JP2007127583A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源の使用寿命を延ばすと共に精度よく測定することができる自動分析装置を提供する。
【解決手段】 被検試料とこの被検試料の測定項目に該当する試薬との混合液が入った反応容器4に光源13aからの光を照射し、反応容器4を透過した光を検出してその混合液を測定する測光部13と、光源13aに電力を供給する電源回路33と、電源回路33を制御して測定時には測定電圧に設定し、待機時には測定電圧よりも低い待機電圧に設定して光源13aに印加させる電源制御回路32aとを備え、電源制御回路32aにより測定電圧に設定された光源13aからの光の安定性を判定し、光源13aが安定であると判定した時に、測光部13による測定を開始させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検試料の成分を分析する自動分析装置に係り、特に、ヒトの血液や尿などの体液中に含まれる成分を分析する自動分析装置に関する。
自動分析装置は、反応容器に分注した被検試料と分析を行う生化学や免疫などの測定項目に該当する試薬との混合液の反応によって生ずる色調などの変化を、測光部で光の透過量を測定することにより、被検試料中の様々な測定項目の成分濃度や酵素活性などを測定する。
この自動分析装置の測光部には、様々な測定項目の測定が可能なように近紫外から近赤外領域に亘って高い出力安定性が得られるハロゲンランプなどの光源が用いられている。そして、測光部は、光源の温度が安定するまでは不安定であり、安定化に要する時間は光源の個体差や点灯時間などの要因で光源毎に異なるので、通常では装置の電源をONしてから1時間以上経過してから測定が行われる。そして、ハロゲンランプなどの光源は、高い出力安定性が得られる反面、長時間点灯していると光を放出するフィラメントが劣化するため、一定の点灯時間又は一定の期間で交換される。
ところで、この自動分析装置を使用して検査が行われる検査室では、一般に午前中に1日の大部分の被検試料がまとめて測定されるものの、午後でも急ぎの検査依頼があれば迅速な対応が可能なように装置を待機状態にしている。また、一晩中待機状態にして運用している検査室もある。
このため、測定時には高い出力安定性が得られる電圧を光源に供給し、待機時には測定電圧よりも低い電圧を供給することにより光源の有効使用時間を延ばすことが可能な自動分析装置が報告されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−278252号公報
しかしながら、特許文献1では測定時には待機時よりも高い電圧に変更設定されるので、光源の温度が上昇して出力が安定した状態になるまでの安定化時間を必要とするにもかかわらず、光源の温度が安定した状態になる前に測定が開始される可能性があるため、分析データの測定精度が低下する恐れがある。
このような場合、自動分析装置の操作者は測定が開始され混合液の反応時間経過後に出力される分析データを見て始めて精度低下の問題に気付くことになるので、測定が終了した後に再測定することになり、時間、被検試料、試薬などを浪費してしまう問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、光源の使用寿命を延ばすと共に精度よく測定することができる自動分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明の自動分析装置は、被検試料と試薬との混合液が入った反応容器に光源からの光を照射し、前記反応容器を透過した光を検出してその混合液を測定する測定手段と、外部電源から前記光源に供給する出力を、少なくとも前記測定手段による測定時には測定出力に設定し、前記測定手段の待機時には前記測定出力よりも低い待機出力に設定する出力設定手段と、前記出力設定手段により設定された前記測定出力が供給される前記光源の安定性を判定する判定手段と、前記判定手段により前記光源が安定であると判定された時に、前記測定手段による測定を開始させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項11に係る本発明の自動分析装置は、被検試料と試薬との混合液が入った反応容器に光源からの光を照射し、前記反応容器を透過した光を検出してその混合液を測定する測定手段と、外部電源から前記光源に供給する出力を、前記測定手段の測定時には測定出力に設定し、前記測定手段の第1の待機時には前記測定出力よりも低い第1の待機出力に設定し、前記測定手段の第2の待機時には前記第1の待機出力よりも低い第2の待機出力に設定する出力設定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、待機時には測定時の測定電圧よりも低い電圧を光源に供給し、測定開始操作が行われたときに光源に測定電圧を供給して光源の安定性を確認してから測定を開始させることができるので、光源の使用寿命を延ばすと共に精度よく測定することができる。
以下に、本発明による自動分析装置の実施例を、図1乃至図7を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、様々な測定項目のキャリブレータや被検試料毎に選択入力された測定項目を測定する分析部19と、分析部19の制御を行う分析制御部30と、分析部19から出力された光源モニタ信号を判定して分析制御部30に測定動作の開始を指示する判定部35とを備えている。
また、自動分析装置100は、分析部19から出力されたキャリブレーション信号や分析信号などを処理してキャリブレーションテーブルの作成や分析データの生成などを行う分析データ処理部40と、分析データ処理部40からのキャリブレーションテーブルや分析データなどを出力する出力部50と、測定項目毎の分析条件の設定や被検試料毎の測定項目の選択入力、各種コマンド信号を入力する操作部60と、上述したこれらのユニットを統括して制御するシステム制御部70とを備えている。
分析部19は、測定項目のキャリブレータ、被検体から採取された被検試料などのサンプルを取り扱う分析ユニットを有するサンプル部20と、サンプルの測定項目の成分と化学反応させるための試薬を取り扱う分析ユニットなどを有する試薬部21と、サンプルと試薬の混合液を測定するための分析ユニットなどを有する反応部22と、反応部22の混合液の温度を一定に保つための恒温部23とを備えている。
反応部22は、被検試料と試薬の混合液を光を利用して測定する測光部13を有している。そして、測光部13で測光部13の安定性をモニタするために生成された光源モニタ信号は判定部35に出力され、キャリブレータや被検試料の測定により生成されたキャリブレーション信号や分析信号などは、分析データ処理部40に出力される。
分析制御部30は、分析部19の分析ユニットなどを駆動する各機構を有する機構部31と、機構部31の各機構などを制御する各制御回路と電源回路33を制御して第1の待機電圧、測定電圧、及び第2の待機電圧に設定する電源制御回路32aとを有する制御部32と、電源制御回路32aの制御により第1の待機電圧、測定電圧、及び第2の待機電圧に設定される定電圧を分析部19の測光部13に供給する電源回路33とを備えている。
判定部35は、分析部19の測光部13から出力される光源モニタ信号に基づいて、測光部13の安定性を判定する。そして、測光部13が安定していると判定した時に、分析制御部30に測定動作の開始を指示する。
分析データ処理部40は、分析部19から出力されたキャリブレーション信号や分析信号などから各測定項目のキャリブレーションテーブルの作成、各被検試料の各測定項目の分析データの算出などを行う演算部41と、演算部41で作成されたキャリブレーションテーブルや算出された分析データなどが保存される記憶部42とを備えている。
演算部41は、分析部19から出力された各測定項目のキャリブレーション信号から各測定項目のキャリブレーションテーブルを作成して出力部50に出力すると共に記憶部42に保存する。また、分析部19から出力された各被検試料の各測定項目の分析信号に対して、記憶部42から測定項目のキャリブレーションテーブルを読み出した後、このキャリブレーションテーブルを用いて分析データを算出して出力部50に出力すると共に記憶部42に保存する。
記憶部42は、ハードディスクなどを備え、演算部41から出力されたキャリブレーションテーブル、分析データなどが被検試料毎に保存される。
出力部50は、分析データ処理部40から出力されたキャリブレーションテーブル、分析データなどを印刷出力する印刷部51及び表示出力する表示部52を備えている。
印刷部51は、プリンタなどを備え、分析データ処理部40から出力されたキャリブレーションテーブル、分析データなどを予め設定されたフォーマットに従って、プリンタ用紙などに印刷出力する。
表示部52は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備え、分析データ処理部40から出力されたキャリブレーションテーブルや分析データ、被検体のID及び氏名などを入力する被検体情報入力画面、測定項目毎の分析条件を設定するための分析条件設定画面、被検試料毎に測定項目を選択設定するための測定項目設定画面などの表示を行う。
操作部60は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、測定項目毎の分析条件の設定、被検体の被検体IDや被検体名などの被検体情報の入力、被検体の被検試料毎の測定項目の選択入力、緊急対応時間の設定などの操作が行われる。また、測定前洗浄、各測定項目のキャリブレータや被検試料などの測定開始、測定終了、測定後洗浄などの動作モードの操作が行われる。
システム制御部70は、CPUと記憶回路を備え、操作部60から供給される操作者のコマンド信号、測定項目の分析条件、被検体情報、被検試料毎の測定項目などの情報を記憶した後、これらの情報に基づいて、分析部19を構成する各分析ユニットなどを一定サイクルの所定のシーケンスで測定動作させる制御、キャリブレーションテーブルの作成、分析データの算出と出力などシステム全体の制御を行う。
次に、図2乃至図4を参照して、分析部19の詳細を説明する。図2は、分析部19のサンプル部20、試薬部21、反応部22、恒温部23の構成を示した斜視図である。
サンプル部20は、キャリブレータ、被検試料などのサンプルを収容した試料容器17と、キャリブレータ設定位置や被検試料設定位置に設定された試料容器17を回動可能に保持するディスクサンプラ6と、キャリブレータ吸引位置や被検試料吸引位置に回動された試料容器17からキャリブレータや被検試料を吸引して反応部22のサンプル吐出位置から吐出するサンプル分注プローブ16と、このサンプル分注プローブ16をディスクサンプラ6のキャリブレータ吸引位置及び被検試料吸引位置と反応部22のサンプル吐出位置間の回動、及び各位置での上下移動を可能に保持するサンプル分注アーム10とを備えている。
試薬部21は、サンプルに対して選択的に反応する第1試薬が入った試薬ボトル7aと、この第1試薬と対の第2試薬が入った試薬ボトル7bと、第1試薬が入った試薬ボトル7aを収納する試薬ラック1aと、試薬ラック1aを回動可能に保持する試薬庫2と、第2試薬が入った試薬ボトル7bを収納する試薬ラック1bと、試薬ラック1bを回動可能に保持する試薬庫3とを備えている。
また、試薬部21は、第1及び第2試薬吸引位置の試薬ボトル7a,7bから第1及び第2試薬を吸引して、反応部22の第1及び第2試薬吐出位置から吐出する第1及び第2試薬分注プローブ14,15と、この第1及び第2試薬分注プローブ14,15を第1及び第2試薬吸引位置と反応部22の第1及び第2試薬吐出位置の間で回動、及び第1及び第2試薬吸引位置で上下移動を可能に保持する第1及び第2試薬分注アーム8,9とを備えている。
反応部22は、サンプル吐出位置に停止したサンプル分注プローブ16から吐出されたサンプルと、第1試薬吐出位置に停止した第1試薬分注プローブ14から吐出された第1試薬と、第2試薬吐出位置に停止した第2試薬分注プローブ15から吐出された第2試薬とを受入れる反応容器4と、円周上に複数配置された反応容器4を回転可能に保持する反応ディスク5とを備えている。
そして、反応ディスク5は、例えば4.5秒の分析サイクル毎に反時計回りに回転して停止し、例えば4分析サイクルで1周と1ピッチ(1つの反応容器4)だけ回転する。
また、反応部22は、第1撹拌位置に停止した反応容器4内のサンプルと第1試薬の混合液を撹拌する第1撹拌子を上下移動可能に保持する第1撹拌ユニット11aと、第2撹拌位置に停止した反応容器4内のサンプル、第1試薬、及び第2試薬の混合液を撹拌する第2撹拌子を上下移動可能に保持する第2撹拌ユニット11bとを備えている。
更に、反応部22は、測光位置を通過する第1或いは第2撹拌後の混合液の入った反応容器4に光を照射して、反応容器4を透過した光を検出してキャリブレーション信号や分析信号などを生成する測光部13と、洗浄及び乾燥位置に停止した反応容器4内の測定を終えた混合液を吸引すると共に、反応容器4内を洗浄する洗浄ノズル及び乾燥する乾燥ノズルを上下移動可能に保持する洗浄ユニット12とを備えている。
そして、反応容器4は、洗浄ユニット12で洗浄及び乾燥された後、再び測定に使用される。また、測光部13は、キャリブレータの混合液から生成したキャリブレーション信号や被検試料の混合液から生成した分析信号を分析データ処理部40に出力する。
恒温部23は、反応容器4内の混合液を測定温度に設定するための熱媒体23bと、反応容器4を収容して熱媒体23bを保持する恒温槽23aと、反応容器4内の混合液を熱媒体23bを介して測定温度に設定して一定に保つための恒温ユニット23cとを備えている。熱媒体23bには、熱容量が大きく、且つ近紫外から近赤外の領域の光の吸収が少ない水などが用いられる。
図3及び図4は、測光部13の構成を示した図である。この測光部13は、恒温部23の恒温槽23a内の反応容器4間の熱媒体23bや、図4に示した測光位置を通過する混合液の入った反応容器4に光を照射する光源13aと、恒温槽23a内の熱媒体23bや反応容器4内の混合液を透過した光を各波長に回折する回折格子13bと、回折格子13bによって回折された波長の光を検出して光源モニタ信号、キャリブレーション信号、分析信号などを生成する光検出器13cとを備えている。
光源13aには、近紫外から近赤外領域に亘って高い出力安定性が得られるハロゲンランプなどが用いられ、自動分析装置100に電源が投入されている間、分析制御部30の電源制御回路32aにより設定された電源回路33からの定電圧が供給される。
光源13aからの光は、分析サイクル毎の反応ディスク5の停止中に、図3に示した恒温槽23a内の光路の両側に停止した各反応容器4の間の熱媒体23bを透過して回折格子13bに入射する。
また、光源13aからの光は、分析サイクル毎の反応ディスク5の回転による図4に示した矢印R1方向への反応容器4の移動中に、光源13aと回折格子13b間の測光位置を通過する反応容器4に照射される。反応容器4内の混合液では、被検試料の測定項目成分とその測定項目の試薬とが反応して、その測定項目成分の濃度や酵素活性に比例して測光対象物質が生成又は消費される。混合液に照射された光は、その測光対象物質の吸収領域の波長の光が吸収されて、透過した光が回折格子13bに入射する。
回折格子13bは、各反応容器4の間の熱媒体23aを透過して入射した光源モニタ用の光(光源モニタ光)や、反応容器4内の混合液を透過して入射したキャリブレーション用の光(キャリブレーション光)や分析用の光(分析光)を波長毎に回折して光検出器13cに出力する。
光検出器13cは、回折格子13bからの例えば340〜800nmの近紫外から近赤外の領域の所定の波長の光を検出して電気信号に変換するフォトダイオードアレイと、その電気信号を増幅するアンプと、アンプで増幅された電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路とを備えている。
そして、回折格子13bからの回折された光源モニタ光から、光エネルギの小さい近紫外領域の例えば340nmの光源モニタ用の波長の光を検出して、その検出した光から光源モニタ信号を生成して判定部35に出力する。また、回折格子13bからの回折されたキャリブレーション光や分析光から、混合液の測光対象物質の光吸収特性に応じて予め設定された波長の光を検出して、その検出した光からキャリブレーション信号や分析信号を生成して分析データ処理部40に出力する。
次に、図2乃至図4を参照して、分析制御部30の構成の詳細を説明する。分析制御部30の機構部31は、ディスクサンプラ6、試薬庫2、及び試薬庫3を夫々回動する機構、反応ディスク5を回転する機構、サンプル分注アーム10、第1試薬分注アーム8、及び第2試薬分注アーム9を夫々回動及び上下移動する機構、第1撹拌ユニット11a、第2撹拌ユニット11b、及び洗浄ユニット12を夫々上下移動する機構等を備えている。
また、機構部31は、サンプル分注プローブ16を介してサンプルの吸引及び吐出を行うサンプル分注ポンプを駆動する機構、第1試薬分注プローブ14を介して第1試薬の吸引及び吐出を行う第1試薬ポンプを駆動する機構、第2試薬分注プローブ15を介して第2試薬の吸引及び吐出を行う第2試薬ポンプを駆動する機構、洗浄ユニット12の洗浄ノズルを介して洗浄液の吐出及び吸引を行う洗浄ポンプを駆動する機構、洗浄ユニット12の乾燥ノズルを介して吸引を行う乾燥ポンプを駆動する機構等を備えている。
更に、機構部31は、第1撹拌ユニット11aの第1撹拌子及び第2撹拌ユニット11bの第2撹拌子を夫々撹拌駆動する機構等を備えている。
制御部32は、機構部31のディスクサンプラ6、試薬庫2、試薬庫3、反応ディスク5、サンプル分注アーム10、第1試薬分注アーム8、第2試薬分注アーム9、第1撹拌ユニット11a、第2撹拌ユニット11b、洗浄ユニット12、サンプル分注ポンプ、第1試薬ポンプ、第2試薬ポンプ、第1撹拌子、第2撹拌子、洗浄ポンプ、乾燥ポンプなどの各機構や、測光部13を、分析サイクル単位で制御する制御回路を備えている。
また、制御部32は、操作部60からの電源ON操作、測定開始操作、測定終了操作、測定後洗浄操作、緊急対応時間の設定入力などに応じて、電源回路33を制御して光源13aに供給する電圧を、第1の待機電圧、測定電圧、及び第2の待機電圧に設定する電源制御回路32aを備えている。
電源制御回路32aは、自動分析装置100の電源ON操作から行われてから最初の測定開始操作が行われるまでの間は、測定電圧よりも低い例えば定格電圧の90%の第1の待機電圧に設定する。
また、操作部60から測定開始操作が行われた時から測定動作が終了するまでの測定時、又は操作部60から測定開始操作が行われてから測定終了操作が行われるまでの測定時に、近紫外から近赤外領域に亘って高い出力安定性が得られる例えば光源13aの定格電圧などの測定電圧に設定する。
測定動作が終了してから予め設定された緊急対応時間に達するまでの緊急対応時、又は操作部60から測定終了操作が行われてから緊急対応時間に達するまでの緊急対応時には、測定電圧に設定する。
測定動作が終了してから予め設定された緊急対応時間に達した以降の第1の待機時、又は操作部60から測定終了操作が行われてから緊急対応時間に達した以降の第1の待機時には、第1の待機電圧に設定する。
更に、測定終了後に行われる測定後洗浄時や測定後洗浄動作終了後の第2の待機時には、第1の待機電圧よりも低い例えば定格電圧の80%の第2の待機電圧に設定する。
電源回路33は、電源制御回路32aにより第1の待機電圧、測定電圧、第2の待機電圧に設定された定電圧を測光部13の光源13aに供給する。
図5は、電源回路33の概略構成を示した図である。電源回路33は、電源回路33への入力電圧のリップルを除去するコンデンサC1と、光源13aに供給する出力電圧を設定するためのトランジスタTR及び電圧設定部33aと、トランジスタTRから出力されるリップルを除去するコンデンサC2とを備えている。
電圧設定部33aは、トランジスタTRのベース端子Bに接続され、電源回路33の出力電圧に合わせて選択されたツェナーダイオードDと、可変抵抗VRと、抵抗R1と、抵抗R1の両端に接続されたスイッチSW1と、抵抗R2と、抵抗R2の両端に接続されたスイッチSW2とから構成される。
電源回路33には、外部電源から自動分析装置100に供給され、変圧器により変圧された例えばリップルを含む20V程度の整流された電圧が入力される。この入力電圧のリップルがコンデンサC1により除去されてトランジスタTRのエミッタ端子Eに出力される。
電圧設定部33aでは、電源制御回路32aの制御によりスイッチSW1及びSW2がOFFされると、エミッタ端子Eから入力した電圧が定格電圧に設定される。また、スイッチSW1だけがONされると、第1の待機電圧に設定される。また、スイッチSW1及びSW2がONされると、第2の待機電圧に設定される。
電圧設定部33aにより設定された定格電圧、第1の待機電圧、及び第2の待機電圧は、トランジスタTRのコレクタ端子Cから出力されて、コンデンサC2でリップルが除去される。
そして、電源回路33から出力された定格電圧、第1の待機電圧、及び第2の待機電圧は、光源13aに供給される。
このように、電源回路33から光源13aに供給する電圧を、測定時には測定電圧に設定し、測定時以外の時には測定電圧よりも低い第1及び第2の待機電圧に設定することができるので、光源13aの使用寿命を延ばすことができる。
次に、図1乃至図5を参照して、判定部35を詳細に説明する。判定部35は、操作部60から測定開始操作が行われると、分析部19の測光部13から出力される光源モニタ信号に基づいて、測光部13の安定性を判定する。そして、測光部13からの光源モニタ信号が安定していると判定した時に、分析制御部30の制御部32にサンプル部20、試薬部21、反応部22に測定動作の開始を指示する。
そして、判定部35では、測光部13から出力された光源モニタ信号を分析サイクル毎に連続して収集し、最新の例えば3分間の収集時間に収集されたすべての光源モニタ信号が許容範囲に入った時に光源13aが安定していると判定し、最新の収集時間に収集された光源モニタ信号に許容範囲から外れる信号が含まれる時に、光源13aが不安定であると判定する。
また、操作部60から測定開始操作が行われてから、例えば30分間の収集許容時間内に光源13aの不安定な状態が継続した時に、システム制御部70に判定結果を出力すると共に、例えば「光源が不安定です」などの警告情報をシステム制御部70を介して出力部50の表示部52に出力する。システム制御部70は、判定部35からの光源13aの不安定の判定結果に基づいて、測定に係る各ユニットに測定動作の停止を指示する。
なお、測定開始操作により、第1の待機電圧から測定電圧に変更されるので光源13aは温度が上昇して安定になるまでにある程度の時間を必要とする。この安定化に要する安定化時間は、光源13aの個体差、使用時間、周囲温度などの要因により異なる。そして、第1の待機電圧が測定電圧よりも低いほど、安定化時間は長くなり、光源13aの使用時間が長いほど安定化時間は長くなる傾向にある。
以下、図1乃至図7を参照して、実施例の動作を説明する。図6は、検査における自動分析装置100の操作の手順と、その操作に連動する自動分析装置100の動作を示したフローチャートである。また、図7は、図6のフローチャートの動作を表したタイムチャート80である。図6のフローチャートの説明で、タイムチャート80の操作部60からの動作モードを入力する「操作」、この「操作」に応じた自動分析装置100の「動作及び状態」、その「操作」に応じて光源13aに供給される「電圧」に以下夫々括弧「」を付けて表す。
操作部60の「電源ON操作」により、自動分析装置100は、システムの起動を開始する(ステップS1)。
システム制御部70は、分析制御部30に分析部19の反応部22における測光部13の立ち上げを指示する。分析制御部30における制御部32の電源制御回路32aは、電源回路33を制御して測光部13の光源13aに「第1の待機電圧」を供給する(ステップS2)。
次に、操作部60からサンプル分注プローブ16、第1及び第2試薬分注プローブ14,15、反応容器4などの各分析ユニットを選択可能に洗浄できる「測定前洗浄操作」が行われると、選択された分析部19のサンプル部20、試薬部21、及び反応部22の各分析ユニットは、制御部32による機構部31の制御により、測定に備えての「測定前洗浄動作」をする。また、電源制御回路32aは、電源回路33を制御して測光部13の光源13aに、引き続き「第1の待機電圧」を供給する。
分析部19の恒温部23は、恒温槽23a内の熱媒体23bを装置外部に排水してから新しい熱媒体23bを恒温槽23a内に入れて測定温度に上げる。そして、分析部19の各分析ユニットの洗浄が終わり、恒温槽23a内の熱媒体23bが測定温度に設定された時点で、システム制御部70は、分析制御部30に測定前洗浄動作の終了を指示する。制御部32は、機構部31を制御して分析部19の恒温部23以外の各分析ユニットの測定前洗浄動作を停止させる。
次に、操作部60から測定項目のキャリブレーション選択入力、被検体情報の入力、被検試料毎の測定項目の選択入力などの「測定条件設定操作」や「緊急対応時間」の設定入力が行われると、システム制御部70の内部の記憶回路にそれらの入力情報が保存される。
このように、電源がONされてから最初の測定開始操作が行われるまでの間には、測定電圧よりも低い第1の待機電圧を光源13aに供給することにより、光源13aの使用寿命を延ばすことができる。
次に、操作部60から「測定開始操作」が行われると、システム制御部70は、制御部32に「光源モニタ動作」及び測定中に分析部19の各分析ユニットの洗浄を行う測定洗浄動作を指示する。制御部32は、機構部31を制御して、分析サイクル毎に測定洗浄動作を開始する。電源制御回路32aは、電源回路33を制御して光源13aに供給する電圧を「第1の待機電圧」から「測定電圧」に変更する(ステップS3)。
測光部13は、制御部32の制御により「光源モニタ動作」を行う。「測定電圧」が印加された光源13aからの光源モニタ光は、分析サイクル毎の反応ディスク5の停止中に、恒温部23の恒温槽23a内の熱媒体23bを透過して回折格子13bに入射する。回折格子13bは、入射した光源モニタ光を回折して光検出器13cに出力する。光検出器13cは、回折格子13bからの回折された光源モニタ光から光源モニタ信号を生成して判定部35に出力する(ステップS4)。
判定部35は、測光部13から出力された光源モニタ信号を分析サイクル毎に連続して収集する。そして、最新の例えば3分間の収集時間に収集されたすべての光源モニタ信号が許容範囲に入っている場合(ステップS5のはい)、光源13aが安定していると判定し、ステップS7に移行する。
また、最新の収集時間に収集された光源モニタ信号に許容範囲から外れる信号が含まれる場合(ステップS5にいいえ)、光源13aが不安定であると判定し、システム制御部70に光源13aの不安定の判定結果を出力すると共に、システム制御部70を介して出力部50の表示部52に警告情報を出力する(ステップS6)。
警告情報を出力した後、システム制御部70は、分析部19を緊急停止させて測定動作を終了させる。そして、ステップS11に移行する。
制御部32は、ステップS5における判定部35から測定動作開始の指示を得てから、分析部19の測定洗浄動作により洗浄された反応容器4が反応部22のサンプル分注位置に停止した時に、システム制御部70からの測定条件の入力情報に基づいて、機構部31を制御して分析部19の各分析ユニットに「測定動作」を開始させる(ステップS7)。
このように、測定開始操作が行われた時に、光源13aに測定電圧を供給した後、最新の収集時間に収集された光源モニタ信号に基づいて光源13aの安定性を判定し、光源13aが安定であると判定した時に、分析部19の各分析ユニットの測定動作を開始させることができる。これにより、第1の待機電圧から測定電圧への電圧変更による光源13aの不安定時の測定精度の低下を防ぐことができる。
分析部19が「測定動作」を行い被検試料毎に選択入力されたすべての測定項目を測定した後、各分析ユニットの測定洗浄動作を終え、出力部50がすべて被検試料の測定項目の出力を終えた時点で、システム制御部70は、分析制御部30、分析データ処理部40、及び出力部50に測定動作終了を指示する。制御部32は、機構部31を制御して分析部19の恒温部23以外の各分析ユニットの測定動作を停止させる。なお、この測定動作終了の指示は、操作部60からの「測定動作終了操作」によっても実行可能なようになっている。
電源制御回路32aは、システム制御部70からの測定動作終了及び測定終了に伴う緊急対応の指示により、電源回路33を制御して光源13aに供給する電圧を「測定電圧」の状態に保つ(ステップS8)。これにより、自動分析装置100は、「測定動作」を終了して緊急対応時の「緊急対応状態」になる。
なお、「緊急対応時間」が設定された緊急対応時には、毎日のルーチン検査終了後にルーチン検査以外の例えば緊急の検査依頼に対して、迅速に測定動作を開始させることができるように測定電圧に設定される。
この「緊急対応時間」は、検査室の運用に合わせて設定される。例えばルーチン検査が午後3時に終了し、午後3時から午後8時まで緊急の検査依頼の可能性がある検査室では「緊急対応時間」を5時間に設定すればよい。また、ルーチン検査が午後2時に終了し、それ以降に緊急を要する検査依頼がない検査室では「緊急対応時間」を0時間に設定すればよい。
また、緊急対応時にその日の検査が終了したと判断すると、操作部60から「測定後洗浄開始操作」を行うことにより、その時点から光源13aに供給される電圧は「測定電圧」から「第2の待機電圧」に変更設定される。
このように、緊急対応時には、「測定電圧」を光源13aに供給することにより、緊急の検査依頼に迅速に対応することができる。
次に、測定動作が終了してから「緊急対応時間」に達するまでの緊急対応時に操作部60から動作モードの入力操作が行われなければ「緊急対応時間」に達してから以降の「第1の待機状態」に移行し、電源制御回路32aは、電源回路33を制御して光源13aに供給する電圧を「測定電圧」から「第1の待機電圧」に変更設定する(ステップS9)。
なお、「第1の待機状態」では、測定電圧よりも低い第1の待機電圧が設定されているので、緊急対応時ほど迅速さを必要としない検査依頼に対応することができる。
このように、第1の待機時には、「第1の待機電圧」を光源13aに供給することにより、光源13aの使用寿命を延ばすことができる。
そして、自動分析装置100による検査の受付を終了した時、又は分析部19の分析ユニットに付着した測定洗浄だけでは除去できない汚れを落として夜間の測定に備えて測定精度を良好に保ちたい時に測定後洗浄が行われる。
操作部60から分析部19のサンプル分注プローブ16、第1及び第2試薬分注プローブ14,15、反応容器4などの各分析ユニットを選択可能に洗浄できる「測定後洗浄操作」が行われると、システム制御部70は、制御部32に「測定後洗浄動作」を指示し、制御部32は、機構部31を制御して分析部19に「測定後洗浄動作」を行わせる。
電源制御回路32aは、システム制御部70からの「測定後洗浄動作」の指示により、電源回路33を制御して光源13aに供給する電圧を「第1の待機電圧」から「第2の待機電圧」に変更設定する(ステップS10)。
分析部19が各分析ユニットの測定後洗浄を終えた時点で、システム制御部70は、分析制御部30に「測定後洗浄動作」の終了を指示する。これにより、自動分析装置100は、「測定後洗浄動作」を終了して「第2の待機状態」になる。
電源制御回路32aは、「第2の待機状態」になってからも、電源回路33を制御して光源13aに供給する電圧を「第2の待機電圧」に保つ。
なお、第2の待機状態では、第1の待機電圧よりも更に低い第2の待機電圧が設定されているので、測定電圧や第1の待機電圧の時ほどは迅速に測定動作を開始させることはできない。しかしながら、一旦電源をOFFした後に、電源をONしてからでは間に合わない検査依頼に対応することができる。
このように、測定後洗浄時及び第2の待機時には、第1の待機電圧よりも更に低い第2の待機電圧を光源13aに供給することにより、更に光源13aの使用寿命を延ばすことができる。
「測定後洗浄動作」の終了後、操作部60から「電源OFF操作」が行われると、分析部19、分析制御部30、分析データ処理部40、及び出力部50は動作を停止する。そして、自動分析装置100は、検査を終了する(ステップS11)。
以上述べた本発明の実施例によれば、装置電源がONされてから測定前動作が終了するまでの間には、測定電圧よりも低い第1の待機電圧を光源13aに供給することにより、光源13aの使用寿命を延ばすことができる。
また、測定開始操作が行われた時に測定電圧を光源13aに供給した後、光源13aの安定性を最新の収集時間に収集された光源モニタ信号に基づいて判定し、光源13aが安定であると判定した時に、分析部19の各分析ユニットの測定動作を開始させることができる。これにより、光源13aの不安定による測定精度の低下、測定精度低下による再測定の時間、被検試料、及び試薬の浪費を防ぐことができる。
また、予め設定された緊急対応時には、測定電圧を光源13aに供給することにより、緊急の検査依頼に迅速に対応することができる。
また、第1の待機時には、第1の待機電圧を光源13aに供給することにより、光源13aの使用寿命を延ばすことができる。
更に操作部60から測定後洗浄時及び第2の待機時には、第1の待機電圧よりも低い第2の待機電圧を光源13aに供給することにより、更に光源13aの使用寿命を延ばすことができる。
以上のことから、光源13aの使用寿命を延ばすと共に、迅速に精度よく測定することが可能となる。また、光源13aの交換頻度を低減できるので、交換に要する手間を低減することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば第1及び第2の待機状態の時の第1及び第2の待機電圧を操作部60から設定可能にし、第1及び第2の待機電圧を測定電圧よりも更に下げて緊急度の高い検査依頼がない検査室に対応させることにより、実施例よりも光源13aの延命効果を上げると共に精度よく測定することができる。
本発明の実施例に係る自動分析装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係る分析部の構成を示す図。 本発明の実施例に係る測光部の構成を示す図。 本発明の実施例に係る測光部の構成を示す図。 本発明の実施例に係る電源回路の概略構成を示す回路図。 本発明の実施例に係る自動分析装置の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る自動分析装置の使用形態を示すタイムチャート。
符号の説明
13 測光部
19 分析部
20 サンプル部
21 試薬部
22 反応部
23 恒温部
30 分析制御部
31 機構部
32 制御部
32a 電源制御回路
33 電源回路
35 判定部
40 分析データ処理部
41 演算部
42 記憶部
50 出力部
51 印刷部
52 表示部
60 操作部
70 システム制御部
100 自動分析装置

Claims (11)

  1. 被検試料と試薬との混合液が入った反応容器に光源からの光を照射し、前記反応容器を透過した光を検出してその混合液を測定する測定手段と、
    外部電源から前記光源に供給する出力を、少なくとも前記測定手段による測定時には測定出力に設定し、前記測定手段の待機時には前記測定出力よりも低い待機出力に設定する出力設定手段と、
    前記出力設定手段により設定された前記測定出力が供給される前記光源の安定性を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記光源が安定であると判定された時に、前記測定手段による測定を開始させる制御手段とを
    備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記測定手段は、前記出力設定手段により設定された前記測定出力が供給される前記光源からの光を複数個の互いに離間して配置した前記反応容器の間に照射して、透過した光を検出して光源モニタ信号を生成し、
    前記判定手段は、前記測定手段からの前記光源モニタ信号に基づいて、前記光源の安定性を判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記判定手段は、最新の収集時間に収集された前記光源モニタ信号が許容範囲内に入った時に前記光源が安定であると判定し、前記光源モニタ信号が前記許容範囲から外れている時に前記光源が不安定であると判定するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記出力設定手段は、前記測定手段による測定が終了した時に、前記待機出力に設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  5. 前記測定手段による測定が終了した後に、前記測定手段による緊急測定が可能なように緊急対応時間を設定する緊急対応時間設定手段を有し、
    前記出力設定手段は、前記緊急対応時間設定手段により設定された前記緊急対応時間が過ぎた時に、前記待機出力よりも低い出力に設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  6. 前記外部電源からの電力が入力される電力入力手段を有し、
    前記出力設定手段は、前記電力入力手段からの入力情報に基づいて、前記待機出力に設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  7. 動作モードを入力する動作モード入力手段を有し、
    前記出力設定手段は、前記動作モード入力手段からの前記動作モードの情報に基づいて、前記光源に供給する出力を設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  8. 前記動作モードは、前記測定手段に測定を行わせる測定開始モードを有し、
    前記出力設定手段は、前記動作モード入力手段からの前記測定開始モードの情報に基づいて、前記測定出力に設定するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の自動分析装置。
  9. 前記動作モードは、前記反応容器の洗浄が可能な洗浄モードを有し、
    前記出力設定手段は、前記動作モード入力手段からの前記洗浄モードの情報に基づいて、前記洗浄モードによる洗浄時には前記待機出力に設定するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の自動分析装置。
  10. 前記洗浄モードは、前記測定手段による測定時に少なくとも前記反応容器に付着した前記混合液の汚れを除去する測定後洗浄モードを有し、
    前記出力設定手段は、前記動作モード入力手段からの前記測定後洗浄モードの情報に基づいて、前記待機出力よりも低い出力に設定するようにしたことを特徴とする請求項9に記載の自動分析装置。
  11. 被検試料と試薬との混合液が入った反応容器に光源からの光を照射し、前記反応容器を透過した光を検出してその混合液を測定する測定手段と、
    外部電源から前記光源に供給する出力を、前記測定手段の測定時には測定出力に設定し、前記測定手段の第1の待機時には前記測定出力よりも低い第1の待機出力に設定し、前記測定手段の第2の待機時には前記第1の待機出力よりも低い第2の待機出力に設定する出力設定手段とを
    備えたことを特徴とする自動分析装置。
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