JP2002255344A - 商品陳列指示装置、商品陳列指示方法および商品陳列指示プログラム - Google Patents

商品陳列指示装置、商品陳列指示方法および商品陳列指示プログラム

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JP2002255344A
JP2002255344A JP2001060327A JP2001060327A JP2002255344A JP 2002255344 A JP2002255344 A JP 2002255344A JP 2001060327 A JP2001060327 A JP 2001060327A JP 2001060327 A JP2001060327 A JP 2001060327A JP 2002255344 A JP2002255344 A JP 2002255344A
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JP2001060327A
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English (en)
Inventor
Akira Suzuki
亮 鈴木
Yoshikatsu Nakagawa
喜勝 中川
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RETAIL SCIENCE KK
Ishida Co Ltd
Original Assignee
RETAIL SCIENCE KK
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開店前または生産後に各商品を陳列すべき陳
列棚の位置の特定および陳列方法を作業者が容易に認識
できるように指示する商品陳列指示装置、商品陳列指示
方法および商品陳列指示プログラムを提供することであ
る。 【解決手段】 売場分析サーバ11は、商品情報、販売
実績個数および陳列情報の実績に応じて新たな陳列情報
を決定し、ESL6、自動計量包装値付装置16または
計量値付装置18に送信する。ESL6は、売場分析サ
ーバ11の陳列情報により販売価格の表示から新たな陳
列情報に切替え表示する。一方、自動計量包装値付装置
16または計量値付装置18は、与えられる新たな陳列
情報および商品情報を表示部15,17に表示し、ラベ
ルに印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】商品を販売する店舗における
商品陳列指示装置、商品陳列指示方法および商品陳列指
示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、顧客のニーズが多種様々に変化し
てきており、スーパーマーケット等の販売店舗において
は、多品種の商品を取り扱う傾向にある。また、それに
伴い多品種の商品を正確に陳列棚に陳列させることが困
難となってきている。
【0003】さらに、このような販売店舗では、販売店
舗内に設置されている調理作業場において、作業者が日
々生鮮食品などの商品を生産し、生産された商品を陳列
棚に並べる陳列作業を行っている。販売店舗では、日
々、顧客のニーズを推測し開店前に商品の並べ方(以
下、陳列方法と呼ぶ。)を検討し、作業者が各商品の陳
列方法に応じて陳列作業を行う。従来、この陳列作業で
は、各陳列棚ごとに紙面に各商品を並べるための陳列方
法を記載し、その紙面を陳列棚に貼り付け、作業者が紙
面に記載された陳列方法を確認しながら陳列作業を実施
している。そのため、陳列作業が煩雑となり時間と労力
を要する。
【0004】一方、顧客から返品された商品を戻すべき
陳列棚を特定する商品販売データ処理装置が、特開平5
−120569号公報に開示されている。この商品販売
データ処理装置は、返品された商品を陳列棚に戻す場
合、店員または担当者が商品を戻すべき陳列棚を容易に
特定するために、POS(Point of Sales)ターミナ
ルを用いて陳列棚を特定する情報を画面に表示または紙
面に印字するものである。
【0005】ここで、陳列棚を特定する情報とは、商品
の陳列される階、エリアおよび陳列棚を指示するもので
ある。エリアとは同一分類の商品群を意味しており、例
えば菓子エリア、冷凍食品エリア、酒類エリアなどの分
類を意味する。
【0006】図9は特開平5−120569号公報に開
示されている商品販売データ処理装置を説明する図であ
る。図9(a)は販売店舗内を上から見た図であり、図
9(b)は陳列棚を特定する情報を画面に表示させた状
態を示す図であり、図9(c)は陳列棚を特定する情報
を紙面に印字させた状態を示す図である。
【0007】例えば、図9に示すスーパーマーケットの
A1階、B2エリア、陳列棚03に、所定の商品が陳列
されているとする。そして、その所定の商品が顧客によ
り陳列棚から取り出され、その後返品された場合にPO
Sターミナルを用いて所定の商品に付属しているバーコ
ードから陳列棚を特定する陳列棚情報“A1―B2―0
3”を読み取り、図9(b)のように画面に表示し、ま
たは図9(c)のように紙面に印字する。作業者は、陳
列棚情報“A1−B2−03”により陳列棚を特定し、
所定の商品をその陳列棚に戻すことができる。
【0008】これにより、作業者は、返品された商品を
戻すべき陳列棚を容易に特定することができ、商品の返
品作業を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スーパ
ーマーケットなどの販売店舗では、日々生産された生鮮
食品などの商品を陳列棚に陳列する場合、日々の販売状
況などに応じて生産する商品の種類または数量が異なる
ことから、日々商品の陳列方法を変更しなければならな
い。そのため、作業者は陳列方法を判断または記憶する
ために時間と労力を費やしている。
【0010】このような問題に対して特開平5−120
569号公報により開示されている商品販売データ処理
装置では、すでに同種または同系統の商品が陳列棚に並
べられている場合、従業者は、容易に返品された商品を
特定された陳列棚に返却することはできるが、開店前な
ど店舗内の陳列棚に全く商品が陳列されていない場合に
は、陳列棚のどの位置にどのような陳列方法で商品を陳
列すべきかを認識することが困難である。
【0011】本発明の目的は、開店前または生産後に各
商品を陳列すべき陳列棚の位置の特定および陳列方法を
作業者が容易に認識できるように指示する商品陳列指示
装置、商品陳列指示方法および商品陳列指示プログラム
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る商品陳
列指示装置は、商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列
棚情報と陳列棚における商品の陳列位置および陳列方法
を指示する陳列指示情報とを含む陳列情報を管理する陳
列情報管理手段と、陳列情報管理手段により得られる陳
列情報を出力する出力手段とを備えたものである。
【0013】本発明に係る商品陳列指示装置において
は、商品を陳列すべき陳列棚が特定され、その特定する
陳列情報と陳列棚における商品の陳列位置および陳列方
法を指示する陳列指示情報とが含まれる陳列情報を管理
することにより得られる陳列情報が出力される。
【0014】この場合、商品に対応する陳列棚情報と陳
列指示情報とを含む陳列情報が出力されるので、商品が
陳列棚に全く並べられていない状態であっても、作業者
は商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列棚、陳
列棚における商品の陳列位置および陳列方法とを把握す
ることができる。したがって、陳列作業を容易かつ正確
に行うことができ、陳列作業に対する時間および労力が
削減できる。
【0015】第2の発明に係る商品陳列指示装置は、第
1の発明に係る商品陳列指示装置の構成において、出力
手段は、陳列情報管理手段により得られる陳列情報を表
示する表示器を含むものである。
【0016】この場合、陳列棚情報と陳列指示情報とを
含む陳列情報を表示器に表示させることにより、作業者
は商品を陳列すべき陳列棚、陳列棚における商品の陳列
位置および陳列方法を容易に把握することができる。し
たがって、陳列作業に対する時間および労力をさらに削
減することができる。
【0017】第3の発明に係る商品陳列指示装置は、第
2の発明に係る商品陳列指示装置の構成において、表示
器は、各商品に対応させて陳列棚に設置されるものであ
る。
【0018】この場合、陳列棚情報と陳列指示情報とを
含む陳列情報を陳列棚に備え付けた表示器に表示させる
ことにより、作業者は商品を陳列すべき陳列棚、陳列棚
における商品の陳列位置および陳列方法を容易に把握す
ることができる。したがって、陳列作業に対する時間お
よび労力をさらに削減することができる。
【0019】第4の発明に係る商品陳列指示装置は、第
2または第3の発明に係る商品陳列指示装置の構成にお
いて、各商品の価格情報を管理する価格情報管理手段
と、表示器に陳列情報管理手段により得られる陳列情報
と価格情報管理手段により得られる価格情報とを切替え
表示させる表示切替え手段とをさらに備えたものであ
る。
【0020】この場合、表示器に商品の価格情報と陳列
情報とを切替えて表示することができるので、陳列情報
を必要な時に容易に得ることができる。
【0021】第5の発明に係る商品陳列指示装置は、第
1〜第4のいずれかの発明に係る商品陳列指示装置の構
成において、出力手段は、陳列情報管理手段により得ら
れる陳列情報を印字する印字手段を含むものである。
【0022】この場合、陳列棚情報と陳列指示情報とを
含む陳列情報を印字することにより、作業者は商品を陳
列すべき陳列棚、陳列棚における商品の陳列位置および
陳列方法を容易に把握することができる。したがって、
陳列作業に対する時間および労力をさらに削減すること
ができる。
【0023】第6の発明に係る商品陳列指示装置は、生
産作業を行うべき商品を指示する生産作業指示手段と、
商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報を含む陳
列情報を商品ごとに管理する陳列情報管理手段と、陳列
情報管理手段により得られる陳列情報のうち生産作業指
示手段により指示された商品に対応する陳列情報を出力
する出力手段とを備えたものである。
【0024】第6の発明に係る商品陳列指示装置におい
ては、生産作業を行うべき商品が指示され、商品を陳列
すべき陳列棚を特定する陳列棚情報が含まれる陳列情報
を生産指示された商品に対応するように出力される。
【0025】この場合、生産作業を行うべき商品に対応
する陳列棚情報が出力されるので、作業者は生産された
商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列棚を把握
することができる。したがって、陳列作業を容易かつ正
確に行うことができ、陳列作業に対する時間および労力
が削減できる。
【0026】第7の発明に係る商品陳列指示装置は、第
6の発明に係る商品陳列指示装置の構成において、陳列
情報は、陳列棚における商品の陳列位置および陳列方法
を指示する陳列指示情報をさらに含むものである。
【0027】この場合、生産作業を行うべき商品に対応
する陳列棚情報および陳列指示情報を含む陳列情報が出
力されるので、作業者は生産された商品の陳列作業の際
に、商品を陳列すべき陳列棚、陳列棚における商品の陳
列位置および陳列方法とを把握することができる。した
がって、陳列作業を容易かつ正確に行うことができ、陳
列作業に対する時間および労力が削減できる。
【0028】第8の発明に係る商品陳列指示装置は、第
6または第7の発明に係る商品陳列指示装置の構成にお
いて、出力手段は、生産作業指示手段により指示された
商品に対応する陳列情報を表示する表示器を含むもので
ある。
【0029】この場合、陳列棚情報と陳列指示情報とを
含む陳列情報を表示器に表示させることにより、作業者
は生産された商品を陳列すべき陳列棚、陳列棚における
商品の陳列位置および陳列方法を容易に把握することが
できる。したがって、陳列作業に対する時間および労力
をさらに削減することができる。
【0030】第9の発明に係る商品陳列指示装置は、第
8の発明に係る商品陳列指示装置の構成において、表示
器は、各商品に対応させて陳列棚に設置されるものであ
る。
【0031】この場合、陳列棚情報と陳列指示情報とを
含む陳列情報を陳列棚に備え付けた表示器に表示させる
ことにより、作業者は生産された商品を陳列すべき陳列
棚、陳列棚における商品の陳列位置および陳列方法を容
易に把握することができる。したがって、陳列作業に対
する時間および労力をさらに削減することができる。
【0032】第10の発明に係る商品陳列指示装置は、
第8または第9の発明に係る商品陳列指示装置の構成に
おいて、各商品の価格情報を管理する価格情報管理手段
と、表示器に陳列情報管理手段により得られる陳列情報
と価格情報管理手段により得られる価格情報とを切替え
表示させる表示切替え手段とをさらに備えたものであ
る。
【0033】この場合、陳列棚に備え付けた表示器に商
品の価格情報と陳列情報とを切替えて表示することがで
きるので、陳列情報を必要な時に容易に得ることができ
る。
【0034】第11の発明に係る商品陳列指示装置は、
第6〜第10のいずれかの発明に係る商品陳列指示装置
の構成において、出力手段は、陳列情報管理手段により
得られる陳列情報を生産作業指示手段により指示された
商品に付される印字媒体に印字する印字手段を含むもの
である。
【0035】この場合、陳列棚情報と陳列指示情報とを
含む陳列情報を生産された商品に付される印字媒体に印
字することにより、作業者は生産された商品を陳列すべ
き陳列棚、陳列棚における商品の陳列位置および陳列方
法を容易に把握することができる。したがって、陳列作
業に対する時間および労力をさらに削減することができ
る。
【0036】第12の発明に係る商品陳列指示装置は、
第6〜第11のいずれかの発明に係る商品陳列指示装置
の構成において、出力手段は、陳列情報管理手段により
得られる陳列情報を生産作業指示手段により指示された
商品を運搬するための運搬具に付される印字媒体に印字
する印字手段を含むものである。
【0037】この場合、陳列棚情報と陳列指示情報とを
含む陳列情報を生産された商品を運搬するための運搬具
に付される印字媒体に印字することにより、作業者は生
産された商品を陳列すべき陳列棚、陳列棚における商品
の陳列位置および陳列方法を容易に把握することができ
る。したがって、陳列作業に対する時間および労力をさ
らに削減することができる。
【0038】第13の発明に係る商品陳列指示方法は、
商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報と陳列棚
における商品の陳列位置および陳列方法を指示する陳列
指示情報とを含む陳列情報を管理するステップと、陳列
情報を出力するステップとを備えたものである。
【0039】第13の発明に係る商品陳列指示方法にお
いては、商品を陳列すべき陳列棚が特定され、その特定
する陳列情報と陳列棚における商品の陳列位置および陳
列方法を指示する陳列指示情報とが含まれる陳列情報を
管理することにより得られる陳列情報が出力される。
【0040】この場合、商品に対応する陳列棚情報と陳
列指示情報とを含む陳列情報が出力されるので、商品が
陳列棚に全く並べられていない状態であっても、作業者
は商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列棚、陳
列棚における商品の陳列位置および陳列方法とを把握す
ることができる。したがって、陳列作業を容易かつ正確
に行うことができ、陳列作業に対する時間および労力が
削減できる。
【0041】第14の発明に係る商品陳列指示方法は、
生産作業を行うべき商品を指示するステップと、商品を
陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報を含む陳列情報
を商品ごとに管理するステップと、陳列情報のうち指示
された商品に対応する陳列情報を出力するステップとを
備えたものである。
【0042】第14の発明に係る商品陳列指示方法にお
いては、生産作業を行うべき商品が指示され、商品を陳
列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報が含まれる陳列情
報を生産指示された商品に対応するように出力される。
【0043】この場合、生産作業を行うべき商品に対応
する陳列棚情報が出力されるので、作業者は生産された
商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列棚を把握
することができる。したがって、陳列作業を容易かつ正
確に行うことができ、陳列作業に対する時間および労力
が削減できる。
【0044】第15の発明に係る商品陳列指示プログラ
ムは、コンピュータ読み取り可能な商品陳列指示プログ
ラムであって、商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列
棚情報と陳列棚における商品の陳列位置および陳列方法
を指示する陳列指示情報とを含む陳列情報を管理する処
理と、陳列情報を出力する処理とをコンピュータに実行
させるものである。
【0045】第15の発明に係る商品陳列指示プログラ
ムにおいては、コンピュータ読み取り可能な商品陳列指
示プログラムであって、商品を陳列すべき陳列棚が特定
され、その特定する陳列情報と陳列棚における商品の陳
列位置および陳列方法を指示する陳列指示情報とが含ま
れる陳列情報を管理することにより得られる陳列情報が
出力される。
【0046】この場合、商品に対応する陳列棚情報と陳
列指示情報とを含む陳列情報が出力されるので、商品が
陳列棚に全く並べられていない状態であっても、作業者
は商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列棚、陳
列棚における商品の陳列位置および陳列方法とを把握す
ることができる。したがって、陳列作業を容易かつ正確
に行うことができ、陳列作業に対する時間および労力が
削減できる。
【0047】第16の発明に係る商品陳列指示プログラ
ムは、コンピュータ読み取り可能な商品陳列指示プログ
ラムであって、生産作業を行うべき商品を指示する処理
と、商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報を含
む陳列情報を商品ごとに管理する処理と、陳列情報のう
ち指示された商品に対応する陳列情報を出力する処理と
をコンピュータに実行させるものである。
【0048】第16の発明に係る商品陳列指示プログラ
ムにおいては、コンピュータ読み取り可能な商品陳列指
示プログラムであって、生産作業を行うべき商品が指示
され、商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報が
含まれる陳列情報を生産指示された商品に対応するよう
に出力される。
【0049】この場合、生産作業を行うべき商品に対応
する陳列棚情報が出力されるので、作業者は生産された
商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列棚を把握
することができる。したがって、陳列作業を容易かつ正
確に行うことができ、陳列作業に対する時間および労力
が削減できる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いながら説明する。図1は本発明の一実施の
形態における商品陳列指示装置を含む商品管理システム
を示すブロック図である。
【0051】図1の商品管理システムは、例えばスーパ
ーマーケット等の販売店舗に設けられる。販売店舗は、
管理室100、売場200および調理作業場300を備
える。
【0052】管理室100には、POS(Point of Sal
es)コントローラ1、POSファイルプロセッサ2、携
帯アクセスポイント4、ESL(電子棚札:Electric Sh
elfLabel)コントローラ8、ESLベースステーション
9、売場分析サーバ11および生鮮マスタコントローラ
12が設けられる。売場200には、POSスキャニン
グシステム3、携帯情報端末5、商品陳列棚7、ESL
送受信部10および店内計量器19が設けられる。携帯
情報端末5は、作業者が携帯する情報端末である。この
商品陳列棚7は、複数のESL(電子棚札:Electric S
helf Label)6を備える。さらに調理作業場300に
は、加工指示プリンタ13、スケールコントローラ1
4、自動計量包装値付装置16および計量値付装置18
が設けられる。この自動計量包装値付装置16は表示部
15を備え、計量値付装置18は表示部17を備える。
作業者は、自動計量包装値付装置16または計量値付装
置18を用いて商品の生産作業を行う。この場合、生産
作業とは所定の商品の計量、包装、値付などを含む。
【0053】図1の商品管理システムにおいて、売場分
析サーバ11、スケールコントローラ14、自動計量包
装値付装置16、計量値付装置18、自動計量包装値付
装置16およびまたは計量値付装置18の表示部15,
17、ESL6、POSコントローラ1が商品陳列指示
装置を構成する。
【0054】まず、POSコントローラ1は、各商品ご
とにその商品の価格情報をPOSファイルプロセッサ2
に与えるとともに、その商品の価格情報および各部門別
に組まれた部門別予算情報を売場分析サーバ11に与
え、商品の価格情報をESLコントローラ8に与える。
ここで、部門(エリア)とは、生鮮食品部門、冷凍食品
部門、菓子部門などを意味する。また、価格情報は、通
常販売されている商品の通常価格および売れ行きのよく
ない商品等の値引き価格を含む。
【0055】POSファイルプロセッサ2は、与えられ
た商品の価格情報をPOSスキャニングシステム3に与
える。POSスキャニングシステム3は、与えられた商
品の価格情報に応じて、顧客が購入する商品の価格を判
断する。また、POSスキャニングシステム3は、日々
の各商品の販売実績をPOSファイルプロセッサ2に与
える。POSファイルプロセッサ2は、与えられた商品
の販売実績を記憶するとともに、POSコントローラ1
に与える。POSコントローラ1は、日々の各商品の販
売実績を売場分析サーバ11に与える。
【0056】また、作業者は、携帯情報端末5から商品
を陳列する陳列棚に関する陳列情報、商品の生産指示お
よび商品の価格情報を携帯アクセスポイント4を介して
売場分析サーバ11に与えることができる。生産指示と
は、生産作業の指示のことを指し、この生産指示は、商
品の識別情報(商品名、商品コードおよび商品番号)お
よび商品の生産個数を含む。
【0057】ここで、陳列情報とは、陳列棚情報と陳列
指示情報とを含むものである。陳列棚情報とは、商品を
陳列すべき陳列棚を特定するための情報であり、販売店
舗の階、エリアおよび陳列棚番号を含む。陳列指示情報
とは、陳列棚における商品の陳列位置および陳列方法を
示す情報であり、陳列棚の段、前列数、フェイス数(同
一商品の前列数)奥行き列数および積み数を含む。
【0058】また、携帯情報端末5には、陳列情報、商
品に関するPOP広告の取付指示およびESL6の取付
指示等が、画面上にレイアウトされて表示される。した
がって、作業者は、携帯情報端末5の画面上で、店舗内
の陳列棚の状況を把握できる。
【0059】次に、ESLコントローラ8は、POSコ
ントローラ1から与えられる商品の価格情報および売場
分析サーバ11から与えられる商品の陳列情報をESL
ベースステーション9に与える。ESLベースステーシ
ョン9は、ESLコントローラ8から与えられる商品の
価格情報および商品の陳列情報をESL送受信部10に
与える。
【0060】ESL送受信部10は、ESLベースステ
ーション9から与えられる情報を商品陳列棚7に備えら
れている所定のESL6に対して無線信号により送信す
る。ESL6は、ESL送受信部10から与えられる情
報を表示する。
【0061】ここで、図2を用いてESL6について説
明する。図2は本実施の形態におけるESL6を示す模
式図である。
【0062】ESL6は、表示部601、商品名記載部
602、スイッチ603、無線送受信部604および発
電部605を有する。表示部601は、商品の価格情報
などを表示し、商品名記載部602には、商品名および
商品番号が記載されており、スイッチ603は、作業者
の操作により無線送受信部604に生産指示を与える。
無線送受信部604は、ESL送受信部10および携帯
情報端末5からの無線信号を受信し、またスイッチ60
3から与えられる生産指示をESL送受信部10に送信
する。発電部605は、太陽電池からなり、表示部60
1、スイッチ603および無線送受信部604に発電し
た電力を与える。
【0063】また、ESL6は、各商品に対応して陳列
棚に設置されており、そのESL6には、各々の商品の
個数(在庫数)を入力するためのスイッチが設けられて
もよい。
【0064】次いで、図1の売場分析サーバ11は、P
OSコントローラ1から与えられる各商品の販売実績お
よび部門別予算情報、携帯情報端末5から与えられる商
品の陳列情報、商品の生産指示および価格情報、後述す
る生鮮マスタコントローラ12から与えられる商品の重
さ当たりの単価情報、ならびに自動計量包装値付装置1
6または計量値付装置18からスケールコントローラ1
4を介して与えられる生産実績を管理する。
【0065】また、売場分析サーバ11は、商品の陳列
情報をESLコントローラ8に与え、さらに生産指示を
生鮮マスタコントローラ12を介して加工指示プリンタ
13、自動計量包装値付装置16および計量値付装置1
8に与える。
【0066】続いて、生鮮マスタコントローラ12は、
商品マスタ、添加物マスタおよびスクロール情報を記憶
している。ここで、商品マスタとは、商品に関する情報
(以下、商品情報と呼ぶ)の集合体であり、各商品別
に、商品コードまたは商品番号、商品名、通常単価、変
動単価、商品サイズ、消費期限などを含む。また、添加
物マスタとは、所定の商品に対する添加物に関する情報
(以下、添加物情報と呼ぶ)の集合体であり、添加物の
種類、量などを含む。スクロール情報とは、顧客にアピ
ールしたいメッセージである。
【0067】生鮮マスタコントローラ12は、売場分析
サーバ11から与えられる商品別の生産指示に応じて、
記憶している商品マスタに含まれる商品情報に添加物マ
スタに含まれる添加物情報を付し、さらにPOSコント
ローラ1から与えられる商品の価格情報をさらに付して
スケールコントローラ14および店内計量器19に与え
る。また、生鮮マスタコントローラ12は、売場分析サ
ーバ11に重さ当たりの単価情報を与える。
【0068】スケールコントローラ14は、生鮮マスタ
コントローラ12から与えられる商品情報、添加物情
報、商品の価格情報および生産指示を自動計量包装値付
装置16または計量値付装置18に与える。
【0069】自動計量包装値付装置16および計量値付
装置18は、スケールコントローラ14から与えられる
商品情報、添加物情報、商品の価格情報および生産指示
を表示部15,17に表示し、商品に付するラベルに印
字する。作業者は、自動計量包装値付装置16および計
量値付装置18を用いて計量、包装、値付などの生産作
業を行う。自動計量包装値付装置16および計量値付装
置18は、スケールコントローラ14を介して、売場分
析サーバ11に生産された商品の生産実績を与える。
【0070】そして、店内計量器19は、特に生鮮食品
(肉、魚など)のエリアで利用され、顧客が購入を希望
する商品に対して、生鮮マスタコントローラ12から与
えられる商品情報、添加物情報および商品の価格情報を
ラベルに印字し、さらに顧客にアピールしたいメッセー
ジであるスクロール情報を表示する。
【0071】本実施の形態では、売場分析サーバ11が
陳列情報管理手段に相当し、ESL6が表示器に相当
し、携帯情報端末が表示切替え手段に相当し、自動計量
包装値付装置16または計量値付装置18が生産作業指
示手段に相当し、POSコントローラ1が価格情報管理
手段に相当する。
【0072】次に、図3を用いて売場分析サーバ11の
構成を説明する。図3は売場分析サーバ11の構成を示
すブロック図である。
【0073】売場分析サーバ11は、CPU(中央演算
処理装置)500、入出力装置501、ROM(リード
オンリメモリ)502、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)503、記録媒体504、記録媒体駆動装置505
および外部記憶装置506を含む。
【0074】入出力装置501は、他の装置との間で情
報の送受信を行う。ROM502にはシステムプログラ
ムが記憶される。記録媒体駆動装置505は、CD−R
OMドライブ、フロッピィディスクドライブ等からな
り、CD−ROM、フロッピィディスク等の記録媒体5
04に対してデータの読み書きを行う。記録媒体504
には、生産作業の指示を行うための商品陳列指示プログ
ラムが記録されている。外部記憶装置506は、ハード
ディスク装置などからなり、記録媒体駆動装置505を
介して記録媒体504から読み込まれた商品陳列指示プ
ログラムを記憶する。CPU500は、外部記憶装置5
06に記憶された商品陳列指示プログラムをRAM50
3上で実行する。
【0075】次いで、図4を用いて売場分析サーバ11
が売場分析を行い、商品陳列指示を行う処理について説
明する。図4は売場分析サーバ11による商品陳列指示
の処理を示すフローチャートである。
【0076】まず、売場分析サーバ11は、商品マスタ
に含まれる商品情報を読み込み(ステップS41)、さ
らに商品の販売実績個数を読み込む(ステップS4
2)。次に、売場分析サーバ11は、陳列棚情報および
陳列方法を含む陳列情報の実績を読み込む(ステップS
43)。
【0077】ここで、商品の販売実績個数とは、現時点
よりも前に実際に販売された商品の個数であり、現時点
が開店前の場合には、前日に販売された商品の個数を示
し、現時点が開店時間中である場合には、当日の始業時
点から現時点までに販売された商品の個数を示す。ま
た、陳列情報の実績とは、現時点よりも前に実際に陳列
された商品の陳列情報であり、現時点が開店前の場合に
は、前日に陳列された商品の陳列情報を示し、現時点が
開店中である場合には、当日の始業時点から現時点まで
に陳列された商品の陳列情報を示す。
【0078】そして、売場分析サーバ11は、作業者に
より携帯情報端末5から陳列情報が送信されているか否
かを判定し(ステップS44)、送信されている場合
は、その陳列情報を読み込む(ステップS45)。
【0079】この場合の陳列情報は、作業者が、陳列棚
に陳列された商品を確認し、陳列棚、その陳列棚におけ
る陳列位置または陳列方法を変更したい場合に携帯情報
端末5を用いて送信するものである。
【0080】売場分析サーバ11は、商品情報、商品の
販売実績個数、陳列情報の実績および携帯情報端末5か
らの陳列情報に基づいて、新たな陳列情報を決定する
(ステップS46)。
【0081】例えば、売れ行きの良い商品(販売実績個
数が多い)については、現時点以上の商品陳列個数とな
るように陳列棚、その陳列棚における陳列位置または陳
列方法を決定し、一方、売れ行きの悪い商品(販売実績
個数が少ない)については、現時点以下の商品陳列個数
となるように陳列棚、その陳列棚における陳列位置また
は陳列方法を決定する。
【0082】そして、売場分析サーバ11は、決定され
た新たな陳列情報をESL6に送信し(ステップS4
7)、さらに自動計量包装値付装置16または計量値付
装置18に送信する(ステップS48)。この送信され
た新たな陳列情報を受信したESL6および自動計量包
装値付装置16または計量値付装置18については後述
する。
【0083】図5は複数のESL6を備えた陳列棚を示
す斜視図である。図5において商品陳列棚番号“70
0”の陳列棚900には、陳列情報に従い多種の商品が
陳列されており、その商品の種類ごとに複数のESL6
が各々に対応するよう設置されている。
【0084】例えば、商品101は、陳列棚番号“70
0”の陳列棚900の下から3段目、陳列棚900の左
端から2列目、幅方向に4フェイス、奥行き方向に2
列、1段積みで陳列されている。この場合、陳列指示は
数字のみで表示され、商品101の陳列指示は、“70
0−3−2−4−2−1”により表される。
【0085】次に、図6を用いて売場分析サーバ11に
より与えられた陳列情報を受信したESL6について説
明する。図6はESL6を示す模式図であり、(a)は
ESL6に商品の価格情報を表示させた状態を示し、
(b)はESL6に陳列情報を表示させた状態を示す。
【0086】例えば、所定の商品の在庫が多くなり販売
価格の変更を行う場合、図1の売場分析サーバ11は、
ESL送受信部10を介して商品の販売価格の変更情報
をESL6に送信し、ESL6は、図6(a)に示すよ
うに、販売価格の変更情報に基づいて変更後の販売価格
54を表示部601に表示させる。
【0087】また、図5に示す陳列棚番号“700”の
陳列棚900に商品が一つも陳列されていない場合もし
くは商品の入れ替えや商品の売れ行きが悪いため商品を
陳列する陳列棚900を変更する場合、売場分析サーバ
11は、ESL送受信部10を介して陳列情報をESL
6に送信し、図6(b)に示すように、ESL6は、商
品の販売価格54に代えて陳列棚情報55と陳列指示5
6とに切替え表示する。これにより、作業者は、ESL
6に表示された陳列棚情報55と陳列指示56とに基づ
いて該当する陳列棚番号の陳列棚の該当する段にESL
6自身を付け替え、付け替えられたESL6の陳列指示
56を確認しながら商品の陳列作業を行うことができ
る。
【0088】例えば、現在、ESL6および商品が陳列
棚番号“500”の陳列棚にあり、ESL6の表示部6
01には、陳列棚情報55が“2−A−700”と表示
され、陳列指示56が“700−3−2−4−2−1”
と表示されたとする。この場合、作業者はESL6を、
陳列棚情報55に該当する2階、Aエリア、陳列棚番号
“700”の陳列棚に移動する。そして、陳列棚番号
“700”の陳列棚の下から3段目、左から2列目の位
置にESL6を設置する。そして、商品名記載部602
を確認し、その商品記載部602に記載されている商品
を幅方向に4フェイス、奥行き方向に2列、1段積みで
陳列する。
【0089】このように、陳列棚情報55と陳列指示5
6とを含む陳列情報をESL6に表示させることによ
り、作業者は商品を陳列すべき陳列棚、陳列棚における
商品の陳列位置および陳列方法を容易に把握することが
できる。また、ESL6の表示部601に商品の価格情
報と陳列情報とを切替えて表示させることができるの
で、作業者は、陳列情報を必要とするときに容易に得る
ことができる。したがって、陳列作業を容易かつ正確に
行うことができ、陳列作業に対する時間および労力が削
減できる。
【0090】図7は売場分析サーバ11により自動計量
包装値付装置16に生産指示が与えられた場合の処理を
示すフローチャートである。
【0091】まず、自動計量包装値付装置16は、与え
られた生産指示を表示部15に表示する(ステップS7
1)。さらに、与えられた生産指示された商品に対する
陳列情報を読み込む(ステップS72)。次に作業者
は、表示部15に表示された商品を容器に積める。自動
計量包装値付装置16は、容器に詰められた商品の重量
を計測し、その商品の価格情報に基づいて商品の販売価
格を決定する(ステップS73)。また、自動計量包装
値付装置16は、商品を包装すべき包装シートを選定し
包装する(ステップS74)。さらに、自動計量包装値
付装置16は、与えられた商品の陳列情報および決定さ
れた商品価格をラベルに印字し(ステップS75)、包
装された商品にラベルを貼り付ける(ステップS7
6)。
【0092】なお、図7の例では自動計量包装値付装置
16に生産指示が与えられた場合の処理を説明したが、
これに限らず、自動計量包装値付装置16の代わりに計
量値付装置18でもよい。
【0093】図8は自動計量包装値付装置16により印
字されるラベルの一例を示した模式図である。
【0094】図8(a)は自動計量包装値付装置16に
より印字されるラベルを示す模式図であり、図8(b)
は商品に印字されたラベルを貼りつけた状態を示す斜視
図であり、図8(c)はラベルを貼り付けた商品を運搬
具に載せた状態を示す斜視図である。
【0095】ラベル80には、図8(a)に示すよう
に、陳列棚情報55および陳列指示56が印字されると
ともに、商品コードまたは商品番号、商品名、通常単
価、変更単価、消費期限、加工日およびバーコード等の
商品情報82が印字されている。
【0096】また、このラベル80は、図8(b)に示
すように、自動計量包装値付装置16または計量値付装
置18により生産された商品85に貼り付けられる。そ
して、作業者が、その商品85に貼りつけられたラベル
80に記載された陳列棚情報55および陳列指示56を
確認し、図8(c)に示す運搬具81を用いて商品85
を所定の陳列棚に運搬し、その商品85を陳列する。こ
こで、運搬具81とは、調理作業場300から売場20
0まで生産された商品を運搬するための器具であり、例
えば、カート、パレット、バットなどを含む。
【0097】以上のことにより、生産作業を行った商品
に対応する陳列棚情報55および陳列指示56を含む陳
列情報が自動計量包装値付装置16または計量値付装置
18によりラベル80に印字されるので、作業者は生産
された商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列
棚、陳列棚における商品の陳列位置および陳列方法を把
握することができる。したがって、陳列作業を容易かつ
正確に行うことができ、陳列作業に対する時間および労
力が削減できる。
【0098】また、商品を陳列棚に陳列する際に、ES
L6の表示部601に商品の価格情報と陳列情報とを切
替えて表示することができるので、作業者は生産された
商品を陳列すべき陳列棚、陳列棚における商品の陳列位
置および陳列方法を容易に把握することができる。した
がって、陳列作業に対する時間および労力をさらに削減
することができる。
【0099】なお、図3の売場分析サーバ11の構成に
おいて商品陳列指示プログラムを記録する記録媒体50
4として、ROMなどの半導体メモリ、ハードディスク
などの種々の記録媒体を用いることができる。また、商
品陳列指示プログラムを通信回線等の通信媒体を介して
外部記憶装置506にダウンロードし、RAM503上
で実行してもよい。
【0100】また、図6の例では、ESL6の表示部6
01が売場分析サーバ11から送信される信号により商
品の価格情報と陳列情報とを切り替え表示することとし
たが、これに限定されず、作業者がESL6のスイッチ
603を操作することにより表示を切り替えてもよく、
作業者の携帯する携帯情報端末5からESL6の無線送
受信部604に表示の切り替えを指令する信号を送信し
てもよい。
【0101】また、図7のステップS76において商品
に付するラベルに陳列情報を印字することとしたが、こ
れに限定されず、運搬具81に対してラベルを貼りつけ
てもよい。さらに自動計量包装値付装置16に対して陳
列棚情報および陳列指示とを含む陳列情報を与えること
としたが、これに限らず、陳列棚情報のみまたは陳列指
示のみを与えることとしてもよい。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、商品に対応する陳列棚
情報と陳列指示情報とを含む陳列情報が出力されるの
で、商品が陳列棚に全く並べられていない状態であって
も、作業者は商品の陳列作業の際に、商品を陳列すべき
陳列棚、陳列棚における商品の陳列位置および陳列方法
とを把握することができる。したがって、陳列作業を容
易かつ正確に行うことができ、陳列作業に対する時間お
よび労力が削減できる。
【0103】また、生産作業を行うべき商品に対応する
陳列棚情報が出力されるので、作業者は生産された商品
の陳列作業の際に、商品を陳列すべき陳列棚を把握する
ことができる。したがって、陳列作業を容易かつ正確に
行うことができ、陳列作業に対する時間および労力が削
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における商品陳列指示装
置を含む商品管理システムを示すブロック図
【図2】本実施の形態におけるESLを示す模式図
【図3】売場分析サーバの構成を示すブロック図
【図4】売場分析サーバによる商品陳列指示の処理を示
すフローチャート
【図5】複数のESLを備えた陳列棚を示す斜視図
【図6】ESLを示す模式図
【図7】売場分析サーバにより自動計量包装値付装置に
生産指示が与えられた場合の処理を示すフローチャート
【図8】自動計量包装値付装置により印字されるラベル
の一例を示した模式図
【図9】特開平5−120569号公報に開示されてい
る商品販売データ処理装置を説明する図
【符号の説明】
1 POSコントローラ 2 POSファイルプロセッサ 3 POSスキャニングシステム 4 携帯アクセスポイント 5 携帯情報端末 6 ESL 7,900 商品陳列棚 8 ESLコントローラ 9 ESLベースステーション 10 ESL送受信部 11 売場分析サーバ 12 生鮮マスタコントローラ 14 スケールコントローラ 15 自動計量包装値付装置の表示部 16 自動計量包装値付装置 17 計量値付装置の表示部 18 計量値付装置 54 販売価格 55 陳列棚情報 56 陳列指示 80 ラベル 81 運搬具 85,101 商品 100 管理室 200 売場 300 調理作業場 601 表示部 602 商品名記載部 603 スイッチ 604 無線送受信部 605 発電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 喜勝 京都府京都市左京区聖護院山王町44番地 株式会社イシダ内 Fターム(参考) 3B118 FA13 5B058 CA23 KA02 KA05 KA06 YA20

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列
    棚情報と前記陳列棚における商品の陳列位置および陳列
    方法を指示する陳列指示情報とを含む陳列情報を管理す
    る陳列情報管理手段と、 前記陳列情報管理手段により得られる前記陳列情報を出
    力する出力手段とを備えたことを特徴とする商品陳列指
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記陳列情報管理手段
    により得られる前記陳列情報を表示する表示器を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の商品陳列指示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示器は、各商品に対応させて陳列
    棚に設置されることを特徴とする請求項2記載の商品陳
    列指示装置。
  4. 【請求項4】 各商品の価格情報を管理する価格情報管
    理手段と、 前記表示器に前記陳列情報管理手段により得られる前記
    陳列情報と前記価格情報管理手段により得られる前記価
    格情報とを切替え表示させる表示切替え手段とをさらに
    備えたことを特徴とする請求項2または3記載の商品陳
    列指示装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、前記陳列情報管理手段
    により得られる前記陳列情報を印字する印字手段を含む
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の商品
    陳列指示装置。
  6. 【請求項6】 生産作業を行うべき商品を指示する生産
    作業指示手段と、 商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報を含む陳
    列情報を商品ごとに管理する陳列情報管理手段と、 前記陳列情報管理手段により得られる陳列情報のうち前
    記生産作業指示手段により指示された商品に対応する陳
    列情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする
    商品陳列指示装置。
  7. 【請求項7】 前記陳列情報は、前記陳列棚における商
    品の陳列位置および陳列方法を指示する陳列指示情報を
    さらに含むことを特徴とする請求項6記載の商品陳列指
    示装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、前記生産作業指示手段
    により指示された商品に対応する陳列情報を表示する表
    示器を含むことを特徴とする請求項6または7記載の商
    品陳列指示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示器は、各商品に対応させて陳列
    棚に設置されることを特徴とする請求項8記載の商品陳
    列指示装置。
  10. 【請求項10】 各商品の価格情報を管理する価格情報
    管理手段と、 前記表示器に前記陳列情報管理手段により得られる前記
    陳列情報と前記価格情報管理手段により得られる前記価
    格情報とを切替え表示させる表示切替え手段とをさらに
    備えたことを特徴とする請求項8または9に記載の商品
    陳列指示装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、前記陳列情報管理手
    段により得られる陳列情報を前記生産作業指示手段によ
    り指示された商品に付される印字媒体に印字する印字手
    段を含むことを特徴とする請求項6〜10のいずれかに
    記載の商品陳列指示装置。
  12. 【請求項12】 前記出力手段は、前記陳列情報管理手
    段により得られる陳列情報を前記生産作業指示手段によ
    り指示された商品を運搬するための運搬具に付される印
    字媒体に印字する印字手段を含むことを特徴とする請求
    項6〜11のいずれかに記載の商品陳列指示装置。
  13. 【請求項13】 商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳
    列棚情報と前記陳列棚における商品の陳列位置および陳
    列方法を指示する陳列指示情報とを含む陳列情報を管理
    するステップと、 前記陳列情報を出力するステップとを備えたことを特徴
    とする商品陳列指示方法。
  14. 【請求項14】 生産作業を行うべき商品を指示するス
    テップと、 商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報を含む陳
    列情報を商品ごとに管理するステップと、 前記陳列情報のうち前記指示された商品に対応する陳列
    情報を出力するステップとを備えたことを特徴とする商
    品陳列指示方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータ読み取り可能な商品陳列
    指示プログラムであって、 商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報と前記陳
    列棚における商品の陳列位置および陳列方法を指示する
    陳列指示情報とを含む陳列情報を管理する処理と、 前記陳列情報を出力する処理とを前記コンピュータに実
    行させることを特徴とする商品陳列指示プログラム。
  16. 【請求項16】 コンピュータ読み取り可能な商品陳列
    指示プログラムであって、 生産作業を行うべき商品を指示する処理と、 商品を陳列すべき陳列棚を特定する陳列棚情報を含む陳
    列情報を商品ごとに管理する処理と、 前記陳列情報のうち前記指示された商品に対応する陳列
    情報を出力する処理とを前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする商品陳列指示プログラム。
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