項1の発明は、歯科治療に用いる無影灯であって、該無影灯は、近紫外線に近い波長の光及び/又は白色光源を照射可能であり、近紫外線の光を照射した時に、該近紫外線を励起光として被照射体より発光した特定波長の蛍光より、歯石、歯垢、歯質変化等の蛍光観察を行うようにしたことを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記近紫外線の波長は405nm、又は、420nmであることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記近紫外線の光源はLEDであり、白色光の光源はハロゲンランプであることを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、光源として白色光源を用いた場合は、前記白色光源の前に、近紫外線の光を透過する投光フィルタを着脱自在に有することを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記無影灯の中央部に、観察画像を出力する撮像素子が組み込まれていることを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記撮像素子の前面には、前記特定波長の光のみを通す受光用フィルタを着脱自在に有することを特徴としたものである。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記特定波長は、被照射体から発生される蛍光の波長であることを特徴としたものである。
請求項8の発明は、請求項6又は7の発明において、前記受光用フィルタは、使用する光源の波長に応じて、通過帯域の異なるものに変更可能であることを特徴としたものである。
請求項9の発明は、請求項5乃至8のいずれかの発明において、前記撮像素子の出力画像は、無線又は有線にてPCに伝送され、撮像した画像をモニタに出力することを特徴としたものである。
請求項10の発明は、請求項5乃至9のいずれかの発明において、前記撮像素子による静止画像の取り込みはフットスイッチによって行われることを特徴としたものである。
請求項11の発明は、請求項9の発明において、前記モニタはヘッドマウントディスプレイであることを特徴としたものである。
請求項12の発明は、請求項1乃至11のいずれかの発明において、無影灯に蛍光観察機能を設け、被照射体から発生される蛍光を観察可能としたことを特徴としたものである。
請求項13の発明は、請求項1乃至12のいずれかの発明において、前記特定波長の光のみを通す受光用フィルタを備えたメガネを有し、該メガネを通して被照射体からの蛍光を観測するようにしたことを特徴としたものである。
無影灯10は、近紫外線に近い波長の光及び/又は白色の光を照射し、近紫外線の光を歯牙に照射した時に、該近紫外線を励起光として歯牙より発光した蛍光を観察するようにしたので、より簡単に、歯石、歯垢、歯質変化等を観測することができる。また、歯牙より発光した蛍光を撮像素子11に撮像してモニタ20にて表示するようにしたので、より容易に観測することができる。
図1は、本発明が適用された無影灯の一実施例を説明するための要部概略構成図で、図中、10は無影灯(図1に示した無影灯4に相当)、20はモニタで、図示例の場合、モニタ20は無影灯10と一体的に移動するように取り付けられているが、必ずしも、一体である必要はない。
無影灯10には、ハロゲンランプ等の白色光を発生する光源、及び、405nm,420nm等の近紫外線の光を発生するLED等の光源が備えられているが、405nm,420nm等の波長のみを通過させる投光用のフィルタを用いた時は、ハロゲンランプのみを使用し、この投光用のフィルタを通すことによって、近紫外線の光を投光するようにしてもよい。また、近紫外線を発生する光源のみを点灯したり、近紫外線のみを発光する光源と白色光を発生する光源と同時に点灯したり、白色光を発生する光源のみを点灯する等、光源を選択的に切り換えることができる。
無影灯10の中央部は、観察用の撮像素子11を装着できるようになっており、該撮像素子11を用いて撮影した画像は、モニタ20上に表示できるようになっている。この場合、撮像素子11の前に特定波長の蛍光(被照射体によって発生される蛍光)のみを通過させる受光用フィルタを設けるようにしておけば、特定波長以外の光がカットされ、S/Nを向上させることができる。なお、受光用のフィルタは、使用する光源波長に応じてローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタに選択及び交換が可能であってもよい。
撮像素子11はケーブル又は無線によりPCに接続され、画像をモニタ20上に表示する。撮像素子11による静止画の取り込みは、フットスイッチ6によって行われ、ケーブル又は無線にて取り込まれる。
更に、特定波長の光のみを通す受光用フィルタを備えたメガネを用いれば、該メガネを通して被照射体を直接見ることができ、目視にて観察することが可能になる。
更には、モニタとして、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いるようにすれば、このHMDを用いて、患者も画像を見ることができ、自分の歯の状態を知ることができる。
本発明によると、無影灯に、蛍光観察機能を設けたので、う触、歯石、歯垢等の有無を確認しながら口腔内のクリーニングを行うことができ、従来より用いている染色液を用いることなく、歯垢等の有無をモニタ画面で確認することができる。
本発明による無影灯の一実施例を説明するための図である。 本発明が適用される無影灯を備えた歯科治療ユニットの一例を説明するための全体構成図である。
符号の説明
10…無影灯、11…撮像素子、20…モニタ。

Claims (13)

  1. 歯科治療に用いる無影灯であって、該無影灯は、近紫外線に近い波長の光及び/又は白色光源を照射可能であり、近紫外線の光を照射した時に、該近紫外線を励起光として被照射体より発光した特定波長の蛍光より、歯石、歯垢、歯質変化等の蛍光観察を行うようにしたことを特徴とする歯科用無影灯。
  2. 前記近紫外線の波長は405nm、又は、420nmであることを特徴とする請求項1に記載の歯科用無影灯。
  3. 前記近紫外線の光源はLEDであり、白色光の光源はハロゲンランプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用無影灯。
  4. 光源として白色光源を用いた場合は、前記白色光源の前に、近紫外線の光を透過する投光フィルタを着脱自在に有することを特徴とする請求項3に記載の歯科用無影灯。
  5. 前記無影灯の中央部に、観察画像を出力する撮像素子が組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の歯科用無影灯。
  6. 前記撮像素子の前面には、前記特定波長の光のみを通す受光用フィルタを着脱自在に有することを特徴とする請求項5に記載の歯科用無影灯。
  7. 前記特定波長は、被照射体から発生される蛍光の波長であることを特徴とする請求項6に記載の歯科用無影灯。
  8. 前記受光用フィルタは、使用する光源の波長に応じて、通過帯域の異なるものに変更可能であることを特徴とする請求項6又は7に記載の歯科用無影灯。
  9. 前記撮像素子の出力画像は、無線又は有線にてPCに伝送され、撮像した画像をモニタに出力することを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の歯科用無影灯。
  10. 前記撮像素子による静止画像の取り込みはフットスイッチによって行われることを特徴とする請求項5乃至9のいずれかに記載の歯科用無影灯。
  11. 前記モニタはヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする請求項9に記載の歯科用無影灯。
  12. 無影灯に蛍光観察機能を設け、被照射体から発生される蛍光を観察可能としたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の歯科用無影灯。
  13. 前記特定波長の光のみを通す受光用フィルタを備えたメガネを有し、該メガネを通して被照射体からの蛍光を観測するようにしたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の歯科用無影灯。
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