JP2007128154A - 商品処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】菓子パンなどの商品の買上げ後にも、消費者が商品の特性を知ることのできる商品処理装置を提供する。
【解決手段】買い上げる商品Mについての包装行為が精算時に生じる商品Mの商品処理装置1に関する。買い上げ時に商品の種別を入力する入力手段3と、買い上げ対象の商品Mについての精算を行う精算手段と、前記商品Mの包材Fに貼付されるラベルLに、商品名および当該商品の特性を含む商品情報を当該商品Mの買い上げの際に印字すると共に当該ラベルLを発行するラベル発行手段7とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラベル発行手段および精算手段を備えた商品処理装置に関する。
従来より、商品の包材に貼付されるラベルを発行する装置として下記の特許文献1、2の発明が提案されている。
特許文献1および2の装置では、たとえば、精肉店などにおいて、顧客の注文した買上げ予定の商品が計量され、当該買上予定の商品にラベルが貼付される。顧客が複数の商品を購入する場合には、各買上予定の商品ごとにラベルが貼付される。その後、全商品についての精算が行われる。したがって、従来の装置では、精算前にラベルの発行が行われる。
特開昭61−2024号(第3頁) 特許第2726852号(第1図)
ところで、パン屋などのバイキング形式の販売形態では、包装されていない菓子パンなど(以下、「未包装品」という)を顧客がレジまで運び、レジで一括して精算が行われた後、パンの種類やグループごとに個別に包装が行われる。一方、賞味期限、原材料表示など商品の特性を含む商品情報を表示することは重要である。しかし、パンなどの前記未包装品の場合、ラベルを商品に貼付することはできず、そのため、商品の陳列トレーに、パンの種別毎に商品情報が表示されている。
このような販売形式では、家庭にパンを持ち帰った後に、賞味期限や原材料が分からなくなるので、種々のトラブルの発生する原因となる。かかる問題は、パン以外の未包装品についても同様に生じる。
したがって、本発明の目的は、菓子パンなどの商品の買上げ後にも、消費者が商品の特性を知ることのできる商品処理装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の商品処理装置は、買い上げる商品についての包装行為が精算時に生じる商品の商品処理装置であって、買い上げ時に商品の種別を入力する入力手段と、買い上げ対象の商品についての精算を行う精算手段と、前記商品の包材に貼付されるラベルに商品名および当該商品の特性を含む商品情報を当該商品の買い上げの際に印字すると共に、当該ラベルを発行するラベル発行手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、買い上げ時にラベルを発行するので、買上げ時にパンなどの未包装品を包材に入れ、該包材に当該ラベルを貼付することが可能である。そのため、商品の原材料名などのアレルギー表示や賞味期限の表示などが可能となるので、消費者は商品の特性を知ることができる。したがって、顧客の安心感が増し、店の信頼度が向上する。
また、前記ラベルを包材を止める粘着テープの代替としても使用することができるため至便である。
本発明においては、前記精算手段により精算処理された各商品を前記入力手段としての表示操作部に表示し、その表示の中から選択して前記ラベルを発行させるラベル発行ボタンを前記表示操作部に複数表示するのが好ましい。
この態様によれば、レジの精算直後にラベルを1枚発行し、一方、1個または複数の商品を1つの包材に入れ、当該包材に前記ラベルを貼り付ける。このように運用することで、商品処理が重ならないようにできるから、1人のオペレータでも効率良く精算行為および包装行為を行うことができる。
本発明においては、前記入力手段として表示操作部が設けられ、複数の商品から買い上げ対象の商品を指定するための商品指定ボタンを複数表示する第1画面と、買い上げた商品を表示する第2画面とを前記表示操作部が備え、前記第2画面において表示された商品を指定すると、当該指定した商品について前記ラベルが発行されるのが好ましい。
この態様によれば、買上げ決定とラベル発行の画面が別画面であり、買上げ決定後にラベルが発行されるから、更に操作性が向上する。
本発明においては、前記第2画面は買い上げた商品ごとにラベルの発行を命令できるラベル発行ボタンを表示し、前記買い上げた商品のうち指定された商品ごとに、指定される度ごとに前記ラベルの発行が可能であるのが好ましい。
この態様によれば、一枚づつラベルが発行されるので、オペレータが一人の場合の運用が容易となる。
本発明においては、買い上げた商品の全てについてラベルを連続的に発行することを更に可能とするのが好ましい。
この態様によれば、一度に複数ないし多数のラベルが連続的に発行されるので、ラベルが発行されるのを待つ必要がないから、たとえばレジ係と包装係のように2人以上のオペレータによる運用が容易となる。
以下、本発明の実施例1を図面にしたがって説明する。
本発明の商品処理装置は、たとえば、パンや、コロッケ、惣菜など買い上げる商品についての包装行為が精算時に生じる販売形態に用いることができるが、以下の説明では、本発明の商品処理装置をパン屋でのバイキング形式に適用した場合について例示して説明する。
図1(a)に示すように、バイキング形式のパン屋では、包装されていない菓子パン(商品)Mが陳列トレーTに並べられている。顧客は、陳列トレーTから買上げ対象のパンMを選び、買上げ用のトレーTsに取り精算コーナまで運び、該精算コーナで精算が行われる。
前記精算後、図1(b)に示すように、顧客が買い上げたパンMは、菓子パンや、惣菜入パン、焼きたての温かいパンなど、パンMの種類ごとに包装袋(包材)Fに入れられ、個別に包装される。したがって、精算時に、買い上げる商品(パン)Mについての包装行為が生じる。
図1(c)に示すように、前記精算コーナには、商品処理装置として、たとえば、対面秤1が置かれている。対面秤1は、商品を販売するための精算機能を有したキャッシュレジスタであればよい。販売員(オペレータ)は、顧客が運んだ買上げ対象のパンの種別を入力して精算を行う。買上げの際には、対面秤1からレシート60およびラベルLが発行される。図1(b)に示すように、販売員は、パンMの種類ごとにパンMを包装袋Fに入れた後、折り曲げた包装袋Fの開口部に前記ラベルLを貼付して包装を行う。
全体構成:
図1(c)は、販売員側から見た対面秤1の斜視図である。
図1(c)に示すように、対面秤1は載置皿20を備えている。載置皿20は、図示しないロードセルに支持されており、載置皿20およびロードセルは図2に示す計量手段8を構成している。計り売りの際などには、前記載置皿20上にパンMを載せて計量および値付けが行われる。
機器構成:
図2に示すように、対面秤1は、タッチスクリーン(表示操作部)3、顧客用表示器4、ストロークキー部5、レシート発行手段6、ラベル発行手段7、計量手段8およびバーコードリーダ9などが、図示しないインターフェイスを介してコンピュータ10に接続されている。
前記コンピュータ10は、CPU11、ハードディスク12、メモリ13および計時を行うタイマ14などを備えている。
前記ハードディスク12は、商品マスタ記憶部12aなどを備えている。図2(b)に示すように、前記商品マスタ記憶部12aには、商品呼出No. 、品名、単価、原材料名および賞味期限加算日数などからなる商品情報が互いに関連付けられて記憶されている。
前記タッチスクリーン3は、販売員側に設けられている。
タッチスクリーン3には、図3に示す商品選択画面(第1画面)3aや、精算画面(第2画面)3b等が表示される。図3(a)に示す商品選択画面3aには、商品指定ボタン31や、第1および第2発行状態選択ボタン32,42、金額表示エリア34などが表示される。図3(b)に示す精算画面3bには、買上商品表示エリア36やラベル発行ボタン36aなどが表示される。
タッチスクリーン3は、該タッチスクリーン3に表示された表示画面の一部を指でタッチすることにより入力を行うことが可能である。したがって、タッチスクリーン3は、種々の画面を表示する表示手段と、商品の種別の入力などを行う入力手段とを構成している。
ラベル発行手段7:
ラベル発行手段7は、図5(a)に示すラベルLの発行を行う。ラベルLには、商品名や、原材料や賞味期限などの当該商品の特性を含む商品情報、製造者名などが印字される。なお、ラベルLの裏面には粘着剤が塗布され、台紙に貼付された状態でラベル発行手段7に装填される。前記印字が行われた後、ラベル発行手段7からは、台紙から剥がされたラベルLのみや、台紙と一体のラベルLが発行される。
レシート発行手段6:
レシート発行手段6は、図5(b)に示すレシート60の発行を行う。レシート60には、顧客が買い上げた商品の商品名や合計金額などが印字される。
図2に示すCPU11は、精算手段11aを備えている。精算手段11aは、図3(a)の商品指定ボタン31によって指定された買上げ対象のパンMについての金額の演算や釣銭の演算を行うことで精算を行う。
販売員が1人の場合の運用:
顧客は、図1(a)に示す陳列トレーTから、買上げ対象のパンMを買上げ用のトレーTsに取り、対面秤1の設置してある販売員の所まで持参し、以下に説明するように、販売員によって精算が行われる。
販売員が所定の操作を行うと、図3(a)に示す商品選択画面3aが表示される。商品選択画面3aには、商品指定ボタン31や、第1および第2発行状態選択ボタン32,42、金額表示エリア34などが表示される。商品指定ボタン31は、1つの画面に複数個表示され、それぞれのボタン31には、各種類の菓子パンMに対応する商品名等が表示される。販売員が1人の場合には、第1発行状態選択ボタン32を押下し、これにより、後にラベルが発行される際に、ラベルLが台紙から剥離された状態で発行される。
販売員は、タッチスクリーン3に表示されたタブボタン35を押下して、顧客の持参したパンMに対応する商品群を商品指定ボタン31に表示させる。販売員は、表示された商品群の中から、当該パンMに対応する商品指定ボタン31を押下する。
商品指定ボタン31が押下されると、CPU11は、押下された商品指定ボタン31に対応する商品情報を商品マスタ記憶部12aから読み出す。
販売員が商品指定ボタン31の押下を繰り返し、顧客の持参した全てのパンMの指定を終えた後、所定の操作を行うと、CPU11が、図3(b)に示す精算画面3bをタッチスクリーン3に表示させる。
前記精算画面3bには、買上商品表示エリア36や、合計金額、預かり金額、釣銭などの各表示欄が表示される。買上商品表示エリア36には、顧客が買上げた商品に対応するラベル発行ボタン36aが表示される。
販売員は、顧客が支払うお金を用意している間に、顧客が買い上げたパンMを種類ごとに包装袋Fに詰めて包装を行う。包装したパンMに対応するラベル発行ボタン36aを押下すると、当該ラベル発行ボタン36aに対応するラベルL(図5(a))がラベル発行手段7から発行される。販売員は、ラベル発行手段7から発行されたラベルLを包装袋Fの開口部に貼り付けて、図1(b)に示すように包装袋Fの包装を行う。
図2のCPU11は、タイマ14から読み出した当日の日時に、前記商品マスタ記憶部12aから読み出した賞味期限加算日数を加算して賞味期限を算出する。ラベル発行手段7は、当該賞味期限を含む前記商品情報などをラベルLに印字して発行する。
ラベル発行手段7からラベルLが発行されると、図4(a)に示すように、発行済のラベルLに対応するラベル発行ボタン36aの部分の輝度が下がり、他の発行されていないラベル発行ボタン36aと区別される。
販売員は、順次、パンMの包装を行うと共に、当該包装したパンMに対応するラベル発行ボタン36aを押下し、発行されたラベルLを包装袋Fに貼り付けて、包装袋Fの包装を繰り返す。
一方、販売員が、ストロークキー部5(図1(b))を用いて顧客が支払った金額(預かり金)を入力すると、精算画面3bに預かり金の金額が表示されて釣銭が表示されると共に、レシート60(図5(b))がレシート印字手段6から発行される。販売員は、包装済のパンMと共にレシート60および釣銭を顧客に渡す。
その後、販売員は、所定のボタンにタッチして、図3(a)の商品選択画面3aを表示させて、次の顧客の注文を入力する。
このように、買上げ時にラベルLが発行されるので、パンMを入れた包装袋Fに、当該パンMに応じたラベルLを貼付することができる。
また、ラベルLには、当該商品に対応する賞味期限や、原材料名などのアレルギー情報が印字されるので、顧客が家に持ち帰った後でも、安心して商品を賞味できる。
さらに、ラベルLを用いて包装袋Fの開口部を止めることで、別途、粘着テープなどを用いる必要がなくなるので、客さばきの効率が低下しない。
販売員が2人の場合の運用:
つぎに、商品の精算を担当する販売員の他に、商品の包装を担当する販売員が存在する場合の運用について簡単に説明する。
かかる場合には、図3(a)の第2発行状態選択ボタン42を押下し、図4(b)に示すように、顧客が買上げた商品に対応する複数のラベルLが台紙70に貼付されたままの状態で、ラベル発行手段7から一度に発行されるようにしてもよい。商品の包装を担当する販売員は、台紙70からラベルLを剥がし、当該ラベルLに対応する包装袋Fに貼付する。
また、ラベルを1枚づつ選択して発行するのではなく、図4(a)の全発行ボタン43を押下することにより、買い上げた全ての商品についてラベルが連続的に発行されるようにしてもよい。
なお、2人以上の販売員が存在する場合には、図4(c)に示すように、対面秤1とラベル発行手段7とを離して設置してもよい。対面秤1とラベル発行手段7とは図示しないインターフェイスを介して互いに接続されている。
また、対面秤1と離れた場所に設置されたラベル発行手段7に、ラベル発行ボタン36aが表示される第2タッチスクリーン52を設けてもよい。包装担当の販売員は、第2タッチスクリーン52に表示されたラベル発行ボタン36aを押下し、ラベルLをラベル発行手段7から発行させる。
また、発行済のラベル発行ボタン36aの色を変更したり、発行済を示すマークや文字を当該ラベル発行ボタン36aに表示させることで、未発行のラベル発行ボタン36aと発行済のラベル発行ボタン36aとの区別を行うようにしてもよい。
また、図1(c)に示すように、対面秤1からラベルLを発行すると共に、対面秤1本体とは別体のレシート発行手段6からレシート60を発行してもよいし、レシート発行手段6の代わりにラベル発行手段7を別途設け、対面秤1本体からレシート60を発行すると共に、別体のラベル発行手段7からラベルLを発行するようにしてもよい。
さらに、前記ハードディスク12の記憶内容は、たとえば、通信線によって店舗システムの上位コンピュータ等からデータを受け取ることで作成してもよいし、記憶媒体を介してデータを受け取るようにしてもよい。更には、タッチスクリーン3やストロークキー部4によって入力されてもよい。
ところで、複数種類のパンMを1つの包装袋Fに詰める場合がある。かかる場合には、図6(a)に示すように、パンMの合計金額が印字されたラベルL1の他に、原材料名等の商品情報を示すために、各種類のパンMごとに、商品名や原材料名などを印字したラベルL2を貼付する必要がある。
しかし、パンMの種類が多い場合には、ラベルL2の枚数が多くなり、貼り付ける場所に困る場合がある。また、ラベルも多量に消費することになり、不経済である。
ここで、図2(b)に示すように、原材料名は、カンマ記号や空白などの区切記号で区切られて商品マスタ記憶部12aに記憶されている。そのため、前記複数種類のパンMに対応する原材料名の中から、重複する原材料名がある場合には、当該重複する原材料名を2回以上印字しないようにしてもよい。このようにすれば、図6(b)に示すように、原材料名等が印字されたラベルL2が1枚になるので、ラベルの貼付面積を小さくすることができると共に、ラベル消費量を大幅に抑えることができる。
なお、前記原材料名は、商品番号順や、商品選択順、あいうえお順など種々の順番に並び替えて印字されるようにしてもよい。
また、図8(a),(b)に示すように、商品マスタ記憶部12aに加えて、原材料グループマスタ記憶部12bをハードディスク12に設けてもよい。図8(b)に示すように、原材料グループマスタ記憶部12bには、原材料グループ番号と原材料名とが互いに関連付けて記憶されている。図8(a)に示すように、商品マスタ記憶部12aには、原材料名の代わりに、前記原材料グループ番号が商品ごとに記憶されている。
たとえば、「食パン」と「山形食パン」のように、同一の原材料が用いられる商品の場合には、同一の原材料グループ番号が商品マスタ記憶部12aに記憶される。
このように、原材料グループマスタ記憶部12bを別途設けることにより、同一の原材料で異なる商品の場合には、商品マスタ記憶部12aに同一の原材料グループ番号を入力することにより、大幅に入力の手間を省略することができる。
さらに、図8(c)に示すように、原材料名を、たとえば「/」記号などの識別子により、アレルギー材料と非アレルギー材料とにグループ分けして記憶させてもよい。かかる場合には、購入者に分かり易いように、ラベルに、「アレルギー材料欄」と「非アレルギー材料欄」とが設けられ、それぞれのグループに対応する原材料名が印字される。
複数種類のパンMが購入され、原材料名がまとめて印字されたラベルL2を発行する場合には、前記識別子に基づき、アレルギー材料と非アレルギー材料のグループ毎に重複する原材料名を2回以上印字しないようにする。
なお、アレルギー材料と非アレルギー材料とを区別するための識別子としては、記号や、コード、文字などを用いることができる。
また、図7(a)に示すように、複数種類のパンMを箱詰する場合がある。特に、形状のよく似た種類のパンMの場合、どこに、どのパンMを箱詰したのかが顧客に分かるように、パンMの配置が記入された商品配置カードを同梱すると都合が良い。これは、パンMの他に、たとえば、複数種のコロッケなど見かけで商品の内容が分からない商品の場合には、特に有用である。
かかる場合には、商品配置カードを手書きすると効率が悪いため、商品名に応じたスタンプを予め用意し、押印する方法が考えられる。しかし、商品の改廃が頻繁に発生する場合には、商品名スタンプの改廃作業に多大なコストが生じる。また、各支店毎に新たな商品名スタンプを配る必要が生じるため、煩雑である。
そこで、決済したタイミングで、商品の箱詰の配置を対面秤1のタッチスクリーン3上で入力し、図7(b)に示すように、当該商品配置に応じて商品名を並べてレシート60に印字するようにしてもよい。
また、前述の商品の配置の印字は、たとえば、以下の方法を用いることもできる。
パンMの縦・横・高さからなる商品サイズを商品マスタ記憶部12aに予め記憶させておく。一方、複数種類の大きさの箱を予め用意し、当該箱の縦・横・高さからなる箱サイズが記憶された箱マスタをハードディスク12に設ける。
パンMの決済が行われると、CPU11が、顧客が買い上げた商品に対応する商品サイズを商品マスタ記憶部12aから読み出し、全商品の商品サイズを加算して、前記箱マスタから商品の梱包に最適な箱サイズを検索してタッチスクリーン3に表示する。一方、当該箱に入れる商品の配置がタッチスクリーン3に表示される。販売員は、タッチスクリーン3に表示された種類の箱を選び、該タッチスクリーン3に表示された商品の配置に従って商品の箱詰を行う。レシート発行手段6からは、当該配置が印字されたレシート60が発行される。
このように、レシート60に箱詰されたパンMの位置が印字されるので、商品名スタンプを用いる必要がないので、大幅なコストダウンを図り得る。また、熟練した販売員でなくても、適正な箱サイズを選択し、効率よく箱詰め作業を行うことができる。
本発明は、買い上げる商品についての包装行為が精算時に生じる商品処理装置に適用することができる。
(a)はバイキング形式の販売方法を示す概略平面図、(b)は包装済の商品を示す概略正面図、(c)は商品処理装置を示す概略構成図である。 (a)は計量装置を示す概略構成図、(b)は商品マスタ記憶部の記憶内容を示す図表である。 操作表示部の表示画面を示す正面図である。 (a)は操作表示部の表示画面を示す正面図、(b)はラベルを示す概略正面図、(c)は商品処理装置の他の例を示す概略正面図である。 (a)はラベルを示す正面図、(b)はレシートを示す正面図である。 ラベルの他の例を示す概略正面図である。 (a)は包装時の商品配置の詰合せ状態を示す概略平面図、(b)は同レシートを示す正面図である。 他の例を示す記憶部の記憶内容を示す図表である。
符号の説明
1:対面秤(商品処理装置)
3:タッチスクリーン(入力手段、表示操作部)
3a:商品選択画面
3b:精算画面
7:ラベル発行手段
11a:精算手段
31:商品指定ボタン
36a:ラベル発行ボタン
F:包装袋(包材)
M:パン(商品)

Claims (5)

  1. 買い上げる商品についての包装行為が精算時に生じる商品の商品処理装置であって、
    買い上げ時に商品の種別を入力する入力手段と、
    買い上げ対象の商品についての精算を行う精算手段と、
    前記商品の包材に貼付されるラベルに商品名および当該商品の特性を含む商品情報を当該商品の買い上げの際に印字すると共に、当該ラベルを発行するラベル発行手段と、
    を備えた商品処理装置。
  2. 請求項1において、前記精算手段により精算処理された各商品を前記入力手段としての表示操作部に表示し、その表示の中から選択して前記ラベルを発行させるラベル発行ボタンを前記表示操作部に複数表示する商品処理装置。
  3. 請求項1において、前記入力手段として表示操作部が設けられ、
    複数の商品から買い上げ対象の商品を指定するための商品指定ボタンを複数表示する第1画面と、買い上げた商品を表示する第2画面とを前記表示操作部が備え、
    前記第2画面において表示された商品を指定すると、当該指定した商品について前記ラベルが発行される商品処理装置。
  4. 請求項3において、前記第2画面は買い上げた商品ごとにラベルの発行を命令できるラベル発行ボタンを表示し、前記買い上げた商品のうち指定された商品ごとに、指定される度ごとに前記ラベルの発行が可能である商品処理装置。
  5. 請求項3もしくは4において、買い上げた商品の全てについてラベルを連続的に発行することを更に可能とした商品処理装置。
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