JP2007126035A - 車両用空調装置 - Google Patents

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嘉之 山本
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Abstract

【課題】電源電圧が一定以下になった場合に、消費電力を低減するとともに、窓曇り等の運転の障害発生を防止する車両用空調装置を提供する。
【解決手段】エアコンECUは、エアコンECUに入力される電源電圧を監視する。電源電圧が低電圧制御移行電圧以下であり、低電圧状態が一定時間経過していれば、低電圧制御を行う。すなわち、エアコンECUは、送風機47の出力を低下させてブロア風量をLowとし、内外気切り換えドア61により吸込口を外気吸入口44とする。また吹出口をフロントガラス70に向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出口(DEF)51とする。ブロア風量をLowとすることにより、バッテリの消耗を抑制し、吸込口を外気吸入口44とし、吹出口をデフロスタ吹出口51とすることによって、フロントガラス70が曇ることを抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調装置に関する。
車両用空調装置は、車内外の温度等を検知して、乗員がセットした所望の温度に自動的に制御する機能を備える。しかし、車両用空調装置に供給される電源電圧が低下した場合にも、通常制御によって温度調整を行うと電源(バッテリ)の消耗が激しくなるという問題点があった。
そこで、特許文献1では、電源電圧の低下を検知してブロア風量を減少させるという技術が開示されている。
特開2002−325497号公報
しかしながら、電源電圧の低下によりブロア風量を減少させた場合には、窓曇り等が発生しやすくなるという問題点があった。
本発明の課題は、電源電圧が所定電圧以下になった場合に、消費電力を低減するとともに、窓曇り等の運転の障害発生を防止する車両用空調装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するための本発明の車両用空調装置は、
車両に搭載された車両用空調装置であって、
電源電圧を監視する電源電圧監視手段と、
車内に吹き出す空気の風量を制御する風量制御手段と、
車内に吹き出す空気の吹出口を切り換える吹出口制御手段と、
電源電圧が所定電圧値以下の場合に、風量制御手段によって車内に吹き出す空気の風量を低減するとともに、吹出口制御手段によって吹出口を車両のフロントガラスに向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出口に切り換えて低電圧制御を行う低電圧制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、電源電圧監視手段によって電源電圧を監視して、電源電圧が所定電圧値以下の場合に、低電圧制御手段が、風量制御手段によって車内に吹き出す空気の風量を低減するとともに、吹出口制御手段によって吹出口を車両のフロントガラスに向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出口に切り換えることができる。車内に吹き出す空気の風量を低減することにより、電源の消耗を防ぐことができる。そして、吹出口から空気をフロントガラスに向かって吹き出すことにより、フロントガラスの曇りを防止することができる。つまり、フロントガラスの曇りを防止しつつ、吹き出す空気の風量を低減して、電源の消耗を防ぐことができる。
本発明の車両用空調装置は、空気の吸込口を外気又は内気に切り換える吸込口制御手段をさらに備え、低電圧制御として、吸込口制御手段によって吸込口を外気に切り換える。上記構成により、フロントガラスの曇りをより効果的に防止することができる。
そして低電圧制御手段は、所定の第一時間以上の電源電圧の低下が生じた場合に、低電圧制御を行うように構成することができる。このように構成することにより、瞬間的な電源電圧の低下によって誤って低電圧制御に移行することを防止ことができる。
低電圧制御手段は、電源電圧の低下が生じて低電圧制御が行われた後に、電源電圧が所定電圧値を超えた場合に、低電圧制御を終了し低電圧制御前の通常制御に復帰するように構成する。さらに低電圧制御手段は、電源電圧の低下が生じて低電圧制御が行われた後に、電源電圧が所定電圧値を超えた場合に、所定の第二時間が経過すると、低電圧制御を終了し低電圧制御前の通常制御に復帰するように構成することもできる。
上記構成によれば、低電圧制御手段は、電源電圧が所定電圧を超えた場合に、つまり十分な電圧を供給することができる場合には、通常制御に復帰させることができる。また所定の第二時間が経過した場合に、復帰するように構成することにより、瞬間的な電源電圧の回復により、誤って通常制御に復帰させてしまうことを防止することができる。
さらに低電圧制御手段は、通常制御に復帰時に、車内に吹き出す空気の風量を通常制御時における風量の増加速度に対して遅い増加速度で増加させる。このように構成することにより、急激な電気負荷の増加を防ぐことができる。
また低電圧制御手段は、低電圧制御時にコンプレッサの稼動を制御しコンプレッサの消費電力を低減するように構成することもできる。このように構成することにより、電源の電気負荷を減少させ消耗を防ぐことができる。
具体的には、低電圧制御手段は、低電圧制御時に、コンプレッサの作動切替温度を通常制御時よりも上昇させる。このように構成することにより、コンプレッサがオンされる作動切替温度が高くなるため、コンプレッサの稼動率が低減され、電源の電気負荷を減少させ消耗を防ぐことができる。
或いは、低電圧制御手段は、低電圧制御時に、コンプレッサの吐出容量を通常制御時よりも減少させる。このように構成することにより、コンプレッサの消費電力を低減させることができ、電源の電気負荷を減少させ消耗を防ぐことができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る車両用空調装置の内部を示す模式図、図2は、外観を示す模式図である。また、図3は、車両用空調装置の空調パネル31と空調用制御装置(エアコンECU)1を示す。エアコンECU1は、図3に示すように、空調パネル31から分離されて車両用空調装置である空調ユニット100に搭載されている。なお、空調パネル31とエアコンECU1とは、分離して構成される必要はなく、一体として構成されていてもよい。
図1、図2に示すように、空調ユニット100の空気流路をなす空調ケーシング42の空気上流側部位には、車室内気を吸入するための内気吸入口43と外気を吸入するための外気吸入口44とが形成されており、これらの吸入口43、44を選択的に開閉する内外気切り換えドア61が設けられており、内外気切り換えドア用モータ22によって駆動されるようになっている。したがって、内外気切り換えドア61、内外気切り換えドア用モータ22は、吸入口制御手段を構成する。
内外気切り換えドア61の空気流れ下流側には、空気中の塵埃を取り除くフィルタ(図示せず)及び送風機47が配設されており、この送風機47により両吸入口43、44から吸入された空気が、後述する各吹出口51、52、53に向けて送風される。したがって、送風機47は、風量制御手段を構成する。
空調ケーシング42内の送風機47の空気下流側には、空気を冷却するエバポレータ(蒸発器)62が配設されており、送風機47によって送風された空気は、エバポレータ62を通過する。エバポレータ62には、エバポレータ62を通過した直後の空気の温度に応じた信号を出力するエバポレータ後センサ21が備えられている。エバポレータ62には、気化した冷媒ガスを圧縮して液体に戻す前に液化しやすいように加圧するコンプレッサ76、圧縮によって高温のガス状になった冷媒ガスを冷やして液体に戻すコンデンサー(凝縮器)77、液体状の冷媒を貯蔵するレシーバ78、液体の冷媒が通過するときに冷媒が気化しやすいように霧状に吹き出させる膨張弁79が接続され、エバポレータ62において、空気の冷却が行われる。
コンプレッサ76は、固定容量コンプレッサ又は可変容量コンプレッサのいずれであってもよい。固定容量コンプレッサの場合は、後述する低電圧制御時において、コンプレッサの作動切替温度を通常制御時よりも上昇させるように制御することができる。可変容量コンプレッサの場合は、コンプレッサ76の吐出容量を通常制御時よりも減少させる制御を行うことことができる。このように制御することによりコンプレッサ76の消費電力を低減して、バッテリの消耗を防止することができる。
また、空調ケーシング42内には、車室内に吹き出す空気の温度を調節するエアミックスドア63が配設されており、エアミックスドア用モータ13によって駆動されるようになっている。さらに、エアミックスドア63の下流には、車室内に吹き出す空気を加熱するヒータコア64が配設されている。ヒータコア64は、エンジン65の冷却水を熱源として空気を加熱するものである。空調ケーシング42内には、バイパス通路68が形成されており、エアミックスドア63を稼動させて、ヒータコア64を通る風量とバイパス通路68を通る風量とを調整することにより、車内に吹き出す空気の温度を調節する。
また、空調ケーシング42の最下流側部位には、フロントガラス70の内面に向かって空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口51と、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すためのフェイス吹出口52と、車室内乗員の足元に空気を吹き出すためのフット吹出口53とが形成され、これらの吹出口51、52、53の空気上流側部位には、それぞれ吹出モード切換ドア71,72,73が配設されている。3つの吹出モード切換ドアは、1つの吹出モード切換ドア用モータ24によって駆動されるようになっている。したがって、吹出モード切換ドア71,72,73、吹出モード切換ドア用モータ24は、吹出口制御手段である。
図3は、車両用空調装置の空調パネル31とエアコンECU1を示す。空調パネル31は、空調制御に関する設定を乗員が行うための操作部31aおよび空調制御に関する情報の表示を行う表示部31bを有し、図示しないインストルメントパネルの車両左右方向中央部付近における乗員側の面に設置されている。操作部31aには、車室内の希望温度や希望する吹き出しモード等を設定するためのボタンやダイヤル等が設けられている。
乗員がライトスイッチ35(図4参照)を操作してヘッドランプやスモールランプの点灯を行うことにより、エアコンECU1は、ボデーECU33から車内LAN17(図4参照)を介してこの情報を受信し、操作部31a及び表示部31bの照明が点灯される。
図4は、空調用制御装置(エアコンECU)1を示す。エアコンECU1は、周知のマイクロコンピュータと、その周辺回路にて構成され、空調パネル31からの入力信号や各種センサからの入力信号が入力され、予め設定されたプログラムに従って空調制御を行うものである。また、車内LAN17に接続され、他のECUとデータ送受信を行う。
エアコンECU1は、コネクタ11を備えている。コネクタ11には、空調ユニット100に装着されたエバポレータ後センサ21がユニット用電気配線14によって接続されている。また、内外気切り換えドア用モータ22、エアミックスドア用モータ23、吹出モード切換ドア用モータ24がモータ用電気配線15によって接続されている。
またエアコンECU1のコネクタ11には、パネル用電気配線16、車内LAN17、および基本制御用電気配線18のコネクタも接続されている。パネル用電気配線16は、エアコンECU1と空調パネル31とを接続し、ローカル通信を行うものである。車内LAN17は、エンジンを制御するエンジン制御装置(エンジンECU)32、およびメータ等を制御するボデー制御装置(ボデーECU)33等を、エアコンECU1に接続し、それらの制御装置1、32、33間で情報授受のため多重通信(CAN)を行うものである。基本制御用電気配線18は、空調ユニット100の基本制御を達成するために必要な入出力(内気センサ信号入力、日射センサ信号入力、リレー出力など)を行うために、基本制御用センサ・アクチュエータ群38を、エアコンECU1に接続する。
エンジンECU32は、エンジンに関する各種制御を行う。ボデーECU33は、ドア開閉に伴う制御、窓開閉に伴う制御、ルームランプ、コックピットランプ、ヘッドライト、スモールランプ、ハザードランプ、テールランプ等の照明のオン/オフに伴う制御、キーレスエントリ方式等に採用されるワイヤレスドアロック機構の制御等のボデーに関する各種制御を行う。
エアコンECU1のコネクタ11には、付加機能用電気配線19によって付加機能制御用センサ・アクチュエータ群39も接続されている。付加機能制御用センサ・アクチュエータ群39は、空調ユニット100の付加機能制御を達成するために必要な入出力を行うものである。さらにエアコンECU1には、イグニッション(IG)信号が入力されている。
図5は、エアコンECU1の一例を示すブロック図である。エアコンECU1は、CPU3からなる主制御部を有し、車両に搭載された電子機器の制御処理を該主制御部による予め定められたアプリケーションプログラム5aの実行に基づいて実施するものであり、具体的には、CPU3、ROM5、RAM4及び入出力部(I/Oポート)2がバス接続されたマイクロプロセッサからなる。エアコンECU1は、本実施例では車両の空調制御を司る。アプリケーションプログラム5aはROM5に格納され、RAM4内にアプリケーションワークエリア4aが確保されている。
エアコンECU1は、車室内の温度が希望温度になるように制御する室温制御と、吹き出しモードや内外気モードを希望の状態にする制御とを実行する。
エアコンECU1は、車内LAN17を介して他のECUと接続されており、車内LAN17と各ECUの内部バスとは、LANインターフェース6を介して接続されている。該車内LAN17を介したデータ送受信処理を司る通信用ソフトウェア5bもROM5に格納され、RAM4内の通信ソフト用ワークエリア4bを利用してCPU3により実行される。また、CPU3がRAM4内の照明制御用ワークエリア4cを利用して、照明制御ソフトウェア5cを実行することにより照明の点灯及び消灯処理が実行される。
また、エアコンECU1のCPU3が、RAM4内の低電圧制御用ワークエリア4dを利用して低電圧制御ソフトウェア5dを実行することにより、後述するように電源電圧低下時の低電圧制御が行われる。低電圧制御ソフトウェア5dは、低電圧制御手段を構成する。
ソフトウェアが格納されているROM5は、記憶内容が電気的に書換え可能であって、外部からのリセット信号を受けても記憶内容を保持する不揮発性メモリとして構成され、本実施例では、フラッシュROM(フラッシュメモリ)にて構成されている。
以上の構成の空調ユニット100における電源電圧低下時の制御処理について、図6を用いて説明する。エアコンECU1は、駆動電源(バッテリ)の電源電圧をイグニッションスイッチを介して監視する(S1)。エアコンECU1は、電源電圧が通常制御を行う通常制御電圧以上であるかを判断し、通常制御電圧でないならば(S2:No)、低電圧制御へ移行すると定めた低電圧制御移行電圧以下であるかを判断する(S3)。低電圧制御移行電圧以下でなければ(S3:No)、エアコンECU1は、処理を終了する。
電源電圧が低電圧制御移行電圧以下であれば(S3:Yes)、エアコンECU1は、低電圧状態が一定時間(第一時間)経過したかを判断する(S4)。低電圧状態が一定時間経過していなければ(S4:No)、タイマカウントを開始する(S5)。低電圧状態が一定時間経過していれば(S4:Yes)、低電圧制御を行う(S6)。すなわち、エアコンECU1は、送風機47の出力を低下させてブロア風量をLowとし、内外気切り換えドア61により吸込口を外気とする。また吹出口をフロントガラス70に向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出口(DEF)51とする。ブロア風量をLowとすることにより、バッテリの消耗を抑制することができる。そして、吸込口を外気吸入口44とし、吹出口をデフロスタ吹出口51とすることによって、フロントガラス70が曇ることを抑制することができる。したがってエアコンECU1は、電源電圧監視手段、低電圧制御手段を構成する。なお、S4において、瞬間的な低電圧状態により低電圧処理を行わないように、低電圧状態が一定時間経過しているかを判断して低電圧処理に移行する。
さらに低電圧制御において、コンプレッサ76が固定容量コンプレッサであれば、コンプレッサ76のON/OFFを切り替えるエバポレータ62の切替温度を上昇させることにより、コンプレッサ76の稼働率を低減させるように構成することもできる。或いは、コンプレッサ76が可変容量コンプレッサであれば、吐出容量を下げることにより消費電力を低減させるように構成することもできる。
一方、通常制御電圧以上であれば(S2:Yes)、エアコンECU1は、通常制御電圧状態が一定時間(第二時間)経過しているかを判断する(S7)。通常制御電圧状態が一定時間経過していなければ(S7:No)、エアコンECU1は、タイマカウントを開始する(S8)。すなわち、一時的に通常制御電圧状態になった場合には、通常制御に復帰させないようにする。
S7において、通常制御電圧状態が一定時間経過していれば(S7:Yes)、エアコンECU1は、通常制御移行中であるかを判断する(S9)。通常制御移行中であれば(S9:Yes)、エアコンECU1は、復帰移行動作を行う(S10)。復帰移行動作においては、図7に示すように、ブロワ風量を徐々に変化させる。つまり通常増速よりも遅い復帰時増速により車室内に吹き出す空気の風量を増加させる。これにより、電源に急激な負荷をかけることを防ぐことができる。
以上のように電源電圧が復帰し、通常動作が可能な電圧レベルになった場合、一定時間の経過を待って元の制御状態へ移行する。復帰にあたっては、急激な電気負荷の増加を防ぐため、送風機47の増速に対して制限をかけて徐々に風量を増加させるようにする。
一方、通常制御移行中でなければ(S9:No)、エアコンECU1は、通常動作(S11)を継続する。
以上のように、電源電圧が所定電圧値以下に低下した場合に、エアコンECU1がブロア風量を低減することにより、電源(バッテリ)の消耗を防止することができる。さらに、エアコンECU1が吸込口を外気吸入口44に切り換え、吹出口を車両のフロントガラス70に向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出口51に切り換えることにより、窓曇り等の運転の障害発生を防止することができる。
またエアコンECU1が、低電圧制御時に、コンプレッサ76の作動切替温度を通常制御時よりも上昇させ、或いは、コンプレッサ76の吐出容量を通常制御時よりも減少させる制御を行うことにより、コンプレッサ76の消費電力を低減するように構成して、バッテリの消耗を防止することもできる。
空調ユニットの内部構成を示す模式図。 空調ユニットの全体を示す模式図。 空調パネルと空調用制御装置の模式図。 空調用制御装置の全体構成を示すブロック図。 エアコンECUの一例を示すブロック図。 電源電圧低下時の制御を示すフローチャート。 風量の復帰時増速について示す図。
符号の説明
1 空調用制御装置(エアコンECU)
2 入出力部(I/Oポート)
3 CPU
4 RAM
5 ROM
6 LANインターフェース
11 コネクタ
14 ユニット用電気配線
15 モータ用電気配線
16 パネル用電気配線
17 車内LAN(通信ネットワーク)
18 基本制御用電気配線
31 空調パネル
31a 操作部
31b 表示部
32 エンジン制御装置(エンジンECU)
33 ボデー制御装置(ボデーECU)
42 空調ケーシング
51 デフロスタ吹出口
52 フェイス吹出口
53 フット吹出口
61 内外気切り換えドア
62 エバポレータ
65 エンジン
70 フロントガラス
71,72,73 吹出モード切換ドア
76 コンプレッサ
100 空調ユニット

Claims (9)

  1. 車両に搭載された車両用空調装置であって、
    電源電圧を監視する電源電圧監視手段と、
    車内に吹き出す前記空気の風量を制御する風量制御手段と、
    前記車内に吹き出す前記空気の吹出口を切り換える吹出口制御手段と、
    前記電源電圧が所定電圧値以下の場合に、前記風量制御手段によって車内に吹き出す前記空気の風量を低減するとともに、前記吹出口制御手段によって前記吹出口を前記車両のフロントガラスに向かって前記空気を吹き出すデフロスタ吹出口に切り換えて低電圧制御を行う低電圧制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 空気の吸込口を外気又は内気に切り換える吸込口制御手段をさらに備え、
    前記低電圧制御として、前記吸込口制御手段によって前記吸込口を外気に切り換える請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記低電圧制御手段は、所定の第一時間以上の前記電源電圧の低下が生じた場合に、前記低電圧制御を行う請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記低電圧制御手段は、前記電源電圧の低下が生じて前記低電圧制御が行われた後に、前記電源電圧が前記所定電圧値を超えた場合に、前記低電圧制御を終了し前記低電圧制御前の通常制御に復帰する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記低電圧制御手段は、前記電源電圧の低下が生じて前記低電圧制御が行われた後に、前記電源電圧が前記所定電圧値を超えた場合に、所定の第二時間が経過すると、前記低電圧制御を終了し前記低電圧制御前の通常制御に復帰する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  6. 前記低電圧制御手段は、前記通常制御に復帰時に、前記車内に吹き出す前記空気の風量を通常制御時における風量の増加速度に対して遅い増加速度で増加させる請求項4又は5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記低電圧制御手段は、前記低電圧制御時にコンプレッサの稼動を制御し前記コンプレッサの消費電力を低減する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  8. 前記低電圧制御手段は、前記低電圧制御時に、前記コンプレッサの作動切替温度を通常制御時よりも上昇させる請求項7に記載の車両用空調装置。
  9. 前記低電圧制御手段は、前記低電圧制御時に、前記コンプレッサの吐出容量を通常制御時よりも減少させる請求項7に記載の車両用空調装置。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013070962A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Koken Ltd ブロワー付マスク装置

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