JP2002259661A - 生産指示装置、生産指示方法および生産指示プログラム - Google Patents

生産指示装置、生産指示方法および生産指示プログラム

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JP2002259661A
JP2002259661A JP2001060313A JP2001060313A JP2002259661A JP 2002259661 A JP2002259661 A JP 2002259661A JP 2001060313 A JP2001060313 A JP 2001060313A JP 2001060313 A JP2001060313 A JP 2001060313A JP 2002259661 A JP2002259661 A JP 2002259661A
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Yoshikatsu Nakagawa
喜勝 中川
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の経験と記憶とを用いることなく、迅
速、正確かつ容易に生産すべき商品を指示することがで
きる生産指示装置、生産指示方法および生産指示プログ
ラムを提供することである。 【解決手段】 売場分析サーバ11は、商品の販売実績
個数、商品の商品情報および商品の陳列することが可能
な陳列情報に基づいて生産指示を行うべきか判定し、そ
の生産指示および商品情報を自動計量包装値付装置16
に与える。自動計量包装値付装置16または計量値付装
置18は、与えられた生産指示および商品情報を表示部
15,17に表示し商品の生産作業の指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産すべき商品を
指示するための生産指示装置、生産指示方法および生産
指示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどの販売店舗にお
いては、調理作業場を備えている場合がある。この調理
作業場では、販売する生鮮食料品などの商品の加工、盛
付、包装および値付などの生産作業を行っている。そし
て、顧客が商品を購入することにより陳列棚に空きがで
きた場合、新たにその商品の生産作業を行い陳列棚にそ
の商品を陳列する。この場合、作業者の経験と記憶に基
づいて商品の生産作業の指示を行い、その生産作業の指
示に応じて商品の生産を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顧客の
ニーズが多品種の商品にわたり増加するとともに、商品
も多品種生産される。そのため、商品が多品種生産され
ることに伴い、作業者にとって商品の生産作業の指示を
的確に行うことは多大な労力と時間を必要とすることと
なり、その結果迅速に商品を生産することが困難となっ
ている。さらに、生産すべき商品と類似する商品とを取
り違えて生産指示を行い、その取り違えた商品を生産す
る場合もあり、商品の売れ残りが生じたり、商品の不足
が生じることになる。
【0004】本発明の目的は、作業者の経験と記憶とを
用いることなく、迅速、正確かつ容易に生産すべき商品
を指示することができる生産指示装置、生産指示方法お
よび生産指示プログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る生産指
示装置は、陳列棚に陳列可能な商品の量を商品ごとに陳
列情報として管理する陳列情報管理手段と、商品ごとに
販売実績を販売情報として管理する販売情報管理手段
と、陳列情報管理手段により得られる陳列情報および販
売情報管理手段により得られる販売情報に基き生産すべ
き商品を判定する判定手段と、商品の生産作業に用いら
れるとともに判定手段により生産すべきと判定された商
品の生産作業の指示を出力する生産作業装置とを備えた
ものである。
【0006】本発明に係る生産指示装置においては、陳
列棚に陳列可能な商品の量を示す陳列情報と商品ごとの
販売実績を示す販売情報とに基づいて、販売状況が良く
かつ陳列棚に陳列可能な商品が判定され、生産すべきと
判定された商品の生産作業の指示が出力される。
【0007】この場合、作業者の経験と記憶に頼ること
なく、迅速、正確かつ容易に商品の生産作業が指示され
る。
【0008】第2の発明に係る生産指示装置は、第1の
発明に係る生産指示装置の構成において、生産作業装置
は、生産作業の指示を印字する印字手段を含むものであ
る。
【0009】この場合、生産作業の指示が印字手段によ
り印字されるため、作業者の経験と記憶に頼ることな
く、印字手段により印字された商品ごとの生産作業の指
示により、迅速、正確かつ容易に商品を生産することが
可能となる。
【0010】第3の発明に係る生産指示装置は、第1ま
たは第2の発明に係る生産指示装置の構成において、生
産作業装置は、生産作業の指示を画面上に表示する表示
手段を含むものである。
【0011】この場合、生産作業の指示が表示手段の画
面上に表示されるため、作業者の経験と記憶に頼ること
なく、表示手段の画面上に表示された商品ごとの生産作
業の指示により迅速、正確かつ容易に商品を生産するこ
とが可能となる。
【0012】第4の発明に係る生産指示装置は、第3の
発明に係る生産指示装置の構成において、生産作業装置
は、判定手段により生産すべきと判定された商品の生産
作業が完了したときに画面上の表示を消去する消去手段
をさらに含むものである。
【0013】この場合、消去手段により生産作業が完了
したときに商品の表示が消去されるため、すでに生産作
業を完了した商品を誤って再度生産することが防止され
る。
【0014】第5の発明に係る生産指示装置は、第1〜
第4のいずれかの発明に係る生産指示装置の構成におい
て、生産作業の指示は、商品の識別情報および商品の生
産個数を含むものである。
【0015】この場合、生産作業の指示に商品の識別情
報および商品の生産個数が含まれるので、生産作業の指
示により生産すべき商品の種類および生産すべき商品の
個数を容易に把握することができ、迅速、正確かつ容易
に商品を生産することが可能となる。
【0016】第6の発明に係る生産指示装置は、第1〜
第5のいずれかの発明に係る生産指示装置の構成におい
て、生産作業装置は、商品の重量を測定する計量手段を
備えるとともに商品に関する情報を印字する印字装置を
印字手段として備えるものである。
【0017】この場合、計量手段により生産作業の指示
された商品の重量を測定しつつ、印字装置により商品に
関する情報を印字させることにより、作業者は、商品の
生産作業において商品の重量を測定しつつ印字された生
産すべき商品の指示を受け取ることができる。
【0018】第7の発明に係る生産指示装置は、第1〜
第6のいずれかの発明に係る生産指示装置の構成におい
て、生産作業装置は、商品の重量を測定する計量手段を
備えるとともに商品に関する情報を表示する表示装置を
表示手段として備えるものである。
【0019】この場合、計量手段により生産作業の指示
された商品の重量を測定しつつ、表示手段により商品に
関する情報を表示させることにより、作業者は、商品の
生産作業において商品の重量を測定しつつ、表示された
生産すべき商品の指示を受け取ることができる。
【0020】第8の発明に係る生産指示方法は、陳列棚
に陳列可能な商品の量を商品ごとに陳列情報として管理
するステップと、商品ごとに販売実績を販売情報として
管理するステップと、陳列情報および販売情報に基き生
産すべき商品を判定するステップと、生産すべきと判定
された商品の生産作業の指示を商品の生産作業に用いら
れる生産作業装置から出力するステップとを備えたもの
である。
【0021】第8の発明に係る生産指示方法において
は、陳列棚に陳列可能な商品の量を示す陳列情報と商品
ごとの販売実績を示す販売情報とに基づいて、販売状況
が良くかつ陳列棚に陳列可能な商品が判定され、生産す
べきと判定された商品の生産作業の指示が出力される。
【0022】この場合、作業者の経験と記憶に頼ること
なく、迅速、正確かつ容易に商品の生産作業が指示され
る。
【0023】第9の発明に係る生産指示プログラムは、
読み取り可能な生産指示プログラムであって、陳列棚に
陳列可能な商品の量を商品ごとに陳列情報として管理す
る処理と、商品ごとに販売実績を販売情報として管理す
る処理と、陳列情報および販売情報に基き生産すべき商
品を判定する処理と、判定する処理により生産すべきと
判定された商品の生産作業の指示を商品の生産作業に用
いられる生産作業装置から出力する処理とをコンピュー
タに実行させるものである。
【0024】第9の発明に係る生産指示プログラムは、
陳列棚に陳列可能な商品の量を示す陳列情報と商品ごと
の販売実績を示す販売情報とに基づいて、販売状況が良
くかつ陳列棚に陳列可能な商品が判定され、生産すべき
と判定された商品の生産作業の指示が出力される。
【0025】この場合、作業者の経験と記憶に頼ること
なく、迅速、正確かつ容易に商品の生産作業が指示され
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いながら説明する。図1は本発明の一実施の
形態における生産指示装置を含む商品管理システムを示
すブロック図である。
【0027】図1の商品管理システムは、例えばスーパ
ーマーケット等の販売店舗に設けられる。販売店舗は、
管理室100、売場200および調理作業場300を備
える。
【0028】管理室100には、POS(Point of Sal
es)コントローラ1、POSファイルプロセッサ2、携
帯アクセスポイント4、ESL(電子棚札:Electric S
helfLabel)コントローラ8、ESLベースステーショ
ン9、売場分析サーバ11および生鮮マスタコントロー
ラ12が設けられる。売場200には、POSスキャニ
ングシステム3、携帯情報端末5、商品陳列棚7、ES
L送受信部10および店内計量器19が設けられる。携
帯情報端末5は、作業者が携帯する情報端末である。こ
の商品陳列棚7は、複数のESL(電子棚札:Electric
Shelf Label)6を備える。さらに調理作業場300に
は、加工指示プリンタ13、スケールコントローラ1
4、自動計量包装値付装置16および計量値付装置18
が設けられる。この自動計量包装値付装置16は表示部
15を備え、計量値付装置18は表示部17を備える。
作業者は、自動計量包装値付装置16または計量値付装
置18を用いて商品の生産作業を行う。この場合、生産
作業とは所定の商品の計量、包装、値付などを含む。
【0029】図1の商品管理システムにおいて、売場分
析サーバ11、自動計量包装値付装置16、計量値付装
置18およびPOSコントローラ1が生産指示装置を構
成する。
【0030】まず、POSコントローラ1は、各商品ご
とにその商品の価格情報をPOSファイルプロセッサ2
に与えるとともに、その商品の価格情報および各部門別
に組まれた部門別予算情報を売場分析サーバ11に与
え、商品の価格情報をESLコントローラ8に与える。
ここで、部門(エリア)とは、生鮮食品部門、冷凍食品
部門、菓子部門などを意味する。また、価格情報は、通
常販売されている商品の通常価格および売れ行きのよく
ない商品等の値引き価格を含む。
【0031】POSファイルプロセッサ2は、与えられ
た商品の価格情報をPOSスキャニングシステム3に与
える。POSスキャニングシステム3は、与えられた商
品の価格情報に応じて、顧客が購入する商品の価格を判
断する。また、POSスキャニングシステム3は、日々
の各商品の販売実績をPOSファイルプロセッサ2に与
える。POSファイルプロセッサ2は、与えられた商品
の販売実績を記憶するとともに、POSコントローラ1
に与える。POSコントローラ1は、日々の各商品の販
売実績を売場分析サーバ11に与える。
【0032】また、携帯情報端末5には、陳列情報、商
品に関するPOP(Point of Purchese )広告の取付け
指示およびESL6の取付け指示等が、画面上にレイア
ウトされて表示される。したがって、作業者は、携帯情
報端末5の画面上で、店舗内の陳列棚の状況を把握でき
る。
【0033】次に、ESLコントローラ8は、POSコ
ントローラ1から与えられる商品の価格情報および売場
分析サーバ11から与えられる商品の陳列情報をESL
ベースステーション9に与える。ESLベースステーシ
ョン9は、ESLコントローラ8から与えられる商品の
価格情報、商品の陳列情報をESL送受信部10に与え
る。ここで、陳列情報とは、陳列可能な商品の個数をい
い、陳列棚の商品積載部のサイズと各商品ごとのサイズ
から算出される。
【0034】ESL送受信部10は、ESLベースステ
ーション9から与えられる情報を商品陳列棚7に備えら
れている所定のESL6に対して無線信号により送信す
る。ESL6は、ESL送受信部10から与えられる情
報を表示する。
【0035】ここで、図2を用いてESL6について説
明する。図2は本実施の形態におけるESL6を示す模
式図である。
【0036】ESL6は、表示部601、商品名記載部
602、スイッチ603、無線送受信部604および発
電部605を有する。表示部601は、商品の価格情報
などを表示し、商品名記載部602には、商品名および
商品番号が記載されており、スイッチ603は、作業者
の操作により無線送受信部604に生産指示を与える。
無線送受信部604は、ESL送受信部10および携帯
情報端末5からの無線信号を受信し、またスイッチ60
3から与えられる生産指示をESL送受信部10に送信
する。発電部605は、太陽電池からなり、表示部60
1、スイッチ603および無線送受信部604に発電し
た電力を与える。
【0037】また、ESL6は、各商品に対応して陳列
棚に設置されており、そのESL6には、各々商品の個
数(在庫数)を入力するためのスイッチが設けられても
よい。
【0038】次いで、図1の売場分析サーバ11は、P
OSコントローラ1から与えられる各商品の販売実績お
よび部門別予算情報、商品の生産指示、価格情報および
陳列情報、後述する生鮮マスタコントローラ12から与
えられる商品の重さ当たりの単価情報に基づいて、陳列
情報、各商品の生産指示を算出する。この生産指示と
は、生産作業の指示のことを指し、この生産指示は、商
品の識別情報(商品名、商品コードおよび商品番号)お
よび商品の生産個数を含む。
【0039】また、売場分析サーバ11は、商品の生産
指示を生鮮マスタコントローラ12を介して加工指示プ
リンタ13、自動計量包装値付装置16および計量値付
装置18に与える。
【0040】続いて、生鮮マスタコントローラ12は、
商品マスタ、添加物マスタおよびスクロール情報を記憶
している。ここで、商品マスタとは、商品に関する情報
(以下、商品情報と呼ぶ)の集合体であり、各商品別
に、商品コードまたは商品番号、商品名、通常単価、変
動単価、商品サイズ、消費期限などを含む。また、添加
物マスタとは、所定の商品に対する添加物に関する情報
(以下、添加物情報と呼ぶ)の集合体であり、添加物の
種類、量などを含む。スクロール情報とは、顧客にアピ
ールしたいメッセージである。
【0041】生鮮マスタコントローラ12は、売場分析
サーバ11から与えられる商品別の生産指示に応じて、
記憶している商品マスタに含まれる商品情報に添加物マ
スタに含まれる添加物情報を付し、さらにPOSコント
ローラ1から与えられる商品の価格情報をさらに付して
スケールコントローラ14および店内計量器19に与え
る。また、生鮮マスタコントローラ12は、売場分析サ
ーバ11に重さ当たりの単価情報を与える。
【0042】スケールコントローラ14は、生鮮マスタ
コントローラ12から与えられる商品情報、添加物情
報、商品の価格情報および生産指示を自動計量包装値付
装置16または計量値付装置18に与える。
【0043】自動計量包装値付装置16および計量値付
装置18は、スケールコントローラ14から与えられる
商品情報、添加物情報、商品の価格情報および生産指示
を表示部15,17に表示し、商品に付するラベルに印
字する。作業者は、自動計量包装値付装置16および計
量値付装置18を用いて計量、包装、値付などの生産作
業を行う。自動計量包装値付装置16および計量値付装
置18は、スケールコントローラ14を介して、売場分
析サーバ11に生産された商品の生産実績を与える。
【0044】そして、店内計量器19は、特に生鮮食品
(肉、魚など)のエリアで利用され、顧客が購入を希望
する商品に対して、生鮮マスタコントローラ12から与
えられる商品情報、添加物情報および商品の価格情報を
ラベルに印字し、さらに顧客にアピールしたいメッセー
ジであるスクロール情報を表示する。
【0045】本実施の形態では、POSコントローラ1
が販売情報管理手段に相当し、売場分析サーバ11が陳
列情報管理手段および判定手段に相当し、自動計量包装
値付装置16および計量値付装置18が印字手段および
計量手段に相当し、自動計量包装値付装置16および計
量値付装置18の表示部15,17が表示手段および消
去手段に相当する。
【0046】次に、図3を用いて売場分析サーバ11の
構成を説明する。図3は売場分析サーバ11の構成を示
すブロック図である。
【0047】売場分析サーバ11は、CPU(中央演算
処理装置)500、入出力装置501、ROM(リード
オンリメモリ)502、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)503、記録媒体504、記録媒体駆動装置505
および外部記憶装置506を含む。
【0048】入出力装置501は、他の装置との間で情
報の送受信を行う。ROM502にはシステムプログラ
ムが記憶される。記録媒体駆動装置505は、CD−R
OMドライブ、フロッピィディスクドライブ等からな
り、CD−ROM、フロッピィディスク等の記録媒体5
04に対してデータの読み書きを行う。記録媒体504
には、生産作業の指示を行うための生産指示プログラム
が記録されている。外部記憶装置506は、ハードディ
スク装置などからなり、記録媒体駆動装置505を介し
て記録媒体504から読み込まれた生産指示プログラム
を記憶する。CPU500は、外部記憶装置506に記
憶された生産指示プログラムをRAM503上で実行す
る。
【0049】図4は売場分析サーバ11による生産指示
および商品情報の出力処理を示すフローチャートであ
る。
【0050】まず、売場分析サーバ11は、POSコン
トローラ1により与えられる商品の販売実績個数を読み
込み(ステップS41)、次に各商品の商品情報を読み
込む(ステップS42)。そして、各商品の陳列情報を
読み込む(ステップS43)。
【0051】ここで、販売実績個数とは、当日の始業時
点から現時点までに実際に販売された商品の個数をい
い、各商品の陳列情報とは、陳列棚の商品積載部のサイ
ズと各商品のサイズとから算出される陳列棚に陳列可能
な商品の個数をいう。
【0052】次いで、売場分析サーバ11は、販売実績
個数および陳列情報に基づいて生産指示を行うべきか否
かを判定し(ステップS44)、生産指示を行う場合
は、その生産指示および商品情報を自動計量包装値付装
置16または計量値付装置18に送信する(ステップS
45)。自動計量包装値付装置16または計量値付装置
18は、生産指示および商品情報を表示部15,17に
表示する。
【0053】次に、図5を用いて売場分析サーバ11に
より与えられる生産指示および商品情報を自動計量包装
値付装置16または計量値付装置18の表示部15,1
7に表示させた状態について説明する。図5は自動計量
包装値付装置16の表示部15の表示例を示す模式図で
ある。
【0054】表示部15の表示画面は、現在生産品情報
900、次回生産予定リスト901および機能スイッチ
902から構成される。
【0055】ここで、現在生産品情報900とは、現時
点で生産中の商品の情報であり、例えば、商品名91
0、商品番号または商品コード911、現在生産してい
る商品の生産指示個数912および生産実績個数91
3、重さ当たりの単価914、トレー番号(トレーナン
バー)915などを含む。また、次回生産予定リスト9
01とは、生産指示を受けた生産予定の商品の情報の一
覧であり、例えば、商品番号または商品コード916、
商品名917および生産指示個数918を含む。さら
に、機能スイッチ902は、画面表示を切替えるスイッ
チであり、例えば機能スイッチ902を操作することに
より、現在生産品情報900と次回生産予定リスト90
1とを全画面に表示させたり、一部に表示させるよう切
替えることができる。トレー番号915とは、商品を盛
りつけるために用いる器(トレー)の番号である。
【0056】現在生産品情報900においては、現在生
産している商品の生産実績個数913が生産指示個数9
12に達すれば、現在生産している商品の情報を消去
し、次回生産予定品リスト901から与えられた生産予
定の商品の情報を表示する。
【0057】次回生産予定品リスト901には、売場分
析サーバ11により与えられた生産指示に基づき、生産
を行うべき商品の優先度が高い順に商品の情報の一覧が
表示される。そして、現在生産品情報900に表示され
た現在生産している商品の情報が消去された場合、生産
を行うべき優先度が高い商品の情報を現在生産品情報9
00に表示される。
【0058】なお、優先度に拘わらず、先に特定の商品
の生産を行いたい場合は、商品番号をキー入力するか、
もしくは表示画面の機能スイッチ902を操作すること
により、その商品を現在生産品情報900として呼び出
すことができる。また、計量値付装置18の表示部17
にも図5と同様な表示が行われる。
【0059】このようにして、生産指示および生産すべ
き商品の商品情報が自動計量包装値付装置16の表示部
15に表示されるので、作業者の経験と記憶に頼ること
なく、迅速、正確かつ容易に商品を生産することが可能
となる。
【0060】また、自動計量包装値付装置16または計
量値付装置18の表示部15,17に表示される現在生
産品情報900においては、生産指示個数の商品の生産
作業を完了したときに、商品情報が消去されるため、作
業者は、すでに生産作業を完了した商品を誤って再度生
産することが防止される。さらに、商品の重量を測定し
つつ商品情報が表示されることにより、作業者は、商品
の生産作業を行いながら生産すべき商品の生産指示を受
け取ることが出来る。
【0061】なお、図3の例では、生産指示プログラム
を記録する記録媒体504として、ROMなどの半導体
メモリ、ハードディスクなどの種々の記録媒体を用いる
ことができる。また、生産指示プログラムを通信回線等
の通信媒体を介して外部記憶装置506にダウンロード
し、RAM503上で実行してもよい。
【0062】また、上記実施の形態では、生産作業装置
として自動計量包装値付装置16または計量値付装置1
8を用いているが、生産作業装置としてラベル等に印字
を行うラベラーを用いてもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、作業者の経験と記憶に
頼ることなく、迅速、正確かつ容易に商品の生産作業が
指示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における生産指示装置を
含む商品管理システムを示すブロック図
【図2】本実施の形態におけるESLを示す模式図
【図3】売場分析サーバの構成を示すブロック図
【図4】売場分析サーバによる生産指示および商品情報
の出力処理を示すフローチャート
【図5】自動計量包装値付装置の表示部を示す模式図
【符号の説明】
1 POSコントローラ 2 POSファイルプロセッサ 3 POSスキャニングシステム 4 携帯アクセスポイント 5 携帯情報端末 6 ESL 7 商品陳列棚 8 ESLコントローラ 9 ESLベースステーション 10 ESL送受信部 11 売場分析サーバ 12 生鮮マスタコントローラ 14 スケールコントローラ 15,17 表示部 16 自動計量包装値付装置 18 計量値付装置 500 CPU 501 入出力装置 502 ROM 503 RAM 504 記録媒体 505 記録媒体駆動装置 506 外部記憶装置 900 現在生産品情報 901 次回生産予定リスト 902 機能スイッチ 910,917 商品名 911,916 商品番号または商品コード 912,918 生産指示個数 913 生産実績個数 914 重さ当たりの単価 915 トレー番号(トレーナンバー)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列棚に陳列可能な商品の量を商品ごと
    に陳列情報として管理する陳列情報管理手段と、 商品ごとに販売実績を販売情報として管理する販売情報
    管理手段と、 前記陳列情報管理手段により得られる陳列情報および前
    記販売情報管理手段により得られる販売情報に基き生産
    すべき商品を判定する判定手段と、 商品の生産作業に用いられるとともに前記判定手段によ
    り生産すべきと判定された商品の生産作業の指示を出力
    する生産作業装置とを備えたことを特徴とする生産指示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記生産作業装置は、前記生産作業の指
    示を印字する印字手段を含むことを特徴とする請求項1
    記載の生産指示装置。
  3. 【請求項3】 前記生産作業装置は、前記生産作業の指
    示を画面上に表示する表示手段を含むことを特徴とする
    請求項1または2記載の生産指示装置。
  4. 【請求項4】 前記生産作業装置は、前記判定手段によ
    り生産すべきと判定された商品の生産作業が完了したと
    きに前記画面上の表示を消去する消去手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項3記載の生産指示装置。
  5. 【請求項5】 前記生産作業の指示は、商品の識別情報
    および商品の生産個数を含むことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の生産指示装置。
  6. 【請求項6】 前記生産作業装置は、商品の重量を測定
    する計量手段を備えるとともに商品に関する情報を印字
    する印字装置を前記印字手段として備えることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の生産指示装置。
  7. 【請求項7】 前記生産作業装置は、商品の重量を測定
    する計量手段を備えるとともに商品に関する情報を表示
    する表示装置を前記表示手段として備えることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の生産指示装置。
  8. 【請求項8】 陳列棚に陳列可能な商品の量を商品ごと
    に陳列情報として管理するステップと、 商品ごとに販売実績を販売情報として管理するステップ
    と、 前記陳列情報および販売情報に基き生産すべき商品を判
    定するステップと、 前記生産すべきと判定された商品の生産作業の指示を商
    品の生産作業に用いられる生産作業装置から出力するス
    テップとを備えたことを特徴とする生産指示方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータ読み取り可能な生産指示プ
    ログラムであって、 陳列棚に陳列可能な商品の量を商品ごとに陳列情報とし
    て管理する処理と、 商品ごとに販売実績を販売情報として管理する処理と、 前記陳列情報および前記販売情報に基き生産すべき商品
    を判定する処理と、 前記判定する処理により生産すべきと判定された商品の
    生産作業の指示を商品の生産作業に用いられる生産作業
    装置から出力する処理とを前記コンピュータに実行させ
    ることを特徴とする生産指示プログラム。
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