JP2007128930A - 不要樹脂の除去方法および装置ならびにモールド済みリードフレーム - Google Patents

不要樹脂の除去方法および装置ならびにモールド済みリードフレーム Download PDF

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Abstract

【課題】モールド済みリードフレームを簡易に位置決めする場合でも確実にブレイクピンで所望の位置を精度良く突くことができる不要樹脂の除去方法を提供する。
【解決手段】ブレイクピン2の先端部に形成するピン側係合部2aの形状をテーパー状の凸部とし、凸部の先端を球面状となし、モールド済みリードフレーム5に形成した第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bで露出するランナー7、ゲート8の露出部に形成する樹脂側係合部7aの形状をテーパー状の凹部とする。
【選択図】図1

Description

本発明は不要樹脂の除去方法および装置ならびにモールド済みリードフレームに関し、モールド済みリードフレームから不要樹脂部を除去する技術に係るものである。
従来、モールド済みリードフレームにおける不要樹脂部を除去する方法としては、例えば図8〜図10に示すものがある。図8は不要樹脂部を除去する除去装置の構成を示し、図9はモールド済みリードフレームを示している。
図8〜図10において、封止樹脂によるモールド工程を終えたモールド済みリードフレーム105は、搬送装置(図示せず)により除去装置のブレイクパレット110の上にセットされる。このときモールド済みリードフレーム105はブレイクパレット110に形成されたリードフレームガイド111により所定位置に位置決めされる。
除去装置は、ブレイクパレット110の上方にブレイクユニット104を配置している。このブレイクユニット104は、複数の円柱形状のブレイクピン102とブレイクピン102を取り付けるブレイクピン取り付け板101とスプリングバック機能を備えたリードフレーム押さえ103からなり、各ブレイクピン102はブレイクパレット110に載置されたモールド済みリードフレーム105の所定の位置に対応して配置されている。
図9に示すように、モールド済みリードフレーム105には表裏方向に貫通する複数の第1貫通孔109A及び第2貫通孔109Bが設けられており、この第1貫通孔109A及び第2貫通孔109Bはモールド前のリードフレームにおいて予めランナー107およびゲート108の通過予定位置にそれぞれ形成されたものである。
モールド済みリードフレーム105においてランナー107、ゲート108は不要樹脂部であり、第1貫通孔109A及び第2貫通孔109Bにおいて露出するランナー107、ゲート108の露出部がブレイクピン102に対応する所定の位置となる。
この第1貫通孔109A及び第2貫通孔109Bはその形状に特別の指定はなく、丸孔(第1貫通孔109A)であっても四角孔(第2貫通孔109B)であっても良く、ランナー107、ゲート108の一部分が露出していれば良い。
この構成において、ブレイクユニット104が降下するとリードフレーム押さえ103がモールド済みリードフレーム105に当接して、ブレイクパレット110との間にモールド済みリードフレーム105を固定する。
さらにブレイクユニット104が降下すると、ブレイクピン102が前記第1貫通孔109A及び第2貫通孔109Bに露出するランナー107、ゲート108の露出部において不要樹脂部を突き放して、不要樹脂部のランナー107、ゲート108をモールド済みリードフレーム105から分離除去する。
特開平10−223663号公報
上記した従来の不要樹脂の除去方法において重要なことは、ブレイクパレット110にモールド済みリードフレーム105をセットする際の位置決めである。この位置決めの誤差が許容範囲にあれば、図10(a)に示すように、ブレイクピン102はモールド済みリードフレーム105の第1貫通孔109A及び第2貫通孔109Bに干渉されることなく、ランナー107、ゲート108に当接する。
しかし、ブレイクパレット110に対するモールド済みリードフレーム105の位置決めの誤差が許容範囲を越える場合には、ブレイクピン102がモールド済みリードフレーム105の第1貫通孔109A及び第2貫通孔109Bを通過する際に、ブレイクピン102が第1貫通孔109Aあるいは第2貫通孔109Bの開口周縁部に接触して干渉し、モールド済みリードフレーム105に変形を生じさせる。
また、図9に示すようなゲート形状を有するモールド済みリードフレーム105では、不要樹脂部を除去する際に、ゲート108の中心であるゲートセンター部をブレイクピン102で突くと、ゲート108はモールド済みリードフレーム105と平行状態を保ったままで問題なく除去される。
しかし、ゲート108をゲートセンター部からずれた位置でブレイクピン102により突くと、ゲート108はモールド済みリードフレーム105との平行状態を失って捻れた状態で除去される。この結果、モールド品112のモールド部側面に傷やクラックが発生することもある。
以上のような問題を防止するうえで、ブレイクパレット110の上にモールド済みリードフレーム105をセットする際の位置決めが重要である。このため、モールド済みリードフレーム105をブレイクパレット110にセットする搬送装置、及びブレイクパレット110のリードフレームガイド111には高い精度が要求され、コスト高の要因となっている。
また、品種切り替えがあるような場合においては、モールド金型(図示省略)、ブレイクユニット104、ブレイクパレット110の交換が必要である。この際に、各々の加工精度や取り付け方により設置位置がバラツクために位置決め調整が必要となってくるが、高い位置決め精度を実現するためには時間がかかり、生産性を悪化させる要因となっている。
本発明は、上記した従来の課題を解決するもので、モールド済みリードフレームから不要樹脂部を除去する際に、ブレイクパレットに対するモールド済みリードフレームの位置決めに誤差が生じても、モールド済みリードフレームに対するブレイクピンの位置決め操作において、ブレイクピンを確実に不要樹脂部の所定位置に位置決めして不要樹脂部を精度良く突くことができる不要樹脂の除去方法および装置ならびにモールド済みリードフレームを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の不要樹脂の除去方法は、モールド済みリードフレームに設けられた貫通孔を前記リードフレームの表裏方向に挿通するブレイクピンにより、前記リードフレームの表裏の一側面に形成された不要樹脂部を前記リードフレームから突き放して分離除去するものであって、前記ブレイクピンの先端部に形成した樹脂側係合部と前記貫通孔に露出する前記不要樹脂部の露出部に形成したピン側係合部とを当接させて、双方の係合部において前記ブレイクピンの先端部を前記不要樹脂部の所定位置に位置決めすることを特徴とする。
本発明の不要樹脂の除去装置は、モールド済みリードフレームを所定位置に保持するパレット手段と、前記リードフレームに設けられた複数の貫通孔のそれぞれに対応する位置にブレイクピンを有し、前記貫通孔に前記ブレイクピンを前記リードフレームの表裏方向に挿通させるブレイク手段を備え、前記ブレイクピンにより前記リードフレームの表裏の一側面に形成された不要樹脂部を前記貫通孔において露出する露出部で前記リードフレームから突き放して分離除去するものであって、前記ブレイクピンの先端部に、前記不要樹脂部の露出部に形成された樹脂側係合部に当接するピン側係合部を形成したことを特徴とする。
また、前記樹脂側係合部および前記ピン側係合部が、テーパー状もしくは球面状の凸部、あるいはテーパー状もしくは球面状の凹部からなり、前記樹脂側係合部と前記ピン側係合部の何れか一方に前記凸部を形成し、他方に前記凹部を形成することを特徴とする。
また、前記ピン側係合部がテーパー状の凸部をなし、前記樹脂側係合部がテーパー状の凹部をなし、前記凸部の先端が球面状をなすことを特徴とする。
また、前記凸部におけるテーパー角度を30°〜80°としたことを特徴とする。
また、前記凹部におけるテーパー角度を90°〜120°としたことを特徴とする。
本発明のモールド済みリードフレームは、表裏の一側面に形成された不要樹脂部が表裏方向に貫通する貫通孔において露出し、前記貫通孔を前記リードフレームの表裏方向に挿通するブレイクピンにより、前記不要樹脂部が前記リードフレームから突き放されるモールド済みリードフレームであって、貫通孔において露出する不要樹脂部の露出部に、前記ブレイクピンの先端部に形成されたピン側係合部に当接する樹脂側係合部を形成したことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、ブレイクピンの先端部に形成したピン側係合部と、不要樹脂部の露出部に形成された樹脂側係合部とが当接することにより、ブレイクピンの先端部を不要樹脂部の所定位置に位置決めするので、ブレイクパレットに対するモールド済みリードフレームの位置決めに誤差が生じても、モールド済みリードフレームに対するブレイクピンの位置決め操作において、ブレイクピンを確実に不要樹脂部の所定位置に位置決めして不要樹脂部を精度良く突くことができる。
樹脂側係合部およびピン側係合部の形状には、テーパー状もしくは球面状の凸部、あるいはテーパー状もしくは球面状の凹部を採用することができる。
一例として、ピン側係合部の形状として先端が球面状をなすテーパー状の凸部を採用し、樹脂側係合部の形状としてテーパー状の凹部を採用する場合には、ブレイクピンが不要樹脂部に当接する際に、ピン側係合部の凸部が樹脂側係合部の凹部に係合し、凸部が先端の球面において凹部の内面を摺動することにより、凸部が凹部の中心に案内される。
すなわち、ブレイクピンの先端部がモールド済みリードフレーム上の貫通孔においてランナー、ゲートの所定位置に正確に位置決めされる状態で、ブレイクピンが不要樹脂部をモールド済みリードフレームから突き放すことができる。
このため、ブレイクピンとモールド済みリードフレームの貫通孔との干渉によるリードフレームの変形が生じず、ゲートを捻れた状態で除去することに起因してモールド品に傷、クラックが発生することを防止できる。さらに、ブレイクパレットにモールド済みリードフレームをセットする搬送装置や、ブレイクパレットに形成されたリードフレームガイドに高い精度を要求する必要がなくなり、コストを抑えることが可能である。また、品種切り替えがあるような場合においても、モールド金型、ブレイクユニット、ブレイクパレットの交換時に、精度の高い位置決め調整が不要となるので生産性の向上も図れる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図2に示すように、モールド済みリードフレーム5には、モールド前のリードフレームにおいて予めランナー7およびゲート8の通過予定位置にそれぞれ複数の第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bが表裏方向に貫通して形成されている。
そして、封止樹脂によるモールド工程を終えたモールド済みリードフレーム5は、一側面にカル6、ランナー7およびゲート8が形成され、他側面にモールド品12が形成されており、第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bにおいて、不要樹脂部をなすランナー7およびゲート8の一部が露出している。
第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bはその形状に特別の指定はなく、丸孔(第1貫通孔9A)であっても四角孔(第2貫通孔9B)であっても良く、ランナー7、ゲート8の一部分が露出していれば良い。
第1貫通孔9Aにおいて露出するランナー7の露出部、及び第2貫通孔9Bにおいて露出するゲート8の露出部には樹脂側係合部7aが形成されており、樹脂側係合部7aはテーパー状の凹部をなす。
図1に示すように、不要樹脂の除去装置は、モールド済みリードフレーム5を所定位置に保持するパレット手段としてのブレイクパレット10と、ブレイクパレット10の上方に配置するブレイク手段としてのブレイクユニット4を備えている。
このブレイクユニット4は、複数の円柱形状のブレイクピン2と、ブレイクピン2を取り付けるブレイクピン取り付け板1と、リードフレーム押さえ3からなり、各ブレイクピン2がブレイクパレット10に載置されるモールド済みリードフレーム5の所定位置に対応する。この所定位置は、第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bにおいて露出するランナー7、ゲート8の露出部である。ブレイクピン2は先端部にピン側係合部2aが形成されており、ピン側係合部2aはテーパー状の凸部をなし、先端2bが球面状をなす。
リードフレーム押さえ3は、ブレイクピン2が挿通するガイド孔3aと、モールド品12を収める窪み部3bと、スプリングバック機構3cを備えている。ブレイクパレット10は、モールド済みリードフレーム5を所定位置に位置決めするリードフレームガイド11を有し、モールド済みリードフレーム5のランナー7、ゲート8に対応する位置に排出溝10aが形成されている。
上記した構成において、モールド済みリードフレーム5は搬送装置(図示せず)によりブレイクパレット10の上にセットされる。このときブレイクパレット10のリードフレームガイド11がモールド済みリードフレーム5の外周縁を案内することで、モールド済みリードフレーム5が所定位置に位置決めされる。
この状態において、図3(a)および図4(a)に示すように、ブレイクユニット4が降下すると、リードフレーム押さえ3がモールド済みリードフレーム5に当接して、ブレイクパレット10との間にモールド済みリードフレーム5を固定する。
この状態で、図3(b)および図4(b)に示すように、ブレイクユニット4が降下すると、第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bを挿通するブレイクピン2が、第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bにおいて露出するランナー7、ゲート8の露出部に当接する。
この際に、ブレイクピン2のピン側係合部2aをなす凸部が樹脂側係合部7aをなす凹部に係合し、凸部が先端2bの球面において凹部の内面を摺動することにより、ブレイクピン2の凸部が凹部の中心に案内される。ブレイクピン2は弾性変形による撓みによって凸部が凹部の中心に移動するが、ブレイクピン2をブレイクピン取り付け板1に取り付ける際に、完全固定ではなく多少の遊びのある状態に設けても良い。この場合には、ブレイクピン2の凸部が凹部の中心に向けて移動することが容易になる。
このように、ブレイクピン2の先端部に形成したピン側係合部2aと、不要樹脂部の露出部に形成された樹脂側係合部7aとが当接して係合することにより、ブレイクピン2の先端部を不要樹脂部であるランナー7、ゲート8の所定位置に位置決めするので、ブレイクパレット10に対するモールド済みリードフレーム5の位置決めに誤差が生じても、モールド済みリードフレーム5に対するブレイクピン2の位置決め操作において、ブレイクピン2を確実に不要樹脂部の所定位置に位置決めできる。
この状態で、図3(c)および図4(c)に示すように、ブレイクユニット4が降下すると、ブレイクピン2の先端部がランナー、ゲートの所定位置に正確に位置決めされた状態で、ブレイクピン2がランナー7、ゲート8を突き放してモールド済みリードフレーム5から分離除去する。
このため、ブレイクピン2と第1貫通孔9A及び第2貫通孔9Bの周縁部とが干渉することがなく、モールド済みリードフレーム5に変形が生じない。また、ブレイクピン2がゲート8の中心であるゲートセンター部を突くことで、ゲート8はモールド済みリードフレーム5と平行状態を保ったままで、捻れることなく除去されるので、ゲート8の捻れに起因してモールド品12に傷、クラックが発生することを防止できる。
ブレイクピン2のピン側係合部2aの先端2bの形状は球面状が好ましく、先端が鋭く尖っていると樹脂側係合部7aの凹部の内周面に突き刺さる恐れがあり、ブレイクピン2の先端部の位置決めが阻害される恐れがある。しかし、先端2bの形状は必ずしも球面状である必要はなく平坦面とすることも可能である。
また、ブレイクピン2のピン側係合部2aにおけるテーパー角度は30°〜80°程度とし、ランナー7、ゲート8の樹脂側係合部7aにおけるテーパー角度は90°〜120°程度とするのが好ましい。この構成により、ピン側係合部2aが樹脂側係合部7aに当接する際に、ピン側係合部2aの凸部の外周面と樹脂側係合部7aの凹部の内周面とが干渉することなく、ブレイクピン2の凸部が凹部の中心に案内される。
本発明におけるピン側係合部2aおよび樹脂側係合部7aの形状には、上述した実施の形態に係るもの以外の形状を採用することも可能である。
例えば、図5に示すように、ランナー7の樹脂側係合部7aを形成する露出部は、第1貫通孔9Aを満たすように形成し、露出部の表面をモールド済みリードフレーム5のリードフレーム面と同じ位置レベルに形成することも可能である。ピン側係合部2aはテーパー状の凸部をなして先端2bが球面状をなし、樹脂側係合部7aはテーパー状の凹部をなしている。ゲート8の樹脂側係合部7aにおいても同様である。
図6に示すように、ランナー7の樹脂側係合部7aを形成する露出部は、第1貫通孔9Aから突出ように形成し、露出部の表面をモールド済みリードフレーム5のリードフレーム面より高い位置レベルに形成することも可能である。ピン側係合部2aはテーパー状の凸部をなして先端2bが球面状をなし、樹脂側係合部7aはテーパー状の凹部をなしている。ゲート8の樹脂側係合部7aにおいても同様である。
上述した各実施の形態では、ピン側係合部2aに凸部を形成し、樹脂側係合部7aに凹部を形成したが、逆の形態として、ピン側係合部2aに凹部を形成し、樹脂側係合部7aに凸部を形成することも可能である。
例えば、図7に示すように、ランナー7の樹脂側係合部7aを形成する露出部を第1貫通孔9Aから突出するように形成し、露出部の表面をモールド済みリードフレーム5のリードフレーム面より高い位置レベルに形成する。ピン側係合部2aに球面状の凹部を形成し、樹脂側係合部7aに球面状の凸部を形成する。ゲート8の樹脂側係合部7aにおいても同様である。
以上のように本発明は、モールド済みリードフレームを簡易に位置決めする場合においても確実にブレイクピンで不要樹脂部の所望の位置を精度良く突くことができる技術であるので、不要樹脂の除去方法および装置ならびにモールド済みリードフレームに適用できる。
本発明の実施の形態におけるモールド済みリードフレームの不要樹脂の除去装置を示す模式図 同実施の形態におけるモールド済みリードフレームの構成を示す平面図 (a)〜(c)は同実施の形態におけるモールド済みリードフレームの不要樹脂の除去装置を示し、その動作を示す説明図 (a)〜(c)は同実施の形態におけるピン側係合部および樹脂側係合部を示し、その動作を示す拡大図 本発明の他の実施の形態におけるピン側係合部および樹脂側係合部を示す拡大図 本発明の他の実施の形態におけるピン側係合部および樹脂側係合部を示す拡大図 本発明の他の実施の形態におけるピン側係合部および樹脂側係合部を示す拡大図 従来のモールド済みリードフレームの不要樹脂の除去装置を示す説明図 同モールド済みリードフレームの構成を示す平面図 (a)、(b)は同モールド済みリードフレームにおけるピン側係合部および樹脂側係合部を示し、その動作を示す拡大図
符号の説明
1 ブレイクピン取り付け板
2 ブレイクピン
2a ピン側係合部
2b 先端
3 リードフレーム押さえ
3a ガイド孔
3b 窪み部
3c スプリングバック機構
4 ブレイクユニット
5 モールド済みリードフレーム
6 カル
7 ランナー
7a 樹脂側係合部
8 ゲート
9A 第1貫通孔
9B 第2貫通孔
10 ブレイクパレット
10a 排出溝
11 リードフレームガイド
12 モールド品
101 ブレイクピン取り付け板
102 ブレイクピン
103 リードフレーム押さえ
104 ブレイクユニット
105 モールド済みリードフレーム
106 カル
107 ランナー
108 ゲート
109A 第1貫通孔
109B 第2貫通孔
110 ブレイクパレット
111 リードフレームガイド

Claims (7)

  1. モールド済みリードフレームに設けられた貫通孔を前記リードフレームの
    表裏方向に挿通するブレイクピンにより、前記リードフレームの表裏の一側面に形成された不要樹脂部を前記リードフレームから突き放して分離除去するものであって、前記ブレイクピンの先端部に形成した樹脂側係合部と前記貫通孔に露出する前記不要樹脂部の露出部に形成したピン側係合部とを当接させて、双方の係合部において前記ブレイクピンの先端部を前記不要樹脂部の所定位置に位置決めすることを特徴とする不要樹脂の除去方法。
  2. モールド済みリードフレームを所定位置に保持するパレット手段と、前記リードフレームに設けられた複数の貫通孔のそれぞれに対応する位置にブレイクピンを有し、前記貫通孔に前記ブレイクピンを前記リードフレームの表裏方向に挿通させるブレイク手段を備え、前記ブレイクピンにより前記リードフレームの表裏の一側面に形成された不要樹脂部を前記貫通孔において露出する露出部で前記リードフレームから突き放して分離除去するものであって、前記ブレイクピンの先端部に、前記不要樹脂部の露出部に形成された樹脂側係合部に当接するピン側係合部を形成したことを特徴とする不要樹脂の除去装置。
  3. 前記樹脂側係合部および前記ピン側係合部が、テーパー状もしくは球面状の凸部、あるいはテーパー状もしくは球面状の凹部からなり、前記樹脂側係合部と前記ピン側係合部の何れか一方に前記凸部を形成し、他方に前記凹部を形成することを特徴とする請求項2に記載の不要樹脂の除去装置。
  4. 前記ピン側係合部がテーパー状の凸部をなし、前記樹脂側係合部がテーパー状の凹部をなし、前記凸部の先端が球面状をなすことを特徴とする請求項2に記載の不要樹脂の除去装置。
  5. 前記凸部におけるテーパー角度を30°〜80°としたことを特徴とする請求項3または4に記載の不要樹脂の除去装置。
  6. 前記凹部におけるテーパー角度を90°〜120°としたことを特徴とする請求項3または4に記載の不要樹脂の除去装置。
  7. 表裏の一側面に形成された不要樹脂部が表裏方向に貫通する貫通孔において露出し、前記貫通孔を前記リードフレームの表裏方向に挿通するブレイクピンにより、前記不要樹脂部が前記リードフレームから突き放されるモールド済みリードフレームであって、貫通孔において露出する不要樹脂部の露出部に、前記ブレイクピンの先端部に形成されたピン側係合部に当接する樹脂側係合部を形成したことを特徴とするモールド済みリードフレーム。
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