JP2007129802A - モータ固定子用鉄芯の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻線が簡単になり、組付作業が便利になり、且つ小ロッドで多品種に生産する。
【解決手段】エ字形の単一磁極を含み、前記単一磁極の両側の端面にはS型連結面が設けてあり、前記連結面により多数の単一磁極は連結してモータにある固定子の円形な鉄芯の構造になり、前記単一磁極の両側の端面に設けたS型連結面には、突出した凸縁と、窪んだ溝とがそれぞれ一つに形成してあり、なお、各単一磁極の両側の凸縁と溝とが互いに対応し、前記S型連結面に形成された凸縁と溝とは、それぞれ半円形状を呈し、それらの円心が同一の端面にある直線の延長線に位置し、エ字形を呈する前記単一磁極の背面には、断面が半円形状を呈し互いに平行する溝が2本に設けてあることを特徴とする請求項1に記載のモータ固定子用鉄芯の構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄芯の構造に係り、特に、巻線が容易になり、組付作業が便利になり、製造コストが大幅に低減できるモータ固定子用鉄芯の構造に関するものである。
目下、大型のモータの固定子の鉄芯は一体成形されるが、この方式によれば、巻線作業は専用機を使用することが必要になり、中小企業にとって、専用機を購入することは投資金額が高すぎる。
だが、台湾出願第090103126号の鉄芯構造が提案され、この構造によれば、鉄芯が直線に排列されて巻線に連結点がなく、小型のモータの固定子の鉄芯に適用できるが、巻線作業はやはり専用機を使用することが必要であり、一般の簡単タイプの巻線機によると、巻線作業は完成できない。
また、台湾出願第091105827号の鉄芯構造も提案され、この構造によれば、各鉄芯片は堆積方式により一体に連接されるが、製造プロセスは極めて複雑であり、且つ位置決めを精確にすることもできなく、熟練の作業者でないと、組合作業を完成ことはできないので、実用性は低い。
本発明の主な目的は、巻線が簡単になり、組付作業が便利になり、且つ小ロッドで多品種に生産することが可能になるモータ固定子用鉄芯の構造を提供する。
上記目的を達成するためになされた本願の発明は、エ字形の単一磁極を含み、前記単一磁極の両側の端面にはS型連結面が設けてあり、前記連結面により多数の単一磁極は連結してモータにある固定子の円形な鉄芯の構造になることを特徴とするモータ固定子用鉄芯の構造であることを要旨としている。
本願の発明では、前記単一磁極の両側の端面に設けたS型連結面には、突出した凸縁と、窪んだ溝とがそれぞれ一つに形成してあり、各単一磁極の両側の凸縁と溝とが互いに対応することを特徴とする請求項1に記載のモータ固定子用鉄芯の構造であることを要旨としている。
本願の発明では、前記S型連結面に形成された凸縁と溝とは、それぞれ半円形状を呈し、それらの円心が同一の端面にある直線の延長線に位置することを特徴とする請求項1に記載のモータ固定子用鉄芯の構造であることを要旨としている。
本願の発明では、エ字形を呈する前記単一磁極の背面には、断面が半円形状を呈し互いに平行する溝が2本設けてあることを特徴とする請求項1に記載のモータ固定子用鉄芯の構造であることを要旨としている。
本願の発明では、前記単一磁極には絶縁部材が組み付けてあり、前記絶縁部材は、主な部分の寸法が前記単一磁極と同様であり、前記絶遠部材は前記単一磁極の背面に設けた2本の溝と結合して一体になるための互いに平行する半円形状柱体を設けてあり、前記半円形状柱体は前記絶縁部材の主な部分の下縁から前記主な部分と垂直して延在してあり、前記絶縁部材の本体の上面の両端には、巻線した後の電線の端部を固定するための固定溝がそれぞれ設けてあることを特徴とする、請求項4に記載のモータ固定子用鉄芯の構造であることを要旨としている。
本発明に係るモータ固定子用鉄芯の構造によれば、次のような効果がある。
(イ)巻線が容易になり、組付作業が便利になり、製造コストが大幅に低減できる。
(ロ)各単一磁極は、連結が容易であり、角度を適時に調整することができ、円形の固定子の組合作業は容易に完成できる。
(ハ)巻線作業は容易であり、企業は専用機械を投資することが必要なくなるので、製造コストは低減できる。
(二)絶縁部材が取付けた固定子に巻線専用機によって巻線作業を効率に実施することができるので、仕事の効率は大幅に向上する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1に示すのは、本発明を説明するために挙げた実施例であり、本発明の特許請求の範囲を限定するためのものではない。
まず、図1と図2を参照する。本発明に係るモータ固定子用鉄芯の構造は、エ字形の単一磁極1を含み、前記単一磁極1の両側の端面にはS型連結面が設けてあり、前記連結面には、突出した凸縁11と、窪んだ溝12とがそれぞれ一つに形成してあり、なお、各単一磁極1の両側の凸縁11と溝12とが互いに対応するより、多数の単一磁極1は連結してモータにある固定子の円形な鉄芯の構造になることはできる。
図3は本発明に係る単一磁極1の巻線を示す概略図であり、あれは、単一磁極1に銅線2を予定巻き数に巻いた後、単一磁極1の巻線作業が完成した。
また、図1と図3と図4を参照する。各単一磁極1の巻線作業が完成した後、各単一磁極1の両側の端面に設けた凸縁11と溝12とにより、多数の単一磁極1が互いに連結し、すなわち、各単一磁極1の一端にある凸縁11は他の単一磁極1の一端にある溝12と互いに連結し、図4に示すように、予定数量の単一磁極1を連結すると、予定半径を持つ固定子本体が形成される。
なお、図6に示すように、各単一磁極1を互いに連結する際に、単一磁極1の両側の端面に設けた凸縁11の円心aと、溝12の円心bと、円形固定子の円心cとは二等辺三角形を成し、だから、多数の単一磁極1を連結する際には、単一磁極1の数量にも係わらずに連結角度を自在に調整することができると共に、図5に示すように、単一磁極1を円形に組合するときには、必要な数量によって固定子の円心cから等角度に分割することができ、凸縁11の円心aと、溝12の円心bとは円心cから放射する直線に同時に位置することが必要であり、なお、三つの円心が二等辺三角形を成した後、図7に示すように、全体も円形になり、だから、上記ルールに従うと、予定半径を持つモータ固定子本体は完成できる。
また、図8乃至図12に示すのは本発明の他の実施例である。図8は本発明の他の実施例に絶縁部材を組付けたものの分解斜視図である。本実施例では、絶縁部材3の主な部分の寸法は単一磁極1と同様であり、且つ前記単一磁極1の背面に設けた2本の溝13と結合して一体になるために、互いに平行する半円形状柱体31は、図9に示すように、前記絶縁部材3の主な部分の下縁から前記主な部分と垂直して延在する。
本実施例に係る単一磁極1を円形に組合する際には、図10に示すように、まず、前記絶縁部材3が挿入された単一磁極1を互いに直線に連結して巻線作業を実施し、単一磁極1に銅線2を巻線した後、図11に示すように、円形の固定子に組合することができる。
また、図12に示すように、前記絶縁部材3の本体の上面の両端には、巻線した後の銅線2の端部を固定するための固定溝32がそれぞれ設けてある。
このように、本発明が、特定の例を参照して説明されたが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本発明を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本発明に係る単一磁極の斜視図である。 本発明に係る単一磁極の上面図である。 本発明に係る単一磁極の巻線を示す概略図である。 本発明に係る各単一磁極を互いに連結した状態を示す概略図である。 本発明に係る各単一磁極を互いに連結した際にS連結面が角度調整可能であることを示す概略図である。 本発明に係る単一磁極のS連結面の円心と円形固定子の円心とは二等辺三角形を成すことを示す概略図である。 本発明に係る各単一磁極を円形な固定子に連結したことを示す概略図である。 本発明の他の実施例に絶縁部材を組付けたものの分解斜視図である。 本発明の他の実施例に絶縁部材を組付けたものの組合状態を示す概略図である。 本発明の他の実施例に係る単一磁極を一列に排列して巻線した後に、それらを円形に配置して固定子になることを示す概略図である。 本発明の他の実施例が配置されて円形の固定子になることを示す概略図である。 本発明の他の実施例に係る絶縁部材の固定溝に電線の端部が固定されたことを示す概略図である。
符号の説明
1 単一磁極 11 凸縁
12 溝 13 溝
2 銅線 3 絶縁部材
31 半円形状柱体 32 固定溝
c モータ固定子の円心 a 凸縁の円心
b 溝の円心

Claims (5)

  1. エ字形の単一磁極を含み、
    前記単一磁極の両側の端面にはS型連結面が設けてあり、
    前記連結面により多数の単一磁極は連結してモータにある固定子の円形な鉄芯の構造になることを特徴とする、
    モータ固定子用鉄芯の構造。
  2. 前記単一磁極の両側の端面に設けたS型連結面には、突出した凸縁と、窪んだ溝とがそれぞれ一つに形成してあり、各単一磁極の両側の凸縁と溝とが互いに対応することを特徴とする、請求項1に記載のモータ固定子用鉄芯の構造。
  3. 前記S型連結面に形成された凸縁と溝とは、それぞれ半円形状を呈し、それらの円心が同一の端面にある直線の延長線に位置することを特徴とする、請求項1に記載のモータ固定子用鉄芯の構造。
  4. エ字形を呈する前記単一磁極の背面には、断面が半円形状を呈し互いに平行する溝が2本設けてあることを特徴とする、請求項1に記載のモータ固定子用鉄芯の構造。
  5. 前記単一磁極には絶縁部材が組み付けてあり、前記絶縁部材は、主な部分の寸法が前記単一磁極と同様であり、前記絶遠部材は前記単一磁極の背面に設けた2本の溝と結合して一体になるための互いに平行する半円形状柱体を設けてあり、前記半円形状柱体は前記絶縁部材の主な部分の下縁から前記主な部分と垂直して延在してあり、前記絶縁部材の本体の上面の両端には、巻線した後の電線の端部を固定するための固定溝がそれぞれ設けてあることを特徴とする、請求項4に記載のモータ固定子用鉄芯の構造。
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